JPH1039559A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JPH1039559A
JPH1039559A JP8193276A JP19327696A JPH1039559A JP H1039559 A JPH1039559 A JP H1039559A JP 8193276 A JP8193276 A JP 8193276A JP 19327696 A JP19327696 A JP 19327696A JP H1039559 A JPH1039559 A JP H1039559A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
unit
image forming
intermediate tray
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Application number
JP8193276A
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English (en)
Inventor
Fumio Nakao
史雄 中尾
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面印刷から裏面印刷に移行するときに、中
間トレイの用紙を速やかに再給紙して印刷時間を短縮す
る。 【解決手段】 複数枚の用紙4に両面印刷をする場合に
は、表面に画像が形成された複数枚の用紙4を一時的に
中間トレイ10に格納した後にこの中間トレイ10内の
用紙を画像形成部1に向けて再給紙し、再給紙したその
用紙4の裏面に画像を形成して排出部に排出するように
した画像形成装置の給紙装置において、表面印刷のため
に給紙部7により画像形成部1に給紙された用紙4に対
して間隔を大きく空けることのないタイミングで中間ト
レイ10内の用紙を再給紙部15により再給紙するよう
にした。したがって、表面印刷から裏面印刷に移行する
場合に、中間トレイ10からの再給紙のタイミングが早
められるため、給紙部7から給紙された最終の用紙4と
再給紙部15により再給紙された1枚目の用紙4の間を
狭めることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の給
紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図6を参照して従来の両面印刷が
可能な複写機(画像形成装置)の構成について説明す
る。1は画像形成部である。この画像形成部1はスキャ
ナ(図示せず)により読み込まれた原稿の画像データに
基づいて感光体2に画像を形成する電子写真方式の画像
形成部である。3は多数の用紙4を積層状態で収納する
給紙カセットである。この給紙カセット3の一端には、
この給紙カセット3内の最上層の用紙4を引き出す給紙
ローラ5と、用紙4の重送を阻止する分離ローラ6とよ
りなる給紙部7が設けられている。この給紙部7と画像
形成部1との間は搬送ローラ8を有する給紙通路9によ
り接続されている。
【0003】また、画像形成部1の下方には中間トレイ
10が設けられ、画像形成部1から排紙部(図示せず)
に向かう排紙通路11には、表面に画像が形成された用
紙4を中間トレイ10に搬送する分岐通路12が分岐さ
れている。なお、排紙通路11と分岐通路12との分岐
点には用紙4の搬送方向を切り替える切替爪(図示せ
ず)が回動自在に設けられている。そして、中間トレイ
10の分岐通路12側の一端にはローラ13とこのロー
ラ13に接触するベルト14とよりなる再給紙部15が
設けられ、中間トレイ10の反対側には、用紙4をロー
ラ13とベルト14との接触部に向けて押圧するバック
フェンス16が往復動自在に設けられている。さらに、
搬送ローラ17を有して再給紙部15により引き出され
た中間トレイ10内の用紙4を給紙通路9に搬送する再
給紙通路18が設けられている。
【0004】従来は、一枚の原稿の画像を読み取るため
のスキャナ駆動信号により給紙部7が駆動され、画像形
成部1の画像形成動作に同期して給紙カセット3内の用
紙4が画像形成部2に供給される。片面印刷の場合、画
像が形成された用紙4は排紙通路11により排紙部に排
紙されるが、両面印刷の場合、表面に画像が形成された
用紙4は分岐通路12により中間トレイ10に格納さ
れ、裏面印刷用の原稿の画像を読み取るためのスキャナ
駆動信号により再給紙部15が駆動され、画像形成部1
の画像形成動作に同期して中間トレイ10内の用紙4が
画像形成部1に供給され、前回表面に画像が形成された
用紙4の裏面に画像が画像形成部1により形成される。
このように、両面に画像が形成された用紙4は排紙通路
11により排紙部に排紙される。
【0005】例えばn枚(複数枚)の用紙4に両面印刷
をする場合、従来は給紙カセット3の用紙4を給紙部7
により連続して画像形成部1に供給し、画像形成部1に
より表面印刷された(表面に画像が形成された)n枚の
用紙4を中間トレイ10に格納し、その後に、裏面印刷
のための原稿の画像データを読み取るスキャナ駆動信号
の出力時に、再給紙部15を駆動し、中間トレイ10内
の用紙4を再給紙通路18を介して給紙通路9に搬送
し、この給紙通路9により用紙4を画像形成部1に供給
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数枚の原稿画像を読
み取り、印刷する場合、給紙部7及び再給紙部15のそ
れぞれの駆動サイクルはスキャナ駆動信号に同期して決
定される。しかし、中間トレイ10の用紙4を再給紙す
る場合には、再給紙通路18の一端から給紙通路9との
合流点19に至る距離が長いため、表面印刷から裏面印
刷に移行するときに、給紙カセット3から供給した用紙
4の後端と、中間トレイ10から供給した用紙4の先端
との間に大きな間隔が空いてしまい、その分だけ印刷時
間が長くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
給紙部により給紙された用紙に画像形成部により画像を
形成して排紙部に搬送し、複数枚の用紙に両面印刷をす
る場合には、表面に画像が形成された複数枚の用紙を一
時的に中間トレイに格納した後にこの中間トレイ内の用
紙を再給紙部により前記画像形成部に向けて再給紙し、
再給紙したその用紙の裏面に前記画像形成部により画像
を形成して前記排出部に排出するようにした画像形成装
置の給紙装置において、表面印刷のために前記給紙部に
より前記画像形成部に給紙された用紙に対して間隔を大
きく空けることのないタイミングで前記中間トレイ内の
用紙を前記再給紙部により前記画像形成部に再給紙する
ようにした。したがって、表面印刷から裏面印刷に移行
する場合に、中間トレイからの再給紙のタイミングが早
められるため、給紙部から給紙された用紙と再給紙部に
より再給紙された用紙の間を狭めることが可能である。
【0008】請求項2記載の発明は、給紙部により給紙
された用紙を画像形成部に搬送する給紙通路と、前記画
像形成部により画像が形成された用紙を排紙部に搬送す
る排紙通路と、この排紙通路の途中から分岐されて用紙
を中間トレイに搬送する分岐通路と、前記中間トレイに
格納されて再給紙部により再給紙された用紙を前記給紙
通路に搬送する再給紙通路と、前記中間トレイに格納さ
れた用紙を前記再給紙部側に押圧する移動自在のバック
フェンスとを設け、さらに、n枚の用紙に両面印刷をす
る場合に、表面にのみ印刷されて前記中間トレイに格納
された用紙の枚数がnより小さい所望の設定値mに達し
たとき及びnに達したときに、前記バックフェンスを一
往復させて前記中間トレイ内の用紙を前記再給紙部に接
触させる再給紙準備手段と、給紙部により画像形成部に
向けて給紙されるn枚目の用紙と前記再給紙部により再
給紙される用紙との間に大きな間隔が空かないように早
めたタイミングで前記再給紙部を駆動する再給紙駆動手
段とを設ける。したがって、表面にのみ印刷されて中間
トレイに格納された用紙がn枚より少ないm枚に達した
ときに、バックフェンスは、中間トレイ内の用紙を再給
紙部に接触させて後退し、m枚の用紙の上にm+1枚目
からn枚目までの用紙が積層状態で格納される状態を許
容する。したがって、給紙部から給紙されて表面印刷さ
れた最終のn枚目の用紙が中間トレイに格納される以前
には、既に下層のm枚の用紙が再給紙部に接触する状態
に維持されているため、再給紙部を早めのタイミングで
駆動することが可能となり、これにより、給紙部から給
紙された最終の用紙と、再給紙部から再給紙された1枚
目の用紙との間隔が狭められる。中間トレイのm枚目の
上に格納されたm+1枚目以後の用紙は、その枚数がn
に達したときにバックフェンスにより再給紙部に接触さ
れ再給紙準備状態に維持される。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、mの値は用紙の長さに応じて設定される。
したがって、印刷枚数や用紙の長さに応じて中間トレイ
から再給紙部により再給紙するタイミングが最適な値に
設定される。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、m枚目の用紙とm+1目の用紙との間の画
像形成間隔を、他の用紙間の画像形成間隔よりも大きく
設定した。したがって、バックフェンスを移動させると
きを除いて、画像形成サイクル及び給紙サイクルをバッ
クフェンスを移動させる時間よりも短縮することが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図5に基づいて説明する。本実施の形態において、画
像形成部1、給紙部7、給紙通路9、中間トレイ10、
分岐通路12、再給紙部15、バックフェンス16、再
給紙通路18については図6において説明した構成と同
一であるため説明を省略する。ここで、給紙カセット3
内の未使用の用紙4の一面(表面)に印刷すべき原稿の
画像を読み取るスキャナ駆動信号の出力により給紙部7
が駆動され、中間トレイ10内の用紙4の他方の面(裏
面)に印刷すべき原稿の画像を読み取るスキャナ駆動信
号により再給紙部15が駆動される構成は前述した通り
である。
【0012】本実施の形態では、n枚の用紙4に両面印
刷をする場合に、表面にのみ印刷されて中間トレイ10
に格納された用紙4がnより小さい所望の設定値mに達
したとき及びnに達したときに、バックフェンス16を
一往復させて中間トレイ10内の用紙4を再給紙部15
に接触させる再給紙準備手段(図示せず)が設けられて
いる。すなわち、この再給紙準備手段は、中間トレイ1
0に格納される用紙4の枚数を検出する検出手段と、中
間トレイ10内の用紙4の枚数がm枚に達したとき、及
びn枚に達したときにバックフェンス16を一往復させ
るアクチュエータとを具備する。
【0013】さらに、給紙部7により画像形成部1に向
けて給紙されるn枚目の用紙4と再給紙部15により再
給紙される用紙4との間に大きな間隔が空かないように
早めたタイミングで再給紙部15を駆動する再給紙駆動
手段(図示せず)が設けられている。すなわち、この再
給紙駆動手段は、給紙カセット3から給紙部7によりn
枚目の用紙4が引き出されたときに、換言すれば、この
n枚目の用紙4に転写する原稿画像のスキャナ駆動信号
をトリガとして再給紙部15を駆動するように構成され
ている。
【0014】このような構成において、n枚の用紙4に
両面印刷をする場合を考える。このn枚の用紙4は給紙
部7により給紙カセット3から給紙され、これらの用紙
4の一面(表面)に画像が形成された用紙4は連続して
中間トレイ10に格納される。中間トレイ10に格納さ
れた用紙4がm枚に達すると、再給紙駆動手段が起動
し、図1に仮想線で示すように、バックフェンス16が
m枚の用紙4を再給紙部15におけるローラ13とベル
ト14とのニップ部に接触させる方向に移動した後に実
線で示す位置に後退する。すなわち、中間トレイ10内
のm枚の用紙4は、中間トレイ10に最終紙(n枚目の
用紙4)が格納される前のタイミングで何時でも再給紙
し得る再給紙準備状態に維持される。
【0015】この後に中間トレイ10に格納されるm+
1枚目以後の用紙4は、図2に示すように、再給紙部1
5側に寄せられたm枚の用紙4とは長手方向の位置をず
らした位置でm枚目の用紙4の上に積層される。
【0016】図3に示すように、給紙カセット3からn
枚目の用紙4(図中、4−nに相当)が引き出される
と、再給紙駆動部が起動し、再給紙部15のローラ13
及びベルト14が回転する。したがって、n枚目の用紙
4が画像形成部1に到達する頃には、中間トレイ10内
の一枚目(最下層)の用紙4(図中、4−1に相当)が
再給紙される。これ以後、スキャナ駆動信号が出力され
る度に再給紙部15が駆動されるため、中間トレイ10
から、2枚目の用紙4(図中、4−2に相当)、3枚目
の用紙4(図中、4−3に相当)が順次再給紙され、そ
れぞれ裏面に画像が画像形成部1により転写された後に
排紙通路11により排紙部に排紙される。
【0017】図4に示すように、表面印刷されたn枚目
の用紙4が中間トレイ10に格納されると、再給紙駆動
手段が起動し、実線で示すように、バックフェンス16
がm+1枚からn枚目の用紙4を再給紙部15(ローラ
13とベルト14とのニップ部)に接触させる方向に移
動した後に仮想線で示す位置に後退する。したがって、
再給紙部15を駆動する度に、中間トレイ10に格納し
た全ての用紙4が一枚ずつ再給紙される。
【0018】以上のように、表面にのみ印刷されて中間
トレイ10に格納された用紙4がn枚より少ないm枚に
達したときに、バックフェンス16は、中間トレイ10
内の用紙4を再給紙部15に接触させて後退し、m枚の
用紙4の上にm+1枚目からn枚目までの用紙4が積層
状態で格納される状態を許容する。したがって、給紙部
7から給紙されて表面印刷された最終のn枚目の用紙4
が中間トレイ10に格納される以前には、既に下層のm
枚の用紙4が再給紙部15に接触する再給紙準備状態に
維持されているため、再給紙部15を早めのタイミング
で駆動することが可能となり、これにより、給紙部7か
ら給紙された最終の用紙4と、再給紙部15から再給紙
された1枚目の用紙4との間隔を狭め、複数枚の両面印
刷時間を短縮することができる。
【0019】ここで、n=10枚、m=9枚の場合を考
える。この場合、中間トレイ10に9枚目の用紙4が格
納されたときに、再給紙準備手段が起動し、バックフェ
ンス16が用紙4を再給紙部15に接触させるが、10
枚目の用紙(最終紙)4は9枚目の用紙4との間隔を大
きく空けることなく移動しているため、給紙カセット3
から給紙部7により給紙された最終の用紙4の後端と、
中間トレイ10から再給紙部15により再給紙された1
枚目の用紙4の先端との間には、図5に示すように大き
な間隔が空くおそれがある。すなわち、最終の用紙4が
給紙部7により給紙される直前のタイミングで再給紙準
備状態にした場合は、再給紙のタイミングを早めるとは
いい難い。再給紙のタイミングを早めるとは、10枚目
の用紙(最終紙)4があまり進行しない内に再給紙の準
備が進められていなければならない。したがって、中間
トレイ10内の用紙4を再給紙するための再給紙準備手
段を起動した時点から、給紙部7により最終の用紙4が
給紙される時点までには、ある程度の余裕時間が必要で
ある。この余裕時間はn−mの差をある程度大きくする
ことである。
【0020】逆に、10枚目の用紙(最終紙)4が給紙
部7により給紙される時点よりも、中間トレイ10から
の再給紙部15による再給紙の準備が早過ぎる場合にも
問題がある。すなわち、再給紙の準備が最も早い例を考
えると、バックフェンス16を移動させるときの中間ト
レイ10内の用紙4の枚数は1枚、m=1である。m=
1だと、再給紙の準備が速いため、前述したように、給
紙部7により給紙された10枚目の用紙(最終紙)4
と、中間トレイ10から再給紙部15により再給紙した
1枚目の用紙4との間隔が空き過ぎるという問題はな
い。しかし、中間トレイ10内の2枚目以後の用紙4は
バックフェンス16により再給紙部15に接触された再
給紙準備状態には維持されていないので、中間トレイ1
0から再給紙される1枚目の用紙4と2枚目の用紙4と
の間には間隔が空いてしまう。
【0021】中間トレイ10の2枚目以後の用紙4の再
給紙準備は、1枚目の用紙4の再給紙中にも可能である
が、用紙4の長さが短い場合にはその準備時間(バック
フェンス16を移動させる時間)に余裕がとれないの
で、中間トレイ10から再給紙された1枚目の用紙4と
2枚目の用紙4との間隔は、用紙4の長さが短いとき程
大きく空いてしまう。
【0022】以上のことから、用紙4の長さが短い場合
には、始めに再給紙準備状態に維持する用紙の枚数mの
値を比較的多くすることにより、m+1枚目以後の用紙
4を再給紙準備状態に維持する時間に余裕を見込むこと
ができる。これにより、再給紙部15により再給紙され
るm枚目の用紙4とm+1枚目の用紙4との間に大きな
間隔が空くことを防止することができる。用紙4の長さ
が長い場合には、mの値が小さくても1枚の用紙4の再
給紙に要する時間が長いため、m+1枚目以後の用紙4
を再給紙準備状態に維持する時間に余裕を見込むことが
できる。これにより、給紙部7により最終の用紙4を引
き出す時期に対して、再給紙部15により中間トレイ1
0内の用紙4を再給紙準備状態に維持する時期を可及的
に早めることができ、これにより、両面印刷枚数が比較
的少ない場合でも、給紙部7により給紙された最終の用
紙4と再給紙部15により再給紙された1枚目の用紙4
との間隔を狭めることができる。
【0023】さらに、前述したように、中間トレイ10
にm枚の用紙4が格納されたときにバックフェンス16
を移動させてm枚の用紙4を再給紙部15に接触させ、
バックフェンス16を後退させてm+1枚目以後の用紙
4の格納を可能にしているが、バックフェンス16の往
復動作時間に合わせて、画像形成間隔を設定すると印刷
時間が長くなる。
【0024】しかしながら、m枚目の用紙4とm+1目
の用紙4との間の画像形成間隔を、他の用紙4間の画像
形成間隔よりも大きく設定することにより、バックフェ
ンス16を移動させるときを除いて、画像形成サイクル
及び給紙サイクルをバックフェンスを移動させる時間よ
りも短縮することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、表面印刷
のために給紙部により画像形成部に給紙された用紙に対
して間隔を大きく空けることのないタイミングで中間ト
レイ内の用紙を再給紙部により画像形成部に再給紙する
ようにしたので、表面印刷から裏面印刷に移行する場合
に、中間トレイからの再給紙のタイミングを早めること
ができ、これにより、給紙部から給紙された用紙と再給
紙部により再給紙された用紙との間を狭め、印刷時間を
短縮することができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、n枚の用紙
に両面印刷をする場合に、表面にのみ印刷されて中間ト
レイに格納された用紙の枚数がnより小さい所望の設定
値mに達したとき及びnに達したときに、バックフェン
スを一往復させて中間トレイ内の用紙を再給紙部に接触
させる再給紙準備手段を設け、給紙部により画像形成部
に向けて給紙されるn枚目の用紙と再給紙部により再給
紙される用紙との間に大きな間隔が空かないように早め
たタイミングで再給紙部を駆動する再給紙駆動手段を設
けることにより、給紙部から給紙されて表面印刷された
最終のn枚目の用紙が中間トレイに格納される以前に
は、既に下層のm枚の用紙が再給紙部に接触する状態に
維持されているため、再給紙部を早めのタイミングで駆
動することができ、これにより、給紙部から給紙された
最終の用紙と、再給紙部から再給紙された1枚目の用紙
との間隔を狭め、両面印刷時間を短縮することができ
る。
【0027】請求項3記載の発明によれば、mの値は用
紙の長さに応じて設定されるため、印刷枚数や用紙の長
さに応じて中間トレイから再給紙部により再給紙するタ
イミングが最適な値に設定することができる。これによ
り、用紙の長さが短い場合には、始めに再給紙準備状態
に維持する用紙の枚数mの値を比較的多くすることによ
り、m+1枚目以後の用紙を再給紙準備状態に維持する
時間に余裕を見込むことができ、これにより、再給紙部
により再給紙されるm枚目の用紙とm+1枚目の用紙と
の間に大きな間隔が空くことを防止することができる。
用紙の長さが長い場合には、mの値が小さくても1枚の
用紙の再給紙に要する時間が長いため、m+1枚目以後
の用紙を再給紙準備状態に維持する時間に余裕を見込む
ことができる。これにより、給紙部により最終の用紙を
引き出す時期に対して、再給紙部により中間トレイ内の
用紙を再給紙準備状態に維持する時期を可及的に早める
ことができ、これにより、両面印刷枚数が比較的少ない
場合でも、給紙部により給紙された最終の用紙と再給紙
部により再給紙された1枚目の用紙との間隔を狭めるこ
とができる。
【0028】請求項4記載の発明によれば、m枚目の用
紙とm+1目の用紙との間の画像形成間隔を、他の用紙
間の画像形成間隔よりも大きく設定したので、バックフ
ェンスを移動させるときを除いて、画像形成サイクル及
び給紙サイクルをバックフェンスを移動させる時間より
も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すもので、中間トレ
イに格納したm枚の用紙を再給紙準備状態にセットした
状態を示す説明図である。
【図2】再給紙準備状態にセットしたm枚の用紙の上に
後続の用紙を格納した状態を示す説明図である。
【図3】給紙部により給紙された最終の用紙と再給紙部
により再給紙された1枚目の用紙との関係を示す説明図
である。
【図4】給紙部により給紙された最終の用紙が中間トレ
イに格納され、中間トレイ内の用紙が際給される状態を
示す説明図である。
【図5】給紙部により給紙された最終の用紙と再給紙部
により再給紙された用紙との関係を示す説明図である。
【図6】従来の給紙動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成部 4 用紙 7 給紙部 9 給紙通路 10 中間トレイ 11 排紙通路 12 分岐通路 15 再給紙部 16 バックフェンス 18 再給紙通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部により給紙された用紙に画像形成
    部により画像を形成して排紙部に搬送し、複数枚の用紙
    に両面印刷をする場合には、表面に画像が形成された複
    数枚の用紙を一時的に中間トレイに格納した後にこの中
    間トレイ内の用紙を再給紙部により前記画像形成部に向
    けて再給紙し、再給紙したその用紙の裏面に前記画像形
    成部により画像を形成して前記排出部に排出するように
    した画像形成装置の給紙装置において、表面印刷のため
    に前記給紙部により前記画像形成部に給紙された用紙に
    対して間隔を大きく空けることのないタイミングで前記
    中間トレイ内の用紙を前記再給紙部により前記画像形成
    部に再給紙するようにしたことを特徴とする画像形成装
    置の給紙装置。
  2. 【請求項2】 給紙部により給紙された用紙を画像形成
    部に搬送する給紙通路と、 前記画像形成部により画像が形成された用紙を排紙部に
    搬送する排紙通路と、 この排紙通路の途中から分岐されて用紙を中間トレイに
    搬送する分岐通路と、 前記中間トレイに格納されて再給紙部により再給紙され
    た用紙を前記給紙通路に搬送する再給紙通路と、 前記中間トレイに格納された用紙を前記再給紙部側に押
    圧する移動自在のバックフェンスと、 n枚の用紙に両面印刷をする場合に、表面にのみ印刷さ
    れて前記中間トレイに格納された用紙の枚数がnより小
    さい所望の設定値mに達したとき及びnに達したとき
    に、前記バックフェンスを一往復させて前記中間トレイ
    内の用紙を前記再給紙部に接触させる再給紙準備手段
    と、 給紙部により画像形成部に向けて給紙されるn枚目の用
    紙と前記再給紙部により再給紙される用紙との間に大き
    な間隔が空かないように早めたタイミングで前記再給紙
    部を駆動する再給紙駆動手段と、を具備することを特徴
    とする画像形成装置の給紙装置。
  3. 【請求項3】 mの値は用紙の長さに応じて設定される
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置の給紙装
    置。
  4. 【請求項4】 m枚目の用紙とm+1目の用紙との間の
    画像形成間隔を、他の用紙間の画像形成間隔よりも大き
    く設定したことを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0892324A1 (en) * 1997-07-14 1999-01-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7389084B2 (en) * 2003-07-28 2008-06-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming system with temporary storage trays between sheet storage units and image forming apparatus

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