JPH1038985A - 電池残量計 - Google Patents

電池残量計

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JPH1038985A
JPH1038985A JP8214333A JP21433396A JPH1038985A JP H1038985 A JPH1038985 A JP H1038985A JP 8214333 A JP8214333 A JP 8214333A JP 21433396 A JP21433396 A JP 21433396A JP H1038985 A JPH1038985 A JP H1038985A
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昭治 堺
Toshiyuki Kawai
利幸 河合
Tsuneyuki Egami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池残量計の、電池残量の測定精度を向上さ
せることである。 【解決手段】 電流検出手段5、電圧検出手段6でそれ
ぞれ検出された電池1の充放電電流および電圧よりなる
検出データが入力するマイクロコンピュータ3は、過去
の充放電状態が電池状態に影響するNi系の電池に用い
ても所定放電電流下の正確な基準放電電圧が得られるよ
うに、所定時間内の複数の充放電電流より算出される評
価値に基づいて検出データを複数の電池状態に分類する
分類手段と、検出データを電池状態ごとに一次関数に回
帰せしめて基準放電電圧を演算する回帰手段および基準
放電電圧演算手段とを具備せしめる。加えてマイクロコ
ンピュータ3は残量演算手段を具備せしめて、上記基準
放電電圧と予め記憶したマップに基づいて精度よく電池
残量を算出できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池の残量計に関
し、特に電気自動車等の電池残量計に関する。
【0002】
【従来の技術】電池残量計は電池に残っている電気量
(以下、電池残量という)を測定するもので、電気自動
車ではガソリン車における燃料計のように電気自動車の
走行可能距離を知るための重要な装置である。かかる電
池残量計の一般的な方式のものは、基準の放電特性をマ
ップとしてメモリに記憶するとともに、電池の端子電圧
および放電電流を検出して、これより所定の放電電流下
における電圧を推定して、推定した電圧とマップに基づ
いて電池残量を求めるようになっている。かかる方式の
電池残量計として、例えば特開平6−34727号公報
には放電電流が所定値以上であり、かつ放電電流が増加
しているときの、端子電圧および放電電流と電池の残量
間に高い相関があることに着目し、放電電流が所定値以
上であり、かつ放電電流が増加しているという電池状態
のときにのみ電池の残量を求めることにより、電池残量
の測定精度の向上を図った電池残存容量計が開示されて
いる。
【0003】ところで上記電池残存容量計は鉛蓄電池に
適用されているが、近年、電気自動車用の電源として満
充電からの放電量が鉛蓄電池よりも大きいNi−MH電
池等のNi系電池が採用され始めており、Ni系電池に
上記電池残存容量計を適用することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらNi系電
池に特開平6−34727号公報記載の電池残存容量計
を用いると測定前の電池の充放電履歴が充電休止、高電
流放電、低電流放電、回生充電等、様々に変化すること
により電池残量の測定精度が低下するという問題があ
る。
【0005】また上記電池残存容量計では、測定可能な
電池状態が限定されるため、電池の容量が大きい場合
や、高速道路を一定の速度で走行するときには、電池残
量を求める機会が無くなるおそれがある。
【0006】そこで本発明は、Ni系電池に適用しても
電池残量の測定精度のよい、しかも測定可能な電池状態
が限定されない電池残量計を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はNi系電池等で
は数十秒前の充放電状態が現在の電池状態に影響を与
え、その影響の程度が直前の充放電状態ほど大きいとい
う発明者らの知見に基づくもので、請求項1記載の発明
では、電池残量計は、予め設定した所定時間内の複数の
時点に電流検出手段で検出された充放電電流を記憶する
第1の記憶手段と、該記憶手段に記憶された充放電電流
により上記所定時間内における充放電状態を示す評価値
を逐次算出して、評価値の大きさにより現在の電池状態
を複数に分類する分類手段とを具備している。かつ該分
類手段で分類された電池状態ごとに、上記電流検出手段
で検出された充放電電流と上記電圧検出手段で検出され
た電圧とよりなる検出データを記憶する第2の記憶手段
と、同じ放電状態とみなせる放電状態において上記第2
の記憶手段で分類して記憶した複数個の充放電電流と電
圧とを分類毎に一次関数に回帰せしめる回帰手段と、一
次関数より基準の放電電流における基準放電電圧を得る
基準放電電圧演算手段と、基準放電電圧と、予め設定し
た放電電力もしくは放電電流下における、上記電池の基
準の放電特性とに基づいて電池残量を算出する残量演算
手段とを具備している。
【0008】これにより過去の充放電状態が反映した評
価値により分類された電池状態ごとに上記回帰手段およ
び上記基準放電電圧演算手段により基準放電電圧が求め
られるから、過去の充放電状態の影響が現在の電池状態
に及ぶNi系電池に用いた場合でも得られる基準放電電
圧は正確である。この基準放電電圧に基づいて電池残量
が算出されるから電池残量の測定精度が向上する。しか
も複数の電池状態について基準放電電圧が得られるから
測定の機会が限定されることがない。
【0009】請求項2記載の発明では、電池残量計は、
上記分類手段が所定時間内における充放電電流を、その
検出時からの経過時間に応じて単調減少する重み係数で
重みを付けて平均する重み平均手段を具備することを特
徴とする。所定時間の終点の電池状態に与える影響の程
度は上記検出時からの経過時間に応じて単調減少するか
ら評価値を充放電電流の重み付き平均値とすることによ
り、電池状態を正確に判ずることができる。この重み係
数は請求項3記載の発明のように所定時間の始点から上
記充放電電流の検出時までの時間に比例した重み係数と
し得る。
【0010】請求項4記載の発明では、上記分類手段が
所定時間内における充放電電流を平均する平均手段を具
備し上記評価値を充放電電流の平均値とすることにより
評価値の計算時間を短縮することができる。
【0011】請求項5記載の発明では、上記残量演算手
段が上記電池状態ごとに上記基準の放電特性を設定する
ことにより、電池が偏った放電状態、例えば高電流の放
電を続けた場合でも正確に残量が算出される。
【0012】請求項6記載の発明では、上記残量演算手
段が一つの電池状態における基準の放電特性のみを記憶
し、かつこの基準の放電特性と他の電池状態における基
準の放電特性間の電圧方向のシフト量を設定することを
特徴とする。電池状態が異なる基準の放電特性はプロフ
ァイルが一様で電圧方向に平行移動すると略一致するか
ら、基準の放電特性を電池状態ごとに記憶する必要がな
く、記憶容量が少なくできる。
【0013】請求項7記載の発明では、上記基準放電電
圧演算手段が、満充電からの放電量を充放電電流の積算
により演算し、上記回帰手段において充放電電流と電圧
の一次関数の演算に使用された検出データの検出時点で
の放電量の平均値を演算する平均放電量演算手段と、電
池状態ごとに演算された平均放電量を比較して一の電池
状態と他の電池状態とで平均放電量が略等しいとき、一
の電池状態と他の電池状態の基準放電電圧の差を演算す
る電圧差演算手段とを具備し、上記シフト量を上記基準
放電電圧の差とすることにより、電池の放電特性が経時
劣化等で変化してもこれに追随して、基準の放電特性間
の電圧方向のシフト量を自己学習するから電池残量の測
定誤差が抑えられる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の電池残量計の全体
ブロック図を示す。電池1は、例えば公称容量100
(Ah)(以後の説明では便宜上、適宜記号Qで表すも
のとする)のNi−MH電池を直列に24個、合計24
0セル接続したもので、その両端子には、電気自動車の
モータを駆動するインバータ等の負荷2が接続してあ
る。電池1に付設される検出器ユニット4は、電流検出
手段たる電流検出器5、電圧検出手段たる電圧検出器
6、温度検出器7で構成してある。電流検出器5は電池
1と負荷2とを接続する給電線の途中に設けてあり、電
池1の充放電電流を検出するようになっている。電圧検
出器6は電池の両端子間に接続してあり、電池1の端子
電圧を検出するようになっている。温度検出器7は熱電
対7aが電池1のケースの表面に接着してあり、熱電対
7aからの温度の検出信号が入力するようになってい
る。
【0015】検出器ユニット4からの充放電電流、端子
電圧、電池表面温度の各検出信号を入力としてマイクロ
コンピュータ3が設けてある。マイクロコンピュータ3
はCPU3aとメモリ3bとを具備し、充放電電流等に
基づいて電池1の残量を演算するようになっている。メ
モリ3bには、電池1の基準の放電特性すなわち電池残
量と基準の放電電圧が1対1に対応するマップが格納し
てある。ここでメモリ3bに格納されるマップは、車両
に搭載される電池1と同一仕様の電池を使って満充電か
ら完全放電までの間、15モード走行等の市街地走行を
模した電力指令による連続充放電試験を実施し、そのと
きの電池残量と放電電圧より得たものである。またマッ
プは、上記連続充放電試験を試験雰囲気温度を変更して
行うことにより異なる電池表面温度についてのものが格
納してある。
【0016】マイクロコンピュータ3で演算された電池
1の残量を入力として表示装置8が設けてある。表示装
置8はスピードメータ等とともに運転者前方に配置さ
れ、マイクロコンピュータ3が演算した電池1の残量を
運転者に表示するようになっている。
【0017】図2、図3、図4はマイクロコンピュータ
3の処理フローを示すもので、これにより上記電池残量
計の作動を説明する。電池1の満充電が完了し、図略の
充電器から満充電完了信号がCPU3aに入力するとC
PU3a内部の、タイマーnの値を0、基準放電量Qb
を2(Ah)に設定し、満充電からの放電量Qn 、放電
量補正値β(Ah)、電圧補正値ΔV(V/cell)等を
リセットする。そして車両のイグニションキーがONす
ると本フローチャートがスタートする。
【0018】ステップ101ではタイマーnが1増加す
る。タイマーnは後述する所定の時間たるnend (秒)
までの時間をカウントするもので、1カウントが1秒に
相当している。
【0019】ステップ102では0.1秒ごとに電流検
出器5、電圧検出器6、温度検出器7がそれぞれ電池1
の充放電電流、端子電圧、電池表面温度を検出し、CP
U3aに出力する。なお電池1の端子電圧はCPU3a
において1セルあたりの値に換算されて演算に用いられ
る。CPU3aはこれら検出値について1秒間の平均値
n (CA)、Vn (V/cell)、Tn (°C)を算出
する。
【0020】ステップ103は充放電電流の積算により
放電量Qn を算出する。すなわち1秒あたりの放電量は
n ×Q/3600(Ah)で表されるから、これを放
電量Qn に加算して放電量Qn を更新する。ステップ1
03はまた平均放電量演算手段としての一部の作動でも
ある。なお平均放電量演算手段としての残りの作動は後
述するステップ111(もしくは112),114で実
行される。
【0021】次いで電池1の満充電量に対する残量の百
分率を電池残量SOC(%)として、式(1)により算
出する。算出された電池残量SOCは表示装置8に出力
され、表示装置8が電池残量SOCを表示する(ステッ
プ104)。 SOC=(Q−β−Qn )/(Q−β)×100(%)・・・・(1)
【0022】次いでIn (CA)を第1の記憶手段たる
メモリ3b内の配列I(n)に格納し一時記憶する(ス
テップ105)。nをnend と比較し、nがnend に達
していなければ図4のステップ132に進む。走行継続
であれば(ステップ132)、図2のステップ101に
戻る。したがってタイマnがnend に達するまではステ
ップ101〜106が繰り返され、表示装置8に表示さ
れる電池残量SOCが1秒ごとに更新される。そしてタ
イマnがnend に達する(ステップ106)と、メモリ
3bには、配列I(n)に装置起動後、最初の所定時間
であるnend 秒間のIn (CA)が一時記憶される。こ
の後は、図3のステップ107にステップ101〜10
6が実行された後、1秒ごとに進む。
【0023】続く図3のステップ107〜110は分類
手段としての作動で、そのうちステップ107〜109
は重み平均手段としての作動である。まずカウント変数
t、評価値Iavをリセットする(ステップ107)。カ
ウント変数tは現時点を終点とする所定時間(n
end 秒)の始点からの時間で1カウントが1秒に相当し
ている。次いでカウント変数tを1増加するとともにI
avにI(n-tp ) ×σを加算して評価値Iavを更新する
(ステップ108)。σは式(2)により表される重み
係数で、I(n-tp ) の検出時点からの経過時間tp に応
じて単調減少する。ここでtp =nend −tであり、σ
はnend の始点からの時間tに比例する。
【0024】
【数1】
【0025】ステップ109ではtをnend と比較し、
tがnend に達していなければステップ108に戻りス
テップ108〜109を繰り返す。しかしてtがnend
に達すると、評価値Iavは現時点を遡るnend 秒間にお
ける充放電電流I(n-tp ) を、その検出時からの経過時
間で重みを付けて平均した重み付き平均値となる。
【0026】nend は車両に搭載される電池1と同一仕
様の電池について予め以下の手順で実験を行い設定す
る。まず電池を2CAの電流で5分以上放電せしめた
後、放電電流を0.2CAに変更する。そして放電電流
を変更してから端子電圧がほぼ一定値に収束するまでの
時間を測定し、この収束時間を所定時間nend として設
定する。図5はかかる実験における充放電電流と端子電
圧の経時変化を示すもので、端子電圧は、電流が2CA
から0.2CAに変更された後収束するまでに、60秒
要している。このようにNi系電池では数十秒前の充放
電状態が現在の電池状態に影響を与え、その影響の程度
が直前の充放電状態ほど大きいことを発明者らは確認し
たので、所定時間における充放電電流の重み付き平均値
を電池状態を判ずる評価値として用い本発明の完成に到
ったのである。
【0027】ステップ110では評価値Iavにより電池
1の状態を判定する。すなわち0.4<Iav<0.6の
とき電池状態は普通放電状態と判じ、0.9<Iav
1.1のとき高放電状態と判じる。
【0028】電池状態が普通放電状態もしくは高放電状
態と判じられた場合にはVn ,Inよりなる検出データ
を第2の記憶手段たるメモリ3b内の配列に格納し一時
記憶する。配列は2種類用意され、電池状態の分類結果
により検出データが振り分けられる。すなわち普通放電
状態の場合、ステップ111に進み、カウント数slow
を1増加させる。そして配列Vlow ( slow ) にVn
格納し、配列Ilow (slow ) にIn を格納する。高放
電状態の場合、ステップ112に進み、カウント数shi
を1増加させる。そして配列Vhi( shi) にVn を格納
し、配列Ihi (shi) にIn を格納する。なおステップ
110において電池状態が普通放電状態、高放電状態の
いずれとも判じられなかった場合にはVn ,In は記憶
されない。
【0029】またステップ111もしくは112では、
ステップ103に続く平均放電量演算手段としての後半
の作動もしている。すなわち満充電からの放電量Q
n を、普通放電状態の場合にはQlow-avに加算し(ステ
ップ111)、高放電状態の場合にはQhi-av に加算す
る。このようにQn をQlow-av,Qhi-av に加算するの
は後で電池状態ごとに平均化するためである。
【0030】そしてステップ111もしくは112から
ステップ113に進む。なおステップ110において電
池状態が普通放電状態、高放電状態いずれにも分類され
なかった場合もステップ113に進む。ステップ113
ではQn を基準放電量Qb と比較する。Qn がQb を越
えていなければ図4のステップ132に進み走行継続で
あれば再びステップ101(図2)に戻る。したがって
放電量Qn がQb を越えるまでは1秒ごとに評価値Iav
が求められ、その大きさによって電池状態が分類され、
普通放電状態、高放電状態の場合にはその電池状態ごと
に検出データが配列Vlow ( slow ) ,Ilow (
low ) ,Vhi( shi) ,Ihi( shi) に順次格納され
る。基準放電量Qb は2Ahの初期値から後述するステ
ップ130において2Ahずつすなわち公称容量の2%
ずつ増加する放電量の標準値である。したがって配列V
low ( slow ) ,Ilow ( slow ) ,Vhi( shi) ,I
hi( shi) に格納されるデータは、各データに対応する
放電量Qn のばらつきが2パーセント以内したがって放
電量Qn が略等しいとみなせる放電状態におけるデータ
である。
【0031】Qn がQb を越えると(ステップ11
3)、Qlow-avおよびQhi-av をそれぞれslow および
hiで除し、あらためてQlow-avおよびQhi-av とする
(ステップ114)。すなわち電池状態ごとに、配列V
low ( slow ) ,Ilow ( slow) ,Vhi( shi) ,I
hi( shi) に格納されたデータの検出時点における放電
量の平均値Qlow-avおよびQhi-av が求められる。
【0032】続く図4のステップ115以降の手順は回
帰手段としての作動で、配列Vlow( slow ) ,I
low ( slow ) およびVhi( shi) ,Ihi( shi) に格
納された検出データVn ,In を一次関数に回帰せしめ
て一次関数を得、基準の放電電流1(CA)における基
準放電電圧Vc を求めるようになっており、以下に詳説
する。
【0033】まずslow を20と比較し(ステップ11
5)、slow が20よりも大きければQlow-avをQav
する(ステップ117)。次いでVlow ( slow ) ,I
low( slow ) に格納されたVn ,In すなわち普通放
電状態として分類されたVn,In より最小自乗法を用
いて一次関数たる回帰直線V=alow ×I+b
low (V:端子電圧、I:充放電電流)の傾きalow
切片blow を算出する(ステップ118)。次いでこの
回帰直線に基づいてI=1(CA)における端子電圧V
を算出し、算出した端子電圧Vを基準放電電圧Vc とす
る(ステップ119)。そしてステップ120に進む。
なおステップ115でslow が20よりも小さければ普
通放電状態と分類された電池状態のVn ,In による回
帰演算は行わない。回帰直線の確度が充分ではないから
である。この場合はflagを1にして(ステップ11
6)、ステップ120に進む。
【0034】ステップ120ではshiを20と比較し、
hiが20よりも大きければVhi(shi) ,Ihi( shi)
に格納されたVn ,In すなわち高放電状態と分類さ
れた電池状態のVn ,In により、ステップ118,1
19と同様の手順により回帰直線V=ahi×I+bhi
傾きahi、切片bhiを算出し(ステップ122)、この
回帰直線に基づいてVc-hi(I=1(CA))を算出す
る(ステップ123)。なおステップ120でshiが2
0よりも小さければ上記ステップ116と同様の趣旨に
より高放電状態と分類された電池状態のVn ,In によ
る回帰演算は行わない。
【0035】Vc-hi算出(ステップ123)に続くステ
ップ124〜129は残量演算手段としての作動で、ス
テップ124ではflagが0かどうかを判定する。f
lagが1の場合すなわち高放電状態と分類された電池
状態のVn ,In による回帰演算のみが行われた場合
は、Qhi-av をQavとし(ステップ125)、Vc-hi
電圧補正値ΔVを加算して、これを基準放電電圧Vc
する(ステップ126)。放電電流が4CA以下の連続
放電では、横軸をSOCとした放電特性が電圧方向に平
行移動したプロファイルを示す特徴がある。したがって
普通放電状態における放電特性と高放電状態における放
電特性間の電圧差ΔVを電圧補正値ΔVとしてVc を算
出することにより、メモリ3bには一つの電池状態にお
ける放電特性のマップを記憶しておくだけで異なる電池
状態に対応できる。なお電圧補正値ΔVについては後述
するステップ128において算出する。
【0036】flagが0の場合(ステップ124)す
なわち普通放電状態と分類された電池状態のVn ,In
による回帰演算および高放電状態として分類された
n ,In による回帰演算が行われた場合は、ステップ
127に進む。ステップ127,128は電圧差演算手
段としての作動で、普通放電状態と分類された電池状態
における平均放電量Qavと高放電状態と分類された電池
状態における平均放電量Q hi-av の差を1Ahと比較す
る(ステップ127)。QavとQhi-av の差が1Ahよ
りも小さい場合はQavとQhi-av とが略等しいと判断
し、式(3)により基準放電電圧Vc とVc-hiの差を算
出し、その電圧差をシフト量たる電圧補正値ΔVとする
(ステップ128)。ここで得られた電圧補正値ΔVは
以降の作動フローにおけるステップ126で用いられ
る。このように電圧補正値ΔVを更新することにより電
池1が経時劣化等により放電特性が変化しても、それに
基準放電電圧が追随していくから電池残量SOCの精度
が高く保たれる。 ΔV=Vc −Vc-hi・・・・(3)
【0037】次いでステップ129に進む。なおステッ
プ127でQavとQhi-av の差が1Ahよりも大きい場
合はステップ128は実行せずにステップ129に進
む。
【0038】なおステップ120でshiが20に達して
いなければステップ121に進み、flagが0すなわ
ち普通放電状態と分類された電池状態のVn ,In によ
る回帰演算のみが行われた場合はステップ129に進
む。
【0039】しかして普通放電状態と分類された電池状
態のVn ,In による回帰演算と高放電状態と分類され
た電池状態のVn ,In による回帰演算の少なくとも一
方が行われた場合は、ステップ129で放電量補正値β
を更新する。更新は現行のβにk×(Vmap −Vc )を
加算した値に更新する。ここでkは定数である。Vmap
はメモリ3bに格納された、現在の電池表面温度Tn
おけるマップを検索して電池の残存量に対応する基準の
放電電圧として読みだされるデータである。なお電池の
残存量は現時点での放電量Qn より求められる。
【0040】次いでステップ130に進む。なおステッ
プ121でflagが1の場合、すなわち普通放電状態
と分類された電池状態のVn ,In による回帰演算と高
放電状態と分類された電池状態のVn ,In による回帰
演算のいずれも行われなかった場合もステップ130に
進む。
【0041】ステップ130では基準放電量Qb を2
(Ah)増加せしめ、flag,配列Vlow ( slow )
,Ilow ( slow ) ,Vhi( shi) ,Ihi( shi) ,
low ,shi,Qav,Qlow-av,Qhi-av の初期設定を
行ってステップ132に進む。走行継続であれば再びス
テップ101(図2)に戻って以上の手順が繰り返され
る。このようにNi系電池に適用しても所定時間(n
end )内の充放電状態を示す評価値により電池状態が分
類されて基準放電電圧が演算されるから精度よく電池残
量が測定できる。しかも電池状態ごとに基準放電電圧V
c が算出されるから測定の機会が失われることがない。
走行終了であれば本作動フローも終了する。なお本作動
フローが終了する場合、現行のQn ,β,ΔVはメモリ
3bに保持される。
【0042】本発明の電池残量計を従来の、予め記憶し
た放電特性(理想値)との比較により電池残量を検出す
る電池残量計と比較するため次の試験を行った。電池を
満充電状態とした電気自動車を、端子電圧が放電終止電
圧となるまで市街地を走行させ、その間の充放電電流、
端子電圧、電池表面温度を検出してそのデータを0.1
秒ごとにパーソナルコンピュータに記録した。次いで記
録したデータを、実走行の場合と同様に本発明の電池残
量計および従来の電池残量計のマイクロコンピュータに
入力し、基準放電電流1C放電時の基準放電電圧を得
た。
【0043】図6はその試験結果を示すもので、横軸は
試験終了後に電池の放電量から算出した電池残量SOC
である。縦軸は所定電流1C放電時の基準放電電圧であ
る。図中、○は本発明の電池残量計の場合を示し、●は
従来の電池残量計の場合を示す。なお実線は理想値を示
している。図より本発明の電池残量計で得られた基準放
電電圧は、電池残量によらず理想値との誤差が従来の電
池残量計で得られた基準放電電圧に比して小さく、理想
値とよく一致しており、予め記憶した放電特性(理想
値)との比較により電池残量を検出する電池残量計にお
いて、本発明の電池残量計が極めて精度のよいものであ
ることがわかる。
【0044】なお上記実施形態では、電池残量SOCを
式(1)により算出したが、メモリ3bに格納した基準
の放電特性から、走行中に算出された基準放電電圧に対
応する電池残量を読み出すようにしてもよい。
【0045】電圧補正値ΔV、放電量補正値βはCPU
3aが満充電完了信号を受け取るとリセットするように
したが、電池を充電する前、最後に設定された値を保持
しておき、これを使用してもよい。
【0046】ステップ113を設けて2Ah(公称容量
の2%)放電ごとに回帰演算を実行したが、放電量の略
等しいとみなせる範囲(例えば上記実施形態のごとく公
称容量の2%)で、検出データが配列Vlow ( slow )
,Ilow ( slow ) ,Vhi( shi) ,Ihi( shi) に
回帰演算に必要な数(例えば20)が格納され次第、回
帰演算を実行するようにしてもよい。
【0047】基準放電電圧は所定放電電流における端子
電圧としたが、所定の放電電力における端子電圧とし得
る。また基準放電電圧を電圧補正値により補正すること
により異なる電池状態に対応するようにしたが、電池状
態ごとの基準の放電特性をメモリに記憶しておいてもよ
い。電圧補正値ΔVは更新されていくようにしたが要求
される精度によっては一定値としてもよい。
【0048】Vmap を読みだすマップは、現在の電池表
面温度Tn のマップとしたが、電池表面温度の変動の大
きさによっては所定時間内における平均温度のマップと
するのがよい。またマップの数を間引きしてメモリに記
憶されるデータ量を減らす場合は、相隣れる温度のマッ
プを直線補間して所望の温度のマップとし得る。
【0049】所定時間nend についても車両の諸元によ
り設定する必要があり、実施形態で説明した試験により
個々に設定するのが望ましい。
【0050】評価値Iavによる電池状態の判定基準は普
通放電状態と高放電状態の区別が明確なように車両の諸
元により個々に設定する必要がある。なお検出データの
回帰演算が多く行われるように普通放電状態および高放
電状態と分類される頻度が高いのが望ましい。上記実施
形態記載の基準の設定にあたっては、発明者らは実走行
を模擬した数種のランダム充放電試験データを用いて分
類ができることを確認した。また電池状態は普通放電状
態と高放電状態の2種類としたがそれ以上としてもよ
い。
【0051】評価値Iavは検出データの検出時からの経
過時間に応じて直線的に減少する重み係数で重みを付け
て平均したものとしたが、他の単調減少する重み係数で
重みを付けて重み付き平均したものとし得る。この場合
の重み係数は、例えば図5の電圧が収束するときのごと
きプロファイルを示す指数関数でもよい。また重み平均
手段に代えて所定時間nend 秒内の充放電電流In を平
均し評価値を充放電電流In の平均値とする平均手段と
し得る。この場合、上記実施形態のものに比し精度の点
でやや劣るが評価値の計算時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池残量計のブロック図である。
【図2】本発明の電池残量計の作動を説明する第1のフ
ローチャートである。
【図3】本発明の電池残量計の作動を説明する第2のフ
ローチャートである。
【図4】本発明の電池残量計の作動を説明する第3のフ
ローチャートである。
【図5】本発明の電池残量計の作動を説明するグラフで
ある。
【図6】本発明の電池残量計を従来の一つの電池残量計
と比較するグラフである。
【符号の説明】
1 電池 3a マイクロコンピュータ(分類手段、重み平均手
段、回帰手段、基準放電電圧演算手段、残量演算手段、
平均放電量演算手段、電圧差演算手段) 3b メモリ(第1の記憶手段、第2の記憶手段) 5 電流検出器(電流検出手段) 6 電圧検出器(電圧検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江上 常幸 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池の充放電電流を検出する電流検出手
    段と、上記電池の端子間の電圧を検出する電圧検出手段
    と、予め設定した所定時間内の複数の時点にて上記電流
    検出手段で検出された充放電電流を記憶する第1の記憶
    手段と、該記憶手段に記憶された充放電電流により上記
    所定時間内における充放電状態を示す評価値を逐次算出
    して評価値の大きさにより現在の電池状態を複数に分類
    する分類手段と、該分類手段で分類された電池状態ごと
    に、上記電流検出手段で検出された充放電電流と上記電
    圧検出手段で検出された電圧とよりなる検出データを記
    憶する第2の記憶手段と、同じ放電状態とみなせる放電
    状態において上記第2の記憶手段で分類して記憶した複
    数個の充放電電流と電圧とを分類毎に一次関数に回帰せ
    しめる回帰手段と、該回帰手段で得た一次関数より基準
    放電電力もしくは基準放電電流における電圧を演算し、
    これを基準放電電圧とする基準放電電圧演算手段と、該
    基準放電電圧演算手段で演算された基準放電電圧と、基
    準放電電力もしくは基準放電電流下における上記電池の
    基準の放電特性とに基づいて電池残量を算出する残量演
    算手段とを具備することを特徴とする電池残量計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電池残量計において、上
    記分類手段は上記所定時間内における充放電電流を、そ
    の検出時からの経過時間に応じて単調減少する重み係数
    で重みを付けて平均する重み平均手段を具備し、上記評
    価値を充放電電流の重み付き平均値とした電池残量計。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電池残量計において、上
    記分類手段は上記重み係数を所定時間の始点から上記充
    放電電流の検出時までの時間に比例する重み係数とした
    電池残量計。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電池残量計において、上
    記分類手段は上記所定時間内における充放電電流を平均
    する平均手段を具備し、上記評価値を充放電電流の平均
    値とした電池残量計。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか記載の電池残
    量計において、上記残量演算手段は、上記電池状態ごと
    に上記基準の放電特性が設定された電池残量計。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電池残量計において、上
    記残量演算手段は、電池状態の異なる基準の放電特性の
    うち、一の電池状態における基準の放電特性を記憶し、
    かつ該基準の放電特性と他の電池状態における基準の放
    電特性間の電圧方向のシフト量を設定した電池残量計。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電池残量計において、上
    記残量演算手段は、満充電からの放電量を充放電電流の
    積算により演算し、上記回帰手段において充放電電流と
    電圧の一次関数の演算に使用された検出データの検出時
    点での放電量の平均値を演算する平均放電量演算手段
    と、電池状態ごとに演算された平均放電量を比較して一
    の電池状態と他の電池状態とで放電量が略等しいとき、
    一の電池状態と他の電池状態の基準放電電圧の差を演算
    する電圧差演算手段とを具備し、上記シフト量を上記電
    圧差演算手段で演算された基準放電電圧の差とした電池
    残量計。
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