JPH1038348A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1038348A
JPH1038348A JP8190314A JP19031496A JPH1038348A JP H1038348 A JPH1038348 A JP H1038348A JP 8190314 A JP8190314 A JP 8190314A JP 19031496 A JP19031496 A JP 19031496A JP H1038348 A JPH1038348 A JP H1038348A
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expansion valve
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valve
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Toshiyuki Kitakakiuchi
俊之 北垣内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除湿能力を多段階切換としてきめ細かな除湿
制御を可能とし、性能とコストのバランスのとれた空気
調和機を提供することを目的としている。 【解決手段】 室内熱交換器5の一方の冷媒流路に開閉
弁12を設け、室温(Tr)と設定温度(Tc)の温度
差(Tr−Tc)に応じて同開閉弁を開閉制御するとと
もに、膨張弁3の出口の温度(Te)と室内熱交換器の
中間部の温度(Ts2)との温度差(Te−Ts2)を
所定の基準値とするように前記膨張弁の絞り量を制御す
ることにより、室内熱交換器に流れる冷媒の液域を可変
制御して除湿能力を3段階に切り換えることができ、ま
た、前記補助熱交換部5aおよび補助熱交換部の出口に
備える温度センサー10を追加することにより、除湿能
力を5段階に切り換えることができ、きめ細かな湿度制
御を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、とくに、除湿能力を可変可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機は、図6に示すよう
に、冷房運転時において、冷凍サイクルを構成する圧縮
機1をインバータ制御するとともに、同圧縮機1によっ
て得た冷媒を室外熱交換器2、膨張弁3、室内熱交換器
内を少なくとも1回通過する冷媒流路で構成する補助熱
交換部5a、2つの冷媒パスに分流する分流器4、冷媒
流路を2つ有する室内熱交換器5を経て同圧縮機1に循
環している。そして、室内温度(Tr)、前記圧縮機1
の入口の温度(Tci)、室外熱交換器2の出口の温度
(To)、前記膨張弁3の出口の温度(Te)、補助熱
交換器5aの出口の温度(Ts1)および、室内熱交換
器5の中間部の温度(Ts2)を各々の温度センサー
6、7、8、9、10、11にて検出し、通常の冷房運
転時は、室内温度(Tr)と設定温度(Tc)との温度
差(Tr−Tc)および室外熱交換器2の出口の温度
(To)等により圧縮機1の運転周波数を可変するとと
もに、前記膨張弁3の出口の温度(Te)と圧縮機1の
入口の温度(Tci)との差が例えば4Kとなるように
前記膨張弁3の絞り量を調整し、温度差(Tr−Tc)
が例えば4K以下になると、手動または自動により除湿
運転モードが設定されていれば、除湿運転に切り換える
ようにしている。
【0003】そして、除湿運転時は、膨張弁3の出口の
温度(Te)と補助熱交換部5aの出口の温度(Ts
1)の温度差(Te−Ts1)および膨張弁3の出口の
温度(Te)と室内熱交換器5の中間部の温度(Ts
2)の温度差(Te−Ts2)を所定の基準値とするよ
うに、前記膨張弁3の絞り量を制御して、図5(A)に
示すように、室内熱交換器5の中間部までを液域とした
り、図5(B)に示すように、補助熱交換部5aの出口
までを液域とする(A)、(B)2段階の除湿能力の切
り換えを可能としていた。
【0004】しかし、上述の(A)、(B)2段階の除
湿能力の切り換えでは、冷媒の液域の変化が大きいた
め、きめ細かな除湿制御ができないばかりか、温度セン
サーを多数必要とし、性能に比較してコストが高いとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、除湿能力を多段階切り換えとしてきめ細
かな除湿制御を可能とし、性能とコストのバランスのと
れた空気調和機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、第1の発明は、圧縮機によって得た冷媒を
室外熱交換器、膨張弁、分流器を介して分流し、一方の
冷媒パスに開閉弁を介挿して入口より2つの冷媒パスに
分流供給する前記室内熱交換器を経て同圧縮機に循環す
る冷凍サイクルを構成し、前記膨張弁の出口の温度(T
e)および、室内熱交換器の中間部の温度(Ts1)を
各々検出する温度センサーを設けた。
【0007】そして、除湿運転時における前記室内熱交
換器に流れる冷媒の液域の可変制御を、前記圧縮機を低
速制御するとともに、前記開閉弁を開放し、前記室温
(Tr)と設定温度(Tc)の温度差(Tr−Tc)が
第1の基準値に達すると、前記膨張弁の出口の温度(T
e)と室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)との温度
差(Te−Ts2)を第1の基準値とするように前記膨
張弁の絞り量を調整して除湿運転とし、同除湿運転中
に、前記温度差(Tr−Tc)が第2の基準値に達する
と前記開閉弁を閉塞するとともに、前記膨張弁の出口の
温度(Te)と室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)
との温度差(Te−Ts2)を第2の基準値となるよう
に前記膨張弁の絞り量を調整し、前記温度差(Tr−T
c)が第3の基準値に達すると前記開閉弁を閉塞したま
ま、前記温度差(Te−Ts2)を第1の基準値となる
ように前記膨張弁の絞り量を調整することにより、室内
熱交換器に流れる冷媒の液域を可変制御し、除湿能力を
段階的に可変するようにしてきめ細かな除湿運転を可能
とした。
【0008】また、圧縮機によって得た冷媒を室外熱交
換器、膨張弁、室内熱交換器内を少なくとも1回通過す
る冷媒流路で構成する補助熱交換部、分流器を介して分
流し、一方の冷媒パスに開閉弁を介挿して入口より2つ
の冷媒パスに分流供給する前記室内熱交換器を経て同圧
縮機に循環する冷凍サイクルを構成し、前記膨張弁の出
口の温度(Te)、補助熱交換部の出口の温度(Ts
1)および、室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)を
各々検出する温度センサーを設けた。
【0009】そして、除湿運転時における前記室内熱交
換器に流れる冷媒の液域の可変制御を、前記圧縮機を低
速制御するとともに、前記開閉弁を開放し、前記室温
(Tr)と設定温度(Tc)の温度差(Tr−Tc)が
第1の基準値に達すると、前記膨張弁の出口の温度(T
e)と室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)との温度
差(Te−Ts2)を第1の基準値とするように前記膨
張弁の絞り量を調整して除湿運転とし、同除湿運転中
に、前記温度差(Tr−Tc)が第2の基準値に達する
と前記開閉弁を閉塞するとともに、前記温度差(Te−
Ts2)を第2の基準値となるように前記膨張弁の絞り
量を調整し、同除湿運転中に、前記温度差(Tr−T
c)が第3の基準値に達すると前記開閉弁を閉塞のま
ま、前記温度差(Te−Ts2)を第1の基準値となる
ように前記膨張弁を絞り量を調整し、同除湿運転中に、
前記温度差(Tr−Tc)が第4の基準値に達するに前
記開閉弁を閉塞のまま、前記膨張弁の出口の温度(T
e)と補助熱交換部の出口の温度(Ts1)との温度差
(Te−Ts1)を第1の基準値となるように前記膨張
弁の絞り量を調整し、さらに、同除湿運転中に、前記温
度差(Tr−Tc)が第5の基準値に達すると前記開閉
弁を開放し、前記温度差(Te−Ts1)を第1の基準
値となるように前記膨張弁の絞り量を調整することによ
り、補助熱交換部を有する室内熱交換器に流れる冷媒の
液域を可変制御し、除湿能力を段階的に可変するように
してきめ細かな除湿運転を可能とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、本発
明の空気調和機においては、室内熱交換器の一方の冷媒
流路に開閉弁を設け、室温(Tr)と設定温度(Tc)
の温度差(Tr−Tc)に応じて前記開閉弁を開閉制御
するとともに、前記膨張弁の出口の温度(Te)と補助
熱交換部の出口の温度(Ts1)との温度差(Te−T
s1)および膨張弁の出口の温度(Te)と室内熱交換
器の中間部の温度(Ts2)との温度差(Te−Ts
2)を所定の基準値とするように前記膨張弁の絞り量を
制御することにより、室内熱交換器に流れる冷媒の液域
を可変制御し、除湿能力を5段階に切り換えることがで
き、また、前記補助熱交換部および補助熱交換部の出口
に備える温度センサーを削除してコストを低減しても、
除湿能力を3段階に切り換えることができ、よりきめ細
かな湿度制御を可能とした。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機を詳細に説明する。図1および図2は本発明による空
気調和機の一実施例を示す冷凍サイクル図である。図に
おいて、図5と同一機能を同一記号とし、説明を省略す
る。図に示すように、第1の発明は、図1に示すよう
に、補助熱交換部5aを持たない室内熱交換器5の一方
の冷媒パスに開閉弁12を介挿し、後述するように3段
階の除湿能力切り換えを可能とした。また、第2の発明
は、図2に示すように、補助熱交換部5aを有する室内
熱交換器5の一方の冷媒パスに開閉弁12を介挿し、後
述するように5段階の除湿能力切り換えを可能とした。
【0012】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。図3は室内熱交換器5を流れる冷媒の状態を示
す図で、除湿能力の差を表している。図3(A)は、開
閉弁12を開放し、膨張弁3の出口に設置される温度セ
ンサー9の温度(Te)と、室内熱交換器5の中間部に
設置される温度センサー11の温度(Ts2)の温度差
(Te−Ts2)を−0.5K〜+0.5Kになるよう
に膨張弁3の絞り量を制御した場合を示しており、図の
A点からC点及びD点を液域、C点及びD点以降を気体
域の状態とした、第1の除湿能力の状態である。図3
(B)は、開閉弁12を閉塞し、膨張弁3の出口に設置
される温度センサー9の温度(Te)と、室内熱交換器
5の中間部に設置される温度センサー11の温度(Ts
2)の温度差(Te−T2)を1.0K〜1.5Kにな
るように膨張弁3の絞り量を制御した場合を示してお
り、図のA点からC点、C点からE点を液域、E点以降
を気体域の状態とした、第2の除湿能力の状態である。
図3(C)は、開閉弁12を閉塞し、膨張弁3の出口に
設置される温度センサー9の温度(Te)と、室内熱交
換器5の中間部に設置される温度センサー11の温度
(Ts2)の温度差(Te−Ts2)を−0.5K〜+
0.5Kになるように膨張弁3の絞り量を制御した場合
を示しており、図のA点からC点までを液域、C点以降
を気体域の状態とした、第3の除湿能力の状態である。
図3(D)は、開閉弁12を閉塞し、膨張弁3の出口に
設置される温度センサー9の温度(Te)と、補助熱交
換部5aの出口に設置される温度センサー10の温度
(Ts1)の温度差(Te−Ts1)を−0.5K〜+
0.5Kになるように膨張弁3の絞り量を制御した場合
を示しており、図のA点からB点までを液域、B点から
C点、およびC点以降を気体域の状態とした、第4の除
湿能力の状態である。図3(E)は、開閉弁12を開放
し、膨張弁3の出口に設置される温度センサー9の温度
(Te)と、補助熱交換部5aの出口に設置される温度
センサー10の温度(Ts1)の温度差(Te−Ts
1)を−0.5K〜+0.5Kになるように膨張弁3の
絞り量を制御した場合を示しており、図のA点からB点
までを液域、B点以降を気体域の状態とした、第5の除
湿能力の状態である。
【0013】第1の発明は、熱交換器5に図3の点線で
囲った補助熱交換部5aおよび温度センサー10を削減
したものであり、図3(D)、(E)の状態が省略され
た3段階の除湿能力となり、第2の発明は図3の点線で
囲った補助熱交換部5aおよび温度センサー10を有
し、図3(D)、(E)の状態を含む5段階の除湿能力
となる。
【0014】図4は除湿運転の動作を示すフローチャー
トである。以下、図4を参照して除湿運転の動作を説明
する。図に示すように、除湿運転モードになると、ま
ず、開閉弁12は開放のまま、膨張弁3を通常より絞っ
て運転され(ST1)、温度センサー9の温度(Te)
と、温度センサー11の温度(Ts2)との温度差(T
e−Ts2)が−0,5K〜+0.5Kになるように制
御される(ST2)。即ち、第1の除湿能力、図2
(A)の状態に制御される。
【0015】(ST2)で温度差(Te−Ts2)が−
0,5K〜+0.5Kになると、室温(Tr)と設定温
度(Tc)との温度差(Tr−Tc)が3K以下である
かどうか確認され(ST3)、温度差(Tr−Tc)が
3K以下であれば、開閉弁12を閉塞し、膨張弁3を調
整し(ST4)、前記温度差(Te−Ts2)が1.0
K〜1.5Kになるように制御される(ST5)。即
ち、第2の除湿能力、図3(B)の状態に制御される。
また、(ST3)で、温度差(Tr−Tc)が3K以上
であれば、温度差(Tr−Tc)が3K〜4Kであるか
確認され、4K以上であれば冷房運転に移行し、3K〜
4Kであれば、除湿運転(ST0)が続行される。
【0016】(ST5)で温度差(Te−Ts2)が
1.0K〜1.5Kになると、室温(Tr)と設定温度
(Tc)との温度差(Tr−Tc)が2K以下であるか
どうか確認され(ST6)、温度差(Tr−Tc)が2
K以下であれば、開閉弁12を閉塞したまま、膨張弁3
をさらに調整し(ST7)、前記温度差(Te−Ts
2)が−0.5K〜+0.5Kになるように制御される
(ST8)。即ち、第3の除湿能力、図3(C)の状態
に制御される。また、(ST6)で温度差(Tr−T
c)が2K以上であれば、(ST3)に戻る。以上の動
作は、第1の発明の補助熱交換器4および、温度センサ
ー10を省略した場合と同じである。
【0017】さて、(ST8)で温度差(Te−Ts
2)が−0.5K〜+0.5Kになると、さらに、室温
(Tr)と設定温度(Tc)との温度差(Tr−Tc)
が1K以下であるかどうか確認され(ST9)、温度差
(Tr−Tc)が1K以下であれば、開閉弁12を閉塞
したまま、膨張弁3をさらに調整し(ST10)、温度
センサー9の温度(Te)と、温度センサー10の温度
(Ts1)との前記温度差(Te−Ts1)が−0.5
K〜+0.5Kになるように制御される(ST11)。
即ち、第4の除湿能力、図3(D)の状態に制御され
る。また、(ST9)で温度差(Tr−Tc)が1K以
上であれば、(ST6)に戻る。
【0018】(ST11)で温度差(Te−Ts2)が
−0.5K〜+0.5Kになると、さらに、室温(T
r)と設定温度(Tc)との温度差(Tr−Tc)が
0.5K以下であるかどうか確認され(ST12)、温
度差(Tr−Tc)が0.5K以下であれば、開閉弁1
2を開放し、膨張弁3をさらに調整し(ST13)、温
度センサー9の温度(Te)と、温度センサー10の温
度(Ts1)との前記温度差(Te−Ts1)が−0.
5K〜+0.5Kになるように制御される(ST1
4)。即ち、第5の除湿能力、図3(E)の状態に制御
される。また、(ST12)で温度差(Tr−Tc)が
0.5K以上であれば、(ST9)に戻る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機によれば、2つの冷媒パスを有する室内熱交換器
の一方の冷媒パスに開閉弁を設け、室温(Tr)と設定
温度(Tc)の温度差(Tr−Tc)に応じて前記開閉
弁を開閉制御するとともに、膨張弁の出口の温度(T
e)と室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)との温度
差(Te−Ts2)を所定の一定値とするように前記膨
張弁の絞り量を制御することにより、除湿能力を3段階
に切り換えることができ、また、室内熱交換器に補助熱
交換部を備え、補助熱交換部の出口に温度センサーを設
け、膨張弁の出口の温度(Te)と補助熱交換部の出口
の温度(Ts1)との温度差(Te−Ts1)を所定の
基準値とするように前記膨張弁の絞り量を制御すること
により、室内熱交換器に流れる冷媒の液域を可変制御し
て除湿能力を5段階に切り換えることができ、よりきめ
細かな湿度制御を可能としたので、除湿能力を多段階切
り換えとしてきめ細かな除湿制御を可能とし、性能とコ
ストのバランスのとれた空気調和機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の一実施例を示す冷凍
サイクル図である。
【図2】本発明による空気調和機の他の実施例を示す冷
凍サイクル図である。
【図3】本発明による空気調和機の室内熱交換器を流れ
る冷媒の状態を示す図で、除湿能力の差を表している。
【図4】本発明による空気調和機の除湿運転動作を説明
するフローチャートである。
【図5】従来の空気調和機の室内熱交換器を流れる冷媒
の状態を示す図で、除湿能力の差を表している。
【図6】従来の空気調和機の冷凍サイクル図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 室外熱交換器 3 膨張弁 4 分流器 5a 補助熱交換部 5 室内熱交換器 6、7、8、9、10、11 温度センサー 12 開閉弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機によって得た冷媒を室外熱交換
    器、膨張弁、分流器を介して分流し、一方の冷媒パスに
    開閉弁を介挿して入口より2つの冷媒パスに分流供給す
    る前記室内熱交換器を経て同圧縮機に循環する冷凍サイ
    クルを構成し、前記膨張弁の出口の温度(Te)およ
    び、室内熱交換器の中間部の温度(Ts1)を各々検出
    する温度センサーを設け、除湿運転時に、前記圧縮機を
    低速制御するとともに、室温(Tr)と設定温度(T
    c)の温度差(Tr−Tc)に応じて前記開閉弁を開閉
    制御するとともに、前記膨張弁の出口の温度(Te)と
    室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)との温度差(T
    e−Ts2)を所定の基準値とするように前記膨張弁の
    絞り量を制御することにより、室内熱交換器に流れる冷
    媒の液域を可変制御し、除湿能力を段階的に切り換えて
    きめ細かな湿度制御を可能としたことを特徴とする空気
    調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機によって得た冷媒を室外熱交換
    器、膨張弁、室内熱交換器内を少なくとも1回通過する
    冷媒流路で構成する補助熱交換部、分流器を介して分流
    し、一方の冷媒パスに開閉弁を介挿して入口より2つの
    冷媒パスに分流供給する前記室内熱交換器を経て同圧縮
    機に循環する冷凍サイクルを構成し、前記膨張弁の出口
    の温度(Te)、補助熱交換部の出口の温度(Ts1)
    および、室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)を各々
    検出する温度センサーを設け、除湿運転時に、前記圧縮
    機を低速制御するとともに、室温(Tr)と設定温度
    (Tc)の温度差(Tr−Tc)に応じて前記開閉弁を
    開閉制御するとともに、前記膨張弁の出口の温度(T
    e)と補助熱交換部の出口の温度(Ts1)との温度差
    (Te−Ts1)および膨張弁の出口の温度(Te)と
    室内熱交換器の中間部の温度(Ts2)との温度差(T
    e−Ts2)を所定の基準値とするように前記膨張弁の
    絞り量を制御することにより、補助熱交換部を有する室
    内熱交換器に流れる冷媒の液域を可変制御し、除湿能力
    を段階的に切り換えてきめ細かな湿度制御を可能とした
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記室内熱交換器に流れる冷媒の液域の
    可変制御を、前記開閉弁を開放し、前記室温(Tr)と
    設定温度(Tc)の温度差(Tr−Tc)が第1の基準
    値に達すると、前記膨張弁の出口の温度(Te)と室内
    熱交換器の中間部の温度(Ts2)との温度差(Te−
    Ts2)を第1の基準値とするように前記膨張弁の絞り
    量を調整し、同除湿運転中に、前記温度差(Tr−T
    c)が第2の基準値に達すると前記開閉弁を閉塞すると
    ともに、前記膨張弁の出口の温度(Te)と室内熱交換
    器の中間部の温度(Ts2)との温度差(Te−Ts
    2)を第2の基準値となるように前記膨張弁の絞り量を
    調整し、前記温度差(Tr−Tc)が第3の基準値に達
    すると前記開閉弁を閉塞したまま、前記温度差(Te−
    Ts2)を第1の基準値となるように前記膨張弁の絞り
    量を調整することにより、室内熱交換器に流れる冷媒の
    液域を可変制御するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記室内熱交換器に流れる冷媒の液域の
    可変制御を、前記開閉弁を開放し、前記室温(Tr)と
    設定温度(Tc)の温度差(Tr−Tc)が第1の基準
    値に達すると、前記膨張弁の出口の温度(Te)と室内
    熱交換器の中間部の温度(Ts2)との温度差(Te−
    Ts2)を第1の基準値とするように前記膨張弁の絞り
    量を調整して除湿運転とし、同除湿運転中に、前記温度
    差(Tr−Tc)が第2の基準値に達すると前記開閉弁
    を閉塞するとともに、前記温度差(Te−Ts2)を第
    2の基準値となるように前記膨張弁の絞り量を調整し、
    同除湿運転中に、前記温度差(Tr−Tc)が第3の基
    準値に達すると前記開閉弁を閉塞のまま、前記温度差
    (Te−Ts2)を第1の基準値となるように前記膨張
    弁を絞り量を調整し、同除湿運転中に、前記温度差(T
    r−Tc)が第4の基準値に達すると前記開閉弁を閉塞
    のまま、前記膨張弁の出口の温度(Te)と補助熱交換
    部の出口の温度(Ts1)との温度差(Te−Ts1)
    を第1の基準値となるように前記膨張弁の絞り量を調整
    し、さらに、同除湿運転中に、前記温度差(Tr−T
    c)が第5の基準値に達すると前記開閉弁を開放し、前
    記温度差(Te−Ts1)を第1の基準値となるように
    前記膨張弁の絞り量を調整することにより、補助熱交換
    部を有する室内熱交換器に流れる冷媒の液域を可変制御
    し、除湿能力を段階的に可変するように制御してなるこ
    とを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
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