JPH1037606A - 建具の構造及び建具の製造方法 - Google Patents

建具の構造及び建具の製造方法

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JPH1037606A
JPH1037606A JP21186796A JP21186796A JPH1037606A JP H1037606 A JPH1037606 A JP H1037606A JP 21186796 A JP21186796 A JP 21186796A JP 21186796 A JP21186796 A JP 21186796A JP H1037606 A JPH1037606 A JP H1037606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
plate
fitting
fitting groove
frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21186796A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shimomura
隆司 下村
Tsuneo Yuukami
恒夫 勇上
Keiko Norikane
圭以子 則包
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
Application filed by Eidai Co Ltd filed Critical Eidai Co Ltd
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Publication of JPH1037606A publication Critical patent/JPH1037606A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス板・鏡板等の板を見栄えよく且つ簡単
に固定する。 【解決手段】 框4の内側縁部に、框4の長手方向に沿
って嵌合溝11が形成され、この嵌合溝11の奥部にパ
ッキン12が挿入され、このパッキン12を押し付け変
形するようにして板6の縁部が嵌合溝11に嵌め入れら
れて、板6の縁部が変形したパッキン12によって包み
込まれるようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部屋、収納庫又は
家具等の扉・引き戸等の建具の構造及び建具の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の建具として以下の如きも
のは知られている。即ち、4本の框からなる枠の内周縁
部にガラス板・鏡板等の板の外周縁部を受ける段落ち部
が形成され、この段落ち部に板の外周縁部が当てられ、
この板の外周縁部を押さえる板押さえが枠に釘・ねじ等
を使用して固定されたものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の建具には以下の如き欠点
があった。即ち、板を枠に固定するために枠と別体の板
押さえを枠に釘・ねじ等を使用して固定するものであっ
たため、板押さえや釘・ねじ等が目に付き、見栄えが悪
いという欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、框の内側縁部に、框の長手方向に沿って嵌合溝
が形成され、この嵌合溝の奥部にパッキンが挿入され、
このパッキンを押し付け変形するようにして板の縁部が
嵌合溝に嵌め入れられて、板の縁部が変形したパッキン
によって包み込まれるようになされているものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。枠内にガラス板・鏡板等の板を嵌め込むだ
けで、板を見栄えよく且つ板が嵌合溝内でガタ付かない
ように簡単に固定することが出来ると共に、嵌合溝の奥
部にパッキンが挿入されていて外部からパッキンが見え
ないので、框と板との境をスッキリと見栄えのよいもの
とすることが出来る。
【0006】
【請求項1の発明の実施の形態】以下に請求項1の発明
(建具の構造)の実施の形態を図1〜図3を参照しつつ
説明する。なお、この説明において、前とは図1紙面表
側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは
同図右側をいう。
【0007】扉・引き戸等の建具1は、4本の框4から
なる枠3と、この枠3内に嵌め止められた透明又は不透
明のガラス板・鏡板等の板6とを有している。相互に隣
接する框4同士は、端部が図1で示す角度αが45度と
なるように切断されて突き合わされ、ダボ8によって相
互に接続されている。なお、ダボ8が嵌まる凹所9が各
框4の端部に形成されていることは云うまでもない。な
お、ダボ8を使用せず、框4を接着剤やL字状の連結金
具によって連結するようにしてもよい。
【0008】前記框4の内側縁部(板6に対向する縁
部)に、框4の長手方向に沿って嵌合溝11が形成さ
れ、この嵌合溝11の奥部に断面形状円形のパッキン1
2が挿入され、このパッキン12を押し付け変形するよ
うにして板6の縁部が嵌合溝11に嵌め入れられてい
る。換言すれば、4本の框4の嵌合溝11を板6の縁部
に嵌合させると共に板6の縁部がパッキン12に押し当
たる状態で相互に隣接する框4同士を連結することによ
って、板6が前記の状態で枠3に固定されている。この
ような構成により、板6の縁部が変形したパッキン12
によって包み込まれるようになされていて、板6が嵌合
溝11内でガタ付かないようになされている。前記パッ
キン12の素材は、軟質ゴム・軟質合成樹脂や、それら
の発泡体が好適であるが、要するに板6の縁部がパッキ
ン12に押し当たった際、変形して板6の縁部を包み込
むことが出来るものであればよい。また、パッキン12
は、板6の縁部がパッキン12に押し当たった際、変形
して板6の縁部を包み込む形状であれば、中央部に空洞
を有する中空状のものでも、中実のものでもよい。ま
た、パッキン12の断面の外形についても、円形、三角
形、四角形以上の多角形等任意である。また、パッキン
12は、嵌合溝11から容易に抜け出さないように一般
的には嵌合溝11に無理嵌めされるものであるから、パ
ッキン12を嵌合溝11に嵌める作業を容易にするた
め、パッキン12の断面形状は円形が好適である。
【0009】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)建具1に、上下又は左右に区切る中桟を設けるよ
うにしてもよい。なお、中桟の両長手縁部には嵌合溝1
1が形成され、これら嵌合溝11にパッキン12が嵌め
入れられる。 (2)框4の前後面に装飾立体模様を形成するようにし
てもよい。
【0010】
【請求項3の発明の実施の形態】次に、請求項3の発明
(建具の製造方法)の実施の形態を図4及び図5を参照
しつつ説明する。なお、この説明において、前とは図4
右側を、後とは同左側をいい、左とは図4上側を、右と
は同図下側をいう。
【0011】[第1工程]框材4Aの長手側縁部(框4
となった際、板6側に向く側縁部)に長手方向に沿って
嵌合溝11を形成する。
【0012】[第2工程]この框材4Aを駆動ローラー
コンベア20で前方に送りつつ、嵌合溝11の奥部にパ
ッキン12を以下に詳述する手段で挿入する。即ち、駆
動ロ−ラ−コンベア20は、左右に框材4Aの左右の振
れを防止する軸心を上下方向に向けた多数のサイドロ−
ラ−21を有しており、この駆動ロ−ラ−コンベア20
によって框材4Aの左右の振れを防止しつつ、框材4A
を前方に送り、その途中で、パッキン12を押し込みロ
−ラ−22によって嵌合溝11に押し込む。
【0013】[第3工程]その後、框材4Aをパッキン
12ごと切断して図1に示す如き4本の框4を製造する
と共にダボ8が嵌まる凹所9を框4の両端部に形成す
る。
【0014】[第4工程]これら4本の框4の嵌合溝1
1を板6の縁部に嵌合させると共に板6の縁部がパッキ
ン12に押し当たり変形したパッキン12によって包み
込まれる状態となるように相互に隣接する框4同士を連
結する。
【0015】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。パ
ッキン12を手作業によって嵌合溝11に嵌め入れても
よい。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、枠内にガラス板・鏡板等の
板を嵌め込むだけで、板を見栄えよく且つ板が嵌合溝内
でガタ付かないように簡単に固定することが出来ると共
に、嵌合溝の奥部にパッキンが挿入されていて外部から
パッキンが見えないので、框と板との境をスッキリと見
栄えのよいものとすることが出来る。 請求項2の発明によれば、パッキンの断面形状が円形
であるので、即ち、パッキンがねじれても断面形状に変
化がなく、且つ、パッキンを嵌合溝に押し込む際、パッ
キンの幅狭部分から嵌合溝に入って行くので、パッキン
を嵌合溝に嵌める作業が行ないやすい。 請求項3の発明によれば、見栄えのよい建具を簡単に
製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施の形態を示す簡略正面図
である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】建具の製造工程を説明するための簡略平面図で
ある。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 建具 4 框 6 板 11 嵌合溝 12 パッキン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 框の内側縁部に、框の長手方向に沿って
    嵌合溝が形成され、この嵌合溝の奥部にパッキンが挿入
    され、このパッキンを押し付け変形するようにして板の
    縁部が嵌合溝に嵌め入れられて、板の縁部が変形したパ
    ッキンによって包み込まれるようになされている建具の
    構造。
  2. 【請求項2】 前記パッキンの断面形状が円形である請
    求項1記載の建具の構造。
  3. 【請求項3】 框材の長手側縁部に長手方向に沿って嵌
    合溝を形成する工程と、前記嵌合溝の奥部にパッキンを
    挿入する工程と、框材をパッキンごと切断して4本の框
    を製造する工程と、これら4本の框の嵌合溝を板の縁部
    に嵌合させると共に板の縁部がパッキンに押し当たり変
    形したパッキンによって包み込まれる状態となるように
    して相互に隣接する框同士を連結する工程とを有する建
    具の製造方法。
JP21186796A 1996-07-22 1996-07-22 建具の構造及び建具の製造方法 Withdrawn JPH1037606A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177556A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ykk Ap株式会社 建具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177556A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ykk Ap株式会社 建具

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Effective date: 20031007