JPH1037362A - 鉄筋コンクリート床の構築方法 - Google Patents

鉄筋コンクリート床の構築方法

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JPH1037362A
JPH1037362A JP21518496A JP21518496A JPH1037362A JP H1037362 A JPH1037362 A JP H1037362A JP 21518496 A JP21518496 A JP 21518496A JP 21518496 A JP21518496 A JP 21518496A JP H1037362 A JPH1037362 A JP H1037362A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート等からなる板状型枠と打
設コンクリートとからなる複合形態の鉄筋コンクリート
床を、支保工をほとんど用いないで、またプレストレス
を導入したり、アーチやドーム形状としたりせずに、し
かも安価に、かつ容易に構築する。 【解決手段】 2個の支持部13間に、長方形の板状
に成形され長さ方向の空洞11を有する2枚の板状型枠
10を長さ方向の一端同士が支持部13よりも高い位置
で互いに突き合うように水平線に対し傾斜させて支架
し、上記2個の支持部13にまたがって直線状の鉄製連
結棒16を水平に配置し、この連結棒16の両端を支持
部13に固定し、板状型枠10上に鉄筋18を配設し、
この鉄筋18を埋めるようにコンクリート19を流して
硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セラミックス焼
成煉瓦やコンクリートからなる板状ブロックを型枠に用
いた鉄筋コンクリート床の構築方法に関し、プレストレ
スを導入したり、アーチやドーム形状としたりせずに、
しかも支保工もほとんど不要にしたものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート、セラミックス焼成煉瓦、
コンクリートブロックおよび石材等からなる建築構造物
の床は、下から多数本の支保工で支えた合板製の型枠内
に鉄筋を配置した後、コンクリートを打設し、乾燥して
構築するのが一般的であるが、この構築方法は、多数本
の支保工を立てる必要があって面倒であり、かつ生産性
が低く、経済的でなかった。この問題を解決するため、
アーチやドームの形状にしたり、長尺の鉄筋コンクリー
ト製パネルを用いたりする方法も知られているが、前者
は工事中に発生する水平力で破壊するのを防ぐために控
え壁や水平方向の鉄部材を必要として煩雑であり、後者
は取扱い部材が大きく重くなるため、大型の機械を必要
とするなどの問題があった。また、後者にプレストレス
を導入する方法も知られているが、この場合も重量や経
済性の問題は未解決のままで残されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、コンクリ
ート等からなる板状ブロックを型枠に用いることによ
り、この板状型枠と打設コンクリートとからなる複合形
態の鉄筋コンクリート床を、支保工をほとんど用いない
で、またプレストレスを導入したり、アーチやドーム形
状としたりせずに、しかも安価に、かつ容易に構築する
方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る鉄筋コン
クリート床の構築方法は、水平方向に離れて対向する壁
や梁等からなる2個の支持部間に、長方形の板状に成形
され長さ方向の空洞を有する2枚の板状型枠を長さ方向
の一端同士が上記の支持部よりも高い位置で互いに突き
合うように水平線に対し傾斜させて支架し、かつ上記2
個の支持部にまたがって直線状の鉄製連結棒を水平に配
置し、この連結棒の両端を上記の支持部に固定し、しか
るのち上記の板状型枠上に鉄筋を配設し、この鉄筋を埋
めるようにコンクリートを流して硬化させることを特徴
とする。
【0005】この発明に用いる板状型枠は、高強度のセ
ラミックス焼成煉瓦やセメントモルタル、コンクリート
等からなる押出し成形品であり、その長さは、スパンの
約1/2に設定される。例えば、スパンが6mであれ
ば、約3mに設定される。幅および厚さは、作業性およ
び強度を考慮して適宜に設定されるが、幅は100〜2
000mmが、また厚さは30〜200mmがそれぞれ好ま
しい。この板状型枠に設けられる長さ方向の空洞は、上
下両面が閉じた長さ方向に貫通する孔または上下の片面
が開放された長さ方向の溝のいずれでもよく、その断面
形状、大きさおよび個数も所望の強度が得られる範囲で
任意であるが、空洞を溝形に形成し、開放面を上にして
用いることにより、コンクリートを流し込んだ際に溝形
空洞の内側をコンクリートで埋めることが可能になり、
床の強度向上に有効である。
【0006】この発明では、2枚の板状型枠を長さ方向
に突き合い状に並べ、その際に突き合い端部が他端より
も高くなるように板状型枠を傾斜させ、その自重で、ま
た必要に応じて外力を加えて突き合い端部を圧接させ
る。したがって、板状型枠の長さ方向の端面、特に突き
合い端部となる側の端面は、板状型枠の上下両面に直角
な平面でなく、この直角な平面に対して若干傾斜させる
ことが好ましく、この傾斜角度は、板状型枠の水平線に
対する傾斜角度と等しくし、2枚の板状型枠の端面同士
を突き合わせた際に該端面を鉛直面に形成して端面同士
を全面均一に接触させることが好ましい。この場合、板
状型枠を押出しで成形した後、型枠自体の端面を加工し
て傾斜させてもよく、また型枠自体の端面は上下両面に
対して垂直に形成し、この垂直端面に硬質ゴム、木材、
モルタル等からなる楔形の当板を貼付けたり、単に当接
したりしてもよい。
【0007】上記2枚の板状型枠をそれぞれ傾斜させて
山形に突き合わせる際、その勾配は1/100〜20/
100が好ましい。この勾配が1/100よりも小さい
場合は、垂直荷重で崩れ易くなり、反対に20/100
よりも大きい場合は、床全体の厚みが過大になり、経済
的でない。
【0008】上記板状型枠の他端を固定するための壁や
梁等の支持部は、板状型枠に加わる垂直荷重および長さ
方向の圧縮荷重を受けるものであるが、2個の支持部の
対向面に板状型枠の端部を下から支えるための受け部材
を突設し、上記支持部自体の対向面に板状型枠の端面を
接触させる構造とすることができ、これによって上記板
状型枠の他端を下から支えるための支保工が不要とな
り、支保工は上記の突き合い端部を下から支えるものだ
けでよくなり、そのため支保工の個数を大幅に削減する
ことが可能になり、床の構築作業に伴う工数が節約され
る。
【0009】この発明では、上記2個の支持部間に上記
の板状型枠と共に直線状の鉄製連結棒を水平に支架し、
これによって上記の支持部を補強する。すなわち、2枚
の板状型枠を山形に突き合わせることにより、板状型枠
に長さ方向の圧縮応力が発生し、これが上記の壁や梁等
の支持部に水平力として支持部の間隔を広げる方向に作
用するが、上記の連結棒で壁や梁等の支持部を接続する
ことにより、これら壁や梁など支持部自体の大型化が不
要になる。この連結棒の配置高さは、任意であるが、板
状型枠の一端と他端との間の高さ範囲が補強効果の点で
好ましい。特に2枚の板状型枠の突き合い部における空
洞の底面よりも上の部分を通るように配置した場合は、
板状型枠の下に連結棒が露出せず、板状型枠の下方空間
が広くなる点で好ましい。そして、場合によっては、上
記連結棒の配置により鉄筋を兼ねさせ、鉄筋の配設を省
略してもよい。
【0010】上記板状型枠を支持部間に支架する際の勾
配が比較的小さい場合は、上記の連結棒を全長にわたっ
て板状型枠の空洞に通すことができ、かつ支持部に対す
る連結部の固定部を板状型枠の他端固定部とほぼ等しい
高さに位置させることができる。反対に、上記の勾配が
比較的大きく、上記連結棒の中央部のみを板状型枠の突
き合い部付近の空洞内に収めた場合は、残りの両側部分
が板状型枠の上方に露出し、上記の空洞が上面閉鎖型の
孔である場合は、板状型枠の上面に連結棒を通すための
孔が開けられる。なお、上記連結棒の太さおよび配列密
度は、上記の補強効果が得られる範囲で適宜に設定可能
である。また、施工時には突き合い部付近の高い位置と
支持部付近の低い位置の双方に連結棒を配置し、コンク
リートの乾燥後に下側の連結棒を除去し、上側のみを残
すようにしてもよい。
【0011】この発明では、上記のように板状型枠およ
び連結棒を支持部間に支架した後、板状型枠の上方に鉄
筋を配設し、コンクリートを流し込んで乾燥させるが、
コンクリートを流し込む際は、あらかじめ板状型枠の突
き合い部を下方から引張って、または上方から押し下げ
て上記突き合い部を下向きに付勢し、この状態でコンク
リートを流し込み、コンクリートの硬化後に上記の付勢
を解除することが好ましく、これによって板状型枠に長
さ方向の圧縮応力を発生させ、床強度を上げることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施形態1 セメント等の水硬性物質を結合材とする比焼成の無機材
料を押出成形機で成形し、図2および図3に示す中空の
板状型枠10を製造する。この板状型枠10は、長さ方
向に貫通する複数個の孔11を並設し、かつ左右の両側
面には上記の孔11を二つ割りした形の溝11aを形成
して空洞を形成したものであり、長さ方向の両端面12
は、上下両面に垂直な平面に対して傾斜する斜面に形成
され、その傾斜角度θは、勾配に換算して1/100〜
20/100の範囲内で小さい側に設定される。
【0013】上記の板状型枠10は、図1に示すよう
に、対向する2枚の壁(支持部)13、13間に一端同
士が突き合い、上記の小さい勾配で傾斜するように支架
される。壁13の対向面には、受け部材14があらかじ
め固定され、この受け部材14上に上記板状型枠10の
他端が置かれ、この他端の端面が壁13の表面に接触す
る。そして、突き合い端部は、下から支保工15で支持
される。
【0014】図1において、上記左右の壁13、13間
に鉄製の連結棒16が上記の山形に突き合う左右2枚の
板状型枠10の孔(空洞)11を貫通するように通さ
れ、この連結棒16の壁13から外側に突出するネジ部
分にナット17が締結され、これによって連結棒16の
両端が壁13に固定される。そして、上記板状型枠10
の上方に多数本の鉄筋18を水平に配設した後、その上
にコンクリートを流し込み、そのコンクリートの重量に
よって板状型枠10の突き合い部を下方に押して板状型
枠10の長さ方向に圧縮応力を発生させ、乾燥して板状
型枠10と一体の打設コンクリート19を形成する。
【0015】実施形態2 上記実施形態1の板状型枠10の端面12の傾斜角度が
比較的大きく、板状型枠10を支架する際の勾配を比較
的大きく設定することにより、連結棒16を孔(空洞)
11に直線状に通せない場合は、板状型枠10の他端側
(壁13側)の上面に上記の孔11と連通する孔を開口
させ、この孔から連結棒16の両端を突出させて壁13
に固定する。他は実施形態1と同様にして打設コンクリ
ート19を形成する。
【0016】実施形態3 図4に示す実施形態3において、板状型枠10Aは、長
さ方向端面を上下両面に対して直角に形成する以外は上
記実施形態1と同様に成形したものであり、この2枚の
板状型枠10Aの突き合い部に楔形の厚めの当板21
を、また板状型枠10Aの他端と壁(支持部)13との
間に楔形の薄めの当板22をそれぞれ介在させ、他は上
記の実施形態1と同様にして打設コンクリート19を構
築する。
【0017】実施形態4 図5に示す板状型枠10Bは、上面が開放された4個の
溝形空洞11Bを並設する以外は、実施形態1と同様の
ものであり、この板状型枠10Bを用いる以外は実施形
態1と同様にして板状型枠10Bと一体の打設コンクリ
ートを形成する。この場合は、板状型枠10Bを組立て
てコンクリートを流し込んだ際、溝形空洞11B内にも
コンクリートが充填されるため、打設コンクリートと板
状型枠10Bの結合強度が向上する。
【0018】実施形態5 図6に示す板状型枠10Cは、上面が開放された1個の
大きい溝形空洞11Cを備える以外は、実施形態4と同
様のものであり、この板状型枠10Cを用いる以外は実
施形態4と同様にして打設コンクリートを形成する。こ
の場合も、溝形空洞11Cにコンクリートが充填され、
打設コンクリートと板状型枠10Cの結合強度が向上す
る。
【0019】実施形態6 図7に示す実施形態6は、図6の板状型枠10Cを用い
た実施形態5において、板状型枠10Cの傾斜角度を勾
配1/100〜20/100の範囲内で比較的大きく設
定し、更に詳しくは上記の勾配を、板状型枠10Cの溝
形空洞11Cの深さを板状型枠10Cの長さで割った値
よりも大きく設定することにより、連結棒16の中央部
以外の両端を板状型枠10Cの外部に位置させ、他は上
記の実施形態5と同様にしてコンクリートを流し、この
コンクリートで板状型枠10Cの溝形空洞11Cを埋め
て打設コンクリート19Aを形成したものである。な
お、この場合は連結棒16に図1、図4の鉄筋18の働
きを兼ねさせて鉄筋18を省略してもよい。
【0020】実施形態7 図8に示す実施形態7は、上記図7の実施形態6におい
て、上方の連結棒16とは別に仮設連結棒16Aを、左
右の板状型枠10Cの下方作用点間、すなわち左右の板
状型枠10Cの他端が壁13と接する部分間に支架し、
その際に板状型枠10Cの他端側底面に開けた孔に仮設
連結棒16Aを挿通し、壁13の外側でナット17を締
結して固定する。そして、鉄筋18Aを適宜に配置し、
コンクリートを打設し乾燥した後に上記の仮設連結棒1
6Aを取り外し、または取り外すことなく打設コンクリ
ート19Bを形成する。なお、上方の連結棒16に上方
の鉄筋18Aを兼ねさせて鉄筋18Aを省略してもよ
い。
【0021】実施形態8 図8の実施形態7において、仮設連結棒16Aを省略す
る以外は実施形態7と同様にして打設コンクリート19
Bを形成する。
【0022】
【発明の効果】上記のとおり、請求項1記載の発明によ
れば、コンクリートやセラミックス焼成煉瓦等からなる
板状型枠とその上に積層された鉄筋入りの打設コンクリ
ートとからなる複合形態の鉄筋コンクリート床が得られ
る。その際、板状型枠として、長さ方向に空洞を有し、
曲げ強度に優れた比較的軽い板状型枠を用い、この2枚
の板状型枠を山形に突き合わせるので、板状型枠を下か
ら支えるための支保工の個数が大幅に削減され、しかも
この削減によって板状型枠の下方空間が広くなり、結果
的に施工効率が大幅に向上する。
【0023】そして、山形に突き合わせた板状型枠の両
端支持部を直線状の連結棒で水平に接続するので、上記
の支持部に応力を発生させることなく、上記の板状型枠
の長さ方向に圧縮応力を発生させることができ、上記の
支持部を構成する壁や梁等を特に大型にする必要がな
く、上記複合形態の鉄筋コンリート床全体としての質量
を小さくすることができ、かつ打設コンクリートの収縮
に伴うひび割れの発生を防ぐことができる。また、山形
に突き合わせた板状型枠の上にコンクリートを打設する
ので、複合形態の床全体としての厚さを、曲げモーメン
ト最小の中央部で最も薄く、曲げモーメント最大の両端
で最も厚くして力学的に効率の良い形状とすることがで
きる。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、板状型枠の長さ方向端面を板状型枠の上
面に垂直な平面に対して傾斜させ、その傾斜角度を支持
部間に板状型枠を支架する際の板状型枠の傾斜角度と等
しく設定するので、2枚の板状型枠の一端同士を突き合
わせる際、その端面全体を均一な圧力で接触させること
ができ、上記の効果に加えて更に耐久性が向上する。
【0025】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、連結棒を2枚の板状型枠の突
き合い部における空洞の底面よりも上の部分を通るよう
に配置するので、連結棒が板状型枠の下方空間に露出す
ることがなく、それだけ下方空間を広く利用することが
できる。
【0026】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の発明において、板状型枠の突き合
い部を下向きに付勢した状態でコンクリートを流し、コ
ンクリートの硬化後に上記の付勢を解除するので、板状
型枠に発生する応力の調節に有効である。
【0027】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の発明において、2個の支持部の対
向面に板状型枠の端部を下から支えるための受け部材を
突設し、上記の対向面に板状型枠の端面を接触させるの
で、板状型枠の端部を下から支えるための支保工が不要
となり、それだけ支保工の個数が節約され、施工の際の
工数が減少し、更に板状型枠の下方空間が広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】型枠部材の縦断面図である。
【図4】実施形態3の断面図である。
【図5】実施形態4の型枠部材を示す横断面図である。
【図6】実施形態5の型枠部材を示す横断面図である。
【図7】実施形態6の断面図である。
【図8】実施形態7の断面図である。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C:板状型枠 11:孔(空洞) 11a:溝 11B、11C:溝形空洞 12:端面 13:壁(支持部) 14:受け部材 15:支保工 16:連結棒 16A:仮設連結棒 17:ナット 18、18A:鉄筋 19、19A、19B:打設コンクリート 21、22:楔形の当板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に離れて対向する壁や梁等から
    なる2個の支持部間に、長方形の板状に成形され長さ方
    向の空洞を有する2枚の板状型枠を長さ方向の一端同士
    が上記の支持部よりも高い位置で互いに突き合うように
    水平線に対し傾斜させて支架し、かつ上記2個の支持部
    にまたがって直線状の鉄製連結棒を水平に配置し、この
    連結棒の両端を上記の支持部に固定し、しかるのち上記
    の板状型枠上に鉄筋を配設し、この鉄筋を埋めるように
    コンクリートを流して硬化させることを特徴とする鉄筋
    コンクリート床の構築方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の鉄筋コンクリート床の
    構築方法において、板状型枠の長さ方向端面を板状型枠
    の上面に垂直な平面に対して傾斜させ、その傾斜角度を
    支持部間に板状型枠を支架する際の板状型枠の傾斜角度
    と等しく設定する鉄筋コンクリート床の構築方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の鉄筋コンクリ
    ート床の構築方法において、連結棒を2枚の板状型枠の
    突き合い部における空洞の底面よりも上の部分を通るよ
    うに配置する鉄筋コンクリート床の構築方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の鉄
    筋コンクリート床の構築方法において、板状型枠の突き
    合い部を下向きに付勢した状態でコンクリートを流し、
    コンクリートの硬化後に上記の付勢を解除する鉄筋コン
    クリート床の構築方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の鉄
    筋コンクリート床の構築方法において、2個の支持部の
    対向面に板状型枠の端部を下から支えるための受け部材
    を突設し、上記の対向面に板状型枠の端面の一部または
    全部を接触させる鉄筋コンクリート床の構築方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103334527A (zh) * 2013-07-06 2013-10-02 杭州恒达钢构股份有限公司 钢结构现浇楼板起拱施工方法
CN104790575A (zh) * 2015-04-21 2015-07-22 张跃 一种预应力楼板

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