JPH1036634A - タイバー形成用樹脂組成物 - Google Patents

タイバー形成用樹脂組成物

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JPH1036634A
JPH1036634A JP19462096A JP19462096A JPH1036634A JP H1036634 A JPH1036634 A JP H1036634A JP 19462096 A JP19462096 A JP 19462096A JP 19462096 A JP19462096 A JP 19462096A JP H1036634 A JPH1036634 A JP H1036634A
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JP
Japan
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tie bar
resin
resin composition
carbon atoms
epoxy resin
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Pending
Application number
JP19462096A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Akitaya
政実 秋田谷
Yuji Sakamoto
有史 坂本
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードの変形を抑え、アウターリードの折り
曲げによってタイバーが欠落しないタイバー用樹脂組成
物を提供すること。 【解決手段】 (A)全エポキシ樹脂中に、式(1)に
示す構造のビスフェノール骨格の2官能エポキシ樹脂を
30〜100重量%含むエポキシ樹脂、(B)硬化剤、
及び(C)無機充填材の平均粒径が10μm以下、最大
粒径が20μm以下の球状で、且つ全樹脂組成物中に該
無機充填材を10〜50重量%含むことを特徴とするタ
イバー形成用樹脂組成物。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂封止型半導体
素子に用いられるリードフレームのモールド樹脂流れ止
めタイバー形成用樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】樹脂封止型半導体は、一般にリードフレ
ームに半導体チップを接着し、ワイヤボンディング後モ
ールド樹脂により封止される。通常、モールド樹脂を用
いた成形では、リードフレームを成形金型で挟んで、そ
の中にモールド樹脂を注入し封止される。その際に外部
リードのピッチ間の隙間からモールド樹脂の流れ出るの
を止めるために、リードフレームの成形品となる部分の
外側に、タイバーが設けられている。このタイバーの作
用について、図面を用いて説明する。図3はリードフレ
ーム1の二辺を示す模式図である。リードフレーム1に
は、リード間から流れ出したモールド樹脂の流れを止め
る目的で、タイバー2がリードフレーム1の成形品とな
る部分の外側に設けられている。図4はモールド樹脂が
充填された模式図を示す。モールド樹脂5はバリとして
モールドライン4から、更にタイバーリード間まで充填
される。図5は、図4においてモールドライン4とタイ
バー2の間に充填されたモールド樹脂5をタイバー2と
ともに金型プレスにより打ち抜き除去した後の状態を示
す模式図である。
【0003】最近の半導体素子の大型化、高密度化に伴
うリードの多ピン化によりリード線の間隔がますます狭
くなり、上記の様な金型プレス法による打ち抜き法は限
界となってきている。即ち金型の寸法精度、プレスによ
る磨耗が大きくなり、その結果、高価な金型の寿命が短
くなるためパッケージ全体のコストアップにつながって
いる。そこで、予めタイバーを具備しないリードフレー
ムを作成し、このリードフレームに絶縁性の有機材料か
らなるタイバーを形成する方法(例えば、特開平1−2
41850号公報、特開平2−122660号公報)が
提案されている。このリードフレームに絶縁性の有機材
料を用いてタイバーを形成する方法には2通りある。第
1に、従来の方法と同様に成形品となる部分の外側に絶
縁性の有機材料を用いてタイバーを形成し、後工程で除
去する方法であり、第2に、図1に示す様に、モールド
ライン4上にタイバーを形成し、図2に示す様に、モー
ルド樹脂で成形後、モールド樹脂とタイバーを一体化す
る方法である。
【0004】第1の方法と比較して第2の方法では、除
去工程が不要で、低コストで生産できる利点がある。し
かし、タイバー形成用樹脂組成物としては、タイバーが
成形物の中に残るので、モールド樹脂と同様に不純物等
を少なくし信頼性に優れたものが必要であること、僅か
に成形物の外に出たタイバーがリード折り曲げ工程で欠
落しないこと等の特性が必要となる。タイバー形成用樹
脂組成物に要求される特性をまとめると以下の様にな
る。 1) リード間を隙間なく埋めることができること 2) リードフレームへの半導体素子の接着及びワイヤ
ーボンディング時の温度で変形、及びアウトガスの無い
こと 3) モールド樹脂の成形温度、成形圧力及び金型の圧
縮圧に耐えモールド樹脂の流れを止めることができるこ
と 4) 型締圧によりリードの変形及び圧縮変形が無いこ
と 5) 成形後、除去が容易なこと 6) 信頼性に悪影響を及ぼす不純物が少ないこと 7) タイバーが許容範囲内でモールドラインから外側
に突出した場合、後工程のアウターリード曲げ加工の際
にタイバーの欠落がないこと 8) 成形後、半導体製品が受ける環境変化に対して、
タイバーが決壊又は欠落しないこと等が挙げられる。 又、タイバー用有機材料としては、例えば、特開平3−
218032号公報に開示されている光硬化型樹脂、特
開昭62−158351号公報、特開平4−20656
0号公報に開示されているテフロンテープに代表される
耐熱テープ等が挙げられる。しかし、これらの方法で
は、上記の各特性を満たし、且つ生産性が高く、生産コ
ストの安価な材料は考えられず、特に上記2)、3)、
7)のものについて、優れた特性を示す樹脂組成物がな
いのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特にモール
ド後、モールド樹脂と一体化させる樹脂組成物の検討を
行った結果、上記の問題点を解決しながら、特にリード
の変形を抑え、アウターリードの折り曲げによるタイバ
ーの欠落がないタイバー用樹脂組成物を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(A)
全エポキシ樹脂中に、式(1)に示す構造のビスフェノ
ール骨格の2官能エポキシ樹脂を30〜100重量%含
むエポキシ樹脂、(B)硬化剤、及び(C)無機充填材
の平均粒径が10μm以下、最大粒径が20μm以下の
球状で、且つ全樹脂組成物中に該無機充填材を10〜5
0重量%含むことを特徴とするタイバー形成用樹脂組成
物で、式(1)の構造のビスフェノール骨格の2官能エ
ポキシ樹脂と併用するエポキシ樹脂のエポキシ当量が5
00以上であるタイバー形成用樹脂組成物である。
【化2】 (式中、Rは、(1)炭素数が1〜16の直鎖又は分岐
したアルキル基、又は、(2)炭素数が2〜6の直鎖又
は分岐したアルケニル基、又は、(3)炭素数が1〜4
のアルキル基によって、1又は2箇所任意に置換されて
もよい全体の炭素数が6〜12のフェニル又はナフチル
基、又は、(4)炭素数が1〜4のアルキル基によっ
て、1又は2箇所任意に置換されてもよい全体の炭素数
が7〜12のフェニルアルキル又はナフチルアルキル
基、又は、(5)炭素数が3〜10の単環シクロアルキ
ル基、である。)
【発明の実施の形態】
【0007】本発明に用いる式(1)の構造のビスフェ
ノール骨格の2官能エポキシ樹脂は、樹脂組成物の硬化
物の架橋密度を低く抑え、得られた硬化物に可撓性を付
与し、タイバーの折り曲げ性を向上するものである。式
中のRは、前記した通りである。Rの分子量が大きくな
る程、硬化物の架橋をより低く抑えられ、得られた樹脂
の硬化物の折り曲げ性を高めることができる。しかし、
Rの分子量が大きくなる程、樹脂の密着性、樹脂の靭性
が低下し、モールド樹脂封止時に封止圧力に負けて、タ
イバーがリードフレームより剥離したり、タイバー自身
が決壊するおそれがある。これらを総合するとRとして
は、ブチル基が好ましいが、エポキシ樹脂の反応性を低
下させ、架橋密度を低く抑える効果のあるもので、且つ
硬化後水素結合等の分子間の相互作用を妨げるものであ
れば、特に限定されるものではない。本発明の式(1)
のエポキシ樹脂の製造法については、特開昭56−54
72号公報、特開平5−271138号公報に開示され
ている。
【0008】式(1)のビスフェノール骨格の2官能エ
ポキシ樹脂は、全エポキシ樹脂中に30重量%以上含む
ことが好ましい。30重量%以上とすることにより、タ
イバーを形成し、モールド樹脂によって封止後、モール
ドライン近辺でアウターリードの折り曲げによりモール
ドラインよりはみ出ているタイバーが欠落しない。一
方、30重量%未満だとモールド樹脂で封止後のタイバ
ーの折り曲げ性が著しく低下し好ましくない。本発明に
用いる硬化剤としては、樹脂組成物の保存性を損なわな
いものであれば、特に限定されない。例えば、ヘキサヒ
ドロフタール酸無水物、メチルヒドロフタール酸無水
物、ナジック酸無水物等の酸無水物、ノボラック型フェ
ノール樹脂等のポリフェノール類、及びジアミノジフェ
ニルメタン、ジアミノジフェニルスルホン、イミダゾー
ル、ジシアンジアミド等のアミン系化合物等が挙げられ
る。
【0009】式(1)のビスフェノール骨格の2官能エ
ポキシ樹脂と併用するエポキシ樹脂は、スクリーン印刷
性向上のため樹脂組成物の粘度調整の目的で用いるもの
である。併用するエポキシ樹脂としては、より好ましい
のはエポキシ当量が500以上のものである。500未
満でも使用可能であるが、硬化物の架橋密度が高くなり
可撓性が損なわれる傾向にある。従って、併用するエポ
キシ樹脂としては、分子量が高く、直鎖状で、末端にエ
ポキシ基を有するエポキシ樹脂がより好ましい。これら
のものとしては、例えば、ビスフェノールA型、ビスフ
ェノールF型等のエポキシ樹脂が挙げられる。併用する
エポキシ樹脂の配合量としては、全エポキシ樹脂中に7
0重量%未満が好ましい。70重量%以上であるとスク
リーン印刷時にタイバー用樹脂組成物が糸引きし、カス
レ等により作業性が著しく低下するので好ましくない。
【0010】本発明に用いる平均粒径が10μm以下、
最大粒径が20μm以下の球状の無機充填材は、硬化物
の可撓性を損なわない範囲で硬化物の靭性を発現するた
め添加するものである。無機充填材としては、例えば、
シリカ、アルミナ、窒化アルミ、二酸化チタン等が挙げ
られる。なお、球状の無機充填材の平均粒径、最大粒径
は、(株)堀場製作所・製のレーザー回折式粒度分布測定
装置(LA−500)を用いて測定した。球状の無機充
填材を用いると、スクリーン印刷の版離れ性を良くし、
スクリーンの磨耗が少なくなるので、より好ましい。
又、平均粒径が10μmを越えるか、最大粒径が20μ
mを越えると、モールド樹脂成形時の金型の圧力によ
り、リード上のタイバーに含まれる無機充填材を支点と
してリード線の圧縮変形が起こり、最悪の場合、リード
が上下、左右に変形するおそれがある。球状の無機充填
材の含有量としては、全樹脂組成物中に、10〜50重
量%が好ましい。50重量%を越えると、タイバーの折
り曲げ性が低下し、10重量%未満だと、モールド樹脂
の流れ止め性が低下するおそれがある。又、球状の特性
を損なわない範囲で、破砕状の無機充填材を添加しても
よい。更に、スクリーン印刷性を向上するため、例え
ば、アエロジル(日本アエロジル(株)・製)の様なサ
ブミクロン粒径の超微細シリカを添加し、チキソトロピ
ー性を付与することも可能である。
【0011】本発明のタイバー形成用樹脂組成物は、前
記(A)〜(C)成分の他に、必要に応じて硬化促進
剤、消泡剤、シランカップリング剤、溶剤等の添加剤を
予備混合し、3本ロールを用いて混練し、この混合物を
真空脱泡することにより製造することができる。
【0012】
【実施例】本発明を実施例を用いて具体的に説明する。
配合割合は重量部とする。 実施例1 前記式(1)のRがブチル基のエポキシ樹脂(以下、エポキシ樹脂Aという) 40重量部 フェノールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬(株)、RE−303S) 10重量部 2−エチル−4−メチルイミダゾール(以下、2E4MIという)3重量部 球状シリカ(平均粒径1μm、最大粒径6μm) 47重量部 を混練し、タイバー用樹脂組成物を作製した。この樹脂
組成物を厚さ125μm、リード数344のQFP銅フ
レーム上に、厚み30μm、モールドラインの内側に線
幅0.3mm、外側に線幅0.1mmの枠上にスクリー
ンを通して印刷し、乾燥機を用いて室温から150℃ま
で温度を上げ、150℃で60分間放置させて硬化し
た。ダイアタッチ、ワイヤーボンディング等の処理を行
った後、モールド樹脂を用いて175℃で封止した。モ
ールド樹脂は、モールドライン上で完全に止まってお
り、ダイアタッチ、ワイヤーボンディング時やシリカに
よるリードの変形は認められなかった。又、封止後、ア
ウターリードの折り曲げに対してもタイバーは欠落せ
ず、十分にタイバーの機能を果たすことができた。
【0013】実施例2 ビスA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)、E
P−1007)0.5重量部を、実施例1で使用したエ
ポキシ樹脂A40重量部に予め溶解し、実施例1と同様
に樹脂組成物を作製した。実施例1と同様に樹脂組成物
を印刷し、硬化した。ついでモールド樹脂を用いて封止
した。モールド樹脂は、モールドライン上で完全に止ま
っており、ダイアタッチ、ワイヤーボンディング時やシ
リカによるリードの変形は認められなかった。又、封止
後、アウターリードの折り曲げに対してもタイバーは欠
落せず、十分にタイバーの機能を果たすことができた。 実施例3 ビスA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)、E
P−1004)14重量部を、実施例1で使用したエポ
キシ樹脂A50重量部に予め溶解し、前記フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂(RE−303S)6重量部と
2E4MI3重量部、平均粒径1μm、最大粒径6μm
の球状シリカ30重量部を混練して樹脂組成物を作製
し、実施例1と同様に樹脂組成物を印刷し、硬化した。
ついでモールド樹脂を用いて樹脂封止した。モールド樹
脂は、モールドライン上で完全に止まっており、ダイア
タッチ、ワイヤーボンディング時やシリカによるリード
の変形は認められなかった。又、封止後、アウターリー
ドの折り曲げに対してもタイバーは欠落せず、十分にタ
イバーの機能を果たすことができた。 実施例4 表1に示す配合で樹脂組成物を作製した。実施例1と同
様に樹脂組成物を印刷し、硬化した。ついでモールド樹
脂を用いて封止した。モールド樹脂は、モールドライン
上で完全に止まっており、ダイアタッチ、ワイヤーボン
ディング時やシリカによるリードの変形は認められなか
った。又、封止後、アウターリードの折り曲げに対して
もタイバーは欠落せず、十分にタイバーの機能を果たす
ことができた。
【0014】比較例1 実施例1のエポキシ樹脂Aの代わりに、前記フェノール
ノボラック型エポキシ樹脂(RE−303S)を50重
量部用い、表1の配合で樹脂組成物を作製し、実施例1
と同様に樹脂組成物を印刷し、硬化し、更にモールド樹
脂を用いて封止した。モールド樹脂はモールドライン上
で完全に止まっていたが、リードフレームの折り曲げに
よってタイバーが欠落してしまい、不良となった。 比較例2 表1の配合に従い、樹脂組成物を作製し、実施例1と同
様に樹脂組成物を印刷し、硬化した。更にモールド樹脂
を用いて封止した。モールド樹脂はモールドライン上で
完全に止まらず、リードフレームの間を流れ出てしま
い、不良となった。
【0015】比較例3 表1の配合に従い、樹脂組成物を作製し、実施例1と同
様に樹脂組成物を印刷し、硬化した。更にモールド樹脂
を用いて封止した。モールド樹脂はモールドライン上で
完全に止まっていたが、リードフレームの折り曲げによ
ってタイバーが欠落してしまい、不良となった。 比較例4 表1の配合に従い、実施例1と同様にして樹脂組成物を
作製し、タイバーを作成した。実施例1と同様にしてモ
ールド樹脂で封止した。シリカによるリードの変形が認
められ、不良となった。 比較例5、6 表1の配合に従い、実施例1と同様にして樹脂組成物を
作製し、タイバーを作成した。実施例1と同様にしてモ
ールド樹脂で封止した。シリカによるリードの変形が認
められ、不良となった。 以上の評価結果を表1、表2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】本発明のタイバー形成用樹脂組成物を用
いることにより、リードフレーム上にタイバーを形成
し、モールド樹脂を用いて封止することにより、モール
ド樹脂は、モールドライン上で完全に止まっており、ダ
イアタッチ、ワイヤーボンディング時や無機充填材によ
るリードの変形は認められず、又、封止後、アウターリ
ードの折り曲げに対してもタイバーは欠落せず、十分に
タイバーの機能を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 モールド樹脂を充填する前のリードフレー
ム、ダイパッド、及びモールドラインを示す模式図。
【図2】 モールド樹脂で成形した後のモールド樹脂と
タイバーが一体化された状態を示す模式図。
【図3】 リードフレームの二辺を示す模式図。
【図4】 モールド樹脂が充填された状態を示す模式
図。
【図5】 金型プレスにより打ち抜き除去した後の状態
を示す模式図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 7/18 C08K 7/18 H01L 23/29 H01L 23/30 R 23/31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)全エポキシ樹脂中に、式(1)に
    示す構造のビスフェノール骨格の2官能エポキシ樹脂を
    30〜100重量%含むエポキシ樹脂、(B)硬化剤、
    及び(C)無機充填材の平均粒径が10μm以下、最大
    粒径が20μm以下の球状で、且つ全樹脂組成物中に該
    無機充填材を10〜50重量%含むことを特徴とするタ
    イバー形成用樹脂組成物。 【化1】 (式中、Rは、(1)炭素数が1〜16の直鎖又は分岐
    したアルキル基、又は、(2)炭素数が2〜6の直鎖又
    は分岐したアルケニル基、又は、(3)炭素数が1〜4
    のアルキル基によって、1又は2箇所任意に置換されて
    もよい全体の炭素数が6〜12のフェニル又はナフチル
    基、又は、(4)炭素数が1〜4のアルキル基によっ
    て、1又は2箇所任意に置換されてもよい全体の炭素数
    が7〜12のフェニルアルキル又はナフチルアルキル
    基、又は、(5)炭素数が3〜10の単環シクロアルキ
    ル基、である。)
  2. 【請求項2】 式(1)のビスフェノール骨格の2官能
    エポキシ樹脂と併用するエポキシ樹脂のエポキシ当量が
    500以上である請求項1記載のタイバー形成用樹脂組
    成物。
JP19462096A 1996-07-24 1996-07-24 タイバー形成用樹脂組成物 Pending JPH1036634A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343816A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Lintec Corp 樹脂タイバー形成用テープ、樹脂タイバー、樹脂タイバー付リードフレーム、樹脂封止型半導体装置およびその製造方法

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