JPH1035722A - キャリアテープ - Google Patents

キャリアテープ

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Publication number
JPH1035722A
JPH1035722A JP20882696A JP20882696A JPH1035722A JP H1035722 A JPH1035722 A JP H1035722A JP 20882696 A JP20882696 A JP 20882696A JP 20882696 A JP20882696 A JP 20882696A JP H1035722 A JPH1035722 A JP H1035722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier tape
elastic protruding
pushed
large number
bottom opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP20882696A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kaneko
敏 兼子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Denki KK
Original Assignee
Kaneko Denki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaneko Denki KK filed Critical Kaneko Denki KK
Priority to JP20882696A priority Critical patent/JPH1035722A/ja
Publication of JPH1035722A publication Critical patent/JPH1035722A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型部品を良好に収納させ、かつ治具により
小型部品を容易に外側へ押し出すことのできるキャリア
テープの提供を目的とする。 【構成】 小型部品を収納し得る多数の収納凹部Sを列
設してなるキャリアテープであって、各収納凹部Sの底
面には、収納凹部内に収納される小型部品を治具等を介
し外側へ押し出す際に、押圧力を受けて弾性変形し開く
ことのできる底弾性突片5,5,5,5が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小型部品を収納また
は保持し得る多数の収納凹部を列設してなるキャリアテ
ープに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、自動車工場の組立ラ
イン等において、例えば車室内のインナーパネル等をク
リップ部品とかボルト部品により止め付ける際に、従来
においては、作業者がクリップ部品とかボルト部品を逐
一手に取り、工具を用いて所定個所に止め付けており、
作業効率が悪いという問題点があり、前記クリップ部品
とかボルト部品等を自動化して組付けることのできる実
装装置用のキャリアテープの出現が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、クリップ部品とかボル
ト部品等を実装装置で自動化して組付けするためのキャ
リアテープを提供せんことを目的とし、その第1の要旨
は、小型部品を収納または保持し得る多数の収納凹部を
列設してなるキャリアテープであって、前記各収納凹部
の底面には、該収納凹部内に収納または保持されている
前記小型部品を治具等を介し外側へ押し出す際に、押圧
力を受けて弾性変形し開くことのできる底弾性突片が形
成されていることである。また、第2の要旨は、前記各
収納凹部は上面側が開口されているとともに、前記小型
部品の上面側への抜脱を防ぐ抜脱防止片が該収納凹部内
に形成されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、キャリアテープの斜視構成図であり、ま
た図2は、その要部拡大斜視図である。図において、キ
ャリアテープ1は、樹脂製テープをエンボス加工して、
長手方向に沿って所定間隔で多数の収納凹部S,S,
S,Sをそれぞれ凹み状に列設形成させたものであり、
各収納凹部S,S,S内に、それぞれクリップ部品とか
ボルト部品等の小型部品を収納できるように構成されて
おり、側縁側には、長手方向に沿って所定間隔で多数の
送り孔6,6,6が貫通状に形成されており、この送り
孔6,6,6に図示しない実装装置の送り機構を係合さ
せて、キャリアテープ1を順次所定位置に送り出し、所
定位置において、各収納凹部S内に収納されている小型
部品を実装装置の治具により取り出し可能としたもので
ある。
【0005】図2の収納凹部Sの拡大斜視図および図3
の裏面側から見た拡大斜視図で示すように、各収納凹部
Sの底面中央部には、上下に貫通して方形状の底開口K
が形成されており、この底開口Kの外周に、対角線上に
切り込んで底面に4本の対角溝4,4,4,4が形成さ
れており、この対角溝4,4間に、底開口Kに臨んで水
平方向に突出する底弾性突片5,5,5,5が対向状に
4枚形成されたものとなっており、長手方向側の一対の
底弾性突片5,5には、それぞれ打ち抜き絞り穴3がエ
ンボス加工時に形成されて、この打ち抜き絞り穴3から
打ち抜かれた状態で、脱落防止片2,2がそれぞれ収納
凹部S内の内側へ突出して対向状に一対形成されたもの
となっており、一対の脱落防止片2,2と各底弾性突片
5,5,5,5とはほぼ平行状に収納凹部Sの内側に向
かって突出されている。なお、各収納凹部Sの上面1a
側は開放状態となっており、この上面1aよりも僅かに
底側へ下がった位置に前記一対の脱落防止片2,2がほ
ぼ水平に突出形成されたものとなっている。
【0006】このような構成において、各収納凹部S内
に、例えば図4の断面図で示すようにクリップ部品10
をそれぞれ収納させておくことができ、図4において、
このクリップ部品10は樹脂製で、嵌合孔10cを内部
に形成してなる本体部10aと、この本体部10aの上
端に外方向に拡径して頭部10bが一体形成されたもの
であり、車両の車室内のインナーパネル等を固定するた
めに図示しない雄側部品に対し嵌合孔10cを嵌合させ
て止め付けられる部品であり、このクリップ部品10
は、収納凹部S内に、前記頭部10bが前記底弾性突片
5と脱落防止片2間に挟まれた状態で収納され、底開口
Kから前記本体部10aが下方側に突出した状態で保持
されており、この状態でキャリアテープ1が実装装置を
介し所定位置まで送り出されると、実装装置の押出治具
11が収納凹部Sの上面側から収納凹部S内に押し込ま
れ、収納されているクリップ部品10の頭部10bに押
出治具11が当接し、さらに押し込まれると、前記底弾
性突片5,5,5,5は下側に向かって弾性変形し、底
弾性突片5,5,5,5が開いて底開口Kが拡径される
こととなり、最終的には押出治具11の押出力により収
納凹部Sからクリップ部品10は外側へ押し出されて、
図示しない雄部品に嵌合されて組付けられるものであ
り、押出治具11により各収納凹部S内に収納されてい
るクリップ部品10が次々と所定位置に組付けられてゆ
くものであり、従来のように作業者が逐一クリップ部品
を手で持って工具で所定位置に組付ける手間がかから
ず、キャリアテープ1を介し実装装置によりクリップ部
品10を自動的に組付けることができるものとなる。
【0007】本例においては、各収納凹部Sにクリップ
部品10を良好に収納させてキャリアテープ1の送り出
しにより所定位置まで搬送することができ、この状態で
押出治具11の押出力により、各底弾性突片5,5,
5,5が弾性変形して良好に開くために、クリップ部品
10を収納凹部Sから容易に外側へ押し出すことができ
るものである。
【0008】なお、図5の断面図で示すように、前記ク
リップ部品10に代えてボルト部品13を収納凹部S内
に収納させることもでき、その他、種々の形状の小型部
品を脱落防止片2と底弾性突片5間に挟み付け状にして
良好に収納できるとともに、脱落防止片2,2により上
面側への脱落が良好に防がれることとなり、しかも底弾
性突片5を弾性力により開かせて、小型部品を良好に外
側へ押し出すことができるものとなる。なお、小型部品
の形状に対応して、前記底開口Kは方形状に限らず、円
形状または楕円形状、その他、三角形状,六角形状等に
形成させることができ、底開口Kに対応して前記底弾性
突片5,5,5,5の形状も変化させることができ、前
記対角溝4,4,4の形状および間隔も適宜変更させる
ことができるものである。
【0009】図5の、ボルト部品13を収納させた場合
は、前記押出治具11の代わりにドライバー治具12が
用いられて、このドライバー治具12が回転されなが
ら、収納されているボルト部品13に押圧力を与え、ボ
ルト部品13を収納凹部Sの外側へ押し出し、押し出す
と同時に所定位置にボルト部品13を螺合させて組付け
ることができるものであり、この時にも良好に底弾性突
片5,5,5,5は弾性力により開くことができて、ボ
ルト部品13を良好に外側に押し出すことができるもの
である。
【0010】
【発明の効果】本発明は、小型部品を収納または保持し
得る多数の収納凹部を列設してなるキャリアテープであ
って、前記各収納凹部の底面には、該収納凹部内に収納
または保持されている前記小型部品を治具等を介し外側
へ押し出す際に、押圧力を受けて弾性変形し開くことの
できる底弾性突片が形成されていることにより、良好に
小型部品を収納凹部内に収納させて実装装置により所定
位置まで搬送することができ、この状態で治具により収
納させたままの状態から底弾性突片を開かせて良好に小
型部品を所定位置に組付けることができ、作業効率が極
めて向上する効果を有する。
【0011】また、前記各収納凹部は上面側が開口され
ているとともに、前記小型部品の上面側への抜脱を防ぐ
抜脱防止片が該収納凹部内に形成されていることによ
り、収納される小型部品は脱落防止片により良好に抜脱
が防がれ、小型部品の収納及び搬送機能が良好に達成さ
れる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャリアテープの斜視構成図である。
【図2】図1の要部拡大斜視構成図である。
【図3】図2の裏面側からの斜視構成図である。
【図4】収納凹部内にクリップ部品を収納させた状態の
断面構成図である。
【図5】別のボルト部品を収納させた状態の断面構成図
である。
【符号の説明】
1 キャリアテープ 2 脱落防止片 4 対角溝 5 底弾性突片 6 送り孔 10 クリップ部品 10a 本体部 10b 頭部 11 押出治具 12 ドライバー治具 13 ボルト部品 13a 本体部 13b 頭部 S 収納凹部 K 底開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型部品を収納または保持し得る多数の
    収納凹部を列設してなるキャリアテープであって、前記
    各収納凹部の底面には、該収納凹部内に収納または保持
    されている前記小型部品を治具等を介し外側へ押し出す
    際に、押圧力を受けて弾性変形し開くことのできる底弾
    性突片が形成されていることを特徴とするキャリアテー
    プ。
  2. 【請求項2】 前記各収納凹部は上面側が開口されてい
    るとともに、前記小型部品の上面側への抜脱を防ぐ抜脱
    防止片が該収納凹部内に形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のキャリアテープ。
JP20882696A 1996-07-19 1996-07-19 キャリアテープ Pending JPH1035722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20882696A JPH1035722A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 キャリアテープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20882696A JPH1035722A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 キャリアテープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1035722A true JPH1035722A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16562760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20882696A Pending JPH1035722A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 キャリアテープ

Country Status (1)

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JP (1) JPH1035722A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013507248A (ja) * 2009-10-12 2013-03-04 マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013507248A (ja) * 2009-10-12 2013-03-04 マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタ装置

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