JPH1035595A - 人工衛星用燃料タンク - Google Patents
人工衛星用燃料タンクInfo
- Publication number
- JPH1035595A JPH1035595A JP8193209A JP19320996A JPH1035595A JP H1035595 A JPH1035595 A JP H1035595A JP 8193209 A JP8193209 A JP 8193209A JP 19320996 A JP19320996 A JP 19320996A JP H1035595 A JPH1035595 A JP H1035595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- bladder
- stuffing
- fuel
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 title claims abstract description 32
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 9
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/40—Arrangements or adaptations of propulsion systems
- B64G1/402—Propellant tanks; Feeding propellants
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料を収容する弾性体製のブラダと燃料タン
ク壁との衝突を防止してブラダの損傷を防止する。 【解決手段】 燃料タンク壁１と燃料を収容する弾性体
製ブラダ２との間に、伸縮性を有する詰め物３を配置
し、詰め物３によって、ブラダ２が燃料タンク壁１に直
接衝突することを防止し、かつ、衝突力を緩和する。ま
た、詰め物を小通孔を有する弾性膜で包んで、小通孔を
通る空気抵抗によってブラダの衝突の振動を減衰させ
る。
ク壁との衝突を防止してブラダの損傷を防止する。 【解決手段】 燃料タンク壁１と燃料を収容する弾性体
製ブラダ２との間に、伸縮性を有する詰め物３を配置
し、詰め物３によって、ブラダ２が燃料タンク壁１に直
接衝突することを防止し、かつ、衝突力を緩和する。ま
た、詰め物を小通孔を有する弾性膜で包んで、小通孔を
通る空気抵抗によってブラダの衝突の振動を減衰させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロケットなどの人
工衛星用燃料タンクに関する。
工衛星用燃料タンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】図６に、従来の人工衛星用燃料タンクを
示す。この従来の人工衛星用燃料タンクは、燃料タンク
壁１と燃料を収容する弾性体製のブラダ２とで構成さ
れ、その間には何も設置されていない。なお、７は燃料
タンク壁１に設けられブラダ２が貫通する燃料の注排液
ポートである。
示す。この従来の人工衛星用燃料タンクは、燃料タンク
壁１と燃料を収容する弾性体製のブラダ２とで構成さ
れ、その間には何も設置されていない。なお、７は燃料
タンク壁１に設けられブラダ２が貫通する燃料の注排液
ポートである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の人工衛星
用燃料タンクでは、ブラダ内の燃料が減少してきた場合
に、外部より振動で揺すられると、ブラダが燃料タンク
壁に直接衝突するため、ブラダが損傷するという不具合
が発生していた。
用燃料タンクでは、ブラダ内の燃料が減少してきた場合
に、外部より振動で揺すられると、ブラダが燃料タンク
壁に直接衝突するため、ブラダが損傷するという不具合
が発生していた。
【０００４】本発明は、以上の不具合を解決することが
できる人工衛星用燃料タンクを提供しようとするもので
ある。
できる人工衛星用燃料タンクを提供しようとするもので
ある。
【０００５】
（１）本発明は、燃料を収容する弾性体製のブラダを内
部に有する人工衛星用燃料タンクにおいて、燃料タンク
壁とブラダとの間に伸縮性を有する詰め物を配置した。
部に有する人工衛星用燃料タンクにおいて、燃料タンク
壁とブラダとの間に伸縮性を有する詰め物を配置した。
【０００６】（２）また、本発明は、前記（１）の人工
衛星用燃料タンクにおいて、伸縮性を有する詰め物を包
んで多数の小通孔を備えた弾性膜を配設した。
衛星用燃料タンクにおいて、伸縮性を有する詰め物を包
んで多数の小通孔を備えた弾性膜を配設した。
【０００７】前記（１）の本発明では、燃料タンク壁と
ブラダとの間に伸縮性を有する詰め物が配置されている
ので、詰め物によってブラダが燃料タンク壁に直接衝突
することがなく、かつ、衝突力が詰め物によって緩和さ
れる。また、伸縮性を有する詰め物は、ブラダの縮みに
追従してブラダとのすきまをなくし、ブラダ内の燃料が
減少しても前記衝突力の緩和を確実に行うことができ
る。
ブラダとの間に伸縮性を有する詰め物が配置されている
ので、詰め物によってブラダが燃料タンク壁に直接衝突
することがなく、かつ、衝突力が詰め物によって緩和さ
れる。また、伸縮性を有する詰め物は、ブラダの縮みに
追従してブラダとのすきまをなくし、ブラダ内の燃料が
減少しても前記衝突力の緩和を確実に行うことができ
る。
【０００８】前記（２）の本発明では、更に、ブラダを
包む多数の小通孔を備えた弾性膜が配設されているの
で、ブラダが弾性膜に衝突すると、弾性膜が縮まるよう
な力が作用して小通孔を通って弾性膜の内部の空気が排
出される。この小通孔を通る空気抵抗によって、ブラダ
の衝突の振動を減衰させることができる。
包む多数の小通孔を備えた弾性膜が配設されているの
で、ブラダが弾性膜に衝突すると、弾性膜が縮まるよう
な力が作用して小通孔を通って弾性膜の内部の空気が排
出される。この小通孔を通る空気抵抗によって、ブラダ
の衝突の振動を減衰させることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第１の形態を、図
１にて説明する。本実施の形態では、燃料タンク壁１と
ブラダ２との間に、詰め物ネット４に包まれた伸縮性を
有する詰め物３が配置されている。この詰め物３は伸縮
性が強くかつ軽いことが要求されるので、鳥の綿毛（ダ
ウン）等が用いられる。なお、７は、タンク壁１に設け
られブラダ２が貫通する燃料の注排液ポートである。
１にて説明する。本実施の形態では、燃料タンク壁１と
ブラダ２との間に、詰め物ネット４に包まれた伸縮性を
有する詰め物３が配置されている。この詰め物３は伸縮
性が強くかつ軽いことが要求されるので、鳥の綿毛（ダ
ウン）等が用いられる。なお、７は、タンク壁１に設け
られブラダ２が貫通する燃料の注排液ポートである。
【００１０】本実施の形態では、伸縮性を有する詰め物
３及び詰め物３を適当に拘束する詰め物ネット４が設け
られているので、燃料の減少に伴うブラダ２の縮みに詰
め物３を追従させ、ブラダ２と詰め物３の間のすきまを
無くすことができる。
３及び詰め物３を適当に拘束する詰め物ネット４が設け
られているので、燃料の減少に伴うブラダ２の縮みに詰
め物３を追従させ、ブラダ２と詰め物３の間のすきまを
無くすことができる。
【００１１】従って、ブラダ２は燃料タンク壁１に直接
衝突することがなく、かつ、衝突力を伸縮性を有する詰
め物３によって緩和することができる。
衝突することがなく、かつ、衝突力を伸縮性を有する詰
め物３によって緩和することができる。
【００１２】本発明の実施の第２の形態を、図２ないし
図５によって説明する。本実施の形態の燃料タンク壁
１、ブラダ２、両者の間に配置された伸縮性を有する詰
め物３、及び詰め物３を包む詰め物ネット４は、前記本
発明の実施の第１の形態におけると異なるところはない
が、詰め物ネット４の外側に詰め物３と詰め物ネット４
を包むように配設され多数の小通孔６を有する弾性膜５
が設けられている。前記小通孔６の孔の径は０．１〜２
ｍｍの範囲に設定され、同小通孔６を通る空気に抵抗を
与えることができるようになっている。
図５によって説明する。本実施の形態の燃料タンク壁
１、ブラダ２、両者の間に配置された伸縮性を有する詰
め物３、及び詰め物３を包む詰め物ネット４は、前記本
発明の実施の第１の形態におけると異なるところはない
が、詰め物ネット４の外側に詰め物３と詰め物ネット４
を包むように配設され多数の小通孔６を有する弾性膜５
が設けられている。前記小通孔６の孔の径は０．１〜２
ｍｍの範囲に設定され、同小通孔６を通る空気に抵抗を
与えることができるようになっている。
【００１３】本実施の形態では、前記本発明の実施の第
１の形態の作用、効果に加えて、ブラダ２が伸縮性のあ
る詰め物３に衝突する時に弾性膜５が縮まるような力が
作用するために、多数の小通孔６から空気が排出される
が、小通孔６を通過する際の抵抗によって空気が急には
排出されず、これによってブラダ２の衝突の振動を減衰
させることができる。
１の形態の作用、効果に加えて、ブラダ２が伸縮性のあ
る詰め物３に衝突する時に弾性膜５が縮まるような力が
作用するために、多数の小通孔６から空気が排出される
が、小通孔６を通過する際の抵抗によって空気が急には
排出されず、これによってブラダ２の衝突の振動を減衰
させることができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、特許請求の範囲の請求項１及
び２に記載された構成を有するので、燃料タンク壁と燃
料を収容する弾性体製のブラダとの間に配置された伸縮
性を有する詰め物によって、ブラダと燃料タンク壁とが
直接に衝突することを確実防止すると共に衝突力を緩和
することができ、また、前記詰め物を包んで配設された
多数の小通孔を備えた弾性膜によって、ブラダの衝突の
振動を減衰させることができる。
び２に記載された構成を有するので、燃料タンク壁と燃
料を収容する弾性体製のブラダとの間に配置された伸縮
性を有する詰め物によって、ブラダと燃料タンク壁とが
直接に衝突することを確実防止すると共に衝突力を緩和
することができ、また、前記詰め物を包んで配設された
多数の小通孔を備えた弾性膜によって、ブラダの衝突の
振動を減衰させることができる。
【図１】本発明の実施の第１の形態の断面図である。
【図２】本発明の実施の第２の形態の断面図である。
【図３】前記本発明の実施の第２の形態に用いられる詰
め物、詰め物ネット、及び弾性膜の断面図である。
め物、詰め物ネット、及び弾性膜の断面図である。
【図４】前記本発明の実施の第２の形態に用いられる詰
め物の断面図である。
め物の断面図である。
【図５】前記本発明の実施の第２の形態に用いられる弾
性膜の断面図である。
性膜の断面図である。
【図６】従来の人工衛星用燃料タンクの断面図である。
１ 燃料タンク壁 ２ ブラダ ３ 詰め物 ４ 詰め物ネット ５ 弾性膜 ６ 小通孔 ７ 注排液ポート
Claims (2)
- 【請求項１】 燃料を収容する弾性体製のブラダを内部
に有する人工衛星用燃料タンクにおいて、燃料タンク壁
とブラダとの間に伸縮性を有する詰め物を配置したこと
を特徴とする人工衛星用燃料タンク。 - 【請求項２】 前記伸縮性を有する詰め物を包んで多数
の小通孔を備えた弾性膜を配設したことを特徴とする請
求項１に記載の人工衛星用燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193209A JPH1035595A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 人工衛星用燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193209A JPH1035595A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 人工衛星用燃料タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035595A true JPH1035595A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16304123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8193209A Pending JPH1035595A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 人工衛星用燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035595A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016158538A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 三菱重工業株式会社 | 宇宙航行体用の推進薬タンク及び宇宙航行体 |
| WO2021081389A1 (en) * | 2019-10-25 | 2021-04-29 | Momentus Inc. | Launch and flight configurations for transfer space vehicles |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP8193209A patent/JPH1035595A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016158538A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 三菱重工業株式会社 | 宇宙航行体用の推進薬タンク及び宇宙航行体 |
| US10604279B2 (en) | 2015-03-31 | 2020-03-31 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Propellant tank for spacecraft and spacecraft |
| WO2021081389A1 (en) * | 2019-10-25 | 2021-04-29 | Momentus Inc. | Launch and flight configurations for transfer space vehicles |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020528 |