JPH103527A - 非接触式icカード - Google Patents

非接触式icカード

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Publication number
JPH103527A
JPH103527A JP8155164A JP15516496A JPH103527A JP H103527 A JPH103527 A JP H103527A JP 8155164 A JP8155164 A JP 8155164A JP 15516496 A JP15516496 A JP 15516496A JP H103527 A JPH103527 A JP H103527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
contact type
capacitor
coil
semiconductor element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8155164A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Sawara
隆一 佐原
Masahiro Kurihara
正大 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP8155164A priority Critical patent/JPH103527A/ja
Publication of JPH103527A publication Critical patent/JPH103527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触式ICカードにおいて、電波発生源と
の相対位置等の影響を受けやすいという欠点があった。 【解決手段】 半導体素子21の内部には共振電圧をピ
ーク値に保持する回路が内蔵されており、巻線コイル2
4と直交する銅パターンコイル23を設けることによ
り、電波発生源との相対距離および方向性の影響を受け
ない非接触式ICカードを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式ICカー
ドのアンテナ部のコイルとコンデンサーの製造上のバラ
ツキや電波発生源との相対位置等の影響を受けないこと
を可能とした非接触式ICカードに関するものである。
本発明の非接触式ICカードにより非接触式データ認識
システムを容易に構築できるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、データ認識システムの記録媒体と
して高セキュリティ、大記憶容量の接触式ICカードが
普及しているがその操作性の観点から電波式の非接触式
ICカードが注目されている。非接触式ICカードのア
ンテナ部はコイルとコンデンサーより構成された共振回
路となっている。コイルとコンデンサーの値は受信周波
数に対して共振するように設計されているが製造上のバ
ラツキ電波の発生源との相対位置および方向性により常
に最適値を保持することは困難である。
【0003】以下に従来の非接触式ICカードの製造方
法について説明する。図3は従来の非接触式ICカード
を示す平面図である。図3において、1は半導体素子、
2はプリント基板、3は巻線コイル、4はコンデンサー
である。
【0004】次に従来の半導体装置の製造方法について
説明する。まず半導体素子1をプリント基板2に接合す
る。このとき接合材料としてAgペーストや絶縁樹脂ペ
ーストを用いる。また半導体素子1の電極とプリント基
板2のランドはワイヤーボンディングにて金ワイヤで電
気的に接合される。
【0005】次に半導体素子1を封止樹脂で封止する。
硬化後、巻線コイル3とコンデンサー4をはんだを用い
て基板ランドに電気的に接続する。最後に筐体でカバー
することにより前記部品を保護している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では巻線コイルの製造上のバラツキや電波発生源
との相対位置等の影響を受けやすいという欠点を有して
いた。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、受信電圧をピーク値に保持する回路を内蔵した半導
体素子を用いることで非接触式データ認識システムを容
易に構築することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の非接触式ICカードは、受信電圧をピーク値
に保持する回路を内蔵した半導体素子とアンテナ部を構
成する巻線コイルとコンデンサーとを備えた非接触式I
Cカードである。また巻線コイルを用いるかわりに、銅
箔をエッチングして形成した銅パターンによりコイルを
形成したプリント基板を用いるものである。また巻線コ
イルを互いに直交するように配置したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】前記構成の通り、本発明の非接触
式ICカードは、互いに直交するコイルを設けることに
より、電波発生源との相対距離および方向性の影響を受
けない非接触式ICカードを実現でき、さらにそれを用
いることにより、非接触式データ認識システムを実現で
きるものである。
【0010】以下、本発明の第1の実施形態について、
図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態におけ
る非接触式ICカードの半導体素子に内蔵する受信電圧
をピーク値に保持する回路を示す構成図である。
【0011】図1において11は共振電圧、12は整流
回路、13は整流された電圧、14は遅延された電圧、
15は比較器、16は比較された電圧、17は印加電圧
により容量を変える可変容量器である。
【0012】次に図1に示した回路の動作について説明
する。まず共振電圧11を整流回路12により整流した
電圧13と整流回路12のあと遅延させた電圧14とを
比較器15により比較する。整流した電圧13が遅延し
た電圧14よりも高い場合には比較器の出力16が増加
し、可変容量器17の容量を増加させるように働く。こ
の動作を繰り返し、容量がある値以上になると共振電圧
は減少する。この場合には整流した電圧13が遅延した
電圧14よりも低くなるため比較器の出力16の電圧は
減少する。したがって可変容量器17に印加する電圧が
下がるので容量値は減少する。この動作を繰り返すこと
により共振回路の共振電圧をほぼピーク値に保持するこ
とができる。
【0013】以上のように、半導体素子内部に非接触式
ICカードのアンテナ部を構成する外部コンデンサーと
並列に可変容量を備えることにより製造上のバラツキや
電波発生源との相対位置等の影響を受けない非接触式デ
ータ認識システムを構築することができる。
【0014】次に本発明の第2の実施形態について図面
を参照しながら説明する。図2は本実施形態における非
接触式ICカードの外形を示す平面図である。図2にお
いて、21は半導体素子、22はプリント基板、23は
銅パターンコイル、24は巻線コイル、25はコンデン
サーである。
【0015】第1の実施形態と同様に、半導体素子21
の内部には共振電圧をピーク値に保持する回路が内蔵さ
れている。
【0016】図2に示すように、本実施形態の非接触式
ICカードは、プリント基板22上に半導体素子21、
コンデンサー25が配置され、銅パターンコイル23に
対して直交するように巻線コイル24が設けられている
ものである。
【0017】本実施形態のICカードの製造方法として
は、プリント基板22には銅箔をエッチングして銅パタ
ーンコイル23を形成し、次いで、半導体素子21をプ
リント基板22上にAgペースト等を用いて接合し、半
導体素子21の電極と基板導体をワイヤーボンディング
により電気的に接続する。そして封止樹脂を半導体素子
21上にポッティングして封止し、巻線コイル24を銅
パターンコイル23に直交するように配置し、基板ラン
ドとはんだにより電気的に接続する。またコンデンサー
25をはんだでプリント基板22上に接合する。
【0018】以上のように、巻線コイル24と直交する
銅パターンコイル23を設けることにより、電波発生源
との相対距離および方向性の影響を受けない非接触式I
Cカードを実現でき、またそれを用いて非接触式データ
認識システムを実現できる。もちろん、巻線コイル24
どうしを互いに直交するように配置してもよく、銅パタ
ーンコイル23により、互いに直交するように配置して
もよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、非接触式ICカ
ードの半導体素子の内部に外部コンデンサーと並列に可
変容量を備え共振電圧をピーク値に保持するため、製造
上のバラツキや電波の発生源との相対距離および方向性
の影響を受けない非接触式ICカードを用いた非接触式
データ認識システムを容易に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる非接触式IC
カードのアンテナの受信電圧をピーク値に保持する回路
構成図
【図2】本発明の第2の実施形態にかかる非接触式IC
カードの平面図
【図3】従来の非接触式ICカードを示す平面図
【符号の説明】
1 半導体素子 2 プリント基板 3 巻線コイル 4 コンデンサー 11 共振電圧 12 整流回路 13 整流された電圧 14 遅延された電圧 15 比較器 16 比較された電圧 17 印加電圧により容量を変える可変容量器 21 半導体素子 22 プリント基板 23 銅パターンコイル 24 巻線コイル 25 コンデンサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に受信電圧をピーク値に
    保持する回路を内蔵した半導体素子と、アンテナ部を構
    成する複数の巻線コイルと、コンデンサーとを備えた非
    接触式ICカードであって、前記複数の巻線コイルどう
    しは互いに直交するように配置されていることを特徴と
    する非接触式ICカード。
  2. 【請求項2】 プリント基板は、巻線コイルを用いるか
    わりに、銅箔をエッチングして形成した銅パターンによ
    りコイルを形成したプリント基板であることを特徴とす
    る請求項1記載の非接触式ICカード。
JP8155164A 1996-06-17 1996-06-17 非接触式icカード Pending JPH103527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8155164A JPH103527A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 非接触式icカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8155164A JPH103527A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 非接触式icカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH103527A true JPH103527A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15599919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8155164A Pending JPH103527A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 非接触式icカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH103527A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200445348Y1 (ko) 2006-12-18 2009-07-22 주식회사 이씨글로벌 교통카드

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