JPH1034767A - ビード供給装置 - Google Patents

ビード供給装置

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JPH1034767A
JPH1034767A JP8207965A JP20796596A JPH1034767A JP H1034767 A JPH1034767 A JP H1034767A JP 8207965 A JP8207965 A JP 8207965A JP 20796596 A JP20796596 A JP 20796596A JP H1034767 A JPH1034767 A JP H1034767A
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JP
Japan
Prior art keywords
bead
forming drum
ring body
ring
axis
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Withdrawn
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JP8207965A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Ogawa
裕一郎 小川
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH1034767A publication Critical patent/JPH1034767A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/32Fitting the bead-rings or bead-cores; Folding the textile layers around the rings or cores
    • B29D2030/3207Positioning the beads

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビードBを成形ドラムに高能率でかつ高精
度に芯合わせする。 【解決手段】 スティフナーS付きビードBをリング
体25の一側にそれぞれ搬入してその外側面Bsと各芯合わ
せ部材50の傾斜面53とを係合させると、ビードBは傾斜
面53の楔作用によりずれて芯合わせが行われる。このと
き、ビードBが多少傾斜していても芯合わせ部材50に喰
い込むようなことはなく、しかも、各芯合わせ部材50と
ビードBとの間に間隙が形成されることはないため、芯
合わせが高能率・高精度で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビードをマグネ
ットで吸着保持しながら成形ドラムに供給するビード供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビード供給装置としては、例えば
特開平2ー102033号公報に記載されているような
ものが知られている。このものは、成形ドラムと同軸で
全体としてほぼリング状を呈するビードセットリング
と、ビードセットリングを成形ドラムの軸線に沿って移
動させる油圧シリンダと、ビードセットリングの一側面
に円周方向に互いに離れた状態で設けられ、受け渡され
たビードを吸着保持する複数の磁石と、ビードセットリ
ングの半径方向内側に設けられ、成形ドラムの軸線に平
行に延びるとともに、円周方向に互いに離れて配置され
た複数のビードセットフィンガと、ビードセットリング
に取り付けられるとともに、各ビードセットフィンガに
軸線方向の移動力を付与し、これらビードセットフィン
ガをビードセットリングの一側面から突出あるいは一側
面から引っ込ませることができるシリンダとを備えたも
のである。
【0003】そして、このものは、ビードセットフィン
ガがビードセットリングの一側面から突出していると
き、ビードをこれらビードセットフィンガの外側に嵌合
して成形ドラムの軸線に芯合わせするとともにマグネッ
トによって吸着保持し、次に、シリンダによりビードセ
ットフィンガを移動させてビードセットリングの一側面
から引っ込めた後、油圧シリンダによりビードをビード
セットリングと共に移動させて成形ドラムに供給するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のビード供給装置にあっては、円周方向に離れ
た配置されるとともに成形ドラムの軸線に平行に延びる
複数のビードセットフィンガの外側にビードを嵌合する
ことで芯合わせを行うようにしているため、このビード
をビードセットフィンガに円滑に嵌合させるには、これ
らの間にある程度の間隙を設けなければならず、この結
果、芯合わせ精度を向上させようとしても限度があると
いう問題点がある。また、ビードセットフィンガの外側
にビードを嵌合する際、ビードが傾斜していると、ビー
ドがビードセットフィンガに喰い付いて抜けなくなるこ
とがあり、このような場合には取り外すために長い時間
が必要となって作業能率が低下してしまうという問題点
もある。
【0005】この発明は、ビードを成形ドラムに高能率
でかつ高精度に芯合わせすることができるビード供給装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、成形
ドラムと同軸で全体としてリング状を呈するリング体
と、リング体を成形ドラムの軸線に沿って移動させる移
動手段と、リング体の一側面に円周方向に互いに離れた
状態で設けられ、受け渡されたビードを吸着保持する複
数のマグネットと、リング体に円周方向に互いに離れた
状態で設けられ、該リング体の一側面から突出するとと
もに、先端部に成形ドラムの軸線に対して同一角度で傾
斜した傾斜面を有する複数の芯合わせ部材とを備えるこ
とにより達成することができる。
【0007】ビードをリング体の一側に搬入し、リング
体の一側面から突出している芯合わせ部材により該ビー
ドを成形ドラムの軸線に芯合わせする。このとき、芯合
わせはビードを各芯合わせ部材の傾斜面に係合させるこ
とで行われるため、ビードが多少傾斜していても芯合わ
せ部材に喰い込むようなことはなく、しかも、各芯合わ
せ部材とビードとの間に間隙が形成されることもなく、
この結果、ビードは成形ドラムの軸線に対して高能率で
かつ高精度に芯合わせされる。そして、このようにして
芯合わせされたビードはマグネットにより吸着され当該
位置に保持される。その後、移動手段を作動してリング
体を移動させ、ビードを成形ドラムに供給するが、この
とき、ビードはマグネットにより吸着保持されているの
で、芯合わせ位置からずれるようなことはない。
【0008】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、ビードの半径方向内側部を用いて芯合わせを行うこ
とになるため、ビードの半径方向外側にスティフナーが
設けられているような場合にも、該ビードを容易に芯合
わせすることができる。さらに、ワンステージ式の成形
ドラムにビードを供給した場合には、該成形ドラムのビ
ードロックが半径方向外側に移動してビードの半径方向
内側部に当接するため、芯合わせ部材がリング体の一側
面から突出していると、この際、邪魔となってビードの
成形ドラムへのセットが阻害されるが、請求項3に記載
のように構成すれば、ビードを成形ドラムに受渡す前に
リング体の一側面から引っ込めることができ、問題はな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1において、11はワンステー
ジ式の水平な成形ドラムであり、この成形ドラム11は回
転可能である。この成形ドラム11は図6に詳示するよう
に、軸方向両端部に半径方向および軸方向に移動可能な
ビードロック12を、また、これらビードロック12より軸
方向両外側に膨張収縮可能なブラダ13をそれぞれ有す
る。そして、前記成形ドラム11の周囲にタイヤ構成部材
T、例えばカーカス層が貼付けられた後、各ビードロッ
ク12の半径方向外側にスティフナーS付きの断面六角形
をしたビードBが供給されると、ビードロック12が半径
方向外側に移動して対応するビードBを内側から把持
し、その後、これらビードロック12が互いに接近するよ
う移動するとともにブラダ13が膨張すると、タイヤ構成
部材Tは内部に供給されたエアによって略半円状に膨出
するとともに、ビードBより軸方向外側のタイヤ構成部
材TがビードBの回りに折り返され、その後、該タイヤ
構成部材Tの外側に円環状に成形されたベルト・トレッ
ドバンドが供給されて互いに貼合わされ生タイヤが成形
される。
【0010】図1、2、3、4において、16は前記成形
ドラム11の直下から前方に向かって延びるレールであ
り、このレール16には可動台17の下面に固定された複数
のスライドベアリング18が摺動可能に係合している。こ
の可動台17には前記成形ドラム11と同軸でこれより内径
が大径である一対のリングフレーム21が取り付けられ、
これらのリングフレーム21は前後方向に所定距離だけ離
れている。これらリングフレーム21には半径方向に移動
可能な可動ロッド22を摺動可能に支持する複数、ここで
は6個のガイド23が周方向に離れて固定され、各可動ロ
ッド22の内端には成形ドラム11の軸線を中心とする同一
円に沿って延びる弧状体24が固定されている。そして、
前述した6個の弧状体24は成形ドラム11と同軸で該成形
ドラム11より大径の、全体としてリング状を呈するリン
グ体25を構成する。各弧状体24はその一側(互いに対向
する側)に成形ドラム11の軸線に垂直な平坦面(一側
面)を有し、これら一側面には円周方向に互いに離れた
複数の収納穴26が形成されている。そして、これらの収
納穴26には前記スティフナーS付きのビードBを吸着し
て保持するマグネット27がそれぞれ埋設されている。こ
の結果、これら複数のマグネット27は円周方向に互いに
離れて設けられていることになる。
【0011】29はリングフレーム21に基端部が揺動可能
に支持された複数(6個)の伝達アームであり、これら
の伝達アーム29は隣接するガイド23間にそれぞれ配置さ
れている。各伝達アーム29の先端には各可動ロッド22に
固定されたピン30が挿入される長孔31が、また、基端部
には一対の突起32が形成されている。そして、隣接する
伝達アーム29の突起32同士は同期ロッド33により互いに
連結されており、この結果、伝達アーム29が同期ロッド
33によって同期して揺動すると、可動ロッド22、弧状体
24は同期して半径方向に移動する。36はリングフレーム
21に連結されたエアシリンダであり、このエアシリンダ
36のピストンロッド37の先端はいずれかの伝達アーム29
の突起32に連結されている。前述した可動ロッド22、伝
達アーム29、同期ロッド33、エアシリンダ36は全体とし
て、前記弧状体24を半径方向に移動させてリング体25を
拡縮させる拡縮機構38を構成する。
【0012】42は可動台17の後方に設置されレール16に
平行に延びる移動手段としてのシリンダであり、このシ
リンダ42のピストンロッド43の先端は前記可動台17に連
結されている。この結果、シリンダ42が作動してピスト
ンロッド43が突出したり引っ込んだりすると、可動台1
7、リング体25はレール16にガイドされながら成形ドラ
ム11の軸線に沿って移動する。前述した可動台17、リン
グフレーム21、リング体25、拡縮機構38、シリンダ42は
全体として、一対のスティフナーS付きビードBを吸着
保持しながら成形ドラム11に供給して所定位置、即ちビ
ードロック12の半径方向外側にセットするビード供給装
置44を構成する。
【0013】図3、5において、各弧状体24の円周方向
両端部には収納穴47が形成されるとともに、各収納穴47
には移動機構としてのエアシリンダ48が収納され、この
エアシリンダ48のピストンロッド49の先端には略直方体
状をした芯合わせ部材50が取り付けられている。この結
果、これら芯合わせ部材50はリング体25に円周方向に互
いに離れた状態で設けられていることになる。各芯合わ
せ部材50はその先端部に成形ドラム11の軸線に垂直に延
びる平坦な垂直面52と、成形ドラム11の軸線に対して同
一角度A、ここでは60度で傾斜した傾斜面53とを有し、
該傾斜面53は一側に向かうに従い半径方向内側に傾斜し
ている。ここで、前記垂直面52は芯合わせ部材50の半径
方向外側部に配置され、また、傾斜面53は半径方向内側
部に配置されるとともに、成形ドラム11の軸線を中心と
する同一円上に位置している。前記芯合わせ部材50と収
納穴47との間にはガイド54が設けられており、この結
果、前記エアシリンダ48が作動してピストンロッド49が
突出したり引っ込んだりすると、芯合わせ部材50はガイ
ド54に案内されながら成形ドラム11の軸方向に移動し、
傾斜面53が設けられた先端部がリング体25(弧状体24)
の一側面から突出したり引っ込んだりする。そして、前
述のように芯合わせ部材50の先端部がリング体25の一側
面から突出しているとき、スティフナーS付きのビード
Bがリング体25の一側に搬入されると、半径方向内側部
に位置するビードBの傾斜した外側面Bsが各芯合わせ部
材50の傾斜面53に係合し、この結果、ビードBは傾斜面
53の楔作用によりずれて成形ドラム11の軸線に芯合わせ
される。
【0014】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。今、ビード供給装置44が図1に示すように
成形ドラム11より前方の待機位置で待機しているとす
る。このとき、回転している成形ドラム11にタイヤ構成
部材Tが供給されて周囲に貼付けられる。一方、ビード
供給装置44においては、エアシリンダ48のピストンロッ
ド49を突出させて芯合わせ部材50の先端部(傾斜面53)
をリング体25の一側面から突出させるとともに、作業者
あるいは図示していないビード搬入装置が一対のスティ
フナーS付きビードBをリング体25の一側にそれぞれ搬
入し、該芯合わせ部材50によりビードBを成形ドラム11
の軸線に芯合わせする。このとき、この芯合わせは、ビ
ードBの外側面Bsと各芯合わせ部材50の傾斜面53とが係
合し、ビードBが前記傾斜面53の楔作用によりずれるこ
とで行われるため、ビードBが多少傾斜していても芯合
わせ部材50に喰い込むようなことはなく、しかも、各芯
合わせ部材50とビードBとの間に間隙が形成されること
もなく、この結果、ビードBは成形ドラム11の軸線に対
して高能率でかつ高精度に芯合わせされる。ここで、前
記傾斜面53は前述のように一側に向かうに従い半径方向
内側に傾斜しているため、ビードBの半径方向内側部に
位置する外側面Bsを用いて芯合わせを行うことになり、
この結果、この実施形態のようにビードBの半径方向外
側にスティフナーSが設けられていても、該ビードBの
芯合わせを確実かつ容易に行うことができる。そして、
前述のようにして芯合わせされたビードBはマグネット
27により吸着され前述の芯合わせされた位置に保持され
る。
【0015】その後、シリンダ42のピストンロッド43を
引っ込ませることにより、可動台17、リング体25、ステ
ィフナーS付きビードBをレール16に沿って成形ドラム
11に接近するよう軸方向後方に移動させ、ビードBを成
形ドラム11の周囲の所定位置、即ちビードロック12の半
径方向外側までそれぞれ搬送する。このときの状態が図
6に示されている。このような搬送時、ビードBは前述
のようにマグネット27により吸着保持されるとともに、
芯合わせ部材50によってずれが規制されているため、可
動台17が多少振動しても芯合わせされた位置からずれる
ようなことはない。
【0016】次に、エアシリンダ48のピストンロッド49
を引っ込ませ、これにより、芯合わせ部材50をガイド54
に沿って他側に移動させリング体25(弧状体24)の一側
面から引っ込ませる。その後、成形ドラム11のビードロ
ック12を半径方向外側に移動させるが、このとき、ビー
ドBの内径よりリング体25の内径が若干小径であるた
め、ビードロック12は最初にリング体25を構成する弧状
体24の半径方向内端に当接し、これにより、これら弧状
体24は図7に示すように、ビードロック12によって半径
方向外側に押し出される。ここで、弧状体24を半径方向
内側に移動させる駆動力はエアシリンダ36が付与してい
るため、前述のような弧状体24の半径方向外側への移動
は該エアシリンダ36のピストンロッド37が引っ込むこと
で許容され、問題はない。そして、ビードロック12はさ
らに半径方向外側に移動するが、この移動はビードロッ
ク12がブラダ13、タイヤ構成部材Tを介してビードBの
半径方向内側部に当接したとき停止する。このとき、芯
合わせ部材50が仮にリング体25の一側面から突出してい
ると、邪魔となってビードBの成形ドラム11へのセット
が阻害されるが、前述のようにビードBが成形ドラム11
に受け渡される前にこれら芯合わせ部材50をリング体25
の一側面から引っ込ませるようにしているので、問題は
ない。このようにしてビードロック12が対応するビード
Bを内側から把持すると、エアシリンダ36のピストンロ
ッド37が引っ込み、これにより、弧状体24がガイド23に
案内されながらスティフナーSを越えるまで半径方向外
側に移動する。
【0017】その後、シリンダ42のピストンロッド43が
突出してビード供給装置44が前方に移動し前述の待機位
置に復帰する。このとき、各弧状体24は前述のようにス
ティフナーSを越えるまで半径方向外側に移動している
ので、スティフナーSと干渉することはない。次に、こ
れらビードロック12が互いに接近するよう移動するとと
もにブラダ13が膨張する。これにより、タイヤ構成部材
Tは内部に供給されたエアによって略半円状に膨出する
とともに、ビードBより軸方向外側のタイヤ構成部材T
がビードBの回りに折り返される。その後、該タイヤ構
成部材Tの外側に円環状に成形された図示していないベ
ルト・トレッドバンドが供給されて互いに貼合わされ生
タイヤが成形される。次に、ブラダ13が収縮するととも
にビードロック12が半径方向内側および軸方向内側に移
動すると、成形された生タイヤは成形ドラム11から取り
出され次工程に搬出される。このとき、エアシリンダ36
のピストンロッド37が突出して弧状体24が半径方向内側
に移動するとともに、エアシリンダ48のピストンロッド
49が突出して芯合わせ部材50の先端部がリング体25の一
側面から突出する。
【0018】なお、前述の実施形態においては、芯合わ
せ部材50がリング体25の一側面から突出しているとき、
スティフナーS付きビードBを供給して芯合わせするよ
うにしたが、この発明においては、芯合わせ部材50がリ
ング体25の一側面から引っ込んでいるときにスティフナ
ーS付きビードBを供給してマグネット27に吸着させた
後、芯合わせ部材50を突出させて傾斜面53によりビード
Bを成形ドラム11の軸線に芯合わせするようにしてもよ
い。また、前述の実施形態においては、傾斜面53を一側
に向かうに従い半径方向内側に傾斜させたが、この発明
においては、傾斜面を一側に向かうに従い半径方向外側
に傾斜させてもよく、この場合には、ビードの半径方向
外側部が傾斜面に係合することで該ビードの芯合わせが
行われるため、スティフナーが設けられていないビード
の芯合わせに好適である。また、前述の実施形態におい
ては、芯合わせ部材50をリング体25の一側面から突出さ
せた状態でビードBを成形ドラム11に搬送するようにし
たが、可動台17があまり振動しないようであれば、芯合
わせ部材50をリング体25の一側面から引っ込めた後、ビ
ードBを成形ドラム11に搬送するようにしてもよい。さ
らに、前述の実施形態においては、ビードBとして断面
が六角形をしたビードを用いたが、この発明において
は、断面が四角形あるいは円形のビードを用いてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ビードを成形ドラムに高能率でかつ高精度に芯合わ
せすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す全体正面図であ
る。
【図2】図1のIーI矢視図である。
【図3】弧状体の一部破断斜視図である。
【図4】図3のIIーII矢視断面図である。
【図5】図3のIIIーIII矢視断面図である。
【図6】作用を説明する図4と同様の断面図である。
【図7】作用を説明する図4と同様の断面図である。
【符号の説明】
11…成形ドラム 25…リング体 27…マグネット 42…移動手段 44…ビード供給装置 48…移動機構 50…芯合わせ部材 53…傾斜面 B…ビード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形ドラムと同軸で全体としてリング状を
    呈するリング体と、リング体を成形ドラムの軸線に沿っ
    て移動させる移動手段と、リング体の一側面に円周方向
    に互いに離れた状態で設けられ、受け渡されたビードを
    吸着保持する複数のマグネットと、リング体に円周方向
    に互いに離れた状態で設けられ、該リング体の一側面か
    ら突出するとともに、先端部に成形ドラムの軸線に対し
    て同一角度で傾斜した傾斜面を有する複数の芯合わせ部
    材とを備え、前記芯合わせ部材の傾斜面により成形ドラ
    ムの軸線に芯合わせされたビードをマグネットで吸着保
    持しながらリング体を移動手段により移動させて、該ビ
    ードを成形ドラムに供給するようにしたことを特徴とす
    るビード供給装置。
  2. 【請求項2】前記傾斜面を一側に向かうに従い半径方向
    内側に傾斜させた請求項1記載のビード供給装置。
  3. 【請求項3】前記リング体に芯合わせ部材を成形ドラム
    の軸方向にそれぞれ移動させる複数の移動機構を取り付
    け、ビードを成形ドラムに受渡す前に芯合わせ部材を他
    側に移動させてリング体の一側面から引っ込ませるよう
    にした請求項1記載のビード供給装置。
JP8207965A 1996-07-18 1996-07-18 ビード供給装置 Withdrawn JPH1034767A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012101490A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Sumitomo Rubber Ind Ltd 生カバー成形装置
JP2018039168A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 住友ゴム工業株式会社 ビード部材の搬送装置
EP4215350A1 (de) * 2022-01-25 2023-07-26 Continental Reifen Deutschland GmbH Verfahren zur herstellung eines luftreifens und reifenbaumaschine zur durchführung des verfahrens

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