JPH1034594A - ロータリーカット式パイプ材切断装置 - Google Patents
ロータリーカット式パイプ材切断装置Info
- Publication number
- JPH1034594A JPH1034594A JP21197296A JP21197296A JPH1034594A JP H1034594 A JPH1034594 A JP H1034594A JP 21197296 A JP21197296 A JP 21197296A JP 21197296 A JP21197296 A JP 21197296A JP H1034594 A JPH1034594 A JP H1034594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe material
- cutter
- pipe
- cutting
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な機械的構造および簡単な制御回路によ
って短いサイクルタイムでパイプ材の引っ張り切断がで
きるとともに、両引っ張りと同様な、バリやかえりの少
ない切断面が得られると同時にディスク型カッターの長
寿命化を図ることができるロータリーカット式パイプ材
切断装置を提供することである。 【解決手段】 パイプ材の一端を固定するとともに他端
を引っ張り手段によって引っ張った状態で、ディスク型
カッターを前記パイプ材の軸芯に向かって径方向に移動
させながらこのパイプ材の回りを公転させることにより
当該パイプを切断するロータリーカット式パイプ材切断
装置において、前記ディスク型カッターを前記パイプの
軸心に沿ってその引っ張り方向へ移動させることを特徴
とするロータリーカット式パイプ材切断装置である。
って短いサイクルタイムでパイプ材の引っ張り切断がで
きるとともに、両引っ張りと同様な、バリやかえりの少
ない切断面が得られると同時にディスク型カッターの長
寿命化を図ることができるロータリーカット式パイプ材
切断装置を提供することである。 【解決手段】 パイプ材の一端を固定するとともに他端
を引っ張り手段によって引っ張った状態で、ディスク型
カッターを前記パイプ材の軸芯に向かって径方向に移動
させながらこのパイプ材の回りを公転させることにより
当該パイプを切断するロータリーカット式パイプ材切断
装置において、前記ディスク型カッターを前記パイプの
軸心に沿ってその引っ張り方向へ移動させることを特徴
とするロータリーカット式パイプ材切断装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はロータリーカット式パ
イプ材切断装置に関し、特に、片引っ張り式のロータリ
ーカット式パイプ材切断装置に関し、例えば、パイプ曲
げの前工程として使用されるものである。
イプ材切断装置に関し、特に、片引っ張り式のロータリ
ーカット式パイプ材切断装置に関し、例えば、パイプ曲
げの前工程として使用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるロータリーカット式パイプ
材切断装置は、パイプ材の一端を固定した状態で他端を
引っ張りながら、又は、両端を引っ張りながら、ディス
ク型カッターをパイプ材の軸芯に向かって径方向に移動
させるとともにこのこのパイプ材の回りを公転させるこ
とによって当該パイプを切断していた。
材切断装置は、パイプ材の一端を固定した状態で他端を
引っ張りながら、又は、両端を引っ張りながら、ディス
ク型カッターをパイプ材の軸芯に向かって径方向に移動
させるとともにこのこのパイプ材の回りを公転させるこ
とによって当該パイプを切断していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パイプ
材の一端を固定した状態で他端を引っ張りながらパイプ
材を切断する装置にあっては、ディスク型カッターの刃
先に側面方向（固定された側）から荷重がかかるため、
固定された側の切断面にバリやかえりが多く発生すると
ともにこれらのバリやかえりのために両側の切断面（固
定された側の切断面と引っ張り側の切断面）を同様な形
状に形成しにくく、そのうえ、ディスク型カッターの寿
命が短くならざるを得ないという不都合を有した。
材の一端を固定した状態で他端を引っ張りながらパイプ
材を切断する装置にあっては、ディスク型カッターの刃
先に側面方向（固定された側）から荷重がかかるため、
固定された側の切断面にバリやかえりが多く発生すると
ともにこれらのバリやかえりのために両側の切断面（固
定された側の切断面と引っ張り側の切断面）を同様な形
状に形成しにくく、そのうえ、ディスク型カッターの寿
命が短くならざるを得ないという不都合を有した。
【０００４】一方、パイプ材の両端を引っ張りながらパ
イプ材を切断する装置にあっては、これらの不都合は解
消するが、パイプ材を引っ張るための機械的構造および
その制御回路が複雑になるとともにパイプ切断のサイク
ルタイムが長くならざるを得ないという不都合を有し
た。
イプ材を切断する装置にあっては、これらの不都合は解
消するが、パイプ材を引っ張るための機械的構造および
その制御回路が複雑になるとともにパイプ切断のサイク
ルタイムが長くならざるを得ないという不都合を有し
た。
【０００５】この発明の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
ことである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係るロータリーカット式パイプ材切断装
置においては、パイプ材の一端を固定するとともに他端
を引っ張り手段によって引っ張った状態で、ディスク型
カッターを前記パイプ材の軸芯に向かって径方向に移動
させながらこのパイプ材の回りを公転させることにより
当該パイプを切断するロータリーカット式パイプ材切断
装置において、前記ディスク型カッターを前記パイプの
軸心に沿ってその引っ張り方向へ移動させるものである
ため、パイプ材の一端を固定するとともに他端を引っ張
り手段によって引っ張った状態でバイプを切断するにも
かかわらず、ディスク型カッターの刃先に側面方向（固
定された側）から荷重がかかりにくく、その上、片引っ
張り式であるためパイプ材を引っ張るための機械的構造
およびその制御回路が複雑になることはなくその上パイ
プ切断のサイクルタイムを短くすることができるもので
ある。
に、この発明に係るロータリーカット式パイプ材切断装
置においては、パイプ材の一端を固定するとともに他端
を引っ張り手段によって引っ張った状態で、ディスク型
カッターを前記パイプ材の軸芯に向かって径方向に移動
させながらこのパイプ材の回りを公転させることにより
当該パイプを切断するロータリーカット式パイプ材切断
装置において、前記ディスク型カッターを前記パイプの
軸心に沿ってその引っ張り方向へ移動させるものである
ため、パイプ材の一端を固定するとともに他端を引っ張
り手段によって引っ張った状態でバイプを切断するにも
かかわらず、ディスク型カッターの刃先に側面方向（固
定された側）から荷重がかかりにくく、その上、片引っ
張り式であるためパイプ材を引っ張るための機械的構造
およびその制御回路が複雑になることはなくその上パイ
プ切断のサイクルタイムを短くすることができるもので
ある。
【０００７】なお、前記ディスク型カッターの移動を前
記パイプ材の引っ張り手段に連動させれば、ディスク型
カッターの移動機構を簡単に構成することができる。
記パイプ材の引っ張り手段に連動させれば、ディスク型
カッターの移動機構を簡単に構成することができる。
【０００８】更に、前記ディスク型カッターの移動量を
前記パイプ材の引っ張り手段の移動量に対して調節可能
にすれば、パイプ材の切断状態の制御がしやすいもので
ある。
前記パイプ材の引っ張り手段の移動量に対して調節可能
にすれば、パイプ材の切断状態の制御がしやすいもので
ある。
【０００９】
【発明の実施の態様】図１及び図２において、Ｍはロー
タリーカット式パイプ材切断装置である。10はこのパイ
プ材切断装置Ｍの基板である。20はカッタ用スライド盤
であり、前記基板10上にリニアガガイド21,21 を介して
進退可能（ガイドの長手方向に）に設置されている。な
お、22,22 はスライド盤取付具であり、前記基板10に設
置されている。このスライド盤取付具22,22 には圧縮バ
ネ221,221 を介して前記カッタ用スライド盤20が取付け
られている。
タリーカット式パイプ材切断装置である。10はこのパイ
プ材切断装置Ｍの基板である。20はカッタ用スライド盤
であり、前記基板10上にリニアガガイド21,21 を介して
進退可能（ガイドの長手方向に）に設置されている。な
お、22,22 はスライド盤取付具であり、前記基板10に設
置されている。このスライド盤取付具22,22 には圧縮バ
ネ221,221 を介して前記カッタ用スライド盤20が取付け
られている。
【００１０】23はカッタ用主軸受であり、前記カッタ用
スライド盤20に設置されている。このカッタ用主軸受23
にはカッタ用主軸30が回転可能且つ進退可能の状態で嵌
挿している。31はカッターヘッドであり、前記カッタ用
主軸30の先端に固定されている。このため、カッターヘ
ッド31はカッタ用主軸30と一体的に適宜駆動によって回
転する。なお、カッターヘッド31およびカッタ用主軸30
にはパイプ材Ｐが貫通するための一連の軸孔が形成され
ている。
スライド盤20に設置されている。このカッタ用主軸受23
にはカッタ用主軸30が回転可能且つ進退可能の状態で嵌
挿している。31はカッターヘッドであり、前記カッタ用
主軸30の先端に固定されている。このため、カッターヘ
ッド31はカッタ用主軸30と一体的に適宜駆動によって回
転する。なお、カッターヘッド31およびカッタ用主軸30
にはパイプ材Ｐが貫通するための一連の軸孔が形成され
ている。
【００１１】40はディスク型カッター、41は支持輪であ
り、各々前記前記カッターヘッド31の前面に回転可能に
設置されている。このカッター40と支持輪41はカッター
ヘッド31の軸心を中心として反対側に位置している。そ
して、カッターヘッド31が軸心を中心として回転する場
合、前記カッター40および支持輪41は、前記カッターヘ
ッド31の軸心に向かって径方向に移動させながらこの軸
心の回りを公転する。
り、各々前記前記カッターヘッド31の前面に回転可能に
設置されている。このカッター40と支持輪41はカッター
ヘッド31の軸心を中心として反対側に位置している。そ
して、カッターヘッド31が軸心を中心として回転する場
合、前記カッター40および支持輪41は、前記カッターヘ
ッド31の軸心に向かって径方向に移動させながらこの軸
心の回りを公転する。
【００１２】次に、50は引っ張りクランプ用スライド盤
であり、前記基板10上にリニアガガイド51,51 を介して
進退可能（ガイドの長手方向に）に設置されている。こ
の引っ張りクランプ用スライド盤50は基板10に設置され
たピストン・シリンダ機構52によって進退制御される。
であり、前記基板10上にリニアガガイド51,51 を介して
進退可能（ガイドの長手方向に）に設置されている。こ
の引っ張りクランプ用スライド盤50は基板10に設置され
たピストン・シリンダ機構52によって進退制御される。
【００１３】61,61 は引っ張りクランプであり、前記引
っ張りクラプ用スライド盤50に設置されている。これら
の引っ張りクランプ61,61 は前記引っ張りクランプ用ス
ライド盤50に設置されたピストン・シリンダ機構611,61
1 よって進退し、パイプ材Ｐをクランプしたりクランプ
を解除したりする。バイプ材Ｐを引っ張る場合には、パ
イプ材Ｐの先端を前記引っ張りクランプ61,61 によって
クランプしてピストン・シリンダ機構52を作動させれば
よい。
っ張りクラプ用スライド盤50に設置されている。これら
の引っ張りクランプ61,61 は前記引っ張りクランプ用ス
ライド盤50に設置されたピストン・シリンダ機構611,61
1 よって進退し、パイプ材Ｐをクランプしたりクランプ
を解除したりする。バイプ材Ｐを引っ張る場合には、パ
イプ材Ｐの先端を前記引っ張りクランプ61,61 によって
クランプしてピストン・シリンダ機構52を作動させれば
よい。
【００１４】次に、図２及び図３において、71,71 は第
一リンクであり、リンクホルダー711,711 を介して前記
基板に揺動可能に連結されている。また、この第一リン
ク71,71 の他端は連結具712 を介して前記引っ張りクラ
ンブ用スライド盤50に揺動可能に連結されている。この
ため、引っ張りクランブ用スライド盤50の進退に従って
この第一リンク71,71 は前記リンクホルダー711,711 の
揺動中心を中心として揺動する。なお、第一リンク71,7
1 には長手方向に長孔713,713 が形成されている。この
長孔713,713 の機能は後記する。
一リンクであり、リンクホルダー711,711 を介して前記
基板に揺動可能に連結されている。また、この第一リン
ク71,71 の他端は連結具712 を介して前記引っ張りクラ
ンブ用スライド盤50に揺動可能に連結されている。この
ため、引っ張りクランブ用スライド盤50の進退に従って
この第一リンク71,71 は前記リンクホルダー711,711 の
揺動中心を中心として揺動する。なお、第一リンク71,7
1 には長手方向に長孔713,713 が形成されている。この
長孔713,713 の機能は後記する。
【００１５】一方、80はカッタ側連結具であり、前記カ
ッタ用スライド盤20に突設されている。このカッタ側連
結具80には第二リンク82,82 が揺動可能に連結されてい
る。第二リンク82,82 の他端はピン821,821 を介して前
記第一リンク71,71 の長孔713,713 に繋がれている。こ
のため、前記引っ張りクランブ用スライド盤50の進退に
伴って前記カッタ側連結具80ひいてはカッター40は同方
向へ進退する。
ッタ用スライド盤20に突設されている。このカッタ側連
結具80には第二リンク82,82 が揺動可能に連結されてい
る。第二リンク82,82 の他端はピン821,821 を介して前
記第一リンク71,71 の長孔713,713 に繋がれている。こ
のため、前記引っ張りクランブ用スライド盤50の進退に
伴って前記カッタ側連結具80ひいてはカッター40は同方
向へ進退する。
【００１６】また、83,83 は移動量調整ピンであり、支
持具831,831 を介して前記カッタ用スライド盤20に設置
されている。この移動量調整ピン83,83 のボルト部832,
832にはナット部材833,833 が螺挿されている。そし
て、このナット部材833,833 にピン84,84 を介して前記
第二リンク82,82 の中間部が揺動可能に支持されてい
る。このため、この移動量調整ピン83,83 を回転すれ
ば、ナット部材833,833 ひいてはピン84,84 がボルト部
832,832 に沿って進退するため、第二リンク82,82 は前
記カッタ側連結具80の揺動中心を中心として揺動する。
このとき、第二リンク82,82 のピン821,821 は長孔713,
713 内を移動するため、前記引っ張りクランブ用スライ
ド盤50の移動量に対して前記カッタ側連結具80ひいては
カッター40の移動量を調節することができる。
持具831,831 を介して前記カッタ用スライド盤20に設置
されている。この移動量調整ピン83,83 のボルト部832,
832にはナット部材833,833 が螺挿されている。そし
て、このナット部材833,833 にピン84,84 を介して前記
第二リンク82,82 の中間部が揺動可能に支持されてい
る。このため、この移動量調整ピン83,83 を回転すれ
ば、ナット部材833,833 ひいてはピン84,84 がボルト部
832,832 に沿って進退するため、第二リンク82,82 は前
記カッタ側連結具80の揺動中心を中心として揺動する。
このとき、第二リンク82,82 のピン821,821 は長孔713,
713 内を移動するため、前記引っ張りクランブ用スライ
ド盤50の移動量に対して前記カッタ側連結具80ひいては
カッター40の移動量を調節することができる。
【００１７】次に、図１及び図２に戻って、91,91 は固
定クランプであり、前記基板10に設置されている。これ
らの固定クランプ91,91 は前記基板10に設置されたピス
トン・シリンダ機構911,911 よって進退し、パイプ材Ｐ
をクランプしたりクランプを解除したりする。
定クランプであり、前記基板10に設置されている。これ
らの固定クランプ91,91 は前記基板10に設置されたピス
トン・シリンダ機構911,911 よって進退し、パイプ材Ｐ
をクランプしたりクランプを解除したりする。
【００１８】この装置Ｍによって、パイプ材Ｐを切断す
る場合には、まず、カッターヘッド31およびカッタ用主
軸30の軸孔にパイプ材Ｐを貫通させる。そして、先端部
を前記引っ張りクランプ61,61 によってクランプすると
ともに後端側を前記固定クランプ91,91 によって固定す
る。この状態で、ピストン・シリンダ機構52を作動させ
ることによってパイプ材Ｐを先端方向に引っ張ながら、
カッターヘッド31を回転させ、カッター40および支持輪
41を前記カッターヘッド31の軸心に向かって径方向に移
動させながらこの軸心の回りを公転させることにより、
パイプ材Ｐを切断する。このとき、第一リンク71,71 お
よび第二リンク82,82 からなるリンク機構によって、前
記カッタ用スライド盤20、ひいては、カッタ40はバイプ
材Ｐの引っ張り方向へ移動するため、片引っ張りにも関
わらず、両引っ張りと同様な効果を奏することができ
る。
る場合には、まず、カッターヘッド31およびカッタ用主
軸30の軸孔にパイプ材Ｐを貫通させる。そして、先端部
を前記引っ張りクランプ61,61 によってクランプすると
ともに後端側を前記固定クランプ91,91 によって固定す
る。この状態で、ピストン・シリンダ機構52を作動させ
ることによってパイプ材Ｐを先端方向に引っ張ながら、
カッターヘッド31を回転させ、カッター40および支持輪
41を前記カッターヘッド31の軸心に向かって径方向に移
動させながらこの軸心の回りを公転させることにより、
パイプ材Ｐを切断する。このとき、第一リンク71,71 お
よび第二リンク82,82 からなるリンク機構によって、前
記カッタ用スライド盤20、ひいては、カッタ40はバイプ
材Ｐの引っ張り方向へ移動するため、片引っ張りにも関
わらず、両引っ張りと同様な効果を奏することができ
る。
【００１９】
【発明の効果】この発明に係るロータリーカット式パイ
プ材切断装置は、パイプ材の一端を固定するとともに他
端を引っ張り手段によって引っ張った状態で、ディスク
型カッターを前記パイプ材の軸芯に向かって径方向に移
動させながらこのパイプ材の回りを公転させることによ
り当該パイプを切断するロータリーカット式パイプ材切
断装置において、前記ディスク型カッターを前記パイプ
の軸心に沿ってその引っ張り方向へ移動させるものであ
るため、パイプ材の一端を固定するとともに他端を引っ
張り手段によって引っ張った状態でバイプを切断するに
もかかわらず、ディスク型カッターの刃先に側面方向
（固定された側）から荷重がかかりにくく、その上、片
引っ張り式であるためパイプ材を引っ張るための機械的
構造およびその制御回路が複雑になることはなくその上
パイプ切断のサイクルタイムを短くすることができるも
のである。
プ材切断装置は、パイプ材の一端を固定するとともに他
端を引っ張り手段によって引っ張った状態で、ディスク
型カッターを前記パイプ材の軸芯に向かって径方向に移
動させながらこのパイプ材の回りを公転させることによ
り当該パイプを切断するロータリーカット式パイプ材切
断装置において、前記ディスク型カッターを前記パイプ
の軸心に沿ってその引っ張り方向へ移動させるものであ
るため、パイプ材の一端を固定するとともに他端を引っ
張り手段によって引っ張った状態でバイプを切断するに
もかかわらず、ディスク型カッターの刃先に側面方向
（固定された側）から荷重がかかりにくく、その上、片
引っ張り式であるためパイプ材を引っ張るための機械的
構造およびその制御回路が複雑になることはなくその上
パイプ切断のサイクルタイムを短くすることができるも
のである。
【００２０】よって、このロータリーカット式パイプ材
切断装置を使用すれば、簡単な機械的構造および簡単な
制御回路によって短いサイクルタイムでパイプ材の引っ
張り切断ができるとともに、両引っ張りと同様な、バリ
やかえりの少ない切断面が得られると同時にディスク型
カッターの長寿命化を図ることができる。
切断装置を使用すれば、簡単な機械的構造および簡単な
制御回路によって短いサイクルタイムでパイプ材の引っ
張り切断ができるとともに、両引っ張りと同様な、バリ
やかえりの少ない切断面が得られると同時にディスク型
カッターの長寿命化を図ることができる。
【００２１】なお、前記ディスク型カッターの移動を前
記パイプ材の引っ張り手段に連動させれば、ディスク型
カッターの移動機構を簡単に構成することができる。
記パイプ材の引っ張り手段に連動させれば、ディスク型
カッターの移動機構を簡単に構成することができる。
【００２２】更に、前記ディスク型カッターの移動量を
前記パイプ材の引っ張り手段の移動量に対して調節可能
にすれば、パイプ材の切断状態の制御がしやすいもので
ある。
前記パイプ材の引っ張り手段の移動量に対して調節可能
にすれば、パイプ材の切断状態の制御がしやすいもので
ある。
【図１】この発明に係るロータリーカット式パイプ材切
断装置の正面図である。
断装置の正面図である。
【図２】同部分切断平面図である。
【図３】図２におけるリンク部を詳細に説明した図であ
る。
る。
40 … ディスク型カッター 50 … 引っ張りクランプ用スライド盤（引っ張り手
段） 61,61 … 引っ張りクランプ（引っ張り手段） Ｍ … ロータリーカット式パイプ材切断装置 Ｐ … パイプ材
段） 61,61 … 引っ張りクランプ（引っ張り手段） Ｍ … ロータリーカット式パイプ材切断装置 Ｐ … パイプ材
Claims (3)
- 【請求項１】 パイプ材の一端を固定するとともに他端
を引っ張り手段によって引っ張った状態で、ディスク型
カッターを前記パイプ材の軸芯に向かって径方向に移動
させながらこのパイプ材の回りを公転させることにより
当該パイプを切断するロータリーカット式パイプ材切断
装置において、前記ディスク型カッターを前記パイプの
軸心に沿ってその引っ張り方向へ移動させることを特徴
とするロータリーカット式パイプ材切断装置。 - 【請求項２】 前記ディスク型カッターの移動を前記パ
イプ材の引っ張り手段に連動させたことを特徴とする請
求項１のロータリーカット式パイプ材切断装置。 - 【請求項３】 前記ディスク型カッターの移動量を前記
パイプ材の引っ張り手段の移動量に対して調節可能にし
たことを特徴とする請求項２のロータリーカット式パイ
プ材切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21197296A JP3318209B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | ロータリーカット式パイプ材切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21197296A JP3318209B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | ロータリーカット式パイプ材切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1034594A true JPH1034594A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3318209B2 JP3318209B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=16614764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21197296A Expired - Lifetime JP3318209B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | ロータリーカット式パイプ材切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3318209B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103223677A (zh) * | 2013-05-06 | 2013-07-31 | 张家港市金远东机械有限公司 | 用于切割pvc管材的环形切割机 |
| CN105459187A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-04-06 | 佛山市启达研磨器材科技有限公司 | 一种砂带柱体切割结构 |
| CN106863394A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-06-20 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | Led灯珠的分离装置及其分离方法 |
| CN107972103A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-05-01 | 中山市科力高自动化设备有限公司 | 一种管状工件开料装置 |
| CN108555459A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-21 | 佛山市艾茨迪智能科技有限公司 | 一种用于切割管材的激光切割装置 |
| CN108555458A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-21 | 佛山市艾茨迪智能科技有限公司 | 一种用于切割管材的激光切割机 |
| CN109773880A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-05-21 | 长园电子（东莞）有限公司 | 一种冷缩管自动拉条切断卸料设备 |
| CN112091327A (zh) * | 2020-09-11 | 2020-12-18 | 滁州职业技术学院 | 一种建筑用管材端头切割加工设备 |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP21197296A patent/JP3318209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103223677A (zh) * | 2013-05-06 | 2013-07-31 | 张家港市金远东机械有限公司 | 用于切割pvc管材的环形切割机 |
| CN103223677B (zh) * | 2013-05-06 | 2015-03-04 | 张家港市金远东机械有限公司 | 用于切割pvc管材的环形切割机 |
| CN105459187A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-04-06 | 佛山市启达研磨器材科技有限公司 | 一种砂带柱体切割结构 |
| CN106863394A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-06-20 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | Led灯珠的分离装置及其分离方法 |
| CN107972103A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-05-01 | 中山市科力高自动化设备有限公司 | 一种管状工件开料装置 |
| CN108555458A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-21 | 佛山市艾茨迪智能科技有限公司 | 一种用于切割管材的激光切割机 |
| CN108555459A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-21 | 佛山市艾茨迪智能科技有限公司 | 一种用于切割管材的激光切割装置 |
| CN108555458B (zh) * | 2018-04-25 | 2024-02-13 | 佛山市艾茨迪智能科技有限公司 | 一种用于切割管材的激光切割机 |
| CN108555459B (zh) * | 2018-04-25 | 2024-02-13 | 佛山市艾茨迪智能科技有限公司 | 一种用于切割管材的激光切割装置 |
| CN109773880A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-05-21 | 长园电子（东莞）有限公司 | 一种冷缩管自动拉条切断卸料设备 |
| CN109773880B (zh) * | 2019-01-16 | 2020-06-30 | 长园电子（东莞）有限公司 | 一种冷缩管自动拉条切断卸料设备 |
| CN112091327A (zh) * | 2020-09-11 | 2020-12-18 | 滁州职业技术学院 | 一种建筑用管材端头切割加工设备 |
| CN112091327B (zh) * | 2020-09-11 | 2021-09-21 | 滁州职业技术学院 | 一种建筑用管材端头切割加工设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3318209B2 (ja) | 2002-08-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU606122B2 (en) | Method and apparatus for cutting and deburring tubes | |
| JP3318209B2 (ja) | ロータリーカット式パイプ材切断装置 | |
| CN112091459A (zh) | 一种激光切管机的卡盘系统及卡盘固定管材方法 | |
| JP2001038762A (ja) | 電動式射出成形機の旋回装置 | |
| CN219095316U (zh) | 一种切刀位置可调的纸管分条机 | |
| JP2781364B2 (ja) | 丸鋸切断機 | |
| CN209125504U (zh) | 汽车配件打磨设备 | |
| JP2750356B2 (ja) | 主軸台移動型旋盤 | |
| JP3594708B2 (ja) | センタリングマシン及びそのワーク支持装置 | |
| US4289054A (en) | Circular saw with means for opening up the cut slit | |
| JP3759866B2 (ja) | 工作機械の心押台 | |
| US4974577A (en) | Apparatus for collecting wafers | |
| JPH11514594A (ja) | 回転ヘッドを備える切削装置 | |
| CN109818301B (zh) | 一种线束旋切机构 | |
| JP4400007B2 (ja) | スライド式卓上切断機 | |
| CN218612358U (zh) | 一种简易导向支撑装置及应用其的卡盘夹持设备 | |
| JP3363268B2 (ja) | スリット装置 | |
| JP2004291048A (ja) | スピニング成形機 | |
| CN111185987B (zh) | 一种木材刨花机 | |
| CN219854778U (zh) | 一种用于大直径胶带的切割机 | |
| CN214352752U (zh) | 一种环形切割机的进刀机构 | |
| CN219902310U (zh) | 一种高效工作的胶带分切机 | |
| JPH1177429A (ja) | 長尺ワーク切断装置 | |
| JPH07204927A (ja) | 切断機の角度切り送材機構 | |
| JP2004359371A (ja) | クランパーの手動開放機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090614 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100614 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120614 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130614 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130614 Year of fee payment: 11 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |