JPH1034250A - プレス成形装置 - Google Patents

プレス成形装置

Info

Publication number
JPH1034250A
JPH1034250A JP8196637A JP19663796A JPH1034250A JP H1034250 A JPH1034250 A JP H1034250A JP 8196637 A JP8196637 A JP 8196637A JP 19663796 A JP19663796 A JP 19663796A JP H1034250 A JPH1034250 A JP H1034250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
cylindrical portion
work
press
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8196637A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3608592B2 (ja
Inventor
Masatoshi Hirofuji
藤 雅 俊 廣
Hiroki Matsunae
苗 宏 樹 松
Mitsuru Ishikawa
川 充 石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP19663796A priority Critical patent/JP3608592B2/ja
Publication of JPH1034250A publication Critical patent/JPH1034250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3608592B2 publication Critical patent/JP3608592B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒部を有する中空状のワークの円筒部先端
に小径部を成形する場合、本体部分に対する小径部の断
面積減少率が急激に増加するので、パンチを押し切った
際の座屈応力によってまくれ傷等の成形不良が発生する
ことがあり、このような問題を解決することが課題であ
った。 【解決手段】 円筒部D1を有するワークWをその円筒
部D1に挿入するパンチ4でダイ2に圧入し、円筒部D
1の圧入方向先端に小径部D3を成形する装置におい
て、円筒部D1の先端の肉を同円筒部D1の内側に流出
可能なパンチ4を備えたプレス成形装置とし、円筒部D
1の肉を流出させることで、本体部分に対する小径部D
3の断面積減少率が小さくなる形態に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレスにより、円
筒部を有するワークの円筒部の先端に小径部を成形する
のに用いるプレス成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒部を有するワークに対し、その円筒
部の先端に小径部を成形するプレス成形装置としては、
例えば図6に示すようなものがある。ワークWは、円筒
部D1と、円筒部D1の一端に連続するフランジ部F
と、フランジ部Fの外周に連続する大径部D2を備えて
おり、大径部D2の外周には外歯Gが設けてある。
【0003】プレス成形装置は、下側の固定型に、ワー
クWの外部形状に対応する成形凹部101を有するダイ
102を備えると共に、上側の可動型に、ワークWの内
部形状に対応するパンチ103を備えている。ダイ10
2の成形凹部101は、ワークWの円筒部D1の他端側
(先端側)に対応する位置に、内歯状のセレーションの
成形部101aと、これに連続する小径部の成形部10
1bが設けてある。パンチ103は、軸線上に下側に突
出するマンドレル104を備えており、このマンドレル
104が小径部の成形部に相当する。
【0004】そして、ワークWを成形するにあたって
は、ダイ102の成形凹部101にワークWをセットし
たのち、図5(a)に示すようにパンチ103をワーク
Wの内側に圧入し、さらにワークWを成形凹部101内
に圧入していくことにより、ダイ102とパンチ103
とで大径部D2を拘束し、最終的に図5(b)および図
7に示すように、円筒部D1の他端側(先端側)にセレ
ーションSおよび小径部D3を成形する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな円筒部D1を有する中空状のワークWの成形では、
円筒部D1のフランジ部F側から先端側の小径部D3に
至る方向において、図7に示すセレーションSの先端面
取り部Aから径方向の断面積減少率が急激に増加する。
これに対して、従来のプレス成形装置では、最終的にパ
ンチ103を押し切った際に円筒部D1の先端側の肉の
流れが拘束されるため、押し切り時の座屈応力によって
円筒部D1とフランジ部Fとの連続部分付近に円筒部D
1の肉が寄った状態となるいわゆるまくれ傷が発生する
ことがあり、このような問題を解決することが課題であ
った。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目して成
されたもので、円筒部を有するワークの円筒部の先端に
小径部を成形する装置において、成形不良のない良好な
ワークを得ることができるプレス成形装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるプレス成
形装置は、請求項1として、円筒部を有するワークをそ
の円筒部に挿入するパンチでダイに圧入し、円筒部の圧
入方向先端に小径部を成形する装置において、円筒部の
先端の肉を同円筒部の内側に流出可能なパンチを備えた
構成とし、請求項2として、円筒部を有するワークをそ
の円筒部に挿入するパンチでダイに圧入し、円筒部の圧
入方向先端に小径部を成形する装置において、パンチの
小径部に対応する位置に、直径を小さくした段差部を設
けた構成とし、請求項3として、ダイに、小径部の成形
部に連続するセレーションの成形部を備えた構成とし、
請求項4として、円筒部と、円筒部の一端に連続する外
向きのフランジ部と、フランジ部の外周に連続する大径
部を備えた中空状のワークを、その内側に挿入するパン
チでダイに圧入して、円筒部の圧入方向先端側にセレー
ションとその先端の小径部を成形する装置であって、パ
ンチの小径部に対応する位置に、直径を小さくした段差
部を設けた構成とし、請求項5として、パンチの段差部
を、円筒部におけるセレーション部分に対する小径部の
断面積減少率が15〜25%となる大きさの段差に設定
した構成としており、上記の構成を従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0008】なお、請求項5において、円筒部における
セレーション部分に対する小径部の断面積減少率を15
〜25%としたのは、15%よりも小さくするとセレー
ションの先端に欠肉といった成形不良が生じる恐れがあ
り、25%よりも大きくすると円筒部の基端側にまくれ
傷等の成形不良が生じる恐れがあるためである。
【0009】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるプレス成形装
置では、円筒部を有するワークをその円筒部に挿入する
パンチでダイに圧入し、円筒部の圧入方向先端に小径部
を成形するにあたり、円筒部の先端の肉を同円筒部の内
側に流出可能なパンチを用いているので、最終的にパン
チを押し切った際に、円筒部の先端の肉が拘束されるこ
となく同円筒部の内側に流出することとなり、これによ
り、円筒部の本体部分に対する小径部の断面積減少率が
小さくなる形態に成形すると共に、押し切り時の座屈応
力による成形不良が防止される。
【0010】本発明の請求項2に係わるプレス成形装置
では、円筒部を有するワークをその円筒部に挿入するパ
ンチでダイに圧入し、円筒部の圧入方向先端に小径部を
成形するにあたり、パンチの小径部に対応する位置に直
径を小さくした段差部を設けているので、最終的にパン
チを押し切った際に、円筒部の先端の肉が拘束されるこ
となくパンチの段差部内に流出することとなり、これに
より、円筒部の本体部分に対する小径部の断面積減少率
が小さくなる形態に成形すると共に、押し切り時の座屈
応力による成形不良が防止される。
【0011】本発明の請求項3に係わるプレス成形装置
では、ワークの円筒部の先端側にセレーションとこれに
連続する小径部が成形されることとなり、この際、請求
項1および2と同様に、小径部の断面積減少率を小さく
して押し切り時の座屈応力による成形不良を防止する。
【0012】本発明の請求項4に係わるプレス成形装置
では、円筒部と、円筒部の一端に連続する外向きのフラ
ンジ部と、フランジ部の外周に連続する大径部を備えた
中空状のワークを、その内側に挿入するパンチでダイに
圧入して、円筒部の圧入方向先端側にセレーションとそ
の先端の小径部を成形するにあたり、パンチの小径部に
対応する位置に直径を小さくした段差部を設けているの
で、最終的にパンチを押し切った際に、円筒部の先端の
肉が拘束されることなくパンチの段差部内に流出するこ
ととなり、これにより、円筒部の本体部分に対する小径
部の断面積減少率が小さくなる形態に成形すると共に、
押し切り時の座屈応力による成形不良が防止される。
【0013】本発明の請求項5に係わるプレス成形装置
では、パンチの段差部を、円筒部におけるセレーション
部分に対する小径部の断面積減少率が15〜25%とな
る大きさの段差に設定したので、断面積減少率が小さい
ことにより生じるセレーションの先端の欠肉といった成
形不良や、断面積減少率が大きいことにより生じる円筒
部の基端側のまくれ傷等の成形不良が防止される。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるプレス成形装
置によれば、円筒部を有するワークをその円筒部に挿入
するパンチでダイに圧入し、円筒部の圧入方向先端に小
径部を成形する装置において、円筒部の先端の肉を同円
筒部の内側に流出可能なパンチを採用したことにより、
最終的にパンチを押し切った際に、円筒部の先端の肉を
拘束することなく同円筒部の内側に流出させるので、押
し切り時の座屈応力によるまくれ傷等の成形不良を防止
することができ、これにより疲労強度なども高めること
ができ、ワークの品質を向上させることができる。
【0015】本発明の請求項2に係わるプレス成形装置
によれば、円筒部を有するワークをその円筒部に挿入す
るパンチでダイに圧入し、円筒部の圧入方向先端に小径
部を成形する装置において、パンチの小径部に対応する
位置に直径を小さくした段差部を設けたことにより、最
終的にパンチを押し切った際に、円筒部の先端の肉を拘
束することなくパンチの段差部内に流出させるので、押
し切り時の座屈応力によるまくれ傷等の成形不良を防止
することができ、これにより疲労強度なども高めること
ができ、ワークの品質を向上させることができる。
【0016】本発明の請求項3に係わるプレス成形装置
によれば、ワークの円筒部の先端側にセレーションとこ
れに連続する小径部が成形されることとなり、この際、
請求項1および2の効果と同様に、押し切り時の座屈応
力による成形不良を防止することができ、ワークの品質
を向上させることができる。
【0017】本発明の請求項4に係わるプレス成形装置
によれば、円筒部と、円筒部の一端に連続する外向きの
フランジ部と、フランジ部の外周に連続する大径部を備
えた中空状のワークを、その内側に挿入するパンチでダ
イに圧入して、円筒部の圧入方向先端側にセレーション
とその先端の小径部を成形する装置において、パンチの
小径部に対応する位置に直径を小さくした段差部を設け
たことにより、最終的にパンチを押し切った際に、円筒
部の先端の肉を拘束することなくパンチの段差部内に流
出させるので、押し切り時の座屈応力によるまくれ傷等
の成形不良を防止することができ、これにより疲労強度
なども高めることができ、ワークの品質を向上させるこ
とができる。
【0018】本発明の請求項5に係わるプレス成形装置
によれば、パンチの段差部を、円筒部におけるセレーシ
ョン部分に対する小径部の断面積減少率が15〜25%
となる大きさの段差に設定したので、断面積減少率が小
さいことにより生じるセレーションの先端の欠肉といっ
た成形不良や、断面積減少率が大きいことにより生じる
円筒部の基端側のまくれ傷等の成形不良をより確実に防
止することができ、これにより疲労強度なども高めるこ
とができると共に、ワークの品質を著しく向上させるこ
とができる。
【0019】
【実施例】図1に示すワークWは、自動車の自動変速機
構におけるハブアッセンブリ・ハイクラッチとして用い
られるものであって、円筒部D1と、円筒部D1の一端
に連続する外向きのフランジ部Fと、フランジ部Fの外
周に連続する大径部D2を備えており、大径部D2の外
周には外歯Gは形成してある。ワークWは、前工程にお
ける熱間鍛造および冷間鍛造により図1に示す形状に成
形されている。そして、ワークWには、プレス成形装置
により、円筒部D1を下向きにした状態で同円筒部D1
の先端側(他端側)にセレーションおよび小径部を成形
する。
【0020】プレス成形装置は、その全体を図5に示す
ように、下側の固定型1にダイ2を備えると共に、上側
の可動型3にパンチ4を備えている。ダイ2は、複数の
ブロック2a〜2eを組み合わせると共に、これらブロ
ック2a〜2eの側部全周をダイケース5で保持した構
成になっている。また、ダイ2の下側には、押し出し機
構6が設けてあって、この押し出し機構6には、ワーク
押し出し用の複数のノックアウトピン7a〜7cが設け
てある。
【0021】ダイ2は、図1にも示すように、ワークW
の外側形状に対応する成形凹部8を有している。成形凹
部8は、ワークWの円筒部D1の先端側に対応する位置
に、内歯状のセレーションの成形部8aと、これに連続
する小径部の成形部8bが設けてあり、さらに、ワーク
Wの大径部D2に対応する位置には、外歯Gをしごき加
工するための内歯8cが設けてある。
【0022】パンチ4は、大径部D2の成形部4aを有
すると共に、軸線上に下側に突出する状態でマンドレル
9を備えており、マンドレル9の突出部分が小径部の成
形部に相当する。このパンチ4は、ワークWにおける円
筒部D1の先端の肉を同円筒部D1の内側に流出可能な
構成になっており、より具体的には、マンドレル9の小
径部に対応する位置に、本体部分よりも直径を小さくし
た段差部10が設けてある。
【0023】段差部10は、ダイ2の成形凹部8におけ
る小径部の成形部8bとの間でワークWの小径部を成形
する部分であって、後述するセレーションの先端面取り
部に対応して、基端にテーパ部10aを有している。ま
た、段差部10は、成形後のワークWにおいて、円筒部
D1のセレーション部分に対する小径部の断面積減少率
が15〜25%となる大きさの段差に設定してある。
【0024】上記構成を備えたプレス成形装置でワーク
Wを成形するにあたっては、ダイ2の成形凹部8にワー
クWをセットしたのち、図2に示すようにパンチ4を下
降させてワークWの内側に圧入し、さらにワークWを成
形凹部8内に圧入していくことにより、パンチ4でワー
クWの内側をしごくと同時に大径部D2の外歯Gにしご
き加工を行う。
【0025】そして、さらにパンチ4が下降すると、円
筒部D1の上端側や大径部D2が拘束された状態でセレ
ーションの成形が開始され、最終的にパンチ4を押し切
ったところで、図3に示すように、円筒部D1の先端側
にセレーションSおよび小径部D3を成形する。
【0026】このとき、当該プレス成形装置では、パン
チ4の小径部D3に対応する位置に直径を小さくした段
差部10を設けているので、パンチ4を押し切った際に
円筒部D1の先端の肉が拘束されることがなく、その肉
をパンチ4の段差部10内に流出させて、円筒部D1の
本体部分に対する小径部D3の断面積減少率が小さくな
る形態に成形することとなり、押し切り時の座屈応力に
よる成形不良、つまり、ワークWにおいて円筒部D1と
フランジ部Fとの連続部分付近に生じるまくれ傷などの
成形不良を確実に防止する。
【0027】上述の如く成形された小径部D3は、図4
に示すように、段差部10によって内側に環状突部Dc
が形成されており、また、セレーションSの部分に対す
る断面積の変化をより緩やかにするために、段差部10
のテーパ部10aにより、環状突部Dcにセレーション
Sの先端面取り部Aとほぼ平行なテーパDtが形成され
ている。
【0028】また、上記のプレス成形装置では、パンチ
4の段差部10を、円筒部D1におけるセレーションS
の部分に対する小径部D3の径方向の断面積減少率が1
5〜25%となる大きさの段差に設定したので、断面積
減少率が大きいことにより生じる上記のまくれ傷等の成
形不良が防止されると共に、断面積減少率が小さいこと
により生じるセレーションSの先端の欠肉といった成形
不良も確実に防止している。
【0029】ここで、パンチ4における段差部10の大
きさを変化させ、セレーションSの部分に対する小径部
D3の断面積減少率を異ならせる成形を実験的に行っ
た。断面積減少率としては5〜35%の範囲で5%刻み
となる7例とし、各断面積減少率を有する状態に成形し
たワークWに対し、歯形精度不良、欠肉、フランジ部F
の平面度不良、および円筒部D1とフランジ部Fとの連
続部分である軸付根部の傷の発生について検査を行っ
た。その結果を次の表に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表から明らかなように、断面積減少率が5
%および10%のものについては、欠肉の発生はないも
のの、歯形精度不良、フランジ部Fの平滑度不良および
軸付根部の傷の発生を確認した。また、断面積減少率が
15〜25%のものについては、歯形精度不良、欠肉、
フランジ部Fの平滑度不良および軸付根部の傷のいずれ
の不具合も発生していないことを確認した。さらに、断
面積減少率が30%および35%のものについては、フ
ランジ部Fの平滑度不良および軸付根部の傷の発生はな
いが、歯形精度不良および欠肉の発生を確認した。
【0032】これにより、パンチ4の段差部10を、円
筒部D1におけるセレーションSの部分に対する小径部
D3の径方向の断面積減少率が15〜25%となる大き
さの段差に設定することにより、成形不良の無い良好な
ワークWを成形し得ることを確認した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるプレス成形装置の一実施例にお
いて、パンチの下降とともにワークの成形を開始する状
態を示す要部の断面図である。
【図2】図1に続いてパンチを途中まで下降させた状態
を示す断面図である。
【図3】図2に続いてパンチを押し切った状態を示す断
面図である。
【図4】成形後におけるワークの円筒部の先端を示す片
側省略の断面図である。
【図5】プレス成形装置の全体を説明する断面図であ
る。
【図6】従来のプレス成形装置によるワークの成形にお
いて、パンチを途中まで下降させた状態を示す断面図
(a)と、パンチを押し切った状態を示す断面図(b)
である。
【図7】従来のプレス成形装置により成形されたワーク
の円筒部の先端を示す片側省略の断面図である。
【符号の説明】
D1 円筒部 D2 大径部 D3 小径部 F フランジ部 S セレーション W ワーク 2 ダイ 4 パンチ 8a セレーションの成形部 8b 小径部の成形部 10 段差部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部を有するワークをその円筒部に挿
    入するパンチでダイに圧入し、円筒部の圧入方向先端に
    小径部を成形する装置において、円筒部の先端の肉を同
    円筒部の内側に流出可能なパンチを備えたことを特徴と
    するプレス成形装置。
  2. 【請求項2】 円筒部を有するワークをその円筒部に挿
    入するパンチでダイに圧入し、円筒部の圧入方向先端に
    小径部を成形する装置において、パンチの小径部に対応
    する位置に、直径を小さくした段差部を設けたことを特
    徴とするプレス成形装置。
  3. 【請求項3】 ダイに、小径部の成形部に連続するセレ
    ーションの成形部を備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のプレス成形装置。
  4. 【請求項4】 円筒部と、円筒部の一端に連続する外向
    きのフランジ部と、フランジ部の外周に連続する大径部
    を備えた中空状のワークを、その内側に挿入するパンチ
    でダイに圧入して、円筒部の圧入方向先端側にセレーシ
    ョンとその先端の小径部を成形する装置であって、パン
    チの小径部に対応する位置に、直径を小さくした段差部
    を設けたことを特徴とするプレス成形装置。
  5. 【請求項5】 パンチの段差部を、円筒部におけるセレ
    ーション部分に対する小径部の断面積減少率が15〜2
    5%となる大きさの段差に設定したことを特徴とする請
    求項3または4に記載のプレス成形装置。
JP19663796A 1996-07-25 1996-07-25 プレス成形装置 Expired - Fee Related JP3608592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19663796A JP3608592B2 (ja) 1996-07-25 1996-07-25 プレス成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19663796A JP3608592B2 (ja) 1996-07-25 1996-07-25 プレス成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1034250A true JPH1034250A (ja) 1998-02-10
JP3608592B2 JP3608592B2 (ja) 2005-01-12

Family

ID=16361087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19663796A Expired - Fee Related JP3608592B2 (ja) 1996-07-25 1996-07-25 プレス成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3608592B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101506585B1 (ko) * 2013-08-29 2015-03-30 주식회사 태웅 중공 샤프트용 성형장치
CN112893644A (zh) * 2021-01-29 2021-06-04 无锡鹏德汽车配件有限公司 一种金属板料精冲挤压复合成形用冲头结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101506585B1 (ko) * 2013-08-29 2015-03-30 주식회사 태웅 중공 샤프트용 성형장치
CN112893644A (zh) * 2021-01-29 2021-06-04 无锡鹏德汽车配件有限公司 一种金属板料精冲挤压复合成形用冲头结构
CN112893644B (zh) * 2021-01-29 2024-04-09 江苏鹏德工业科技有限公司 一种金属板料精冲挤压复合成形用冲头结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3608592B2 (ja) 2005-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1034250A (ja) プレス成形装置
JP2000140979A (ja) 段付き軸部品およびその製造方法
JP4775235B2 (ja) 内歯鍛造品の製造方法
JP2003117631A (ja) ギヤ部付鍛造品の製法およびそれに用いる装置、並びにそれによって得られるギヤ部付鍛造品
JP2002172451A (ja) 逆テーパ歯形を有する歯形製品の製造方法
JP2010064100A (ja) 歯車の製造装置及び製造方法
JPH10296382A (ja) 据込み鍛造方法
JP2002316235A (ja) ボルト及びボルト成形方法
JPH1099937A (ja) 歯車の成形方法および成形装置
JP2000343171A (ja) 前方押出鍛造方法
JPH1078015A (ja) 中空リベット
JPS6350092B2 (ja)
JP3926667B2 (ja) ハブ内輪の製造方法
JP3128208B2 (ja) リング状部品の製造方法
JPS61222642A (ja) バ−リング加工方法
JPH07144247A (ja) 段付き部品の鍛造金型及び段付き部品の鍛造方法
JP2001121238A (ja) 外径側球面形状リングの製造方法
JP2002143934A (ja) 金 型
JPH0569078A (ja) 等速ジヨイントの内輪の成形方法
JP2868319B2 (ja) 歯面取りを有する内スプライン
JP2581197B2 (ja) 底付き円筒部品の内径スプライン冷鍛成形方法
JP2006289374A (ja) 冷間鍛造方法およびその粗形材
JPH06210389A (ja) 有底筒状部品の製造方法
JP3382807B2 (ja) 凸状シート面の成形方法、および凸状シート面付き配管用継手の一次製品とその製造方法
JP3440540B2 (ja) 成形金型

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040922

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071022

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees