JPH10341562A - 直流機 - Google Patents

直流機

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JPH10341562A
JPH10341562A JP15059397A JP15059397A JPH10341562A JP H10341562 A JPH10341562 A JP H10341562A JP 15059397 A JP15059397 A JP 15059397A JP 15059397 A JP15059397 A JP 15059397A JP H10341562 A JPH10341562 A JP H10341562A
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JP
Japan
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armature
coil
commutator
segment
segments
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Application number
JP15059397A
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English (en)
Inventor
Sumio Yanase
純夫 簗瀬
Akira Fukushima
明 福島
Yoshiyuki Okamoto
義之 岡本
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形でトルクリップルを低減でき、且つ多相
巻線に合った整流を確保できる直流機を提供すること。 【解決手段】 界磁極数n=6、スロット数s=7の場
合、整流子のセグメント数は21となる。セグメントS
1に接続されたコイルCは、スロットSL1とスロット
SL2との間に形成される鉄心磁極P1に集中巻した
後、セグメントS7に接続する。続いて、セグメントS
7から引き出されたコイルCをスロットSL3とスロッ
トSL4との間の鉄心磁極P3に集中巻した後、セグメ
ントS13に接続する。以下、同様に鉄心磁極P5、P
7、P2、P4、P6の順にコイルCを集中巻して所定
のセグメントSに接続する。また、ブラシBは、界磁極
数nと同数の6個で構成され、電機子コイルCの展開方
向に等分、即ち60度等間隔にて配置されている。ま
た、各ブラシBは、一つおきに結線されて、各々がプラ
ス側電源端子とマイナス側電源端子とに接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整流子を具備した
直流機に係わり、特に電機子の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】直流機の電機子巻線は、界磁極より発生
する磁束分を有効に利用するために、各電機子コイルが
電機子鉄心の軸方向外側(スロットの外側)で交差する
ため、軸長の増大やスロット内のコイル占積率の低下を
招いている。そこで、特開平1−133551号公報で
は、整流装置等を工夫して各電機子コイルのコイルエン
ド部が重ならない直流電動機が提案されている。この直
流電動機は、4極の界磁極に対して5相巻線を有し、且
つ各巻線が接続される10個のセグメントから成る整流
子を具備している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された直流電動機は、スロット数が少ないために各
巻線の位相差が大きくなり、且つ整流子のセグメント数
が10個と少なく、整流子が1回転する間に行われる電
流の切り換え回数が少ないことからトルクリップルが大
きくなる。そのため、騒音に厳しい車両用モータ(例え
ばエアコンのブロワモータ)等への適用が困難であっ
た。また、1相の巻線に対する電圧がスロット数の多い
一般の電動機(例えば12スロットの電動機)より高く
なり、これを整流するためにブラシの寿命が低下する問
題があった。本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、小形でトルクリップルを低減でき、
且つ多相巻線に合った整流を確保できる直流機を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の手段)本発明では、界磁極数nを6極以
上、電機子鉄心のスロット数sをn±1、及び整流子の
セグメント巾角度を略360/(n×s/2)度として
電機子コイルを集中巻としたことを特徴とする。これに
よれば、最も少ないスロット数が5となり、整流子のセ
グメント数が15となる。この場合、従来の4極−5ス
ロットの直流機と比較して、各コイルの位相差は同じで
あるが、セグメント数が増加(従来は10セグメント)
した分だけ、整流子が1回転する間に行われる電流の切
り換え回数が多くなるため、その分トルクリップルを小
さくできる。また、スロット数が6以上になれば、それ
に伴って電流の切り換え回数も増加し、且つ各コイルの
位相差も小さくなるため、更にトルクリップルを小さく
でき、ブラシの寿命低下を抑えることもできる。
【0005】(請求項2の手段)本発明では、界磁極数
nを6極以上、電機子鉄心のスロット数sをn±2(但
し、sは8以上)、及び整流子のセグメント巾角度を略
360/(n×s/2)度として電機子コイルを集中巻
としたことを特徴とする。これによれば、最も少ないス
ロット数を8、整流子のセグメント数を24とすること
ができる。この場合、従来の4極−5スロットの直流機
と比較して、スロット数が多くなることで各コイルの位
相差を小さくできる。また、スロット数が増加した分だ
け、電気的1サイクルの間に行われる電流の切り換え回
数が多くなる。その結果、従来よりトルクリップルを小
さくでき、且つブラシの寿命低下を抑えることもでき
る。
【0006】(請求項3の手段)本発明では、発生する
起電力の位相の近い電機子コイル同士をk個ずつ直列に
接続し、整流子のセグメント巾角度を略360/{n×
s/(2×k)}度として電機子コイルを集中巻とした
ことを特徴とする。この場合、界磁極数及び鉄心スロッ
ト数が多くなっても(例えば10極−12スロット)、
整流子のセグメント数を減らすことができるため、その
分、セグメント巾を大きく設定でき、製造が容易とな
る。
【0007】(請求項4の手段)本発明では、界磁極の
極数を6〜12極(但し、偶数)とし、電機子鉄心のス
ロット数を7以上としたことを特徴とする。この場合、
界磁極数を6〜12極とすることにより、整流子のセグ
メント数を実用的な範囲内に設定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の直流機を適用した
電動機の実施例を説明する。図1は電機子コイルと整流
子セグメントとの結線状態を示す展開図である。本実施
例の電動機1は、図2に示す様に、界磁を形成する継鉄
2と複数の界磁極3、整流子4を備えた電機子5、整流
子4に摺接するブラシB等より構成される。継鉄2は、
図2(b)に示す様に、円筒形に設けられて、両端開口
部が各々フレーム6、7により閉塞されている。界磁極
3は、継鉄2の内周面に6極設けられ、それぞれ永久磁
石から成る。各永久磁石は、継鉄2の周方向に等間隔に
配置され、電機子5に対向する内周面の極性が交互にN
極とS極となる様に着磁されている。
【0009】電機子5は、図2(a)に示す様に、フレ
ーム6、7に固定された軸受8、9を介して回転自在に
支持された回転軸10、この回転軸10の外周に嵌合し
て回転軸10と一体に回転する電機子鉄心11、この電
機子鉄心11に装着される電機子巻線12、及び複数の
セグメントS(図1参照)が互いに絶縁されて円筒形に
組み立てられた整流子4から成る。電機子鉄心11は、
薄い鋼板を多数積層して構成され、外周に複数のスロッ
トSL(図2(b)参照)が設けられている。そのスロ
ット数sは、界磁極数n(=6)より1つ多く設定され
ている。即ちs=n+1=7である。電機子巻線12
は、スロット数sと同じ7つの電機子コイルCから成
り、各電機子コイルCが電機子鉄心11に巻装されて所
定のセグメントSに接続されている(図1参照)。整流
子4は、セグメント数がn×s/2=21であり、1つ
のセグメントSの巾角度(回転方向の巾角度)は、約1
7.1度(=360/21)である。
【0010】ブラシBは、整流子4の径方向外側でブラ
シホルダ13に保持され、外径側からスプリング14に
より付勢されて整流子4の外周面に所定の押圧力で接触
している。このブラシBは、界磁極数n(=6)と同数
の6個で構成され、図1に示す様に、電機子コイルCの
展開方向に等分、即ち60度等間隔にて配置されてい
る。また、各ブラシBは、一つおきに結線されて、各々
がプラス側電源端子とマイナス側電源端子とに接続され
ている。
【0011】次に、電機子巻線12(各電機子コイル
C)の結線方法及び整流子4との接続状態について図1
を参照しながら説明する。まず、整流子4のセグメント
S1に接続されたコイルCを、スロットSL1とスロッ
トSL2との間に形成される鉄心磁極P1の回りに複数
回周回(つまり集中巻)した後、セグメントS7に接続
する。続いて、そのセグメントS7から引き出されたコ
イルCを、スロットSL3とスロットSL4との間に形
成される鉄心磁極P3の回りに複数回周回した後、セグ
メントS13に接続する。以下、同様に、鉄心磁極P
5、P7、P2、P4、P6の順にコイルCを集中巻し
て、それぞれ所定のセグメントSに接続する。なお、こ
の実施例では、整流子4のセグメントS1から2つおき
毎の各セグメントSにコイルCが接続され、セグメント
S2、S3、S5、S6、S8、S9、S11、S1
2、S14、S15、S17、S18、S20、S21
にはコイルCが接続されていない。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
ここでの要点は、各鉄心磁極Pに集中巻された各コイル
Cの起電力の位相順に従って整流を行うことである。つ
まり、コイルC1(鉄心磁極P1を周回するコイルC、
以下のコイル番号も同様とする)に対して各コイルCの
位相差θは、電気角度で考えれば以下の数式1により求
められる。
【数1】 コイルCnの位相差θ=3×2π×(n−1)/7 (n:コイル番号) 当然周期は2πであるので、0≦θ≦2πとなる条件で
コイルCnを並べると、コイルC1(0)→コイルC6
(2π/7)→コイルC4(4π/7)→コイルC2
(6π/7)→コイルC7(8π/7)→コイルC5
(10π/7)→コイルC3(12π/7)の順番にな
る。望ましい整流の順番はこの順番であり、これは機械
的なコイルCの順番とは必ずしも一致しない。
【0013】上記のことを念頭において図3に基づき本
発明の動作を説明する。まず、初期の状態を図3(a)
とすると、電源のプラス端子は、ブラシB1からセグメ
ントS1に接続される(プラス端子にはブラシB3、B
5も接続されているが、このブラシB3、B5が接触す
るセグメントS8、S15にはコイルCが接続されてい
ない)。一方電源のマイナス端子は、ブラシB2とブラ
シB6から、それぞれセグメントS4とセグメントS1
9に接続される。この結果、電機子コイルCに流れる電
流は、セグメントS1→コイルC1(スロットSL1→
スロットSL2)→セグメントS7→コイルC3(スロ
ットSL3→スロットSL4)→セグメントS13→コ
イルC5(スロットSL5→スロットSL6)→セグメ
ントS19のループと、セグメントS1→コイルC6
(スロットSL7→スロットSL6)→セグメントS1
6→コイルC4(スロットSL5→スロットSL4)→
セグメントS10→コイルC2(スロットSL3→スロ
ットSL2)→セグメントS4のループの2つができ
る。但し、コイルC7は、両端がセグメントS4とS1
9及びブラシB2とB6を通じてマイナス端子に接続さ
れるため電流が流れない。これにより、略60度毎、つ
まり界磁極ピッチで各スロットSL内の電流の方向が変
化して、界磁極3と上手く協調して有効にトルクを引き
出すことができる。
【0014】続いて、上記のトルクにより電機子5が図
3にて左方向へ回転できるとする。ここで、電機子5が
1/2セグメントSだけ左方向へ回転した状態を図3
(b)に示す。この位置では、コイルC7の一端が接続
されたセグメントS19にブラシB6が接触し、コイル
C7の他端が接続されたセグメントS4にブラシB2が
接触していないため、コイルC7に電流が流れる。この
時、スロットSL7を流れる電流の向きが反転する。ま
た、コイルC6は、両端がセグメントS1とS16及び
ブラシB1とB5を通じてプラス端子に接続されるため
電流が流れない。
【0015】続いて、更に電機子5が1/2セグメント
Sだけ左方向へ回転した状態を図3(c)に示す。この
位置では、コイルC6に電流が流れて、スロットSL6
を流れる電流の向きが反転する。同時にコイルC5に電
流が流れなくなる。更に電機子5が1/2セグメントS
だけ左方向へ回転した状態を図3(d)に示す。この位
置では、コイルC5に電流が流れて、スロットSL5を
流れる電流の向きが反転する。同時にコイルC4に電流
が流れなくなる。以後、同様にコイルC3、C2、C1
……の順で電流が流れなくなり、次の状態で電流の向き
が反転する。以上の様に、プラス電源でコイルC6→コ
イルC4の順で整流が行われており、これは前述した望
ましい順番である。
【0016】(第2実施例)図4は電機子コイルCとセ
グメントSとの結線状態を示す展開図である。本実施例
は、第1実施例に示した構成において、所定のセグメン
トS同士を接続することによりブラシBの数を減らした
一例を示す。具体的には、各セグメントSを7つおき毎
に接続(例えばセグメントS1とS8とS15、またセ
グメントS2とS9とS16等)することにより、ブラ
シBの数は2個(ブラシB1とブラシB4)ですむ。こ
の場合でもコイルCの整流は第1実施例と同様に所定の
順番で行われる。なお、ブラシBが6個でも動作できる
ことは言うまでもない。
【0017】(第3実施例)図5は電機子コイルCとセ
グメントSとの結線状態を示す展開図である。本実施例
は、第1実施例に示した構成から結線しないセグメント
Sを省略した一例を示すものである。従って、セグメン
トS1、S4、S7、S10、S13、S16、S19
の7つより構成される。この場合においても、各セグメ
ントSの巾は第1実施例の場合と同じ約17.1度であ
る。なお、セグメントSを省略した部分を絶縁材で整流
子4の外径と同一に形成すれば、セグメントS間のアン
ダーカットを不要にできる。
【0018】(第4実施例)図6は電機子コイルCとセ
グメントSとの結線状態を示す展開図である。本実施例
は、界磁極数n=10、スロット数s=12の場合を示
す。この場合、整流子4のセグメント数を60とし、コ
イルCとの結線を図6に示す。ブラシBは、界磁極数n
に対応して10個使用し、整流子4の外周に10等分し
た位置、即ち36度毎に配置され、1つおき毎に正負の
電源がブラシBから電機子5へ供給される。なお、本実
施例においても、第2実施例で行った様にセグメントS
間を所定の角度で接続してブラシBの数を低減すること
もできる。また、第3実施例と同様に、コイルCの接続
されていないセグメントSを省略することもできる。
【0019】(第5実施例)図7は電機子コイルCとセ
グメントSとの結線状態を示す展開図である。本実施例
は、位相の近いコイルC同士を直列に接続することによ
り、セグメント数を少なくした場合の一例を示す。例え
ば、界磁極数n=10、スロット数s=12の場合であ
れば、鉄心磁極P1に集中巻したコイルC1と、このコ
イルC1とモータ起電力の位相の近いコイルC、即ち鉄
心磁極P6に集中巻したコイルC6とを直列に接続し
て、セグメントS1とセグメントS26に接続する。以
下、同様に各コイルC2個ずつを直列接続して2個のセ
グメントSに接続する。これにより、見かけ上スロット
数sが半減された恰好となり、セグメント数は第4実施
例の60から30へと半減できるため、各セグメント巾
を大きく設定して製造を容易にできるメリットがある。
また、図8に示す様に、コイルCの巻線方向を換えて起
電力の位相を合わせた場合でも同様にセグメント数を半
減することができる。この実施例では、2個のコイルC
同士を直列接続しているが、3個以上のコイルC同士を
直列接続することにより更にセグメント数を低減しても
良い。
【0020】(発明の効果)以上の各実施例で示した様
に、本発明を利用することにより、占積率の高い集中巻
の直流機が6極以上でも可能となり、小型、且つ高効率
な直流機を提供できる。また、従来の4極−5スロット
の直流電動機と比較して、トルクリップルが小さく、且
つブラシの寿命を延ばすことができる。
【0021】(変形例)上記の各実施例では、界磁極3
として永久磁石を使用しているが、巻線タイプつまり直
巻電動機や分巻電動機についても同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。また、電動機1のみならず発電
機についても実施できる。各実施例では、界磁極数nよ
りスロット数sの方が1個または2個だけ多い例を記載
したが、界磁極数nよりスロット数sの方が1個または
2個だけ少なく設定しても良い。但し、界磁極数n=6
の場合は、最も少ないスロット数s=5とする。なお、
実用的には、界磁極数nを6〜12極とし、スロット数
sを7以上として設定することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電機子コイルと整流子セグメントとの結線状態
を示す展開図である(第1実施例)。
【図2】(a)は電動機の側面断面図、(b)はA−A
線に沿う断面図である。
【図3】本実施例の動作を説明する電機子の展開図であ
る。
【図4】電機子コイルと整流子セグメントとの結線状態
を示す展開図である(第2実施例)。
【図5】電機子コイルと整流子セグメントとの結線状態
を示す展開図である(第3実施例)。
【図6】電機子コイルと整流子セグメントとの結線状態
を示す展開図である(第4実施例)。
【図7】電機子コイルと整流子セグメントとの結線状態
を示す展開図である(第5実施例)。
【図8】電機子コイルと整流子セグメントとの結線状態
を示す展開図である(第5実施例)。
【符号の説明】
1 電動機(直流機) 2 継鉄(界磁) 3 界磁極(界磁) 4 整流子 5 電機子 11 電機子鉄心 C 電機子コイル S セグメント SL スロット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】6極以上の界磁極を有する界磁と、 相互に絶縁された複数のセグメントから成る整流子を有
    し、前記セグメントに接続された電機子コイルを電機子
    鉄心に巻装して成る電機子とを備えた直流機において、 前記界磁極の極数をn(但し、nは6以上の偶数)、前
    記電機子鉄心のスロット数sをn±1、及び前記整流子
    のセグメント巾角度を略360/(n×s/2)度とし
    て前記電機子コイルを集中巻としたことを特徴とする直
    流機。
  2. 【請求項2】6極以上の界磁極を有する界磁と、 相互に絶縁された複数のセグメントから成る整流子を有
    し、前記セグメントに接続された電機子コイルを電機子
    鉄心に巻装して成る電機子とを備えた直流機において、 前記界磁極の極数をn(但し、nは6以上の偶数)、前
    記電機子鉄心のスロット数sをn±2(但し、sは8以
    上)、及び前記整流子のセグメント巾角度を略360/
    (n×s/2)度として前記電機子コイルを集中巻とし
    たことを特徴とする直流機。
  3. 【請求項3】6極以上の界磁極を有する界磁と、 相互に絶縁された複数のセグメントから成る整流子を有
    し、前記セグメントに接続された電機子コイルを電機子
    鉄心に巻装して成る電機子とを備えた直流機において、 前記界磁極の極数n(但し、nは6以上の偶数)と前記
    電機子鉄心のスロット数sとが請求項1または請求項2
    の関係を満たす時に、 発生する起電力の位相の近い前記電機子コイル同士をk
    個(但し、kは2以上の整数)ずつ直列に接続し、前記
    整流子のセグメント巾角度を略360/{n×s/(2
    ×k)}度として前記電機子コイルを集中巻としたこと
    を特徴とする直流機。
  4. 【請求項4】前記界磁極の極数を6〜12極(但し、偶
    数)とし、前記電機子鉄心のスロット数sを7以上とし
    たことを特徴とする請求項1〜3に記載した何れかの直
    流機。
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