JPH10341444A - Mpegデコーダにおけるメモリマネージャ - Google Patents

Mpegデコーダにおけるメモリマネージャ

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JPH10341444A
JPH10341444A JP10046273A JP4627398A JPH10341444A JP H10341444 A JPH10341444 A JP H10341444A JP 10046273 A JP10046273 A JP 10046273A JP 4627398 A JP4627398 A JP 4627398A JP H10341444 A JPH10341444 A JP H10341444A
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pointer
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raster
video
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JP10046273A
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David Andrew Barnes
アンドリュー バーンズ デイビッド
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】MPEGデコーダのビデオフォーマッタ中のメ
モリ管理の効率を改善する。 【解決手段】MPEGデコーダが、2.5フレーム格納モ
ードで動作し、フレーム格納メモリの1部分を同時に利
用している間、Bピクチャが格納されて表示されること
を可能にする効率的なメモリ管理を有する。ビデオフレ
ームは、グリッドとして処理され、8x8ピクセルのブロ
ックを有する。ピクセル・ブロックは、閉ループで相互
接続される3つのFIFO中に操作される。2つのプロセス
はメモリ上において、メモリにデータを書き込むビデオ
再構築プロセス、及びラスタされたフォーマットにおい
て、メモリにアクセスし、他の外部メモリ42にビデオ
フレームを書き込む表示プロセス、の順に動作する。3
つのFIFOのうちの1つのFIFO50がライトバッ
クのために、2つのFIFO62,64は2:1にインタ
ーレースされたラスタデータを読み込むために指定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオ復元に関し、
特にビデオ・デコーダ及び、ビデオ・デコーダの画像フ
ォーマッタ(image formatter)によって復号されたビ
デオフレーム画像を格納するために使用されるメモリの
管理に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオデータすなわち、JPEG、MP
EG及びH.261のための様々な圧縮規格は、米国特
許第5,212,742号によりよく知られている。重要な圧縮
規格として、MPEG(Moving Picture Experts Group
Convention)規格、より明確にはMPEG2(ISO/IEC
13818)がある。ビデオデータを符号化したMPEG2
のためにデコーダ中で使用される回路類は、例えば本発
明の共同譲受人による欧州特許出願第92306038.8号に開
示されている。MPEG符号化は3つの異なる画像タイ
プ、イントラ符号化画像(Iピクチャ)、予測符号化画
像(Pピクチャ)及び双方向予測符号化画像(Bピクチ
ャ)を含んでいる。Bピクチャは、2つの画像(将来的
に得られる1つの画像及び過去に得られた1つの画像)
からの予測に基づいている。Iピクチャは、テンポラル
・デコーダ(Temporal Decoder)によって更なる復号化を
必要としないが、後のPピクチャ及びIピクチャを復号
化において使用されるために2つの画像バッファの1つ
に格納される必要がある。画像列は、Iピクチャ及びP
ピクチャがBピクチャを復号するのに必要とされる以前
に符号化された日付から、それらが復号されるように、
エンコーダにおいて修正される。Pピクチャの復号化
は、以前に復号されたPピクチャまたはIピクチャから
の予測を必要とする。復号されたPピクチャは、Pピク
チャ及びBピクチャの復号化における使用に備えて画像
バッファに格納される。Bピクチャは、画像バッファか
らの予測を必要とする。Pピクチャの場合のように、ピ
クセルの運きベクトル分解精度の半分が、画像情報のチ
ップ補間(chipinterpolation)において必要とされ
る。Bピクチャは、バッファには格納されずに、単に一
時的なものである。MPEG復号化においては、典型的
に、テンポラル・デコーダ及び空間デコーダ(Spatial
Decoder)が提供される。本発明において使用される空
間デコーダは、単一の画像内において必要とされる全て
の動作を実行し、1つの画像内の冗長性を減少させる。
テンポラル・デコーダは、主画像と、主画像が到達した
後に到達する画像と同様に、主画像の到達に先立って到
達する画像との間の冗長性を減少させる。図1は、Bピ
クチャ2の画像バッファ4への格納のされ方及びその後
の出力を示している。図2は、Pピクチャ6の画像バッ
ファ8からの形成のされ方、第2の画像バッファ10へ
の格納のされ方及びその後の出力を示している。図3
は、Bピクチャ12の2つの画像バッファ14における
情報からの構築のされ方、及びその後の格納されない出
力を示している。Iピクチャ及びPピクチャは、通常、
それらが復号されるように動作するテンポラル・デコー
ダからの出力ではない。代わりに、Iピクチャ及びPピ
クチャは画像バッファの1つに書き込まれ、Iピクチャ
及びPピクチャが復号のために到達する時に読み取られ
る。換言すれば、テンポラル・デコーダは、2つの画像
バッファから前画像をクリアする次のPピクチャまたは
Iピクチャに依存する。空間デコーダは、最後のPピク
チャまたはIピクチャをクリアするビデオシーケンスの
終わりにおいて、ダミーのIピクチャ及びPピクチャを
提供することができる。続いて、このダミー画像は、次
のビデオシーケンスがスタートする時にクリアされる。
Bピクチャを復号する時にピーク・メモリ帯域幅負荷
(peak memory bandwidth load)が生じる。「最悪のケ
ース」であるシナリオから得られた例において、Bフレ
ームは、ピクセル精度の半分に対する予測のずべてを伴
った、2つの画像バッファからの予測から形成される。
表1は、典型的なダイナミックランダムアクセスメモリ
(DRAM)を使用した実行データを示している。
【0003】
【表1】
【0004】表1のデータから、正確な2つのピクセル
の半分の正確な予測(32ビットの広いインターフェース
経由)のために必要となるデータを読むためのデコーダ
のDRAMインターフェースに3815ナノ秒かかることが
わかる。テンポラル・デコーダが提供できる分解能は、
1つの画像時間内に実行できる予測の数によって決定さ
れる。この例において、テンポラル・デコーダは、単一
の33ミリ秒の画像時間(例えば30Hzのビデオ)の8737個
の8x8ブロックを処理することができる。必要とされる
ビデオフォーマットが704x480である場合、各画像は、7
920個の8x8ブロックを含んでいる(4:2:0色差サンプリ
ングを考慮した場合)。このビデオフォーマットが利用
可能なDRAMインターフェース帯域幅のおよそ91%を
消費する(DRAMリフレッシュのような他の要因が考
慮される前に)ことがわかる。従って、テンポラル・デ
コーダは、このビデオフォーマットを提供することがで
きる。MPEG画像の再配列化が使用されるとき、Pピ
クチャが復号されている一方で、最悪のシナリオに遭遇
する。この間、DRAMインターフェース上に3つのロ
ード、(1)予測の形成、(2)結果の再書き込み(wr
iting back)、及び(3)前のPピクチャまたはIピク
チャの読み取りが存在する。表1のデータを使用する
と、32ビットの広いインターフェースが利用可能な場合
に、これらのタスクの各々に対して時間を決定すること
ができる。読み取り及び書き込みが各々991ナノ秒、合
計3889ナノ秒かかる一方で、予測の形成は1907ナノ秒/
回かかる。これは、テンポラル・デコーダが33ミリ秒の
期間において8485個の8x8ブロックの処理を可能にす
る。従って、704x480ビデオの処理は、利用可能なメモ
リ帯域幅(リフレッシュ無視した場合)のおよそ93%を
使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデコーダシステ
ム16のブロックダイヤグラムが図4に示されている。
現在、ビデオ・フォーマッタ20において使用されるD
RAM18として同期DRAMを使用することが一般的
である。空間デコーダ22及びテンポラル・デコーダ2
4は、DRAM26、28をそれぞれ利用する。MPE
G復号化中に、3つのフレーム格納までのプロセスが、
DRAM18に格納されるのに必要とされる。DRAM
インターフェース30は、受理可能な実行の達成におい
て特に重要である。よく知られているNTSC方式(Na
tional Television System Committee)において、この
要求は、4メガビットのIフレーム、合計12メガビット
となる。PAL(Phase Alternation Line)方式にと
って、DRAM18において15メガビットのメモリが必要であ
るように、フレームサイズはおよそ5メガビットであ
る。市販のデコーダシステムは、入手が容易であること
から、16メガビットのランダムアクセスメモリ(RAM)
のようなDRAM18を実装している。しかしながら、
最悪のケースにおいては、RAMの1メガビットだけ
(それは不十分である)が、ビデオ・フォーマッタ20の
他の動作機能のために残される。適切な量のメモリの準
備は、「4.3フレーム格納モード」における動作に帰着
する。従って、ビデオ・フォーマッタ20を提供するた
めに通常使用されるサイズである4メガビットの(図示
しない)別のRAMを提供する必要がある。4メガビッ
トのメモリは必要とされる容量より大きいが、16メガビ
ットのRAM同様に、既製の部品であるために利用され
ている。MPEGデコーダのVLSI(very large sca
le integrated circuit)の実現においては、コスト、
消費電力及び利用スペースを考慮して、一般にメモリ容
量を縮小することが望ましい。ビデオ・フォーマッタ2
0は、空間デコーダ22及びテンポラル・デコーダ24
からのデータを処理する。デジタルビデオフレームは、
画像要素のグリッドまたはピクセルとして処理される。
ピクセルは8x8ブロックにグループ化され、そのブロッ
クは更に、マクロブロック(macroblock)として知られ
た、2x2ユニットにグループ化される。従って、マクロ
ブロックは、16x16のピクセルのグループ化、または2x2
ブロックのグループ化を示す。PAL画像は45x36のマ
クロブロックを構成し、NTSC画像は45x30のマクロ
ブロックを構成する。図5を参照すると、各マクロブロ
ック32は4つの輝度ブロック34及び2つの色差ブロ
ック36を構成し、元の16x16のピクセルのグループ化
情報を含んでいる。4つの輝度ブロック34及び2つの
色差ブロック36の各々は、8x8ピクセルのサイズであ
る。4つの輝度ブロック34は、1つのピクセルを、元
の16x16のピクセルのグループ化からの輝度(Y)情報の
1つのピクセルマッピングに含める。色差ブロック36
は、青の色信号(Cu/b)の色差レベルの表示を含んでい
る。また、他の色差ブロック36は、赤の色信号(Cv/
r)の色差レベルの表示を含んでいる。各色差レベル
は、各8x8の色差ブロック36が元の16x16のピクセルの
ブロック全体に対して、その色信号の色差レベルを含む
ように副標本化される。最近においては、言及された3
つのフレーム格納の1つを圧縮することが可能になった
(Bフレーム格納)。これが実行される時、デコーダは
「2.5のフレーム格納モード」において処理するように
命じられる。これは、DRAM18において、NTSC
信号の場合には10メガビットのメモリだけが、及びPA
L信号の場合には12.5メガビットのメモリだけが必要と
されるので、望ましいことである。実際のインポート
(import)は単一の16メガビットのメモリ中のPAL画
像を復号する能力を有する。しかしながら、MPEGア
ルゴリズムが広範囲に混合されたIピクチャ、Pピクチ
ャ及びBピクチャのシーケンスを処理するのにビデオ・
フォーマッタ20を必要とするので、2.5フレーム格納
モードにおけるメモリ管理は相当な困難を示していた。
各画像タイプは、個別の処理をうける。更に、次の画像
を復号する過程が遅れる場合、デコーダのメモリ管理上
に更なる要求を与える現在の画像の1つまたはそれ以上
のフィールドを再表示することが必要となる。よって、
MPEGデコーダのビデオフォーマッタ中のメモリ管理の効
率を改善することが、本発明の主な目的である。本発明
の他の目的は、2.5フレーム格納モードにおいて、迅速
で効率的な処理を可能にするMPEGデコーダにおける
メモリマネージャを提供することである。本発明の更な
る他の目的は、MPEGデコーダにおいて、サイズ、コ
スト及びメモリユニットの消費電力を最小限にすること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的及
び他の目的は、フレーム格納メモリの部分を同時に利用
している間、2.5フレーム格納モードにおいて処理し、
画像特にBピクチャを格納し、表示させる効率的なメモ
リ管理を有する一方、フレーム格納メモリの一部分を同
時に使用する、改善されたMPEGデコーダによって達
成される。ビデオフレームは、グリッドとして処理さ
れ、メモリの「スライス」または「ブロック列」として
参照される8x8のピクセルブロックの列を有する。スラ
イスは、各々ファーストイン・ファーストアウト(FIF
O)として構築される相互接続されたバッファにおいて
処理され、閉ループにおいて相互に接続される。2つの
プロセスは、メモリ上において、(1)メモリにデータ
を書き込むビデオプロセス(ライトバック(write-bac
k))、及び(2)メモリにアクセスし、ラスタ(raste
r)されたフォーマットにおいて別の外部メモリにビデ
オフレームを書き込むディスプレイプロセス、の順に処
理される。好適な実施例において、相互接続された3つ
FIFOがあり、1つはライトバックのために指定され
たもの、他の2つは2:1にインタレースされたラスタデ
ータを読み込むためものである。ラスタ処理のために利
用された2つのFIFOは、画像の相互のラインに割り
当てられる。本発明によれば、ビデオデコーダは空間デ
コーダ、テンポラル・デコーダ、ビデオ・フォーマッタ
及び受信データを格納するためのデータ・メモリを含ん
でいる。ビデオ・フォーマッタは、テンポラル・デコー
ダ及び空間デコーダの少なくとも1つからデータを受信
する。ビデオ・フォーマッタのためのメモリマネージャ
はライトバックメモリ、第1のラスタメモリ及び第2の
ラスタメモリを使用する。ここで、データメモリへのポ
インタは、ライトバックメモリに格納される。ライトバ
ックメモリにおける番地の数は、第1のラスタメモリ及
び第2のラスタメモリにおける番地の合計より小さい。
メモリインターフェースは、第1のラスタメモリ、第2
のラスタメモリ、データソース、データメモリ及びライ
トバックメモリに接続される。ライトバックコントロー
ル回路は、ポインタ、好ましくはライトバックメモリか
らの仮想メモリポインタ、を抽出するために提供され
る。ここで、抽出されたポインタはメモリインターフェ
ースへ提示され、受信データは、抽出されたポインタに
よって特定されるデータメモリの番地に格納される。抽
出されたポインタは、ラスタメモリに送信される。ラス
タコントロール回路は、メモリインターフェースへの提
示のためのラスタメモリから送信されたポインタを再抽
出するために提供される。ここで、受信データは、デー
タメモリから読み込まれ、再抽出されたポインタは、ラ
イトバックメモリに再送信される。好ましくは、ライト
バックメモリ、第1のラスタメモリ及び第2のラスタメ
モリは、FIFOであり、ある実施例において、静的に
構築され、単一のRAMとして機能できる。本発明の他
の態様によれば、コントロール回路類は、動的なFIF
Oの構築のために供給される。
【0007】本発明の他の態様によれば、ライトバック
メモリ、第1のラスタメモリ及び第2のラスタメモリ
は、連想記憶装置(content addressable memory)とし
て実現される。本発明の更なる他の態様によれば、ライ
トバックメモリ、第1のラスタメモリ及び第2のラスタ
メモリは、レジスタファイルとして実現される。
【0008】本発明の他の態様によれば、データメモリ
は複数のバンクを有している。本発明の更なる他の態様
によれば、ライトバックメモリ、第1のラスタメモリ及
び第2のラスタメモリは、データメモリへのポインタの
格納のための相互接続されたFIFOメモリである。F
IFOメモリは各々読み込まれたポインタ、書き込みポ
インタ及びステータス・フラグを有しており、読み込ま
れたポインタ、書き込みポインタ及びFIFOメモリのステ
ータス・フラグを初期化するためのコントロール回路類
を有している。ここで、ポインタは、閉じたシステムに
おいてライトバックメモリとラスタメモリとの間を送信
される。
【0009】本発明の1つの態様によれば、復号された
ビデオフィールドが、ラスタFIFOの書き込みポインタを
固定して保持させるビデオ・フォーマッタによって再表
示されるのに必要とされるときに、ロック信号をアサー
ト(assert)にするコントロール回路がある。本発明
は、表示のための復号されたビデオデータを保持するメ
モリを管理する方法を提供する。それは、空間デコーダ
及びテンポラル・デコーダの少なくとも1つにおいてM
PEGに符号化されたビデオデータを復号化することに
よって実行され、ここで復号化されたデータは表示され
るための画像を表わし、データメモリにおいて復号化さ
れたビデオデータを格納し、ライトバックメモリにデー
タメモリの番地へのポインタを格納し、ライトバックメ
モリから格納されたポインタを抽出し、抽出されたポイ
ンタによって特定されるデータメモリの番地に受信した
ビデオデータを書き込み、少なくとも1つのラスタメモ
リに抽出されたポインタを送信し、ここで、第1のラス
タメモリに格納されたポインタは第1のビデオ表示フィ
ールドの復号されたビデオデータに相当し、第2のラス
タメモリに格納されたポインタは、第2のビデオ表示フ
ィールドの復号されたビデオデータに相当し、送信され
たポインタによって特定されるデータメモリの番地から
データを読み込み、それによって表示のための読まれた
データを出力し、ライトバックメモリに送信されたポイ
ンタを返送する、ことによって達成される。
【0010】ポインタを抽出し、受信したビデオデータ
を書き込むステップが実行されると同時に、抽出された
ポインタを送信し、データを読み込み、読み込まれたデ
ータを出力し、抽出されたポインタを返信する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の以上の目的及び他の目的
についてのよりよい理解のために、以下に図面を参照し
つつ、実施例を詳細に述べる。ここで図6を参照する
と、VLSI MPEGデコーダのビデオ・フォーマッ
タ38は、与えられた画像をライン40において、2つ
の非インターレースされたフィールド画像またはインタ
ーレースされたデータの単一のフレーム画像のどちらか
一方として受け取ることができる。これが現在使用され
る最大の画像サイズであるので、ビデオ・フォーマッタ
38はPAL方式に関して議論される。しかしながら、
それはまた、NTSC方式において動作し、他のビデオ
方式に対しても同様に適用できる。ビデオフレームは、
2つのセグメントまたはフィールドである、トップフィ
ールド及びボトムフィールドにおいて表示される。PA
L画像はマクロブロックのシーケンシャル・ストリーム
としてライン40に到達し、外部メモリ42に格納さ
れ、合計72個のブロック列に対して、マクロブロックの
各列のための2つのブロック列において構成される。デ
ータは、1つのインターレースされたフレーム画像(す
なわち、45x36のマクロブロック)として、または2つ
のシーケンシャルな非インターレースされたフィールド
画像(すなわち、2x45x18のマクロブロック)として到
達する。フレーム・マクロブロックは、個々のビデオ表
示フィールド、トップフィールドからの2つのデータブ
ロック、及びボトムフィールドからの2つのブロックを
含んでいる。フィールド画像マクロブロックは、データ
の4つのブロック(同じフィールドからのすべて)を含
んでいる。外部メモリ42を効率的に処理するために、
各フィールド格納は、8x8ブロックの列に相当するメモ
リのスライスに分割される。したがって、各スライスは
90個のブロック(同じビデオのフィールドからのすべ
て)の列である。現在使用されている最大のサイズ(45
x36マクロブロック)は90x72ブロックに相当する。した
がって、外部メモリ42における各フィールド格納は、
データの36個のブロック列を提供する。
【0012】本発明によれば、外部メモリ42は、図6
に示されるように接続された3つの相互接続されたFI
FOによって管理される。外部メモリ42は、好ましく
は仮想メモリであるだけでなく、特別なアプリケーショ
ンにおいて物理メモリである。外部メモリ42は、メモ
リインターフェース48経由でアクセスされる2つのバ
ンク0(bank0)44及びバンク1(bank1)46を有して
いる。トップフィールドからのデータはバンク044に
格納され、ボトムフィールドからのデータはバンク1
6に格納される。最初のオンチップのFIFO、ライト
パックFIFO50は外部メモリ42における番地を解
放するために仮想のポインタ(以下、単に「ポインタ」
と称する)を保持する。外部メモリ42の解放番地は、
それらにビデオデータを書き込むことができる。外部メ
モリ42に格納されたマクロブロックの36列の各々は、
バンク044における第1のブロック列54をアドレスす
る番地52での第1のポインタによって、及びバンク1
46における第2のブロック列58をアドレスする番地
56での第2のポインタによって表わされる。よって、
(36x2)ポインタが存在し、ライトバックFIFO50
は、72の奥行きを有する。メモリ・インタフェース48
と結合するバンクされた外部メモリ42の使用は、ビデ
オ・フォーマッタ38のメモリ操作中に、帯域幅を最大
限にすることが望ましい。ライトバックFIFO50が
マイクロプロセッサ60のための管理において、減縮さ
れたメモリ操作が実行されるように、プログラム可能な
長さであることが必須である。
【0013】他の2つのFIFOは各ビデオフィールド
のための「ラスタ」または「使用メモリ」FIFOであ
る。ラスタFIFO62及びラスタFIFO64は、ト
ップビデオフィールド及びボトムビデオフィールドにそ
れぞれ割り当てられる。それらは、ビデオデータが書き
込まれた外部メモリ42のスライスにポインタを保持す
る。ラスタFIFO62及びラスタFIFO64は各
々、明白になる理由のために54までのポインタ(1.5x36
ブロック列)を保持することができる。
【0014】処理サイクルにおいて、外部メモリ42へ
のアクセスが起こる前に、ライトバックFIFO50
は、初期化されるか、または外部メモリ42のフリース
ライスへのポインタが読み込まれる。72のスライスが
すべて画像格納に使用される場合、ライトバックFIF
O50に72のポインタが読み込まれる。ラスタFIF
O62、64はクリアされて空になり、表示のためにデ
ータがまだ書き込まれていないことを示す。
【0015】ステートマシンとして実行されるライトバ
ックプロセス66は、ライトバックFIFO50からの
2つのポインタ68、70を最初に抽出し、次に、番地
72、74(ポインタ68、70によって指示される番
地)における外部メモリ42に到達する画像の最初の2
つのブロック列を格納するための要求をメモリインター
フェース48に提示する。両方のブロック列が格納され
たとき、ライトバックプロセス66は、以下のように、
2つのポインタ68、70を1つまたは両方のラスタF
IFO62、64に送信する。
【0016】ケース1:番地72、74におけるビデオ
データはインターレースされたフレーム画像であり、一
方のブロック列はトップフィールドデータから成る。ま
た、他方のブロック列はボトムフィールドデータから成
る。ライトバックプロセス66は、トップフィールドラ
スタFIFO62の番地76にポインタ68を送信し、
ボトムフィールドラスタFIFO64の番地78にポイ
ンタ70を送信する。
【0017】ケース2:番地72、74のビデオデータ
はフィールド画像を表わし、両ブロック列は、同じフィ
ールドに対するデータを表わす。フィールドがトップフ
ィールドであった場合、両ポインタは番地76及び番地
80におけるトップフィールドラスタFIFO62に入
れられる。フィールドが、ボトムフィールドであった場
合、ボトムフィールドラスタFIFO64がアクセスさ
れること以外は、同様な処理が行われる。
【0018】ライトバックプロセス66の実行と平行し
て、ステートマシンとして実行されるラスタプロセス8
2は、同様な方法において処理する。それは、ラスタF
IFO62、64の1つからポインタを抽出する。ラス
タプロセス82は、1つのビデオフィールドに対応する
ポインタにおいて一度に処理し、全フィールドが外部メ
モリ42から検索されるまで、データフィールドにアク
セスし続ける。トップフィールドが表示されるのに望ま
しいと仮定すると、ポインタはラスタFIFO62の番
地84から抽出される。抽出されたポインタは外部メモ
リ42からブロック列を検索するために使用される。ブ
ロック列が検索された後、ラスタプロセス82は、ライ
トバックFIFO50の番地86へ、番地84から抽出
されたポインタを送信する。その後、ラスタプロセス8
2は、ラスタFIFO62の番地88から次のポインタ
を抽出し、トップフィールド全体が外部メモリ42から
検索されるまで、同様の方法において進行する。検索さ
れたビデオデータは、メモリインターフェース48経由
でアクセスされ、ライン90上に出力される。上述され
るように、ライトバックFIFO50及びラスタFIF
O62、64は、一方の出力が他方の入力を供給する際
に相互に接続される。システムは、3つのFIFOすべ
てにおける同時のポインタの総計がライトバックFIF
O50へ初期化されたポインタの数である際に、閉じら
れる。ポインタがFIFOに格納されるということは、
レート・コントロール及び対クラッシュ機能(anti-cla
sh function)の構築を提供する。ライトバックFIF
O50が空になるとき、それは利用可能なメモリスライ
スがすべてデータを保持するのに使用されていることに
なる。ポインタが再びライトバックFIFO50から利
用可能になるまで、ライトバックプロセス66はそのと
きより多くのポインタを抽出することができずに機能停
止してしまう。同様に、ラスタFIFO62、64がポ
インタを空にさせるとき、ラスタプロセス82は機能停
止する。
【0019】単一のRAMの上で、及びライトバックFI
FO50及びラスタFIFO62、64を実行し、デコ
ーダによって処理される特別なビデオ方式または方式の
組み合わせに応じて、それらを静的にまたは動的に構築
することが可能である。好適な実施例においては、合計
180個の番地が、ライトバックFIFO50及びラスタ
FIFO62、64において提供され、それらは便宜的
に192個の番地のRAMとして実行される。これは、ラ
イトバックFIFO50及びラスタFIFO62、64
に必要とされる帯域幅が比較的小さくなるように、外部
メモリ42のアクセスが比較的長い時間を必要とするの
で、十分な大きさである。動的な構築は、制御マイクロ
プロセッサ60によって遂行される。
【0020】ライトバックFIFO50及びラスタFI
FO62、64は、FIFOを空にさせるために、読み
取りポインタ、書き込みポインタ、及び読み込み−非書
き込みフラグ(read-not-written flag)命令を調整す
ることによって、すべてのBピクチャシーケンスの最初
において初期化される。Bピクチャが到達するととも
に、FIFO50、62、64は、非決定論的な方法に
おいてロード及びアンロードされる。Bピクチャのシー
ケンスが完遂し、ビデオフォーマッタ38がPピクチャ
を処理するために転送させるとき、FIFOはそれらの
最後の状態において静止され、Bピクチャの次のシーケ
ンスが到達するときに、ロード及びアンロードを再開す
ることができる。しかしながら、好適な実施例において
は、それは、意外なエラーに対するより大きな保護を提
供するためにBピクチャのすべてのシーケンスの初めに
おいてライトバックFIFO50及びラスタFIFO6
2、64を再初期化するために選出された。
【0021】例えば、30HzにおけるNTSC方式に24Hz
における動画フィルムからのフレーム・レート変換(こ
こで「3:2プルダウン処理」として参照される)中に、二
度以上フィールドを表示することが必要となる。ラスタ
FIFO62、64は、ポインタの読み取り及び書き込
みを実行し、FIFOに読み込まれたポインタのコピー
は、フィールド検索の始まりにおいて格納される。全フ
ィールドが外部メモリ42から検索されたとき、格納さ
れた読み込みポインタは、フィールドが再度アクセスさ
れるように、フィールドの始まりに戻ってFIFOに読
み込まれたポインタをリセットするために使用される。
ラスタプロセス82は、表示の繰り返しが、仮想ポイン
タがラスタFIFO62、64からライトバックFIF
O50に転送されない場合が生じるということを認識し
ている。ライトバックFIFO50へのポインタの転送
は単に、フィールドが最後にアクセスされる時に、行わ
れる。
【0022】FIFO62、64は、少なくとも7ビッ
ト(72のブロック列ポインタを符号化するための最小の
数)のデータ用に構成される。好適な実施例において
は、8ビットのRAMが便宜的に使用される。フレーム
画像またはフィールド画像だけのシーケンスがビデオフ
ォーマッタ38によって単独で受け取られていれば、ラ
スタFIFO62、64は、36の番地それぞれで実行さ
れる。しかしながら、実際上、余分な半分のフィールド
格納が、メモリのオーバーフローまたはライトバックプ
ロセスの枯渇を回避するために要求される。これは、M
PEG方式によれば、ビデオ・フォーマッタ38は、フ
ィールド画像と不規則に混合されたフレーム画像に対処
することを起因としている。さらに、実際上、ラスタプ
ロセス82は、あるフィールド(データの2分の1)を格
納するのに必要とされる間隔(ここで「フィールド時
間」として参照される)によってライトバックプロセス6
6を機能停止または停滞させる。
【0023】最大のメモリ読み込みの結果となる場合
は、Bピクチャの次のシーケンスすなわち、前のフィー
ルド画像及び現在のフレーム画像である。この状況で、
ライトバックプロセス66が前のフィールドのBピクチ
ャにおける1:5処理を完遂しないように、現在のフレー
ム画像において、そのフィールドの1つのためにFIF
O62、64の各々への格納を提供することが必要であ
る。
【0024】全てのビデオ画像(フレーム画像または2
つのフィールド画像のいずれか)が、表示のために検索
されているデータを使用しないで、外部メモリ42に格
納されて、復号されると仮定する。この状況において、
ライトバックFIFO50は空であり、ラスタFIFO
62及び64の各々は、36個のポインタを含んでいる。
ラスタプロセス82が画像を表示し始めるように命じら
れるまで、システムはロックされた状態を維持する。一
度画像を表示するプロセスが始まれば、ラスタFIFO
62、64におけるメモリスライスは、ラスタプロセス
82及びライトバックFIFO50に転送されたポイン
タによって解放される。ラスタプロセス82が現在のフ
ィールド画像のトップフィールドを表示して、トップフ
ィールドラスタFIFO62を使用すること、及び、書
き出される次の画像がフレーム画像であることを更に仮
定する。現在の画像のトップフィールドの検索は、使用
するライトバックプロセス66のための36個のブロック
列を解放する。ライトバックプロセス66及びラスタプ
ロセス82は、ほぼ同じ比率において動作し、よって、
それらは効果的に相互に連結される。したがって、全画
像を格納するのにかかる時間において、両フィールドが
表示される。しかしながら、フレーム画像はフィールド
画像の検索と平行に格納されるので、18個のブロック列
は、次のフレーム画像のトップフィールド及びボトムフ
ィールドのために必要になる。トップフィールドラスタ
FIFO62がラスタプロセス82によって空になって
いるので、ラスタFIFO62に戻って、次のフレーム
画像のトップのフィールドに関する再度用いられたポイ
ンタを置くためのライトバックプロセス66の場所が存
在する。しかしながら、ボトムフィールドラスタFIF
O64は、アクセスされずに、現在のフィールド画像の
ボトムフィールド用の36個のポインタを既に含んでい
る。したがって、十分な場所が、次のフレーム画像を復
号するようなライトバックプロセス66に対する管理下
において到達する、さらに18個のポインタを格納するた
めにラスタFIFO64において提供される。そうでな
ければ、ライトバックプロセス66は機能停止し、結
局、MPEGデコーダ全体がロックする。従って、最悪
の場合のすべての組み合わせに備えるために、FIFO
62、64は54個のポインタ(54=36+18))を格納する
ことを必要とする。
【0025】ラスタプロセス82は、27メガヘルツの標
準の表示比率においてビデオ・タイミング・ジェネレー
タ(図示されていない)によって駆動される。ライトバッ
クプロセス66は、ほぼ同じ比率で処理し、ポインタが
それらが表示されるのと同じ速さによってライトバック
FIFO50及びFIFO62、64に書き込まれるラ
スタプロセス82に効果的にそれ自体を連結する。上述
された最悪のケースに対する準備は、全体において、ラ
イトバックFIFO50が十分に常に2/3以上だとは
限らないことを暗示する。ここで図7乃至図24を参照
すると、本発明の好適な実施例の概要が、集積回路中で
実行されて示されている。先に議論された3つの相互接
続されたFIFOは、192x8ビットのRAM94におい
て構築される。ブロック96は、RAM94にアクセス
するためにコントロールロジックを含んでおり、図17
乃至図21においてより詳細に示される。メモリコント
ローラ98は、RAM94におけるFIFO内の番地を
アクセスする。ブロック100及びブロック102は、
先にそれぞれ議論されたライトバックプロセス及びラス
タプロセスのためのステートマシンである。
【0026】メモリコントローラ98の構造は、図22
乃至図24において更に詳細に示される。論理ネットワ
ーク104の復号化は、ステートマシン100、102
からの入力を受け取り、さらにその入力情報を復号化す
る。回路類106は、4つのステート出力110(RA
Mコントローラのためのステートマシンであり、ライト
バック及びラスタプロセスによるアクセス要求中に、仲
裁するために使用される)を生成する2ビットのカウン
タ108から構成される。よって、メモリコントローラ
98は、出力110の状態に従って、ライトバックプロ
セスによる読み込み及び書き込みを可能にし、かつラス
タプロセスによる読み込み及び書き込みを可能にする。
よって、ライトバックまたはラスタプロセスによる実際
のメモリアクセスは、出力110の適切な状態を待つ必
要がある。3つの個々のFIFOのためのポインタの実
例を表わすアドレスは、FIFOコントローラ112に
よって、かつ2つの同一の回路(トップフィールドラス
タ及びボトムフィールドラスタFIFOのためのFIF
Oコントローラ114、116)において、ライトバッ
クFIFOに供給される。72個のアドレスを備えること
が必要なように、7ビットのバスはFIFOコントロー
ラ112に接続される。FIFOコントローラ114、
116の場合には、それに各々接続されたバス118及
びバス120が、ラスタFIFOにおいて54個の番地を
アドレスすることが単に必要なように、6ビットを有し
ている。多重の回路類122は、メモリコントローラ9
8の状態を復号し、メモリアクセスのどんなタイプが要
求されているかを判断する。FIFOコントローラ11
2、114、116のうちの1つからの適切なポインタ
が、RAM94(図7乃至図16)にアクセスするため
に使用される。
【0027】リードバックFIFOコントローラ11
4、116の構成は図25及び図26に示されている。
2つの6ビットレジスタ124、126は書き込みポイ
ンタ及び読み込みポインタをそれぞれ生成する。レジス
タ126に関連したロジックは、インクリメンタ(incr
ementer)128、カウンタ130及び読み込みポイン
タがその最後の値に達するときにレジスタ126をクリ
アするためのNANDゲート132を含んでいる。レジ
スタ124に関連したロジックも同様である。また、簡
単のために、その詳細は繰り返さない。カウンタ13
4、130は、ラスタFIFO62、64(図6)のサ
イズを定め、ラスタFIFO62、64の1つへのアク
セスを制御するのに使用される。
【0028】追加レジスタ136は、ある状況(簡潔に
記述される)におけるレジスタ126の値を取り込んで
保持するために使用される。2つのコンパレータ13
8、140、レジスタ124、126、136に含まれ
ていた値を比較するために回路中にある。コンパレータ
138は2つのカウンタレジスタ124、126の出力
を比較するために使用される。コンパレータ140は、
レジスタ136中に保持された、読み込みポインタの取
り込まれた値または読み込みポインタの保持された値と
レジスタ124によって生成されたFIFO書き込みポ
インタの出力とを比較する。コンパレータ138の出力
は、読み込み非書き込みフラグ(単一のフリップフロッ
プ142として実行される)と共に使用される。ゲート
144、146を使用して、FIFOが満たされている
か空かどうかを示す2つのステータス信号148、15
0が生成される。これらのステータス信号は、論理ネッ
トワーク104によって、FIFOがどうアクセスされ
るかを制御し、それが満たされている場合には書き込み
処理を止め、それが空の場合には読み込み処理を止める
ために使用される。
【0029】コンパレータ140の出力は「ロック」信
号NLOCK152を生成するために使用される。信号
NLOCK152はフィールド画像の表示が繰り返され
ているときに、ラスタFIFOへのアクセスを制御する
のに利用される。これは、余分なフィールドの表示によ
って効果的に待機することが必要な場合、デコーダが3:
2にプルダウン処理またはフレーム比率変換を実行して
いるときに生じる。ビデオ画像の両フィールドを一度だ
け表示する代わりに、両フィールドが表示された後に、
第1のフィールドは再表示され、または繰り返される。
例えば、最初に、トップフィールドが表示され、その後
にボトムフィールドが表示され、そして次にトップフィ
ールドが再表示される。この状況においては、ビデオフ
ィールドの1つを再表示するために外部メモリの内容を
保存しておくことが望ましい。外部メモリ中のデータが
解放されずに上書きされて表示されたならば、ロック信
号NLOCK152は、再表示のために読み込みポイン
タに再ロードされるように、ラスタFIFOの書き込み
ポインタを停止させる。第1のフィールドを再表示する
時間がきたとき、レジスタ136の中で取り込まれた値
は、それがアクセスされるように、第1のフィールドの
最初に読み込みポインタをリセットする効果を有するレ
ジスタ126にロードされる。論理ネットワーク104
は、レジスタ124の中に保持された書き込みポインタ
がレジスタ136に取り込まれた読み込みポインタと同
一であるという指示、及びフィールドが再表示される場
合に追加FIFOの書き込み処理が、第1のデータフィ
ールドが上書きされるのを防ぐために閉鎖されるという
指示として信号NLOCK152を解釈する。よって、
第1のフィールドデータは、それが再度表示されるま
で、外部メモリにおいて保存される。
【0030】図6、及び図17乃至図24を再び参照す
ると、信号NWSINK154は信号NLOCK152
と結合して動作する。信号NWSINK154は、3:2
プルダウンまたはフレーム比率変換中に活性化され、そ
のフィールドが再表示されることになっている場合、第
1のフィールドの表示中にアサートされる。信号NWS
INK154は、ラスタプロセスステートマシン102か
ら生じるライトバックFIFOコントローラ112への書き
込み指示を抑止する。これは、第1の画像フィールドが
表示される場合、外部メモリ中のデータスライスは解放
されてはならず、ライトバックFIFO50に戻って置
かれてはならないので、必要とされる。よって、第2の
フィールドの表示または第1のフィールドの再表示中
に、信号NWSINK154は不活性であり、よって、
解放メモリスライスへのポインタがそこに置かれるよう
に、ステートマシン102にライトバックFIFO50
への書き込みを生じさせる。
【0031】図27及び図28は、ライトバックFIF
Oコントローラ112の構成を示している。それは、フ
ィールドの再表示のための読み込みポインタ値を取り込
む追加レジスタが存在しないことを除けば、リードバッ
クFIFOコントローラの構成と非常に似ている。制御
フリップフロップ156は、ライトバックFIFOが最
初に、シーケンスの最初のBタイプピクチャのためにア
クセスされるときのライトバック動作を簡単にする。フ
リップフロップ156はセットされて、その出力は、B
ピクチャのシーケンスのまさにその最初のBピクチャの
表示中に活性化される。これは、ステートマシンの論理
ネットワーク104(図22乃至図24)に、アドレス
において保持される外部メモリの内容ではなくてFIFOの
実際のアドレスを参照することを強要する。これは、メ
モリコントローラ98に画像スライスシーケンスを外部
メモリにプリロード(preload)させる効果がある。フ
リップフロップ156のセットは、外部RAMをクリア
して画像スライスシーケンス用の初期仮想ポインタをプ
リロードするステートマシンを有する必要性を回避する
コントロール信号132に帰着する。フリップ・フロッ
プ156は、第1のBピクチャが表示された後にリセッ
トされ、新たなBピクチャシーケンスの最初に再セット
されるだけである。他の制御フリップフロップ158
は、ラスタプロセスを同期させるライトバックプロセス
によって使用されるコントロール信号RASENB16
0を発生させる。フリップフロップ158は、Bピクチ
ャシーケンスがスタートする前にセットされ、ライトバ
ックFIFO50(図6)が初めて空になるときにリセ
ットされる。フリップフロップ158の出力(コントロ
ール信号FIRSTB162)は、Bピクチャを表示し
始めるべきときにラスタステートマシン102に指示す
る。それは、ラスタプロセスが1つのフィールド時間
(またはフレーム格納)によってライトバックを遅延す
ることが望まれる場合にアサートされる。この遅れはシ
ステムの滑らかな動作には最適である。
【0032】図29は、RAM94(図7乃至図16)
へのアクセスを制御するステートマシン164を示して
いる。それはフリップフロップ166、168、17
0、172及びそれに関連するロジックから成る。信号
174、信号176及び信号178は、ラスタプロセス
及びライトバックプロセスによる読み込み要求及び書き
込み要求を可能にする。
【0033】以上に示されたように、FIFOメモリは
ポインタを管理するためのVLSI実装において非常に
うまく動作する。しかしながら、本発明の意図から外れ
ることなく、FIFO以外のメモリ管理装置を使用し
て、3つの相互接続されたメモリを実現することが可能
である。例えば、ポインタは、従来の技術において知ら
れているような、ハッシュテーブル、メモリ番地のリン
クしたリスト、キャッシュ及び間接的なアドレッシング
の他の多くの形式を使用して、3つの相互接続されたメ
モリに書き込まれ、また3つの相互接続されたメモリか
ら抽出することができる。代替ポインタメモリスキーム
は、ポインタの閉じたシステムが維持される限り、ラス
タプロセスにとって、ライトバックプロセスによりラス
タメモリに書き込まれるのと同じ順においてポインタを
抽出することは、本質的ではないということに依存す
る。
【0034】図6を再び参照すると、ライトバックFI
FO50及びラスタFIFO62、64は、好ましく
は、回路電力を考慮した単一のポートスタティックRA
M装置(小さなシリコンエリアを必要とするので)とし
て実行される。レジスタファイルはさらに適切であり、
連想記憶装置が3つのFIFOに使用できる。本発明
は、ここに開示された構成に関して説明される一方、上
述した詳細に限定されない。また、本出眼は、次のクレ
ームの範囲内において可能な任意の修正及び変更を包含
するように意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるデコーダにMPEGのIピクチャの
格納について示されたダイヤグラムである。
【図2】 本発明によるデコーダにMPEGのPピクチャの
格納について示されたダイヤグラムである。
【図3】 本発明によるデコーダにMPEGのBピクチャの
格納について示されたダイヤグラムである。
【図4】 従来の技術によるMPEGデコーダのブロックダ
イヤグラムである。
【図5】 先行技術によるMPEG及びJPEGのマクロブロッ
ク構造のダイヤグラムである。
【図6】 本発明によるMPEGデコーダのビデオフォーマ
ッタにおけるメモリマネージャのブロックダイヤグラム
である。
【図7】 図6に示されたメモリマネージャの電気的概
念図である。
【図8】 図6に示されたメモリマネージャの電気的概
念図である。
【図9】 図6に示されたメモリマネージャの電気的概
念図である。
【図10】 図6に示されたメモリマネージャの電気的
概念図である。
【図11】 図6に示されたメモリマネージャの電気的
概念図である。
【図12】 図6に示されたメモリマネージャの電気的
概念図である。
【図13】 図6に示されたメモリマネージャの電気的
概念図である。
【図14】 図6に示されたメモリマネージャの電気的
概念図である。
【図15】 図6に示されたメモリマネージャの電気的
概念図である。
【図16】 図6に示されたメモリマネージャの電気的
概念図である。
【図17】 図7乃至図16に示されたメモリマネージ
ャにおける外部メモリとのインタフェースのためのコン
トロール回路類の電気的概念図である。
【図18】 図7乃至図16に示されたメモリマネージ
ャにおける外部メモリとのインタフェースのためのコン
トロール回路類の電気的概念図である。
【図19】 図7乃至図16に示されたメモリマネージ
ャにおける外部メモリとのインタフェースのためのコン
トロール回路類の電気的概念図である。
【図20】 図7乃至図16に示されたメモリマネージ
ャにおける外部メモリとのインタフェースのためのコン
トロール回路類の電気的概念図である。
【図21】 図7乃至図16に示されたメモリマネージ
ャにおける外部メモリとのインタフェースのためのコン
トロール回路類の電気的概念図である。
【図22】 図17乃至図21に示されたコントロール
回路類におけるメモリコントローラの詳細な電気的概念
図である。
【図23】 図17乃至図21に示されたコントロール
回路類におけるメモリコントローラの詳細な電気的概念
図である。
【図24】 図17乃至図21に示されたコントロール
回路類におけるメモリコントローラの詳細な電気的概念
図である。
【図25】 図22乃至図24に示されたリードバック
FIFOコントローラの更に詳細な電気的概念図である。
【図26】 図22乃至図24に示されたリードバック
FIFOコントローラの更に詳細な電気的概念図である。
【図27】 図22乃至図24に示されたライトバック
FIFOコントローラの更に詳細な電気的概念図である。
【図28】 図22乃至図24に示されたライトバック
FIFOコントローラの更に詳細な電気的概念図である。
【図29】 図17乃至図21の回路類におけるステー
トマシン(state machine)の更に詳細な電気的概念図
である。
【符号の説明】
8,10,14 画像バッファ 20,38 ビデオ・フォーマッタ 22 空間デコーダ 24 テンポラル・デコーダ 42 外部メモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されたビデオデータソースに接続
    された空間デコーダと、 テンポラル・デコーダと、 前記テンポラル・デコーダ及び前記空間デコーダの少な
    くとも1つからデータを受信するビデオ・フォーマッタ
    であって、前記テンポラル・デコーダ及び空間デコーダ
    は前記ビデオデータソースを定義するビデオ・フォーマ
    ッタと、 受信データを格納するデータメモリと、を備えるビデオ
    ・デコーダであって、前記データメモリへのポインタが
    それぞれ格納されるライトバックメモリ、第1のラスタ
    メモリ及び第2のラスタメモリと、 前記データソース、前記データメモリ、前記ライトバッ
    クメモリ、前記第1のラスタメモリ及び前記第2のラス
    タメモリに接続されたメモリインターフェースと、 前記ライトバックメモリからからポインタを抽出するラ
    イトバックコントロール回路であって、前記抽出された
    ポインタは前記メモリインターフェースに提示され、前
    記受信データは、前記ポインタによって特定される前記
    データメモリのロケーションに格納され、前記抽出され
    たポインタは前記ラスタメモリの1つに送信されるライ
    トバックコントロール回路と、 前記メモリインターフェースへの提示のために前記送信
    されたポインタを前記ラスタメモリの1つから再抽出す
    るラスタ・コントロール回路であって、前記格納された
    受信データは前記データメモリから読み取られ、前記再
    抽出されたポインタは前記ライトバックメモリに返信さ
    れるラスタ・コントロール回路と、 を備えることを特徴とするビデオ・デコーダ。
  2. 【請求項2】 前記ポインタは仮想メモリポインタであ
    ることを特徴とする請求項1記載のビデオ・デコーダ。
  3. 【請求項3】 前記ライトバックメモリ、前記第1のラ
    スタメモリ及び第2のラスタメモリはFIFOであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のビデオ・デコーダ。
  4. 【請求項4】 前記FIFOは静的に構築されることを
    特徴とする請求項3記載のビデオ・デコーダ。
  5. 【請求項5】 前記FIFOを動的に構築するコントロ
    ール回路を更に備えることを特徴とする請求項3記載の
    ビデオ・デコーダ。
  6. 【請求項6】 前記ライトバックメモリ中のロケーショ
    ン数は、前記第1のラスタメモリ及び前記第2のラスタ
    メモリにおけるロケーションの合計より小さいことを特
    徴とする請求項1記載のビデオ・デコーダ。
  7. 【請求項7】 符号化されたビデオデータソースに接続
    された空間デコーダと、 テンポラル・デコーダと、 前記テンポラル・デコーダ及び前記空間デコーダの少な
    くとも1つからデータを受信するビデオ・フォーマッタ
    であって、前記テンポラル・デコーダ及び空間デコーダ
    は前記ビデオデータソースを定義するビデオ・フォーマ
    ッタと、 受信データを格納するデータメモリと、を備えるビデオ
    ・デコーダであって、 前記データメモリへのポインタを格納するクロス接続さ
    れたFIFOメモリを有する閉メモリシステムであっ
    て、前記FIFOメモリは、ライトバックメモリ、第1
    のラスタメモリ及び第2のラスタメモリであり、前記F
    IFOメモリの各々は読み取りポインタ、書き込みポイ
    ンタ及びステータスフラグを有する閉メモリシステム
    と、 前記FIFOメモリの前記読み取りポインタ、前記書き
    込みポインタ及び前記ステータスフラグを初期化するコ
    ントロール回路と、 前記データソース、前記データメモリ、前記ライトバッ
    クメモリ、前記第1のラスタメモリ及び前記第2のラス
    タメモリに接続されたメモリインターフェースと、 前記ライトバックメモリからポインタを抽出するライト
    バックコントロール回路であって、前記抽出されたポイ
    ンタは前記メモリインターフェースに提示され、前記受
    信データは、前記ポインタに従って前記データメモリの
    ロケーションに格納され、前記抽出されたポインタは前
    記ラスタメモリの1つに送信されるライトバックコント
    ロール回路と、 前記メモリインターフェースへの提示のために前記送信
    されたポインタを前記ラスタメモリの1つから再抽出す
    るラスタ・コントロール回路であって、前記格納された
    受信データは前記データメモリから読み取られ、前記再
    抽出されたポインタは前記ライトバックメモリに返信さ
    れるラスタ・コントロール回路と、 を備えることを特徴とするビデオ・デコーダ。
  8. 【請求項8】 前記FIFOメモリのうちの少なくとも
    1つの記憶容量を動的に構築する第1のコントロール回
    路を更に備えることを特徴とする請求項7記載のビデオ
    ・デコーダ。
  9. 【請求項9】 復号されたビデオフィールドが前記ビデ
    オフォーマッタによって再表示される必要がある場合に
    ロック信号をアサート(assert)する第2のコントロー
    ル回路を更に備え、前記ラスタFIFOの前記書き込み
    ポインタは前記ロック信号に応じて静的に保持されるこ
    とを特徴とする請求項7記載のビデオ・デコーダ。
  10. 【請求項10】 空間デコーダと、テンポラル・デコー
    ダと、ビデオ・フォーマッタと、を有するタイプのビデ
    オ・デコーダ・システムにおいて、表示のために復号さ
    れたビデオデータを保持するメモリを管理する方法であ
    って、 前記空間デコーダ及び前記テンポラル・デコーダの少な
    くとも1つにおいてMPEG符号化されたビデオデータ
    を復号し、前記復号されたデータは表示される画像を表
    すステップと、 前記復号されたビデオデータをデータメモリに供給する
    ステップと、 ライトバックメモリにおける前記データメモリのロケー
    ションにポインタを格納するステップと、 前記ライトバックメモリから前記格納されたポインタを
    抽出するステップと、 前記抽出されたポインタによって特定される前記データ
    メモリのロケーションに前記受信されたビデオデータを
    書き込むステップと、 第1のラスタメモリ及び第2のラスタメモリの少なくと
    も1つへの前記抽出されたポインタを送信し、前記第1
    のラスタメモリに格納されたポインタは第1のビデオ表
    示フィールドの復号されたビデオデータに相当し、前記
    第2のラスタメモリに格納されたポインタは第2のビデ
    オ表示フィールドの復号されたビデオデータに相当する
    ステップと、 前記送信されたポインタによって特定される前記データ
    メモリのロケーションからデータを読み取るステップ
    と、 表示のために前記読み取られたデータを出力するステッ
    プと、 前記ライトバックメモリに前記送信されたポインタを返
    信するステップと、を含むことを特徴とする方法。
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