JPH1034117A - 車載型生ごみ処理装置 - Google Patents

車載型生ごみ処理装置

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JPH1034117A
JPH1034117A JP8215175A JP21517596A JPH1034117A JP H1034117 A JPH1034117 A JP H1034117A JP 8215175 A JP8215175 A JP 8215175A JP 21517596 A JP21517596 A JP 21517596A JP H1034117 A JPH1034117 A JP H1034117A
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JP
Japan
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garbage
fermentation
drum
vehicle
motor
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Application number
JP8215175A
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English (en)
Inventor
Kazuo Onodera
和夫 小野寺
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O K KIKAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
O K KIKAKU KENKYUSHO KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ごみの発生場所に行き、その場に設置し、
或いは幾つかの場所を巡回しつつ回収し、車載したまま
特殊菌の存在下により醗酵処理して飼料化又は肥料化
し、該飼料又は肥料を適用場所まで運んで供給できるよ
うにすることも、或いは巡回しつつ回収した生ごみを特
殊酵素の存在下により分解消滅させることも可能にした
車載型生ごみ処理装置を提供する。 【解決手段】 車載可能な枠体2上に、モータ3により
回転駆動され、温風機4により内部が醗酵温度に保たれ
る生ごみの醗酵回転ドラム5と、前記モータ3及び温風
機4に駆動電力を供給する直発電機6とを設置し、これ
により電灯線が配線されていない如何なる場所に設置し
ても直発電機にて得られた電力により生ごみの醗酵及び
消滅処理を可能にするとともに、車載したまま巡回回収
して輸送中に醗酵及び消滅処理を可能にしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみの発生場所
に行き、その場に設置し、或いは幾つかの場所を巡回し
つつ回収し、車載したまま特殊菌の存在下により醗酵処
理して飼料化又は肥料化し、該飼料又は肥料を適用場所
まで運んで供給できるようにすることも、或いは巡回し
つつ回収した生ごみを特殊酵素の存在下により分解消滅
させることも可能にした車載型生ごみ処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭、企業、学校、店舗、病
院などで排出される生ごみは、いわゆる「ごみ回収車」
によって回収された後、ごみ焼却場にて焼却処理するこ
とが一般的に行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生ごみ
の焼却処理は、エネルギー浪費や公害発生などの諸問題
を生むだけでなく、資源としての生ごみを無駄づかいし
ていることになっているものであった。
【0004】そこで、本願発明者は、こうした社会的ニ
ーズに応えるため、好気性微生物を利用した醗酵処理を
長年にわたり研究し、遂に、本発明を完成した。しかし
て、本発明の目的とするところは、生ごみの回収や運送
に要する時間を、醗酵処理に転用して効率的に飼料又は
肥料化し、該飼料又は肥料の適用場所において分配供給
できるようにした車載型生ごみ処理装置を提供すること
にある。
【0005】また、他の目的は、生ごみを特殊酵素の存
在下で炭酸ガスと水に分解消滅させることを可能にした
車載型生ごみ処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車載可能な枠体上に、モータにより回転
駆動され、温風機により内部が醗酵温度に保たれる生ご
みの醗酵回転ドラムと、前記モータ及び温風機に駆動電
力を供給する直発電機とを設置してなることを特徴とす
るものである。
【0007】本発明は、上記の如く構成したことによ
り、生ごみの発生場所に行き、その場に設置するか、車
載したまま巡回回収して特殊菌の存在下において醗酵処
理することができ、しかも、完成した醗酵生成物を飼料
又は肥料としての適用場所にて暫時供給できるようにな
っているものである。
【0008】また、本発明は、前記醗酵回転ドラム内に
予め特殊酵素(OKZ酵素)をドラム容積のほぼ70%
程度投入し、モータと温風機との作動で作られた条件下
で巡回回収した生ごみを順次投入すると、生ごみの種類
によっては投入後3時間、遅いものでも48時間以内に
は炭酸ガスと水とに分解し消滅することが確認されてい
る。
【0009】勿論、生ごみは消滅し切れないで特殊酵素
内に醗酵生成物として僅かに残ることがあるが、この醗
酵生成物がほぼ4か月位して満杯になったときは、これ
を掻き出し、新たに特殊酵素を投入することにより、上
記同様分解消滅のために利用できる。この場合、使用済
酵素と残留醗酵生成物との混合物は、元々酵素中に各種
アミノ酸、有機酸、ビタミン、抗生物質などを多量に含
んでいるため、肥料や飼料として再利用できることが確
認されている。
【0010】さらに、請求項2に記載の発明は、前記醗
酵回転ドラムが、一端面を閉塞し、他端面を開放したド
ラム体であって、回転中心がほぼ水平になるように回転
可能に支持され、内周面に螺旋リブを備え、かつ、該ド
ラム体の開放面に非接触状に蓋板を対接し、該蓋板に生
ごみ投入口及び醗酵生成物の掻き出し口を設けたことを
特徴とするものである。
【0011】さらにまた、請求項3に記載の発明は、前
記温風機が、バーナとファンとを備えてなり、前記ドラ
ム体の閉塞された前端面の回転中心を貫通し、内端がド
ラム体の上部空間に向くように屈曲形成されたダクトの
外端に連通されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本願装置1は、鉄鋼材を組んでな
る車載可能な枠体2上に、モータ3により回転駆動さ
れ、温風機4により内部が醗酵温度に保たれる生ごみの
醗酵回転ドラム5と、前記モータ3及び温風機4に駆動
電力を供給する直発電機6とを備えてなる。
【0013】前記醗酵回転ドラム5は、一端面5aが閉
塞され、他端面5bが開放されているドラム体5cを横
にし、回転中心がほぼ水平方向になるように枠体2上に
コロ7を介して支持されている。該コロ7はドラム体5
cの一端側及び他端側の外周の4等配位置に軸支されて
いる。
【0014】前記ドラム体5cの開放面5bには、前記
枠体2に一部を固定された蓋板8が非接触状に対接し、
該蓋板8の上位には生ごみ投入口9が、下位には醗酵生
成物10の掻き出し口11が設けられている。
【0015】また、前記ドラム体5cの内周面には、螺
旋リブ12が備えられている。該螺旋リブ12は予めド
ラム体5内に装填された醗酵補助材及び醗酵菌と、前記
投入口9から投入された生ごみとをドラム体5cの回転
に従って回転しつつ攪拌するとともに、ドラム体5cの
軸方向に移動させるためのものである。
【0016】前記モータ3は、前記ドラム体5cの回転
中心と一致するように閉塞面5aに固定したプーリ(ギ
アでもよい)13にベルト(チェーンでもよい)14を
介して連繋し、ドラム体5cを回転駆動できるようにな
っている。該モータ3の駆動電力は前記直発電機6から
制御ボックス15を介して供給されるようになってい
る。該制御ボックス15はモータ3を一定のタイミング
にて正逆転させる制御手段を含んでいる。
【0017】前記直発電機6は、本態様では燃料タンク
16から供給された燃料(例えばガソリン)を燃焼させ
て得た機械的エネルギーを、電磁作用により電気エネル
ギーに変換し、電力を得るようになっているものである
が、燃料は灯油でも、プロパンガスその他であっても良
いことは勿論である。
【0018】前記温風機4は、バーナ17とファン18
とからなり、該ファン18の駆動電力は前記直発電機6
から供給されている。該温風機4は前記ドラム体5cの
閉塞面5aの回転中心を貫通し、内端19aがドラム体
5cの上部空間Aに向くように屈曲形成されたダクト1
9の外端19bに連通設置されている。
【0019】前記ダクト19の内端19aは、前記ドラ
ム体5cの上部空間Aでも可能な限り上位であることが
好ましい。そのため、本態様ではドラム体5cの内周面
の螺旋リブ13の高さtをその前端寄りでダクト19に
接触しないように低く形成している(図1参照)。
【0020】前記生ごみ投入口9は、ホッパー20と開
閉蓋20aを含んでいる。該ホッパー20にはバケット
装置21により生ごみが供給できるようになっている。
該バケット装置21は、前記枠体2に後枠に設置したガ
イドレール22に沿って上下動できるバケット23と、
該バケット23を稼働するため、前記枠体2に上枠に設
置した電動ウインチ24とからなる。該電動ウインチ2
4の駆動電力は前記直発電機6から供給されるようにな
っている。
【0021】前記ドラム体5cの開放面5bに非接触状
に対接した蓋板8の下位に設けた醗酵生成物10の掻き
出し口11には、観音開きの扉25が設けられるととも
に、掻き出し口11の下縁下には、ホッパー26を備え
たスクリューコンベア27が横設されている。
【0022】また、前記スクリューコンベア27の先端
部には縦送りのスクリューコンベア28が連繋し縦設さ
れている。これはスクリューコンベア28によって醗酵
生成物10を高い位置に持ち上げ、該高い位置に設けた
排出口29から排出できるように構成したものである。
【0023】なお、27aは横設のスクリューコンベア
27の駆動モータ、28aは縦設のスクリューコンベア
28の駆動モータであり、それぞれの駆動電力は前記直
発電機6から供給されるようになっている。
【0024】次に、本願装置1を特殊菌の存在下により
生ごみを醗酵処理する場合の具体的な手順を説明する。
まず、回転ドラム5内に、予め所定量の醗酵補助材(オ
ガクズ、コーヒー粕、乾燥オカラ、ビール粕など)と、
好気性微生物を投入する。
【0025】前記醗酵補助材は「鶏」の餌の場合にはコ
ーヒー粕をドラム体5cの容積比で10〜20%投入す
る。また、「豚」の餌の場合には乾燥オカラ、ビール粕
のような粘度の少ないものを使用することがよい。該好
気性微生物としては、50〜80°C程度で活性を示す
好気性中温菌(OK菌)、又は80°C近傍又はそれよ
り高温域で活性を示す好気性高温菌(OKZ菌)、さら
にはこれら中温菌及び高温菌の両方を適宜配合した混合
菌がある。
【0026】上記微生物は、生ごみを「餌」として醗酵
・増殖する過程において熱を発生するため、回転ドラム
内は所定の温度以上に維持されることになる。一方、生
ごみを腐敗させ悪臭を発生させる原因である各種の腐敗
菌は、通常、50°C以上の中高温域では死滅してしま
うから、回転ドラム内では醗酵菌のみが爆発的に増殖
し、2〜5時間という極めて短時間での処理が可能とな
る。
【0027】次に、直発電機6を始動し、その発生電力
を利用してモータ3を駆動して回転ドラム5を回転さ
せ、かつ、温風機4を作動して回転ドラム5内を醗酵に
必要な温度にする。この回転ドラムの回転数は醗酵生成
物を飼料として利用するか肥料として利用するかによっ
て若干異なるが、通常では2.5回転/分で行い、20
分毎に回転方向をチェンジする。
【0028】しかる後、回転ドラム5の開放面に対接し
た蓋板8に設けた生ごみ投入口9から生ごみ(食品残
渣)を投入する。この生ごみ投入にはバケット装置21
を利用する。即ち、ホッパー20の開閉蓋21を図1の
一点鎖線の如く開放し、ガイドレール22の下位にある
バケット23に生ごみを入れ、電動ウインチ24を作動
させ、ホッパー20に投入する。
【0029】これにより、生ごみは最初に投入されてい
る醗酵補助材及び微生物とともに回転ドラム内において
攪拌される。この場合、温風機4から送られる約80°
Cの熱風により腐敗性の雑菌は悉く死滅し、微生物によ
る醗酵のみが可能となる。
【0030】また、回転ドラム内の空気中には、脱臭手
段より供給された、化学薬品と白癬菌を共生させた脱臭
液の微粒水滴が霧状に満たされており、生ゴミから発生
する悪臭は速やかに除去される。
【0031】こうした環境において、生ごみは回転ドラ
ムの螺旋状リブによって攪拌混合されながら移動し、熱
風により加温され、微生物による醗酵が促進される。こ
の醗酵過程は、夏で2時間、冬で2.5〜3時間ほどで
ピークを迎え、生ごみは無臭性の醗酵生成物に転換され
ることとなる。なお、ドラム体内の空気量は温風機4か
らの空気のみで充分である。
【0032】次いで、醗酵生成物は回転ドラムの開放面
に対接した蓋板8に設けた掻き出し口11からその扉を
開けて掻き出し、該掻き出し口11の下縁下に備えたホ
ッパー26に移し、スクリューコンベア27及び28に
より移送し、スクリューコンベア28の高い位置に設け
た排出口29から排出し、図示しない容器などに収容す
る。
【0033】上記実施態様に示した本願装置1は、車に
積んで生ごみの発生場所に行き、その場に設置して上記
醗酵処理することも、また、車載したまま生ごみを巡回
回収して醗酵処理することもできる。例えば、都市部で
回収した生ごみを醗酵処理しつつ輸送し、輸送中に完成
した醗酵生成物(飼料または肥料)を郊外の農場などの
適用地に運んで供給できる効率回収処理システムとして
構築できる。
【0034】次いで、本願装置1を特殊酵素の存在下に
より生ごみを消滅処理する場合の具体的な手順を説明す
る。まず、回転ドラム5内に予め特殊酵素(OKZ酵
素)をドラム容積のほぼ70%程度投入し、モータ3を
作動させ、該ドラムを2.5回転/分で回転させ、か
つ、20分毎に回転方向をチェンジする。また、温風機
4により回転ドラムの内部温度を50°Cぐらいに昇温
させる。
【0035】こうしたドラム内の環境下において、巡回
回収した生ごみを投入口9より順次投入すると、該生ご
みは温風機4から供給される空気により炭酸ガスと水に
分解し、種類によっては投入後3時間、遅いものでも4
8時間以内には分解消滅することが確認されている。こ
の分解水は即時、特殊酵素に吸着され、内部温度により
蒸発し、図示しない空気抜き孔によりドラム外に逃げる
こととなる。
【0036】生ごみは消滅し切れないで特殊酵素内に醗
酵生成物として僅かに残ることがあるが、この醗酵生成
物がほぼ4か月位して満杯になったときは、これを掻き
出して新たな特殊酵素と交換できる。この場合、使用済
酵素及び残留醗酵生成物との混合物は、元々酵素中には
各種アミノ酸、有機酸、ビタミン、抗生物質などを多量
に含んでいるため、肥料や飼料として再利用できること
は勿論である。
【0037】従って、本願装置では生ごみの回収や運送
に要する時間を、醗酵処理に転用できるので、「動く生
ごみ処理場」として実現する。
【0038】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、車載可能な枠体
上に、モータにより回転駆動され、温風機により内部が
醗酵温度に保たれる生ごみの醗酵回転ドラムと、前記モ
ータ及び温風機に駆動電力を供給する直発電機を設置し
たことを特徴としているから、電灯線が配線されていな
い如何なる場所に設置しても直発電機にて得られた電力
により生ごみの醗酵処理が可能であるとともに、車載し
たまま巡回回収して輸送中に醗酵処理することもでき
る。従って、生ごみの回収や運送に要する時間を醗酵処
理にそのまま転用でき、極めて効率的である。しかも、
輸送中に完成した醗酵生成物(飼料または肥料)は、即
日、農場などの適用地に運んで供給できるという効果を
奏するものである。
【0039】また、本発明は、前記醗酵回転ドラム内に
予め特殊酵素(OKZ酵素)をドラム容積のほぼ70%
程度投入し、モータと温風機との作動で作られた条件下
で巡回回収した生ごみを順次投入すると、生ごみは炭酸
ガスと水とに分解して消滅させることができるものであ
る。
【0040】また、請求項2に記載の発明は、前記醗酵
回転ドラムが、一端面を閉塞し、他端面を開放したドラ
ム体であって、回転中心がほぼ水平になるように回転可
能に支持され、内周面に螺旋リブを備え、かつ、該ドラ
ム体の開放面に非接触状に蓋板を対接し、該蓋板に生ご
み投入口及び醗酵生成物の掻き出し口を設けたことを特
徴としているから、機械的構成が簡単であり、長期使用
を可能にするという効果を奏する。
【0041】さらに、請求項3に記載の発明は、前記温
風機が、バーナとファンとを備えてなり、前記ドラム体
の閉塞面の回転中心を貫通し、内端がドラム体の上部空
間に向くように屈曲形成されたダクトの外端に連通設置
されていることを特徴としているから、ドラム体内の上
部空間は勿論、ドラム体内で攪拌混合される醗酵補助材
と微生物と生ごみとに充分な熱を効率的に与えることが
できるという効果を奏する。
【0042】上記の結果、自治体における生ごみ回収作
業を簡素化して、省力、省エネルギー効果をもたらすこ
とができるだけでなく、資源の再利用による新たな財源
提供をも可能にするという、全く新しい生ごみ処理シス
テムが構築できるという優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願装置の一部切欠正面図である。
【図2】本願装置の一部切欠平面図である。
【図3】本願装置を後方から見た略示的斜視図である。
【図4】醗酵回転ドラムの支持状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本願装置 2 枠体 3 モータ 4 温風機 5 醗酵回転ドラム 5a 一端面 5b 他端面 5c ドラム体 6 直発電機 7 コロ 8 蓋板 9 生ごみ投入口 10 醗酵生成物 11 掻き出し口 12 螺旋リブ 13 プーリ 14 ベルト 15 制御ボックス 16 燃料タンク 17 バーナ 18 ファン 19 ダクト 19a ダクトの内端 19b ダクトの外端 20 ホッパー 20a 開閉蓋 21 バケット装置 22 ガイドレール 23 バケット 24 電動ウインチ 25 掻き出し口の扉 26 ホッパー 27、28 スクリューコンベア 27a、28a スクリューコンベアの駆動モータ 29 排出口 A 上部空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載可能な枠体上に、モータにより回転
    駆動され、温風機により内部が醗酵温度に保たれる生ご
    みの醗酵回転ドラムと、前記モータ及び温風機に駆動電
    力を供給する直発電機とを設置したことを特徴とする車
    載型生ごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記醗酵回転ドラムが、一端面を閉塞
    し、他端面を開放したドラム体であって、回転中心がほ
    ぼ水平になるように回転可能に支持され、内周面に螺旋
    リブを備え、かつ、該ドラム体の開放面に非接触状に蓋
    板を対接し、該蓋板に生ごみ投入口及び醗酵生成物の掻
    き出し口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車
    載型生ごみ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記温風機が、バーナとファンとを備え
    てなり、前記ドラム体の閉塞面の回転中心を貫通し、内
    端がドラム体の上部空間に向くように屈曲形成されたダ
    クトの外端に連通設置されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の車載型生ごみ処理装置。
JP8215175A 1996-07-25 1996-07-25 車載型生ごみ処理装置 Pending JPH1034117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8215175A JPH1034117A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 車載型生ごみ処理装置

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JP8215175A JPH1034117A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 車載型生ごみ処理装置

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JPH1034117A true JPH1034117A (ja) 1998-02-10

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JP8215175A Pending JPH1034117A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 車載型生ごみ処理装置

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JP (1) JPH1034117A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276818A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Kowa Eng:Kk 車載型汚染土壌排出水処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276818A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Kowa Eng:Kk 車載型汚染土壌排出水処理装置

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