JPH10341088A - プリント板ユニット操作具 - Google Patents
プリント板ユニット操作具Info
- Publication number
- JPH10341088A JPH10341088A JP15100697A JP15100697A JPH10341088A JP H10341088 A JPH10341088 A JP H10341088A JP 15100697 A JP15100697 A JP 15100697A JP 15100697 A JP15100697 A JP 15100697A JP H10341088 A JPH10341088 A JP H10341088A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board unit
- printed board
- engagement
- engaging
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント板ユニットを、異なる種類の筐体内
に挿入または筐体から抜き外し操作を行なうに好適なプ
リント板ユニット操作具の提供。 【解決手段】 連結部分104、108の遠近移動によ
りスライドされる平行な第1、第2のスライド部分10
2、103、106、107を隣接してそなえる第1、
第2の操作部材105、109のスライド部分の一端
に、それぞれ二段階位置の第1、第2の係合爪126、
127、131、132と、プリント板ユニット端面へ
の押圧用係合端113と、他端に、プリント板ユニット
引き抜き用の二段階位置の第1、第2の屈曲片118、
119、121、122と、異なる筐体へ押圧用の第
1、第2の押圧用係合端137、138と、をそなえて
なる。
に挿入または筐体から抜き外し操作を行なうに好適なプ
リント板ユニット操作具の提供。 【解決手段】 連結部分104、108の遠近移動によ
りスライドされる平行な第1、第2のスライド部分10
2、103、106、107を隣接してそなえる第1、
第2の操作部材105、109のスライド部分の一端
に、それぞれ二段階位置の第1、第2の係合爪126、
127、131、132と、プリント板ユニット端面へ
の押圧用係合端113と、他端に、プリント板ユニット
引き抜き用の二段階位置の第1、第2の屈曲片118、
119、121、122と、異なる筐体へ押圧用の第
1、第2の押圧用係合端137、138と、をそなえて
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント板ユニッ
トを収容筐体のコネクタにプラグイン挿入接続させる、
または、抜き外すに好適なプリント板ユニット操作具に
関する。
トを収容筐体のコネクタにプラグイン挿入接続させる、
または、抜き外すに好適なプリント板ユニット操作具に
関する。
【0002】各種の電子・通信分野においては、装置を
構成する機能単位が、製造性ならびに取り扱い性の良好
なプリント配線板に電子部品を搭載実装させて回路構成
されるプリント板ユニットとして多用される。このよう
な機能単位のプリント板ユニットは装置筐体に並列して
多数、引き出し式に挿入され、全体として装置構成され
る。
構成する機能単位が、製造性ならびに取り扱い性の良好
なプリント配線板に電子部品を搭載実装させて回路構成
されるプリント板ユニットとして多用される。このよう
な機能単位のプリント板ユニットは装置筐体に並列して
多数、引き出し式に挿入され、全体として装置構成され
る。
【0003】装置筐体の背面側内部には、挿入される多
数のプリント板ユニットをコネクタ接続させる、プリン
ト配線板からなるバックボードにコネクタが対応して設
けられており、プリント板ユニット側のコネクタとバッ
クボード側のコネクタとがプラグイン挿入接続されるよ
うに構成されている。
数のプリント板ユニットをコネクタ接続させる、プリン
ト配線板からなるバックボードにコネクタが対応して設
けられており、プリント板ユニット側のコネクタとバッ
クボード側のコネクタとがプラグイン挿入接続されるよ
うに構成されている。
【0004】コネクタには多数のコンタクト端子が、ピ
ンコンタクトとジヤックコンタクトの組み合わせによ
り、挿入接続されるよう対応して設けられており、この
ために、全体を挿入または引き抜くための相当の挿抜力
を要する。このようなコネクタは一対または複数対であ
り、挿抜力が数キログラムないし10キログラム程度以
上にもおよぶものとなる。
ンコンタクトとジヤックコンタクトの組み合わせによ
り、挿入接続されるよう対応して設けられており、この
ために、全体を挿入または引き抜くための相当の挿抜力
を要する。このようなコネクタは一対または複数対であ
り、挿抜力が数キログラムないし10キログラム程度以
上にもおよぶものとなる。
【0005】また、挿抜のためのストロークは、さして
長いものではなく、せいぜい数ミリメートル程度である
が、直接の人力では多数の挿抜は大変な力作業となるこ
と以外に、安全面からも問題であり、このために挿抜操
作を容易に行なうことのできるプリント板ユニット操作
具が適用される。
長いものではなく、せいぜい数ミリメートル程度である
が、直接の人力では多数の挿抜は大変な力作業となるこ
と以外に、安全面からも問題であり、このために挿抜操
作を容易に行なうことのできるプリント板ユニット操作
具が適用される。
【0006】プリント板ユニット操作具は、プリント板
ユニットに一体に設けられるものと、別体として必要に
応じてプリント板ユニットに組み合わせ適用されるもの
と、がある。
ユニットに一体に設けられるものと、別体として必要に
応じてプリント板ユニットに組み合わせ適用されるもの
と、がある。
【0007】
【従来の技術】図19に、プリント板ユニット操作具が
一体に設けられた例を概略斜視図に示す。
一体に設けられた例を概略斜視図に示す。
【0008】縦型の装置筐体1には、多段に箱状をなす
シエルフ型のユニット筐体2が取り付けられている(図
はその一つ分のみが示されている)。ユニット筐体2内
の上下面にはプリント板ユニット3の上下端縁を案内す
る、図示省略の対のガイド溝が対向して前後方向に、多
数並列して設けられている。
シエルフ型のユニット筐体2が取り付けられている(図
はその一つ分のみが示されている)。ユニット筐体2内
の上下面にはプリント板ユニット3の上下端縁を案内す
る、図示省略の対のガイド溝が対向して前後方向に、多
数並列して設けられている。
【0009】このユニット筐体2の開口面5の上下に
は、操作具との係合端面6、7が対向して突設形成され
ている。プリント板ユニット3は、図20にも示される
ように、背面側先端に2組みのプリント板ユニット側コ
ネクタ8,8が設けられており、手前側正面には正面板
9と上下に一対の取り付け型プリント板ユニット操作具
11とが回動可能に設けられている。
は、操作具との係合端面6、7が対向して突設形成され
ている。プリント板ユニット3は、図20にも示される
ように、背面側先端に2組みのプリント板ユニット側コ
ネクタ8,8が設けられており、手前側正面には正面板
9と上下に一対の取り付け型プリント板ユニット操作具
11とが回動可能に設けられている。
【0010】図20の図(a)は側面図、図(b)は正
面図、図(c)は平面図、である。プリント配線板12
の正面側に平面視L形をなす正面板9の脚部14が、短
冊状の操作具取り付け用板15とともに、リベット16
で、かしめ付け取り付けられている。
面図、図(c)は平面図、である。プリント配線板12
の正面側に平面視L形をなす正面板9の脚部14が、短
冊状の操作具取り付け用板15とともに、リベット16
で、かしめ付け取り付けられている。
【0011】図示されるように、操作具取り付け用板1
5は正面板9の前面よりも突出されており、梃子式の取
り付け型プリント板ユニット操作具11は、その中間部
分を貫通するピン17により回動可能に操作具取り付け
用板15に支持されている。
5は正面板9の前面よりも突出されており、梃子式の取
り付け型プリント板ユニット操作具11は、その中間部
分を貫通するピン17により回動可能に操作具取り付け
用板15に支持されている。
【0012】正面板9ならびに操作具取り付け用板15
は、いずれも構造用鋼板などの金属板からなり、めっき
などの適宜な表面処理が施される。取り付け型プリント
板ユニット操作具11は、図21に示されるようであ
る。図(a)は側面図、図(b)は正面図、図(c)は
平面図、である。
は、いずれも構造用鋼板などの金属板からなり、めっき
などの適宜な表面処理が施される。取り付け型プリント
板ユニット操作具11は、図21に示されるようであ
る。図(a)は側面図、図(b)は正面図、図(c)は
平面図、である。
【0013】合成樹脂材からなる一体成型品の取り付け
型プリント板ユニット操作具11は、図示下方のレバー
部分18と、上方の引き抜き用端部19と、これとは離
間した位置の挿入用端部21、ピン圧入用の貫通孔2
2、操作具取り付け用板挿入溝23、などからなる。
型プリント板ユニット操作具11は、図示下方のレバー
部分18と、上方の引き抜き用端部19と、これとは離
間した位置の挿入用端部21、ピン圧入用の貫通孔2
2、操作具取り付け用板挿入溝23、などからなる。
【0014】図22の側断面図に示されるように、プリ
ント板ユニット3をユニット筐体2の開口面5に位置さ
せ、ユニット筐体2内面上下の突条25の隣接間で形成
されるガイド溝に端縁を嵌め合わせ、二点鎖線で示され
るように挿入させる。
ント板ユニット3をユニット筐体2の開口面5に位置さ
せ、ユニット筐体2内面上下の突条25の隣接間で形成
されるガイド溝に端縁を嵌め合わせ、二点鎖線で示され
るように挿入させる。
【0015】なおも、挿入させることにより、プリント
板ユニット側コネクタ8がユニット筐体2背面のバック
ボード26に実装されているバックボード側コネクタ2
7のハウジングに嵌まり合い、両コネクタ内のコンタク
トどうしが接触しはじめる。
板ユニット側コネクタ8がユニット筐体2背面のバック
ボード26に実装されているバックボード側コネクタ2
7のハウジングに嵌まり合い、両コネクタ内のコンタク
トどうしが接触しはじめる。
【0016】これにさきだって、取り付け型プリント板
ユニット操作具11を、二点鎖線で示されるように、レ
バー部分18を水平姿勢となるように回動させておき、
ユニット筐体2の係合端面6、7に挿入用端部21が接
触することなく通過し得るようにしておく。
ユニット操作具11を、二点鎖線で示されるように、レ
バー部分18を水平姿勢となるように回動させておき、
ユニット筐体2の係合端面6、7に挿入用端部21が接
触することなく通過し得るようにしておく。
【0017】挿入用端部21が係合用端面6、7を通過
し内側位置となることで、上下のレバー部分18を垂直
姿勢となるよう同時に回動させる。係合用端面6、7の
内側に挿入用端部21が当接し、その梃子作用によって
プリント板ユニット3はユニット筐体2内に押し込ま
れ、プリント板ユニット側コネクタ8がバックボード側
コネクタ27に確実容易に挿入接続される。この状態が
図22に実線で示される。
し内側位置となることで、上下のレバー部分18を垂直
姿勢となるよう同時に回動させる。係合用端面6、7の
内側に挿入用端部21が当接し、その梃子作用によって
プリント板ユニット3はユニット筐体2内に押し込ま
れ、プリント板ユニット側コネクタ8がバックボード側
コネクタ27に確実容易に挿入接続される。この状態が
図22に実線で示される。
【0018】プリント板ユニット3を引き出すに際して
は、上下のレバー部分18を実線状態から二点鎖線に示
される水平姿勢となるように同時に回動させる。引き抜
き用端部19が係合用端面6、7の外面に当接し、その
梃子作用により双方のコネクタ8、27の接続が確実容
易に引き抜かれて回路接続が外されるから、その後は、
なんらの抵抗なくプリント板ユニット3を手で容易にユ
ニット筐体2から引き出すことができる。
は、上下のレバー部分18を実線状態から二点鎖線に示
される水平姿勢となるように同時に回動させる。引き抜
き用端部19が係合用端面6、7の外面に当接し、その
梃子作用により双方のコネクタ8、27の接続が確実容
易に引き抜かれて回路接続が外されるから、その後は、
なんらの抵抗なくプリント板ユニット3を手で容易にユ
ニット筐体2から引き出すことができる。
【0019】なお、図22で符号の28は、バックボー
ド26の回路パターンにそれぞれ接続されているバック
ボード側コネクタ27の端子ピンである。図23に、プ
リント板ユニット操作具を別体として組み合わせ適用さ
れるプリント板ユニットの例を概略斜視図に示す。
ド26の回路パターンにそれぞれ接続されているバック
ボード側コネクタ27の端子ピンである。図23に、プ
リント板ユニット操作具を別体として組み合わせ適用さ
れるプリント板ユニットの例を概略斜視図に示す。
【0020】縦型の装置筐体31には、多段に箱状をな
すシエルフ型のユニット筐体32が取り付けられている
(図はその一つ分のみが示されている)。ユニット筐体
32内の上下面にはプリント板ユニット33の上下端縁
を案内する、図示省略の対のガイド溝が対向して前後方
向に、多数並列して設けられている。
すシエルフ型のユニット筐体32が取り付けられている
(図はその一つ分のみが示されている)。ユニット筐体
32内の上下面にはプリント板ユニット33の上下端縁
を案内する、図示省略の対のガイド溝が対向して前後方
向に、多数並列して設けられている。
【0021】このユニット筐体32の開口面35の上下
には、操作具との係合端面36、37が形成されてい
る。プリント板ユニット33は、図24にも示されるよ
うに、背面側先端に2組みのプリント板ユニット側コネ
クタ8,8が設けられており、手前側正面に正面板9と
上下に一対の折り曲げ係合片38が設けられている。
には、操作具との係合端面36、37が形成されてい
る。プリント板ユニット33は、図24にも示されるよ
うに、背面側先端に2組みのプリント板ユニット側コネ
クタ8,8が設けられており、手前側正面に正面板9と
上下に一対の折り曲げ係合片38が設けられている。
【0022】図24の図(a)は側面図、図(b)は正
面図、図(c)は平面図、である。プリント配線板12
の正面側に平面視L形をなす正面板9の脚部14が、折
り曲げ係合片38とともに、リベット16で、かしめ付
け取り付けられている。
面図、図(c)は平面図、である。プリント配線板12
の正面側に平面視L形をなす正面板9の脚部14が、折
り曲げ係合片38とともに、リベット16で、かしめ付
け取り付けられている。
【0023】正面板9ならびに折り曲げ係合片38は、
いずれも構造用鋼板などの金属板からなり、めっきなど
の適宜な表面処理が施される。図示されるように、折り
曲げ係合片38は正面板9よりも突出されており、プリ
ント配線板12と同一面方向に突設される突設部分41
と、その先端に直角方向に折り曲げ形成された折り曲げ
端面42と、突設部分41に形成された係合孔43と、
からなる。
いずれも構造用鋼板などの金属板からなり、めっきなど
の適宜な表面処理が施される。図示されるように、折り
曲げ係合片38は正面板9よりも突出されており、プリ
ント配線板12と同一面方向に突設される突設部分41
と、その先端に直角方向に折り曲げ形成された折り曲げ
端面42と、突設部分41に形成された係合孔43と、
からなる。
【0024】図25の側断面図に示されるように、プリ
ント板ユニット33をユニット筐体32の開口面35に
位置させ、ユニット筐体32内面上下の突条25の隣接
間で形成されるガイド溝に端縁を嵌め合わせ、二点鎖線
で示されるように挿入させる。
ント板ユニット33をユニット筐体32の開口面35に
位置させ、ユニット筐体32内面上下の突条25の隣接
間で形成されるガイド溝に端縁を嵌め合わせ、二点鎖線
で示されるように挿入させる。
【0025】なおも挿入させることにより、プリント板
ユニット側コネクタ8がユニット筐体32背面のバック
ボード26に実装されているバックボード側コネクタ2
7のハウジングに嵌まり合い、両コネクタのコンタクト
どうしが接触しはじめる。
ユニット側コネクタ8がユニット筐体32背面のバック
ボード26に実装されているバックボード側コネクタ2
7のハウジングに嵌まり合い、両コネクタのコンタクト
どうしが接触しはじめる。
【0026】この状態になると、直接手での押し込み力
ではコネクタ接続を行なわせることが困難なことから、
以下に述べるような、別体のプリント板ユニット操作具
を組み合わせ適用させる。
ではコネクタ接続を行なわせることが困難なことから、
以下に述べるような、別体のプリント板ユニット操作具
を組み合わせ適用させる。
【0027】なお、図25で符号の28は、バックボー
ド26の回路パターンにそれぞれ接続されているバック
ボード側コネクタ27の端子ピンであり、45は、操作
具との係合端面36、37を構成させるための左右方向
(紙面と直交方向)に延びコの字状をなす溝金具であ
る。
ド26の回路パターンにそれぞれ接続されているバック
ボード側コネクタ27の端子ピンであり、45は、操作
具との係合端面36、37を構成させるための左右方向
(紙面と直交方向)に延びコの字状をなす溝金具であ
る。
【0028】図26に、従来の別体なプリント板ユニッ
ト操作具の外観図が、図(a)に平面図、図(b)に側
面図、としてそれぞれ示される。また、図27には各構
成部材を分離した状態の平面図が示される。
ト操作具の外観図が、図(a)に平面図、図(b)に側
面図、としてそれぞれ示される。また、図27には各構
成部材を分離した状態の平面図が示される。
【0029】各図を参照して構成について説明すると、
プリント板ユニット操作具51は、両端に平行する第1
のスライド部分52と第2のスライド部分53と、これ
ら第1、第2のスライド部分52、53を直交方向に連
結する連結部分54とをそなえる第1の操作部材55
と、おなじく、両端に平行する第1のスライド部分56
と第2のスライド部分57と、これら第1、第2のスラ
イド部分56、57を直交方向に連結する連結部分58
とをそなえる第2の操作部材59と、からなる。
プリント板ユニット操作具51は、両端に平行する第1
のスライド部分52と第2のスライド部分53と、これ
ら第1、第2のスライド部分52、53を直交方向に連
結する連結部分54とをそなえる第1の操作部材55
と、おなじく、両端に平行する第1のスライド部分56
と第2のスライド部分57と、これら第1、第2のスラ
イド部分56、57を直交方向に連結する連結部分58
とをそなえる第2の操作部材59と、からなる。
【0030】これらの第1、第2の操作部材55、59
は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの金属
板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表面処
理が施される。
は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの金属
板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表面処
理が施される。
【0031】連結部分54、57は、取り扱い上の手触
りの良さと、補強のために、コの字形の溝形に折り曲げ
られ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜61が施さ
れている。
りの良さと、補強のために、コの字形の溝形に折り曲げ
られ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜61が施さ
れている。
【0032】第1の操作部材55の第1、第2のスライ
ド部分52、53、それぞれの一方(図示左方)側に
は、中間部分に長手方向に延びる長孔62と、先端が平
面視乙形に折り曲げられた押圧用係合端63に形成され
ており、第1のスライド部分52の押圧用係合端63の
近くには、ガイドピン65がねじ込まれ側面に突設され
ている。
ド部分52、53、それぞれの一方(図示左方)側に
は、中間部分に長手方向に延びる長孔62と、先端が平
面視乙形に折り曲げられた押圧用係合端63に形成され
ており、第1のスライド部分52の押圧用係合端63の
近くには、ガイドピン65がねじ込まれ側面に突設され
ている。
【0033】第1、第2のスライド部分52、53、そ
れぞれの他方(図示右方)側には、中間部分に長手方向
に延びる長孔67が形成されており、先端の側面に引き
抜き用係合ピン68がねじ込まれ側面に突設されてい
る。
れぞれの他方(図示右方)側には、中間部分に長手方向
に延びる長孔67が形成されており、先端の側面に引き
抜き用係合ピン68がねじ込まれ側面に突設されてい
る。
【0034】第2の操作部材59の第1、第2のスライ
ド部分56、57の一方側の端部は、第1の操作部材5
5の第1、第2のスライド部分52、53の側面から離
間して平行するように折り曲げられており、この隙間に
係合爪71、72の形成された第1、第2の係合板7
3、74が、それぞれ取り付けられている。
ド部分56、57の一方側の端部は、第1の操作部材5
5の第1、第2のスライド部分52、53の側面から離
間して平行するように折り曲げられており、この隙間に
係合爪71、72の形成された第1、第2の係合板7
3、74が、それぞれ取り付けられている。
【0035】第1、第2の係合板73、74は比較的に
薄板からなり、係合爪71、72は第1、第2のスライ
ド部分56、57の先端よりも突出された位置である。
第1の係合板73の後端部は、第1のスライド部分56
に、第1の操作部材55の第1のスライド部分52の幅
よりも外側に偏位した位置に取り付けられた軸ピン75
を中心に回動可能に支持されている。
薄板からなり、係合爪71、72は第1、第2のスライ
ド部分56、57の先端よりも突出された位置である。
第1の係合板73の後端部は、第1のスライド部分56
に、第1の操作部材55の第1のスライド部分52の幅
よりも外側に偏位した位置に取り付けられた軸ピン75
を中心に回動可能に支持されている。
【0036】第2の係合板74は、第2のスライド部分
57の側面に点溶接などにより取り付け固定されてい
る。第2の操作部材59の第1、第2のスライド部分5
6、57の他方側の端部は、第1の操作部材55の第
1、第2のスライド部分52、53の幅よりも、それぞ
れ両外側に偏位するように形成されており、先端がL形
の押圧用端面77に形成されている。
57の側面に点溶接などにより取り付け固定されてい
る。第2の操作部材59の第1、第2のスライド部分5
6、57の他方側の端部は、第1の操作部材55の第
1、第2のスライド部分52、53の幅よりも、それぞ
れ両外側に偏位するように形成されており、先端がL形
の押圧用端面77に形成されている。
【0037】第1の操作部材55の第1、第2のスライ
ド部分52、53の長孔62、67と、平座金78とを
通して、第2の操作部材59の第1、第2のスライド部
分56、57の側面のねじ孔にガイドねじ79がねじ込
まれ、両者が結合される。
ド部分52、53の長孔62、67と、平座金78とを
通して、第2の操作部材59の第1、第2のスライド部
分56、57の側面のねじ孔にガイドねじ79がねじ込
まれ、両者が結合される。
【0038】ガイドねじ79には段付きの軸部81と、
ねじ頭82とが設けられているので、締めつけることに
より軸部81以上にはねじ込まれることなく、第1の操
作部材55は長孔62、67の範囲で、第2の操作部材
59とは相対的に、容易にスライド移動可能である。
ねじ頭82とが設けられているので、締めつけることに
より軸部81以上にはねじ込まれることなく、第1の操
作部材55は長孔62、67の範囲で、第2の操作部材
59とは相対的に、容易にスライド移動可能である。
【0039】なお、頭部付きの軸ピン75は第1のスラ
イド部分56を貫通した側面で、E型止め輪85が溝に
嵌められ抜け止めされている。図26から明らかなよう
に、第1の操作部材55の連結部分54と、第2の操作
部材59の連結部分58と、は離間されており、その位
置関係についても、第1の操作部材55側が第2の操作
部材59側よりも図示右側である。このことは、重要な
意味を有する。
イド部分56を貫通した側面で、E型止め輪85が溝に
嵌められ抜け止めされている。図26から明らかなよう
に、第1の操作部材55の連結部分54と、第2の操作
部材59の連結部分58と、は離間されており、その位
置関係についても、第1の操作部材55側が第2の操作
部材59側よりも図示右側である。このことは、重要な
意味を有する。
【0040】図28の要部側面図を参照して、第2の操
作部材59に取り付けられている第1の係合板73の動
作について説明する。なお、図29には、一層の理解を
容易とするために、第1の操作部材55側の第1のスラ
イド部分52を二点鎖線として省略した状態が示され
る。
作部材59に取り付けられている第1の係合板73の動
作について説明する。なお、図29には、一層の理解を
容易とするために、第1の操作部材55側の第1のスラ
イド部分52を二点鎖線として省略した状態が示され
る。
【0041】図28の図(a)、図(b)、図(c)
は、図29の図(a)、図(b)、図(c)、とそれぞ
れ対応させてある。第1の係合板73には、第1のスラ
イド部分56の長手方向と一致する図示水平方向の長孔
部分87と後側が上昇するような傾斜方向の長孔部分8
8とが連続して形成されており、この長孔にガイドピン
65が嵌められている。
は、図29の図(a)、図(b)、図(c)、とそれぞ
れ対応させてある。第1の係合板73には、第1のスラ
イド部分56の長手方向と一致する図示水平方向の長孔
部分87と後側が上昇するような傾斜方向の長孔部分8
8とが連続して形成されており、この長孔にガイドピン
65が嵌められている。
【0042】図(a)に示されるように、連結部分5
4、58を最大限離間させるようにすることで、ガイド
ピン65が傾斜方向の長孔部分88の後端に位置する。
第1の係合板73は軸ピン75を中心にして係合爪71
の方向が図示下方、すなわち、図26を参照してみる
と、第2の係合板74の係合爪72との間隔が接近する
ように所定角度の傾斜姿勢となる。
4、58を最大限離間させるようにすることで、ガイド
ピン65が傾斜方向の長孔部分88の後端に位置する。
第1の係合板73は軸ピン75を中心にして係合爪71
の方向が図示下方、すなわち、図26を参照してみる
と、第2の係合板74の係合爪72との間隔が接近する
ように所定角度の傾斜姿勢となる。
【0043】ついで、連結部分54、58を接近させる
ように、第1、第2の操作部材55、59を移動させる
ことにより、図(b)に示されるように傾斜方向の長孔
部分88が、ガイドピン65に沿って移動されること
で、第1の係合板73の先端係合爪71が次第に上昇
し、水平方向の長孔部分87との連続位置に到って第1
の係合板73は水平姿勢となる。すなわち、図26を参
照して第2の係合板74と平行姿勢になり、係合爪7
1、72の間隔が離間される。
ように、第1、第2の操作部材55、59を移動させる
ことにより、図(b)に示されるように傾斜方向の長孔
部分88が、ガイドピン65に沿って移動されること
で、第1の係合板73の先端係合爪71が次第に上昇
し、水平方向の長孔部分87との連続位置に到って第1
の係合板73は水平姿勢となる。すなわち、図26を参
照して第2の係合板74と平行姿勢になり、係合爪7
1、72の間隔が離間される。
【0044】図(c)に示されるように、連結部分5
4、58をさらに接近させることにより、第1の係合板
73の姿勢の変化はなく、そのままの状態で第1、第2
の操作部材55、59の、第1、第2のスライド部分5
2、53と56、57とが、その長手方向にスライド移
動される。
4、58をさらに接近させることにより、第1の係合板
73の姿勢の変化はなく、そのままの状態で第1、第2
の操作部材55、59の、第1、第2のスライド部分5
2、53と56、57とが、その長手方向にスライド移
動される。
【0045】このような一連のスライド移動により、係
合爪71、72と押圧用係合端63との間隔が接近され
ることとなる。移動は、とりもなおさず、第1、第2の
スライド部分52、53に形成されている長孔62、6
7の長さ方向の範囲可能なことであり、遠近移動により
可逆的な動きをし得ることは、あえて説明するまでもな
く容易に理解されよう。
合爪71、72と押圧用係合端63との間隔が接近され
ることとなる。移動は、とりもなおさず、第1、第2の
スライド部分52、53に形成されている長孔62、6
7の長さ方向の範囲可能なことであり、遠近移動により
可逆的な動きをし得ることは、あえて説明するまでもな
く容易に理解されよう。
【0046】以上のことは、第1の係合板73に関連し
た作用を説明したが、図26に示される第1、第2のス
ライド部分52、53と56、57の他方側の端部であ
る、引き抜き用係合ピン68と押圧用端面77との位置
関係についても、まったく同一な移動が行なわれること
である。すなわち、引き抜き用係合ピン68と押圧用端
面77との相互位置が遠近される。
た作用を説明したが、図26に示される第1、第2のス
ライド部分52、53と56、57の他方側の端部であ
る、引き抜き用係合ピン68と押圧用端面77との位置
関係についても、まったく同一な移動が行なわれること
である。すなわち、引き抜き用係合ピン68と押圧用端
面77との相互位置が遠近される。
【0047】上記、従来のプリント板ユニット操作具5
1の操作方法について、以下図を参照して説明する。図
30は、図19、図22に示されるユニット筐体2に、
図24に示されるプリント板ユニット33を挿入させる
手順が示される。
1の操作方法について、以下図を参照して説明する。図
30は、図19、図22に示されるユニット筐体2に、
図24に示されるプリント板ユニット33を挿入させる
手順が示される。
【0048】図30の図(a)を参照すると、ユニット
筐体2の両側を破断させた要部のみが示され、プリント
板ユニット33が開口面5から挿入されて、図示されな
いバックボード側コネクタ27にプリント板ユニット側
コネクタ8が嵌まり合うが、挿入接続される直前の状態
が示されている。
筐体2の両側を破断させた要部のみが示され、プリント
板ユニット33が開口面5から挿入されて、図示されな
いバックボード側コネクタ27にプリント板ユニット側
コネクタ8が嵌まり合うが、挿入接続される直前の状態
が示されている。
【0049】プリント板ユニット33の右側面にプリン
ト板ユニット操作具51を、接近位置にさせるとともに
図示状態、すなわち第2の係合片74の係合爪72をユ
ニット筐体2の係合端面7に係合させる。
ト板ユニット操作具51を、接近位置にさせるとともに
図示状態、すなわち第2の係合片74の係合爪72をユ
ニット筐体2の係合端面7に係合させる。
【0050】このとき、プリント板ユニット操作具51
の連結部分54、58を離間位置として、第1の係合板
73を図28の図(a)に示される傾動下降姿勢として
おき、連結部分54、58を接近させて図(b)に示さ
れる位置とすることにより、第1の係合板73の係合爪
71をユニット筐体2の係合端面6に係合させることが
できる状態となる。第1の係合板73が軸ピン75を中
心に傾動可能なことは、このような係合ならびに解除を
格別な操作を要することなく容易に行なわせる必要から
である。
の連結部分54、58を離間位置として、第1の係合板
73を図28の図(a)に示される傾動下降姿勢として
おき、連結部分54、58を接近させて図(b)に示さ
れる位置とすることにより、第1の係合板73の係合爪
71をユニット筐体2の係合端面6に係合させることが
できる状態となる。第1の係合板73が軸ピン75を中
心に傾動可能なことは、このような係合ならびに解除を
格別な操作を要することなく容易に行なわせる必要から
である。
【0051】連結部分54、58を接近させて、両係合
爪71、72を係合端面6、7の内面側に係合させるこ
とにより、第2の操作部材59の連結部分58を手前側
に引っ張るようにしながら、第1の操作部材55の連結
部分54をプリント板ユニット33側へ押しつけるよう
にして、両連結部分54、58をなおも接近させる。
爪71、72を係合端面6、7の内面側に係合させるこ
とにより、第2の操作部材59の連結部分58を手前側
に引っ張るようにしながら、第1の操作部材55の連結
部分54をプリント板ユニット33側へ押しつけるよう
にして、両連結部分54、58をなおも接近させる。
【0052】このようなことは、両連結部分54、58
を手のひらで握ることで容易に行なえることである。す
なわち、図28の図(c)に示されるようになるのであ
るが、この過程で第1の操作部材55の押圧用係合端6
3の端面が、プリント板ユニット33の上下の折り曲げ
係合片38の折り曲げ端面42に接し、折り曲げ端面4
2を押しつけることになる。
を手のひらで握ることで容易に行なえることである。す
なわち、図28の図(c)に示されるようになるのであ
るが、この過程で第1の操作部材55の押圧用係合端6
3の端面が、プリント板ユニット33の上下の折り曲げ
係合片38の折り曲げ端面42に接し、折り曲げ端面4
2を押しつけることになる。
【0053】その結果、プリント板ユニット33はユニ
ット筐体2内に押し込まれ、双方のコネクタ8、27の
接続が行なわれる。この状態が、図30の図(b)の斜
視図ならびに図31の側断面図に示される。連結部分5
4、58を接近させるのを手のひらで握ることは、片手
でも、または両手でも挿入力の程度の必要に応じて任意
に行なうことが可能である。
ット筐体2内に押し込まれ、双方のコネクタ8、27の
接続が行なわれる。この状態が、図30の図(b)の斜
視図ならびに図31の側断面図に示される。連結部分5
4、58を接近させるのを手のひらで握ることは、片手
でも、または両手でも挿入力の程度の必要に応じて任意
に行なうことが可能である。
【0054】以上のようにして、プリント板ユニット3
3をユニット筐体2に挿入接続させることができるか
ら、この状態でプリント板ユニット操作具51の連結部
分54、58を離間させる方向に移動させることで、押
圧用係合端63は折り曲げ端面42から離れ、最後に第
1の係合板73が傾動下降し、係合爪71が係合端面6
から外れるので、第2の係合板74の係合爪72と係合
端面7との係合を持ち上げるようにすることで、プリン
ト板ユニット操作具51をユニット筐体2から取り外す
ことができる。
3をユニット筐体2に挿入接続させることができるか
ら、この状態でプリント板ユニット操作具51の連結部
分54、58を離間させる方向に移動させることで、押
圧用係合端63は折り曲げ端面42から離れ、最後に第
1の係合板73が傾動下降し、係合爪71が係合端面6
から外れるので、第2の係合板74の係合爪72と係合
端面7との係合を持ち上げるようにすることで、プリン
ト板ユニット操作具51をユニット筐体2から取り外す
ことができる。
【0055】図31のように、ユニット筐体2に挿入接
続されたプリント板ユニット側コネクタ8をバックボー
ド側コネクタ27から抜き外すことについては、図32
の斜視図を参照して以下に説明すると、まず、図(a)
に示されるように、プリント板ユニット操作具51の向
きを挿入時とは前後を逆として、プリント板ユニット3
3の右側面からプリント板ユニット操作具51を接近さ
せる。
続されたプリント板ユニット側コネクタ8をバックボー
ド側コネクタ27から抜き外すことについては、図32
の斜視図を参照して以下に説明すると、まず、図(a)
に示されるように、プリント板ユニット操作具51の向
きを挿入時とは前後を逆として、プリント板ユニット3
3の右側面からプリント板ユニット操作具51を接近さ
せる。
【0056】接近とともに、第1の操作部材55の引き
抜き用係合ピン68を、プリント板ユニット33の折り
曲げ係合片38の係合孔43に合わせて嵌め込ませる。
この過程で、第1、第2のスライド部分52と53、5
6と57を相互にスライド移動させて、押圧用端面77
がユニット筐体2の上下の係合端面6、7に接触するよ
う位置決めを行なう。
抜き用係合ピン68を、プリント板ユニット33の折り
曲げ係合片38の係合孔43に合わせて嵌め込ませる。
この過程で、第1、第2のスライド部分52と53、5
6と57を相互にスライド移動させて、押圧用端面77
がユニット筐体2の上下の係合端面6、7に接触するよ
う位置決めを行なう。
【0057】この状態が図(b)に示されるので、両連
結部分54、58を手のひらで握り、引き寄せるように
して接近させる。挿入時と同様にして片手のみ、あるい
は両手を使用することは任意である。
結部分54、58を手のひらで握り、引き寄せるように
して接近させる。挿入時と同様にして片手のみ、あるい
は両手を使用することは任意である。
【0058】押圧用端面77は係合端面6、7に接して
位置決めされ、第2の操作部材59は不動となる。一
方、第1の操作部材55は後退方向にスライド移動され
ることとなり、引き抜き用係合ピン68に係合されてい
る折り曲げ係合片38とともにプリント板ユニット33
がユニット筐体2から引き出される。
位置決めされ、第2の操作部材59は不動となる。一
方、第1の操作部材55は後退方向にスライド移動され
ることとなり、引き抜き用係合ピン68に係合されてい
る折り曲げ係合片38とともにプリント板ユニット33
がユニット筐体2から引き出される。
【0059】プリント板ユニット操作具51の操作によ
り引き出されたプリント板ユニット33は、バックボー
ド側コネクタ27からプリント板ユニット側コネクタ8
が丁度引き抜き外されるので、プリント板ユニット操作
具51を外し、その後は手で容易にユニット筐体2から
引き出すことができる。
り引き出されたプリント板ユニット33は、バックボー
ド側コネクタ27からプリント板ユニット側コネクタ8
が丁度引き抜き外されるので、プリント板ユニット操作
具51を外し、その後は手で容易にユニット筐体2から
引き出すことができる。
【0060】以上のようにして、プリント板ユニット3
3をユニット筐体2に挿入接続、あるいは、引き抜きを
容易に行なうことができるのであるが、図26、図28
に、INと記入してある方が挿入具として、OUTと記
入してある方が引き抜き具として、機能するもので、一
組のプリント板ユニット操作具51の両側で異なる操作
を可能とする。
3をユニット筐体2に挿入接続、あるいは、引き抜きを
容易に行なうことができるのであるが、図26、図28
に、INと記入してある方が挿入具として、OUTと記
入してある方が引き抜き具として、機能するもので、一
組のプリント板ユニット操作具51の両側で異なる操作
を可能とする。
【0061】また、双方の連結部分54、58は、いず
れの操作においても手のひらで握り接近させることによ
り容易に扱える便利さをそなえている。このように、連
結部分54、58の位置は既述したように格別な配置に
設定されており、逆の配置にすることはできないもので
ある。
れの操作においても手のひらで握り接近させることによ
り容易に扱える便利さをそなえている。このように、連
結部分54、58の位置は既述したように格別な配置に
設定されており、逆の配置にすることはできないもので
ある。
【0062】つぎに、図22で既述したユニット筐体3
2のバックボード側コネクタ27に、プリント板ユニッ
ト33のプリント板ユニット側コネクタ8を挿入接続さ
せるのに、プリント板ユニット操作具51を適用して行
なう手順について、図33の側断面図を参照して説明す
る。
2のバックボード側コネクタ27に、プリント板ユニッ
ト33のプリント板ユニット側コネクタ8を挿入接続さ
せるのに、プリント板ユニット操作具51を適用して行
なう手順について、図33の側断面図を参照して説明す
る。
【0063】図30および図31を参照して説明したと
同様に、プリント板ユニット33の右側面にプリント板
ユニット操作具51を、接近位置にさせるとともに、第
2の係合片74の係合爪72をユニット筐体32の係合
端面37に係合させる。
同様に、プリント板ユニット33の右側面にプリント板
ユニット操作具51を、接近位置にさせるとともに、第
2の係合片74の係合爪72をユニット筐体32の係合
端面37に係合させる。
【0064】このとき、プリント板ユニット操作具51
の連結部分54、58を離間位置として、第1の係合板
73を図28の図(a)に示される傾斜下降姿勢として
おき、連結部分54、58を接近させて図(b)に示さ
れる位置とすることにより、第1の係合板73の係合爪
71をユニット筐体32の係合端面36に係合させるこ
とができる。
の連結部分54、58を離間位置として、第1の係合板
73を図28の図(a)に示される傾斜下降姿勢として
おき、連結部分54、58を接近させて図(b)に示さ
れる位置とすることにより、第1の係合板73の係合爪
71をユニット筐体32の係合端面36に係合させるこ
とができる。
【0065】両係合爪71、72が係合端面36、37
の内面側に係合されたことにより、第2の操作部材59
の連結部分58を手前側に引っ張るようにしながら、第
1の操作部材55の連結部分54をプリント板ユニット
33側へ押しつけるようにして、両連結部分54、58
を接近させることにより、図28の図(c)に示される
ようになる過程で、第1の操作部材55の押圧用係合端
63の端面が、プリント板ユニット33の上下の折り曲
げ係合片38の折り曲げ端面42に接し、折り曲げ端面
42を押しつけることになる。
の内面側に係合されたことにより、第2の操作部材59
の連結部分58を手前側に引っ張るようにしながら、第
1の操作部材55の連結部分54をプリント板ユニット
33側へ押しつけるようにして、両連結部分54、58
を接近させることにより、図28の図(c)に示される
ようになる過程で、第1の操作部材55の押圧用係合端
63の端面が、プリント板ユニット33の上下の折り曲
げ係合片38の折り曲げ端面42に接し、折り曲げ端面
42を押しつけることになる。
【0066】プリント板ユニット33はユニット筐体3
2内に押し込まれ、双方のコネクタ8、27の接続が行
なわれる。この状態が図33であり、図25で実線に示
される。その他の詳細な手順については、図30、図3
1を参照した説明と同じことであり、プリント板ユニッ
ト操作具51を取り外すことについても同様である。
2内に押し込まれ、双方のコネクタ8、27の接続が行
なわれる。この状態が図33であり、図25で実線に示
される。その他の詳細な手順については、図30、図3
1を参照した説明と同じことであり、プリント板ユニッ
ト操作具51を取り外すことについても同様である。
【0067】図33のようにユニット筐体32に挿入接
続されたプリント板ユニット側コネクタ8を、バックボ
ード側コネクタ27から抜き外すには、図34を参照す
ると、プリント板ユニット操作具51の向きを挿入時と
は前後を逆として、プリント板ユニット33の右側面か
らプリント板ユニット操作具51を接近させる。
続されたプリント板ユニット側コネクタ8を、バックボ
ード側コネクタ27から抜き外すには、図34を参照す
ると、プリント板ユニット操作具51の向きを挿入時と
は前後を逆として、プリント板ユニット33の右側面か
らプリント板ユニット操作具51を接近させる。
【0068】接近とともに、第1の操作部材55の引き
抜き用係合ピン68を、プリント板ユニット33の折り
曲げ係合片38の係合孔43に合わせて嵌め込ませる。
この過程で、第1、第2のスライド部分52と56、5
3と57を相互にスライド移動させて、押圧用端面77
がユニット筐体32の上下の係合端面36、37に接触
するよう位置決めを行なう。
抜き用係合ピン68を、プリント板ユニット33の折り
曲げ係合片38の係合孔43に合わせて嵌め込ませる。
この過程で、第1、第2のスライド部分52と56、5
3と57を相互にスライド移動させて、押圧用端面77
がユニット筐体32の上下の係合端面36、37に接触
するよう位置決めを行なう。
【0069】この状態が図34に示されるので、両連結
部分54、58を手のひらで握り、引き寄せるようにし
て接近させる。挿入時と同様にして、片手のみ、あるい
は両手を使用し得る。
部分54、58を手のひらで握り、引き寄せるようにし
て接近させる。挿入時と同様にして、片手のみ、あるい
は両手を使用し得る。
【0070】押圧用端面77は係合端面36、37に接
して位置決めされ、第2の操作部材59は不動となる。
一方、第1の操作部材55は後退方向にスライド移動さ
れることとなり、引き抜き用係合ピン68に係合されて
いる折り曲げ係合片38とともにプリント板ユニット3
3がユニット筐体32から引き出される。
して位置決めされ、第2の操作部材59は不動となる。
一方、第1の操作部材55は後退方向にスライド移動さ
れることとなり、引き抜き用係合ピン68に係合されて
いる折り曲げ係合片38とともにプリント板ユニット3
3がユニット筐体32から引き出される。
【0071】プリント板ユニット操作具51の操作によ
り引き出されたプリント板ユニット33は、バックボー
ド側コネクタ27からプリント板ユニット側コネクタ8
が丁度引き外されるので、プリント板ユニット操作具5
1を外し、その後は手で容易にユニット筐体32から引
き出すことができる。
り引き出されたプリント板ユニット33は、バックボー
ド側コネクタ27からプリント板ユニット側コネクタ8
が丁度引き外されるので、プリント板ユニット操作具5
1を外し、その後は手で容易にユニット筐体32から引
き出すことができる。
【0072】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のプリント
板ユニット操作具51は、図26ないし図29に示され
る構成を基本としており、図24に示されるプリント板
ユニット33をユニット筐体2または32に対して挿入
または抜き外し得るものである。
板ユニット操作具51は、図26ないし図29に示され
る構成を基本としており、図24に示されるプリント板
ユニット33をユニット筐体2または32に対して挿入
または抜き外し得るものである。
【0073】しかしながら、ユニット筐体2に対するプ
リント板ユニット33の挿入接続状態は、図31を参照
して明らかなように、ユニット筐体2の係合端面6、7
位置に対して、表面板9の位置が入り込んでおり、折り
曲げ係合片38の折り曲げ端面42の位置が、ほぼ一致
している。
リント板ユニット33の挿入接続状態は、図31を参照
して明らかなように、ユニット筐体2の係合端面6、7
位置に対して、表面板9の位置が入り込んでおり、折り
曲げ係合片38の折り曲げ端面42の位置が、ほぼ一致
している。
【0074】一方、ユニット筐体32に対するプリント
板ユニット33の挿入接続状態は、図25、図33、図
34を参照して明らかなように、ユニット筐体32の係
合端面36、37位置に対して、表面板9の位置が、ほ
ぼ一致しており、折り曲げ係合片38は突出位置になっ
ている。
板ユニット33の挿入接続状態は、図25、図33、図
34を参照して明らかなように、ユニット筐体32の係
合端面36、37位置に対して、表面板9の位置が、ほ
ぼ一致しており、折り曲げ係合片38は突出位置になっ
ている。
【0075】このような二種類のユニット筐体2、32
に対するプリント板ユニット33の挿入は、プリント板
ユニット33の幅が、いずれのユニット筐体2、32に
対しても挿入可能であるとともに、バックボード側コネ
クタ27にプリント板ユニット側コネクタ8が回路接続
可能なように、設計ならびに構成されていることにほか
ならない。
に対するプリント板ユニット33の挿入は、プリント板
ユニット33の幅が、いずれのユニット筐体2、32に
対しても挿入可能であるとともに、バックボード側コネ
クタ27にプリント板ユニット側コネクタ8が回路接続
可能なように、設計ならびに構成されていることにほか
ならない。
【0076】このようなことは、従来技術として詳述の
ことから明確に理解されるように、ユニット筐体2はプ
リント板ユニットとして、図20に示される、取り付け
型プリント板ユニット操作具11の取り付けられたプリ
ント板ユニット3を挿入接続し得るものである。
ことから明確に理解されるように、ユニット筐体2はプ
リント板ユニットとして、図20に示される、取り付け
型プリント板ユニット操作具11の取り付けられたプリ
ント板ユニット3を挿入接続し得るものである。
【0077】従来技術の説明では、便宜上プリント板ユ
ニット操作具51を同一の符号を付して説明したが、実
際には、上述のようなユニット筐体2、32の係合端面
6、7と36、37との異なる位置に対する、プリント
板ユニット33の折り曲げ係合片38の位置に対応した
操作を可能とする異なった種類のプリント板ユニット操
作具が、それぞれに必要なことである。
ニット操作具51を同一の符号を付して説明したが、実
際には、上述のようなユニット筐体2、32の係合端面
6、7と36、37との異なる位置に対する、プリント
板ユニット33の折り曲げ係合片38の位置に対応した
操作を可能とする異なった種類のプリント板ユニット操
作具が、それぞれに必要なことである。
【0078】プリント板ユニット操作具を共通化しよう
とするためには、図35の図(a)に示されるように、
ユニット筐体32の係合端面36に係合される第1の係
合板73の係合爪71に対して、図(b)に示されるよ
うに第1の係合板73に、ユニット筐体2の係合端面6
に係合し得るような係合爪71−1を途中に追加して設
けることが考えられるが、図示されるように先端の係合
爪71が筐体内壁面に当たり、正常な回動姿勢位置にす
ることができないといった不都合が生じる。他方の第2
の係合板74についても同様な問題がある。
とするためには、図35の図(a)に示されるように、
ユニット筐体32の係合端面36に係合される第1の係
合板73の係合爪71に対して、図(b)に示されるよ
うに第1の係合板73に、ユニット筐体2の係合端面6
に係合し得るような係合爪71−1を途中に追加して設
けることが考えられるが、図示されるように先端の係合
爪71が筐体内壁面に当たり、正常な回動姿勢位置にす
ることができないといった不都合が生じる。他方の第2
の係合板74についても同様な問題がある。
【0079】以上のことから、設計思想として、機械的
にも電気的にも互換性をそなえたプリント板ユニットを
任意選択的に挿入接続させることが好ましいことである
が、挿入または抜き外しのための操作具が一体に取り付
けられたものと、別体のものとに相違することは避けら
れない。
にも電気的にも互換性をそなえたプリント板ユニットを
任意選択的に挿入接続させることが好ましいことである
が、挿入または抜き外しのための操作具が一体に取り付
けられたものと、別体のものとに相違することは避けら
れない。
【0080】図36の斜視図に示されるように、ユニッ
ト筐体2に挿入接続されるプリント板ユニット3と33
とを混在させることになるが、操作具11をそなえたプ
リント板ユニット3はユニット筐体2の係合端面6、7
により、その挿入または抜き外し操作は、支障なく任意
に行なえる。
ト筐体2に挿入接続されるプリント板ユニット3と33
とを混在させることになるが、操作具11をそなえたプ
リント板ユニット3はユニット筐体2の係合端面6、7
により、その挿入または抜き外し操作は、支障なく任意
に行なえる。
【0081】折り曲げ係合片38をそなえたプリント板
ユニット33は、図37の要部平面図に示されるよう
に、挿入接続にはプリント板ユニット操作具51の薄板
な第1、第2の係合板73、74を隣接の操作具11と
の間に挿入させ、係合端面6、7に係合させて行なうこ
とは可能である。
ユニット33は、図37の要部平面図に示されるよう
に、挿入接続にはプリント板ユニット操作具51の薄板
な第1、第2の係合板73、74を隣接の操作具11と
の間に挿入させ、係合端面6、7に係合させて行なうこ
とは可能である。
【0082】しかしながら、引き抜き操作には右側に隣
接して操作具11をそなえたプリント板ユニット3が存
在する場合、折り曲げ係合片38の係合孔43に図示さ
れるように引き抜き用係合ピン68を嵌め込ませること
が、操作具11に邪魔されてできないので、一旦、隣接
のプリント板ユニット3を外さねばならなくなるといっ
た不都合がある。
接して操作具11をそなえたプリント板ユニット3が存
在する場合、折り曲げ係合片38の係合孔43に図示さ
れるように引き抜き用係合ピン68を嵌め込ませること
が、操作具11に邪魔されてできないので、一旦、隣接
のプリント板ユニット3を外さねばならなくなるといっ
た不都合がある。
【0083】そのほかにも、第1の係合板73は第2の
操作部材59に後端側が軸ピン75により回動可能に支
持されているのみであり、途中が第1の操作部材55の
丸形のガイドピン65と長孔部分87、88との嵌合の
みであることから、ユニット筐体の係合端面6または3
6と係合させた状態では、第1の係合板73が薄板なこ
とから左右に彎曲変形するぶれを生じ、挿入時にその位
置決め姿勢を維持させることが不安定であった。
操作部材59に後端側が軸ピン75により回動可能に支
持されているのみであり、途中が第1の操作部材55の
丸形のガイドピン65と長孔部分87、88との嵌合の
みであることから、ユニット筐体の係合端面6または3
6と係合させた状態では、第1の係合板73が薄板なこ
とから左右に彎曲変形するぶれを生じ、挿入時にその位
置決め姿勢を維持させることが不安定であった。
【0084】抜き出しに際しても、第1の操作部材55
の引き抜き係合用ピン68を、プリント板ユニット33
の折り曲げ係合片38の係合孔43に挿入させた状態
を、プリント板ユニット33の面方向に押しつけるよう
にしながら操作しないと、係合用ピン68は、長さをさ
して長くできないことから、何らかのはずみで外れるこ
とがあった。
の引き抜き係合用ピン68を、プリント板ユニット33
の折り曲げ係合片38の係合孔43に挿入させた状態
を、プリント板ユニット33の面方向に押しつけるよう
にしながら操作しないと、係合用ピン68は、長さをさ
して長くできないことから、何らかのはずみで外れるこ
とがあった。
【0085】本発明は、以上のような従来の種々な問題
点にかんがみて、操作具の取り付けられたプリント板ユ
ニットと、別体な操作具を適用すべきプリント板ユニッ
トとの混在を可能とするプリント板ユニット操作具の提
供を発明の課題とするものである。
点にかんがみて、操作具の取り付けられたプリント板ユ
ニットと、別体な操作具を適用すべきプリント板ユニッ
トとの混在を可能とするプリント板ユニット操作具の提
供を発明の課題とするものである。
【0086】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところの、第1の手段
は、両端に平行する第1、第2のスライド部分と該第
1、第2のスライド部分を直交方向に連結する連結部分
とをそれぞれにそなえる第1、第2の操作部材のスライ
ド部分を隣接状態として相互にスライド移動可能に係合
ならびに連結部分相互間を離間させてなり、上記第1の
操作部材の第1のスライド部分先端に設けられプリント
板ユニット収容筐体の開口端にとの係合位置と退避位置
とに選択的に回動可能にして先端に係合爪をそれぞれそ
なえる第1、第2の回動係合板と第2のスライド部分先
端に設けられプリント板ユニット収容筐体の開口端に係
合される第1、第2の係合爪と、上記第2の操作部材の
第1、第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユ
ニットの前端に係合当接し得る押圧用係合端と、からな
る、プリント板ユニットを筐体内に挿入収容させる挿入
具を一方の端部にそなえ、上記第1の操作部材の第1、
第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユニット
収容筐体の異なる開口端位置に係合当接し得る第1、第
2の押圧用係合端と、上記第2の操作部材の第1、第2
のスライド部分先端にそれぞれ設けられプリント板ユニ
ット先端に突設される折り曲げ係合片に当接係合される
第1、第2の屈曲片と、からなる、プリント板ユニット
を筐体から抜き出す抜き出し具を他方の端部にそなえ、
てなるプリント板ユニット操作具である。
の本発明手段の構成要旨とするところの、第1の手段
は、両端に平行する第1、第2のスライド部分と該第
1、第2のスライド部分を直交方向に連結する連結部分
とをそれぞれにそなえる第1、第2の操作部材のスライ
ド部分を隣接状態として相互にスライド移動可能に係合
ならびに連結部分相互間を離間させてなり、上記第1の
操作部材の第1のスライド部分先端に設けられプリント
板ユニット収容筐体の開口端にとの係合位置と退避位置
とに選択的に回動可能にして先端に係合爪をそれぞれそ
なえる第1、第2の回動係合板と第2のスライド部分先
端に設けられプリント板ユニット収容筐体の開口端に係
合される第1、第2の係合爪と、上記第2の操作部材の
第1、第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユ
ニットの前端に係合当接し得る押圧用係合端と、からな
る、プリント板ユニットを筐体内に挿入収容させる挿入
具を一方の端部にそなえ、上記第1の操作部材の第1、
第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユニット
収容筐体の異なる開口端位置に係合当接し得る第1、第
2の押圧用係合端と、上記第2の操作部材の第1、第2
のスライド部分先端にそれぞれ設けられプリント板ユニ
ット先端に突設される折り曲げ係合片に当接係合される
第1、第2の屈曲片と、からなる、プリント板ユニット
を筐体から抜き出す抜き出し具を他方の端部にそなえ、
てなるプリント板ユニット操作具である。
【0087】上記第1の手段によると、プリント板ユニ
ットをプリント板ユニット収容筐体内に挿入接続させる
挿入具と、プリント板ユニットをプリント板ユニット収
容筐体内から抜き出す抜き出し具と、を両側に連動させ
てそなえたものであるから、操作性が良好であるととも
に、異なる収容筐体に対しても選択的に操作箇所を容易
に設定し得るものである。
ットをプリント板ユニット収容筐体内に挿入接続させる
挿入具と、プリント板ユニットをプリント板ユニット収
容筐体内から抜き出す抜き出し具と、を両側に連動させ
てそなえたものであるから、操作性が良好であるととも
に、異なる収容筐体に対しても選択的に操作箇所を容易
に設定し得るものである。
【0088】本発明構成要旨の第2の手段は、両端に平
行する第1、第2のスライド部分と該第1、第2のスラ
イド部分を直交方向に連結する連結部分とをそれぞれに
そなえる第1、第2の操作部材のスライド部分を隣接状
態として相互にスライド移動可能に係合ならびに連結部
分相互間を離間させてなり、上記第1の操作部材の第1
のスライド部分先端に設けられプリント板ユニット収容
筐体の開口端との係合位置と退避位置とに選択的に回動
可能な第1、第2の回動係合板と第2のスライド部分先
端に設けられプリント板ユニット収容筐体の開口端に係
合される第1、第2の係合爪と、上記第2の操作部材の
第1、第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユ
ニットの前端に係合当接し得る押圧用係合端と、をそな
え、上記第1の操作部材の第1のスライド部分の第1、
第2の回動係合板と第2のスライド部分の第1、第2の
係合爪とをそれぞれ選択してプリント板ユニット収容筐
体の開口端に係合させるとともに第2の操作部材の押圧
用係合端をプリント板ユニットの前端に係合当接させた
状態で、第1、第2の連結部分を接近させることにより
プリント板ユニットを筐体内に挿入収容させるプリント
板ユニット操作具である。
行する第1、第2のスライド部分と該第1、第2のスラ
イド部分を直交方向に連結する連結部分とをそれぞれに
そなえる第1、第2の操作部材のスライド部分を隣接状
態として相互にスライド移動可能に係合ならびに連結部
分相互間を離間させてなり、上記第1の操作部材の第1
のスライド部分先端に設けられプリント板ユニット収容
筐体の開口端との係合位置と退避位置とに選択的に回動
可能な第1、第2の回動係合板と第2のスライド部分先
端に設けられプリント板ユニット収容筐体の開口端に係
合される第1、第2の係合爪と、上記第2の操作部材の
第1、第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユ
ニットの前端に係合当接し得る押圧用係合端と、をそな
え、上記第1の操作部材の第1のスライド部分の第1、
第2の回動係合板と第2のスライド部分の第1、第2の
係合爪とをそれぞれ選択してプリント板ユニット収容筐
体の開口端に係合させるとともに第2の操作部材の押圧
用係合端をプリント板ユニットの前端に係合当接させた
状態で、第1、第2の連結部分を接近させることにより
プリント板ユニットを筐体内に挿入収容させるプリント
板ユニット操作具である。
【0089】上記第2の手段によると、プリント板ユニ
ットをプリント板ユニット収容筐体内に挿入接続させる
挿入具であるが、連続した挿入接続作業に対して、簡易
にして扱いやすく、かつ一種類の操作具で異なる筐体に
対して選択的に対応可能であるといった、きわめて効率
的なものである。
ットをプリント板ユニット収容筐体内に挿入接続させる
挿入具であるが、連続した挿入接続作業に対して、簡易
にして扱いやすく、かつ一種類の操作具で異なる筐体に
対して選択的に対応可能であるといった、きわめて効率
的なものである。
【0090】本発明構成要旨の第3の手段は、両端に平
行する第1、第2のスライド部分と該第1、第2のスラ
イド部分を直交方向に連結する連結部分とをそれぞれに
そなえる第1、第2の操作部材のスライド部分を隣接状
態として相互にスライド移動可能に係合ならびに連結部
分相互間を離間させてなり、上記第1の操作部材の第
1、第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユニ
ット収容筐体の異なる開口端位置に係合当接し得る第
1、第2の押圧用係合端と、上記第2の操作部材の第
1、第2のスライド部分先端にそれぞれ設けられプリン
ト板ユニット先端に突設される折り曲げ係合片に当接係
合される第1、第2の屈曲片と、をそなえ、上記第2の
操作部材の第1、第2の屈曲片を選択してプリント板ユ
ニットの折り曲げ係合片に係合させるとともに第1の操
作部材の第1、第2の押圧用係合端をプリント板ユニッ
トの開口端に対応させ係合当接させた状態で、第1、第
2の連結部分を接近させることによりプリント板ユニッ
トを筐体から抜き出させるプリント板ユニット操作具で
ある。
行する第1、第2のスライド部分と該第1、第2のスラ
イド部分を直交方向に連結する連結部分とをそれぞれに
そなえる第1、第2の操作部材のスライド部分を隣接状
態として相互にスライド移動可能に係合ならびに連結部
分相互間を離間させてなり、上記第1の操作部材の第
1、第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユニ
ット収容筐体の異なる開口端位置に係合当接し得る第
1、第2の押圧用係合端と、上記第2の操作部材の第
1、第2のスライド部分先端にそれぞれ設けられプリン
ト板ユニット先端に突設される折り曲げ係合片に当接係
合される第1、第2の屈曲片と、をそなえ、上記第2の
操作部材の第1、第2の屈曲片を選択してプリント板ユ
ニットの折り曲げ係合片に係合させるとともに第1の操
作部材の第1、第2の押圧用係合端をプリント板ユニッ
トの開口端に対応させ係合当接させた状態で、第1、第
2の連結部分を接近させることによりプリント板ユニッ
トを筐体から抜き出させるプリント板ユニット操作具で
ある。
【0091】上記第3の手段によると、プリント板ユニ
ットをプリント板ユニット収容筐体から抜き出す、抜き
出し具であるが、連続した抜き出し作業に対して、簡易
にして扱いやすく、かつ一種類の操作具で異なる筐体に
対して対応可能であるといった、きわめて効率的なもの
である。
ットをプリント板ユニット収容筐体から抜き出す、抜き
出し具であるが、連続した抜き出し作業に対して、簡易
にして扱いやすく、かつ一種類の操作具で異なる筐体に
対して対応可能であるといった、きわめて効率的なもの
である。
【0092】本発明構成要旨の第4の手段は、第1の手
段または第3の手段における、第2の操作部材の第1、
第2のスライド部分先端の一方に設けられる第1、第2
の屈曲片にはプリント板ユニットの折り曲げ係合片の突
設部分を嵌め込ませる位置決め用切り欠きが形成されて
なるプリント板ユニット操作具である。
段または第3の手段における、第2の操作部材の第1、
第2のスライド部分先端の一方に設けられる第1、第2
の屈曲片にはプリント板ユニットの折り曲げ係合片の突
設部分を嵌め込ませる位置決め用切り欠きが形成されて
なるプリント板ユニット操作具である。
【0093】上記第4の手段によると、位置決め用切り
欠きを設けることにより、プリント板ユニットに対する
プリント板ユニット操作具の初期位置が設定位置決めさ
れることから、その後の一連の操作に対して格別な配慮
をすることなく安定した作業を行ない得るものとなる。
欠きを設けることにより、プリント板ユニットに対する
プリント板ユニット操作具の初期位置が設定位置決めさ
れることから、その後の一連の操作に対して格別な配慮
をすることなく安定した作業を行ない得るものとなる。
【0094】
【発明の実施の形態】以下、本発明プリント板ユニット
操作具について、構成要旨にもとづいた実施形態によ
り、それぞれ図を参照しながら具体的詳細に説明する。
なお、全図を通じて同様部分には同一符号を付して示
す。
操作具について、構成要旨にもとづいた実施形態によ
り、それぞれ図を参照しながら具体的詳細に説明する。
なお、全図を通じて同様部分には同一符号を付して示
す。
【0095】図1は、本発明プリント板ユニット操作具
の、第1の一実施形態の外観図を、図(a)に平面図、
図(b)に側面図、として示される。また、図2には各
構成部材の分離した状態を平面図に示される。
の、第1の一実施形態の外観図を、図(a)に平面図、
図(b)に側面図、として示される。また、図2には各
構成部材の分離した状態を平面図に示される。
【0096】各図を参照して構成について説明すると、
プリント板ユニット操作具101は、両端に平行する第
1のスライド部分102と第2のスライド部分103
と、これら第1、第2のスライド部分102、103を
直交方向に連結する連結部分104とをそなえる第1の
操作部材105と、おなじく、両端に平行する第1のス
ライド部分106と第2のスライド部分107と、これ
ら第1、第2のスライド部分106、107を直交方向
に連結する連結部分108とをそなえる第2の操作部材
109と、からなる。
プリント板ユニット操作具101は、両端に平行する第
1のスライド部分102と第2のスライド部分103
と、これら第1、第2のスライド部分102、103を
直交方向に連結する連結部分104とをそなえる第1の
操作部材105と、おなじく、両端に平行する第1のス
ライド部分106と第2のスライド部分107と、これ
ら第1、第2のスライド部分106、107を直交方向
に連結する連結部分108とをそなえる第2の操作部材
109と、からなる。
【0097】これらの第1、第2の操作部材105、1
09は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの
金属板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表
面処理が施される。
09は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの
金属板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表
面処理が施される。
【0098】連結部分104、107は、取り扱い上の
手触りの良さと、補強のために、コの字形の溝形に折り
曲げられ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜111
が施されている。
手触りの良さと、補強のために、コの字形の溝形に折り
曲げられ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜111
が施されている。
【0099】第2の操作部材109の第1、第2のスラ
イド部分106、107、それぞれの一方(図示左方)
側には、中間部分に長手方向に延びる長孔112と、先
端が平面視鉤形に折り曲げられた押圧用係合端113に
形成されており、第1のスライド部分106の押圧用係
合端113近くの側面に、頭付きのガイドピン115が
ねじ込まれる。
イド部分106、107、それぞれの一方(図示左方)
側には、中間部分に長手方向に延びる長孔112と、先
端が平面視鉤形に折り曲げられた押圧用係合端113に
形成されており、第1のスライド部分106の押圧用係
合端113近くの側面に、頭付きのガイドピン115が
ねじ込まれる。
【0100】第2の操作部材109の第1、第2のスラ
イド部分106、107、それぞれの他方(図示右方)
側には、中間部分に長手方向に延びる長孔117が形成
されており、それぞれに先端側面に抜き出し用の第1、
第2の屈曲片118、119、および121、122が
設けられている。
イド部分106、107、それぞれの他方(図示右方)
側には、中間部分に長手方向に延びる長孔117が形成
されており、それぞれに先端側面に抜き出し用の第1、
第2の屈曲片118、119、および121、122が
設けられている。
【0101】第1の操作部材105の第1、第2のスラ
イド部分102、103の一方の端部は、第2の操作部
材109の第1、第2のスライド部分106、107の
側面から離間して平行するように折り曲げられており、
この隙間に、第1のスライド部分102には後端が軸ピ
ン125に回動可能に支持され、係合爪126、127
をそなえた第1、第2の回動係合板128、129が、
第2のスライド部分103には第1、第2の係合爪13
1、132をそなえた係合板133が、それぞれ取り付
けられている。
イド部分102、103の一方の端部は、第2の操作部
材109の第1、第2のスライド部分106、107の
側面から離間して平行するように折り曲げられており、
この隙間に、第1のスライド部分102には後端が軸ピ
ン125に回動可能に支持され、係合爪126、127
をそなえた第1、第2の回動係合板128、129が、
第2のスライド部分103には第1、第2の係合爪13
1、132をそなえた係合板133が、それぞれ取り付
けられている。
【0102】第1、第2の回動係合板128、129と
係合板133とは比較的に薄板からなり、係合爪12
6、127、131、132は第1、第2のスライド部
分102、103の先端よりも突出された位置である。
係合板133とは比較的に薄板からなり、係合爪12
6、127、131、132は第1、第2のスライド部
分102、103の先端よりも突出された位置である。
【0103】第1、第2の回動係合板128、129の
後端部は、第1のスライド部分102の、第2の操作部
材109の幅よりも外側に広げられて偏位した位置に、
ねじ込まれた頭付きの軸ピン125を中心に回動可能で
ある。
後端部は、第1のスライド部分102の、第2の操作部
材109の幅よりも外側に広げられて偏位した位置に、
ねじ込まれた頭付きの軸ピン125を中心に回動可能で
ある。
【0104】係合板133は、第2のスライド部分10
3の側面に点溶接などにより取り付け固定されている。
第1の操作部材105の第1、第2のスライド部分10
2、103の他方側の端部は、第2の操作部材109の
第1、第2のスライド部分106、107の幅よりも、
それぞれ外側に偏位するよう広がり面135に形成され
ており、さらにその外側は互いに平行平面136を形成
するように折り曲げ形成されている。
3の側面に点溶接などにより取り付け固定されている。
第1の操作部材105の第1、第2のスライド部分10
2、103の他方側の端部は、第2の操作部材109の
第1、第2のスライド部分106、107の幅よりも、
それぞれ外側に偏位するよう広がり面135に形成され
ており、さらにその外側は互いに平行平面136を形成
するように折り曲げ形成されている。
【0105】広がり面135の先端は第1の押圧用係合
端137であり、平行平面136の先端は第2の押圧用
係合端138である。図から明らかなように、第2の押
圧用係合端138は第1の押圧用係合端137よりも突
出位置である。
端137であり、平行平面136の先端は第2の押圧用
係合端138である。図から明らかなように、第2の押
圧用係合端138は第1の押圧用係合端137よりも突
出位置である。
【0106】第2の操作部材109の第1、第2のスラ
イド部分106、107の長孔112、117に管状の
スペーサ141を嵌め込ませるとともに、ねじ142を
通して第1の操作部材105の第1、第2のスライド部
分102、103の側面に、それぞれねじ込み、締めつ
けて両者を結合させる。
イド部分106、107の長孔112、117に管状の
スペーサ141を嵌め込ませるとともに、ねじ142を
通して第1の操作部材105の第1、第2のスライド部
分102、103の側面に、それぞれねじ込み、締めつ
けて両者を結合させる。
【0107】管状のスペーサ141の長さは第2の操作
部材109の厚さよりも僅かに大きく設定されており、
長孔112、117の幅よりも大きな、ねじ142の頭
部により第2の操作部材109は外れることなく、長孔
112、117の長さ範囲で、第1の操作部材105と
は、相対的に容易にスライド移動可能である。
部材109の厚さよりも僅かに大きく設定されており、
長孔112、117の幅よりも大きな、ねじ142の頭
部により第2の操作部材109は外れることなく、長孔
112、117の長さ範囲で、第1の操作部材105と
は、相対的に容易にスライド移動可能である。
【0108】図から明らかなように、第1の操作部材1
05の連結部分104と、第2の操作部材109の連結
部分108と、は離間されており、その位置関係につい
ても、第1の操作部材105側が第2の操作部材109
側よりも図示左側である。このことは必須要件である。
05の連結部分104と、第2の操作部材109の連結
部分108と、は離間されており、その位置関係につい
ても、第1の操作部材105側が第2の操作部材109
側よりも図示左側である。このことは必須要件である。
【0109】図3に、第1の回動係合板128と第2の
回動係合板129との、単体の側面図を、それぞれ図
(a)、図(b)、に示す。両者ともに軸ピン125挿
入のための貫通孔145と、第1のスライド部分102
の長手方向と一致する、図示水平方向の長孔部分146
と後側が上昇するような傾斜方向の長孔部分147とが
連続して形成されており、水平方向の長孔部分142の
途中に図示下方に連通開放される開口148が、それぞ
れ一致した形状に設けられている。
回動係合板129との、単体の側面図を、それぞれ図
(a)、図(b)、に示す。両者ともに軸ピン125挿
入のための貫通孔145と、第1のスライド部分102
の長手方向と一致する、図示水平方向の長孔部分146
と後側が上昇するような傾斜方向の長孔部分147とが
連続して形成されており、水平方向の長孔部分142の
途中に図示下方に連通開放される開口148が、それぞ
れ一致した形状に設けられている。
【0110】水平方向の長孔部分146、傾斜方向の長
孔部分147、開口148、は頭付きのガイドピン11
5の軸部が嵌まり合い、頭部に覆われる。第1の回動係
合板128の係合爪126は、第2の回動係合板129
の係合爪127よりも所定距離先端位置に形成されてい
る。
孔部分147、開口148、は頭付きのガイドピン11
5の軸部が嵌まり合い、頭部に覆われる。第1の回動係
合板128の係合爪126は、第2の回動係合板129
の係合爪127よりも所定距離先端位置に形成されてい
る。
【0111】図4および図5の要部側面図を参照して、
第1の操作部材105に取り付けられている第1、第2
の回動係合板128、129の動作について説明する。
なお、図4は第1の操作部材105に対して第2の操作
部材109が可動範囲の図示最右端に、図5は同じく図
示最左端に、それぞれ移動位置させた状態に示される。
第1の操作部材105に取り付けられている第1、第2
の回動係合板128、129の動作について説明する。
なお、図4は第1の操作部材105に対して第2の操作
部材109が可動範囲の図示最右端に、図5は同じく図
示最左端に、それぞれ移動位置させた状態に示される。
【0112】図1をも参照して、連結部分104、10
8を最大限離間させることで、図4に示されるようにガ
イドピン115が傾斜方向の長孔部分147の後端に位
置する。第1、第2の回動係合板128、129は軸ピ
ン125を中心にして係合爪126、127の方向が図
示下方、すなわち、第2のスライド部分103の第1、
第2の係合爪131、132との間隔が接近するように
所定角度の傾斜姿勢となる。
8を最大限離間させることで、図4に示されるようにガ
イドピン115が傾斜方向の長孔部分147の後端に位
置する。第1、第2の回動係合板128、129は軸ピ
ン125を中心にして係合爪126、127の方向が図
示下方、すなわち、第2のスライド部分103の第1、
第2の係合爪131、132との間隔が接近するように
所定角度の傾斜姿勢となる。
【0113】ついで、連結部分104、108を接近さ
せるように、第1、第2の操作部材105、109を移
動させることにより、図5に示される方向に、傾斜方向
の長孔部分147が、ガイドピン115に沿って移動さ
れることで、第1、第2の回動係合板128、129の
先端係合爪126、127が次第に上昇し、水平方向の
長孔部分146との連続位置に到って第1、第2の回動
係合板128、129は水平姿勢となる。すなわち、図
示されるように係合板133と平行する姿勢となり、係
合爪126、127と第1、第2の係合爪131、13
2との間隔が離間される。
せるように、第1、第2の操作部材105、109を移
動させることにより、図5に示される方向に、傾斜方向
の長孔部分147が、ガイドピン115に沿って移動さ
れることで、第1、第2の回動係合板128、129の
先端係合爪126、127が次第に上昇し、水平方向の
長孔部分146との連続位置に到って第1、第2の回動
係合板128、129は水平姿勢となる。すなわち、図
示されるように係合板133と平行する姿勢となり、係
合爪126、127と第1、第2の係合爪131、13
2との間隔が離間される。
【0114】この状態で、第1、第2の操作部材10
5、109の第1、第2のスライド部分102、103
と106、107とが、そのままスライド移動され、図
5に示される位置に到る。
5、109の第1、第2のスライド部分102、103
と106、107とが、そのままスライド移動され、図
5に示される位置に到る。
【0115】このような一連のスライド移動により、回
動爪126、127と押圧用係合端113、ならびに第
1、第2の係合爪131、132と押圧用係合端113
との間隔が接近されることとなる。移動は、とりもなお
さず、第2の操作部材109の第1、第2のスライド部
分106、107に形成されている長孔112、117
の長さ方向の範囲可能なことであり、遠近移動により可
逆的な動きをし得ることである。
動爪126、127と押圧用係合端113、ならびに第
1、第2の係合爪131、132と押圧用係合端113
との間隔が接近されることとなる。移動は、とりもなお
さず、第2の操作部材109の第1、第2のスライド部
分106、107に形成されている長孔112、117
の長さ方向の範囲可能なことであり、遠近移動により可
逆的な動きをし得ることである。
【0116】以上のことは、第1、第2の回動係合板1
28、129、ならびに係合板133に関連した作用を
説明したが、第1、第2のスライド部分102、103
と106、107の他方側の端部である、第1、第2の
屈曲片118、119と121、122と、第1、第2
の押圧用係合端137、138との位置関係について
も、まったく同一な移動が行なわれることである。すな
わち、屈曲片と押圧用係合端との相互位置が遠近され
る。
28、129、ならびに係合板133に関連した作用を
説明したが、第1、第2のスライド部分102、103
と106、107の他方側の端部である、第1、第2の
屈曲片118、119と121、122と、第1、第2
の押圧用係合端137、138との位置関係について
も、まったく同一な移動が行なわれることである。すな
わち、屈曲片と押圧用係合端との相互位置が遠近され
る。
【0117】第1、第2の回動係合板128、129に
形成された開口148の機能について図6を参照して説
明すると、第2の操作部材109に取り付けられている
頭付きのガイドピン115の位置を、第1の操作部材1
05に取り付けられている、第1、第2の回動係合板1
28、129の水平方向の長孔部分146の中間、すな
わち、開口148の位置に一致させるよう移動させる。
形成された開口148の機能について図6を参照して説
明すると、第2の操作部材109に取り付けられている
頭付きのガイドピン115の位置を、第1の操作部材1
05に取り付けられている、第1、第2の回動係合板1
28、129の水平方向の長孔部分146の中間、すな
わち、開口148の位置に一致させるよう移動させる。
【0118】この状態で図(a)に示されるように、ガ
イドピン115に対して開口148を通し、第1の回動
係合板128を残して、第2の回動係合板129を軸ピ
ン125を中心に180°回動させ退避位置にさせるこ
とができるか、または、図(b)に示されるように、第
2の回動係合板129を残して、第1の回動係合板12
8を軸ピン125を中心に180°回動させ、退避位置
にさせることができる。
イドピン115に対して開口148を通し、第1の回動
係合板128を残して、第2の回動係合板129を軸ピ
ン125を中心に180°回動させ退避位置にさせるこ
とができるか、または、図(b)に示されるように、第
2の回動係合板129を残して、第1の回動係合板12
8を軸ピン125を中心に180°回動させ、退避位置
にさせることができる。
【0119】上記のようなことは、選択的に行なえるこ
とであるが、上記位置において、第1、第2の回動係合
板128、129を、それぞれに回動退避位置と第1の
スライド部分102の延長線上とに、選択的に入れ換え
ることができることはいうまでもないことである。
とであるが、上記位置において、第1、第2の回動係合
板128、129を、それぞれに回動退避位置と第1の
スライド部分102の延長線上とに、選択的に入れ換え
ることができることはいうまでもないことである。
【0120】このようにして、選択的に回動させない状
態位置、すなわち、第1のスライド部分102の延長線
上とした、いずれかの回動係合板128、129のみに
ついて、図4、図5を参照して説明した動作を行なわせ
ることができることでもある。
態位置、すなわち、第1のスライド部分102の延長線
上とした、いずれかの回動係合板128、129のみに
ついて、図4、図5を参照して説明した動作を行なわせ
ることができることでもある。
【0121】以上のことを、図7、図8の要部平面図に
より、一層詳細に説明すると、まず、図7を参照すると
第1のスライド部分102、106が、図(a)にあっ
ては、第1の操作部材105が第2の操作部材109に
対して図示左端に位置し、図1における連結部分10
4、108が最大離間位置の状態である。
より、一層詳細に説明すると、まず、図7を参照すると
第1のスライド部分102、106が、図(a)にあっ
ては、第1の操作部材105が第2の操作部材109に
対して図示左端に位置し、図1における連結部分10
4、108が最大離間位置の状態である。
【0122】すなわち、係合爪126、127に対して
押圧用係合端113が離間位置であり、他方側におけ
る、第1、第2の押圧用係合端137、138に対し
て、第1、第2の屈曲片118、119も離間位置であ
る。
押圧用係合端113が離間位置であり、他方側におけ
る、第1、第2の押圧用係合端137、138に対し
て、第1、第2の屈曲片118、119も離間位置であ
る。
【0123】図(b)にあっては、第1の操作部材10
5が第2の操作部材109に対して図示右端に位置し、
図1における連結部分104、108が最大接近位置の
状態である。
5が第2の操作部材109に対して図示右端に位置し、
図1における連結部分104、108が最大接近位置の
状態である。
【0124】すなわち、係合爪126、127に対して
押圧用係合端113が接近位置であり、他方側におけ
る、第1、端2の押圧用係合端137、138に対し
て、第1、第2の屈曲片118、119も接近位置であ
って、第1、第2の屈曲片118、119が平行平面1
36内下方に位置している。
押圧用係合端113が接近位置であり、他方側におけ
る、第1、端2の押圧用係合端137、138に対し
て、第1、第2の屈曲片118、119も接近位置であ
って、第1、第2の屈曲片118、119が平行平面1
36内下方に位置している。
【0125】図7によく示されるように、第1、第2の
屈曲片118、119の設けられている第1のスライド
部分106の端部は、第1の操作部材105の第1のス
ライド部分102の延長上に一致するよう、屈曲された
屈曲平面151上に形成されている。
屈曲片118、119の設けられている第1のスライド
部分106の端部は、第1の操作部材105の第1のス
ライド部分102の延長上に一致するよう、屈曲された
屈曲平面151上に形成されている。
【0126】図8は、連結部分104、108を断面
し、第2のスライド部分103、107を俯瞰状態に示
した図であり、図(a)にあっては、図7と同様に第1
の操作部材105が第2の操作部材109に対して図示
左端に位置し、図1における連結部分104、108が
最大離間位置の状態である。
し、第2のスライド部分103、107を俯瞰状態に示
した図であり、図(a)にあっては、図7と同様に第1
の操作部材105が第2の操作部材109に対して図示
左端に位置し、図1における連結部分104、108が
最大離間位置の状態である。
【0127】すなわち、第1、第2の係合爪131、1
32に対して押圧用係合端113が離間位置であり、他
方側における、第1、第2の押圧用係合端137、13
8に対して、第1、第2の屈曲片121、122も離間
位置である。
32に対して押圧用係合端113が離間位置であり、他
方側における、第1、第2の押圧用係合端137、13
8に対して、第1、第2の屈曲片121、122も離間
位置である。
【0128】図(b)にあっては、第1の操作部材10
5が第2の操作部材109に対して図示右端に位置し、
図1における連結部分104、108が最大接近位置の
状態である。
5が第2の操作部材109に対して図示右端に位置し、
図1における連結部分104、108が最大接近位置の
状態である。
【0129】すなわち、第1、第2の係合爪131、1
32に対して押圧用係合端113が接近位置であり、他
方における、第1、第2の押圧用係合端137、138
に対して第1、第2の屈曲片121、122も接近位置
であって、第1、第2の屈曲片121、122が平行平
面136内上方に位置している。
32に対して押圧用係合端113が接近位置であり、他
方における、第1、第2の押圧用係合端137、138
に対して第1、第2の屈曲片121、122も接近位置
であって、第1、第2の屈曲片121、122が平行平
面136内上方に位置している。
【0130】図8によく示されるように、第1、第2の
屈曲片121、122の設けられている第2のスライド
部分107の端部は、第1の操作部材105の第2のス
ライド部分103の延長上と平行して離間するよう、屈
曲された屈曲平面152上に形成されている。
屈曲片121、122の設けられている第2のスライド
部分107の端部は、第1の操作部材105の第2のス
ライド部分103の延長上と平行して離間するよう、屈
曲された屈曲平面152上に形成されている。
【0131】図7と図8とを比較すると、図7の第1、
第2の屈曲平面151上の第1、第2の屈曲片118、
119は、図示下向きであり、図8の第1、第2の屈曲
平面152上の第1、第2の屈曲片121、122は、
図示上向きとなる関係に、対向するようであるととも
に、いずれもが、平行平面136内に位置されるように
設定されている。
第2の屈曲平面151上の第1、第2の屈曲片118、
119は、図示下向きであり、図8の第1、第2の屈曲
平面152上の第1、第2の屈曲片121、122は、
図示上向きとなる関係に、対向するようであるととも
に、いずれもが、平行平面136内に位置されるように
設定されている。
【0132】図9を参照し、プリント板ユニット操作具
101によるプリント板ユニット33のユニット筐体1
55への挿入方法について説明する。このユニット筐体
155は、図36、図37に示されると基本的に同じで
あり、取り付け型プリント板ユニット操作具11を一体
にそなえたプリント板ユニット3と、そなえないプリン
ト板ユニット33とを混在実装し得る。
101によるプリント板ユニット33のユニット筐体1
55への挿入方法について説明する。このユニット筐体
155は、図36、図37に示されると基本的に同じで
あり、取り付け型プリント板ユニット操作具11を一体
にそなえたプリント板ユニット3と、そなえないプリン
ト板ユニット33とを混在実装し得る。
【0133】図9ではユニット筐体155が側断面図に
示されており、概略、開口面35の上下には、係合端面
36、37をそなえるコの字状溝金具45が取り付けら
れており、ユニット筐体155内面上下の突条25の隣
接間で形成されるガイド溝と、背面バックボード26に
実装されているバックボード側コネクタ27と、開口前
面の上下に対の係合端面6、7を形成するZ形金具15
6と、Z形金具156を溝金具45に取り付けるL形金
具157とからなる。
示されており、概略、開口面35の上下には、係合端面
36、37をそなえるコの字状溝金具45が取り付けら
れており、ユニット筐体155内面上下の突条25の隣
接間で形成されるガイド溝と、背面バックボード26に
実装されているバックボード側コネクタ27と、開口前
面の上下に対の係合端面6、7を形成するZ形金具15
6と、Z形金具156を溝金具45に取り付けるL形金
具157とからなる。
【0134】プリント板ユニット33は、図24に示さ
れるものと同じであることから、必要に応じて既述の説
明を図とともに参照されたい。また、取り付け型プリン
ト板ユニット操作具11を一体にそなえるプリント板ユ
ニット3は、図20に示されるものと同じであるから、
同じく必要に応じて既述の説明を図とともに参照された
い。
れるものと同じであることから、必要に応じて既述の説
明を図とともに参照されたい。また、取り付け型プリン
ト板ユニット操作具11を一体にそなえるプリント板ユ
ニット3は、図20に示されるものと同じであるから、
同じく必要に応じて既述の説明を図とともに参照された
い。
【0135】プリント板ユニット33をユニット筐体1
55の開口面35に位置させ、突条25で形成されるガ
イド溝に端縁を嵌め合わせて挿入させ、プリント板ユニ
ット側コネクタ8がバックボード側コネクタ27のハウ
ジングに嵌まり合い、両コネクタのコンタクトどうしが
接触しはじめる状態とする。この状態までは直接手で容
易に行なうことができる。
55の開口面35に位置させ、突条25で形成されるガ
イド溝に端縁を嵌め合わせて挿入させ、プリント板ユニ
ット側コネクタ8がバックボード側コネクタ27のハウ
ジングに嵌まり合い、両コネクタのコンタクトどうしが
接触しはじめる状態とする。この状態までは直接手で容
易に行なうことができる。
【0136】プリント板ユニット操作具101の挿入側
(図1でINと示されている側)を開口35に合わせ、
第1の回動係合板128を図6で説明した手順により退
避位置に回動退避させる。
(図1でINと示されている側)を開口35に合わせ、
第1の回動係合板128を図6で説明した手順により退
避位置に回動退避させる。
【0137】連結部分104、108を最大限離間させ
た状態として連結部分104、108を垂直姿勢として
開口35に接近させ、係合板133の第2の係合爪13
2を係合端面7に係合させる。第1の係合爪131は係
合端面37の内面側位置に入り込んでいる。
た状態として連結部分104、108を垂直姿勢として
開口35に接近させ、係合板133の第2の係合爪13
2を係合端面7に係合させる。第1の係合爪131は係
合端面37の内面側位置に入り込んでいる。
【0138】この状態では、第2の回動係合板129が
軸ピン125を中心にして、図4の図(a)で説明のよ
うに、先端の係合爪127が下方に傾斜しているので、
係合爪127をユニット筐体155の上側の係合端面6
の内面側に支障なく入り込ませることができる。
軸ピン125を中心にして、図4の図(a)で説明のよ
うに、先端の係合爪127が下方に傾斜しているので、
係合爪127をユニット筐体155の上側の係合端面6
の内面側に支障なく入り込ませることができる。
【0139】このとき、係合板133および第2の回動
係合板129をプリント板ユニット33に向かって、折
り曲げ係合片38の右側面に最接近させることが必要な
ことである。
係合板129をプリント板ユニット33に向かって、折
り曲げ係合片38の右側面に最接近させることが必要な
ことである。
【0140】第2の操作部材109の、第1、第2のス
ライド部分106、107の押圧用係合端113は、プ
リント板ユニット33の折り曲げ係合片38先端の折り
曲げ端面42と対向状態の位置にある。
ライド部分106、107の押圧用係合端113は、プ
リント板ユニット33の折り曲げ係合片38先端の折り
曲げ端面42と対向状態の位置にある。
【0141】プリント板ユニット操作具101の連結部
分104、108を握り、接近させることにより既述し
たように、ガイドピン115に対する傾斜方向の長孔部
分147の移動にともなって、第2の回動係合板129
先端の係合爪127は回動上昇され、係合爪127がユ
ニット筐体155の係合端面6の内部側に係合される。
分104、108を握り、接近させることにより既述し
たように、ガイドピン115に対する傾斜方向の長孔部
分147の移動にともなって、第2の回動係合板129
先端の係合爪127は回動上昇され、係合爪127がユ
ニット筐体155の係合端面6の内部側に係合される。
【0142】プリント板ユニット操作具101全体を、
ユニット筐体155から引き出す方向に力を加えなが
ら、連結部分104、108を強く握り、なおも接近さ
せることにより、係合爪127、132がそれぞれ係合
端面6、7と係合した状態で、押圧用係合端113が折
り曲げ端面42に当たり移動させ、折り曲げ端面42、
すなわち、プリント板ユニット33をユニット筐体15
5内に押し込む。
ユニット筐体155から引き出す方向に力を加えなが
ら、連結部分104、108を強く握り、なおも接近さ
せることにより、係合爪127、132がそれぞれ係合
端面6、7と係合した状態で、押圧用係合端113が折
り曲げ端面42に当たり移動させ、折り曲げ端面42、
すなわち、プリント板ユニット33をユニット筐体15
5内に押し込む。
【0143】これにより、プリント板ユニット側コネク
タ8はバックボード側コネクタ27に押し込まれ、すべ
てのコネクタのコンタクトどうしが確実に接続される。
この後、プリント板ユニット操作具101の連結部分1
04、108を離間させることにより初期状態である、
第2の回動係合板129先端が下降傾斜されるから、プ
リント板ユニット操作具101をユニット筐体155の
外側へ容易に取り出すことができる。
タ8はバックボード側コネクタ27に押し込まれ、すべ
てのコネクタのコンタクトどうしが確実に接続される。
この後、プリント板ユニット操作具101の連結部分1
04、108を離間させることにより初期状態である、
第2の回動係合板129先端が下降傾斜されるから、プ
リント板ユニット操作具101をユニット筐体155の
外側へ容易に取り出すことができる。
【0144】以上のような、プリント板ユニット操作具
101の一連の作用は、図1ないし図8を参照して詳細
に述べたことと同じであり、容易に理解されるであろ
う。つぎに、ユニット筐体155に挿入接続されたプリ
ント板ユニット33を、プリント板ユニット操作具10
1によって抜き出す手順について、図10の側断面図を
参照して説明する。
101の一連の作用は、図1ないし図8を参照して詳細
に述べたことと同じであり、容易に理解されるであろ
う。つぎに、ユニット筐体155に挿入接続されたプリ
ント板ユニット33を、プリント板ユニット操作具10
1によって抜き出す手順について、図10の側断面図を
参照して説明する。
【0145】まず、プリント板ユニット操作具101の
連結部分104、108を離間させ、第2の操作部材1
09の第1の屈曲片118、121と、第1の操作部材
105の第1の押圧用係合端137との間を離間させ
る。
連結部分104、108を離間させ、第2の操作部材1
09の第1の屈曲片118、121と、第1の操作部材
105の第1の押圧用係合端137との間を離間させ
る。
【0146】ついで、連結部分104、108を垂直姿
勢として、図11の要部拡大の図(a)に示されるよう
に、プリント板ユニット33の下側の折り曲げ係合片3
8の上から、第2の操作部材109の第1の屈曲片12
1を嵌め合わせる。
勢として、図11の要部拡大の図(a)に示されるよう
に、プリント板ユニット33の下側の折り曲げ係合片3
8の上から、第2の操作部材109の第1の屈曲片12
1を嵌め合わせる。
【0147】ここで、第2のスライド部分107先端の
第1、第2の屈曲片121、122の構成について説明
すると、第1の屈曲片121は第2のスライド部分10
7の幅よりも図示上側に広幅部分161の先端が鉤状に
屈曲形成されており、屈曲箇所に位置決め用の切り欠き
162が、第2のスライド部分107の幅の上面位置と
なるように設けられている。
第1、第2の屈曲片121、122の構成について説明
すると、第1の屈曲片121は第2のスライド部分10
7の幅よりも図示上側に広幅部分161の先端が鉤状に
屈曲形成されており、屈曲箇所に位置決め用の切り欠き
162が、第2のスライド部分107の幅の上面位置と
なるように設けられている。
【0148】第2の屈曲片122は、広幅部分161の
面に溶接により取り付けられた屈曲板165からなり、
第1の屈曲片121とは所定間隔隔てられ、同様の位置
決め用切り欠き166が設けられてなるものである。
面に溶接により取り付けられた屈曲板165からなり、
第1の屈曲片121とは所定間隔隔てられ、同様の位置
決め用切り欠き166が設けられてなるものである。
【0149】以上のような構成であるから、図11の図
(b)に示されるように、第1の屈曲片121を折り曲
げ係合片38に嵌め合わせることにより、折り曲げ係合
片38の突設部分41に、位置決め用切り欠き162が
嵌まり込むこととなり、位置決め用切り欠き162の深
さにもとづく挿入方向の位置が定まるとともに、左右方
向の位置も定まる。
(b)に示されるように、第1の屈曲片121を折り曲
げ係合片38に嵌め合わせることにより、折り曲げ係合
片38の突設部分41に、位置決め用切り欠き162が
嵌まり込むこととなり、位置決め用切り欠き162の深
さにもとづく挿入方向の位置が定まるとともに、左右方
向の位置も定まる。
【0150】第1の屈曲片121の面と折り曲げ係合片
38の折り曲げ端面42とが、引っ掛かるようにして対
向接触される。一方、第2の操作部材109の上側であ
る第1のスライド部分106の第1の屈曲片118も、
同時に上方からプリント板ユニット33の上側の折り曲
げ係合片38の突設部分41に当接させる。
38の折り曲げ端面42とが、引っ掛かるようにして対
向接触される。一方、第2の操作部材109の上側であ
る第1のスライド部分106の第1の屈曲片118も、
同時に上方からプリント板ユニット33の上側の折り曲
げ係合片38の突設部分41に当接させる。
【0151】連結部分104、108を手で握り接近さ
せることにより、第1の操作部材105の第1、第2の
スライド部分102、103の第1の押圧用係合端13
7が、ユニット筐体155の係合端面6、7に当たると
ともに、第2の操作部材109の第1の屈曲片118、
121の面が、それぞれ、折り曲げ端面42の面に当接
される。
せることにより、第1の操作部材105の第1、第2の
スライド部分102、103の第1の押圧用係合端13
7が、ユニット筐体155の係合端面6、7に当たると
ともに、第2の操作部材109の第1の屈曲片118、
121の面が、それぞれ、折り曲げ端面42の面に当接
される。
【0152】なおも連結部分104、108を強く握る
ことにより、第1の押圧用係合端137は係合端面6、
7に接して不動であることから、折り曲げ端面42、す
なわち、プリント板ユニット33を引き出し、コネクタ
8、27どうしのコンタクト接続を抜き外すこととな
る。
ことにより、第1の押圧用係合端137は係合端面6、
7に接して不動であることから、折り曲げ端面42、す
なわち、プリント板ユニット33を引き出し、コネクタ
8、27どうしのコンタクト接続を抜き外すこととな
る。
【0153】プリント板ユニット操作具101を外すこ
とは容易であるのみならず、その後のプリント板ユニッ
ト33のユニット筐体155からの引き出しは直接手で
容易に行なうことができる。
とは容易であるのみならず、その後のプリント板ユニッ
ト33のユニット筐体155からの引き出しは直接手で
容易に行なうことができる。
【0154】以上のような、プリント板ユニット操作具
101の一連の作用についても、図1ないし図8を参照
して詳細に述べたことと同じであり、同様に容易に理解
されよう。
101の一連の作用についても、図1ないし図8を参照
して詳細に述べたことと同じであり、同様に容易に理解
されよう。
【0155】図12に、図10の要部平面図が示され
る。プリント板ユニット操作具101が適用されるプリ
ント板ユニット33の両側には、取り付け型プリント板
ユニット操作具11をそなえたプリント板ユニット3が
実装されている。
る。プリント板ユニット操作具101が適用されるプリ
ント板ユニット33の両側には、取り付け型プリント板
ユニット操作具11をそなえたプリント板ユニット3が
実装されている。
【0156】プリント板ユニット33はユニット筐体1
55内に挿入接続された状態が示されているが、プリン
ト板ユニット33が抜き外された状態では、プリント板
ユニット操作具101は図5、ならびに、図7の図
(b)に示されると同じ状態となることについて、理解
を容易とするために、あえて図示してある。したがっ
て、第1の屈曲片118は平行平面136の対向間に位
置されるようになり、屈曲平面151により平行平面1
36に隠蔽される状態となる。
55内に挿入接続された状態が示されているが、プリン
ト板ユニット33が抜き外された状態では、プリント板
ユニット操作具101は図5、ならびに、図7の図
(b)に示されると同じ状態となることについて、理解
を容易とするために、あえて図示してある。したがっ
て、第1の屈曲片118は平行平面136の対向間に位
置されるようになり、屈曲平面151により平行平面1
36に隠蔽される状態となる。
【0157】このようなことは、図12から明らかなよ
うに、プリント板ユニット33の正面板9の、隣接する
他のプリント板ユニット3に影響を与えることなく、ユ
ニット筐体155からの抜き外しを必要とする実装幅領
域内のみで操作可能なことを意味している。
うに、プリント板ユニット33の正面板9の、隣接する
他のプリント板ユニット3に影響を与えることなく、ユ
ニット筐体155からの抜き外しを必要とする実装幅領
域内のみで操作可能なことを意味している。
【0158】同様なことは、第2の操作部材109の第
2のスライド部分107側についても同じことが、図8
の図(b)を参照すると、屈曲平面152の形成されて
いることにより、屈曲片121、122が平行平面13
6内となっていることから、容易に理解されよう。
2のスライド部分107側についても同じことが、図8
の図(b)を参照すると、屈曲平面152の形成されて
いることにより、屈曲片121、122が平行平面13
6内となっていることから、容易に理解されよう。
【0159】ただし、第2のスライド部分107側の第
1の屈曲片121には、位置決め用切り欠き162が形
成されていることにより、折り曲げ係合片38への嵌め
込みによって、その位置が決められることから、従来の
ような位置ずれを生じることなくプリント板ユニット操
作具101の操作性を良好なものとしている。
1の屈曲片121には、位置決め用切り欠き162が形
成されていることにより、折り曲げ係合片38への嵌め
込みによって、その位置が決められることから、従来の
ような位置ずれを生じることなくプリント板ユニット操
作具101の操作性を良好なものとしている。
【0160】図13の側断面図を参照し、プリント板ユ
ニット操作具101によるプリント板ユニット33を図
33に示されるユニット筐体32への挿入方法について
説明する。ユニット筐体32は図9に示されるユニット
筐体155のZ形金具156を有していない状態と基本
的に同じである。
ニット操作具101によるプリント板ユニット33を図
33に示されるユニット筐体32への挿入方法について
説明する。ユニット筐体32は図9に示されるユニット
筐体155のZ形金具156を有していない状態と基本
的に同じである。
【0161】したがって、プリント板ユニット挿入具1
1を一体にそなえないプリント板ユニット33のみが実
装され、プリント板ユニット33は、図24に示される
ものと同じであるから、必要に応じて既述の説明を図と
ともに参照されたい。
1を一体にそなえないプリント板ユニット33のみが実
装され、プリント板ユニット33は、図24に示される
ものと同じであるから、必要に応じて既述の説明を図と
ともに参照されたい。
【0162】プリント板ユニット33をユニット筐体3
2の開口面35に位置させ、突条25で形成されるガイ
ド溝に端縁を嵌め合わせて挿入させ、プリント板ユニッ
ト側コネクタ8がバックボード側コネクタ27のハウジ
ングに嵌まり合い、両コネクタのコンタクトどうしが接
触しはじめる状態とする。この状態までは直接手で容易
に行なうことができる。
2の開口面35に位置させ、突条25で形成されるガイ
ド溝に端縁を嵌め合わせて挿入させ、プリント板ユニッ
ト側コネクタ8がバックボード側コネクタ27のハウジ
ングに嵌まり合い、両コネクタのコンタクトどうしが接
触しはじめる状態とする。この状態までは直接手で容易
に行なうことができる。
【0163】プリント板ユニット操作具101の挿入側
(図1でINと示されている側)を開口35に合わせ、
第2の回動係合板129を図6で説明した手順により退
避位置に回動退避させる。
(図1でINと示されている側)を開口35に合わせ、
第2の回動係合板129を図6で説明した手順により退
避位置に回動退避させる。
【0164】連結部分104、108を最大限離間させ
た状態として連結部分104、108を垂直姿勢として
開口面35に接近させ、係合板133の第1の係合爪1
31を係合端面37に係合させる。
た状態として連結部分104、108を垂直姿勢として
開口面35に接近させ、係合板133の第1の係合爪1
31を係合端面37に係合させる。
【0165】この状態では、第1の回動係合板128が
軸ピン125を中心にして、図4の図(a)で説明のよ
うに、先端の係合爪126が下方に傾斜しているので、
係合爪126をユニット筐体32の上側の係合端面36
の内面側に支障なく入り込ませることができる。
軸ピン125を中心にして、図4の図(a)で説明のよ
うに、先端の係合爪126が下方に傾斜しているので、
係合爪126をユニット筐体32の上側の係合端面36
の内面側に支障なく入り込ませることができる。
【0166】このとき、係合板133および第1の回動
係合板128をプリント板ユニット33に向かって、折
り曲げ係合片38の右側面に最接近させることが必要な
ことである。
係合板128をプリント板ユニット33に向かって、折
り曲げ係合片38の右側面に最接近させることが必要な
ことである。
【0167】第2の操作部材109の、第1、第2のス
ライド部分106、107の押圧用係合端113は、プ
リント板ユニット33の折り曲げ係合片38先端の折り
曲げ端面42と対向状態の位置にある。
ライド部分106、107の押圧用係合端113は、プ
リント板ユニット33の折り曲げ係合片38先端の折り
曲げ端面42と対向状態の位置にある。
【0168】プリント板ユニット操作具101の連結部
分104、108を握り、接近させることにより既述し
たように、ガイドピン115に対する傾斜方向の長孔部
分147の移動にともなって、第1の回動係合板129
先端の係合爪126は回動上昇され、係合爪126がユ
ニット筐体32の係合端面36の内部側に係合される。
分104、108を握り、接近させることにより既述し
たように、ガイドピン115に対する傾斜方向の長孔部
分147の移動にともなって、第1の回動係合板129
先端の係合爪126は回動上昇され、係合爪126がユ
ニット筐体32の係合端面36の内部側に係合される。
【0169】プリント板ユニット操作具101全体を、
ユニット筐体32から引き出す方向に力を加えながら、
連結部分104、108を強く握り、なおも接近させる
ことにより、係合爪126、131がそれぞれ係合端面
36、37と係合した状態で、押圧用係合端113が折
り曲げ端面42に当たり移動させ、折り曲げ端面42、
すなわち、プリント板ユニット33をユニット筐体32
内に押し込む。
ユニット筐体32から引き出す方向に力を加えながら、
連結部分104、108を強く握り、なおも接近させる
ことにより、係合爪126、131がそれぞれ係合端面
36、37と係合した状態で、押圧用係合端113が折
り曲げ端面42に当たり移動させ、折り曲げ端面42、
すなわち、プリント板ユニット33をユニット筐体32
内に押し込む。
【0170】これにより、プリント板ユニット側コネク
タ8はバックボード側コネクタ27に押し込まれ、すべ
てのコネクタのコンタクトどうしが確実に接続される。
この後、プリント板ユニット操作具101の連結部分1
04、108を離間させることにより初期状態である第
1の回動係合板128先端が下降傾斜されるから、プリ
ント板ユニット操作具101をユニット筐体32の外側
へ容易に取り出すことができる。
タ8はバックボード側コネクタ27に押し込まれ、すべ
てのコネクタのコンタクトどうしが確実に接続される。
この後、プリント板ユニット操作具101の連結部分1
04、108を離間させることにより初期状態である第
1の回動係合板128先端が下降傾斜されるから、プリ
ント板ユニット操作具101をユニット筐体32の外側
へ容易に取り出すことができる。
【0171】以上のような、プリント板ユニット操作具
101の一連の作用は、前述したように、図1ないし図
8を参照して述べたことと同じであり、容易に理解され
よう。
101の一連の作用は、前述したように、図1ないし図
8を参照して述べたことと同じであり、容易に理解され
よう。
【0172】既述したと同様に、ユニット筐体32に挿
入接続されたプリント板ユニット33を、プリント板ユ
ニット操作具101によって抜き出す手順について、図
14の側断面図を参照して説明する。
入接続されたプリント板ユニット33を、プリント板ユ
ニット操作具101によって抜き出す手順について、図
14の側断面図を参照して説明する。
【0173】同様に、まず、プリント板ユニット操作具
101の連結部分104、108を離間させ、第2の操
作部材109の第2の屈曲片119、122と、第1の
操作部材105の第2の押圧用係合端138との間を離
間させる。
101の連結部分104、108を離間させ、第2の操
作部材109の第2の屈曲片119、122と、第1の
操作部材105の第2の押圧用係合端138との間を離
間させる。
【0174】ついで、連結部分104、108を垂直姿
勢として、図15の要部拡大の図(a)に示されるよう
に、プリント板ユニット33の下側の折り曲げ係合片3
8の上から、第2の操作部材109の第1、第2の屈曲
片121、122を嵌め合わせる。
勢として、図15の要部拡大の図(a)に示されるよう
に、プリント板ユニット33の下側の折り曲げ係合片3
8の上から、第2の操作部材109の第1、第2の屈曲
片121、122を嵌め合わせる。
【0175】第2のスライド部分107先端の第1、第
2の屈曲片121、122は、図11の図(a)で、既
に述べたことと同じであり、同一の符号を付して示して
あるので、既述の説明を参照して理解されたい。
2の屈曲片121、122は、図11の図(a)で、既
に述べたことと同じであり、同一の符号を付して示して
あるので、既述の説明を参照して理解されたい。
【0176】したがって、図15の図(b)に示される
ように、第1、第2の屈曲片121、122を折り曲げ
係合片38に嵌め合わせることにより、折り曲げ係合片
38の突設部分41に、位置決め用切り欠き162、1
66が嵌まり込むこととなり、位置決め用切り欠き16
2、166の深さにもとづく挿入方向の位置が定まるる
とともに、左右方向の位置も定まる。
ように、第1、第2の屈曲片121、122を折り曲げ
係合片38に嵌め合わせることにより、折り曲げ係合片
38の突設部分41に、位置決め用切り欠き162、1
66が嵌まり込むこととなり、位置決め用切り欠き16
2、166の深さにもとづく挿入方向の位置が定まるる
とともに、左右方向の位置も定まる。
【0177】第2の屈曲片122の面と折り曲げ係合片
38の折り曲げ端面42とが、引っ掛かるようにして対
向接触される。同様に、第2の操作部材109の上側で
ある第1のスライド部分106の第2の屈曲片119
も、同時に上方からプリント板ユニット33の上側の折
り曲げ係合片38の突設部分41に当接させる。
38の折り曲げ端面42とが、引っ掛かるようにして対
向接触される。同様に、第2の操作部材109の上側で
ある第1のスライド部分106の第2の屈曲片119
も、同時に上方からプリント板ユニット33の上側の折
り曲げ係合片38の突設部分41に当接させる。
【0178】連結部分104、108を手で握り接近さ
せることにより、第1の操作部材105の第1、第2の
スライド部分102、103の第2の押圧用係合端13
8が、ユニット筐体32の係合端面であるL形金具15
7の端面に当たるとともに、第2の操作部材109の第
2の屈曲片119、122の面が、それぞれ、折り曲げ
端面42の面に当接される。
せることにより、第1の操作部材105の第1、第2の
スライド部分102、103の第2の押圧用係合端13
8が、ユニット筐体32の係合端面であるL形金具15
7の端面に当たるとともに、第2の操作部材109の第
2の屈曲片119、122の面が、それぞれ、折り曲げ
端面42の面に当接される。
【0179】なおも連結部分104、108を強く握る
ことにより、第2の押圧用係合端138はL形金具15
7の係合端面に接して不動であることから、折り曲げ端
面42、すなわち、プリント板ユニット33を引き出
し、コネクタ8、27どうしの接続を引き外すことにな
る。
ことにより、第2の押圧用係合端138はL形金具15
7の係合端面に接して不動であることから、折り曲げ端
面42、すなわち、プリント板ユニット33を引き出
し、コネクタ8、27どうしの接続を引き外すことにな
る。
【0180】プリント板ユニット操作具101を外すこ
とは容易であり、その後のプリント板ユニット33のユ
ニット筐体32からの引き出しは直接手で容易に行なえ
る。以上のような、プリント板ユニット操作具101の
操作は、同様に図1ないし図8を参照して述べたことと
同じであり、容易に理解されることである。
とは容易であり、その後のプリント板ユニット33のユ
ニット筐体32からの引き出しは直接手で容易に行なえ
る。以上のような、プリント板ユニット操作具101の
操作は、同様に図1ないし図8を参照して述べたことと
同じであり、容易に理解されることである。
【0181】図16に、図14の要部平面図が示され
る。プリント板ユニット操作具101が適用されるプリ
ント板ユニット33の両側には、同種のプリント板ユニ
ット33が実装されている。
る。プリント板ユニット操作具101が適用されるプリ
ント板ユニット33の両側には、同種のプリント板ユニ
ット33が実装されている。
【0182】プリント板ユニット33はユニット筐体3
2内に挿入接続された状態が示されているが、プリント
板ユニット33が抜き外された状態では、プリント板ユ
ニット操作具101は図5、図7の図(b)に示される
と同じ状態となることについて、理解を容易とするため
に、あえて図示してある。
2内に挿入接続された状態が示されているが、プリント
板ユニット33が抜き外された状態では、プリント板ユ
ニット操作具101は図5、図7の図(b)に示される
と同じ状態となることについて、理解を容易とするため
に、あえて図示してある。
【0183】したがって、第1、第2の屈曲片118、
119は平行平面136の対向間に位置されるようにな
り、屈曲平面151により平行片面136に隠蔽される
状態となる。
119は平行平面136の対向間に位置されるようにな
り、屈曲平面151により平行片面136に隠蔽される
状態となる。
【0184】図16からも明らかなように、プリント板
ユニット操作具101の適用されるプリント板ユニット
33の正面板9とは隣接する他のプリント板ユニット3
3に影響を与えることなく、ユニット筐体32からの抜
き外しを必要とする実装幅領域内のみで操作可能なこと
である。
ユニット操作具101の適用されるプリント板ユニット
33の正面板9とは隣接する他のプリント板ユニット3
3に影響を与えることなく、ユニット筐体32からの抜
き外しを必要とする実装幅領域内のみで操作可能なこと
である。
【0185】同様なことは、第2の操作部材109の第
2のスライド部分107側についても同じことで、図8
の図(b)を参照すると、屈曲平面152の形成されて
いる屈曲片121、122が平行平面136内となって
いるからである。
2のスライド部分107側についても同じことで、図8
の図(b)を参照すると、屈曲平面152の形成されて
いる屈曲片121、122が平行平面136内となって
いるからである。
【0186】同様に、第2のスライド部分107側の第
1、第2の屈曲片121、122には、位置決め用切り
欠き162、166が形成されていることから、折り曲
げ係合片38への嵌め込みにより、その位置が決められ
て位置ずれを生じることなくプリント板ユニット操作具
101の操作性が良好なものである。
1、第2の屈曲片121、122には、位置決め用切り
欠き162、166が形成されていることから、折り曲
げ係合片38への嵌め込みにより、その位置が決められ
て位置ずれを生じることなくプリント板ユニット操作具
101の操作性が良好なものである。
【0187】図17は、本発明プリント板ユニット操作
具の、第2の一実施形態の外観図を、側面図に示され
る。本実施形態は、図1に示されるプリント板ユニット
操作具101の、プリント板ユニット挿入側のみの機能
をそなえたものであり、理解を容易とするために、同一
機能部分には同一の符号を付して示すことにする。
具の、第2の一実施形態の外観図を、側面図に示され
る。本実施形態は、図1に示されるプリント板ユニット
操作具101の、プリント板ユニット挿入側のみの機能
をそなえたものであり、理解を容易とするために、同一
機能部分には同一の符号を付して示すことにする。
【0188】したがって、該当部分についての具体的詳
細構成と作用については図1ないし図8、ならびに、既
述の説明とを参照して理解されたい。本発明プリント板
ユニット操作具171は、両端に平行する第1のスライ
ド部分102と第2のスライド部分103と、これら第
1、第2のスライド部分102、103を直交方向に連
結する連結部分104とをそなえる第1の操作部材10
5と、同じく、両端に平行する第1のスライド部分10
6と第2のスライド部分107と、これら第1、第2の
スライド部分106、107を直交方向に連結する連結
部108とをそなえる第2の操作部材109と、からな
る。
細構成と作用については図1ないし図8、ならびに、既
述の説明とを参照して理解されたい。本発明プリント板
ユニット操作具171は、両端に平行する第1のスライ
ド部分102と第2のスライド部分103と、これら第
1、第2のスライド部分102、103を直交方向に連
結する連結部分104とをそなえる第1の操作部材10
5と、同じく、両端に平行する第1のスライド部分10
6と第2のスライド部分107と、これら第1、第2の
スライド部分106、107を直交方向に連結する連結
部108とをそなえる第2の操作部材109と、からな
る。
【0189】これらの第1、第2の操作部材105、1
09は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの
金属板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表
面処理が施される。
09は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの
金属板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表
面処理が施される。
【0190】連結部分104、108は、取り扱い上の
手触りの良さと、補強のために、コの字形の溝形に折り
曲げられ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜111
が施されている。
手触りの良さと、補強のために、コの字形の溝形に折り
曲げられ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜111
が施されている。
【0191】第2の操作部材109の第1、第2のスラ
イド部分106、107、それぞれの図示左方側には、
中間部分に長手方向に延びる長孔112と、先端が平面
視鉤形に折り曲げられた押圧用係合片113に形成され
ており、第1のスライド部分106の押圧用係合端11
3近くの側面に、頭付きのガイドピン115がねじ込ま
れる。
イド部分106、107、それぞれの図示左方側には、
中間部分に長手方向に延びる長孔112と、先端が平面
視鉤形に折り曲げられた押圧用係合片113に形成され
ており、第1のスライド部分106の押圧用係合端11
3近くの側面に、頭付きのガイドピン115がねじ込ま
れる。
【0192】第2の操作部材109の第1、第2のスラ
イド部分106、107、それぞれの図示右方側には、
長手方向に延びる長孔117が形成されている。第1の
操作部材105の第1、第2のスライド部分102、1
03の図示左方の端部は、平面視第2の操作部材109
の第1、第2のスライド部分106、107の側面から
離間して平行するように折り曲げられており、この隙間
に、第1のスライド部分102には後端が軸ピン125
に回動可能に支持され、係合爪126、127をそなえ
た第1、第2の回動係合板128、129が、第2のス
ライド部分103には第1、第2の係合爪131、13
2をそなえた係合板133が、それぞれ取り付けられて
いる。
イド部分106、107、それぞれの図示右方側には、
長手方向に延びる長孔117が形成されている。第1の
操作部材105の第1、第2のスライド部分102、1
03の図示左方の端部は、平面視第2の操作部材109
の第1、第2のスライド部分106、107の側面から
離間して平行するように折り曲げられており、この隙間
に、第1のスライド部分102には後端が軸ピン125
に回動可能に支持され、係合爪126、127をそなえ
た第1、第2の回動係合板128、129が、第2のス
ライド部分103には第1、第2の係合爪131、13
2をそなえた係合板133が、それぞれ取り付けられて
いる。
【0193】第1、第2の回動係合板128、129と
係合板133は比較的に薄板からなり、係合爪126、
127、131、132は第1、第2のスライド部分1
02、103の先端よりも突出位置にある。
係合板133は比較的に薄板からなり、係合爪126、
127、131、132は第1、第2のスライド部分1
02、103の先端よりも突出位置にある。
【0194】第1、第2の回動係合板128、129の
後端部は、第1のスライド部分102の、第2の操作部
材109の幅よりも外側に広げられて偏位した位置に、
ねじ込まれた頭付きの軸ピン125を中心に回動可能で
ある。
後端部は、第1のスライド部分102の、第2の操作部
材109の幅よりも外側に広げられて偏位した位置に、
ねじ込まれた頭付きの軸ピン125を中心に回動可能で
ある。
【0195】係合板133は、第2のスライド部分10
3の側面に点溶接などにより取り付け固定されている。
第2の操作部材109の第1、第2のスライド部分10
6、107の長孔112、117に管状のスペーサ14
1(図2に示される)を嵌め込ませるとともに、ねじ1
42を通して第1の操作部材105の第1、第2のスラ
イド部分102、103の側面に、それぞれねじ込み、
締めつけて両者を結合させる。
3の側面に点溶接などにより取り付け固定されている。
第2の操作部材109の第1、第2のスライド部分10
6、107の長孔112、117に管状のスペーサ14
1(図2に示される)を嵌め込ませるとともに、ねじ1
42を通して第1の操作部材105の第1、第2のスラ
イド部分102、103の側面に、それぞれねじ込み、
締めつけて両者を結合させる。
【0196】管状のスペーサ141の長さは第2の操作
部材109の厚さよりも僅かに大きく設定されており、
長孔112、117の幅よりも大きな、ねじ142の頭
部により第2の操作部材109は外れることなく、長孔
112、117の長さの範囲で、第1の操作部材105
とは、相対的に容易にスライド移動可能である。
部材109の厚さよりも僅かに大きく設定されており、
長孔112、117の幅よりも大きな、ねじ142の頭
部により第2の操作部材109は外れることなく、長孔
112、117の長さの範囲で、第1の操作部材105
とは、相対的に容易にスライド移動可能である。
【0197】図から明らかなように、第1の操作部材1
05の連結部分104と、第2の操作房109の連結部
分108と、は離間されており、その位置関係も、第1
の操作部材105側が第2の操作部材109側よりも図
示左側である。
05の連結部分104と、第2の操作房109の連結部
分108と、は離間されており、その位置関係も、第1
の操作部材105側が第2の操作部材109側よりも図
示左側である。
【0198】第1の回動係合板128と第2の回動係合
板129とは、図3に示されるとおりであるから、ここ
での説明は省略する。また、それらの作用は図4ないし
図8の該当部分に示されるので、必要に応じて既述の説
明とともに参照されたい。
板129とは、図3に示されるとおりであるから、ここ
での説明は省略する。また、それらの作用は図4ないし
図8の該当部分に示されるので、必要に応じて既述の説
明とともに参照されたい。
【0199】ユニット筐体155または32にプリント
板ユニット33を挿入接続させる手順については、図9
および図13ならびに、その説明と同じことであるか
ら、ここでの説明は省略する。
板ユニット33を挿入接続させる手順については、図9
および図13ならびに、その説明と同じことであるか
ら、ここでの説明は省略する。
【0200】本実施形態によれば、プリント板ユニット
を挿入接続させる機能のみをそなえているが、挿入接続
させる作業の連続する場合には操作性が良好であり、機
能部分が一方向のみであることから、方向を確かめるな
どの必要がないものである。しかも、一種類の操作具で
異なる筐体に対応可能なものである。
を挿入接続させる機能のみをそなえているが、挿入接続
させる作業の連続する場合には操作性が良好であり、機
能部分が一方向のみであることから、方向を確かめるな
どの必要がないものである。しかも、一種類の操作具で
異なる筐体に対応可能なものである。
【0201】図18は、本発明プリント板ユニット操作
具の、第3の一実施形態の外観図を、側面図に示され
る。本実施形態は、図1に示されるプリント板ユニット
操作具101の、プリント板ユニット抜き外し側のみの
機能をそなえたものであり、同じく理解を容易とするた
めに、同一機能部分には同一符号を付して示す。
具の、第3の一実施形態の外観図を、側面図に示され
る。本実施形態は、図1に示されるプリント板ユニット
操作具101の、プリント板ユニット抜き外し側のみの
機能をそなえたものであり、同じく理解を容易とするた
めに、同一機能部分には同一符号を付して示す。
【0202】同様に、該当部分についての具体的詳細構
成と作用については図1ないし図8、ならびに、既述の
説明とを参照して理解されたい。本発明プリント板ユニ
ット操作具181は、両端に平行する第1のスライド部
分102と第2のスライド部分103と、これら第1、
第2のスライド部分102、103を直交方向に連結す
る連結部分104とをそなえる第1の操作部材105
と、同じく、両端に平行する第1のスライド部分106
と第2のスライド部分107と、これら第1、第2のス
ライド部分106、107を直交方向に連結する連結部
分108とをそなえる第2の操作部材109と、からな
る。
成と作用については図1ないし図8、ならびに、既述の
説明とを参照して理解されたい。本発明プリント板ユニ
ット操作具181は、両端に平行する第1のスライド部
分102と第2のスライド部分103と、これら第1、
第2のスライド部分102、103を直交方向に連結す
る連結部分104とをそなえる第1の操作部材105
と、同じく、両端に平行する第1のスライド部分106
と第2のスライド部分107と、これら第1、第2のス
ライド部分106、107を直交方向に連結する連結部
分108とをそなえる第2の操作部材109と、からな
る。
【0203】これらの第1、第2の操作部材105、1
09は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの
金属板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表
面処理が施される。
09は、それぞれが強固にして一体の構造用鋼板などの
金属板からなり、防錆のための、適宜なめっきなどの表
面処理が施される。
【0204】連結部分104、108は、取り扱い上の
手触りの良さと、補強のために、コ字形の溝形に折り曲
げられ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜111が
施されている。
手触りの良さと、補強のために、コ字形の溝形に折り曲
げられ、それぞれの中間部分には合成樹脂皮膜111が
施されている。
【0205】第2の操作部材109の第1、第2のスラ
イド部分106、107、それぞれの図示左方側には、
長手方向に延びる長孔112が形成されている。第1の
操作部材105の第1、第2のスライド部分102、1
03、それぞれの図示右方側には、中間部分に長手方向
に延びる長孔117が形成されており、それぞれに、先
端側面に抜き出し用の第1、第2の屈曲片118、11
9、および121、122が設けられている。
イド部分106、107、それぞれの図示左方側には、
長手方向に延びる長孔112が形成されている。第1の
操作部材105の第1、第2のスライド部分102、1
03、それぞれの図示右方側には、中間部分に長手方向
に延びる長孔117が形成されており、それぞれに、先
端側面に抜き出し用の第1、第2の屈曲片118、11
9、および121、122が設けられている。
【0206】第1の操作部材105の第1、第2のスラ
イド部分102、103の先端部は、第2の操作部材1
09の第1、第2のスライド部分106、107の幅よ
りも、それぞれ外側に偏位するよう広がり面135に形
成されており、さらにその外側は互いに平行平面136
を形成するように折り曲げ形成されている。
イド部分102、103の先端部は、第2の操作部材1
09の第1、第2のスライド部分106、107の幅よ
りも、それぞれ外側に偏位するよう広がり面135に形
成されており、さらにその外側は互いに平行平面136
を形成するように折り曲げ形成されている。
【0207】広がり面135の先端は第1の押圧用係合
端137であり、平行平面136の先端は第2の押圧用
係合端138である。図から明らかなように、第2の押
圧用係合端138は第1の押圧用係合端137よりも突
出位置である。
端137であり、平行平面136の先端は第2の押圧用
係合端138である。図から明らかなように、第2の押
圧用係合端138は第1の押圧用係合端137よりも突
出位置である。
【0208】第2の操作部材109の第1、第2のスラ
イド部分106、107の長孔112、117に管状の
スペーサ141(図2に示される)を嵌め込ませるとと
もに、ねじ142を通して第1の操作部材105の第
1、第2のスライド部分102、103の側面にそれぞ
れねじ込み、締めつけて両者を結合させる。
イド部分106、107の長孔112、117に管状の
スペーサ141(図2に示される)を嵌め込ませるとと
もに、ねじ142を通して第1の操作部材105の第
1、第2のスライド部分102、103の側面にそれぞ
れねじ込み、締めつけて両者を結合させる。
【0209】管状のスペーサ141の長さは第2の操作
部材109の厚さよりも僅かに大きく設定されており、
長孔112、117の幅よりも大きな、ねじ142の頭
部により第2の操作部材109は外れることなく、長孔
112、117の長さの範囲で、第1の操作部材105
とは、相対的に容易にスライド移動可能である。
部材109の厚さよりも僅かに大きく設定されており、
長孔112、117の幅よりも大きな、ねじ142の頭
部により第2の操作部材109は外れることなく、長孔
112、117の長さの範囲で、第1の操作部材105
とは、相対的に容易にスライド移動可能である。
【0210】図から明らかなように、第1の操作部材1
05の連結部分104と、第2の操作部材109の連結
部分108と、は離間されており、その位置関係も第1
の操作部材105側が第2の操作部材109側よりも図
示左側である。
05の連結部分104と、第2の操作部材109の連結
部分108と、は離間されており、その位置関係も第1
の操作部材105側が第2の操作部材109側よりも図
示左側である。
【0211】第1、第2の操作部材105、109の第
1、第2のスライド部分102、103と106、10
7とが、そのままスライド移動されることで、第1、第
2の屈曲片118、119と121、122と、第1、
第2の押圧用係合端137、138と、の位置関係の相
対位置が遠近され、可逆的な動きをなし得る。
1、第2のスライド部分102、103と106、10
7とが、そのままスライド移動されることで、第1、第
2の屈曲片118、119と121、122と、第1、
第2の押圧用係合端137、138と、の位置関係の相
対位置が遠近され、可逆的な動きをなし得る。
【0212】その他、第2の操作部材109の、第1の
スライド部分106に設けられる、第1、第2の屈曲片
118、119、第2のスライド部分107に設けられ
る、第1、第2の屈曲片121、122、第2のスライ
ド部分107の第1、第2の屈曲片121、122、の
位置決め用切り欠き162、166、第1のスライド部
分106に形成される屈曲平面151、第2のスライド
部分107に形成される屈曲平面152、などの構成な
らびに作用、などは図7、図8に示されされる、該当部
分と同じことであるから、必要に応じて既述の説明とと
もに参照されたい。
スライド部分106に設けられる、第1、第2の屈曲片
118、119、第2のスライド部分107に設けられ
る、第1、第2の屈曲片121、122、第2のスライ
ド部分107の第1、第2の屈曲片121、122、の
位置決め用切り欠き162、166、第1のスライド部
分106に形成される屈曲平面151、第2のスライド
部分107に形成される屈曲平面152、などの構成な
らびに作用、などは図7、図8に示されされる、該当部
分と同じことであるから、必要に応じて既述の説明とと
もに参照されたい。
【0213】ユニット筐体155または32からプリン
ト板ユニット33を抜き外す手順については、図11、
12、13および、図14、15、16ならびに、その
説明と同じことであるから、ここでの説明は省略する。
ト板ユニット33を抜き外す手順については、図11、
12、13および、図14、15、16ならびに、その
説明と同じことであるから、ここでの説明は省略する。
【0214】本実施形態によれば、プリント板ユニット
を抜き外す機能のみをそなえているが、引き外し作業の
連続する場合には操作性が良好であり、同様に機能部分
が一方向のみであることから、方向を確かめる必要がな
いものである。しかも、一種類の操作具で異なる筐体に
対応可能なものである。
を抜き外す機能のみをそなえているが、引き外し作業の
連続する場合には操作性が良好であり、同様に機能部分
が一方向のみであることから、方向を確かめる必要がな
いものである。しかも、一種類の操作具で異なる筐体に
対応可能なものである。
【0215】本発明の各プリント板ユニット操作具は、
上述の実施形態に限定されるものではなく、たとえば、
プリント板ユニットはプリント板ユニット収容筐体に垂
直姿勢に並列して挿入実装されるものに限らず、水平姿
勢に並列して挿入実装されるものについても適用可能な
ことである。
上述の実施形態に限定されるものではなく、たとえば、
プリント板ユニットはプリント板ユニット収容筐体に垂
直姿勢に並列して挿入実装されるものに限らず、水平姿
勢に並列して挿入実装されるものについても適用可能な
ことである。
【0216】
【発明の効果】以上、詳細に説明のように本発明プリン
ト板ユニット操作具によると、プリント板ユニットをプ
リント板ユニット収容筐体に挿入接続させる挿入具と、
抜き出す抜き出し具と、を前後に一体にそなえるものと
することで、連動した作用により、異なる収容筐体に対
して選択的に選定して操作可能なものであるから、挿抜
を頻繁に行なう作業に好適なものである。しかも、一種
類の操作具で異なる収容筐体に選択的に容易に対応し得
る。
ト板ユニット操作具によると、プリント板ユニットをプ
リント板ユニット収容筐体に挿入接続させる挿入具と、
抜き出す抜き出し具と、を前後に一体にそなえるものと
することで、連動した作用により、異なる収容筐体に対
して選択的に選定して操作可能なものであるから、挿抜
を頻繁に行なう作業に好適なものである。しかも、一種
類の操作具で異なる収容筐体に選択的に容易に対応し得
る。
【0217】第2手段によると、プリント板ユニットを
プリント板ユニット収容筐体に挿入接続させる挿入用操
作具であるが、連続した挿入接続作業に対して操作性が
好適なものであるのみならず、異なる筐体に対して対応
可能なものである。
プリント板ユニット収容筐体に挿入接続させる挿入用操
作具であるが、連続した挿入接続作業に対して操作性が
好適なものであるのみならず、異なる筐体に対して対応
可能なものである。
【0218】第3手段によると、プリント板ユニットを
プリント板ユニット収容筐体から抜き出す抜き出し用操
作具であるが、連続した抜き出し作業に対して操作性が
良好なものであるのみならず、異なる筐体に対して対応
可能なものである。
プリント板ユニット収容筐体から抜き出す抜き出し用操
作具であるが、連続した抜き出し作業に対して操作性が
良好なものであるのみならず、異なる筐体に対して対応
可能なものである。
【0219】第4手段によると、第2の操作部材の第
1、第2のスライド部分先端の一方に設けられる第1、
第2の屈曲片に、プリント板ユニットの折り曲げ係合片
の突設部分を嵌め込ませる位置決め用切り欠きを設ける
ことで、プリント板ユニットに対するプリント板ユニッ
ト操作具の初期位置を設定位置決めさせることができる
から、第4手段を適用することによって、抜き出し操作
がきわめて効果的に行なえる。
1、第2のスライド部分先端の一方に設けられる第1、
第2の屈曲片に、プリント板ユニットの折り曲げ係合片
の突設部分を嵌め込ませる位置決め用切り欠きを設ける
ことで、プリント板ユニットに対するプリント板ユニッ
ト操作具の初期位置を設定位置決めさせることができる
から、第4手段を適用することによって、抜き出し操作
がきわめて効果的に行なえる。
【0220】そのほか、第1、第2の回動係合板につい
ても、軸ピンと頭付きのガイドピン115との二箇所で
支持されることから、従来のような、ぶれにより外れる
などの不安定さがないものともなっている。
ても、軸ピンと頭付きのガイドピン115との二箇所で
支持されることから、従来のような、ぶれにより外れる
などの不安定さがないものともなっている。
【0221】係合板の第2の係合爪の後側は、広幅とな
っているので、係合板が必要以上にプリント板ユニット
収容筐体内に入り込むことが阻止されるものともなって
いる。
っているので、係合板が必要以上にプリント板ユニット
収容筐体内に入り込むことが阻止されるものともなって
いる。
【0222】以上のように、本発明プリント板ユニット
操作具は、従来にないすぐれた新規性をそなえており、
その実用上の効果は、きわめて顕著なものである。
操作具は、従来にないすぐれた新規性をそなえており、
その実用上の効果は、きわめて顕著なものである。
【図1】本発明プリント板ユニット操作具第1の一実施
形態外観図である。
形態外観図である。
【図2】図1の平面図分離状態である。
【図3】第1、第2の回動係合板の側面図である。
【図4】図1の要部側面図(その1)である。
【図5】図1の要部平面図(その2)である。
【図6】第1、第2の回動係合板の動作説明図である。
【図7】第1のスライド部分の動作説明平面図である。
【図8】第2のスライド部分の動作説明平面図である。
【図9】本発明プリント板ユニット操作具による挿入手
順(その1)である。
順(その1)である。
【図10】本発明プリント板ユニット操作具による抜き
外し手順(その1)である。
外し手順(その1)である。
【図11】図10の要部拡大図である。
【図12】図10の平面図である。
【図13】本発明プリント板ユニット操作具による操作
手順(その2)である。
手順(その2)である。
【図14】本発明プリント板ユニット操作具による抜き
外し手順(その2)である。
外し手順(その2)である。
【図15】図14の要部拡大図である。
【図16】図14の平面図である。
【図17】本発明プリント板ユニット操作具第2の一実
施形態側面図である。
施形態側面図である。
【図18】本発明プリント板ユニット操作具第3の一実
施形態側面図である。
施形態側面図である。
【図19】従来装置第1の概略斜視図である。
【図20】プリント板ユニット第1の概略外観図であ
る。
る。
【図21】取り付け型プリント板ユニット操作具であ
る。
る。
【図22】従来のユニット筐体第1の側断面図である。
【図23】従来装置第2の概略斜視図である。
【図24】プリント板ユニット第2の概略外観図であ
る。
る。
【図25】従来のユニット筐体第2の側断面図である。
【図26】従来のプリント板ユニット操作具の外観図で
ある。
ある。
【図27】図26の平面図の分離状態である。
【図28】従来の第1の係合板の動作説明の要部側面図
である。
である。
【図29】図28の第1の操作部材を透視した側面図で
ある。
ある。
【図30】従来のプリント板ユニット操作具による挿入
手順(その1)である。
手順(その1)である。
【図31】図30の挿入完了状態側断面図である。
【図32】従来のプリント板ユニット操作具による抜き
外し手順(その1)である。
外し手順(その1)である。
【図33】従来のプリント板ユニット操作具による挿入
手順(その2)である。
手順(その2)である。
【図34】従来のプリント板ユニット操作具による抜き
外し手順(その2)である。
外し手順(その2)である。
【図35】従来のプリント板ユニット操作具が共通化し
得ない理由である。
得ない理由である。
【図36】操作具を一体にそなえるプリント板ユニット
とそなえないものとの混在実装の斜視図である。
とそなえないものとの混在実装の斜視図である。
【図37】図36の要部平面図に従来のプリント板ユニ
ット操作具を適用することの説明図である。
ット操作具を適用することの説明図である。
1 装置筐体 2 ユニット筐体 3 プリント板ユニット 5 開口面 6、7 係合端面 8 プリント板ユニット側コネクタ 9 正面板 11 取り付け型プリント板ユニット操作具 12 プリント配線板 14 脚部 15 操作具取り付け用板 16 リベット 17 ピン 18 レバー部分 19 引き抜き用端部 21 挿入用端部 22 貫通孔 23 挿入溝 25 突条 26 バックボード 27 バックボード側コネクタ 28 端子ピン 31 装置筐体 32 ユニット筐体 33 プリント板ユニット 35 開口面 36、37 係合端面 38 折り曲げ係合片 41 突設部分 42 折り曲げ端面 43 係合孔 45 溝金具 51 プリント板ユニット操作具 52 第1のスライド部分 53 第2のスライド部分 54 連結部分 55 第1の操作部材 56 第1のスライド部分 57 第2のスライド部分 58 連結部分 59 第2の操作部材 61 合成樹脂皮膜 62 長孔 63 押圧用係合端 65 ガイドピン 67 長孔 68 引き抜き用係合ピン 71、72 係合爪 73 第1の係合板 74 第2の係合板 75 軸ピン 77 押圧用端面 78 平座金 79 ガイドねじ 81 軸部 82 ねじ頭 85 E型止め輪 87 水平方向の長孔部分 88 傾斜方向の長孔部分 101 プリント板ユニット操作具 102 第1のスライド部分 103 第2のスライド部分 104 連結部分 105 第1の操作部材 106 第1のスライド部分 107 第2のスライド部分 108 連結部分 109 第2の操作部材 111 合成樹脂皮膜 112 長孔 113 押圧用係合端 115 ガイドピン 117 長孔 118 第1の屈曲片 119 第2の屈曲片 121 第1の屈曲片 122 第2の屈曲片 125 軸ピン 126、127 係合爪 128 第1の回動係合板 129 第2の回動係合板 131 第1の係合爪 132 第2の係合爪 133 係合板 135 広がり面 136 平行平面 137 第1の押圧用係合端 138 第2の押圧用係合端 141 管状のスペーサ 142 ねじ 145 貫通孔 146 水平方向の長孔部分 147 傾斜方向の長孔部分 148 開口 151、152 屈曲平面 155 ユニット筐体 156 Z形金具 157 L形金具 161 広幅部分 162 位置決め用切り欠き 165 屈曲板 166 位置決め用切り欠き 171、181 プリント板ユニット操作具
Claims (4)
- 【請求項1】 両端に平行する第1、第2のスライド部
分と該第1、第2のスライド部分を直交方向に連結する
連結部分とをそれぞれにそなえる第1、第2の操作部材
のスライド部分を隣接状態として相互にスライド移動可
能に係合ならびに連結部分相互間を離間させてなり、 上記第1の操作部材の第1のスライド部分先端に設けら
れプリント板ユニット収容筐体の開口端との係合位置と
退避位置とに選択的に回動可能にして先端に係合爪をそ
れぞれそなえる第1、第2の回動係合板と第2のスライ
ド部分先端に設けられプリント板ユニット収容筐体の開
口端に係合される第1、第2の係合爪と、上記第2の操
作部材の第1、第2のスライド部分先端に設けられプリ
ント板ユニットの前端に係合当接し得る押圧用係合端
と、からなる、プリント板ユニットを筐体内に挿入収容
させる挿入具を一方の端部にそなえ、 上記第1の操作部材の第1、第2のスライド部分先端に
設けられプリント板ユニット収容筐体の異なる開口端位
置に係合当接し得る第1、第2の押圧用係合端と、上記
第2の操作部材の第1、第2のスライド部分先端にそれ
ぞれ設けられプリント板ユニット先端に突設される折り
曲げ係合片に当接係合される第1、第2の屈曲片と、か
らなる、プリント板ユニットを筐体から抜き出す抜き出
し具を他方の端部にそなえ、 てなることを特徴とするプリント板ユニット操作具。 - 【請求項2】 両端に平行する第1、第2のスライド部
分と該第1、第2のスライド部分を直交方向に連結する
連結部分とをそれぞれにそなえる第1、第2の操作部材
のスライド部分を隣接状態として相互にスライド移動可
能に係合ならびに連結部分相互間を離間させてなり、 上記第1の操作部材の第1のスライド部分先端に設けら
れプリント板ユニット収容筐体の開口端との係合位置と
退避位置とに選択的に回動可能な第1、第2の回動係合
板と第2のスライド部分先端に設けられプリント板ユニ
ット収容筐体の開口端に係合される第1、第2の係合爪
と、上記第2の操作部材の第1、第2のスライド部分先
端に設けられプリント板ユニットの前端に係合当接し得
る押圧用係合端と、をそなえ、 上記第1の操作部材の第1のスライド部分の第1、第2
の回動係合板と第2のスライド部分の第1、第2の係合
爪とをそれぞれ選択してプリント板ユニット収容筐体の
開口端に係合させるとともに第2の操作部材の押圧用係
合端をプリント板ユニットの前端に係合当接させた状態
で、第1、第2の連結部分を接近させることによりプリ
ント板ユニットを筐体内に挿入収容させることを特徴と
するプリント板ユニット操作具。 - 【請求項3】 両端に平行する第1、第2のスライド部
分と該第1、第2のスライド部分を直交方向に連結する
連結部分とをそれぞれにそなえる第1、第2の操作部材
のスライド部分を隣接状態として相互にスライド移動可
能に係合ならびに連結部分相互間を離間させてなり、 上記第1の操作部材の第1、第2のスライド部分先端に
設けられプリント板ユニット収容筐体の異なる開口端位
置に係合当接し得る第1、第2の押圧用係合端と、上記
第2の操作部材の第1、第2のスライド部分先端にそれ
ぞれ設けられプリント板ユニット先端に突設される折り
曲げ係合片に当接係合される第1、第2の屈曲片と、を
そなえ、 上記第2の操作部材の第1、第2の屈曲片を選択してプ
リント板ユニットの折り曲げ係合片に係合させるととも
に第1の操作部材の第1、第2の押圧用係合端をプリン
ト板ユニットの開口端に対応させ係合当接させた状態
で、第1、第2の連結部分を接近させることによりプリ
ント板ユニットを筐体から抜き出させることを特徴とす
るプリント板ユニット操作具。 - 【請求項4】 上記第2の操作部材の第1、第2のスラ
イド部分先端の一方に設けられる第1、第2の屈曲片に
はプリント板ユニットの折り曲げ係合片の突設部分を嵌
め込ませる位置決め用切り欠きが形成されてなることを
特徴とする請求項1または請求項3に記載のプリント板
ユニット操作具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15100697A JPH10341088A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | プリント板ユニット操作具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15100697A JPH10341088A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | プリント板ユニット操作具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10341088A true JPH10341088A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15509239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15100697A Withdrawn JPH10341088A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | プリント板ユニット操作具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10341088A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106793654A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-31 | 国网山东省电力公司新泰市供电公司 | 一种用于在机柜中安装设备的辅助装置及方法 |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP15100697A patent/JPH10341088A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106793654A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-31 | 国网山东省电力公司新泰市供电公司 | 一种用于在机柜中安装设备的辅助装置及方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1978606B1 (en) | Slide lock panel-mount connector | |
JP3212210B2 (ja) | カム部材付きコネクタ | |
US5192222A (en) | Plug connection device for simultaneous mechanical and electrical connection of two electronic units | |
KR101582874B1 (ko) | 커넥터 | |
US6755680B2 (en) | Fixture device for use in connection of flat wire member with terminal connector | |
EP0793304B1 (en) | Connector connection structure | |
CN114514660B (zh) | 接线板 | |
US4109379A (en) | Manipulator for the insertion and extraction of printed-circuit boards into and from a holder therefor | |
EP1710869A2 (en) | A connector device | |
JP3368661B2 (ja) | フラットケーブル用コネクタの嵌合治具 | |
JP3851840B2 (ja) | コネクタの離脱構造及びコネクタ離脱用治具 | |
EP0843387B1 (en) | Connector connecting structure | |
JP3851839B2 (ja) | コネクタの離脱構造及びコネクタ離脱用治具 | |
JPH10341088A (ja) | プリント板ユニット操作具 | |
JP3478995B2 (ja) | コネクタ支持機構 | |
JP4256052B2 (ja) | 基板保持具 | |
JP2000331743A (ja) | コネクタ支持機構 | |
JP2860865B2 (ja) | コネクタの端子固定装置 | |
JP2582527Y2 (ja) | 端子係止具付きコネクタ | |
JPH0619132Y2 (ja) | 電子機器筐体におけるコネクタの接続構造 | |
CN219658989U (zh) | 卡连接组件及其电子卡安装结构 | |
CN220209361U (zh) | 一种带二次锁的连接器 | |
JPH05234660A (ja) | 端子用コネクタのストッパ押し込み装置 | |
JP3270638B2 (ja) | 電気配線用コネクタ | |
JP3033577U (ja) | 基板収納用ラック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |