JPH10340569A - ハウジング、光ヘッド装置及び光ディスク装置 - Google Patents
ハウジング、光ヘッド装置及び光ディスク装置Info
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- JPH10340569A JPH10340569A JP15120897A JP15120897A JPH10340569A JP H10340569 A JPH10340569 A JP H10340569A JP 15120897 A JP15120897 A JP 15120897A JP 15120897 A JP15120897 A JP 15120897A JP H10340569 A JPH10340569 A JP H10340569A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、主回路基板に近接して配置されて
も、主回路基板との接続のための配線を、不都合が生じ
ることのないように、効率的に引き回すことを可能とし
た光ヘッド装置及びそのハウジングと、該光ヘッド装置
を備えた光ディスク装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】光源18,19が設けられる光源取付部1
7aと、対物レンズ16を駆動するアクチュエータ23
を内蔵するアクチュエータ内蔵部17bと、光源18,
19及びアクチュエータ23を駆動する電源を供給する
配線基板24とを有する光ヘッド装置13において、光
ディスク12の周に沿って見て光源取付部17a及びア
クチュエータ内蔵部17bよりも凹ませて形成され、光
源取付部17aとアクチュエータ内蔵部17bとを連結
する連結部17cを備え、この連結部17cがなす面に
沿って配線基板24の延出部が納まるようにしている。
も、主回路基板との接続のための配線を、不都合が生じ
ることのないように、効率的に引き回すことを可能とし
た光ヘッド装置及びそのハウジングと、該光ヘッド装置
を備えた光ディスク装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】光源18,19が設けられる光源取付部1
7aと、対物レンズ16を駆動するアクチュエータ23
を内蔵するアクチュエータ内蔵部17bと、光源18,
19及びアクチュエータ23を駆動する電源を供給する
配線基板24とを有する光ヘッド装置13において、光
ディスク12の周に沿って見て光源取付部17a及びア
クチュエータ内蔵部17bよりも凹ませて形成され、光
源取付部17aとアクチュエータ内蔵部17bとを連結
する連結部17cを備え、この連結部17cがなす面に
沿って配線基板24の延出部が納まるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク(情
報記録媒体)に対して光学的に情報の書き込みあるいは
読み取りを行なう光ヘッド装置及びそのハウジングと、
該光ヘッド装置を備えた光ディスク装置とに関する。
報記録媒体)に対して光学的に情報の書き込みあるいは
読み取りを行なう光ヘッド装置及びそのハウジングと、
該光ヘッド装置を備えた光ディスク装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如き光ディスクと
しては、従来より、音声データが記録されたCD(Comp
act Disk)や、動画像データと音声データとが共に記録
されたLD(Laser Disk)等が、広く普及している。
しては、従来より、音声データが記録されたCD(Comp
act Disk)や、動画像データと音声データとが共に記録
されたLD(Laser Disk)等が、広く普及している。
【0003】また、近時では、CDと同径の光ディスク
に、動画像データや音声データだけでなく、例えば字幕
等を表わす副映像データを圧縮して高密度で記録すると
ともに、音声や字幕については、言語の異なるものを複
数種類記録しておくことにより、再生時に、希望の言語
の音声や字幕を自由に選択して再生することができるよ
うにした、通称DVDと称される光ディスクも開発され
ている。
に、動画像データや音声データだけでなく、例えば字幕
等を表わす副映像データを圧縮して高密度で記録すると
ともに、音声や字幕については、言語の異なるものを複
数種類記録しておくことにより、再生時に、希望の言語
の音声や字幕を自由に選択して再生することができるよ
うにした、通称DVDと称される光ディスクも開発され
ている。
【0004】なお、このDVDにおいては、その開発の
一環として、DVD−ROM(ReadOnly Memory)やD
VD−RAM(Read After Memory )として用いるため
の開発も推進されている。
一環として、DVD−ROM(ReadOnly Memory)やD
VD−RAM(Read After Memory )として用いるため
の開発も推進されている。
【0005】一方、このような光ディスクに対して情報
の記録や再生を行なう光ディスク装置としては、光ディ
スクの回転速度を制御する回転サーボユニットや、光デ
ィスクの信号記録面にレーザビームを照射して情報を書
き込んだり、光ディスクからの反射光を光電変換するこ
とによって、光ディスクに記録された情報を読み取る光
ヘッド装置等を有している。
の記録や再生を行なう光ディスク装置としては、光ディ
スクの回転速度を制御する回転サーボユニットや、光デ
ィスクの信号記録面にレーザビームを照射して情報を書
き込んだり、光ディスクからの反射光を光電変換するこ
とによって、光ディスクに記録された情報を読み取る光
ヘッド装置等を有している。
【0006】ところで、上記した光ディスク装置にあっ
ては、現在、可及的に小型化が望まれる傾向にあり、そ
のための開発が盛んに行なわれている。この場合、光デ
ィスク装置内に収容される光ヘッド装置と主回路基板と
は、必然的に近接して配置されることになる。このた
め、光ヘッド装置と主回路基板とを電気的に接続するた
めの配線を、光ヘッド装置の移動を妨害したり、他のス
ペースにはみ出したりする不都合のないように、効率的
に引き回すことが非常に重要なこととなっている。
ては、現在、可及的に小型化が望まれる傾向にあり、そ
のための開発が盛んに行なわれている。この場合、光デ
ィスク装置内に収容される光ヘッド装置と主回路基板と
は、必然的に近接して配置されることになる。このた
め、光ヘッド装置と主回路基板とを電気的に接続するた
めの配線を、光ヘッド装置の移動を妨害したり、他のス
ペースにはみ出したりする不都合のないように、効率的
に引き回すことが非常に重要なこととなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
光ディスク装置では、小型化を促進するために光ヘッド
装置と主回路基板とを近接して配置しているので、両者
を接続するための配線を、光ヘッド装置の移動を邪魔し
たり、他のスペースにはみ出したりしないように、効率
的に引き回すことが重要な課題となっている。
光ディスク装置では、小型化を促進するために光ヘッド
装置と主回路基板とを近接して配置しているので、両者
を接続するための配線を、光ヘッド装置の移動を邪魔し
たり、他のスペースにはみ出したりしないように、効率
的に引き回すことが重要な課題となっている。
【0008】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、主回路基板に近接して配置されても、主
回路基板との接続のための配線を、不都合が生じること
のないように、効率的に引き回すことを可能とした極め
て良好な光ヘッド装置及びそのハウジングと、該光ヘッ
ド装置を備えた光ディスク装置とを提供することを目的
とする。
されたもので、主回路基板に近接して配置されても、主
回路基板との接続のための配線を、不都合が生じること
のないように、効率的に引き回すことを可能とした極め
て良好な光ヘッド装置及びそのハウジングと、該光ヘッ
ド装置を備えた光ディスク装置とを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】まず、この発明に係るハ
ウジングは、レーザ光を出射する光源が設けられる光源
取付部と、レーザ光を光ディスク上に結像する対物レン
ズを駆動するアクチュエータを内蔵するアクチュエータ
内蔵部とを有するものを対象としている。
ウジングは、レーザ光を出射する光源が設けられる光源
取付部と、レーザ光を光ディスク上に結像する対物レン
ズを駆動するアクチュエータを内蔵するアクチュエータ
内蔵部とを有するものを対象としている。
【0010】そして、光源取付部及びアクチュエータ内
蔵部よりも光ディスクの径方向の幅が狭くされて設けら
れ光源取付部から出射したレーザ光をアクチュエータ内
蔵部に向けて導光し光源取付部とアクチュエータ内蔵部
とを連結する連結部を備えている。
蔵部よりも光ディスクの径方向の幅が狭くされて設けら
れ光源取付部から出射したレーザ光をアクチュエータ内
蔵部に向けて導光し光源取付部とアクチュエータ内蔵部
とを連結する連結部を備えている。
【0011】また、この発明に係る光ヘッド装置は、レ
ーザ光を出射する光源が設けられる光源取付部と、レー
ザ光を光ディスク上に結像する対物レンズを駆動するア
クチュエータを内蔵するアクチュエータ内蔵部と、光源
及びアクチュエータを駆動する電源を供給する配線基板
とを有するものを対象としている。
ーザ光を出射する光源が設けられる光源取付部と、レー
ザ光を光ディスク上に結像する対物レンズを駆動するア
クチュエータを内蔵するアクチュエータ内蔵部と、光源
及びアクチュエータを駆動する電源を供給する配線基板
とを有するものを対象としている。
【0012】そして、光ディスクの周に沿って見て光源
取付部及びアクチュエータ内蔵部よりも凹ませて形成さ
れ光源取付部とアクチュエータ内蔵部とを連結する連結
部を備え、この連結部がなす面に沿って配線基板の延出
部が納まるようにしている。
取付部及びアクチュエータ内蔵部よりも凹ませて形成さ
れ光源取付部とアクチュエータ内蔵部とを連結する連結
部を備え、この連結部がなす面に沿って配線基板の延出
部が納まるようにしている。
【0013】さらに、この発明に係る光ディスク装置
は、少なくとも、光ディスクの回転駆動手段と、主印刷
配線板と、上記した光ヘッド装置とを備えている。上記
のような構成の光ヘッド装置によれば、光ディスクの周
に沿って見て光源取付部及びアクチュエータ内蔵部より
も凹ませて形成され光源取付部とアクチュエータ内蔵部
とを連結する連結部を備え、この連結部がなす面に沿っ
て配線基板の延出部が納まるようにしたので、光ヘッド
装置が主回路基板に近接して配置されても、光ヘッド装
置と主回路基板とを接続するための配線基板を、光ヘッ
ド装置の移動を妨害したり、他のスペースにはみ出した
りする不都合が生じることのないように、効率的に引き
回すことが可能となる。
は、少なくとも、光ディスクの回転駆動手段と、主印刷
配線板と、上記した光ヘッド装置とを備えている。上記
のような構成の光ヘッド装置によれば、光ディスクの周
に沿って見て光源取付部及びアクチュエータ内蔵部より
も凹ませて形成され光源取付部とアクチュエータ内蔵部
とを連結する連結部を備え、この連結部がなす面に沿っ
て配線基板の延出部が納まるようにしたので、光ヘッド
装置が主回路基板に近接して配置されても、光ヘッド装
置と主回路基板とを接続するための配線基板を、光ヘッ
ド装置の移動を妨害したり、他のスペースにはみ出した
りする不都合が生じることのないように、効率的に引き
回すことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明をCDとDVDと
に対応可能なコンパチブルタイプの光ディスク装置に適
用した場合の実施の形態について、図面を参照して詳細
に説明する。図1において、符号10は上記光ディスク
装置のメインシャーシである。このメインシャーシ10
の表面側では、ディスクモータ11により光ディスク1
2が回転駆動されるようになっている。
に対応可能なコンパチブルタイプの光ディスク装置に適
用した場合の実施の形態について、図面を参照して詳細
に説明する。図1において、符号10は上記光ディスク
装置のメインシャーシである。このメインシャーシ10
の表面側では、ディスクモータ11により光ディスク1
2が回転駆動されるようになっている。
【0015】また、このメインシャーシ10の表面側に
は、光ディスク12の信号記録面に対向するように、光
ヘッド装置13が配置されている。この光ヘッド装置1
3は、詳細は後述するが、メインシャーシ10上に略平
行に固定された一対のガイドシャフト14,15によっ
て、その対物レンズ16が、光ディスク12の径方向に
移動可能となるように支持されている。
は、光ディスク12の信号記録面に対向するように、光
ヘッド装置13が配置されている。この光ヘッド装置1
3は、詳細は後述するが、メインシャーシ10上に略平
行に固定された一対のガイドシャフト14,15によっ
て、その対物レンズ16が、光ディスク12の径方向に
移動可能となるように支持されている。
【0016】この光ヘッド装置13は、図1で実線で示
した位置が、光ディスク12の最内周に対応する状態を
示し、同図中二点鎖線で示した位置が、光ディスク12
の最外周に対応する状態を示している。つまり、この光
ヘッド装置13は、一対のガイドシャフト14,15に
支持されて、図1に実線で示す位置と二点鎖線で示す位
置との間を移動可能となっている。
した位置が、光ディスク12の最内周に対応する状態を
示し、同図中二点鎖線で示した位置が、光ディスク12
の最外周に対応する状態を示している。つまり、この光
ヘッド装置13は、一対のガイドシャフト14,15に
支持されて、図1に実線で示す位置と二点鎖線で示す位
置との間を移動可能となっている。
【0017】ここで、図2及び図3は、それぞれ上記光
ヘッド装置13を表面側及び裏面側から見た状態を示し
ている。まず、符号17は、この光ヘッド装置13のハ
ウジングである。このハウジング17内には、CDに対
応した波長のレーザ光を発生するレーザ光源,光検出素
子及び焦点誤差検出素子等を内蔵したIOU(Integrat
ed Optical Unit )18が搭載されている。
ヘッド装置13を表面側及び裏面側から見た状態を示し
ている。まず、符号17は、この光ヘッド装置13のハ
ウジングである。このハウジング17内には、CDに対
応した波長のレーザ光を発生するレーザ光源,光検出素
子及び焦点誤差検出素子等を内蔵したIOU(Integrat
ed Optical Unit )18が搭載されている。
【0018】また、このハウジング17内には、DVD
に対応した波長のレーザ光を発生するレーザ光源,光検
出素子及び焦点誤差検出素子等を内蔵したIOU19
と、ダイクロイックミラー20と、コリメータレンズ2
1と、反射レンズ22と、上記対物レンズ16をフォー
カス方向やトラッキング方向に制御するためのアクチュ
エータ23とが、搭載されている。
に対応した波長のレーザ光を発生するレーザ光源,光検
出素子及び焦点誤差検出素子等を内蔵したIOU19
と、ダイクロイックミラー20と、コリメータレンズ2
1と、反射レンズ22と、上記対物レンズ16をフォー
カス方向やトラッキング方向に制御するためのアクチュ
エータ23とが、搭載されている。
【0019】そして、例えばIOU18のレーザ光源か
ら射出されたレーザ光は、ダイクロイックミラー20を
通過しコリメータレンズ21で平行光に変換された後、
反射レンズ22で方向を変えられて対物レンズ16によ
り光ディスク12(この場合CD)の信号記録面上に集
光される。また、光ディスク12(CD)からの反射光
は、上記と逆の経路を辿り、IOU18内の焦点誤差検
出素子で方向を変えられて光検出素子に達し、記録情報
の読み取りが行なわれる。
ら射出されたレーザ光は、ダイクロイックミラー20を
通過しコリメータレンズ21で平行光に変換された後、
反射レンズ22で方向を変えられて対物レンズ16によ
り光ディスク12(この場合CD)の信号記録面上に集
光される。また、光ディスク12(CD)からの反射光
は、上記と逆の経路を辿り、IOU18内の焦点誤差検
出素子で方向を変えられて光検出素子に達し、記録情報
の読み取りが行なわれる。
【0020】なお、IOU19のレーザ光源から射出さ
れたレーザ光に対しても、上記と同様な経路を辿ること
で、光ディスク12(この場合DVD)からの記録情報
の読み取りが行なわれる。これにより、この光ディスク
装置は、CDとDVDとの2種類の光ディスク12に対
して、記録情報の読み取りを行なうことができるように
なる。
れたレーザ光に対しても、上記と同様な経路を辿ること
で、光ディスク12(この場合DVD)からの記録情報
の読み取りが行なわれる。これにより、この光ディスク
装置は、CDとDVDとの2種類の光ディスク12に対
して、記録情報の読み取りを行なうことができるように
なる。
【0021】ここで、上記ハウジング17の表面側、つ
まり、対物レンズ16が露出されている側には、略帯状
に形成されたフレキシブル印刷配線板24の一端部が取
着されている。このフレキシブル印刷配線板24の一端
部は、図中に斜線で示すようにハウジング17の表面側
の略半分を覆うように形成され、ハウジング17に搭載
されたIOU18,19やアクチュエータ23と電気的
に接続されている。
まり、対物レンズ16が露出されている側には、略帯状
に形成されたフレキシブル印刷配線板24の一端部が取
着されている。このフレキシブル印刷配線板24の一端
部は、図中に斜線で示すようにハウジング17の表面側
の略半分を覆うように形成され、ハウジング17に搭載
されたIOU18,19やアクチュエータ23と電気的
に接続されている。
【0022】また、このフレキシブル印刷配線板24の
他端部は、上記メインシャーシ10上で、ハウジング1
7の裏面側に対応する位置に固定された、図示しない主
印刷配線板に接続されている。この主印刷配線板には、
光ディスク装置の全体の動作を統括的に制御するための
回路が構成されており、この回路と、上記IOU18,
19やアクチュエータ23とが、フレキシブル印刷配線
板24を介して電気的に接続されている。
他端部は、上記メインシャーシ10上で、ハウジング1
7の裏面側に対応する位置に固定された、図示しない主
印刷配線板に接続されている。この主印刷配線板には、
光ディスク装置の全体の動作を統括的に制御するための
回路が構成されており、この回路と、上記IOU18,
19やアクチュエータ23とが、フレキシブル印刷配線
板24を介して電気的に接続されている。
【0023】この場合、上記フレキシブル印刷配線板2
4の他端部は、図1に示すように、光ヘッド装置13の
移動を許容し得る長さだけ、光ヘッド装置13の移動方
向に沿って延出されている。そして、このフレキシブル
印刷配線板24の他端部は、ハウジング17の裏面側に
回り込むように湾曲されて、光ディスク装置本体に設け
られる主印刷配線板に接続される構造となっている。
4の他端部は、図1に示すように、光ヘッド装置13の
移動を許容し得る長さだけ、光ヘッド装置13の移動方
向に沿って延出されている。そして、このフレキシブル
印刷配線板24の他端部は、ハウジング17の裏面側に
回り込むように湾曲されて、光ディスク装置本体に設け
られる主印刷配線板に接続される構造となっている。
【0024】また、このハウジング17には、その光デ
ィスク12に対向する面、すなわち、表面側から裏面側
にフレキシブル印刷配線板24が回り込む位置に相当す
る部位に、凹部25が形成されている。そして、光ヘッ
ド装置13が、図1に二点鎖線で示したように、光ディ
スク12の最外周に対応する位置に達したとき、フレキ
シブル印刷配線板24が、凹部25に沿って回り込むよ
うにして、ハウジング17の表面側から裏面側に折り返
されることになる。
ィスク12に対向する面、すなわち、表面側から裏面側
にフレキシブル印刷配線板24が回り込む位置に相当す
る部位に、凹部25が形成されている。そして、光ヘッ
ド装置13が、図1に二点鎖線で示したように、光ディ
スク12の最外周に対応する位置に達したとき、フレキ
シブル印刷配線板24が、凹部25に沿って回り込むよ
うにして、ハウジング17の表面側から裏面側に折り返
されることになる。
【0025】この場合、光ヘッド装置13が光ディスク
12の最外周に対応する位置に達したとき、フレキシブ
ル印刷配線板24が凹部25の近傍を無理なく回り込む
ためには、凹部25のフレキシブル印刷配線板24が凹
部25に当接する部位25aを、光ヘッド装置13の移
動方向に対して略直交する面として形成すれば有利であ
る。
12の最外周に対応する位置に達したとき、フレキシブ
ル印刷配線板24が凹部25の近傍を無理なく回り込む
ためには、凹部25のフレキシブル印刷配線板24が凹
部25に当接する部位25aを、光ヘッド装置13の移
動方向に対して略直交する面として形成すれば有利であ
る。
【0026】なお、光ヘッド装置13が、図1に実線で
示したように、光ディスク12の最内周に対応する位置
に達したときには、フレキシブル印刷配線板24は、ハ
ウジング17の表面側から裏面側に折り返される部分
が、図1に二点鎖線で示した位置に比べてメインシャー
シ10の内側になることは明らかである。
示したように、光ディスク12の最内周に対応する位置
に達したときには、フレキシブル印刷配線板24は、ハ
ウジング17の表面側から裏面側に折り返される部分
が、図1に二点鎖線で示した位置に比べてメインシャー
シ10の内側になることは明らかである。
【0027】このため、光ヘッド装置13の位置に無関
係に、フレキシブル印刷配線板24が、メインシャーシ
10上から不要にはみ出すことなく収納されることにな
るので、フレキシブル印刷配線板24が他のスペースに
はみ出すという不都合を防止することができる。
係に、フレキシブル印刷配線板24が、メインシャーシ
10上から不要にはみ出すことなく収納されることにな
るので、フレキシブル印刷配線板24が他のスペースに
はみ出すという不都合を防止することができる。
【0028】また、フレキシブル印刷配線板24は、ハ
ウジング17の表面側に対向する部分と裏面側に対向す
る部分とが略平行状態を保つようにして、光ヘッド装置
13の移動に追従されるようになるので、フレキシブル
印刷配線板24に無理な力が作用して光ヘッド装置13
の移動を妨害するという不都合も防止することができ
る。
ウジング17の表面側に対向する部分と裏面側に対向す
る部分とが略平行状態を保つようにして、光ヘッド装置
13の移動に追従されるようになるので、フレキシブル
印刷配線板24に無理な力が作用して光ヘッド装置13
の移動を妨害するという不都合も防止することができ
る。
【0029】なお、上記ハウジング17の形状として
は、IOU18,19が収納される光源取付部17a
と、IOU18,19から出射されるレーザ光を光ディ
スク12上に結像する対物レンズ16を駆動するアクチ
ュエータ23を内蔵するアクチュエータ内蔵部17b
と、光源取付部17a及びアクチュエータ内蔵部17b
よりも光ディスク12の径方向の幅が狭くされて設けら
れ、光源取付部17a側から出射したレーザ光をアクチ
ュエータ内蔵部17b側に向けて導光するとともに、光
源取付部17aとアクチュエータ内蔵部17bとを連結
する連結部17cとが形成されていればよいことにな
る。
は、IOU18,19が収納される光源取付部17a
と、IOU18,19から出射されるレーザ光を光ディ
スク12上に結像する対物レンズ16を駆動するアクチ
ュエータ23を内蔵するアクチュエータ内蔵部17b
と、光源取付部17a及びアクチュエータ内蔵部17b
よりも光ディスク12の径方向の幅が狭くされて設けら
れ、光源取付部17a側から出射したレーザ光をアクチ
ュエータ内蔵部17b側に向けて導光するとともに、光
源取付部17aとアクチュエータ内蔵部17bとを連結
する連結部17cとが形成されていればよいことにな
る。
【0030】そして、光ヘッド装置13としては、連結
部17cがなす面に沿って、フレキシブル印刷配線板2
4の延出された部分が納まるように設定されればよいこ
とになる。
部17cがなす面に沿って、フレキシブル印刷配線板2
4の延出された部分が納まるように設定されればよいこ
とになる。
【0031】次に、上記ハウジング17には、図2及び
図3に示すように、2つのIOU18,19の近傍の側
面(上記凹部25を含む)に、多数の凹凸部26が形成
されている。この凹凸部26によりハウジング17の表
面積が大きくなるので、IOU18,19のレーザ光源
(レーザダイオード)から発生した熱がハウジング17
に伝達されたとき、その熱が周囲に放たれることにな
り、大きな放熱効果を得ることができる。
図3に示すように、2つのIOU18,19の近傍の側
面(上記凹部25を含む)に、多数の凹凸部26が形成
されている。この凹凸部26によりハウジング17の表
面積が大きくなるので、IOU18,19のレーザ光源
(レーザダイオード)から発生した熱がハウジング17
に伝達されたとき、その熱が周囲に放たれることにな
り、大きな放熱効果を得ることができる。
【0032】また、少なくともフレキシブル印刷配線板
24がハウジング17に接する部位について凹凸形状に
することによって、フレキシブル印刷配線板24との接
面積を小さくできかつ熱を逃がす空隙をつくることがで
き、フレキシブル印刷配線板24にIOU18,19の
熱が伝達しにくくなるため、フレキシブル印刷配線板2
4の熱による劣化を抑えることができる。
24がハウジング17に接する部位について凹凸形状に
することによって、フレキシブル印刷配線板24との接
面積を小さくできかつ熱を逃がす空隙をつくることがで
き、フレキシブル印刷配線板24にIOU18,19の
熱が伝達しにくくなるため、フレキシブル印刷配線板2
4の熱による劣化を抑えることができる。
【0033】さらに、IOU18,19から出射するレ
ーザ光の光路に相当する部位で、光学素子のない部分を
凹形状に形成することにより、読み取りあるいは書き込
みの性能に悪影響を与えることなく軽量化できたので、
光ヘッド装置13の送り速度を高めることができた。
ーザ光の光路に相当する部位で、光学素子のない部分を
凹形状に形成することにより、読み取りあるいは書き込
みの性能に悪影響を与えることなく軽量化できたので、
光ヘッド装置13の送り速度を高めることができた。
【0034】また、フレキシブル印刷配線板24の折り
返し部が光ヘッド装置13からはみ出さないようにする
ことができるので、光ディスク装置の外形寸法を極小化
することができる。なお、この発明は上記した実施の形
態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。
返し部が光ヘッド装置13からはみ出さないようにする
ことができるので、光ディスク装置の外形寸法を極小化
することができる。なお、この発明は上記した実施の形
態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
主回路基板に近接して配置されても、主回路基板との接
続のための配線を、不都合が生じることのないように、
効率的に引き回すことを可能とした極めて良好な光ヘッ
ド装置及びそのハウジングと、該光ヘッド装置を備えた
光ディスク装置とを提供することができる。
主回路基板に近接して配置されても、主回路基板との接
続のための配線を、不都合が生じることのないように、
効率的に引き回すことを可能とした極めて良好な光ヘッ
ド装置及びそのハウジングと、該光ヘッド装置を備えた
光ディスク装置とを提供することができる。
【図1】この発明の実施の形態を示す平面図。
【図2】同実施の形態における光ヘッド装置を表面側か
ら見た状態を示す斜視図。
ら見た状態を示す斜視図。
【図3】同実施の形態における光ヘッド装置を裏面側か
ら見た状態を示す斜視図。
ら見た状態を示す斜視図。
10…メインシャーシ、 11…ディスクモータ、 12…光ディスク、 13…光ヘッド装置、 14,15…ガイドシャフト、 16…対物レンズ、 17…ハウジング、 18,19…IOU、 20…ダイクロイックミラー、 21…コリメータレンズ、 22…反射レンズ、 23…アクチュエータ、 24…フレキシブル印刷配線板、 25…凹部、 26…凹凸部。
Claims (5)
- 【請求項1】 レーザ光を出射する光源が設けられる光
源取付部と、 前記レーザ光を光ディスク上に結像する対物レンズを駆
動するアクチュエータを内蔵するアクチュエータ内蔵部
と、を有するハウジングにおいて、 前記光源取付部及び前記アクチュエータ内蔵部よりも前
記光ディスクの径方向の幅が狭くされて設けられ前記光
源取付部から出射した前記レーザ光を前記アクチュエー
タ内蔵部に向けて導光し前記光源取付部と前記アクチュ
エータ内蔵部とを連結する連結部を具備することを特徴
とするハウジング。 - 【請求項2】 レーザ光を出射する光源が設けられる光
源取付部と、前記レーザ光を光ディスク上に結像する対
物レンズを駆動するアクチュエータを内蔵するアクチュ
エータ内蔵部と、前記光源及び前記アクチュエータを駆
動する電源を供給する配線基板とを有する光ヘッド装置
において、 前記光ディスクの周に沿って見て前記光源取付部及び前
記アクチュエータ内蔵部よりも凹ませて形成され前記光
源取付部と前記アクチュエータ内蔵部とを連結する連結
部を備え、 この連結部がなす面に沿って前記配線基板の延出部が納
まることを特徴とする光ヘッド装置。 - 【請求項3】 前記配線基板の延出部が接する面がトラ
ッキング方向に対して垂直方向であることを特徴とする
請求項2記載の光ヘッド装置。 - 【請求項4】 少なくとも前記配線基板の延出部が接す
る面が凹凸形状に形成されていることを特徴とする請求
項2記載の光ヘッド装置。 - 【請求項5】 少なくとも、前記光ディスクの回転駆動
手段と、主印刷配線板と、請求項2記載の光ヘッド装置
とを具備することを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15120897A JPH10340569A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | ハウジング、光ヘッド装置及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15120897A JPH10340569A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | ハウジング、光ヘッド装置及び光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10340569A true JPH10340569A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15513609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15120897A Pending JPH10340569A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | ハウジング、光ヘッド装置及び光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10340569A (ja) |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP15120897A patent/JPH10340569A/ja active Pending
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