JPH10340523A - 光ディスク媒体及びその記録再生装置 - Google Patents

光ディスク媒体及びその記録再生装置

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JPH10340523A
JPH10340523A JP15202197A JP15202197A JPH10340523A JP H10340523 A JPH10340523 A JP H10340523A JP 15202197 A JP15202197 A JP 15202197A JP 15202197 A JP15202197 A JP 15202197A JP H10340523 A JPH10340523 A JP H10340523A
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optical disk
disk medium
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Masaki Ito
雅樹 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジなしの光ディスク媒体でもユー
ザの追加/書換記録を許可するか否かの判別を与えるこ
とができる光ディスク媒体及びその記録再生装置を提供
する。 【解決手段】 光ディスク媒体10は、光ディスク媒体
10の光の透過率を部分的に変化させる被覆物14を付
するための状態判別領域16を備えている。記録再生装
置18は、光ディスク媒体10の状態判別領域16に検
出光20を照射する投光部22と、状態判別領域16を
透過した検出光20の受光量に対応した電気信号を出力
する受光部24と、受光部24から出力された電気信号
に基づき光ディスク媒体10に対して情報を記録するか
否かを判断する制御部26とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光ビームを
用いて大容量の情報の記録が可能な光ディスク媒体及び
その記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクはハードディスクと同様に大
量な情報の蓄積装置として非常に優れた特徴を有してい
る。特に光ディスクは、情報の記録・再生を光ビームで
行ない情報蓄積部のみを持ち運ぶことができるため、超
大容量を必要とする動画像データ等のマルチメディア情
報データの頒布、運搬媒体として最も適している。
【0003】従来の光ディスク媒体は、0.6mm厚等
の円盤状のポリカーボネイト等の透明基板の表面に、例
えば幅0.56μm、ピッチ1.12μmというような
微小な凹部の案内溝を螺旋伏に形成し、この基板表面上
にスパッタリング等で、GeSbTeやAgInSbT
e等の相変化記録材料の薄膜、又はTbFeCoTiや
TbFeCoTa等の光磁気記録材料の薄膜を形成して
いる。この記録材料の薄膜層は、ZnSとSiO2 との
混合物やSi3 4 化合物やタンタル酸化物等の透明誘
電体等の保護膜層で挟まれている場合が多い。更にその
上に、Al合金、Si若しくはSi/Al合金積層膜等
の反射膜層又は放熱層が設けられる場合も多い。更にそ
の上に紫外線硬化樹脂や無機誘電体等の保護膜層が設け
られる場合も多い。これらの積層構造は上記した機能の
他に光の多重干渉効果をも発生させており、この効果に
よって全体が一つの記録層の働きをしていることにな
る。これらの積層物は、記録材料薄膜層が内側で透明基
板を外側にして2枚を貼り合せる場合が多い。この案内
溝付き透明基板は、ポジ型フォトレジストをレーザ光ビ
ームで露光して光反応を起こした後、現像して凹部を形
成し、これを型としてスタンパーを作製し、このスタン
パーを用いて射出成形等の方法により大量に複製され
る。
【0004】この従来の光ディスク媒体の情報の記録・
再生は、透明基板を通してレーザ光ビームを、凹凸形状
の案内溝周辺のうち溝部(凹部)又は平坦部(凸部)の
どちらか一方を情報トラックとして照射することにより
行なう。このレーザ光ビームは、対物レンズによって直
径1μm弱程度に絞り込まれる。この小さく絞り込まれ
たレーザ光ビームを記録材料の薄膜層に合焦させるため
に、フォーカスサーボが行なわれる。上記案内溝は、レ
ーザ光ビームが情報トラック位置を正確に位置決め追随
するトラックサーボのために用いられる。レーザ光ビー
ムと案内溝との位置ずれ信号(トラック誤差信号)はプ
ッシュプル法等で検出される。すなわち、光ディスク媒
体からの反射光のファーフィールドパターンを2つの受
光領域を有する2分割の光検出器で検出し、両受光領域
で検出された光電流の差より光ディスク媒体上の案内溝
とレーザ光ビームとの位置ずれを検出する。このトラッ
クサーボ用の案内溝の深さは、トラック誤差信号が一番
大きくなるλ/8近傍の値又は3λ/8近傍の値(ここ
でλは透明基板中のレーザ光ビームの波長)に設定され
るのが普通である。この記録・再生用情報トラックは、
一般に一周に一つ又は複数の情報記録単位区画に分けら
れ、それぞれにはアドレス番号が割り当てられている。
【0005】情報の記録は、光ディスク媒体を回転させ
ることにより記録材料の薄膜層を所定の速度で移動さ
せ、透明基板を通して入射したレーザ光ビームが情報ト
ラック上に位置するようにトラックサーボを行ないかつ
記録材料薄膜層に合焦させるようにフォーカスサーボを
行ないながら、記録する情報に応じてレーザ光ビームの
強度を変調して行なう。記録材料が相変化材料の場合に
は、非晶質化レベルと結晶化レベルとの間になるよう
に、レーザ光強度をPw1とPw2(Pw1>Pw2)
とに変調してオーバーライト(重ね書き)して行なう。
すなわち、相変化材料薄膜層を溶融する程度の光強度P
w1のレーザ光ビームを照射した区間では非晶質状態の
マークが形成され、前記非晶質マーク以外の区間は溶融
しない程度の光強度Pw2のレーザ光ビームを照射する
ので結晶化状態となる。従って、非晶質マーク以外の区
間は、照射前の状態が非晶質であろうと結晶質であろう
と結晶状態となるので、情報が既に記録されている場所
であってもオーバーライト(重ね書き)されることにな
る。
【0006】この光ディスク媒体に記録されている情報
の再生は、光ディスク媒体を回転させることにより記録
材料の薄膜層を所定の速度で移動させ、透明基板を通し
て入射したレーザ光ビームが情報トラック上に位置する
ようにトラックサーボを行ないかつ記録材料薄膜層に合
焦させるようにフォーカスサーボを行ないながら、上記
記録時の強度よりも弱い一定のレーザ光ビームPr(P
w1>Pw2>Pr)を照射し、光ディスク媒体からの
反射光を光検出器で受光して、反射光量の変化で情報の
再生を行なう。記録材料が相変化材料の場合には、非晶
質状態と結晶状態で反射率及び/又は位相差が異なるこ
とを利用して行なう。
【0007】このような書換可能光ディスク媒体は、カ
ートリッジ付きであるのが一般的であった。しかしなが
ら光ディスク媒体の記録再生装置を薄型化しようとする
場合、光ディスク媒体にはカートリッジはないことが望
ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカートリッジのない光ディスク媒体では、ユーザの
追加/書換記録を許可するか否かの判別を与えることが
できないという問題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、カートリッジなしの光ディス
ク媒体でもユーザの追加/書換記録を許可するか否かの
判別を与えることができる、光ディスク媒体及びその記
録再生装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
媒体は、レーザ光ビームの照射により情報を記録及び再
生する光ディスク媒体において、この光ディスク媒体の
光の透過率又は反射率を部分的に変化させる被覆物を付
するための状態判別領域を備えたことを特徴とするもの
である。前記被覆物は、不透明ラベル、不透明印刷塗
膜、反射性ラベル又は反射性印刷塗膜としてもよい。ま
た、前記状態判別領域は複数としてもよい。
【0011】本発明に係る記録再生装置は、光ディスク
媒体に対してレーザ光ビームを照射することにより情報
を記録及び再生する記録再生装置において、本発明に係
る光ディスク媒体の前記状態判別領域に検出光を照射す
る投光部と、前記状態判別領域を透過した又は前記状態
判別領域で反射した前記検出光の受光量に対応した電気
信号を出力する受光部と、この受光部から出力された電
気信号に基づき当該光ディスク媒体に対して情報を記録
するか否かを判断する制御部とを備えたことを特徴とす
るものである。また、前記制御部は、前記受光部から出
力された電気信号に基づき前記被覆物の有無を検出し、
当該被覆物が有れば当該光ディスク媒体に対して情報を
記録すると判断し、当該被覆物が無ければ当該光ディス
ク媒体に対して情報を記録しないと判断する、又はこの
逆に、当該被覆物が有れば当該光ディスク媒体に対して
情報を記録しないと判断し、当該被覆物が無ければ当該
光ディスク媒体に対して情報を記録すると判断するもの
としてもよい。更に、前記投光部は、前記検出光を強弱
変調するものとしてもよい。
【0012】換言すると、本発明の光ディスク媒体は、
透明基板上に記録層を少なくとも設け、前記透明基板を
回転させながら前記透明基板を通して光ビームを前記記
録層に集束させて照射することにより発生する熱を利用
して前記記録層に記録する光ディスク媒体において、前
記透明基板が回転している際には一緒に回転する状態判
別領域を設け、前記状態判別領域に被覆物が付されてい
る場合では予め定めた値未満の透過率を示し、付されて
いない場合では前記予め定めた値以上の透過率を示す二
つの状態を取り得ることを特徴とする。
【0013】また、本発明の光ディスク媒体の記録再生
装置は、透明基板上に記録層を少なくとも設け、前記透
明基板が回転している際には一緒に回転する状態判別領
域を設け、前記状態判別領域が被覆されている場合では
予め定めた値未満の透過率を示し、被覆されていない場
合では前記予め定めた値以上の透過率を示す二つの状態
を取りうる被覆が前記状態判別領域になされている光デ
ィスク媒体を使用し、前記透明基板を回転させながら前
記透明基板を通して光ビームを前記記録層に集束させて
照射することにより発生する熱を利用して前記記録層に
記録する光ディスク媒体の記録再生装置において、投光
部、受光部及び制御部を少なくとも備え、前記状態判別
領域に被覆物が付されていない場合には前記投光部から
出射された光が前記状態判別領域を通り前記受光部に達
するように構成し、前記状態判別領域に被覆物が付され
ている場合には前記投光部から出射された光が前記受光
部に達しないように構成することにより前記状態判別領
域に被覆物が付されているか否かを判断し、前記状態判
別領域が被覆されていない場合には記録を行なえないよ
うに制御することを特徴とする。
【0014】更に、これらの場合、透過率の差の代わり
に反射率の差を用いてもよく、被覆物の有無と記録の可
否との関係を逆にしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一実施形態を
示す概略断面図である。
【0016】光ディスク媒体10は、レーザ光ビーム1
2の照射により情報を記録及び再生するものであって、
光ディスク媒体10の光の透過率を部分的に変化させる
被覆物14を付するための状態判別領域16を備えてい
る。記録再生装置18は、光ディスク媒体10に対して
レーザ光ビーム12を照射することにより情報を記録及
び再生するものであって、光ディスク媒体10の状態判
別領域16に検出光20を照射する投光部22と、状態
判別領域16を透過した検出光20の受光量に対応した
電気信号を出力する受光部24と、受光部24から出力
された電気信号に基づき光ディスク媒体10に対して情
報を記録するか否かを判断する制御部26とを備えてい
る。
【0017】光ディスク媒体10は、ターンテーブル3
3に載せられ、クランプ34に挟まれることにより固定
される。ターンテーブル33とクランプ34は回転可能
な構造であり、ターンテーブル33はスピンドルモータ
35に固定されている。固定された光ディスク媒体10
はスピンドルモータ35により回転させられる。光ヘッ
ド36は、光ディスク媒体10の光入射面に対向するよ
うに配置され、光ディスク媒体10の半径方向に移動す
るように制御部26によって駆動される。光ヘッド36
からは記録再生用のレーザ光ビーム12が出射される。
レーザ光ビーム12は、光ディスク媒体10の記録層1
0aに合焦するように、かつ光ディスク媒体10の記録
トラックに追従するように制御部26によって制御され
る。レーザ光ビーム12は、光強度変調が行なわれつつ
出射されるように制御部26によって制御される。光デ
ィスク媒体10からの反射光は、光ヘッド36が検出
し、サーボ信号、アドレス信号、再生信号等として、記
録再生装置18の制御部26へ送られる。
【0018】記録再生装置18は、ユーザの追加/書換
記録を許可するか否かの状態判別のために、透過型の投
光部22及び受光部24を備えている。投光部22及び
受光部24は回転しない機構である。投光部22の検出
光20としては、レーザ光でなくてもよく、発光ダイオ
ード光等でもよい。
【0019】図2は、図1における光ディスク媒体10
を示す平面図である。以下、図1及び図2に基づき説明
する。
【0020】光ディスク媒体10には、ディスク外端1
01とディスク中心孔102とが形成されており、これ
らの間にユーザ記録可能領域103と状態判別領域16
とがある。ユーザ記録可能領域103には記録用のレー
ザ光ビーム12に感応する記録層10aがある。状態判
別領域16は、光ディスク媒体10の光の透過率を部分
的に変化させる被覆物14を付するためのものである。
【0021】次に、光ディスク媒体10及び記録再生装
置18を用いて、ユーザの追加/書換記録を許可するか
否かを判別する方法について、図1及び図2に基づき説
明する。
【0022】光ディスク媒体10をターンテーブル33
に載せクランプ34で挟んで固定する。次に、スピンド
ルモータ35を回転させることにより光ディスク媒体1
0を回転させる。投光部22から出射された検出光20
は、状態判別領域16の中央部に照射され、被覆物14
が付されていない状態では対向した位置に配置されてい
る受光部24に達する。被覆物14が付されて状態判別
領域16が遮光されている場合は、受光部24では検出
光20が得られず、被覆物14が付されていない場合は
受光部24で検出光20が得られるので、制御部26に
おいてユーザの追加/書換記録を許可するか否かの状態
判別が可能となる。
【0023】なお、被覆物14は記録用のレーザ光ビー
ム12を入射する側に設けることが判別誤り率を低下さ
せるために望ましい。検出光20としては、一定強度の
光を出射するよりも、強弱変調した光を出射したほうが
状態判別の誤り率が低下するので望ましい。被覆物14
の形状は、状態判別領域16を周状に被覆するリング状
でもよく、状態判別領域16の一部を点状に被覆する小
円状でもよい。この一部を被覆する場合は、光ディスク
媒体10が一回転する間に一箇所信号検出できているか
否かにより、正しい信号か否かの確認が可能となる。被
覆物14の種類としては、不透明ラベルでも、銀ペース
ト等の不透明印刷塗膜でもよい。
【0024】図3は、本発明の第二実施形態を示す概略
部分断面図である。
【0025】本実施形態の光ディスク媒体40は、2層
の記録層401,402を有し、記録層401,402
に対応する記録用レーザ光ビームはそれぞれ異なる面か
ら入射するものである。複数の記録層401,402に
対して、光ディスク媒体40全体としてユーザの追加/
書換記録を許可するか否かの判別を与える場合は図1の
方法でよいが、個別に判別を与える場合は図4に示す方
法がある。2ゾーンの状態判別領域421,422を設
け、それぞれの位置に対応して透過型の投光部441,
442、受光部461,462及び被覆物481,48
2を設ける。これにより、各記録層401,402への
記録可否を個別に設定することができる。
【0026】図4は、本発明の第三実施形態を示す概略
部分断面図である。
【0027】本実施形態の光ディスク媒体50は、2層
の記録層501,502を有し、記録層501,502
に対応する記録用レーザ光ビームはそれぞれ同じ面から
入射するものである。複数の記録層501,502に対
して、光ディスク媒体50全体としてユーザの追加/書
換記録を許可するか否かの判別を与える場合は図1の方
法でよいが、個別に判別を与える場合は図4に示す方法
がある。2ゾーンの状態判別領域521,522を設
け、それぞれの位置に対応して透過型の投光部541,
542、受光部561,562及び被覆物581,58
2を設ける。これにより、各記録層501,502への
記録可否を個別に設定することができる。
【0028】図5は、本発明の第四実施形態を示す概略
部分断面図である。
【0029】本実施形態では、投光部60から出射した
検出光が、状態判別領域62にある被覆物64で反射さ
れ、受光部66で受光される構成を採っている。これに
より、記録層10aへの記録可否を設定することができ
る。被覆物64としては、反射性ラベルでも、銀ペース
ト等の反射性印刷塗膜でもよい。
【0030】図6は、本発明の第五実施形態を示す概略
部分断面図である。
【0031】本実施形態の光ディスク媒体40は、2層
の記録層401,402を有し、記録層401,402
に対応する記録用レーザ光ビームはそれぞれ異なる面か
ら入射するものである。複数の記録層401,402に
対して、光ディスク媒体40全体としてユーザの追加/
書換記録を許可するか否かの判別を与える場合は図5の
方法でよいが、個別に判別を与える場合は図6に示す方
法がある。2ゾーンの状態判別領域661,662を設
け、それぞれの位置に対応して反射型の投光部681,
682、受光部701,702及び被覆物721,72
2を設ける。これにより、各記録層401,402への
記録可否を個別に設定することができる。
【0032】図7は、本発明の第六実施形態を示す概略
部分断面図である。
【0033】本実施形態の光ディスク媒体50は、2層
の記録層501,502を有し、記録層501,502
に対応する記録用レーザ光ビームはそれぞれ同じ面から
入射するものである。複数の記録層501,502に対
して、光ディスク媒体50全体としてユーザの追加/書
換記録を許可するか否かの判別を与える場合は図5の方
法でよいが、個別に判別を与える場合は図7に示す方法
がある。2ゾーンの状態判別領域741,742を設
け、それぞれの位置に対応して反射型の投光部761,
762、受光部781,782及び被覆物801,80
2を設ける。これにより、各記録層501,502への
記録可否を個別に設定することができる。
【0034】なお、上記実施形態ではカートリッジなし
の光ディスク媒体で説明したが、保護ケースに入れたま
まの光ディスク媒体を記録再生装置に挿入して動作させ
る場合に、状態判別方法として本発明を用いることは、
いうまでもなく本発明の権利範囲内に該当する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク媒体及びその記録再生装置によれば、カートリッジな
しの光ディスク媒体であってもユーザの追加/書換記録
を許可するか否かの判別を簡単に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す概略断面図であ
る。
【図2】図1における光ディスク媒体を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の第二実施形態を示す概略部分断面図で
ある。
【図4】本発明の第三実施形態を示す概略部分断面図で
ある。
【図5】本発明の第四実施形態を示す概略部分断面図で
ある。
【図6】本発明の第五実施形態を示す概略部分断面図で
ある。
【図7】本発明の第六実施形態を示す概略部分断面図で
ある。
【符号の説明】
10,40,50 光ディスク媒体 12 レーザ光ビーム 14,481,482,581,582,64,72
1,722,801,802 被覆物 16,421,422,521,522,62,66
1,662 状態判別領域 18 記録再生装置 20 検出光 22,441,442,541,542,60,68
1,682,761,762 投光部 24,461,462,561,562,66,70
1,702,781,782 受光部 26 制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光ビームの照射により情報を記録
    及び再生する光ディスク媒体において、 この光ディスク媒体の光の透過率を部分的に変化させる
    被覆物を付するための状態判別領域を備えたことを特徴
    とする光ディスク媒体。
  2. 【請求項2】 前記被覆物が不透明ラベルである請求項
    1記載の光ディスク媒体。
  3. 【請求項3】 前記被覆物が不透明印刷塗膜である請求
    項1記載の光ディスク媒体。
  4. 【請求項4】 レーザ光ビームの照射により情報を記録
    及び再生する光ディスク媒体において、 この光ディスク媒体の光の反射率を部分的に変化させる
    被覆物を付するための状態判別領域を備えたことを特徴
    とする光ディスク媒体。
  5. 【請求項5】 前記被覆物が反射性ラベルである請求項
    4記載の光ディスク媒体。
  6. 【請求項6】 前記被覆物が反射性印刷塗膜である請求
    項4記載の光ディスク媒体。
  7. 【請求項7】 前記状態判別領域が複数あることを特徴
    とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の光ディス
    ク媒体。
  8. 【請求項8】 光ディスク媒体に対してレーザ光ビーム
    を照射することにより情報を記録及び再生する光ディス
    ク媒体の記録再生装置において、 請求項1,2又は3記載の光ディスク媒体の前記状態判
    別領域に検出光を照射する投光部と、前記状態判別領域
    を透過した前記検出光の受光量に対応した電気信号を出
    力する受光部と、この受光部から出力された電気信号に
    基づき当該光ディスク媒体に対して情報を記録するか否
    かを判断する制御部とを備えたことを特徴とする光ディ
    スク媒体の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 光ディスク媒体に対してレーザ光ビーム
    を照射することにより情報を記録及び再生する光ディス
    ク媒体の記録再生装置において、 請求項4,5又は6記載の光ディスク媒体の前記状態判
    別領域に検出光を照射する投光部と、前記状態判別領域
    で反射した前記検出光の受光量に対応した電気信号を出
    力する受光部と、この受光部から出力された電気信号に
    基づき当該光ディスク媒体に対して情報を記録するか否
    かを判断する制御部とを備えたことを特徴とする光ディ
    スク媒体の記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記制御部は、前記受光部から出力さ
    れた電気信号に基づき前記被覆物の有無を検出し、当該
    被覆物が有れば当該光ディスク媒体に対して情報を記録
    すると判断し、当該被覆物が無ければ当該光ディスク媒
    体に対して情報を記録しないと判断する、請求項8又は
    9記載の光ディスク媒体の記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、前記受光部から出力さ
    れた電気信号に基づき前記被覆物の有無を検出し、当該
    被覆物が有れば当該光ディスク媒体に対して情報を記録
    しないと判断し、当該被覆物が無ければ当該光ディスク
    媒体に対して情報を記録すると判断する、請求項8又は
    9記載の光ディスク媒体の記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記投光部は前記検出光を強弱変調す
    ることを特徴とする請求項8,9,10又は11記載の
    光ディスク媒体記録再生装置。
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