JPH10340456A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH10340456A
JPH10340456A JP9151035A JP15103597A JPH10340456A JP H10340456 A JPH10340456 A JP H10340456A JP 9151035 A JP9151035 A JP 9151035A JP 15103597 A JP15103597 A JP 15103597A JP H10340456 A JPH10340456 A JP H10340456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
depth
information
pit
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9151035A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9151035A priority Critical patent/JPH10340456A/ja
Publication of JPH10340456A publication Critical patent/JPH10340456A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクに記録できる情報量を増加させ
る。 【解決手段】 光ディスク装置で記録又は再生される光
ディスクに形成されるピットとして、ディスクの所定面
からの深さが、第1の深さのピット1aと、この第1の
深さよりも深い第2の深さのピット1bとの少なくとも
2種類のピットとし、第1の深さと第2の深さとの差を
適正に設定するようにして、その差を検出して記録され
た情報を再生する処理を行い、必要によりこのピットの
深さの差以外の要因での情報記録と組み合わせるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピットにより情報
を記録する光ディスクを使用して記録又は再生を行う光
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクを利用した記録装置や再生装
置が各種実用化されている。例えば、ディスクの表面に
ピットを形成して、2値データ(1又は0のデジタルデ
ータ)を記録し、再生時にそのピットの有無をディスク
表面に照射したレーザ光の戻り光から検出して、記録さ
れた2値データを再生する処理を行うようにしたものが
ある。
【0003】この場合、1枚の光ディスクに記録できる
情報の容量は、その光ディスクのフォーマットにより定
まる。即ち、光ディスクに形成されるトラックのピッチ
や、データが記録される線密度などにより、1枚のディ
スクに記録できる記録容量が決まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、1枚のディス
クに記録できる情報の容量は多ければ多いほど良いが、
トラックピッチを狭くしたり、高線密度化を図るのには
限界があり、ディスクに照射するレーザ光の波長の短波
長化や、レーザ光を照射する光路に存在するレンズの開
口率NA(Numerical Aperture)の改善などにより、記
録密度は高くなりつつあるが、それらの要因による高密
度化には限界があった。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、従来とは別の手
法によりディスクに記録できる情報量を増加させること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、光ディスク装置で記録又は再生される光デ
ィスクに形成されるピットとして、ディスクの所定面か
らの深さが、第1の深さのピットと、この第1の深さよ
りも深い第2の深さのピットとの少なくとも2種類のピ
ットとし、第1の深さと第2の深さとの差を適正に設定
するようにしたものである。
【0007】2種類のピットの深さの差で情報を記録す
ることで、この2種類のピットの深さの差の検出で、良
好に情報を再生することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図8を参照して説明する。
【0009】図1は本例の光ディスクの構成を断面で示
す図で、本例においては、光ディスクにピットと称され
る溝をトラック(ディスクの円周方向)に沿って形成し
て、デジタルデータ化された所定の情報の記録を行うよ
うにしたもので、図1ではトラックに沿った部分の断面
を示してある。所定の樹脂材料で形成された円盤状の基
板1には、第1の深さのピット1aと、この第1の深さ
よりも深い第2の深さのピット1bとが連続的に形成さ
れ、両ピットの形成状態により所定のデータが記録され
ている。それぞれのピットの上には、透明層2が形成さ
れて、その透明層2の表面がランドレベルとされ、この
ランドレベルから基板1の表面までがピットの深さとさ
れる。さらに、透明層2の上には、所定の厚さの保護層
3が形成されている。
【0010】本例においては、このように光ディスクに
形成されるトラックに深さが異なる2種類のピットを連
続的に設けて、その段差で情報の記録を行うようにした
もので、第1の深さのピットと第2の深さのピットとの
深さの設定は、再生装置でのレーザ光の照射で、両ピッ
トを区別して検出することができる状態に設定する。具
体的には、充分な再生S/Nを得るためには、両ピット
の段差(即ち0データと1データとの差)は、焦点深度
と同程度必要である。
【0011】ここで、光ディスクに形成されたピット
(溝)の深さと、再生装置の光学ピックアップからレー
ザ光を光ディスクに照射した際の、ディスクからの反射
光の光量(和信号)と、トラッキングエラー信号のレベ
ルの相対値を図2に示す。この図2は、横軸はピット
(案内溝)の深さの変化を示し、再生装置内の光学ピッ
クアップからディスクに照射するレーザ光の波長をλ、
光ディスクのレーザ光が入射する部分の材質の光屈折率
をnとしたとき、λ/nの値で示してあり、縦軸は光量
を相対値(最大値が1.0)で示してある。この図から
判るように、反射光のレベルとトラッキングエラー信号
のレベルとの変化には周期性があることが判る。
【0012】一方、ディスクにレーザ光を照射する光学
ピックアップの対物レンズの焦点深度dは、次式で与え
られる。
【0013】
【数1】d=±λ/2(NA) 但し、NAはレンズの開口率を示す。
【0014】この式の意味するところは、焦点深度dの
範囲内では、ほとんどスポットサイズが変化しないと言
うことである。また、フォーカスサーボ信号やトラッキ
ングサーボ信号などのレーザ光の検出に基づいたサーボ
信号は、焦点深度dの範囲内でも敏感に変化する。例え
ば、λ=0.78μm、NA=0.5を設定すると、d
=1.6μmとなる。この種の光ディスクの再生に使用
される一般的な光学系では、フォーカスエラー信号のS
字信号のピーク・ツー・ピークレベルは、図3に示すよ
うに、10μmから20μm程度であるので、1.6μ
mの変化が充分なS/Nで検出できることが判る。
【0015】例えば、0データに対応した第1の深さの
ピットを、λ/6の深さとし、1データに対応した第2
の深さのピットを、5λ/12の深さに設定したとすれ
ば、光学ピックアップから出力される和信号とトラッキ
ングエラー信号のレベルには変化がない。このとき、λ
を0.78μmとし、ディスクの光屈折率がほぼ1であ
ると想定すると、5λ/12は0.33μmとなり、焦
点深度dの範囲内に収まる。ピット深さをパラメータと
して、焦点深度dで規格化したフォーカスエラー信号と
対物レベルの開口率NAとの関係は、図4に示すように
なる。開口率NAを大きくすると、小さな段差でもS/
Nが確保できることが判る。これらの説明から、第1の
深さのピットと第2の深さのピットとの深さの差hは、
次式で示す条件で設定することが好ましい。
【0016】
【数2】h= λ/4nN 但し、nは光ディスクの光屈折率、Nは1,2,3…な
どから選ばれる任意である。
【0017】次に、このような条件で2種類の深さのピ
ットによりデータを記録したディスクを再生する構成
を、図5に示す。この例では、2種類の深さのピットに
より記録されたデータを再生すると共に、その再生デー
タからフォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御
を行うようにしたものである。光ディスク11は、図1
に示すように2種類の深さのピットにより0データと1
データとが記録されたディスクであり、この光ディスク
11がスピンドルモータ12により回転駆動される(こ
こではスピンドルサーボ制御の構成については省略して
ある)。
【0018】光ディスク11の記録データは、光学ピッ
クアップ13からディスク11に照射したレーザ光の信
号記録面からの戻り光により検出される。ここでは、戻
り光の検出として、フォーカスエラー信号とトラッキン
グエラー信号とを検出するようにしてある。フォーカス
エラー信号とトラッキングエラー信号を検出する構成と
しては、公知の各種方式が適用できる。
【0019】フォーカスエラー信号を検出する一例を図
6に示すと、この図は非点収差法によるフォーカスエラ
ー信号の検出原理を示す図で、ここでは戻り光を検出す
るディテクタとして、上下左右に4分割されたディテク
タ4a,4b,4c,4dを使用し、戻り光をシリンド
リカルレンズを介してディテクタ4a,4b,4c,4
dに入射させる。上下のディテクタ4a,4bの出力を
加算器5aで加算すると共に、左右のディテクタ4c,
4dの出力を加算器5bで加算し、両加算器5a,5b
の出力を減算器5cに供給して、両加算出力の差を検出
し、この検出された差信号をフォーカスエラー信号検出
端子6に得る。この場合、フォーカスが適正な状態であ
るとき、減算器5cが出力するフォーカスエラー信号は
0になり、その状態から一方にフォーカス位置が変化し
たとき、ある程度まで+方向に値が増大し、他方にフォ
ーカス位置が変化したとき、ある程度まで−方向に値が
増大する。この0を中心として値が増減する範囲が、図
3に示したフォーカスエラー信号のS字信号特性であ
る。
【0020】トラッキングエラー信号を検出する一例を
図7に示すと、この図はプッシュプル法によるトラッキ
ングエラー信号の検出原理を示す図で、ここでは戻り光
を検出するディテクタとして、左右に2分割されたディ
テクタ7a,7bを使用し、両ディテクタ7a,7bの
出力を減算器8に供給して、その差を検出し、検出した
差信号をトラッキングエラー信号検出端子9に供給す
る。この場合、トラッキングが適正であるとき、減算器
8に供給される両ディテクタ7a,7bの出力は等しく
なって、減算器8が出力するトラッキングエラー信号は
0になり、その状態から一方にトラック位置がずれたと
き+方向に値が増大し、他方にトラック位置がずれたと
き−方向に値が増大する。
【0021】本例においては、図6,図7に示した原理
以外の方式によるフォーカスエラー信号やトラッキング
エラー信号の検出構成を適用しても良い。
【0022】図5の構成の説明に戻ると、これらの構成
により光学ピックアップ13が検出して出力するフォー
カスエラー信号は、ローパスフィルタ14に供給され
て、低域成分が抽出されると共に、ハイパスフィルタ1
5に供給されて、高域成分が抽出される。ハイパスフィ
ルタ15で抽出された高域成分は、振幅検出回路16に
供給されて、振幅の絶対値の検出処理が行われる。ロー
パスフィルタ14で抽出された低域成分は、ゲイン調整
回路17に供給されて、振幅検出回路16で検出された
振幅に基づいたゲイン調整処理が行われ、ほぼ一定ゲイ
ンのフォーカスエラー信号とする自動的ゲイン調整(い
わゆるAGC処理)が行われる。ゲイン調整されたフォ
ーカスエラー信号は、フォーカスサーボ回路18に供給
され、光学ピックアップ13内の対物レンズを駆動する
フォーカスコイルの駆動信号をフォーカスエラー信号に
基づいて生成させ、フォーカスコイルに供給する。
【0023】光学ピックアップ13が検出して出力する
トラッキングエラー信号は、ゲイン調整回路19に供給
されて、振幅検出回路16で検出された振幅に基づいた
ゲイン調整処理が行われ、ほぼ一定ゲインのトラッキン
グエラー信号とする自動的ゲイン調整(いわゆるAGC
処理)が行われる。ゲイン調整されたトラッキングエラ
ー信号は、トラッキングサーボ回路20に供給され、光
学ピックアップ13内のトラッキング駆動用コイルの駆
動信号をトラッキングエラー信号に基づいて生成させ、
フォーカスコイルに供給する。
【0024】フォーカスサーボ回路18によるフォーカ
スコイルの駆動や、トラッキングサーボ回路20による
トラッキングコイルの駆動は、この再生装置の再生動作
を制御するコントローラ22に制御により実行される。
【0025】光ディスク11に記録されたデータを再生
する処理としては、光学ピックアップ13が検出して出
力するフォーカスエラー信号を、デコーダ21に供給し
て、フォーカスエラー信号の状態から、第1の深さのピ
ットと第2の深さのピットとを判別して記録されたデー
タをデコードする処理を行い、デコードされたデータを
コントローラ22に再生データとして供給する。
【0026】図5に示す構成での再生動作を、図8の波
形図を参照して説明する。この図8のAからHまでの信
号波形は、図5に付与したAからHまでの符号の信号路
で伝送される信号に対応している。この例では破線で示
す位置を境にして、レーザ光の出力が増大している。ま
た、途中でトラックジャンプが発生している(図8のB
及びGでjと示す位置)。
【0027】まず、光学ピックアップ13が検出して出
力するフォーカスエラー信号は、図8のAに示す状態で
あり、光学ピックアップ13が検出して出力するトラッ
キングエラー信号は、図8のBに示す状態であるとす
る。ここで、フォーカスエラー信号は、ローパスフィル
タ14で図8のCに示す低周波成分が抽出されると共
に、ハイパスフィルタ15で図8のDに示す高周波成分
が抽出される。振幅検出回路16では、高周波成分の振
幅の絶対値が図8のEに示すように検出され、レーザ光
の出力に比例したレベルの信号が検出される。
【0028】振幅検出回路16で検出された振幅の信号
は、ゲイン調整回路17に供給されて、フォーカスエラ
ー信号の低周波数成分の信号(図8のC)を、この振幅
の信号で除算する処理を行って、図8のFに示すよう
に、ゲインが一定に調整されたフォーカスエラー信号を
得る。このゲインが一定に調整されたフォーカスエラー
信号がフォーカスサーボ回路18に供給されることで、
レーザ光の出力変動に影響されない良好なフォーカスサ
ーボ制御ができる。
【0029】また、振幅検出回路16で検出された振幅
の信号は、ゲイン調整回路19に供給されて、トラッキ
ングエラー信号(図8のB)を、この振幅の信号で除算
する処理を行って、図8のGに示すように、ゲインが一
定に調整されたトラッキングエラー信号を得る。このゲ
インが一定に調整されたトラッキングエラー信号がトラ
ッキングサーボ回路18に供給されることで、レーザ光
の出力変動に影響されない良好なトラッキングサーボ制
御ができる。
【0030】また、図8のAに示すフォーカスエラー信
号がデコーダ21に供給されることで、そのフォーカス
エラー信号の状態から2種類の深さのピットが判別され
て、そのピットにより記録されたデータでデコードされ
て、そのデコードされたデータ(図8のH)がコントロ
ーラ22に再生データとして供給される。
【0031】このように構成したことで、2種類の深さ
のピットにより光ディスクに記録されたデータをフォー
カスエラー信号からデコードすることができると共に、
フォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を、検
出したフォーカスエラー信号の高周波成分の振幅に基づ
いてゲイン調整することで、良好にフォーカスサーボ制
御及びトラッキングサーボ制御が行える。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態を、図9
及び図10を参照して説明する。この第2の実施の形態
に対応した図9及び図10において、第1の実施の形態
に対応した図1〜図8に対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
【0033】本例においては、第1の実施の形態で説明
したピットの深さを第1の深さと第2の深さに設定し
て、ピットの深さの差で光ディスクに情報を記録するよ
うにした場合に、そのピットの深さの差で光ディスクに
記録される情報として、所定の単一周波数のクロック信
号とし、他の方法にて同一のトラックに情報を記録する
ようにしたものである。この他の方法にて記録される情
報は、ピットの深さの差で記録されるクロック信号に同
期して記録されている。
【0034】図9はこの場合の再生装置の構成例を示す
図で、光学ピックアップ13が出力するフォーカスエラ
ー信号を、ローパスフィルタ14とハイパスフィルタ1
5に供給して、低域成分と高域成分とに分離させる。ハ
イパスフィルタ15で抽出された高域成分の信号は、キ
ャリア発生回路23に供給されて、ピットの深さの差で
記録された信号を検出して、この検出信号をクロックと
してキャリア信号を発生させる。ここで発生されるキャ
リア信号としては、検出したクロックに同期した三角波
の信号とする。
【0035】ローパスフィルタ14で抽出されたフォー
カスエラー信号の低周波数成分は、PWM復調回路30
に供給されて、PWM復調処理が行われる。このPWM
復調処理には、キャリア発生回路23で発生されたキャ
リア信号を使用して行う。
【0036】図10は、PWM復調回路30の構成を示
す図で、ローパスフィルタ14が出力するフォーカスエ
ラー信号の低周波数成分が端子31から加算器32に供
給されると共に、キャリア発生回路23が出力するキャ
リア信号(三角波)が加算器32に供給され、両信号が
加算器32で加算される。この加算信号は、比較器33
に供給されて基準レベルと比較されて、PWM変調(パ
ルス幅変調)処理が行われ、このパルス幅変調された信
号をローパスフィルタ34でアナログ信号として出力端
子35に供給する。
【0037】この出力端子35に得られる信号を、PW
M復調回路30の出力として図9に示すフォーカスサー
ボ回路18に供給し、フォーカスサーボ制御が行われ
る。
【0038】光学ピックアップ13が出力するトラッキ
ングエラー信号は、PWM復調回路40に供給されて、
PWM復調処理が行われる。このPWM復調回路40
は、フォーカスエラー信号を処理するPWM復調回路3
0と同じ構成であり、パルス幅変調された信号を復調回
路内のローパスフィルタで抽出した信号が出力される。
このPWM復調回路40の出力を、トラッキングサーボ
回路20に供給し、トラッキングサーボ制御が行われ
る。
【0039】また、ハイパスフィルタ15で抽出された
フォーカスエラー信号の高周波成分を、逓倍回路24に
供給して、再生処理に使用するシステムクロックを生成
させる。このシステムクロックは、デコーダ25などに
供給する。デコーダ25は、光学ピックアップ13が出
力する和信号(RF信号)Jからディスクに記録された
データ(ピットの段差以外の処理で記録されたデータ)
をデコードする回路で、デコードされたデータをコント
ローラ22に供給する。
【0040】このように構成されることで、2種類のピ
ットの深さの差でディスクに記録されたデータをクロッ
クとして、ディスクに記録されたデータ(クロック以外
のデータ)を再生処理することができ、記録データを良
好に再生することができる。また、本例のようにPWM
復調回路30,40を設けて、フォーカスエラー信号や
トラッキングエラー信号のゲインを調整することで、良
好にフォーカスサーボ制御やトラッキングサーボ制御を
行うことができる。即ち、ハイパスフィルタ15で抽出
されるクロック成分の信号は、レーザ出力の増加やディ
スクの反射率変化に伴ってレベルが変動するが、その大
きくなる度合いは、フォーカスエラー信号やトラッキン
グエラー信号が大きくなる度合いと等しい。ここで、再
生されたクロック成分は三角波に整形されてパルス幅変
調のキャリアとなることで、パルス幅変調された信号の
ゲインは、〔フォーカスエラー信号/キャリア〕又は
〔トラッキングエラー信号/キャリア〕で表される。従
って、フォーカスサーボ回路18やトラッキングサーボ
回路20の入力は常に一定のゲインに保たれ、良好にサ
ーボ制御が行われる。
【0041】なお、この例ではピットの段差で記録され
るデータとしてクロックとしたが、このなんらかのデー
タとクロックとの双方をピットの段差で記録するように
しても良い。例えば、時分割でクロックとデータを記録
するようにしてもよい。また、アドレスデータについて
もピットの段差で記録するようにしても良い。そして、
その他の方式でディスクに記録されるデータとしては、
例えば磁化方向の変化などによるディスクの記録層の反
射率変化で記録するようにしても良い。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態を、図1
1〜図18を参照して説明する。この第3の実施の形態
に対応した図11〜図18において、第1及び第2の実
施の形態に対応した図1〜図10に対応する部分には同
一符号を付し、その詳細説明は省略する。
【0043】本例においては、第1の実施の形態で説明
したピットの深さを第1の深さと第2の深さに設定し
て、ピットの深さの差で光ディスクに情報を記録すると
共に、そのピットで構成されるトラックの幅の変化又は
トラックのオフセットで情報を記録するようにしたもの
である。トラックの幅の変化による記録と、トラックオ
フセットによる記録は、いずれを選択しても良いが、こ
こでは双方の記録処理を同時に適用して、1つのトラッ
クに対して3つの方法で情報が記録されるようにした例
としてある。
【0044】まず、トラックの幅の変化による情報の記
録状態を、図11を参照して説明する。この図11は、
3本のトラックt1,t2,t3が並んだ状態を示す
(ここではトラックを直線として示してあるが実際には
ディスクの円周方向に曲がっている)。それぞれのトラ
ックを構成するピット(溝)は、第1の幅W1又は第2
のW2が設定してあり、このトラック幅の設定状態で0
データ又は1データの2値データが記録される。破線で
示すSPは、トラック上にレーザ光スポットが照射され
る状態を示す。
【0045】また、トラックのオフセットによる情報の
記録状態を、図12を参照して説明する。この図12
は、3本のトラックta,tb,tcが並んだ状態を示
す(ここでもトラックを直線として示してあるが実際に
はディスクの円周方向に曲がっている)。それぞれのト
ラックを構成するピット(溝)は、トラックが形成され
る長手方向と直交する方向(一方又は他方)にずらして
(オフセット)あり、そのオフセットする方向の設定に
より、0データ又は1データの2値データが記録され
る。
【0046】なお、ピットの深さの差による情報(0デ
ータ又は1データの2値データ)の記録は、このように
幅がW1又はW2に設定されると共に、いずれかの方向
にオフセットされるトラック(溝)の深さの設定で行わ
れる。
【0047】次に、このように1つのトラックに対して
3つの方法で情報が記録されたディスクから、それぞれ
の記録情報を再生する構成を図13に示す。ここでは、
光ディスク11に形成されたトラックを、光学ピックア
ップ13から照射したレーザ光で検出するが、光学ピッ
クアップ13ではフォーカスエラー信号とトラッキング
エラー信号と和信号(RF信号)とを検出するようにし
てある。検出されるフォーカスエラー信号は、ローパス
フィルタ51により低周波数成分を抽出してフォーカス
サーボ回路52に供給し、光学ピックアップ13内の対
物レンズ駆動用コイルを駆動する信号をフォーカスエラ
ーに基づいて生成させる。また、光学ピックアップ13
が出力するフォーカスエラー信号を、ハイパスフィルタ
55に供給して、高周波成分を抽出して、この抽出され
た高周波成分をデコーダ56に供給し、ピットの深さの
差で記録されたデータをデコードし、そのデコードされ
た再生データをコントローラ57に供給する。
【0048】光学ピックアップ13が出力するトラッキ
ングエラー信号を、ローパスフィルタ53を介してトラ
ッキングサーボ回路54に供給し、光学ピックアップ1
3内のトラッキング用コイルなどを駆動する信号をトラ
ッキングエラー信号に基づいて生成させる。また、光学
ピックアップ13が出力するトラッキングエラー信号
を、ハイパスフィルタ58に供給して、高周波成分を抽
出して、この抽出された高周波成分をデコーダ59に供
給し、トラック(ピット)のオフセットで記録されたデ
ータをデコードし、そのデコードされた再生データをコ
ントローラ57に供給する。
【0049】また、光学ピックアップ13が出力する和
信号を、デコーダ60に供給し、トラックの幅変調(幅
の設定)で記録されたデータをデコードし、そのデコー
ドされた再生データをコントローラ57に供給する。
【0050】このようにすることで、同一トラック上か
ら3種類の2値データが再生されることになる。即ち、
例えば3種類の2値データが同一の記録密度でトラック
上に記録されている場合、図14に示すように、あるタ
イミングで再生される再生信号から、ピットの深さの判
別で1データと0データの2種類のデータが得られ、そ
のピットの深さに基づいた1データと0データとのそれ
ぞれについて、ピット幅の判別で1データと0データの
2種類のデータが得られる。さらに、この4種類のデー
タのそれぞれについて、ピットオフセットの判別で1デ
ータと0データの2種類のデータが得られ、合計で8種
類のパターンの3ビットデータが存在することになる。
なお、以下の説明では
〔000〕の3ビットデータをパ
ターン0、〔001〕の3ビットデータをパターン1と
して、以下順に〔111〕の3ビットデータのパターン
7まで8種類のパターン番号を付与する。
【0051】ここまでの説明では、3種類の2値データ
が同一トラック上に記録される構成について説明した
が、それぞれの記録データは、記録時に直流成分を除去
したいわゆるDCフリーの信号として記録するのが望ま
しい。即ち、DCフリーの信号でない場合には、記録デ
ータとサーボ信号の分離が困難になる。DCフリーの信
号として記録した場合には、フォーカスサーボやトラッ
キングサーボのサーボ制御状態にオフセットが生じるこ
とはない。
【0052】このDCフリーを実現する方法としては、
例えば記録データとして、データの反転そのものに情報
を持たせるエッジ記録方式を採用した上で、8−10変
換、EFM変換(8−14変換)などの公知の各種アル
ゴリズムにより記録信号をコーディングすることで、実
現できる。また、例えば図18に示すように、1セクタ
のデータが複数のブロックで構成される場合に、所定の
ブロックとブロックの間に反転ビットの区間(この反転
ビットそのものには情報がない)を設けて、その反転ビ
ットにより次のブロックのデータの1と0を入れ替え
て、DCフリーを実現させる。
【0053】ここで、3種類の2値データそれぞれにつ
いて、独立にDCフリー化された記録データとするだけ
でも良いが、図14に示したパターン0からパターン7
までの8種類のパターンの発生頻度がほぼ等しくなるよ
うにして、DCフリー化するようにすることが最も望ま
しい。例えば、図15のA,B,Cに示すように3種類
の記録データが用意されている場合、3ビットの再生デ
ータとしては図15のDに示すようになり、そのパター
ン番号は図15のEに示す状態となる。
【0054】この図15の例での各パターン番号0〜7
の発生回数と出現順位は、図16に示すようになる。こ
の例では、パターン7の出現回数が多いので、それまで
の発生頻度の少ないパターン2と入れ換える処理を行
う。具体的には、ピットの深さの差のデータと、ピット
の幅のデータの1と0を入れ換える処理を行う。この処
理を行うことで、3ビットパターンから見た完全なDC
フリー化が行える。
【0055】図17は、この処理を行う記録データのエ
ンコーダの構成例を示す図で、ピットの深さの差で記録
される信号S1と、ピットの幅で記録される信号S2
と、ピットのオフセットで記録される信号S3とが記録
データとして用意されている場合に、それぞれの信号を
時間軸方向でDCフリー化するためのエンコードをエン
コーダ61,62,63で行い、そのエンコーダ61,
62,63でエンコードされた3種類のデータを、演算
回路67に供給して、各パターンの発生状態を監視す
る。
【0056】演算回路67での監視処理としては、例え
ば新しくデコードする信号も含めて、次式の演算で、総
和(SUM)を8種類の変換につき求める。
【0057】
【数3】SUM= |パターン0−全パターンの総和/
8|+|パターン1−全パターンの総和/8|+‥‥+
|パターン7−全パターンの総和/8|
【0058】そして、総和SUMが最小となる変換を8
種類の内より1つ選ぶ。その結果に基づいて、信号S
1,S2,S3の反転,非反転を決める。この反転,非
反転の処理は、各エンコーダ61,62,63の出力が
供給されるキャンセルビット追加回路64,65,66
での反転ビットの状態の設定により行う。この反転ビッ
トは、例えば図18に示すように、所定区間毎に設けら
れた反転ビットのデータの設定により行う。そして、キ
ャンセルビット追加回路64,65,66の出力を、そ
れぞれの信号S1,S2,S3の記録系回路(図示せ
ず)に供給して、対応した状態にピット(溝)を形成さ
せて、データを記録させる。
【0059】なお、上述した実施の形態で複数の方式に
より同一トラック上に多重にデータを記録する構成の1
つとして、トラックの幅の変化により2値データを記録
するようにしたが、このトラックの幅を変化させる代わ
りに、ピットが形成されたトラック上(又は隣接するラ
ンド部)の磁化方向を記録データにより変化させる等し
て、ディスクの光反射率の変化によりデータを記録させ
るようにしても良い。この反射率の変化は、光学ピック
アップが検出した和信号より判別してデコードできるの
で、図13に示した構成で、そのまま再生させることが
できる。
【0060】また、ここではピットの段差と幅(又は反
射率)とオフセットの3種類の方法でデータを同一トラ
ック上に記録するようにしたが、ピットの段差と幅(又
は反射率)の2種類で同一トラック上に2つの2値デー
タを記録させたり、或いはピットの段差とオフセットの
2種類で同一トラック上に2つの2値データを記録させ
た構成としても良い。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、光デ
ィスクに形成されるピットとして、ディスクの所定面か
らの深さが、第1の深さのピットと、この第1の深さよ
りも深い第2の深さのピットとの少なくとも2種類のピ
ットとして、この2種類のピットの深さの差を適正に設
定したことで、2種類のピットの段差によりディスクに
情報を記録して再生することが可能になる。
【0062】請求項2に記載した発明によると、光ディ
スクのピットの幅の変化によっても情報を記録するよう
にしたことで、ピットの深さの差による情報記録と、ピ
ットの幅の変化による情報記録とを行うことができ、光
ディスクへの記録密度を向上させることができる。
【0063】請求項3に記載した発明によると、光ディ
スクのピットのトラック形成方向と直交する方向のオフ
セットによっても情報を記録するようにしたことで、ピ
ットの深さの差による情報記録と、ピットのオフセット
による情報記録とを行うことができ、光ディスクへの記
録密度を向上させることができる。
【0064】請求項4に記載した発明によると、光ディ
スクのピットの幅の変化と、光ディスクのピットのトラ
ック形成方向と直交する方向のオフセットによっても情
報を記録するようにしたことで、ピットの深さによる情
報記録と、ピットの幅の変化による情報記録と、ピット
のオフセットによる情報記録とを行うことができ、光デ
ィスクへの記録密度をより向上させることができる。
【0065】請求項5に記載した発明によると、それぞ
れの情報記録での2値情報の組み合わせによる8値の発
生頻度がほぼ等しくなるように光ディスクに記録するよ
うにしたことで、それぞれの方式での記録状態に直流オ
フセットが発生せず、それぞれの方式で記録された情報
を簡単な構成で正確にデコードできるようになる。
【0066】請求項6に記載した発明によるとピットの
幅の変化による2値情報の記録の代わりに、光ディスク
を構成するメディアの反射率の変化により2値情報を記
録するようにしたことで、ディスクの磁化方向の設定に
より情報を記録するいわゆる光磁気ディスクの記録方式
を適用して記録密度を高密度化することもできる。
【0067】請求項7に記載した発明によると、ピット
の深さの変化の検出をフォーカス信号に基づいて行い、
ピットの幅の変化の検出を和信号に基づいて行い、オフ
セットの検出をトラッキングエラー信号に基づいて行う
ようにしたことで、それぞれの記録情報を、簡単な構成
で適正に検出できる。
【0068】請求項8に記載した発明によると、第1,
第2の深さのピットにより記録する情報を、単一周波数
の情報として、再生時に検出したこの単一周波数を、シ
ステムクロックとして使用するようにしたことで、再生
用のシステムクロックが簡単に得られ、良好な再生が可
能になる。
【0069】請求項9に記載した発明によると、再生時
に、第1,第2のピット深さの検出による2値情報を基
準にして、レーザ光のフォーカスサーボ制御又はトラッ
キングサーボ制御を行うサーボ信号に対するゲイン調整
を行うようにしたことで、良好にサーボ制御が行える。
【0070】請求項10に記載した発明によると、第
1,第2の深さのピットにより記録する情報をアドレス
情報としたことで、アドレス情報が他の情報と独立して
簡単に得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるディスクを示
す断面図である。
【図2】溝(ピット)の深さと反射光量及びトラッキン
グエラー信号との関係を示す特性図である。
【図3】フォーカスエラー信号のS字特性を示す特性図
である。
【図4】フォーカスエラー信号とレンズの開口率(N
A)との関係を示す特性図である。
【図5】第1の実施の形態による再生装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】フォーカス信号の検出例を示すブロック図であ
る。
【図7】トラッキングエラー信号の検出例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図5の構成による信号再生状態を示す波形図で
ある。
【図9】本発明の第2の実施の形態による再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図10】第2の実施の形態によるPWM復調部の構成
を示すブロック図である。
【図11】ディスクのトラック幅変調の例を示す説明図
である。
【図12】ディスクのトラックオフセット変調の例を示
す説明図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態による再生装置の
構成を示すブロック図である。
【図14】記録信号のデコード例を示す説明図である。
【図15】データ構成例を示す説明図である。
【図16】記録データをDCフリーとするための処理例
を示す説明図である。
【図17】記録信号を形成させるエンコーダの構成例を
示すブロック図である。
【図18】記録データの構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…基板、2…透明層、3…保護層、11…光ディス
ク、13…光学ピックアップ、14…ローパスフィル
タ、15…ハイパスフィルタ、16…振幅検出回路、1
7…ゲイン調整回路、18…フォーカスサーボ回路、1
9…ゲイン調整回路、20…トラッキングサーボ回路、
21…デコーダ、22…コントローラ、23…キャリア
発生回路、24…逓倍回路、25…デコーダ、51…ロ
ーパスフィルタ、52…フォーカスサーボ回路、53…
ローパスフィルタ、54…トラッキングサーボ回路、5
5…ハイパスフィルタ、56…デコーダ、57…コント
ローラ、58…ハイパスフィルタ、59…デコーダ、6
0…デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 7/24 563 G11B 7/24 563C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに形成されるピットにより情報
    が記録される光ディスクの記録又は再生を行う光ディス
    ク装置において、 当該光ディスク装置で記録又は再生される光ディスクに
    形成されるピットとして、ディスクの所定面からの深さ
    が、第1の深さのピットと、この第1の深さよりも深い
    第2の深さのピットとの少なくとも2種類のピットと
    し、 上記第1の深さと上記第2の深さとの差を、この光ディ
    スクに記録又は再生のためにレーザ光を照射する光学ピ
    ックアップの光学系の焦点深度とほぼ同じに設定すると
    共に、 上記光学ピックアップから照射するレーザ光の波長を
    λ、上記光ディスクの光屈折率をn、任意の定数をNと
    したとき、 λ/4nNとなるように上記第1の深さと上記第2の深
    さとの差を設定して、情報の記録又は再生を行うように
    した光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 上記光ディスクのピットの幅の変化によっても情報を記
    録するようにして、 再生時に、上記ピットの深さの変化の検出から第1の2
    値情報を得、上記幅の変化から第2の2値情報を得るよ
    うにした光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 上記光ディスクのピットのトラック形成方向と直交する
    方向のオフセットによっても情報を記録するようにし
    て、 再生時に、上記ピットの深さの変化の検出から第1の2
    値情報を得、上記オフセットの検出から第2の2値情報
    を得るようにした光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 上記光ディスクのピットの幅の変化と、上記光ディスク
    のピットのトラック形成方向と直交する方向のオフセッ
    トによっても情報を記録するようにして、 再生時に、上記ピットの深さの変化の検出から第1の2
    値情報を得、上記幅の変化から第2の2値情報を得、上
    記オフセットの検出から第3の2値情報を得るようにし
    た光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光ディスク装置におい
    て、 上記第1,第2,第3の2値情報の組み合わせによる8
    値の発生頻度がほぼ等しくなるように直流オフセットが
    生じないデータとして、上記光ディスクに記録するよう
    にした光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の光ディスク装置におい
    て、 上記ピットの幅の変化による2値情報の記録の代わり
    に、光ディスクを構成するメディアの反射率の変化によ
    り2値情報を記録するようにした光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の光ディスク装置におい
    て、 上記ピットの深さの変化の検出をフォーカス信号に基づ
    いて行い、 上記ピットの幅の変化の検出を和信号に基づいて行い、 上記オフセットの検出をトラッキングエラー信号に基づ
    いて行うようにした光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 上記第1,第2の深さのピットにより記録する情報を、
    単一周波数の情報として、 再生時に検出した上記単一周波数を、システムクロック
    として使用するようにした光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 再生時に、上記第1,第2のピット深さの検出による2
    値情報を基準にして、上記レーザ光のフォーカスサーボ
    制御又はトラッキングサーボ制御を行うサーボ信号に対
    するゲイン調整を行うようにした光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 上記第1,第2の深さのピットにより記録する情報をア
    ドレス情報とした光ディスク装置。
JP9151035A 1997-06-09 1997-06-09 光ディスク装置 Pending JPH10340456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9151035A JPH10340456A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9151035A JPH10340456A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10340456A true JPH10340456A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15509884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9151035A Pending JPH10340456A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10340456A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1001410A2 (en) * 1998-11-02 2000-05-17 Sony Corporation Optical recording medium, master for manufacturing same, and optical recording/reproducing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1001410A2 (en) * 1998-11-02 2000-05-17 Sony Corporation Optical recording medium, master for manufacturing same, and optical recording/reproducing apparatus
EP1001410A3 (en) * 1998-11-02 2001-01-24 Sony Corporation Optical recording medium, master for manufacturing same, and optical recording/reproducing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6411592B1 (en) Optical information recording medium having convex and concave portions for recording information and an additional portion for condition data, and recording and reproducing apparatus for using the medium
JP4649528B2 (ja) 記録キャリア、及び記録キャリアを走査する装置
JP2004534346A5 (ja)
US7706243B2 (en) Method and apparatus for reproducing optical information
CN103680529A (zh) 倾斜检测方法和光盘装置
EP1361572B1 (en) Light spot advancing direction judging device and method, optical head device control device and method, and optical disk recording/reproducing device
JP4124407B2 (ja) 二値化装置
US20020021658A1 (en) Rewritable optical recording medium and manufacturing method and apparatus therefor
EP1772862B1 (en) Manufacturing method for optical recording medium and optical recording medium
JPH10340456A (ja) 光ディスク装置
JP2000076718A (ja) 光磁気記録媒体
US6587410B1 (en) Recording/reproducing apparatus and method that can record/reproduce a signal properly, and to correct phase difference between control/driving signals to appropriate laser of magnetic drive circuit
US8059521B2 (en) Optical recording carrier, signal generating apparatus, information recording method, and information reading apparatus
JPS61137242A (ja) 光デイスクおよびアドレス記録再生方法
JPH1116168A (ja) 光ディスク装置及びディスク状記録媒体
JP2954037B2 (ja) 円盤状記録媒体
US7539088B2 (en) Optical disc recording and reproducing method adaptive to wobble pregroove
JP4211697B2 (ja) 光ディスク書き込み装置
JP4382781B2 (ja) 光学式記録媒体
JP3899495B2 (ja) 光ディスク装置
JPH10124953A (ja) 記録媒体の記録再生方法
CN102087863A (zh) 光记录介质、再现装置和道跟踪伺服方法
JPH11120623A (ja) 光ディスク及び光ディスク再生装置
JP2004039063A (ja) 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP2004335040A (ja) プリピット検出装置及びこれを備えた光ディスク装置