JPH10340104A - ソレノイドの制御装置 - Google Patents

ソレノイドの制御装置

Info

Publication number
JPH10340104A
JPH10340104A JP16661197A JP16661197A JPH10340104A JP H10340104 A JPH10340104 A JP H10340104A JP 16661197 A JP16661197 A JP 16661197A JP 16661197 A JP16661197 A JP 16661197A JP H10340104 A JPH10340104 A JP H10340104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
gain
vibration
solenoid
feedback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16661197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3412453B2 (ja
Inventor
Atsushi Tabata
淳 田端
Kagenori Fukumura
景範 福村
Yasuo Hojo
康夫 北條
Noriki Asahara
則己 浅原
Tetsuo Hamashima
徹郎 濱嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP16661197A priority Critical patent/JP3412453B2/ja
Publication of JPH10340104A publication Critical patent/JPH10340104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3412453B2 publication Critical patent/JP3412453B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソレノイドをフィードバック制御する際に振
動の発生を未然に防止することのできる装置を提供す
る。 【解決手段】 ソレノイドを電気的にフィードバック制
御するソレノイドの制御装置において、振動を抑制する
機能の異なる予め用意された複数のフィードバック制御
ゲインのうちから制御条件に応じたフィードバック制御
ゲインを選択して採用する手段(ステップ2)を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気的にフィー
ドバック制御されて所定の対象物に対して制御量に応じ
た荷重を発生させるソレノイドの制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知のようにソレノイドは、内蔵したコ
イルに通電して電磁力を発生させ、その電磁力でプラン
ジャあるいはロッドもしくはピンに推力を与えるもので
あり、例えばその推力によってスプールを駆動するソレ
ノイドバルブとして使用される。図7は、従来のリニア
ソレノイドバルブ1の一例を示しており、円筒状のケー
ス2の中心部に、コイル3を装着したコア4が配置され
ている。そのコア4の中心部には、その軸線方向に沿っ
て移動可能なピン5が挿入されており、そのピン5の後
端部には、前記コイル3に対してその軸線方向で対向さ
せたプランジャ6が一体化されている。なお、図7中、
符号7はエンドカバーであって、ケース2の後端部に取
り付けられてケース2を閉じている。
【0003】またケース2の先端側には、スプールタイ
プのバルブが一体化されている。すなわちケース2の先
端部に、複数のポートを備えたスリーブ8が取り付けら
れており、そのスリーブ8の内部に、複数のランドを備
えたスプール9が、その軸線方向に移動可能に収容され
ている。このスプール9の後端部に前記ピン5の先端部
が当接させられており、これに対してスプール9の先端
部には、スプール9をピン5側に押圧するスプリング1
0が配置されている。
【0004】前記スリーブ8の軸線方向での中央部に出
力ポート11が形成されており、この出力ポート11を
挟んだ両側に、入力ポート12とドレーンポート13と
が形成されている。その出力ポート11は、制御対象で
ある他のバルブの制御ポート(それぞれ図示せず)など
に接続されている。また入力ポート12には、例えば油
圧装置の全体の元圧であるライン圧が入力されている。
【0005】その入力ポート12を開閉するランド14
には、その軸線方向での両端部を連通させる溝15が形
成されている。またそのランド14に対してスプリング
10側に形成されたバリーにおける図7での左右のフェ
ース面積は互いに相違しており、スプリング10側のフ
ェース面積に対してソレノイド1側のフェース面積が広
くなっている。したがって出力圧(出力ポート11にお
ける油圧)が前記溝15を介して前記バリーに伝達さ
れ、ここにおけるフェース面積の差に応じた荷重が、ス
プール9に作用するように構成されている。
【0006】その結果、スプール9を図7の右方向に押
圧する荷重が大きくなれば、入力ポート12が閉じられ
るとともに、出力ポート11がドレーンポート13に連
通して所定の対象箇所から排圧され、それに伴って前記
バリーでの圧力が低下してスプール9を図7の左方向に
押圧する荷重が増大すれば、入力ポート12と出力ポー
ト11とが連通するので、出力圧が増大する。このよう
にしてスプール9に対してその軸線方向に作用する荷重
がバランスするように動作するので、前記コイル3に対
する電気信号(電流やデューティ比など)を制御してピ
ン5の推力を大小に変化させれば、それに応じた出力圧
を得ることができる。
【0007】図8は、上記のソレノイド1を制御するた
めの回路の一例を示しており、これは、例えば特開平7
−103324号公報に記載されたものである。ソレノ
イド1におけるコイル3を挟んでトランジスタ16と抵
抗17とが直列に接続されており、そのトランジスタ1
6にCPU18からデューティ信号が出力されている。
そのデューティ信号は、例えば300Hzの矩形波信号
であって、その1Hz内のオン時間とオフ時間とを図9
の(A)ないし(C)に示すように変えることにより、
コイル3に供給する電流(平均電流)を制御するように
なっている。
【0008】また図8において符号19はリップル除去
フィルタを示し、コイル3と抵抗17との間におけるデ
ューティ信号を平均化し、その平均化した電圧をA/D
コンバータ20に入力するようになっている。このA/
Dコンバータ20にはバッテリー電圧が入力されてお
り、これらの電気信号がA/D変換されてCPU18に
入力され、コイル3の電流が検出される。
【0009】上記のデューティ信号を0%から100%
の間で連続的に変化させることにより、出力圧をリニア
に制御することができる。そのため図7に示す構成のリ
ニアソレノイドバルブあるいはこれに類するリニアソレ
ノイドバルブが各種の分野で使用されており、例えば車
両用の自動変速機では、ライン圧の制御やアキュームレ
ータの背圧制御に使用されている。
【0010】図10はその例を模式的に示しており、こ
の図10において、油圧ポンプ21によって発生した油
圧がプライマリーレギュレータバルブ22に供給されて
いる。このプライマリーレギュレータバルブ22は、リ
ニアソレノイドバルブSLTの出力する信号圧に応じて調
圧レベルが変化するバルブであって、そのリニアソレノ
イドバルブSLTがスロットル開度(あるいはアクセル開
度)に基づいて制御されることにより、ポンプ21で発
生した油圧をスロットル開度(もしくはアクセル開度)
に応じたライン圧に調圧して出力するようになってい
る。
【0011】このライン圧は、一例としてソレノイドモ
ジュレータ圧の元圧として使用され、そのためソレノイ
ドモジュレータバルブ23にライン圧が供給され、圧力
の変動の少ないソレノイドモジュレータ圧としてここか
ら出力されている。前記リニアソレノイドバルブSLTは
このソレノイドモジュレータ圧を元圧として動作し、ス
ロットル開度(もしくはアクセル開度)に応じた信号圧
を出力するようになっている。
【0012】またライン圧がアキュームレータコントロ
ールバルブ24に元圧として入力されている。このアキ
ュームレータコントロールバルブ24は、アキュームレ
ータ背圧を調圧するためのバルブであって、その制御信
号圧として前記リニアソレノイドバルブSLTの出力する
信号圧と他のリニアソレノイドバルブSLNが出力する信
号圧とが入力されている。ここで、他のリニアソレノイ
ドバルブSLNは図10に示すものと同様な構造であっ
て、ソレノイドモジュレータ圧を元圧とし、電気信号に
応じた信号圧を出力するようになっている。
【0013】そしてアキュームレータコントロールバル
ブ24は前記他のリニアソレノイドバルブSLNの出力す
る信号圧に応じて調圧レベルが変化し、ライン圧をその
調圧レベルに応じたアキュームレータ背圧として、第2
クラッチ用アキュームレータ25やB0 ブレーキ用アキ
ュームレータ26あるいは第2ブレーキ用アキュームレ
ータ27の背圧室に供給するようになっている。
【0014】さらにソレノイドモジュレータ圧は、他の
リニアソレノイドバルブSLUに供給され、そのリニアソ
レノイドバルブSLUが電気的に制御されることにより、
その制御信号に応じた油圧を、図示しないロックアップ
コントロールバルブなどの適宜のバルブに制御信号圧と
して出力するようになっている。
【0015】上述した各リニアソレノイドバルブSLT,
SLN,SLUは、車両の状況や変速の状況などに応じて必
要とする油圧を得るためのものであり、したがって検出
信号に基づいてフィードバック制御される。その場合、
制御ゲインを高くすれば、応答性に優れた制御を行うこ
とができるが、その反面、振動が生じやすくなる。特に
油圧を制御するために使用されている場合には、出力値
である油圧を検出信号としてソレノイドのフィードバッ
ク制御を行うから、ソレノイドの制御信号と油圧との連
成振動が発生する可能性があった。
【0016】このようにして例えばライン圧が振動した
場合、その周波数が50Hz以上に高ければ特に問題と
なることはないが、それより低い周波数であり、しかも
これが出力トルクとして現れた場合には、車体の振動と
して体感されるので、ジャダーと同様な乗り心地の悪化
要因となる可能性がある。
【0017】上記のようなソレノイドのフィードバック
制御に伴う振動を抑制するための装置が特開平7−10
3324号公報に記載されている。この公報に記載され
た装置は、振動を検出し、その振動を抑制するようにソ
レノイドを駆動する手段を備えたものであり、より具体
的には、ソレノイドの駆動電流から振動成分を抽出し、
その振動成分に振動抑制ゲインを乗算した後、位相をほ
ぼ反転し、これをPIDコントローラの出力に加えるよ
うに、すなわちデューティ比を減算するように構成され
ている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に記載され
た装置は、制御ゲインを所定値に設定したPIDコント
ローラによってソレノイドをフィードバック制御し、そ
の場合、応答性などの制御特性が良好になるように制御
ゲインを設定し、その結果、振動が発生した場合には、
これをソレノイドの制御電流の振動によって検出する。
ついでその振動成分を処理してこれをソレノイドの制御
信号の補正に使用するものである。したがって上記従来
の装置では、振動が発生した後に制御値を変更するか
ら、発生した振動が増大するなどの事態を防止すること
ができるが、振動の発生自体を防止することは困難であ
る。
【0019】また上記従来の装置は、コントローラを一
定に維持したまま、その出力値を振動の発生によって変
更するように構成されているから、発生した振動を抑制
することができても、車両の走行状態や油圧の制御状態
などの状況が、先に振動が発生した際の状況と同様にな
れば、再度、振動が発生することになる。このように上
記従来の装置では、振動の発生を防止する点では、必ず
しも充分ではなく、改善の余地があった。
【0020】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、振動の発生を未然に防止することので
きるソレノイドの制御装置を提供することを目的とする
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載した発明は、ソレ
ノイドを電気的にフィードバック制御するソレノイドの
制御装置において、フィードバックの制御ゲインを制御
条件に応じて変更する手段を備えていることを特徴とす
るものである。
【0022】したがって請求項1の発明によれば、振動
が発生し易い制御条件であれば、振動の生じにくい制御
ゲインが設定されるなど、制御条件に応じて振動の生じ
にくくかつその範囲で応答性の高い制御ゲインを予め設
定することができる。そのため請求項1の発明によれ
ば、振動の発生を未然に防止することができる。
【0023】また請求項2に記載した発明は、ソレノイ
ドを電気的にフィードバック制御するソレノイドの制御
装置において、振動を抑制する機能の異なる予め用意さ
れた複数のフィードバック制御ゲインのうちから制御条
件に応じたフィードバック制御ゲインを選択して採用す
る手段を備えていることを特徴とするものである。
【0024】したがって請求項2の発明によれば、制御
条件が変われば、フィードバック制御ゲインが変化し、
その制御条件で振動を抑制しやすい制御ゲインを設定す
ることができるので、振動の発生を未然に防止すること
ができる。
【0025】さらに請求項3の発明は、ソレノイドを電
気的にフィードバック制御するソレノイドの制御装置に
おいて、ソレノイドを制御する電気信号に基づいて振動
が検出された場合にフィードバック制御ゲインを学習補
正する手段を備えていることを特徴とするものである。
【0026】したがって請求項3の発明によれば、振動
が発生することに伴ってフィードバック制御ゲインが、
振動の発生を抑制するように学習制御されて変更される
ので、油圧の状態や車両の走行状態などの制御条件が、
先に振動が発生した場合と同様な状態となったとして
も、振動が発生することがない。
【0027】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図を参照してよ
り具体的に説明する。この発明は、自動変速機に用いら
れているソレノイドバルブを制御する装置に適用するこ
とができるので、その例について説明する。先ず、全体
的な制御系統について説明すると、図4は、原動機の一
例としてのエンジン30および自動変速機31について
の制御系統図を示しており、アクセルペダル32の踏み
込み量に応じた信号がエンジン用電子制御装置33に入
力されている。またエンジン30の吸気配管には、スロ
ットルアクチュエータ34によって駆動される電子スロ
ットルバルブ35が設けられている。そしてこの電子ス
ロットルバルブ35は、アクセルペダル32の踏み込み
量に応じて電子制御装置33からスロットルアクチュエ
ータ34に制御信号が出力され、その制御量に応じて開
度が制御されるようになっている。
【0028】エンジン30を制御するための電子制御装
置33は、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置
(RAM,ROM)ならびに入出力インターフェースを
主体とするものであって、この電子制御装置33には、
上記のアクセルペダル32の踏み込み量に応じた信号に
加えて、エンジン回転速度、吸入空気量、吸入空気温
度、スロットル開度、車速、エンジン水温、ブレーキス
イッチの出力信号などが、制御データとして入力されて
いる。またこのエンジン用電子制御装置33は、上記の
スロットルアクチュエータ34の制御に加えて、変速時
などにおけるトルク制御のために燃料噴射装置36や点
火時期を変更するイグナイタ37などに信号を出力する
ように構成されている。
【0029】上記のエンジン30に連結された自動変速
機31は、油圧を電気的に制御して変速やロックアップ
クラッチの係合・解放の制御などを行ういわゆる電子制
御式の自動変速機であって、その油圧を制御する油圧制
御装置38は、主として変速を実行するための3つのシ
フトソレノイドバルブSOL1 ,SOL2 ,SOL3 と、主と
してエンジンブレーキ状態を制御するソレノイドバルブ
SOL4 と、主としてロックアップクラッチを制御するリ
ニアソレノイドバルブSLU、スロットル開度に応じてラ
イン圧を制御するリニアソレノイドバルブSLT、主とし
てアキュームレータの背圧を制御するリニアソレノイド
バルブSLNとを備えている。
【0030】この油圧制御装置38における各ソレノイ
ドバルブに制御信号を出力する自動変速機用電子制御装
置39が設けられている。この自動変速機用電子制御装
置39は、前述したエンジン用電子制御装置33と同様
に、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RA
M,ROM)ならびに入出力インターフェースを主体と
するものであり、したがって必要に応じてエンジン用電
子制御装置33と統合・一体化することができる。この
自動変速機用電子制御装置39は、予め記憶しているマ
ップや演算式に従って入力データに基づく演算を行い、
その演算結果に基づいた制御信号を前記各ソレノイドバ
ルブに出力して変速やロックアップクラッチの係合・解
放の制御ならびに変速時の過渡油圧の制御などを実行す
るように構成されている。
【0031】そして自動変速機用電子制御装置39に
は、制御データとして、上記のスロットル開度、車速、
エンジン水温、ブレーキスイッチの出力信号に加えて、
シフトレバーの位置を示すシフトポジション、パターン
セレクトスイッチの出力信号、後述するクラッチC0 の
回転数を検出するC0 センサからの出力信号、第2クラ
ッチC2 の回転数を検出するC2 センサの出力信号、自
動変速機31の油温、マニュアルシフトスイッチの出力
信号、車速を一定に維持するクルーズコントロール装置
(図示せず)の出力するクルーズ信号などが入力されて
いる。
【0032】上記各電子制御装置33,39は、相互に
データ通信可能に接続されており、特に自動変速機用電
子制御装置39からエンジン用電子制御装置33には、
各変速段を設定する信号が送信されており、またエンジ
ン用電子制御装置33から自動変速機用電子制御装置3
9には、エンジン30の一回転当たりの吸入空気量が送
信されている。
【0033】上記の自動変速機31は、前進5段・後進
1段の変速段を設定することができ、そのギヤトレーン
の一例を図5に示してある。図5において、自動変速機
31はトルクコンバータ40を介してエンジン30に連
結されている。このトルクコンバータ40は、エンジン
30のクランク軸41に連結されたポンプインペラ42
と、自動変速機31の入力軸43に連結されたタービン
ランナー44と、これらポンプインペラ42とタービン
ランナー44との間を直結するロックアップクラッチ4
5と、一方向クラッチ46によって一方向の回転が阻止
されているステータ47とを備えている。
【0034】上記自動変速機31は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う副変速部48と、後進段および前
進4段の切り換えが可能な主変速部49とを備えてい
る。副変速部48は、サンギヤS0 、リングギヤR0 、
およびキャリヤK0 に回転可能に支持されてそれらサン
ギヤS0 およびリングギヤR0 に噛み合わされているピ
ニオンP0 からなる遊星歯車装置50と、サンギヤS0
とキャリヤK0 との間に設けられたクラッチC0 および
一方向クラッチF0 と、サンギヤS0 とハウジング51
との間に設けられたブレーキB0 とを備えている。
【0035】主変速部49は、サンギヤS1 、リングギ
ヤR1 、およびキャリヤK1 に回転可能に支持されてそ
れらサンギヤS1 およびリングギヤR1 に噛み合わされ
ているピニオンP1 からなる第1遊星歯車装置52と、
サンギヤS2 、リングギヤR2 、およびキャリヤK2 に
回転可能に支持されてそれらサンギヤS2 およびリング
ギヤR2 に噛み合わされているピニオンP2 からなる第
2遊星歯車装置53と、サンギヤS3 、リングギヤR3
、およびキャリヤK3 に回転可能に支持されてそれら
サンギヤS3 およびリングギヤR3 に噛み合わされてい
るピニオンP3 からなる第3遊星歯車装置54とを備え
ている。
【0036】上記サンギヤS1 とサンギヤS2 とは互い
に一体的に連結され、リングギヤR1 とキャリヤK2 と
キャリヤK3 とが一体的に連結され、そのキャリヤK3
は出力軸55に連結されている。また、リングギヤR2
がサンギヤS3 に一体的に連結されている。そして、リ
ングギヤR2 およびサンギヤS3 と中間軸56との間に
第1クラッチC1 が設けられ、サンギヤS1 およびサン
ギヤS2 と中間軸56との間に第2クラッチC2 が設け
られている。
【0037】またブレーキ手段として、サンギヤS1 お
よびサンギヤS2 の回転を止めるためのバンド形式の第
1ブレーキB1 がハウジング51に設けられている。ま
た、サンギヤS1 およびサンギヤS2 とハウジング51
との間には、第1一方向クラッチF1 およびブレーキB
2 が直列に設けられている。この第1一方向クラッチF
1 は、サンギヤS1 およびサンギヤS2 が入力軸43と
反対の方向へ逆回転しようとする際に係合させられるよ
うに構成されている。
【0038】キャリヤK1 とハウジング51との間には
第3ブレーキB3 が設けられており、リングギヤR3 と
ハウジング51との間には、第4ブレーキB4 と第2一
方向クラッチF2 とが並列に設けられている。この第2
一方向クラッチF2 は、リングギヤR3 が逆回転しよう
とする際に係合させられるように構成されている。上記
の各クラッチC0 ,C1 ,C2 、およびブレーキB0 ,
B1 ,B2 ,B3 ,B4 は、油圧が作用することにより
摩擦材が係合させられる油圧式摩擦係合装置である。
【0039】そして副変速部50におけるクラッチC0
の回転数すなわち入力回転数を検出するC0 センサ57
と、主変速部49における第2クラッチC2 の回転数を
検出するC2 センサ58とが設けられている。なお、こ
れらのセンサ57,58は、前述したように自動変速機
用電子制御装置39に接続されている。
【0040】上記の自動変速機31では、前進5段と後
進段とを設定することができ、これらの変速段を設定す
るための各摩擦係合装置の係合・解放の状態を図6の係
合作動表に示してある。なお、図6において○印は係合
状態、◎印は係合してもトルク伝達に関係しないこと
を、●印はエンジンブレーキを効かせるために係合する
ことを、空欄は解放状態をそれぞれ示す。
【0041】前述した油圧制御装置38におけるリニア
ソレノイドバルブSLT,SLN,SLUは、図7に示すリニ
アソレノイドバルブ1と同様もしくは類似した構成であ
って、電気信号に応じた油圧を出力するように構成され
ている。またこれらのリニアソレノイドバルブSLT,S
LN,SLUは、図10に示すように油圧回路に組み込まれ
ており、第1のリニアソレノイドバルブSLTは、ソレノ
イドモジュレータ圧を元圧としてスロットル開度(もし
くはアクセル開度)に応じた信号圧をプライマリーレギ
ュレータバルブおよびアキュームレータコントロールバ
ルブに出力するようになっている。
【0042】また第2のリニアソレノイドバルブSLN
は、ソレノイドモジュレータ圧を元圧として電気信号に
応じた信号圧をアキュームレータコントロールバルブに
出力するように構成されている。なお、このアキューム
レータコントロールバルブから出力されるアキュームレ
ータ背圧は、前記副変速部48におけるブレーキB0 の
ためのアキュームレータの背圧室および主変速部49に
おける第2クラッチC2のためのアキュームレータの背
圧室ならびに第2ブレーキB2 のためのアキュームレー
タの背圧室のそれぞれに供給されるようになっている。
【0043】さらに第3のリニアソレノイドバルブSLU
は、前記ロックアップクラッチ45の係合・解放を制御
するための信号圧ならびに第3ブレーキB3 の油圧を直
接制御するための図示しないコントロールバルブへの信
号圧を、電気信号に応じて出力するように構成されてい
る。
【0044】そしてこれらのリニアソレノイドバルブS
LT,SLN,SLUは、車速やスロットル開度(あるいはア
クセル開度)、変速パターン、油温などの走行状態に基
づいて定まる目標油圧となるようにフィードバック制御
される。下記の式1は、そのフィードバック制御(PI
D制御)に用いられる一般式を示している。
【0045】
【式1】 ここでKP は比例ゲイン、KI は積分ゲイン、KD は微
分ゲイン、eは偏差をそれぞれ示す。これらの制御ゲイ
ンKP ,KI ,KD の値に応じて応答性などの制御特性
が大きく変化し、通常は、振動を発生しない範囲で可及
的に応答性が良好となるように設定されている。
【0046】この発明に係る制御装置は、上記の制御ゲ
インKP ,KI ,KD を、一例として制御条件に基づい
て演算して求まる変数として設定し、あるいはマップ化
した変数として設定し、制御条件に応じてそれらの制御
ゲインKP ,KI ,KD を最適値に設定するように構成
されている。図1はそのための制御ルーチンを説明する
ためのものであって、先ず、制御条件を読み込む(ステ
ップ1)。この制御条件は、例えばスロットル開度(も
しくはアクセル開度)および油温ならび変速の種類であ
る。つぎにその制御条件に基づいて各制御ゲインKP ,
KI ,KD を選択して採用する(ステップ2)。したが
ってステップ1は制御条件検出手段ということができ、
またステップ2は制御ゲイン選択手段ということができ
る。なお、ステップ2を、制御条件に応じて各制御ゲイ
ンKP ,KI ,KD 変更する制御とすれば、このステッ
プ2は制御ゲイン変更手段ということができる。
【0047】図2は、これらの制御ゲインKP ,KI ,
KD の値を制御条件ごとに定めたマップの一例の一部を
模式化して示してある。すなわち図2の(A)はスロッ
トル開度θが20%未満の場合のマップであって、変速
の種類および油温の範囲(A,B,C)ごとに各制御ゲ
インKP ,KI ,KD の値が定められている。また同図
の(B)はスロットル開度θが20%以上、40%未満
の場合のマップであり、(C)はスロットル開度θが4
0%以上、60%未満の場合のマップである。以下、特
には図示しないが、同様にして20%刻みで100%ま
でのマップが用意されている。
【0048】これらのマップに定めた値は、各制御条件
ごとに振動を発生しない範囲で応答性が良好になるよう
に、予め実験などに基づいて定められた値である。な
お、そのようにして定められた制御ゲインKP ,KI ,
KD の一般的傾向を、一例として油温について述べる
と、油温が低い場合には、その粘性の影響で油圧系に振
動が生じやすくなり、その油圧系の振動によってソレノ
イドに逆起電力(逆起電流)が発生し、その結果、ソレ
ノイドのフィードバック制御系との連成振動が生じやす
くなるので、制御ゲインKP ,KI ,KD は、相対的に
小さい値とされる。
【0049】このようにして各制御ゲインKP ,KI ,
KD の値を制御条件に基づいて選択して採用した後に、
それらの値を含む上記の式1に基づいて各リニアソレノ
イドバルブSLT,SLN,SLUのフィードバック制御が実
行される(ステップ3)。したがってフィードバック制
御ゲインKP ,KI ,KD が、その制御条件の下では振
動を発生しない値に設定されているから、以上のように
してフィードバック制御ゲインを設定した式1に基づい
て各リニアソレノイドバルブSLT,SLN,SLUの制御を
行った場合にフィードバック制御系や油圧系の連成振動
が未然に防止される。また上記の制御装置では、スロッ
トル開度θや油温あるいは変速の種類が従前とは異なっ
た場合、このような制御条件の変更に伴って制御ゲイン
が新たにマップから選択されて採用されるので、新たな
制御条件の下での振動も確実に防止される。
【0050】ところでこの発明の制御装置は、スロット
ル開度や変速の種類などの制御条件に応じてフィードバ
ック制御ゲインを、振動の発生を防止もしくは抑制する
値に変更するように構成されたものであり、そのフィー
ドバック制御ゲインの変更は、上述したように、マップ
値の採用によって行う替わりに、学習制御によって変更
することとしてもよい。図3はその一例を示しており、
入力信号の処理(ステップ11)を行った後に、リニア
ソレノイドバルブの駆動電流をフィルター処理して高周
波成分を除去し、例えば200Hz以下の振動を検出す
る(ステップ12)。
【0051】ついでリニアソレノイドバルブの駆動電流
以外に、油圧系の振動に起因する逆起電力(逆起電流)
が発生しているか否かを、フィルター処理した信号から
検出する(ステップ13)。したがってステップ13は
振動検出手段ということができる。
【0052】振動が発生していないことにより逆起電力
が検出されず、ステップ13で否定判断された場合に
は、特に制御を行うことなくリターンする。これとは反
対に逆起電力が検出された場合には、振動が発生してい
ることになるので、フィードバック制御ゲインを変更す
る(ステップ14)。一般に、制御ゲインが低ければ、
振動が発生しにくくなるので、ステップ14におけるフ
ィードバック制御ゲインの変更は、ステップ14の制御
が実行される都度、一定値を減じること(KP =KP −
ΔKP ,KI =KI −ΔKI ,KD =KD −ΔKD )に
より実行することができる。なおその場合、フィードバ
ック制御ゲインを小さくすると、応答性が低下するの
で、応答性からの要求で決まる下限値より小さい値にな
らないように制限する(KP ≧KPMIN,KI ≧KIMIN,
KD ≧KDMIN)。したがってステップ14は制御ゲイン
の学習補正手段ということができる。
【0053】したがって図3に示す制御を行えば、振動
が検出されることにより、フィードバック制御ゲインが
変更され、振動を発生させにくい制御状態になるので、
それ以降の振動の発生が未然に防止される。なお、図3
に示す制御を行う装置では、振動が一旦発生したことに
基づいてこれを防止する制御を行うので、この点では、
前述した従来の装置と同様である。しかしながら、この
発明に係る上記の制御装置は、振動を検出することによ
ってフィードバック制御ゲインを振動の発生しにくい値
に学習補正するから、走行状態や油圧の制御状態が振動
の発生した従前の状態と再度、同一になったとしても、
振動が再度発生することはなく、この点に従来の装置と
の決定的な相違がある。すなわちこの発明に係る上記の
制御装置は、将来的な振動の発生を未然に防止すること
ができる。
【0054】なお、上述した例では、式1に基づいてソ
レノイドのフィードバック制御を行う例を説明したが、
この発明は、上記の例に限定されないのであって、下記
の式2をPID制御式とした装置にも適用することがで
きる。
【0055】
【式2】 ここでKP は比例ゲイン、T1 は積分時間、TD は微分
時間、en は偏差、Δtは制御周期、dn は微分出力
(位置形信号)、Δdn は速度形微分出力、1/ηは微
分ゲイン(η=0.1〜0.125)、TD /(Δt+
ηTD )は実効微分ゲインである。
【0056】また上記の例では、自動変速機の油圧を制
御する装置にこの発明を適用した例を説明したが、この
発明は、自動変速機の油圧制御以外に、エンジンにおけ
るバルブタイミングを制御するリニアソレノイドバルブ
や車両のシャシーに用いられているリニアソレノイドバ
ルブなどを制御する制御装置にも適用することができ
る。さらにこの発明でフィードバック制御ゲインを学習
補正する場合、一定値を減算する替わりに、制御ゲイン
を振動の状況に応じて新たに演算して求めたり、あるい
は減算する値を振動の状況に基づいて演算した値として
もよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように請求項1あるいは請
求項2の発明によれば、制御条件に応じて振動の発生し
にくい制御ゲインを予め採用するので、ソレノイドの制
御中での振動の発生を未然に防止することができる。
【0058】また請求項3の発明によれば、ソレノイド
のフィードバック制御中に一旦振動が発生すること、フ
ィードバック制御ゲインを振動の発生しにくい値に変更
するので、将来的な振動の発生を未然に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる制御装置による制御例を説明
するためのフローチャートである。
【図2】フィードバック制御ゲインをスロットル開度お
よび変速の種類ならびに油温に基づいて定めたマップの
例を示す図表である。
【図3】請求項2の発明による制御装置で実行される制
御を説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明を適用した装置による全体的な制御系
統を示すブロック図である。
【図5】その自動変速機のギヤトレーンを示すスケルト
ン図である。
【図6】その自動変速機での各変速段を設定するための
摩擦係合装置の係合・解放状態を示す図表である。
【図7】リニアソレノイドバルブの一例を示す断面図で
ある。
【図8】リニアソレノイドバルブの制御回路の一例を示
す回路図である。
【図9】そのデューティ信号の波形の一例を示す図であ
る。
【図10】自動変速機に使用されているリニアソレノイ
ドの例を模式的に示すブロック図である。
【符号の説明】 1,SLT,SLN,SLU リニアソレノイドバルブ 3 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅原 則己 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 濱嶋 徹郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドを電気的にフィードバック制
    御するソレノイドの制御装置において、 フィードバックの制御ゲインを制御条件に応じて変更す
    る手段を備えていることを特徴とするソレノイドの制御
    装置。
  2. 【請求項2】 ソレノイドを電気的にフィードバック制
    御するソレノイドの制御装置において、 振動を抑制する機能の異なる予め用意された複数のフィ
    ードバック制御ゲインのうちから制御条件に応じたフィ
    ードバック制御ゲインを選択して採用する手段を備えて
    いることを特徴とするソレノイドの制御装置。
  3. 【請求項3】 ソレノイドを電気的にフィードバック制
    御するソレノイドの制御装置において、 ソレノイドを制御する電気信号に基づいて振動が検出さ
    れた場合にフィードバック制御ゲインを学習補正する手
    段を備えていることを特徴とするソレノイドの制御装
    置。
JP16661197A 1997-06-09 1997-06-09 ソレノイドの制御装置 Expired - Fee Related JP3412453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16661197A JP3412453B2 (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ソレノイドの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16661197A JP3412453B2 (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ソレノイドの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10340104A true JPH10340104A (ja) 1998-12-22
JP3412453B2 JP3412453B2 (ja) 2003-06-03

Family

ID=15834525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16661197A Expired - Fee Related JP3412453B2 (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ソレノイドの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3412453B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031808A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JP2016089980A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 株式会社デンソー 自動変速機の制御装置
JP2018162881A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 滋春 生出 電磁弁駆動回路及び駆動回路を有する機器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031808A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
CN104364565A (zh) * 2012-08-01 2015-02-18 丰田自动车株式会社 用于自动变速器的控制装置
US9127750B2 (en) 2012-08-01 2015-09-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for automatic transmission
JP2016089980A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 株式会社デンソー 自動変速機の制御装置
US9494230B2 (en) 2014-11-06 2016-11-15 Denso Corporation Control unit of automatic transmission
JP2018162881A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 滋春 生出 電磁弁駆動回路及び駆動回路を有する機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3412453B2 (ja) 2003-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7536248B2 (en) Vehicle take-off control apparatus and method
JP3685149B2 (ja) 車両用駆動制御装置
EP2229519B1 (en) Controller for engine
JP3843935B2 (ja) 車両用駆動制御装置
JP3315814B2 (ja) 車両用制御装置,クラッチのスリップ制御装置およびアイドル回転数制御装置
JP4285529B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
US6860833B2 (en) Driving control apparatus for vehicle and control method of same
JP2009058064A (ja) 自動変速機の制御装置及び自動変速機の制御方法
US6761664B2 (en) Shift control device and shift control method for vehicular automatic transmission
JP2006300144A (ja) 自動変速機の制御装置
US7194348B2 (en) High acceleration time shift control apparatus and control method for vehicle
WO2010103654A1 (ja) 駆動源の制御装置および制御方法
JP4525389B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2005098522A (ja) 車両用駆動制御装置
JP2005249207A (ja) 車両用駆動制御装置
JP2009167873A (ja) 動力源の制御装置
JP2008267353A (ja) 車両の駆動制御装置
JP3412453B2 (ja) ソレノイドの制御装置
JP3622436B2 (ja) ソレノイドの制御装置
JP2007046502A (ja) エンジンの制御装置
JP2000205398A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JP2929901B2 (ja) 車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置
JP2007205509A (ja) 車両の制御装置
JP2008162348A (ja) パワートレーンの制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JPH11294213A (ja) パワートレインの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees