JPH10340054A - Lcdのバックライト制御装置 - Google Patents

Lcdのバックライト制御装置

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JPH10340054A
JPH10340054A JP9163307A JP16330797A JPH10340054A JP H10340054 A JPH10340054 A JP H10340054A JP 9163307 A JP9163307 A JP 9163307A JP 16330797 A JP16330797 A JP 16330797A JP H10340054 A JPH10340054 A JP H10340054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lcd
rectangular wave
wave signal
temperature
backlight
Prior art date
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Pending
Application number
JP9163307A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yanagiuchi
政宏 柳内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP9163307A priority Critical patent/JPH10340054A/ja
Publication of JPH10340054A publication Critical patent/JPH10340054A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCDの電源起動時から所定時間継続してバ
ックライトの点灯を継続する場合、LCDに与えるダメ
ージを少なくすることができるLCDのバックライト制
御装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 矩形波信号発生手段が矩形波信号を発生
し、この矩形波信号によってLCDのバックライトが点
灯され、LCDの表面温度が、所定の閾値温度以上にな
ったときに、上記表面温度と上記所定の閾値温度との差
を求め、この差が大きくなるに従って、上記矩形波信号
発生手段が出力する矩形波のデューティー比を小さくす
るように制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LCDのバックラ
イト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のLCDのバックライト制
御装置におけるLCDの表面温度とLCD輝度との関係
を示す図である。
【0003】従来のLCDのバックライト制御装置は、
LCDの電源起動時からたとえば9分間はバックライト
をオンし続け、この9分間が経過した後に、バックライ
トの温度がたとえば摂氏90度以上であれば、バックラ
イトをオフする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、たとえば自動車にLCDが設置され、この自
動車が真夏の炎天下に駐車され、この場合にLCDの電
源が起動されると、その起動から9分間が経過する前
に、過温度状態(たとえば摂氏90度)に達し、起動か
ら9分間が経過するまでは、たとえ摂氏90度を越えて
も、バックライトがオンされ続ける。このようにバック
ライトの過温度状態が長く続くと、LCDに大きなダメ
ージを与えるという問題がある。
【0005】本発明は、LCDの電源起動時から所定時
間継続してバックライトの点灯を継続する場合、LCD
に与えるダメージを少なくすることができるLCDのバ
ックライト制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】図6は、従来のLCDのバックライト制御
装置において、LCDのバックライトをオンした後にお
ける時間経過とLCD輝度との関係を示す図である。
【0007】従来のLCDのバックライトを起動する場
合、図6に示すように、バックライトを時点t1でオン
し、LCDの輝度が100%になるようにバックライト
を点灯し、LCD輝度を徐々に低下させ、上記点灯開始
から約20秒後の時点t3において、LCDの周囲照度
に応じた輝度に対応するデューティー比(駆動信号とし
ての矩形波のデューティー比)に落ち着かせる。
【0008】しかし、上記従来例において、LCDのバ
ックライトを起動するためにバックライトをオンした時
に、LCDの輝度が突然100%になるので、それを見
ている人間にとっては、一瞬LCDがフラッシュしたよ
うに感じ、また、LCDの画面に横の波線等のように、
映像のノイズが表示されているように感じ、違和感があ
るという問題がある。また、LCDは、その輝度が高い
状態から、低い状態に移行するには比較的時間がかか
り、したがって、上記従来例においては、LCDのバッ
クライトを起動してから所定の輝度に落ち着くまでの時
間が長いという問題がある。
【0009】本発明は、LCDのバックライトを起動し
たときに、LCDの画面にフラッシュまたは映像のノイ
ズ等が表示されることによる違和感を与えず、また、L
CDのバックライトを起動してから所定の輝度に落ち着
くまでに至る時間を短くすることができるLCDのバッ
クライト制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、矩形波信号発
生手段が矩形波信号を発生し、この矩形波信号によって
LCDのバックライトが点灯され、LCDの表面温度
が、所定の閾値温度以上になったときに、上記表面温度
と上記所定の閾値温度との差を求め、この差が大きくな
るに従って、上記矩形波信号発生手段が出力する矩形波
のデューティー比を小さくするように制御するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるバックライト制御装置BC1を示すブロッ
ク図である。
【0012】バックライト制御装置BC1は、フォトセ
ンサ10と、CPU20と、ROM21と、RAM22
と、バックライト駆動回路30と、バックライト40
と、LCD50と、温度センサ60とを有する。
【0013】フォトセンサ10は、LCD50の周囲照
度を検出し、周囲照度信号を出力するものである。CP
U20は、矩形波信号を発生する矩形波信号発生手段の
例であり、温度測定手段で測定したLCDの表面温度
が、所定の閾値温度以上になったときに、上記表面温度
と上記所定の閾値温度との差が大きくなるに従って、矩
形波信号発生手段が出力する矩形波のデューティー比を
小さくするように制御するデューティー比制御手段の例
である。
【0014】また、ROM21は、図3に示すフローチ
ャートに対応するプログラムを格納するものであり、R
AM22は、後述する種々の演算に使用するデータ等を
一時的に記憶するものである。バックライト駆動回路3
0は、CPU20が出力した矩形波信号を電力増幅し、
バックライト40に供給するものである。温度センサ6
0は、LCD50の表面温度を検出し、LCDの表面温
度信号を出力するものである。
【0015】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0016】図2は、上記実施例において、LCD50
の表面温度と、LCD輝度との関係を示す図である。
【0017】上記実施例において、閾値を摂氏90度と
し、LCD50の表面温度が摂氏90になるまでは、L
CD輝度を100%とし、LCD50の表面温度が、摂
氏90度、97.5度、105度、112.5度、12
0度に変化した場合、LCD50の輝度は、それぞれ、
80%、60%、40%、20%、0%の輝度に変化す
る。このような制御をCPU20が実行する。
【0018】図3は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0019】まず、LCD50が起動されると(S
1)、フォトセンサ10から周囲照度信号を入力し、温
度センサ60からLCD50の表面温度を入力し(S
2)、その表面温度が閾値温度(たとえば摂氏90度)
を越えているか否かをCPU20が判断する(S3)。
LCD50の表面温度が閾値温度を越えていなければ
(S3)、周囲照度信号の値に応じて、矩形波信号のデ
ューティー比を設定し、この設定されたデューティー比
の矩形波信号を、CPU20が出力する(S4)。
【0020】一方、LCD50の表面温度が閾値温度を
越えていれば(S3)、表面温度と閾値温度との差の温
度をCPU20が演算し(S11)、この差の温度に応
じて、PCU20が矩形波信号のデューティー比を設定
し、その矩形波信号を出力する(S12)。つまり、上
記差の温度が大きい程、矩形波信号のデューティー比を
小さく設定し、この設定されたデューティー比の矩形波
信号を出力する。
【0021】上記実施例によれば、LCD50の電源起
動時から所定時間継続してバックライトの点灯を継続す
る場合、所定時間経過前にLCD50の表面温度が閾値
温度を越えると、バックライト40に供給される矩形波
信号のデューティー比が小さくなるので、バックライト
40の発光量、発熱量が減少し、LCD50に与えるダ
メージを少なくすることができる。
【0022】ここで、上記実施例の動作説明において、
LCD50の表面温度が摂氏90になるまでにLCD輝
度を100%として説明したが、実際には、LCD50
の周囲照度に応じてLCD輝度が定められ、したがっ
て、LCD50の表面温度が摂氏90度よりも高くなっ
た場合、LCD50の周囲照度に応じて定められたLC
D輝度の80%、60%、40%、20%の輝度に、L
CD輝度が変化する。つまり、LCD50の周囲照度に
応じて定められたLCD輝度がたとえば、50%であれ
ば、LCD50の表面温度が摂氏90度よりも高くなっ
た場合、LCD輝度が、その最大値の40%、30%、
20%、10%の輝度に変化する。
【0023】なお、上記実施例において、閾値として摂
氏90度以外の温度を設定するようにしてもよい。ま
た、図2においては、LCD表面温度が閾値温度を越え
たときに、変化させるLCD輝度を5段階に設定してあ
るが、5段階以外の段階数に設定するようにしてもよ
く、また、摂氏120度以外の温度においてLCD輝度
を0%にするように設定してもよい。さらに、図2にお
いては、LCD表面温度が閾値温度を越えたときに、L
CD輝度を段階的ではなく、連続的に変化させるように
してもよい。
【0024】図4は、上記実施例の他の動作を示す特性
図である。
【0025】図4に示す特性図は、時点t1で、LCD
50のバックライト40を起動し、この時点t1におい
て、LCD50の輝度が0%であり、時点t1から、バ
ックライト40の輝度を次第に上昇させ、時点t1から
2秒後の時点t2において、LCD50の輝度が所定の
値に達する。つまり、LCD50の周囲照度に応じた矩
形波信号のデューティー比に到達し、このデューティー
比に応じた輝度でバックライト40が点灯し、LCD5
0が照明される。
【0026】図4に示す実施例によれば、LCD50の
バックライト40を起動したときに、LCD50の輝度
が零から次第に上昇するので、LCD50の画面にフラ
ッシュまたは映像のノイズ等が生じることがなく、した
がって、LCD50の画面に映像のフラッシュまたはノ
イズ等が表示されることによる違和感を与えない。ま
た、図4に示す実施例によれば、LCD50のバックラ
イト40を起動してから所定の輝度に落ち着くまでの時
間が極めて短い。
【0027】図4に示す実施例において、CPU20
は、矩形波信号を発生する矩形波信号発生手段の例であ
り、駆動回路30は、矩形波信号発生手段が発生した矩
形波信号を電力増幅し、LCDのバックライトへ供給す
るバックライト駆動手段の例である。また、CPU20
は、バックライトの点灯開始時に、上記矩形波信号発生
手段が発生する上記矩形波信号のデューティー比を次第
に増加させながら、LCDの周囲照度に対応するデュー
ティー比に移行させるデューティー比制御手段の例であ
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載発明によれば、LCDの電
源起動時から所定時間継続してバックライトの点灯を継
続する場合、LCDに与えるダメージを少なくすること
ができるという効果を奏する。
【0029】請求項2記載発明によれば、LCDのバッ
クライトを起動したときに、LCDの画面にフラッシュ
または映像のノイズ等が表示されていることによる違和
感を与えず、また、LCDのバックライトを起動してか
ら所定の輝度に落ち着くまでの時間を短くすることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバックライト制御装置
BC1のブロック図である。
【図2】上記実施例において、LCD50の表面温度
と、LCD輝度との関係を示す図である。
【図3】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例の他の動作を示す特性図である。
【図5】従来のLCDのバックライト制御装置における
LCDの表面温度とLCD輝度との関係を示す図であ
る。
【図6】従来のLCDのバックライト制御装置におい
て、LCDのバックライトをオンした後における時間経
過とLCD輝度との関係を示す図である。
【符号の説明】
BC1…バックライト制御装置、 10…フォトセンサ、 20…CPU、 30…バックライト駆動回路、 40…バックライト、 50…LCD、 60…温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02F 1/133 580 G02F 1/133 580

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LCDの表面温度を測定する温度測定手
    段と、 矩形波信号を発生する矩形波信号発生手段と、 上記矩形波信号発生手段が発生した矩形波信号を電力増
    幅し、上記LCDのバックライトへ供給するバックライ
    ト駆動手段と、 上記温度測定手段で測定した上記LCDの表面温度が、
    所定の閾値温度以上になったときに、上記表面温度と上
    記所定の閾値温度との差が大きくなるに従って、上記矩
    形波信号発生手段が出力する上記矩形波のデューティー
    比を小さくするように制御するデューティー比制御手段
    と、 を有することを特徴とするLCDのバックライト制御装
    置。
  2. 【請求項2】 矩形波信号を発生する矩形波信号発生手
    段と、 上記矩形波信号発生手段が発生した矩形波信号を電力増
    幅し、LCDのバックライトへ供給するバックライト駆
    動手段と、 上記バックライトの点灯開始時に、上記矩形波信号発生
    手段が発生する上記矩形波信号のデューティー比を次第
    に増加させながら、LCDの周囲照度に対応するデュー
    ティー比に移行させるデューティー比制御手段と、 を有することを特徴とするLCDのバックライト制御装
    置。
JP9163307A 1997-06-05 1997-06-05 Lcdのバックライト制御装置 Pending JPH10340054A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010117613A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Tecnart:Kk バックライトの駆動装置
CN102328592A (zh) * 2011-07-28 2012-01-25 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车组合仪表液晶显示屏低温加热系统
JP2018151450A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 日本精機株式会社 液晶表示装置及びその制御方法

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