JPH10338742A - 回分式エステル化反応装置 - Google Patents

回分式エステル化反応装置

Info

Publication number
JPH10338742A
JPH10338742A JP16514097A JP16514097A JPH10338742A JP H10338742 A JPH10338742 A JP H10338742A JP 16514097 A JP16514097 A JP 16514097A JP 16514097 A JP16514097 A JP 16514097A JP H10338742 A JPH10338742 A JP H10338742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
esterification reaction
pump
pipe
distillation column
reaction tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16514097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Uchida
登志夫 内田
Masuo Murai
益夫 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ester Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Ester Co Ltd filed Critical Nippon Ester Co Ltd
Priority to JP16514097A priority Critical patent/JPH10338742A/ja
Publication of JPH10338742A publication Critical patent/JPH10338742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルキレングリコールのロスが少なく、か
つ、均一な製品を得ることのできる回分式エステル化反
応装置を提供する。 【解決手段】 芳香族ジカルボン酸とアルキレングリコ
ールとを回分式でエステル化する反応装置において、エ
ステル化反応槽1の上方に蒸留塔5を設け、この間を加
圧制御のための調圧弁4で仕切った反応ガス排出管3で
連結すると共に、中間にポンプ11を設け、このポンプの
吸い込み側を蒸留塔の底部に連結し、吐出側は分岐させ
て、一方は循環弁13を介して蒸留塔の底部に連結する循
環配管12と、他方は返送弁15を介してエステル化反応槽
1に連結する還流液の返送配管14と連結した回分式エス
テル化反応装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香族ジカルボン
酸とアルキレングリコールとを回分式でエステル化する
反応装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルは、繊維、フイルム、その
他の成形物として広く用いられており、一般に、芳香族
ジカルボン酸とアルキレングリコールとのエステル化反
応及びエステル化反応物の重縮合反応によって製造され
ている。例えば、代表的なポリエステルであるポリエチ
レンテレフタレートの場合、テレフタル酸とエチレング
リコールとをエステル化反応槽に仕込み、常圧ないし加
圧下で、 160〜260 ℃の温度でエステル化反応を行い、
得られたビス(β−ヒドキシエチル)テレフタレート及
び/又はその低重合体を重縮合触媒の存在下、減圧下で
260〜290 ℃の温度で重縮合反応することにより製造さ
れている。
【0003】同一銘柄のポリエステルを大量に生産する
場合には、連続生産方式が適しているが、近年、ポリエ
ステルの用途の多様化に伴い、種々の共重合ポリエステ
ルを少量ずつ生産することが多くなっており、この場合
には、回分式生産方式が採用されている。
【0004】エステル化反応を行う場合、生成する水等
の低沸点成分と共に原料のアルキレングリコールの一部
を含有した反応ガスは、蒸留塔に導かれ、徐々にアルキ
レングリコールの濃度を下げながら上昇し、次いで、コ
ンデンサーに導かれて冷却、凝縮されて低沸点成分は留
出液として反応系外に排出される。この留出液の一部
は、還流液として蒸留塔の頂部に戻され、アルキレング
リコールに置換されながら流下し、エステル化反応槽に
戻されて再び反応に供される。
【0005】このエステル化反応は、一般に、反応速度
を高めるため、反応系を加圧制御して行われる。加圧制
御の方法としては、反応系に非凝縮性ガスを吹き込み、
その吹き込み量を調節することで、反応槽からコンデン
サーまで全体を加圧制御する方法と、反応槽と蒸留塔と
の間に弁を設け、この弁の開度を調節して反応槽だけを
加圧制御する方法とがある。この場合、前者の方法で
は、エステル化反応の状況に合わせて反応圧力を変化さ
せると、蒸留塔内のガス流速が大きく変化してしまい、
蒸留塔の効率が低下して多量のアルキレングリコールが
留出液と共に系外に排出されてしまう。一方、後者の方
法では、蒸留塔からの還流液を反応槽へ返送するために
ポンプ等による加圧返送装置が必要であり、装置コスト
が上がったり、装置が複雑になって反応終了後の残留量
が多く、生産銘柄を変更したとき、その前に生産した銘
柄のアルキレングリコールが混入し、均一な品質の製品
が得られないという問題があった。
【0006】図2は、従来の装置の一例を示す概略説明
図であり、エステル化反応槽からコンデンサーまで全体
を加圧制御する方式の例である。1はエステル化反応
槽、2は原料供給配管、3は反応ガス排出配管、5は蒸
留塔、6はコンデンサーへの配管、7はコンデンサー、
8は留出液配管、9は還流液配管、14は返送配管、18は
非凝縮性ガス供給配管、19は圧力調節弁、20は放圧弁を
示す。蒸留塔5は、対応できる圧力条件を広くするた
め、一般的に、常圧反応時の塔内ガス流速に合わせて塔
径等の仕様が決められている。
【0007】エステル化反応槽1へ原料供給配管2から
芳香族ジカルボン酸及びアルキレングリコールを仕込
み、窒素ガス等の非凝縮性ガスを非凝縮性ガス供給配管
18から圧力調節弁19で調節しながら供給して加圧し、エ
ステル化反応を行う。エステル化反応で生成した水と共
に原料の一部のアルキレングリコールを含んだ反応ガス
は、反応ガス排出管3を経て蒸留塔5に入り、蒸留によ
りアルキレングリコールの濃度を次第に低下させなが
ら、蒸留塔5の頂部に達する。しかし、加圧下であるた
め、ガス流速は蒸留には十分でなく、アルキレングリコ
ールの濃度が十分低下しないまま塔頂からコンデンサー
7に達し、冷却されて凝縮液となり、一部は留出液配管
8から排水処理工程へ排出される。
【0008】残りの凝縮液は、還流液として還流液配管
9から蒸留塔5の頂部へ送液され、アルキレングリコー
ルの濃度を蒸留によって次第に上げながら流下し、蒸留
塔5の底部から返送配管14を経てエステル化反応槽1へ
送液され、アルキレングリコールは再び反応に供され
る。
【0009】反応の途中でエステル化反応槽1内を常圧
にするため、圧力調節弁19を閉止し、放圧弁20を開放す
ると蒸留塔5も常圧となり、塔内のガスは体積膨張して
流速が上がり、蒸留に最適な条件となるので、蒸留効率
が向上し、したがって、この時点でのみガス中のアルキ
レングリコール濃度は十分下げられ、留出液配管8から
排出されるアルキレングリコール量も十分に下げられ
る。
【0010】図3は、従来の装置の他の一例を示す概略
説明図であり、蒸留塔5からの還流液を別に設けたタン
クに貯留した後、ポンプを用いてエステル化反応槽1に
返送する方式の例である。21は還流液戻り配管、22は還
流液戻りタンク、23は返送ポンプ、24は還流液供給配管
を示す。蒸留塔5は、常に常圧下で使用されるため、常
圧下での塔内ガス流速に合わせて塔径等の仕様が決めら
れている。
【0011】エステル化反応槽1へ原料供給配管2から
芳香族ジカルボン酸及びアルキレングリコールを仕込
み、エステル化反応を開始すると、エステル化反応で生
成した水と共に原料の一部のアルキレングリコールを含
んだ反応ガスが発生し、これがエステル化反応槽1内の
圧力を上昇させる。所定の圧力に達した時点から調圧弁
4を必要分開放して所定の圧力に制御する。この制御で
エステル化反応槽1から放出された反応ガスは、ガス排
出配管3を経て常圧系である蒸留塔5に入り、蒸留によ
りアルキレングリコールの濃度を次第に低下させなが
ら、大部分が水分となった反応ガスは蒸留塔5の頂部に
達し、コンデンサーへの配管6を経てコンデンサー7に
導かれ、ここで凝縮されて液状となった一部は留出液配
管8から排水処理工程へ排出される。
【0012】残りの凝縮液は、還流液として還流液配管
9から蒸留塔5の頂部へ送液され、アルキレングリコー
ルの濃度を蒸留によって徐々に上げながら流下し、蒸留
塔5の底部に達し、還流液戻り配管21を経て還流液戻り
タンク22に貯液される。還流液戻りタンク22内の液量が
ポンプ移送に十分な量となった時点から返送ポンプ23を
起動し、還流液供給配管24を経てエステル化反応槽1へ
送液して、アルキレングリコールは再び反応に供する。
ところが、この装置では、反応が終了した時点でも還流
液戻りタンク22の底部や返送ポンプ23及び還流液供給配
管24の一部に残液を生じるため、続いて組成を変えたエ
ステル化反応を実施すると、この残液が混ざってしまう
という問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、芳香族ジカ
ルボン酸とアルキレングリコールとを回分式でエステル
化する反応装置において、アルキレングリコールのロス
が少なく、かつ、均一な製品を得ることのできる装置を
提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、その要旨は、芳香族ジカルボン酸とア
ルキレングリコールとを回分式でエステル化する反応装
置において、エステル化反応槽の上方に蒸留塔を設け、
この間を加圧制御のための調圧弁で仕切った反応ガス排
出管で連結すると共に、中間にポンプを設け、このポン
プの吸い込み側を蒸留塔の底部に連結し、吐出側は分岐
させて、一方は循環弁を介して蒸留塔の底部に連結する
循環配管と、他方は返送弁を介してエステル化反応槽に
連結する還流液の返送配管と連結したことを特徴とする
回分式エステル化反応装置にある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0016】本発明において、芳香族ジカルボン酸とし
ては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカル
ボン酸等、アルキレングリコールとしては、エチレング
リコール、 1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコ
ール等が挙げられる。
【0017】次に、本発明の装置について、図面を参照
しながら具体的に説明する。図1は、本発明の装置の一
例を示す概略説明図であり、10は抜き出し配管、11はポ
ンプ、12は循環配管、13は循環弁、14は返送配管、15は
返送弁、16はレベル計、17は制御装置を示す。なお、蒸
留塔は、常に常圧で使用するため、常圧下での塔内ガス
流速に合わせて塔径等の仕様が決められている。
【0018】エステル化反応槽1へ原料供給配管2から
芳香族ジカルボン酸及びアルキレングリコールを仕込ん
でエステル化反応を開始すると、反応で生成した水と共
に原料の一部のアルキレングリコールを含んだ反応ガス
がエステル化反応槽1内の圧力を上昇させる。所定の圧
力に到達した時点から調圧弁4を開放して所定の圧力を
維持するように制御する。この制御で、エステル化反応
槽1から放出された反応ガスは、反応ガス排出配管3を
経て常圧系である蒸留塔5に入り、蒸留によりアルキレ
ングリコールの濃度を次第に低下させながら、大部分が
水分となった反応ガスは蒸留塔5の頂部に達し、コンデ
ンサーへの配管6を経てコンデンサー7に導かれ、ここ
で凝縮されて液状となった一部は留出液配管8から排水
処理工程へ排出される。
【0019】残りの凝縮液は、還流液として還流液配管
9から蒸留塔5の頂部へ送液され、アルキレングリコー
ルの濃度を蒸留によって徐々に上げながら流下し、蒸留
塔5の底部に貯液される。この貯液量が所定量に達した
時点で循環弁13を開放し、ポンプ11を起動する。還流液
は、抜き出し配管10を通り、ポンプ11で昇圧されて、循
環配管12から蒸留塔5の底部に返送される。この循環操
作により、循環系の脱気が十分に行われるので、ポンプ
が運転途中にキャビテーション等を生じることなく、安
定運転が続行できる。次に、循環弁13を閉止し、返送弁
15を開放すると、還流液は返送配管14を通ってエステル
化反応槽1へ供給され、アルキレングリコールは再び反
応に供される。
【0020】反応が終わり、還流液の流下がなくなって
貯液がなくなれば、ポンプ11を停止し、循環弁13を開放
して配管内の残液をエステル化反応槽1へ抜き取った
後、循環弁13及び返送弁15を閉止する。
【0021】蒸留塔5の底部にレベル計16を設け、この
信号を制御装置17に取り込んで、予め定めたレベル値と
の比較演算を行って判定させ、上記の動作をシーケンス
制御等によって自動的に行うこともできる。
【0022】ポンプ11としては、ほとんどのタイプのも
のが使用できるが、自給性に優れ、逆流の起こり難い、
ギヤータイプ、プランジャータイプ及びダイヤフラムタ
イプのものが好ましく使用される。
【0023】
【作用】本発明の装置によれば、反応の途中で調圧弁4
を全開放としてエステル化反応槽1内を常圧にしても、
蒸留塔5内の圧力は常圧のまま変わらないので、蒸留効
率も変化せず、高い効率を維持したまま蒸留を継続する
ことができるので、アルキレングリコールが留出液配管
8から排出されることはない。また、還流液抜き出し配
管10、ポンプ11、循環配管12及び返送配管14は、蒸留塔
5とエステル化反応槽1との間に液が残留しないように
設置することができるので、引き続いて組成を変えてエ
ステル化反応を行っても前に行った反応組成物が混じる
ことはない。
【0024】
【実施例】次に、実施例によって、本発明を具体的に説
明する。なお、留出液中のエチレングリコール(EG)
及びネオペンチルグリコール(NPG)の濃度は、島津
製作所製GC−14B型ガスクロマトグラフを用いて測定
した。また、ポリエステル中のNPG成分含有量は、ポ
リエステルを水酸化カリウム水溶液で加熱分解した後、
上記ガスクロマトグラフを用いて測定した。
【0025】実施例1 図1に示す装置を用い、エステル化反応槽1にテレフタ
ル酸(TPA)2000kg、EG 480kg及びNPG 800kgを
仕込み、温度を 260℃として、調圧弁4で反応圧力を0.
38MPa に調節しながら、4時間エステル化反応を行った
後、調圧弁4を開放し、圧力を常圧として、さらに4時
間エステル化反応を行った。前半の加圧反応を開始して
15分後にレベル計16の示す液量は30kgとなった。この時
点で、循環弁13を開放し、ポンプ11を起動して5分間循
環運転を実施した。その後、循環弁13を閉止し、返送弁
15を開放して、レベル計16の示す液量が30kgとなるよう
にポンプ11の回転数を調節しながら、後半の常圧反応が
完了するまでポンプ11の運転を続けた。反応が完了し
て、還流液がなくなった時点で、ポンプ11を停止し、循
環弁13を開放した。なお、ポンプ11としては、ギヤータ
イプのものを使用した。留出液量、留出液中のEG及び
NPGの濃度を測定した結果を表1に示す。
【0026】比較例1 エステル化反応槽1からコンデンサー7まで全体を非凝
縮性ガスで加圧してエステル化反応を行う図2に示した
従来の装置を用い、エステル化反応槽1に実施例1と同
じ原料を仕込み、実施例1と同じ温度、圧力及び時間で
エステル化反応を行った。ただし、加圧反応時には、非
凝縮性ガス供給配管18から窒素ガスを圧力調節弁19で一
定圧力に制御しながら供給し、常圧での反応時には、放
圧弁20を開放のままとした。留出液量、留出液中のEG
及びNPGの濃度を測定した結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例2 図1に示す装置を用い、1バッチ目として、エステル化
反応槽1にTPA2000kg、EG 480kg及びNPG 800kg
を仕込み、温度を 260℃として、調圧弁4で反応圧力を
0.4MPaに調節しながら、6時間エステル化反応を行っ
た。得られたエステル化反応物を重縮合槽に移送し、重
縮合触媒として三酸化アンチモンを0.70kg添加し、温度
280℃、圧力26.6Paで重縮合反応を行った。引き続い
て、2バッチ目として、エステル化反応槽1にTPA20
00kg及びEG960kgを仕込み、1バッチ目と同様にして
エステル化反応を行った。得られたエステル化反応物を
重縮合槽に移送し、1バッチ目と同様にして重縮合反応
を行った。2バッチ目で得られたポリエステルは、NP
G成分を含有せず、融点 260℃であった。
【0029】比較例2 蒸留塔5からの還流液を一旦タンクに貯液し、これをポ
ンプでエステル化反応槽1へ圧送する図3に示した従来
の装置を用い、実施例2と同様にして、エステル化反応
及び重縮合反応を行った。2バッチ目で得られたポリエ
ステルは、NPG成分を 3.1モル%含有し、融点255℃
であった。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、芳香族ジカルボン酸と
アルキレングリコールとを回分式でエステル化する反応
装置において、アルキレングリコールのロスが少なく、
かつ、均一な製品を得ることのできる装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一例を示す概略説明図である。
【図2】従来の装置の一例を示す概略説明図である。
【図3】従来の装置の他の一例を示す概略説明図であ
る。
【符号の説明】
1 エステル化反応槽 2 原料供給配管 3 反応ガス排出配管 4 調圧弁 5 蒸留塔 7 コンデンサー 8 留出液配管 9 還流液配管 10 抜き出し配管 11 ポンプ 12 循環配管 13 循環弁 14 返送配管 15 返送弁 16 レベル計 17 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芳香族ジカルボン酸とアルキレングリコ
    ールとを回分式でエステル化する反応装置において、エ
    ステル化反応槽の上方に蒸留塔を設け、この間を加圧制
    御のための調圧弁で仕切った反応ガス排出管で連結する
    と共に、中間にポンプを設け、このポンプの吸い込み側
    を蒸留塔の底部に連結し、吐出側は分岐させて、一方は
    循環弁を介して蒸留塔の底部に連結する循環配管と、他
    方は返送弁を介してエステル化反応槽に連結する還流液
    の返送配管と連結したことを特徴とする回分式エステル
    化反応装置。
  2. 【請求項2】 蒸留塔の底部にレベル計を設け、この信
    号を入力してポンプの起動、停止や弁の開閉を自動的に
    行う制御装置を設けた請求項1記載の回分式エステル化
    反応装置。
JP16514097A 1997-06-06 1997-06-06 回分式エステル化反応装置 Pending JPH10338742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16514097A JPH10338742A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 回分式エステル化反応装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16514097A JPH10338742A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 回分式エステル化反応装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10338742A true JPH10338742A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15806662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16514097A Pending JPH10338742A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 回分式エステル化反応装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10338742A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385075B2 (en) 2000-11-13 2008-06-10 Basf Aktiengesellschaft Method for producing esters of multibasic acids

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385075B2 (en) 2000-11-13 2008-06-10 Basf Aktiengesellschaft Method for producing esters of multibasic acids

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1322024C (zh) 聚酯的连续制造方法
US4008048A (en) Installation for the discontinuous production of polyethylene terephthalate
US5811496A (en) Process for polymerization of polyester oligomers
CN103804670B (zh) 聚酯二元醇的合成工艺
TW200836825A (en) Polyester production system employing horizontally elongated esterification vessel
CN106633018B (zh) 聚酯多元醇连续生产工艺及装置
CN102050713B (zh) 一种由丙酮生产甲基异丁基酮的装置及方法
US4499261A (en) Process for the continuous production of polybutylene terephthalate of high molecular weight
WO2020248620A1 (zh) 绿色功能性多异差别化聚酯纤维柔性生产方法及装置
WO2004013203A1 (ja) ポリエステル樹脂及びその製造方法
CN107987265B (zh) 一种聚酯多元醇的连续制备方法
JPH10338742A (ja) 回分式エステル化反応装置
TW200836823A (en) Polyester production system employing recirculation of hot alcohol to esterification zone
CN113549199A (zh) 一种生物基耐溶剂聚酯多元醇、聚氨酯树脂及其制备工艺
US3109831A (en) Cooking polyesters of polybasic acids and polyhydric alcohols in the absence of solvents
CN109096474B (zh) 一种芳香族聚酯多元醇合成的装置及工艺
JP2010132898A (ja) ポリエステルの製造方法、並びに1,4−ブタンジオールの加熱装置及び蒸気発生装置
WO2004026938A1 (ja) ポリエステルの製造方法
CN206337204U (zh) 一种聚酯多元醇连续生产装置
JPH09309863A (ja) 回分式エステル化反応装置
US3109833A (en) Conserving polyol in fusion cooking of polymeric polyesters
TW555782B (en) Process of continuously producing polyesters or copolyesters
CN112939774A (zh) 一种甲基丙烯酸羟基酯或丙烯酸羟基酯的生产方法
TW214557B (en) A method for producing polybutylene terephthalate
JP4336013B2 (ja) 回分式エステル化反応装置