JPH10337506A - 塗装機 - Google Patents

塗装機

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JPH10337506A
JPH10337506A JP16493397A JP16493397A JPH10337506A JP H10337506 A JPH10337506 A JP H10337506A JP 16493397 A JP16493397 A JP 16493397A JP 16493397 A JP16493397 A JP 16493397A JP H10337506 A JPH10337506 A JP H10337506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating material
hopper
coating
air
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP16493397A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Ito
忠征 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITO SANGYO KK
Tetra Co Ltd
Original Assignee
ITO SANGYO KK
Tetra Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by ITO SANGYO KK, Tetra Co Ltd filed Critical ITO SANGYO KK
Priority to JP16493397A priority Critical patent/JPH10337506A/ja
Publication of JPH10337506A publication Critical patent/JPH10337506A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、1個のホッパーと1個のガン体に
よって構成した塗装機を1人の作業員の操作により、異
色彩から成る自然石調をコンクリート対象物に能率よく
確実に行うことを目的とする。 【解決手段】 本発明は、ホッパー1の内部に仕切板
3’により複数の異色彩塗材室を形成し、前記ホッパー
の底面開口部4下に配置するガン体5の塗材集合室8に
集合した異色彩塗材をエアノズル13’より吹付け塗布
するように成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として土木,建築等
の構造物やこれらの構造物を構成するコンクリート製品
等の施工後に前記コンクリート対象物に対して自然石調
を表現するために使用する塗装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境整備事業の一環として修景,
景観事業として河川,海岸などの護岸や公園,道路など
の構築のための土木工事やビル建設などの建築工事にお
いて、天然石の利用には限界があるため、自然石調仕上
げ塗材が注目されている。そのうち、有機系塗材は建築
分野に、無機系塗材は土木分野に多く使用されるように
なっている。
【0003】しかし、いずれの塗材であっても、それを
吹付け塗布したときの自然石の風合いを十分に表現する
という要求と、その塗布施工を能率よくかつ経済的に行
うという要求とがある。
【0004】従来の技術としては、吹付けガン体が一頭
式の場合と、多頭式の場合とがあった。しかし、一頭式
ガンの場合は多彩色を表現するためには一色ごとに色彩
を詰め変えて何回も繰返して吹付けなければならない塗
り重ね工法であるため、その仕上がりは不自然であり、
その外観表面は一見して吹付け材によるものであること
がわかるものであった。
【0005】また、二頭式又は三頭式ガンにあっては、
二つ又は三つのホッパーにそれぞれの専用ノズルが設け
られていて、これを同時に噴射して塗布する工法である
ため、その仕上がりは一頭ガン式よりも自然石調に近い
ものとはなったが、そのガンの重量は二種又は三種の塗
材を各ホッパーに収容すると全体で10kg以上のもの
となるため、作業者は円滑かつ迅速な作業をすることが
できず疲労度も大きくなり、また特殊な技術と特別な熟
練を有する者にしか作業ができないため、作業性の低い
ものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、こ
のような従来の技術的課題を解決するために、比較的大
型で重量のある多色彩塗材用塗装機の欠点を一掃すると
ともに、自然石調仕上げを完全なものにする塗装機を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホッパー内部
に仕切板により複数の異色彩塗材室を形成し、前記ホッ
パーの底面開口部に配置するガン体の塗材集合室に集合
した異色彩塗材をエアノズルにより吹付け塗布するよう
にするものである。
【0008】前記仕切板は固定式でも着脱式でもよい。
また、ホッパーとガン体とは一体型でも別体型でもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】いま所定材料の配合から成る塗材
で色彩の異なるものを三色使用したいときは、まずホッ
パーの内部に三分割に仕切る仕切板を取付け、これによ
って形成された三つの仕切室に各色彩別の塗材を収容す
る。すると、各塗材はホッパー底面の開口部からガン体
の受口部を通って塗材集合室にまとまって落下して各色
彩別のまま集合する。
【0010】このような状態においてエア管の上端部の
エア採取用の開閉弁を開き、エア管及びエアホースを通
してガン体のダイヤフラムにエアを送り込むと、ダイヤ
フラムの膨張作用によってエアは、弾機を後方向に押圧
するとともに通気口からエアニードルを通ってエアノズ
ルに達するから、前記塗材集合室の前端部の前キャップ
内側のエアノズル付近に集合している異色彩塗材を、同
時に吹出しノズルから噴射して対象物に塗布するように
なる。すると、この噴射によってはじめて各異色彩が混
合した状態となって対象物に付着するから、その表面は
自然石調に表現された外観を呈するようになる。
【0011】対象物が壁面立上り方向にある場合には、
ホッパー部に対してガン体部を直角方向に位置せしめて
作業をするが、対象物が底面下方向にある場合は、ホッ
パー部に対してガン体部を約130度下方向に調整位置
せしめて噴射塗布するようにすればよい。
【0012】
【実施例】1は適当大きさに成るホッパーで、このホッ
パーの周縁部内側には四個所の適当位置に取付部2…を
設ける。
【0013】3,3’は前記ホッパー1の取付部2に上
方から挿入して取付ける仕切板材で、この仕切板材には
二室用の仕切板材3と三室用の仕切板材3’とがある。
【0014】4は前記ホッパー1の底面部中央に設けた
開口部で、この開口部の面積は適当とする。
【0015】5は前記ホッパー開口部4の下方に配置す
るガン体で、このガン体は前記開口部下に嵌置する受口
部6とこの受口部に水平に連設する本体7から成る。
【0016】前記ガン体5の後記吹出しノズル10部
は、前記ホッパー開口部4に対して直角乃至最高145
度位まで下方向に角度調節し得るように構成するとよ
い。
【0017】8は前記本体7に形成した塗材集合室で、
この塗材集合室の前端部には前キャップ9を螺着し、こ
の前キャップの前端部には吹出しノズル10を設ける。
【0018】11,11’は前記塗材集合室8の後方部
に画壁12をおいて設けたダイヤフラムの前室部11と
後室部11’であり、このダイヤフラムと前記塗材集合
室8との間には画壁12を貫通してエアニードル13を
設置し、このエアニードルの後側部一部にはダイヤフラ
ムの前室部11に通ずるエア流入用の通気口14を設
け、またエアニードル13の先端部にはエアノズル1
3’を設け、このエアノズルは前記吹出しノズル10に
臨設する。
【0019】15は前記ダイヤフラム前室部11を貫通
しダイヤフラム後室部11’との中間の取付板28の外
側部に至る前記エアニードル13の後端部が固着する固
定螺子16と前記本体7の後キャップ17の外方から内
部に突設する調節螺子18の端部との間に介装した弾機
で、前記調節螺子18の固定は中間螺子19によって行
う。前記調節螺子18は、ダイヤフラム後室部11’に
おいて前記固定螺子16との間に介装する前記弾機15
に与える緊張度を自由に調節する。
【0020】20は円盤形に成る前記前室部11と後室
部11’に分れるダイヤフラムの中間部の取付板28に
取付けたOリングで、これによりダイヤフラムの空気洩
れを防止する。
【0021】20’は前記ダイヤフラムの前室部11の
前側部に設けたOリングで、これは前記Oリング20と
同様の役割をする。
【0022】21は前記ホッパー1の一側部に着脱自在
に取付けたエア管で、このエア管は把手を兼用する。
【0023】22は前記エア管21の下端部に設けたエ
ア採取口で、前記エア管の上端部にはエア採取用の開閉
弁23を設ける。
【0024】24は前記エア管21の一部に設けたエア
供給口で、このエア供給口と前記ガン体5の本体7の一
部に設けたエア送入口25との間にはエアホース26を
連設する。前記エア送入口25は前記ダイヤフラム室1
1に通気路27を介して連通する。
【0025】本発明の塗装機において使用する塗材は、
例えば同一発明者の発明にかかる特願平5−23593
2号(特開平7−62245号)の「アモルファスシリ
カを主材とし、これにセメント,珪砂,自然石などを適
量配合した粉体材料に、常温架橋型特殊変性合成樹脂エ
マルジョン液を混練したペースト状に成る無機質系反応
塗材」であるから、高粘度質のものである。したがっ
て、前記ガン体5の塗材集合室8内においては各色彩塗
材が混合することなく隣接状態にある。
【0026】
【発明の効果】本発明機を使用すれば、1個のエアガン
による1回の噴射によって多色彩に混合した自然石調の
表現塗布を対象物に対して確実に行うことができるよう
になるから、機材全体としては軽量なもの(5kg以
内)となり、かつ作業し易く、疲労度が少ない。
【0027】何人でも一人で片手で把持して塗布作業を
行うことができるものであるから、足場台に載っての作
業も安全に行うことができ、特別な熟練度などは必要で
ない。
【0028】機体の取扱いは常に円滑に行うことができ
るとともに製造コストは安価となるから、土木,建築等
の構造物やそのコンクリート製品等に自然石調を十分良
好に表現することができるとともに塗装機の普及に貢献
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の正断面図
【図2】要部の拡大正断面図
【図3】全体の平面図
【図4】(A)は二室用の仕切板材、(B)は三室用の
仕切板材
【符号の説明】
1 ホッパー 3,3’ 仕切板材 4 開口部 5 ガン体 6 受口部 7 本体 8 塗材集合室 9 前キャップ 10 吹出しノズル 11,11’ ダイヤフラム室 13 エアニードル 14 通気口 15 弾機 17 後キャップ 18 調節螺子 21 エア管 22 エア採取口 23 開閉弁 26 エアホース 27 通気路 28 取付板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーの内部に仕切板により複数の異
    色彩塗材室を形成し、前記ホッパーの底面開口部下に配
    置するガン体の塗材集合室に集合した異色彩塗材をエア
    ノズルにより吹付け塗布するように成る塗装機。
  2. 【請求項2】 ホッパー内部に着脱自在に仕切板を設置
    して異色彩塗材室を形成し、前記ホッパーの底面開口部
    下に配置するガン体の塗材集合室に集合した異色彩塗材
    をエアノズルにより吹付け塗布するように成る塗装機。
JP16493397A 1997-06-09 1997-06-09 塗装機 Pending JPH10337506A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16493397A JPH10337506A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 塗装機

Applications Claiming Priority (1)

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JP16493397A JPH10337506A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 塗装機

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JPH10337506A true JPH10337506A (ja) 1998-12-22

Family

ID=15802609

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JP16493397A Pending JPH10337506A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 塗装機

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JP (1) JPH10337506A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100579122B1 (ko) 2005-12-08 2006-05-12 장우진 다색 반짝이띠 형성장치 및 이에 따라 제조된 반짝이 시트
JP2006255558A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Abc Kenzai Kenkyusho:Kk 塗装装置
KR20200000025U (ko) * 2018-06-26 2020-01-06 엄광수 스프레이 도장용 호퍼건
CN114274631A (zh) * 2021-12-20 2022-04-05 福建省华志新材料科技有限公司 一种改性鞋垫的制备工艺

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