JPH10337399A - 洗濯機用自給ポンプの吸込み構造 - Google Patents

洗濯機用自給ポンプの吸込み構造

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JPH10337399A
JPH10337399A JP9165251A JP16525197A JPH10337399A JP H10337399 A JPH10337399 A JP H10337399A JP 9165251 A JP9165251 A JP 9165251A JP 16525197 A JP16525197 A JP 16525197A JP H10337399 A JPH10337399 A JP H10337399A
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suction
water
washing machine
filter
self
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Application number
JP9165251A
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English (en)
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Masami Suzuki
正美 鈴木
Satoru Nakamura
哲 中村
Takao Kuraseko
隆生 倉世古
Harumi Takeuchi
晴美 竹内
Kazuo Yano
和雄 矢野
Takashi Tanaka
孝 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホース先端の吸込み構造体の設置状態に拘ら
ず良好な吸込みを行なう。 【解決手段】 吸込み端部材40の端面部43及び傾斜
部42に通水孔46、47を設ける。縮径部24に連結
したホースにより吸込み構造体1が上方に引っ張られて
水中で起立すると、端面部43の通水孔46は浴槽の底
面に近接して水の吸込みが劣化するが、側方に開口した
傾斜部42の通水孔47から吸込みができるので、洗濯
機への給水を継続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機に風呂水等
を吸引するための洗濯機用自給ポンプのホースの先端に
設ける吸込み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自給ポンプを内蔵し、風呂水
等を自動的に浴槽から洗濯槽に供給できるようにした洗
濯機が商品化されている。風呂の残り水には、比較的大
きな浮遊固形物(毛髪、糸屑等)から微細な不純物(湯
垢、油分等)まで混入しているため、自給ポンプのホー
スの先端には水浄化用フィルタを内蔵した吸込み構造を
設け、上記浮遊固形物や不純物を除去するようにしてい
る。
【0003】本願出願人は、この種の吸込み構造として
特開平9−28986号公報に開示した構造のものを既
に提案している。図8は、この吸込み構造を示す断面図
である。吸込み構造体1は、略円筒形状の中央筒状部1
0と、中央筒状部10の上端及び下端に着脱自在に装着
されたホース連結部材20と吸込み端部材30とから構
成される。中央筒状部10は、透明体から成る外筒11
と、外筒11と同軸の円筒形状で大きな格子状のポリプ
ロピレン樹脂製の支持部材12と、支持部材12の周囲
に約二重に胴巻きした第1フィルタ13とから構成され
る。第1フィルタ13は例えばポリエステル樹脂製フェ
ルトを主体とするフィルタであり、微細な固形物や不純
物を除去するのに適している。
【0004】吸込み端部材30の先端面31には多数の
円形の通水孔32が形成されており、その内部には偏平
円筒形状のフィルタケース33が装着されている。フィ
ルタケース33の先端面31側(図8では下側)は全面
が開口しており、一方支持部材12側は、中央が閉塞
し、支持部材12と外筒11との間隙に対応した周辺部
に適宜の開口34が設けられている。フィルタケース3
3内には偏平円柱形状の第2フィルタ35が装着されて
いる。第2フィルタ35は第1フィルタ13よりも荒い
目のフィルタであって、比較的大きな固形物の除去に適
している。
【0005】ホース連結部材20にはリング状の重錘2
1が埋設されており、支持部材12側の中央開口22に
は金属網製の第3フィルタ23を備えている。出口側
(図8では上側)の縮径部24には自給ポンプに連なる
ホースが連結されるようになっている。
【0006】上記吸込み構造体1が水中に沈められ自給
ポンプが駆動されると、通水孔32を通して水が吸引さ
れ、第2フィルタ35を通過する際に比較的大きな固形
物が除去されて外筒11と第1フィルタ13との間隙に
流れ込む。更に、この水が第1フィルタ13を通過して
内周側に流れる際に微細な不純物が除去される。そし
て、支持部材12の内周側から第3フィルタ23を通過
してホース連結部材20へと流れ、縮径部24に接続さ
れたホースに流れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記吸込み構造体1
が、例えば水を満たした浴槽3内に設置されるとき、重
錘21の重さにより吸込み構造体1は水中に沈み、図9
(a)に示すように、浴槽3の底部に横臥する。ところ
が、ホース2の長さが十分でなく、ホース2によって吸
込み構造体1が上方に引っ張られた状態にあると、図9
(b)に示すように、浴槽3内で吸込み構造体1がほぼ
垂直に起立する。すると、吸込み端部材30の先端面3
1が浴槽3の底面に近接又は密着し、通水孔32からの
水の流入が減少して水が吸引されにくくなり、給水時間
が長くなったり、或いは、水が無くなったものと判断さ
れてポンプ給水が停止されたりする恐れもある。
【0008】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的とするところは、設置状態が適
正でないときでも水を確実に吸引することができる洗濯
機用自給ポンプの吸込み構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記課題を解決するために成された第一の発
明は、洗濯機に外部より水を吸引するための洗濯機用自
給ポンプのホースの先端に設ける吸込み構造において、 a)筒状の第1フィルタ部材及び該第1フィルタ部材の外
側に間隙を有して同軸的に配設された外筒から成る二重
筒状体と、 b)該二重筒状体の一端に前記ホースを連結するために接
続された導出口部材と、 c)前記二重筒状体の他端に第2フィルタ部材を介して接
続され、該二重筒状体の側周面に連なる筒状部と該筒状
部の端面を閉塞する端面部とを有し、該筒状部及び端面
部に開口を設けた吸込み端部材と、を備えることを特徴
としている。
【0010】すなわち、第一の発明に係る吸込み構造で
は、自給ポンプが稼働されると、ホースの引き出しと反
対側の吸込み端部材の端面部に設けた開口からのみなら
ず、該端面部に対し所定角度をもって連なる筒状部の面
に設けた開口からも水が吸い込まれる。このため、例え
ば、端面部が浴槽底面に密着又はごく近接してその開口
からの吸込みが行なえなくなっても、側方の筒状部の開
口から水を吸い込むことができるので、滞りなく吸水が
行なえる。
【0011】また、吸込み構造が起立した状態でも横臥
した状態でも、吸水すべき水が残り少なくなると筒状部
の面に設けた開口が水面上に出て空気が吸引される。こ
れにより、自給ポンプによる吸上げができなくなるの
で、例えば浴槽底部に残った汚れた水が吸引されること
を防止することができる。
【0012】上記第一の発明に係る吸込み構造では、吸
込み端部材の開口から吸い込まれた水は第2フィルタ部
材を通過して二重筒状体の外筒と第1フィルタ部材との
間隙に流れ込むが、開口から吸い込まれた直後に水が吸
込み端部材内部で広がると、第2フィルタ部材方向に進
む力が分散してしまい吸込みが劣化する。そこで、前記
吸込み端部材の内側に、筒状部に設けた開口の間に突出
した突出片を設ける構成とすると、該突出片が整流作用
を有し、水が効率よく吸い上げられる。
【0013】また、上記第一の発明に係る吸込み構造で
は、前記吸込み端部材の筒状部及び端面部の周囲側に設
けた開口は細長い形状とすることが好ましい。このよう
な形状とすれば、比較的大きな開口面積を確保しつつ、
大きな固形物が水と共に吸い込まれることを防止でき
る。このため、第2フィルタ部材の目詰まりが少なくな
り、掃除の手間が軽減できる。
【0014】上記課題を解決するために成された第二の
発明は、洗濯機に外部より水を吸引するための洗濯機用
自給ポンプのホースの先端に設ける吸込み構造におい
て、 a)筒状の第1フィルタ部材及び該第1フィルタ部材の外
側に間隙を有して同軸的に配設された外筒から成る二重
筒状体と、 b)該二重筒状体の一端に前記ホースを連結するために接
続された導出口部材と、 c)前記二重筒状体の他端に第2フィルタ部材を介して接
続され、該二重筒状体の側周面に連なる筒状部と該筒状
部を斜め方向に切り取って端面を閉塞する端面部とを有
し、該端面部に開口を設けた吸込み端部材と、を備える
ことを特徴としている。
【0015】すなわち、第二の発明に係る吸込み構造が
水中でホースにより上方に牽引されて起立した状態にな
ると、吸込み端部材の端面部は浴槽底面と平行になら
ず、端面部と浴槽底面の間には断面略三角形状の間隙が
存在する。従って、端面部に設けられた開口は閉塞され
ないので、上記状態でも滞りなく吸水が行なえる。
【0016】また、上記第二の発明に係る吸込み構造
は、前記導出端部材に、前記吸込み端部材の筒状部の長
い周面側に重量が片寄った重錘を内蔵した構成とするこ
とが好ましい。通常の設置状態では、吸込み構造は水中
で横臥した状態にあるが、上記構成によれば、端面部は
斜め上方を向いてその位置が維持される。従って、浴槽
底部に沈澱している固形物(ゴミ)が吸い込まれる可能
性が低くなり、比較的きれいな水を吸引することができ
ると共に、開口や第2フィルタ部材の目詰まりも軽減さ
れ掃除等のメンテナンスの頻度が少なくて済む。
【0017】また、上記第二の発明に係る吸込み構造
は、前記吸込み端部材の筒状部の短い周面側に、洗濯機
の側面に前記吸込み端部材の端面部を上方に向けて掛着
するための掛止片部材を突出して設ける構成とするとよ
り好ましい。この構成によれば、洗濯機の側面に吸込み
構造を掛着したときに、端面部の洗濯機側が低く、洗濯
機から遠い側が高くなる。従って、ホースを収納する場
合、該ホースを巻回して端面部に引っ掛けても滑り落ち
ることがない。
【0018】ところで、上記第1フィルタ部材は、第2
フィルタ部材により比較的大きな固形物が除去された後
の水に含まれる微細な不純物を濾過するために、かなり
細かい目を有するものが使用される。このため、第2フ
ィルタ部材では除去できない範囲で比較的大きな固形物
が水に多く含まれていると、第1フィルタ部材は容易に
目詰まりし吸込み能力が大幅に低下する恐れがある。
【0019】そこで、第三の発明に係る吸込み構造は、
洗濯機に外部より水を吸引するための洗濯機用自給ポン
プのホースの先端に設ける吸込み構造であって、通水開
口を設けた筐体内側に間隙を有して筒状のフィルタを配
設し、該フィルタの外周側から内周側に通過した水をホ
ースに吸い上げる流路を有する吸込み構造において、前
記フィルタは、水の通過方向を横切る方向に目の大きさ
の相違する複数のフィルタ材を積層した多層体であっ
て、水に混入している大きさの相違する不純物を厚さ方
向に異なる深さで捕集することを特徴としている。
【0020】すなわち、多層体であるフィルタの各層を
貫くように水が通過すると、水に含まれる大きさの相違
する不純物は、その大きさの物体が通過できない層にお
いて三次元的に捕集される。従って、目詰まりも軽減さ
れ掃除等のメンテナンスの頻度が少なくて済む。また、
全体を細かい目のフィルタ材で構成するよりも水が通過
し易くなり、単位面積当たりの流量を大きくすることが
できる。
【0021】
【実施例】以下、第一の発明に係る洗濯機用自給ポンプ
の吸込み構造の一実施例を図を参照して説明する。図1
は本実施例の吸込み構造の縦断面図、図2は吸込み端部
材の詳細図であって上面図(a)、正面外観図(b)及
び下面図(c)、図3は中央筒状部10の横断面図
(a)、図4は第1フィルタを展開したときの側面図で
ある。
【0022】本実施例の吸込み構造体1では、中央筒状
部10及びホース連結部材20は、後述する第1フィル
タ13の構成を除いて図8に示した従来の構造と同一で
あるので、その説明は省略する。図2に示したように、
本実施例の吸込み構造体1の吸込み端部材40は、中央
筒状部10の端部に嵌合する短い筒状部41と、該筒状
部41に連なる適当なテーパを有する傾斜部42と、傾
斜部42の端面を閉塞する端面部43とから成り、これ
らが樹脂材(例えばポリプロピレン樹脂)で一体に形成
されている。また、筒状部41にはL字型に曲がった掛
止部44が突出して形成されており、傾斜部42にはホ
ース保持部45が先端側に突出して形成されている。掛
止部44は、洗濯機の側壁面に形成した凹部に、端面部
43を上向きにして吸込み構造体1を引っ掛けて収納し
ておくために使用される。また、そのように吸込み構造
体1を引っ掛けたときにホース保持部45は上方に突出
するので、ホース保持部45と洗濯機の側壁面との間に
ホースを巻き掛けておくことができる。
【0023】端面部43の中央には略円形の小径の通水
孔46が複数形成され、該円形の通水孔46を取り囲む
端面部43周辺及び傾斜部42には細長形状の通水孔4
7が形成されている。このような細長形状の通水孔47
は、水の流通量を多くするために開口面積を確保しつ
つ、毛髪等の比較的大きなゴミが内部に侵入することを
防止するのに有用である。
【0024】吸込み端部材40の傾斜部42の内側に
は、約60°の角度毎に内周に突出するリブ48が形成
されている。このリブ48は、図1に示すように、フィ
ルタケース33及び第2フィルタ35の端面部43側の
端部を保持する働きを有する。また同時に、このリブ4
8は通水孔47近傍の空間を適宜に区画し、後述のよう
に水の吸引を助ける働きを有する。第2フィルタ35の
中央は端面部43の内側に突出して形成された4本の支
持突起49によって端面部43側から軽く抑えられ、位
置が固定している。
【0025】中央筒状部10内部に配設された第1フィ
ルタ13は、図3に示すように帯状の一枚のフィルタ材
が約2重に胴巻きされたもので、外周側の終端の内面と
その対面にはそれぞれマジックテープ等の布製着脱テー
プ13aが接着されており、それにより該終端を着脱自
在に貼着するようにしている。フィルタ部材は、例えば
ポリエステル樹脂製フェルトを抗菌剤含有アクリル樹脂
にて溶着した不織布であって、図4に示すように、空隙
の大きさつまり目の細かさの相違する、ほぼ同一の厚さ
の三種類の不織布13b、13c、13dを積層して接
着したものが一枚のフィルタ材を構成している。従っ
て、図3に示すような胴巻き状態では、外周から内周に
向かって流れる水は、第1フィルタ13の上記各層を厚
さ方向に貫通する。各層は目の細かさが相違するので、
比較的大きな固形物は荒い目の層の手前又はその内部で
捕集され、微細な不純物は細かい目の層の手前又はその
内部で捕集される。
【0026】上記構造の吸込み構造体1が水中に沈めら
れ自給ポンプが稼働されると、端面部43と傾斜部42
の両方の通水孔46、47から吸込み端部材40内部に
水が流れ込む。傾斜部42の通水孔47から流れ込んだ
水は、リブ48によって横に広がる方向の流れが規制さ
れているので、比較的高い勢いを維持して第2フィルタ
35の方向に進む。このため、高い効率で、第2フィル
タ35及び開口34を通り外筒11と第1フィルタ13
との間隙に流れ込む。
【0027】図9(b)に示すように端面部43が浴槽
3の底面に近接して設置されても、本実施例の吸込み構
造体1では、側方に開口した傾斜部42の通水孔47か
ら水が吸引されるため、順調に水を吸引し続けることが
できる。
【0028】次に、第二の発明に係る吸込み構造体1の
一実施例を図5〜図7を参照して説明する。図5は本実
施例の吸込み構造体1の断面図、図6はこの吸込み構造
体1の使用時の設置状態を示す模式図、図7はこの吸込
み構造体1の収納状態を示す模式図である。
【0029】本実施例の吸込み構造体1では、中央筒状
部10は図1に示したものと同一であるのでその説明は
省略する。図5に示したように、本実施例の吸込み構造
体1の吸込み端部材50は、その端面部53が斜めに傾
斜して形成されており、端面部53に通水孔56が設け
られている。また、ホース連結部材20に埋設されてい
る重錘21は外筒11の同軸上で均一ではなく、吸込み
端部材50の筒状部51が長くなっている側(図5では
右側)が大きな重量を有するように片寄って設けられて
いる。この重錘21の片寄りと筒状部51との位置関係
は常に保たれるようにしておく必要があるため、ホース
連結部材20と吸込み端部材50とをそれぞれ中央筒状
部10に取り付けたときに円周上で両者の位置が一義的
に決まるような取付構造を有している。また、掛止部5
4は後記の理由により筒状部51が短くなっている側に
形成されている。
【0030】本実施例の吸込み構造体1の端面部53は
斜めに傾斜しているため、図6(b)に示すように、ホ
ース2により上方に引っ張られて起立した状態では、端
面部53と浴槽3の底面との間には断面略三角形状の間
隙ができる。このため、通水孔56は閉塞されず、水を
吸い上げることができる。一方、浴槽3の底面に沈める
と、重錘21の片寄りによって、図6(a)に示すよう
に吸込み端部材50の筒状部51の長い側が浴槽3の底
面に接触した状態に維持される。このため、端面部53
は斜め上方を向くことになるので、浴槽3の底面に沈澱
しているゴミを吸引しにくく、通水孔56や第2フィル
タ35の目詰まりが少なくなる。
【0031】また、図7に示すように、この吸込み構造
体1の掛止部54を洗濯機の側壁面60に設けた凹部6
1に引っ掛けると、端面部53は洗濯機の側壁面60か
ら外側に向けて上方に傾斜した状態となる。従って、図
1の実施例のようにホース保持部を設けなくとも、端面
部53の上面に巻き掛けたホース2が滑り落ちることを
防止できる。
【0032】なお、上記実施例は一例であって、第一及
び第二の発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえる
ことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の発明に係る洗濯機用自給ポンプの吸込
み構造の一実施例の構成を示す縦断面図。
【図2】 図1中の吸込み端部材の詳細図。
【図3】 図1中の中央筒状部の横断面図。
【図4】 図3中の第1フィルタを展開したときの側面
図。
【図5】 第二の発明に係る洗濯機用自給ポンプの吸込
み構造の実施例の構成を示す縦断面図。
【図6】 図5の吸込み構造の使用時の設置状態を示す
模式図。
【図7】 図5の吸込み構造の収納状態を示す模式図。
【図8】 従来の吸込み構造の構成を示す縦断面図。
【図9】 従来の吸込み構造の使用時の設置状態を示す
模式図。
【符号の説明】
1…吸込み構造体 10…中央筒状部 11…外筒 12…支持部材 13…第1フィルタ 20…ホース連結部材 21…重錘 24…縮径部 33…フィルタケース 35…第2フィルタ 40、50…吸込み端部材 41、51…筒状部 42…傾斜部 43、53…端面部 44、54…掛止部 45…ホース保持部 46、47、56…通
水孔 48…リブ 49…支持突起
フロントページの続き (72)発明者 竹内 晴美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 矢野 和雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機に外部より水を吸引するための洗
    濯機用自給ポンプのホースの先端に設ける吸込み構造に
    おいて、 a)筒状の第1フィルタ部材及び該第1フィルタ部材の外
    側に間隙を有して同軸的に配設された外筒から成る二重
    筒状体と、 b)該二重筒状体の一端に前記ホースを連結するために接
    続された導出口部材と、 c)前記二重筒状体の他端に第2フィルタ部材を介して接
    続され、該二重筒状体の側周面に連なる筒状部と該筒状
    部の端面を閉塞する端面部とを有し、該筒状部及び端面
    部に開口を設けた吸込み端部材と、 を備えることを特徴とする洗濯機用自給ポンプの吸込み
    構造。
  2. 【請求項2】 前記吸込み端部材の内側に、筒状部に設
    けた開口の間に突出した突出片を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の洗濯機用自給ポンプの吸込み構造。
  3. 【請求項3】 前記吸込み端部材の筒状部及び端面部の
    周囲側に設けた開口は細長い形状としたことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の洗濯機用自給ポンプの吸込み
    構造。
  4. 【請求項4】 洗濯機に外部より水を吸引するための洗
    濯機用自給ポンプのホースの先端に設ける吸込み構造に
    おいて、 a)筒状の第1フィルタ部材及び該第1フィルタ部材の外
    側に間隙を有して同軸的に配設された外筒から成る二重
    筒状体と、 b)該二重筒状体の一端に前記ホースを連結するために接
    続された導出口部材と、 c)前記二重筒状体の他端に第2フィルタ部材を介して接
    続され、該二重筒状体の側周面に連なる筒状部と該筒状
    部を斜め方向に切り取って端面を閉塞する端面部とを有
    し、該端面部に開口を設けた吸込み端部材と、 を備えることを特徴とする洗濯機用自給ポンプの吸込み
    構造。
  5. 【請求項5】 前記導出端部材に、前記吸込み端部材の
    筒状部の長い周面側に重量が片寄った重錘を内蔵したこ
    とを特徴とする請求項4に記載の洗濯機用自給ポンプの
    吸込み構造。
  6. 【請求項6】 前記吸込み端部材の筒状部の短い周面側
    に、洗濯機の側面に前記吸込み端部材の端面部を上方に
    向けて掛着するための掛止片部材を突出して設けたこと
    を特徴とする請求項5に記載の洗濯機用自給ポンプの吸
    込み構造。
  7. 【請求項7】 洗濯機に外部より水を吸引するための洗
    濯機用自給ポンプのホースの先端に設ける吸込み構造で
    あって、通水開口を設けた筐体内側に間隙を有して筒状
    のフィルタを配設し、該フィルタの外周側から内周側に
    通過した水をホースに吸い上げる流路を有する吸込み構
    造において、前記フィルタは、水の通過方向を横切る方
    向に目の大きさの相違する複数のフィルタ材を積層した
    多層体であって、水に混入している大きさの相違する不
    純物を厚さ方向に異なる深さで捕集することを特徴とす
    る洗濯機用自給ポンプの吸込み構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105986426A (zh) * 2015-01-27 2016-10-05 青岛海尔洗衣机有限公司 一种洗衣机双头排水泵过滤器
CN109423856A (zh) * 2017-08-29 2019-03-05 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种净水模块及洗衣机

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