JPH10336986A - ファンモータ - Google Patents

ファンモータ

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JPH10336986A
JPH10336986A JP16195097A JP16195097A JPH10336986A JP H10336986 A JPH10336986 A JP H10336986A JP 16195097 A JP16195097 A JP 16195097A JP 16195097 A JP16195097 A JP 16195097A JP H10336986 A JPH10336986 A JP H10336986A
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JP
Japan
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stator
rotor
armature coil
motor
fan motor
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JP16195097A
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Kazuo Noguchi
一男 野口
Hideyuki Imamura
秀行 今村
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、モータ特性を良好な状態に維持し
つつ、容易にモータの薄型化を実現することのできるフ
ァンモータを提供する。 【解決手段】 平面からみて片側に偏奇させた電機子コ
イル(5)を有するステータ(S)と、前記ステータ
(S)に所定の空隙を介して臨ませた界磁マグネット
(7)を有するロータ(R)とからなり、前記ステータ
(S)の反対側に形成されたスペースに回路部品(1
0)が搭載されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報機器あるいは電源
機器等に用いられるファンモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファンモータの構成としては、図
5に示すようなものがあった。図5は径方向空隙型ファ
ンモータの要部断面図であり、同図において、シャフト
21に軸受22を介して軸受ホルダ23が配され、この
軸受ホルダ23には珪素鋼板等の薄板を複数枚に積層し
て構成された4極の突極からなるコア24が固着されて
おり、このコア24に電機子コイル25が施され、ステ
ータSを構成している。
【0003】また、磁性材からなるロータヨーク26の
内周にはコア24と所定の空隙を介するようにして4極
着磁された界磁マグネット27が取り付けられ、さらに
シャフト21が樹脂成形によって一体に構成されてお
り、ロータRを構成している。そして、このロータR
は、その樹脂成形と同時に、ロータヨーク26の外周に
複数のインペラ28を形成している。
【0004】なお、29は回路基板であり、この回路基
板29には各種の回路部品30が電機子コイル25とは
反対側に搭載されており、電機子コイル25の端末が回
路基板29に形成された回路パターンに接続される。ま
た、31はインペラ28の旋回空間外周を覆うようにし
て配されたフレームであり、32は、ロータRの抜け防
止のために前述したシャフト21に装着されたリングで
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、コア24は90゜間隔で突極が配され
ているため、回路基板29に対して電機子コイル25側
に回路部品30を搭載することはできなかった。そのた
め、回路基板29の電機子コイル25とは反対側にスペ
ースを確保し、そのスペース内にて回路基板29に回路
部品30を搭載しなければならなかった。そうなると、
モータの形状としては不用意に厚型になってしまい、そ
の薄型化を図るのが困難であった。仮に、モータの薄型
化を図ろうとすると、必然的にコア24等の厚みを犠牲
にしなければならず、この場合には特性面で支障を来し
てしまう。このことは、軸方向空隙型のファンモータに
ついても同様なことが言える。
【0006】そこで、本発明は、上述した問題を解決し
て、モータ特性を良好な状態に維持しつつ、容易にモー
タの薄型化を実現することのできるファンモータを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、平面からみて
片側に偏奇させた電機子コイルを有するステータと、こ
のステータに所定の空隙を介して臨ませた界磁マグネッ
トを有するロータとし、ステータの反対側に形成された
スペースに回路部品を搭載させることで上記課題を解決
してなるものであって、これにより、回路基板に搭載さ
れる回路部品のスペースをステータとは別に配慮する必
要がなくなり、回路部品による厚みは実質的にステータ
の厚み内に吸収されるため、モータの特性を犠牲にする
ことなく容易にモータの薄型化を実現することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のファンモータは、平面か
らみて片側に偏奇させた電機子コイルを有するステータ
と、前記ステータに所定の空隙を介して臨ませた界磁マ
グネットを有するロータとからなり、前記ステータの反
対側に形成されたスペースに回路部品が搭載されてなる
ことを特徴とするものである。
【0009】また、前記ステータは、90゜間隔で配さ
れた2極の突極を有するコアに電機子コイルを施してな
り、前記ロータは、前記界磁マグネットの着磁開角を9
0゜とすることにより径方向空隙型にすれば好適であ
る。また、前記ステータは、開角60゜の空心コイルを
120゜間隔で2個配してなり、前記ロータは、前記界
磁マグネットの着磁開角を60゜とすることにより軸方
向空隙型にしても効果的である。
【0010】
【実施例1】図1は、本発明の一実施例における径方向
空隙型ファンモータの要部縦断面図であり、図2は、図
1における径方向空隙型ファンモータの要部横断面図で
ある。同図において、1はシャフトであり、このシャフ
ト1の一端1aは後述するロータヨークの中心部に圧入
あるいは接着によって固着される。また、シャフト1の
他端1bには溝bが設けられている。
【0011】そして、このシャフト1に軸受2を介して
コアカバーを兼ねた軸受ホルダ3が配され、この軸受ホ
ルダ3には珪素鋼板等の薄板を複数枚に積層して構成さ
れたコア4がシャフト1に間隙をもって設けられ、この
コア4には電機子コイル5が施されている。このように
して、ステータSが構成される。
【0012】また、6は円筒状のロータヨークであり、
シャフト1の一端1aを保持するためにその中央部にバ
ーリング加工を施してある。このロータヨーク6の内周
にはコア4と所定の空隙を介するようにして界磁マグネ
ット7が取り付けられ、ロータRを構成している。さら
に、このロータRには、ヨーク6と一体にしてその外周
に複数のインぺラ8が等間隔に設けられている。
【0013】なお、9は回路基板であり、この回路基板
9には各種の回路部品10が搭載され、電機子コイル5
の端末が回路基板9に形成された回路パターンに接続さ
れている。また、30はインペラ8の旋回空間外周を覆
うようにして配されたフレームであり、31はロータR
の抜け防止のために前述したシャフト1の溝bに装着し
たリングである。
【0014】また、ロータヨーク6は、金属板、例えば
鉄板等をプレス加工、ここでは絞り加工することによっ
て円筒状に形成し、さらにその外周において抜き加工さ
れたインペラ8を曲線状に曲げ起こすことにより、一つ
の材料からロータヨーク6とインペラ8を一体化したヨ
ーク兼用インペラを形成させたものである。
【0015】ここで、図2として示すように、ステータ
Sは、90゜間隔で配された2極の突極を有するコア4
とし、この突極に電機子コイル5を施すようにして、円
周上を片側に偏奇する形で配置されている。そして、こ
の電機子コイル部分を偏奇させることによって空いたス
ペースに回路部品10、例えばホール素子、トランジス
タ等を搭載させるようにしたものである。
【0016】また、ロータRに配された界磁マグネット
7は着磁開角90゜で4極着磁されており、90゜回転
毎にホール素子の出力が切り替わり、単相による全波駆
動を可能にしている。なお、コア4の突極の形状を非対
称に切り欠くなどして、モータの起動を容易ならしめる
こともできる。
【0017】このようにすれば、回路基板9に搭載され
る回路部品10はコイル面と同一面のスペース内に配置
することが可能となり、回路部品の厚みがモータの厚み
としては影響を及ぼさないことになる。しかも、薄型化
にあたってコア4等の厚みを犠牲にすることもなく、ロ
ータRには常に一方向の回転駆動力を発生させることが
できる。
【0018】
【実施例2】図3は、本発明の別の一実施例における軸
方向空隙型ファンモータの要部縦断面図であり、図4
は、図3における軸方向空隙型ファンモータの要部横断
面図である。すなわち、同図において、シャフト11に
ボールベアリング12を介してフレームを兼ねた軸受ホ
ルダ13が配され、この軸受ホルダ13には空心コイル
15が載置されており、ステータSを構成している。
【0019】また、円板状のロータヨーク16には、シ
ャフト11の一端11aを保持するためにその中央部に
バーリング加工を施してあり、このロータヨーク16の
内面には空心コイル15に所定の空隙を介するようにし
て界磁マグネット17が取り付けられており、ロータR
を構成している。さらに、このロータRには、ヨーク1
6の外周に複数のインぺラ18が等間隔に設けられてい
る。
【0020】本実施例では、磁性材からなる鉄板等を抜
き加工することによって円板状にロータヨーク16を形
成したもので、その外周において同時に抜き加工された
インペラ18を曲線状に曲げ起こすことにより、前述し
た実施例と同様にロータヨーク16とインペラ18を一
体化したヨーク兼用インペラを形成させたものである。
【0021】また、図4に示すように、ステータRは6
0゜開角の空心コイルを120゜間隔で2個、円周上を
偏奇するようにして配したものである。そして、上記実
施例と同様に、ステータRの反対側に形成されたスペー
スに回路部品10を載置させることにより、モータの厚
みを抑えることができる。この場合には、ロータRに配
された界磁マグネット17を着磁開角60゜で6極着磁
させておけば、60゜回転毎にホール素子の出力が切り
替わることになり、単相による全波駆動が可能となる。
【0022】なお、本発明は、上記各実施例に限定され
るものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲におい
て適宜変更して実施可能である。例えば、上記実施例で
はシャフト回転型を一例として詳述したが、これに限ら
ず、シャフト固定型に適用できるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、平面
からみて片側に偏奇させた電機子コイルを有するステー
タと、このステータに所定の空隙を介して臨ませた界磁
マグネットを有するロータとからなり、ステータの反対
側に形成されたスペースに回路部品を搭載させるように
したので、回路基板に搭載される回路部品のスペースを
ステータとは別に配慮する必要がなくなり、回路部品に
よる厚みは実質的にステータの厚み内に吸収されるた
め、容易にモータの薄型化を実現することができる。
【0024】しかも、薄型化にあたってコア、コイル等
の厚みを犠牲にすることもなく、ロータRには常に一方
向の回転駆動力を発生させることができるので、効率の
良いモータを維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における径方向空隙型ファン
モータの要部縦断面図である。
【図2】図1における径方向空隙型ファンモータの要部
横断面図である。
【図3】本発明の別の一実施例における軸方向空隙型フ
ァンモータの要部縦断面図である。
【図4】図4における軸方向空隙型ファンモータの要部
横断面図である。
【図5】従来におけるファンモータの要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1,11,21‥‥シャフト 4‥‥コア 6,16,26‥‥ロータヨーク 7,17,27‥‥界磁マグネット 8,18,28‥‥インペラ 10‥‥回路部品 15‥‥空心コイル R‥‥ロータ S‥‥ステータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面からみて片側に偏奇させた電機子コ
    イルを有するステータと、前記ステータに所定の空隙を
    介して臨ませた界磁マグネットを有するロータとからな
    り、前記ステータの反対側に形成されたスペースに回路
    部品が搭載されてなることを特徴とするファンモータ。
  2. 【請求項2】 前記ステータは、90゜間隔で配された
    2極の突極を有するコアに電機子コイルを施してなり、
    前記ロータは、前記界磁マグネットの着磁開角を90゜
    とすることにより径方向空隙型にした請求項1記載のフ
    ァンモータ。
  3. 【請求項3】 前記ステータは、開角60゜の空心コイ
    ルを120゜間隔で2個配してなり、前記ロータは、前
    記界磁マグネットの着磁開角を60゜とすることにより
    軸方向空隙型にした請求項1記載のファンモータ。
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