JPH10336901A - 系統連系発電装置 - Google Patents

系統連系発電装置

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JPH10336901A
JPH10336901A JP9144307A JP14430797A JPH10336901A JP H10336901 A JPH10336901 A JP H10336901A JP 9144307 A JP9144307 A JP 9144307A JP 14430797 A JP14430797 A JP 14430797A JP H10336901 A JPH10336901 A JP H10336901A
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Masaki Madenokoji
正樹 萬里小路
Keigo Onizuka
圭吾 鬼塚
Hisashi Tokisaki
久 時崎
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電を開始したときにインバータ回路が頻繁
に作動/停止を繰り返してしまうのを防止する。 【解決手段】 ソーラパネルが発電を開始したことを検
出すると、出力電流が予め設定している基準値となるよ
うにインバータ回路を作動させると共に解列コンダクタ
を閉じ、発電電圧の変化を読込む(ステップ200〜2
06)。発電電圧が低下したときには、インバータ回路
を停止させると共に解列コンダクタを開放するし、この
動作が所定回数連続して繰り返されたときには(ステッ
プ208〜220)、待機モードへ移行して、所定時間
の間、インバータ回路を停止させると共に解列コンダク
タを開放して、SOLの作動(交流電力の出力)を停止
する(ステップ222、224)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光等をエネル
ギー源として発電した電力を商用電力として出力する太
陽光発電装置等の系統連系発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽エネルギーを利用した太陽光
発電装置が普及しつつある。この太陽光発電装置は、太
陽光による発電電力を自家使用するのみでなく、余剰電
力を商用電力として出力することにより、効率的な電力
利用を図るようにしている。
【0003】このような太陽光発電装置等の直流電力を
発生する系統連系発電装置では、発電した直流電力をイ
ンバータ回路によって交流電力に変換し、商用電力とし
て出力する。このとき、系統連系発電装置では、常に商
用電力を監視し、インバータ回路から出力する交流電力
と商用電力の整合を図るようにしている。
【0004】一方、系統連系発電装置では、商用電力を
監視するための各種の整定値が設定されており、この整
定値に基づいて商用電力を監視し、停電や商用電力の電
圧異常等が発生したときには、発電電力の出力を停止す
るようになっている。
【0005】一方、太陽光発電装置では、太陽光を受光
して発電するため、天候や時間に応じて発電電力が変化
する。このため、太陽光発電装置では、発電電力に応じ
た電力を商用電力に応じた電力を出力する。
【0006】このため、太陽光発電装置では、一般にM
PPT(Maixmum Power Point Tracking)制御が行われ
ている。このMPPT制御では、インバータの直流動作
電圧を一定時間間隔で僅かに変化させ、そのときの太陽
電池出力電力(発電電圧と発電電流)を計測し、前回の
計測結果と比較し、この比較結果に基づいて発電電力が
増加する方向へインバータの直流動作電圧を変化させ
る。これによって最大電力点で動作させるようにしてい
る。
【0007】このような太陽光発電装置では、発電電力
が大きく低下していると、インバータ回路から出力され
る電力(電流)が減少し、発電されているにもかかわら
ずインバータ回路から出力される電力が「0」となって
しまい、商用電源側から逆に電力が流れ込んでしまう恐
れがある。このため、太陽光発電装置では、出力電力が
低下すると、解列、商用電源との間に設けている解列コ
ンダクタによって、太陽光発電装置と商用電源とを切り
離すようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、太陽光
発電装置では、時間や天候によって発電電力が大きく影
響され、発電電力が低下していると、解列コンダクタが
頻繁に作動して、太陽光発電装置の動作のみならず、太
陽光発電装置から出力される電力が不安定となってしま
う。
【0009】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、発電電力が不安定であっても安定して動作する系
統連系発電装置を提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、発電手段によって発生させた直流電力を、
インバータ回路によって商用電力に整合させた電力に変
換して出力する系統連系発電装置であって、前記発電手
段によって発電した発電電圧を検出する電圧検出手段
と、前記インバータ回路から出力される電流を検出する
出力電流検出手段と、前記発電手段によって発電した電
力を商用電力として出力を開始するときに、前記出力電
流を予め設定した所定の電流値となるように前記インバ
ータ回路を作動させ、前記電圧検出手段の検出結果が所
定値以下となったときに、所定時間の間、電力の変換及
び出力を停止するする始動監視手段と、を含むことを特
徴とする。
【0011】この発明によれば、発電手段によって発電
が開始されたときや、発電電力が低下したりエラー等に
よって一旦交流電力の出力を停止したときには、先ず、
インバータ回路の出力が所定の電流値となるように、イ
ンバータ回路を作動させ、このときに発電電圧が所定値
より下がったか否かを判断する。
【0012】ここで、発電電圧が所定値より下がらなけ
れば、十分な発電電力が得られていると判断できるの
で、発電した電力をインバータ回路によって商用電力に
整合させた交流電力に変換して出力することができるの
で、インバータ回路を継続して作動させる。
【0013】一方、発電電圧が低下したときには、十分
な発電電力が得られていないと判断して、所定時間発電
を停止する。このとき、判定誤差を防止するために、複
数回繰り返して、連続して発電電圧の低下を検出したと
きには、発電電力が少ないと判断して、所定時間、発電
電力を変換して出力するのを停止する。
【0014】これによって、発電電力が十分に得られて
いない状態で、インバータ回路を動作させることによ
り、インバータ回路等が頻繁に作動/停止を繰り返して
しまうのを防止することができる。また、解列コンダク
タが頻繁に断続的にオン/オフしてしまうのを防止する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1には、本発明を適用した
系統連系発電装置として太陽光発電装置150を備えた
太陽発電装置付空気調和機であるエアコン10が示され
ている。このエアコン10は、室内ユニット12と室外
ユニット14を備えており、リモコンスイッチ120か
ら送出される操作信号(例えば赤外線を用いた信号)を
室内ユニット12によって受信し、受信した操作信号に
応じて各種運転モードによる空気調和運転及び停止を行
うようになっている。
【0016】また、太陽光発電装置150は、太陽光を
吸収して電気エネルギーに変換する発電手段であるソー
ラパネル152と、室外ユニット14に設けられ、ソー
ラパネル152によって発生された電気エネルギー(以
下「発電電力」と言う)が入力される商用電源供給ユニ
ット(以下「SOL154」と言う)によって構成され
ている。
【0017】エアコン10とSOL154は、商用電源
に接続されている分電盤156に別々に接続されてい
る。この分電盤156は、電力積算計158に接続され
ている。これにより、夜間等のSOL154が停止して
いるときでも、室内ユニット12、室外ユニット14
は、空気調和運転が可能となっている。
【0018】この電力積算計158は、商用電源の電力
(商用電力と言う)の使用量を積算する買電メータと供
給した電力を積算する売電メータを備えている。エアコ
ン10は、この分電盤156から供給される商用電力に
よって運転され、エアコン10等の電力使用量が買電メ
ータに積算される。また、SOL154は、発電電力を
商用電力として分電盤156を介して出力する所謂売電
を行うようになっており、出力される電力量が売電メー
タに積算されるようになっている。
【0019】なお、分電盤156には、例えば定格が単
相3線100V/200Vの電灯電力が供給されるよう
になっており、SOL154は、単相200Vの電灯電
力を出力するようになっている。
【0020】ここで、まず、エアコン10の室内ユニッ
ト12及び室外ユニット14について説明する。
【0021】図2には、エアコン10の室内ユニット1
2と室外ユニット14との間に構成されている冷凍サイ
クルを示している。室内ユニット12と室外ユニット1
4の間には、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16A
と、細管の冷媒配管16Bが対で設けられており、それ
ぞれの一端が室内ユニット12に設けられている熱交換
器18に接続されている。
【0022】冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット1
4のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20A
は、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されてい
る。この四方弁24には、それぞれがコンプレッサ26
に接続されているアキュムレータ28とマフラー22B
が接続されている。さらに、室外ユニット14には、熱
交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一
方が四方弁24に接続され、他方が冷暖房用のキャピラ
リチューブ32、ストレーナ34、電動膨張弁36、モ
ジュレータ38を介してバルブ20Bに接続されてい
る。このバルブ20Bには、冷媒配管16Bの他端が接
続されており、これによって、室内ユニット12と室外
ユニット14の間に冷凍サイクルを形成する冷媒の密閉
された循環路が構成されている。
【0023】エアコン10では、四方弁24の切り換え
によって、運転モードが冷房モード(含むドライモー
ド)と暖房モードが切り換えられる。なお、図2では、
矢印で冷房モード(冷房運転)と暖房モード(暖房運
転)におけるそれぞれの冷媒の流れを示している。
【0024】室内ユニット12では、クロスフローファ
ン44(図3参照)の作動によって室内の空気を吸引し
て熱交換器18を通過させた後に室内へ吹出す。このと
き、熱交換器18を通過する空気が冷媒との間で熱交換
が行われることにより、空調された空気が室内へ向けて
吹き出される。図1に示されるように、室内ユニット1
2には、左右フラップ52及び上下フラップ54を備え
た空気吹出し口50が設けられており、上下フラップ5
4及び左右フラップ52によって室内を空調する空気を
所望の方向へ向けて吹出すことができるようになってい
る。
【0025】図3に示されるように、室内ユニット12
には、空調制御部を構成する電源基板56、コントロー
ル基板58及びパワーリレー基板60が設けられてい
る。電源基板56には、前記した分電盤156からエア
コン10を運転するための商用電力(例えば単相100
V)が供給されるようになっており、電源基板56は、
供給された電力(商用電力)をモータ電源62、制御回
路電源64、シリアル電源66及び駆動回路68等へ出
力する。また、コントロール基板58には、シリアル回
路70、駆動回路72及びマイコン74が設けられてい
る。
【0026】電源基板56の駆動回路68には、クロス
フローファン44を駆動するファンモータ76(例えば
DCブラシレスモータ)が接続されており、コントロー
ル基板58に設けられているマイコン74からの制御信
号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。こ
のとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧
を例えば12V〜36Vの範囲で256ステップで変化
させるように制御する。これによって室内ユニット12
の空気吹出し口50から吹き出される空調風の風量が調
整される。
【0027】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60及び上下フラップ54を操作
する上下フラップモータ78が接続されている。パワー
リレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ
等が設けられており、マイコン74からの信号によっ
て、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電
力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン1
0は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニッ
ト14へ電力が供給されて運転される。
【0028】また、上下フラップモータ78は、マイコ
ン74の制御信号に応じて制御されて、上下フラップ5
4を操作する。上下フラップ54が、上下方向へスイン
グされることにより、室内ユニット12の吹出し口50
から吹き出される空気の吹出し方向が上下方向へ変えら
れる。この上下フラップ54の操作は、吹出し風が任意
の方向へ向けられるように固定できるが、自動モードで
は、運転状態に応じて予め定められている方向へ向けら
れるかスイングされる。
【0029】このように、エアコン10の室内ユニット
12では、クロスフローファン44の回転と、上下フラ
ップ54の操作が制御されることにより、所望の風量及
び風向または室内を快適にするために設定される風量及
び風向とされて、空調された空気を室内へ吹出すことが
できるようになっている。
【0030】マイコン74及び電源回路56のシリアル
電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユ
ニット14へ接続されており、マイコン74は、このシ
リアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリ
アル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御するよ
うになっている。
【0031】また、室内ユニット12には、リモコン1
20からの操作信号を受信する受信回路及び運転表示用
の表示LED等を備えた表示基板82が設けられてお
り、この表示基板82がマイコン74に接続されてい
る。図1に示されるように、この表示基板82の表示部
82Aは、室内ユニット12のケーシング42前面に設
けられており、リモコン120との間で操作信号等の送
受信が行われる。これにより、リモコン120からの操
作信号がマイコン74に入力される。
【0032】図3に示されるように、室内ユニット12
のマイコン74には、室内温度を検出する室温センサ8
4及び熱交換器18のコイル温度を検出する熱交温度セ
ンサ86が接続され、また、コントロール基板58に設
けられているサービスLED及び運転切換スイッチ88
が接続されている。なお、リモコン120にも温度セン
サが設けられており、通常、室内温度はリモコン120
によって計測されて所定のタイミングで送出されてくる
ようになっている。
【0033】運転切換スイッチ88は、表示部82Aに
設けられており、通常運転とメンテナンス時等に行う試
験運転との切換用であると共に、電源スイッチ88Aの
接点を開放してエアコン10への運転電力の供給を遮断
できるようになっている。エアコン10は、運転切換ス
イッチ88が通常運転位置に設定された状態で使用され
る。なお、サービスLEDは、メンテナンス時に点灯操
作することにより、サービスマンに自己診断結果を知ら
せるようになっている。
【0034】この室内ユニット12は、端子板90のタ
ーミナル90A、90B、90Cを介して室外ユニット
14に接続されている。
【0035】一方、図4に示されるように、室外ユニッ
ト14には、端子板92が設けられ、この端子板92の
ターミナル92A、92B、92Cがそれぞれ、室内ユ
ニット12の端子板90のターミナル90A、90B、
90Cに接続されている。これにより、室外ユニット1
4には、室内ユニット12から運転電力が供給されると
共に、室内ユニット12との間でシリアル通信が可能と
なっている。
【0036】この室外ユニット14には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。コントロ
ール基板96には、マイコン98共に、ノイズフィルタ
100A、100B、100C、シリアル回路102及
びスイッチング電源104等が設けられている。
【0037】整流基板94は、ノイズフィルタ100A
を介して供給される電力を整流し、ノイズフィルタ10
0B、100Cを介して平滑化してスイッチング電源1
04へ出力する。スイッチング電源104は、マイコン
98と共にインバータ回路106に接続されている。こ
れにより、コンプレッサモータ108に誘導電動機を用
いる場合は、マイコン98から出力される制御信号に応
じた周波数の電力をインバータ回路106からコンプレ
ッサモータ108へ出力して、コンプレッサ26を回転
駆動させるようになっている。
【0038】なお、マイコン98は、インバータ回路1
06から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz
以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるよう
に制御しており、これによって、コンプレッサモータ1
08、すなわちコンプレッサ26の回転数が変えられ、
コンプレッサ26の能力(エアコン10の冷暖房能力)
が制御される。また、コンプレッサモータ108に直流
ブラシレスモータを用いる際には、モータ(直流ブラシ
レスモータ)に印加する直流電圧をマイコン98からの
信号に基づいて変え、コンプレッサモータ108の回転
数を制御する。
【0039】このコントロール基板96には、四方弁2
4及び熱交換器30を冷却するための図示しないファン
を駆動するファンモータ110、ファンモータコンデン
サ110Aが接続されている。また、室外ユニット14
には、外気温度を検出する外気温度センサ112、熱交
換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイル温度セン
サ114及びコンプレッサ26の温度を検出するコンプ
レッサ温度センサ116が設けられており、これらがマ
イコン98に接続されている。
【0040】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制
御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ11
4及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基づ
いて、ファンモータ110のオン/オフ及びコンプレッ
サモータ108(コンプレッサ26)の運転周波数等を
制御するようになっている。エアコン10の能力、すな
わち、コンプレッサ26の能力は、コンプレッサモータ
108の運転周波数によって定まる。
【0041】図5には、太陽光発電装置150に設けら
れているSOL154の概略を示している。このSOL
154に接続されているソーラパネル152は、例えば
複数のモジュールを枠にセットし、建物の屋根等の太陽
光に照らされる場所に設置され、太陽光を吸収して直流
電力を発生する。
【0042】SOL154には、マイクロコンピュータ
(以下「マイコン160」と言う)が設けられている。
このマイコン160には、IGBT駆動回路162を介
してインバータ回路164が接続されている。インバー
タ回路164には、ソーラパネル152によって発電さ
れた電力(直流電力)がコンデンサ166を介して供給
されるようになっている。
【0043】インバータ回路164では、マイコン16
0によって制御されてIGBT駆動回路162から供給
されるスイッチング信号に応じて、ソーラパネル152
から供給される直流電力を、商用電源と同じ周波数(例
えば50Hz又は60Hz)の交流電力(このインバー
タ回路164の出力は、例えばノコギリ状波)に変換す
る役目を有している。
【0044】このインバータ回路164で交流に変換さ
れた電力は、コンデンサ168及びチョークトランス1
70を介して分電盤156へ供給され、分電盤156か
ら商用電力として出力される。このとき、インバータ回
路164から出力された交流電力は、コンデンサ168
及びチョークトランス170を通過することにより、直
流成分の除去が行われ、正弦波の交流電力として出力さ
れる。
【0045】また、マイコン160には、発電電流検出
回路172、発電電圧検出回路174、電流検出回路1
76、第3高調波検出回路178及び系統電圧のゼロク
ロス入力回路180、U相電圧検出回路(U相系統電圧
検出回路)182及びV相電圧検出回路(V相系統電圧
検出回路)184が接続されている。
【0046】このマイコン106には、ゼロクロス検出
回路180、U、V相電圧検出回路182、184から
商用電力の電圧、位相を検出し、この検出結果に基づい
てIGBT駆動回路162を制御し、インバータ回路1
64の出力が商用電源と略同じ電圧で、かつ周波数及び
位相が一致するようにスイッチング信号を発生させる。
なお、インバータ回路164から出力される交流電力
は、電圧が商用電源の電圧より僅かに高めで略一致する
ようにしており、これによって、インバータ回路164
から商用電力として出力されるようにしている。
【0047】また、マイコン160は、第3高調波検出
回路178によって、商用電力に含まれる第3次高調波
を検出し、この第3次高調波の比率から商用電源が停電
状態か否かを判定する。
【0048】ここで、マイコン160は、分電盤156
への商用電力の停止、すなわち停電を検出すると、チョ
ークトランス170の分電盤156側に設けられている
解列コンダクタ186の接点を開放し、インバータ回路
164を商用電力から切り離すようになっている。この
ときは、インバータ回路164のスイッチング動作も停
止される。すなわち、マイコン160は、商用電力の停
電を検出すると、駆動回路188を介して解列コンダク
タ186のリレーコイル186Aを駆動するようになっ
ている。
【0049】マイコン164は、発電電流検出回路17
2及び発電電圧検出回路174の検出結果からソーラパ
ネル152が発電状態であるか否かの判定及び、ソーラ
パネル152で発電されている電力(発電電力)を計測
する。また、マイコン160は、電流検出回路176の
検出結果から出力電力を計測するようになっている。
【0050】マイコン160には、EEPROM190
が接続されており、このEEPROM190に商用電力
とインバータ回路164から出力する発電電力との整合
を図るため及び商用電力を監視するために設定した種々
の整定値が記憶されている。マイコン160は、EEP
ROM190に記憶されているデータに基づいて各機器
の作動を制御するようになっている。
【0051】なお、EEPROM190に記憶される整
定値としては、商用電力の電圧、周波数等の異常を検出
する系統過電圧値及び系統過電圧継続時間、系統不足電
圧値及び系統不足電圧継続時間、系統過周波数値及び系
統過周波数継続時間、系統不足周波数値及び系統不足周
波数継続時間等があり、太陽光発電装置150を接続す
る商用電力に応じてこれらの整定値を設定することによ
り、太陽光発電装置150が出力する電力が適切に商用
電力として供給されるようにしている。
【0052】一方、マイコン160は、シリアル回路1
92が接続されている。このシリアル回路192には、
エアコン10の室外ユニット14の端子板92(ターミ
ナル90C)との間にシリアル通信線194が接続され
ている。これによりマイコン160は、室内ユニット1
2のマイコン74からの要求によって、シリアル回路1
92を介してソーラパネル152の発電状態、SOL1
54の運転状態等の太陽光発電装置150の運転情報
や、EEPROM190に記憶されている整定値等のデ
ータを出力する。また、室内ユニット12に設けられて
いるマイコン74は、整定値等のデータ、SOL154
を制御するための制御信号を出力するようになってお
り、SOL154のマイコン160は、マイコン74か
ら送出される制御信号に応じた制御を行うと共に、EE
PROM190への整定値の書き換えを行うようになっ
ている。
【0053】また、リモコン120には、SOL154
のマイコン160から出力される太陽光発電装置150
の運転情報が表示可能となっている。なお、運転情報の
表示は、リモコンスイッチ120に設けられている図示
しない表示切換えボタンによって行われるものであって
もよく、エアコン10の運転状態の表示と別に設けられ
ている専用の表示パネルに表示するものであっても良
い。また、リモコン120とは別に、太陽光発電装置1
50の運転状態を表示する専用のリモコンを用いても良
い。
【0054】リモコンスイッチ120になされる表示
は、SOL154のオン/オフ、発電電力、出力電力等
に加えて、出力する電力と商用電源との間の整合を図る
ための種々の整定値の表示、異常が発生したときのエラ
ーコード、エラーチャンネル等となっている。例えば、
発電中は、発電中を示す表示マークを表示すると共に
『発電電力』、『出力電力』等を表示する。また、夜間
等でソーラパネル102での発電が停止又は十分な発電
電力が得られていないときには、発電中を示す表示マー
クが消えると共に、『待機』表示等がなされ、商用電力
の停止(停電中)には、『異常』又は『抑制』の表示が
なされると共に、必要に応じてエラーコードが表示され
る。また、リモコンスイッチ120の表示を確認しなが
ら種々の整定値の設定、変更等が可能となっており、整
定値を設定したときには、室内ユニット12のマイコン
64を介して、SOL154のマイコン160へ送られ
てEEPROM190に書込まれる。
【0055】ところで、SOL154のマイコン160
は、ソーラパネル152が発電を開始すると、解列コン
ダクタ186の接点を閉じると共に、インバータ回路1
64を作動させて、ソーラパネル152から供給される
電力を商用電力に整合させた交流電力に変換して出力す
る。このとき、マイコン160は、MPPT(Maixmum
Power Point Tracking)制御を行って、ソーラパネル1
52によって発電した電力を最大効率で出力するように
している。すなわち、マイコン160は、所定の時間間
隔でインバータ回路164の直流動作電圧を一定時間間
隔で僅かに変化させ、そのときのソーラパネル152の
発電電圧と発電電流を発電電圧検出回路174及び発電
電流検出回路172によって検出して発電電力を求め、
この発電電力と前回の発電電力を比較し、発電電力が増
加するようにインバータ回路164の動作電圧を変化さ
せるようにしている。
【0056】また、マイコン160は、ソーラパネル1
52が発電を停止すると、解列コンダクタ186の接点
を開放すると共に、インバータ回路164を停止させ
る。これによって、SOL154からの電力の出力が停
止する。
【0057】一方、マイコン160は、商用電力として
出力する最低電流が基準値として設定されており、電流
検出回路176によって検出した出力電流がこの基準値
に達していないときには、解列コンダクタ186を開放
すると共に、インバータ回路164を停止させて、監視
モードへ移行する。監視モードへ移行すると、所定のサ
ンプリングタイム(例えば数秒から十数秒)でソーラパ
ネル152の発電状態を監視し、ソーラパネル120で
発電された電力が所定の電圧に達するとインバータ回路
164を作動させて交流電力の出力を開始する。
【0058】このとき、ソーラパネル152による発電
電力が不足していると、発電電圧検出回路174によっ
て検出される電圧が低下する。マイコン160は、この
発電電圧の低下を検出すると、ソーラパネル152の発
電状態にかかわらず予め設定されている所定時間の間、
インバータ回路164の作動を停止する。
【0059】次に本実施の形態の作用を説明する。エア
コン10の室内ユニット12と室外ユニット14による
室内の空気調和運転は、空調運転停止状態でリモコンス
イッチ120の運転/停止、運転モード設定、温度設
定、風流設定、風向設定等の設定操作によって行われ
る。エアコン10の室内ユニット12に設けられている
マイコン74は、リモコンスイッチ120から設定操作
に基づく所定コードの操作信号を受信すると、この操作
信号のコード解析を行い、解析結果に応じた空気調和運
転の制御を開始する。
【0060】また、室内ユニット12及び室外ユニット
14は、リモコンスイッチ120の運転/停止の操作に
よって停止が指示されると、空気調和運転を停止する。
【0061】一方、太陽光発電装置150のソーラパネ
ル102は、太陽光を受光すると、この太陽光のエネル
ギーを変換して受光した太陽光に応じた直流電力を発生
する。この発電電力は、室外ユニット14に設けられて
いるSOL154のインバータ回路164へ出力され
る。SOL154のマイコン160は、発電電力を検出
すると、ゼロクロス検出回路180、U、V相電圧検出
回路182、184の検出結果及びEEPROM190
に記憶されているデータに基づいIGBT駆動回路16
2を制御し、インバータ回路164へ商用電力に応じた
所定のスイッチング信号を出力する。
【0062】これによって、ソーラパネル152の発電
電力に応じた交流電力がSOL154から出力されて、
商用電力として分電盤156を介して商用電源回路へ供
給される。
【0063】ところで、マイコン160では、インバー
タ回路164を作動させて交流電力の出力を開始すると
きに、規定の発電電力が得られているか否かを確認し、
規定の発電電力が得られていないときには、交流電力の
出力を停止して監視モードに移行するようになってい
る。
【0064】図6には、交流電力の出力に先立って、マ
イコン160によって実行されるフローチャートの一例
を示している。
【0065】このフローチャートでは、最初のステップ
200で初期設定(エラーカウンタのカウント値nをリ
セット、n=0)し、この後、ステップ202では、一
定の時間間隔(サンプリングタイム)でソーラパネル1
52によって発電されて供給される電圧を発電電圧検出
回路174によって検出し、ステップ204でこの検出
した電圧が所定値に達しているか否かを確認する。
【0066】ここで、ソーラパネル152による発電が
開始され、発電電圧VG が所定値V 0 を越えるとステッ
プ204で肯定判定され、ステップ206へ移行する。
【0067】ステップ206では、出力電流が予め設定
している基準値I0 となるようにインバータ回路164
を作動させ、リレーコイル186Aに通電して解列コン
ダクタ186の接点を閉じる。これによってインバータ
回路164から出力される電力が商用電力として供給す
るための確認動作が行われる。なお、基準値I0 として
は、インバータ回路164が安定して動作する最低電
流、すなわち、SOL154から安定して出力される最
低電力に応じた電流値を用いることができる。
【0068】この確認動作では、ステップ208で発電
電圧検出回路174によって検出したソーラパネル15
2から供給される発電電圧VG を読込み、この発電電圧
Gが所定値V0 を越えているか否かを確認する(ステ
ップ210)。
【0069】ソーラパネル152によって発電した電力
が大きく、ソーラパネル152から入力される発電電圧
G の低下が生じていないとき(ステップ210で肯定
判定)には、ステップ212へ移行して、通常制御を開
始する。これによって、ソーラパネル152によって発
電された直流電力がインバータ回路164によって商用
電力に整合させた交流電力として出力される。なお、こ
の通常制御は、ソーラパネル152による発電電力が低
下(例えば発電電圧の低下)したことを検出すると終了
する(ステップ214で判定)。
【0070】一方、インバータ回路164の作動を開始
させたときに、ソーラパネル152の発電電力が少ない
と発電電圧検出回路174によって検出される発電電圧
Gが低下する。すなわち、発電電力が不足する発電電
力不足エラーが生じる。この発電電力不足エラーが検出
されると、ステップ210で否定判定され、ステップ2
16へ移行する。このステップ216では、インバータ
回路164を停止させると共に、リレーコイル186A
への通電を停止して解列コンダクタ186の接点を開放
する。これによって、SOL154の出力が停止する。
【0071】次に、ステップ218では、発電電力不足
エラーをカウントするカウント値nをインクリメントし
(n=n+1)、次にこのカウント値nが所定値n0
達したか否かを判断する(ステップ220)。カウント
値nが所定値n0 に達していないとき(n<n0 、ステ
ップ220で否定判定)には、再度、ステップ202へ
移行する。
【0072】一方、発電電力不足エラーが連続して所定
回数(n0 回、n=n0 )検出されると、ステップ22
0で肯定判定され、ステップ222へ移行する。このス
テップ222では、監視モードのうちの待機モードへ移
行してソーラパネル152の発電状態にかかわらずイン
バータ回路164の作動を所定時間ti (例えば3分〜
15分、一例として10分)停止する。
【0073】なお、n0 が多いときには、その数値分だ
けインバータ回路164の作動/停止が繰り替えされ、
また、n0 が少ないときには、検出誤差が生じ易いの
で、n 0 としては、3〜10程度が好ましい。また、発
電電力不足エラー以外のエラーによって、インバータ回
路164の停止、解列コンダクタ186の接点の開放等
が行われたときには、このフローチャートを終了して、
該当するエラーに対応した処理が行われる。
【0074】この待機モードでは、商用電源の状態、S
OL154の各機器の状態は勿論、ソーラパネル152
の発電状態も監視しているが、商用電源回路への発電電
力の供給を停止している。
【0075】この後、ステップ224で待機モードへ移
行してからの経過時間が所定時間(例えば10分)経過
したか否かを確認し、所定時間経過したと判断される
と、このフローチャートを一旦終了して、再度実行され
るか、ステップ200へ移行する。
【0076】すなわち、ソーラパネル152の太陽空の
光の受光量が天候や時間に影響されるので、ソーラパネ
ル152の発電電力は、天候や時間に大きく影響され
る。例えば、図7(A)に示されるように、夜間は受光
量が極めて少ない。このため、ソーラパネル152で
は、発電が行われない。また、日の出間際や日の入り間
際は勿論、日中であっても天候が悪化したときには、ソ
ーラパネル152の受光量が少ないために発電電力も少
なくなる。
【0077】ソーラパネル152の発電電力は、無負荷
(負荷が極めて小さい時)であれば略一定となる。しか
し、発電電力が少ないときには、負荷がかかると電圧は
低下する。
【0078】一方、SOL154のマイコン160は、
ソーラパネル152が発電を開始するときには、略無負
荷状態であるので、インバータ回路164を作動の作動
を開始すると共に、解列コンダクタ186の接点を閉じ
て、インバータ回路164と商用電源と接続する。この
とき、発電電力が少ないと発電電圧VG が低下するため
に、マイコン160は、インバータ回路164の作動を
停止すると共に解列コンダクタ186の接点を開放す
る。
【0079】すなわち、図7(B)及び図7(C)に示
されるように、発電電力Pが所定値P0 を越えていない
と、インバータ回路164を基準値I0 となるように作
動させたときに発電電圧VG が所定電圧V0 より下がる
ため、インバータ回路164が停止(オフ)すると共に
解列コンダクタ186が接点を開放(オフ)し、SOL
154の出力が停止する。したがって、発電電力の少な
い状態が継続すると、頻繁に解列コンダクタ186の接
点の開閉、インバータ回路164の作動/停止が繰り返
される。
【0080】これに対して、図7(D)に示されるよう
に、マイコン160では、解列コンダクタ186の接点
の開閉、インバータ回路164の作動/停止が数回連続
する(図7(D)では一例としてn0 =3)と、ソーラ
パネル152の発電電力が少ないと判断し、待機モード
へ移行する。これによって、発電電圧VG にかかわら
ず、所定の時間ti の間、インバータ回路164、解列
コンダクタ186がオフして、SOL154からの出力
を停止する。したがって、インバータ回路164の作動
/停止(オン/オフ)が頻繁に繰り替えされることによ
りSOL154の動作が不安定となるのや、解列コンダ
クタ186の接点が断続的に開閉されるのを防止するこ
とができる。
【0081】なお、待機モードの時間としては、任意の
設定したもので良いが、日の出や日の入り時の受光量の
変化を考慮して設定することが好ましい。
【0082】日の出や日の入り間際では、SOL154
が作動を停止している数分間の間にソーラパネル152
の受光量が大きく変化するため、待機モードを抜けたと
きには、ソーラパネル152の受光量が増加(日の出
時)しているかまたは、受光量が大きく減少している
(日の入り時)。このため、待機モードを終了したとき
には、発電した電力を出力するか否かが明確となるよう
に待機モードの時間を設定すれば良い。
【0083】また、日中、太陽が雲に遮られる等してソ
ーラパネル152の受光量が減少したときには、所定時
間経過する間に太陽を遮っている雲が移動すれば、ソー
ラパネル152の発電電力が上昇して、SOL154が
電力の出力を開始する。また、所定時間経過しても、太
陽が雲に遮られているときには、再度、待機モードに移
行することになる。
【0084】このように、本実施の形態に適用した太陽
光発電装置150は、ソーラパネル152によって発電
される電力が少ないと判断したときには、待機モードへ
移行して、予め設定されている所定時間の間、交流電力
の出力を停止するので、発電電力が少ないときに生じ易
い頻繁な運転/停止の繰り返しを防止することができ、
発電電力が増加したときにのみ安定して作動して、発電
電力に応じた交流電力を商用電力として出力することが
できる。
【0085】なお、図7(A)乃至図7(D)では、発
電電力が徐々に増加することによってSOL154が作
動を開始するときの例を説明したが、発電電力が徐々に
減少することにより、インバータ回路164や解列コン
ダクタ186が一旦オフした後に、実行されるものであ
っても良い。
【0086】なお、本実施の形態は、系統連系発電装置
として太陽光を用いて発電した電力を商用電力として出
力する太陽光発電装置を用いて説明したが、単独で設置
される太陽光発電装置に適用しても良く、また、太陽光
発電装置に限らず任意の系統連系発電装置に適用するこ
とができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明した如く、発電された直流電力
を交流電力に変換して出力するときに、先ず、出力され
る所定の電流の交流電力が出力されるように試験動作し
て、発電電圧が低下したときには、発電電力が少ないと
判断して、所定時間、交流電力の出力を停止するので、
動作と停止が頻繁に繰り替えされてしまうのを防止で
き、発電電力が安定した状態でのみ交流電力を出力する
ことができると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した系統連系発電装置が接
続されたエアコンの概略構成図である。
【図2】エアコンの室内ユニットと室外ユニットの間に
設けられている冷凍サイクルを示す概略図である。
【図3】室内ユニットの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】室外ユニットの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図5】系統連系発電装置のSOLの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】作動開始時に実行される本発明の一例を示すフ
ローチャートである。
【図7】(A)は時刻に応じた受光量の変化の一例を示
す線図、(B)は発電電力が少ない状態の時間に対する
発電電力の変化の一例を示す線図、(C)は図7(B)
の発電電力の変化に対する従来の発電電圧とインバータ
回路の作動を示すタイミングチャート、(D)は図6の
フローチャートに基づいた図7(B)の発電電力の変化
に対する発電電圧とインバータ回路の作動を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】 10 エアコン 12 室内ユニット 14 室外ユニット 150 太陽光発電装置(系統連系発電装置) 152 ソーラパネル(発電手段) 154 SOL 160 マイコン(始動監視手段) 164 インバータ回路 172 発電電流検出回路 174 発電電圧検出回路(電圧検出手段) 176 電流検出回路(電流検出手段) 186 解列コンダクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電手段によって発生させた直流電力
    を、インバータ回路によって商用電力に整合させた電力
    に変換して出力する系統連系発電装置であって、前記発
    電手段によって発電した発電電圧を検出する電圧検出手
    段と、前記インバータ回路から出力される電流を検出す
    る出力電流検出手段と、前記発電手段によって発電した
    電力を商用電力として出力を開始するときに、前記出力
    電流を予め設定した所定の電流値となるように前記イン
    バータ回路を作動させ、前記電圧検出手段の検出結果が
    所定値以下となったときに、所定時間の間、電力の変換
    及び出力を停止するする始動監視手段と、を含むことを
    特徴とする系統連系発電装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000197271A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Sanyo Electric Co Ltd 系統連系発電装置
US6493246B2 (en) 2000-09-29 2002-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Power conversion with stop conversion during low integrated power conditions
JP2011130535A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Nec Commun Syst Ltd 待機電力遮断装置、電気機器、待機電力遮断システム、待機電力遮断方法及びプログラム
JP2012524510A (ja) * 2009-04-17 2012-10-11 エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー 光電池システムを交流電源網に接続するための方法および装置

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