JPH10336801A - 電気自動車のバッテリ残量表示装置 - Google Patents

電気自動車のバッテリ残量表示装置

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JPH10336801A
JPH10336801A JP9140395A JP14039597A JPH10336801A JP H10336801 A JPH10336801 A JP H10336801A JP 9140395 A JP9140395 A JP 9140395A JP 14039597 A JP14039597 A JP 14039597A JP H10336801 A JPH10336801 A JP H10336801A
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battery
power
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outputable
dimensional
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JP9140395A
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Kazuya Takahashi
和也 高橋
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ残量と出力可能パワーとを二次元的
に表示し、ドライバに直感的に認識させる。 【解決手段】 この電気自動車のバッテリ残量表示装置
は、出力可能パワー特性情報保持手段2′が車載されて
いるバッテリの残量とバッテリ温度とに対応した出力可
能パワー特性情報を保持していて、出力可能パワー演算
手段3′が外部から入力されるバッテリ残量情報とバッ
テリ温度情報とに対して、この出力可能パワー特性情報
を参照して出力可能パワーを求め、二次元表示手段1が
この出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を二次元
座標軸の一軸にとり、現実のバッテリ温度における出力
可能パワーを二次元座標軸の他軸にとった二次元曲線に
して表示すると共に、現実のバッテリ残量とバッテリ温
度とに対応する出力可能パワーを当該二次元曲線上に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車のバッテ
リ残量表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車のバッテリ残量表示装
置は、バッテリ残量を燃料残量表示と同じ形式で表示さ
せ、また現実のバッテリ残量に対応する出力可能パワー
はバッテリ残量表示とは別に表示させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の電気自動車のバッテリ残量表示装置では、現時点
でのバッテリ残量と出力可能パワーしか表示していない
ので、後どれくらいの距離走行可能であるか、また走行
に応じてどのような変化が起るかがドライバにとって不
明である問題点があった。そして走行によってバッテリ
温度が上昇すると同じバッテリ残量であっても出力可能
パワーが増加することになるが、現時点でのバッテリ残
量、出力可能パワーを別個に表示しているだけでは、バ
ッテリ残量が減ったのに出力可能パワーが増加すること
でドライバに違和感を抱かせる問題点もあった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、バッテリ残量と出力可能パワーとの対
応関係を二次元的に表示し、また現実のバッテリ残量の
位置をその二次元曲線上に表示することによって、ドラ
イバに今後の走行可能距離のめやすを直感的に認識させ
ることができる電気自動車のバッテリ残量表示装置を提
供することを目的とする。
【0005】本発明はまた、現実のバッテリ温度に対応
するバッテリ残量と出力可能パワーとの対応関係を二次
元的に表示し、また現実のバッテリ残量の位置をその二
次元曲線上に表示することによって、より正確に今後の
走行可能距離のめやすを表示してドライバに認識させる
ことができる電気自動車のバッテリ残量表示装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電気自
動車のバッテリ残量表示装置は、車載されているバッテ
リの出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を二次元
座標軸の一軸にとり、出力可能パワーを二次元座標軸の
他軸にとった二次元曲線にして表示すると共に、当該二
次曲線上で現実のバッテリ残量に対応する出力可能パワ
ーを表示する二次元表示手段を備えたものである。
【0007】この請求項1の発明の電気自動車のバッテ
リ残量表示装置では、二次元表示手段が車載されている
バッテリの出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を
二次元座標軸の一軸にとり、出力可能パワーを二次元座
標軸の他軸にとった二次元曲線にして表示すると共に、
当該二次曲線上で現実のバッテリ残量に対応する出力可
能パワーを表示する。
【0008】請求項2の発明の電気自動車のバッテリ残
量表示装置は、車載されているバッテリの残量に対応し
た出力可能パワー特性情報を保持する出力可能パワー特
性情報保持手段と、外部から入力されるバッテリ残量情
報に対して、前記出力可能パワー特性情報を参照して出
力可能パワーを求める出力可能パワー演算手段と、前記
出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を二次元座標
軸の一軸にとり、出力可能パワーを二次元座標軸の他軸
にとった二次元曲線にして表示すると共に、前記現実の
バッテリ残量に対応する出力可能パワーを当該二次元曲
線上に表示する二次元表示手段とを備えたものである。
【0009】この請求項2の発明の電気自動車のバッテ
リ残量表示装置では、出力可能パワー特性情報保持手段
が車載されているバッテリの残量に対応した出力可能パ
ワー特性情報を保持していて、出力可能パワー演算手段
が外部から入力されるバッテリ残量情報に対して、この
出力可能パワー特性情報を参照して出力可能パワーを求
め、二次元表示手段が出力可能パワー特性情報を、バッ
テリ残量を二次元座標軸の一軸にとり、出力可能パワー
を二次元座標軸の他軸にとった二次元曲線にして表示す
ると共に、現実のバッテリ残量に対応する出力可能パワ
ーを当該二次元曲線上に表示する。
【0010】請求項3の発明の電気自動車のバッテリ残
量表示装置は、車載されているバッテリの残量とバッテ
リ温度とに対応した出力可能パワー特性情報を保持する
出力可能パワー特性情報保持手段と、外部から入力され
るバッテリ残量情報とバッテリ温度情報とに対して、前
記出力可能パワー特性情報を参照して出力可能パワーを
求める出力可能パワー演算手段と、前記出力可能パワー
特性情報を、バッテリ残量を二次元座標軸の一軸にと
り、現実のバッテリ温度における出力可能パワーを二次
元座標軸の他軸にとった二次元曲線にして表示すると共
に、前記現実のバッテリ残量とバッテリ温度とに対応す
る出力可能パワーを当該二次元曲線上に表示する二次元
表示手段とを備えたものである。
【0011】この請求項3の発明の電気自動車のバッテ
リ残量表示装置では、出力可能パワー特性情報保持手段
が車載されているバッテリの残量とバッテリ温度とに対
応した出力可能パワー特性情報を保持していて、出力可
能パワー演算手段が外部から入力されるバッテリ残量情
報とバッテリ温度情報とに対して、この出力可能パワー
特性情報を参照して出力可能パワーを求め、二次元表示
手段がこの出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を
二次元座標軸の一軸にとり、現実のバッテリ温度におけ
る出力可能パワーを二次元座標軸の他軸にとった二次元
曲線にして表示すると共に、現実のバッテリ残量とバッ
テリ温度とに対応する出力可能パワーを当該二次元曲線
上に表示する。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3の電気自
動車のバッテリ残量表示装置において、前記二次元表示
手段が前記二次元曲線のうち、前記現実のバッテリ残量
に対応する今後の出力可能領域を他の部分と異なった態
様で表示するものであり、これによってドライバにとっ
て今後の走行可能距離のめやすを認識しやすくする。
【0013】請求項5の発明は、請求項4の電気自動車
のバッテリ残量表示装置において、前記二次元表示手段
が前記出力可能領域をその広さに応じて複数種の異なっ
た表示態様に変化させるようにしたものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項4の電気自動車
のバッテリ残量表示装置において、前記二次元表示手段
が前記出力可能領域を出力可能パワーの大小に応じて複
数種の小領域に分け、それぞれに異なった表示態様で表
示するようにしたものである。
【0015】これらの請求項5及び6の発明の電気自動
車のバッテリ残量表示装置では、今後の出力可能領域の
表示態様をその広さに応じて変化させることによって、
ドライバにとって今後の走行可能距離の認識をより容易
にする。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、車載されてい
るバッテリの出力可能パワー特性を、バッテリ残量を一
軸にし、出力可能パワーを他軸にした二次元曲線にして
表示すると共に、当該二次曲線上で現実のバッテリ残量
に対応する出力可能パワーを表示することができて、ド
ライバにとって現実のバッテリ残量と共に今後の走行可
能距離の認識が容易な表示ができる。
【0017】請求項2の発明によれば、車載されている
バッテリの残量に対応した出力可能パワー特性情報を参
照して、外部から入力される現実のバッテリ残量情報に
対応する出力可能パワーを求め、バッテリ残量を一軸に
し、出力可能パワーを他軸にした二次元曲線にして前述
の出力可能パワー特性を表示すると共に、現実のバッテ
リ残量に対応する出力可能パワーを当該二次元曲線上に
表示することができ、ドライバにとって現実のバッテリ
残量と共に今後の走行可能距離の認識が認識できる。
【0018】請求項3の発明によれば、車載されている
バッテリの残量とバッテリ温度とに対応した出力可能パ
ワー特性情報を参照して、外部から入力されるバッテリ
残量情報とバッテリ温度情報とに対応する出力可能パワ
ーを求め、バッテリ残量を二次元座標軸の一軸にし、現
実のバッテリ温度における出力可能パワーを他軸にした
二次元曲線にして前述の出力可能パワー特性を表示する
と共に、現実のバッテリ残量とバッテリ温度とに対応す
る出力可能パワーを当該二次元曲線上に表示することが
でき、ドライバにとって現実のバッテリ残量と共にバッ
テリ温度を加味した今後の走行可能距離の認識認識がで
きる。。
【0019】請求項4の発明によれば、バッテリ残量に
対する出力可能パワー特性を示す二次元曲線のうち、現
実のバッテリ残量に対応する今後の出力可能領域を他の
部分と異なった態様で表示することによって、ドライバ
にとって今後の走行可能距離のめやすをより認識しやす
くする。
【0020】請求項5及び6の発明によれば、現実のバ
ッテリ残量に対する今後の出力可能領域をその広さに応
じて複数種の異なった表示態様に変化させ、あるいは走
行可能距離のめやすの大小に応じて複数種の小領域に分
けてそれぞれ異なった態様で表示するようにしたので、
ドライバにとって今後の走行可能距離の認識をよりいっ
そう容易にする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
電気自動車のバッテリ残量表示装置の機能構成を示しお
り、電気自動車の計器盤に設置され、バッテリ残量を横
軸にとり、出力可能パワーを縦軸にとって車載バッテリ
の出力可能パワー特性と現実のバッテリ残量に対応する
出力可能パワー値とを二次元表示する、液晶ディスプレ
イ、CRTディスプレイ、LEDディスプレイのような
パネル表示装置で成る表示部1、バッテリ残量とそれに
対応する出力可能パワーとの関係、つまり出力可能パワ
ー特性データを保持する出力可能パワー特性記憶部2、
外部のバッテリ残量演算部(図示せず)から入力される
バッテリ残量信号に対して、出力可能パワー特性記憶部
2のデータを参照して現実のバッテリ残量に対応する出
力可能パワー値を求め、車載バッテリの出力可能パワー
特性曲線上で現実のバッテリ残量に対する今後の出力可
能領域を求め、表示部1に二次元表示させる表示制御部
3を備えている。
【0022】上記の構成の電気自動車のバッテリ残量表
示装置では、表示部1は図2及び図3に示す態様でバッ
テリ残量を横軸、出力可能パワーを縦軸にして、車載の
バッテリの出力可能パワー特性曲線11上で、現実のバ
ッテリ残量12に対応して今後出力可能な領域13を残
りの部分と異なる表示態様で表示する。
【0023】出力可能パワー特性記憶部2には図2に示
す出力可能パワー特性曲線11を、たとえばバッテリ残
量100%〜30%の範囲では出力可能パワー100
%、バッテリ残量が30%よりも低下してくると、ある
関係式にしたがって出力可能パワーが低下し、バッテリ
残量0%では出力可能パワーも0%となることを表現す
る式に形式、あるいはテーブルデータにして記憶してい
る。
【0024】表示制御部3は、外部から入力されるバッ
テリ残量信号に対して、この出力可能パワー特性記憶部
2の出力可能パワー特性データを参照して、現実のバッ
テリ残量に対応する出力可能パワーを求め、さらに出力
可能パワー特性曲線11上で、現実のバッテリ残量12
に対する今後の出力可能領域13を求め、表示部1に二
次元表示させる。
【0025】このバッテリ残量と出力可能パワーとの二
次元表示動作について、図3に基づいてさらにくわしく
説明する。現実のバッテリ残量12aが100%のフル
充電状態であれば、同図(a)に示すように出力可能パ
ワー特性曲線11とバッテリ残量100%〜0%とで囲
まれる領域全体を出力可能領域13a−1として、他の
部分と異なった色で単色で表示する。
【0026】電気自動車の走行によってバッテリが放電
し、同図(b),(c)に示すように現実のバッテリ残
量12b,12cが100%から減少すると、出力可能
パワー特性曲線11とバッテリ残量12b,12cとバ
ッテリ残量0%とで囲まれる領域を出力可能領域13b
−1,13c−1として表示する。
【0027】バッテリの放電がさらに進んで同図(d)
に示すようにバッテリ残量12dまで減少すると、出力
可能パワー特性曲線11上でこれに対応する出力可能パ
ワーはたとえば50%となり、出力可能パワー特性曲線
11とバッテリ残量12dとバッテリ残量0%とで囲ま
れる狭い領域を出力可能領域13d−1として表示す
る。
【0028】したがって、この第1の実施の形態の電気
自動車のバッテリ残量表示装置では、ドライバは表示部
1に表示される出力可能パワーとバッテリ残量との関係
の二次元表示を見て、今後の走行可能距離のめやすや出
力可能パワーの減少を出力可能領域13の広さから容易
に認識することができるようになる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態の電気自
動車のバッテリ残量表示装置を図4に基づいて説明す
る。この第2の実施の形態の特徴は、表示部1がたとえ
ば緑、黄、赤の複数色を表示できるものにして、表示制
御部3が現実のバッテリ残量12aに対する出力可能パ
ワーが100%である場合には今後の出力可能領域13
a−2全体を緑色で表示するが(同図(a))、バッテ
リ残量12b,12cの減少で出力可能パワーが100
%を切り、50%程度になるまでは、今後の出力可能領
域13b−2,13c−2を黄色で表示する(同図
(b),(c))。そしてバッテリ残量12dがさらに
減少し、対応する出力可能パワーが50%を切るまでに
低下すると、バッテリの再充電を促すために出力可能領
域13d−2を赤色で表示させる。
【0030】このようにして現実のバッテリ残量12に
対する出力可能パワーの大小に応じて出力可能領域13
を色変え表示することにより、ドライバに対してバッテ
リ残量、走行可能距離の認識をいっそう容易に認識させ
ることができるようになる。
【0031】次に、本発明の第3の実施の形態を図5に
基づいて説明する。第3の実施の形態の特徴は、同図
(a)に示すように、100%のバッテリ残量12aに
対応する出力可能領域13a−3を出力可能パワー10
0%の小領域15と、出力可能パワーが100%〜75
%の小領域16と、さらに75%以下の小領域17とに
分割し、各小領域15,16,17ごとに異なった表示
色、たとえば、緑、黄、赤で表示するようにしたことを
特徴とする。
【0032】したがって表示制御部3は、現実のバッテ
リ残量12a,12bに対する出力可能パワーが100
%である範囲では、今後の出力可能領域13a−3,1
3b−3のうち、小領域15に属する範囲、すなわち出
力可能パワーが100%の範囲については緑色で表示
し、同じ出力可能領域13a−3,13b−3のうち、
小領域16に属する範囲については黄色で表示し、さら
に出力可能領域13a−3,13b−3のうち、小領域
17に属する範囲については赤色で色分け表示する(同
図(a),(b))。
【0033】バッテリ残量12cの減少で出力可能パワ
ーが100%を切れば、75%程度になるまでは出力可
能領域13c−3のうち、小領域16に属する範囲、す
なわち出力可能パワーが75%以上100%までの範囲
については黄色で表示し、同じ出力可能領域13c−3
のうち、小領域17に属する範囲については赤色で色分
け表示する(同図(c))。
【0034】そしてバッテリ残量12dがさらに減少
し、対応する出力可能パワーが75%を切るまでに低下
すると小領域17に属する範囲だけとなるので、バッテ
リの再充電を促すために出力可能領域13d−3を赤色
で表示する。
【0035】このようにして、この第3の実施の形態に
よれば、現実のバッテリ残量12に対する出力可能領域
13を出力可能パワーレベルに応じて小領域に色分けし
て表示することにより、ドライバに対してバッテリ残
量、走行可能距離の認識をいっそう容易に認識させるこ
とができるようになる。
【0036】なお、これらの第1〜第3の実施の形態で
は、出力可能パワー特性の温度依存性について特に考慮
に入れず、平均的なバッテリ温度に対する特性として登
録しておくものとする。あるいは、特に温度低下が著し
い冬季とそれ以外の季節とに分けて2種類若しくはそれ
以上の種類のデータを組込んでおき、季節によって、あ
るいは地域によっていずれの種類のデータを使用するか
をディップスイッチその他の手段によって切換えるよう
にすることもできる。
【0037】次に、本発明の第4の実施の形態の電気自
動車のバッテリ残量表示装置について、図6〜図8に基
づいて説明する。バッテリの残存容量と出力可能パワー
との関係はバッテリ温度に大きく依存する。そこで、表
示部1に表示させる現実のバッテリ残量12と出力可能
領域13との二次元的な表示についても、バッテリ温度
に対応して変化させるようにすれば、ドライバにとって
今後の走行可能距離のめやすを推測するのにより正確さ
を期すことができるようになる。
【0038】そこで第4の実施の形態では、出力可能パ
ワー特性記憶部2′には代表的な温度別のバッテリ残量
−出力可能パワー特性データを登録しておき、表示制御
部3′が外部からバッテリ残量信号と共にバッテリ温度
信号を入力し、現実のバッテリ温度を考慮し、出力可能
パワー特性記憶部2′から現実のバッテリ温度に対応す
る出力可能パワー特性データを読出し、またその出力可
能特性データから現実のバッテリ残量に対応する出力可
能パワーを求め、これを第1に実施の形態と同様に表示
部1に表示させる。
【0039】すなわち、図7に示すように、バッテリ温
度が高温T1、低温T2、極低温T3それぞれの温度条
件において、バッテリ残量が100%〜0%の出力可能
パワー特性曲線21−1〜21−3はそれぞれ同図
(b)〜(d)に示すようなものであり、これらの出力
可能パワー特性曲線21−1〜21−3に関するデータ
が出力可能パワー特性記憶部2′に登録されている。
【0040】そこで表示制御部3′は、外部から所定周
期ごとにバッテリ残量信号とバッテリ温度信号を取込み
(図8のフローチャートにおけるステップS1)、温度
条件Tが高温度域T1、低温度域T2、極低温度域T3
のいずれに属するかを判断し(ステップS2)、該当す
る温度域におけるバッテリ残量−出力可能パワー特性曲
線データ21−1,21−2または21−3を出力可能
パワー特性記憶部2′から読み出す(ステップS3a,
S3bまたはS3c)。そしてこの出力可能パワー特性
曲線21−1,21−2または21−3上で現実のバッ
テリ残量に対応する出力可能パワーを求める(ステップ
S4)。
【0041】こうしてバッテリ温度条件に対応した出力
可能パワー特性曲線データと現実のバッテリ残量に対応
した出力可能パワーとを求めると、続いて第1の実施の
形態と同様に出力可能パワー特性曲線と現実のバッテリ
残量とで囲まれた領域を出力可能領域とする二次元表示
データを作成し、これを表示部1に表示させる(ステッ
プS5,S6)。
【0042】これによって、バッテリ温度が高温度域T
1に属す場合には、図7(a),(b)に示すように出
力可能パワー特性曲線21−1を使用し、現実のバッテ
リ残量が100%の状態(22a−11)からバッテリ
残量が22b−11,22c−11,22d−11へと
減少していくと、出力可能パワー特性曲線21−1とこ
れらの現実のバッテリ残量22a−11,22b−1
1,22c−11,22d−11それぞれとで囲まれた
部分23a−11,23b−11,23c−11,23
d−11を背景色と異なった色で表示することにより、
ドライバに現実のバッテリ残量における今後の走行可能
距離のめやすを表示面積の広さによって提示することが
できるようになる。
【0043】またバッテリ温度が低温度域に属す場合に
は、同図(c)に示すように、出力可能パワー特性曲線
21−2を使用し、現実のバッテリ残量が100%の状
態(22a−21)からバッテリ残量が22b−21,
22c−21,22d−21へと減少していくと、出力
可能パワー特性曲線21−2とこれらの現実のバッテリ
残量とで囲まれた部分23a−21,23b−21,2
3c−21,23d−21を背景色と異なった色で表示
する。
【0044】さらに、始動直後はバッテリ温度が極低温
状態T3にあって、しばらく走行しているうちにバッテ
リ温度が低温度域T2まで上昇するように変化する場合
があるが、このような場合には、同図(d)に示すよう
な表示変化を示す。始動直後でバッテリ温度が極低温度
域T3に属す場合には、出力可能パワー特性曲線21−
3を使用し、現実のバッテリ残量が100%(22a−
31)であれば、この出力可能パワー特性曲線21−3
と現実のバッテリ残量22a−31とで囲まれた部分2
3a−31を背景色と異なった色で表示する。
【0045】そしてある時点でバッテリ温度が極低温度
域T3から低温度域T2に上昇すると、それまで使用し
ていた極低温度用の出力可能パワー特性曲線21−3か
ら低温度用の出力可能パワー特性曲線21−2に切換え
て使用し、この出力可能パワー特性曲線21−2と入力
される現実のバッテリ残量22b−31とで囲まれた部
分23b−31を背景色と異なった色で表示する。
【0046】以下、車両を継続して走行し、バッテリ残
量が22c−31,22d−31へと減少していくと、
バッテリ温度条件が低温度域T2に属する限り、出力可
能パワー特性曲線21−2を基本にして、この出力可能
パワー特性曲線21−2と現実のバッテリ残量とで囲ま
れた部分23c−31,23d−31を背景色と異なっ
た色で表示する。
【0047】このようにして、第4の実施の形態の電気
自動車のバッテリ残量表示装置では、第1の実施の形態
と同様に、ドライバが表示部1に表示される出力可能パ
ワーとバッテリ残量との関係の二次元表示を見て、今後
の走行可能距離のめやすや出力可能パワーの減少を出力
可能領域の広さから容易に認識することができるように
なり、しかもバッテリ温度条件に応じて異なった出力可
能パワー特性曲線を用いて出力可能パワーとバッテリ残
量との関係を二次元表示するので、より正確にバッテリ
状態を表示できるようになる。
【0048】次に、本発明の第5の実施の形態の電気自
動車のバッテリ残量表示装置を図9に基づいて説明す
る。第5の実施の形態は第4の実施の形態と同じよう
に、基本となる出力可能パワー特性曲線をバッテリ温度
条件によって異なったものを用い、しかも同図(a)に
示すように、第2の実施の形態と同様に現実のバッテリ
残量22a−2と出力可能パワーとの関係を二次元表示
するに際して、出力可能領域23a−2の広さに対応し
て表示色をたとえば、緑→黄→赤と変化させることを特
徴とする。したがって、図6に示した第4の実施の形態
と同様の機能構成であり、また図8に示したフローチャ
ートにしたがって表示制御を行う。
【0049】この第5の実施の形態の表示処理動作を、
図9に基づいて説明する。バッテリ温度が高温T1、低
温T2、極低温T3それぞれの温度条件において、バッ
テリ残量が100%〜0%の出力可能パワー特性曲線2
1−1〜21−3はそれぞれ同図(b)〜(d)に示す
ものを用いる。
【0050】同図(b)に示すように、バッテリ温度が
高温度域T1に属す場合には出力可能パワー特性曲線2
1−1を使用し、現実のバッテリ残量が100%の状態
(22a−12)からバッテリ残量が22b−12,2
2c−12,22d−12へと減少していくと、出力可
能パワー特性曲線21−1とこれらの現実のバッテリ残
量22a−12,22b−12,22c−12,22d
−12それぞれとで囲まれた部分23a−12,23b
−12,23c−12,23d−12を背景色と異なっ
た色にして表示する。そしてこの場合、出力可能領域2
3a−12,23b−12,23c−12のように現実
のバッテリ残量に対応する出力可能パワーがまだ100
%である場合には緑色にして、出力可能パワーが100
%を切って75%までの間は黄色にして、そして出力可
能領域23d−12のように出力可能パワーが75%を
切るようになると赤色にして表示する。
【0051】またバッテリ温度が低温度域に属す場合に
は、同図(c)に示すように、出力可能パワー特性曲線
21−2を使用し、現実のバッテリ残量が100%の状
態(22a−22)からバッテリ残量が22b−22,
22c−22,22d−22へと減少していくと、出力
可能パワー特性曲線21−2とこれらの現実のバッテリ
残量とで囲まれた部分23a−22,23b−22,2
3c−22,23d−22を背景色と異なった色で表示
する。この場合にも、現実のバッテリ残量に対応する出
力可能パワーが100%である間は緑色(出力可能領域
23a−22)、100%を切って75%になるまでは
黄色(出力可能領域23b−22,23c−22)、7
5%を切れば赤色で表示する(出力可能領域23d−2
2)。
【0052】また同図(d)に示すように、始動直後は
バッテリ温度が極低温状態T3にあって、しばらく走行
しているうちにバッテリ温度が低温度域T2まで上昇す
るように変化する場合、始動直後でバッテリ温度が極低
温度域T3に属している期間は出力可能パワー特性曲線
21−3を使用し、現実のバッテリ残量が100%(2
2a−32)であれば、この出力可能パワー特性曲線2
1−3と現実のバッテリ残量22a−32とで囲まれた
部分23a−32を所定の色で表示する。そしてこの極
低温度条件では、バッテリ残量が100%、したがって
フル充電状態であっても出力可能パワーは100%には
ならないので、出力可能領域23a−32は黄色で表示
することになる。
【0053】そしてある時点でバッテリ温度が極低温度
域T3から低温度域T2に上昇すると、それまで使用し
ていた極低温度用の出力可能パワー特性曲線21−3か
ら低温度用の出力可能パワー特性曲線21−2に切換え
て使用し、この出力可能パワー特性曲線21−2と入力
される現実のバッテリ残量22b−32とで囲まれた部
分23b−32を所定の色で表示する。ここでは、極低
温度域T3から低温度域T2にバッテリ温度が上昇し、
出力可能パワー特性曲線21−2を使用するようになっ
たので、バッテリ出力が増加し、現実のバッテリ残量2
2b−32に対して100%出力が可能になっているの
で、出力可能領域23b−32は緑色で表示することに
なる。したがって、ドライバはそれまで黄色で表示され
ていたものが、緑色に変って表示されるようになり、温
度上昇によるバッテリ出力の増加を直感的に認識できる
ようになる。
【0054】以下、車両を継続して走行し、バッテリ残
量が22c−32,22d−32へと減少していくと、
バッテリ温度条件が低温度域T2に属する限り、出力可
能パワー特性曲線21−2を基本にして、この出力可能
パワー特性曲線21−2と現実のバッテリ残量とで囲ま
れた部分23c−32,23d−32を所定の色で表示
する。ここでは出力可能領域23c−32については出
力可能パワーが100%を切っているがまだ75%以上
であるので、黄色表示とし、出力可能領域23d−32
については出力可能パワーが75%を切っているので赤
色表示とする。
【0055】このようにして、第5の実施の形態の電気
自動車のバッテリ残量表示装置では、第4の実施の形態
と同様に、ドライバが表示部1に表示される出力可能パ
ワーとバッテリ残量との関係の二次元表示を見て、今後
の走行可能距離のめやすや出力可能パワーの減少を出力
可能領域の広さから容易に認識することができるように
なり、しかもバッテリ温度条件に応じて異なった出力可
能パワー特性曲線を用いて出力可能パワーとバッテリ残
量との関係を二次元表示するので、より正確にバッテリ
状態を表示できるようになる。
【0056】しかも第2の実施の形態と同様に出力可能
領域の広さに応じて表示色を変化させるので、ドライバ
は表示部1に表示される色の変化から出力可能パワーと
今後の走行可能距離のめやすをより直感的に認識できる
ようになる。
【0057】次に、本発明の第6の実施の形態を図10
に基づいて説明する。第6の実施の形態は第4の実施の
形態と同じように、基本となる出力可能パワー特性曲線
をバッテリ温度条件によって異なったものを用い、しか
も図10(a)に示すように、第3の実施の形態と同様
に現実のバッテリ残量と出力可能パワーとの関係を二次
元表示するに際して、現実のバッテリ残量22a−3に
対応する出力可能領域23a−3を出力可能パワー10
0%の小領域25と、出力可能パワーが100%〜75
%の小領域26と、さらに75%以下の小領域27とに
分割し、各小領域25,26,27ごとに異なった表示
色、たとえば、緑、黄、赤で表示するようにしたことを
特徴とする。したがって、図6に示した第4の実施の形
態と同様の機能構成であり、また図8に示したフローチ
ャートにしたがって表示制御を行う。
【0058】この第6の実施の形態の表示処理動作を、
図10に基づいて説明する。バッテリ温度が高温T1、
低温T2、極低温T3それぞれの温度条件において、バ
ッテリ残量が100%〜0%の出力可能パワー特性曲線
21−1〜21−3は第4の実施の形態、第5の実施の
形態と同様に、それぞれ同図(b)〜(d)に示すもの
を用いる。
【0059】同図(b)に示すように、バッテリ温度が
高温度域T1に属す場合には出力可能パワー特性曲線2
1−1を使用し、現実のバッテリ残量が100%の状態
(22a−13)からバッテリ残量が22b−13,2
2c−13,22d−13へと減少していくと、出力可
能パワー特性曲線21−1とこれらの現実のバッテリ残
量22a−13,22b−13,22c−13,22d
−13それぞれとで囲まれた部分23a−13,23b
−13,23c−13,23d−13を背景色と異なっ
た色にして表示する。
【0060】そして出力可能領域23a−13,23b
−13のように、現実のバッテリ残量22a−13,2
2b−13に対する出力可能パワーが100%である範
囲では、今後の出力可能領域23a−13,23b−1
3のうち、小領域25に属する範囲、すなわち出力可能
パワーが100%の範囲については緑色で表示し、同じ
出力可能領域のうち、小領域26に属する範囲について
は黄色で表示し、さらに出力可能領域のうち、小領域2
7に属する範囲については赤色で色分け表示するのであ
る。
【0061】バッテリ残量22c−13の減少で出力可
能パワーが100%を切れば、75%程度になるまでは
出力可能領域23c−13のうち、小領域26に属する
範囲、すなわち出力可能パワーが75%以上100%ま
での範囲については黄色で表示し、同じ出力可能領域2
3c−13のうち、小領域27に属する範囲については
赤色で色分け表示する。
【0062】そしてバッテリ残量22d−13がさらに
減少し、対応する出力可能パワーが75%を切るまでに
低下すると小領域27に属する範囲だけとなるので、バ
ッテリの再充電を促すために出力可能領域23d−13
を赤色で表示する。
【0063】また同図(c)に示すように、バッテリ温
度が低温度域T2に属す場合には、出力可能パワー特性
曲線21−2を使用し、現実のバッテリ残量が100%
の状態(22a−23)からバッテリ残量が22b−2
3,22c−23,22d−23へと減少していくと、
出力可能パワー特性曲線21−2とこれらの現実のバッ
テリ残量とで囲まれた部分23a−23,23b−2
3,23c−23,23d−23をそれぞれ、小領域2
5,26,27のいずれに属するかを判断し、対応する
表示色で分割して表示する。
【0064】また同図(d)に示すように、始動直後は
バッテリ温度が極低温状態T3にあって、しばらく走行
しているうちにバッテリ温度が低温度域T2まで上昇す
るように変化する場合、バッテリ温度が極低温度域T3
に属している期間は出力可能パワー特性曲線21−3を
使用し、現実のバッテリ残量が100%(22a−3
3)であれば、この出力可能パワー特性曲線21−3と
現実のバッテリ残量22a−33とで囲まれた部分23
a−33を上述した方法で小領域25,26,27に対
応する領域に分割し、各分割領域ごとに所定の色で表示
する。そしてこの極低温度条件では、バッテリ残量が1
00%、したがってフル充電状態であっても出力可能パ
ワーは100%にはならないので、出力可能領域23a
−33は黄色と赤色の領域だけで表示することになる。
【0065】ある時点でバッテリ温度が極低温度域T3
から低温度域T2に上昇すると、それまで使用していた
極低温度用の出力可能パワー特性曲線21−3から低温
度用の出力可能パワー特性曲線21−2に切換えて使用
し、この出力可能パワー特性曲線21−2と入力される
現実のバッテリ残量22b−33とで囲まれた部分23
b−33を所定の色で表示する。ここでは、極低温度域
T3から低温度域T2にバッテリ温度が上昇し、出力可
能パワー特性曲線21−2を使用するようになったの
で、バッテリ出力が増加し、現実のバッテリ残量22b
−33に対して100%出力が可能になっているので、
出力可能領域23b−33は緑色、黄色、赤色の3色で
分割表示することになる。したがって、ドライバはそれ
まで黄色と赤色だけで表示されていたものが、緑色の部
分が加わったのを見て温度上昇によるバッテリ出力の増
加を直感的に認識できるようになる。
【0066】以下、車両を継続して走行し、バッテリ残
量が22c−33,22d−33へと減少していくと、
バッテリ温度条件が低温度域T2に属する限り、出力可
能パワー特性曲線21−2を基本にして、この出力可能
パワー特性曲線21−2と現実のバッテリ残量とで囲ま
れた部分23c−33,23d−33を上述した方法で
領域分割して各領域ごとに対応する所定の表示色で表示
する。ここでは出力可能領域23c−33については出
力可能パワーが100%を切っているがまだ75%以上
であるので、黄色と赤色との分割表示となり、出力可能
領域23d−33については出力可能パワーが75%を
切っているので赤色だけの表示とする。
【0067】このようにして、第6の実施の形態の電気
自動車のバッテリ残量表示装置では、第4の実施の形態
と同様に、ドライバが表示部1に表示される出力可能パ
ワーとバッテリ残量との関係の二次元表示を見て、今後
の走行可能距離のめやすや出力可能パワーの減少を出力
可能領域の広さから容易に認識することができるように
なり、しかもバッテリ温度条件に応じて異なった出力可
能パワー特性曲線を用いて出力可能パワーとバッテリ残
量との関係を二次元表示するので、より正確にバッテリ
状態を表示できるようになる。
【0068】しかも第3の実施の形態と同様に、現実の
バッテリ残量に対する出力可能領域を出力可能パワーレ
ベルに応じて小領域に色分けして表示することにより、
ドライバに対してバッテリ残量、走行可能距離のめやす
認識に認識させることができるようになる。
【0069】なお、本発明の上記の実施の形態に限定さ
れることはなく、二次元表示の形態、表示色の種類、表
示色数、分割領域数などは変更することができる。また
温度条件に関しても、3種類に限定されず、高温、低温
の2種類だけ、またさらには4種類以上に増加させるこ
とができる。
【0070】またこれに加えて、温度条件をディスクリ
ートに取扱う代りに、線形補間その他の近似演算処理に
よって連続的なものとして取扱うようにすることもでき
る。たとえば単純な線形補間を用いる場合、バッテリ温
度とし、この出力可能パワー特性記憶部2′に登録され
ているデータにバッテリ温度Ta,Tb(Ta<T<T
b)それぞれに対する出力可能パワー特性データが登録
されているとする。そして外部から入力される現実のバ
ッテリ残量がBであり、これに対応するバッテリ温度T
aに対する出力可能パワーがPa、バッテリ温度Tbに
対する出力可能パワーがPbであれば、現実のバッテリ
温度Tにおけるバッテリ残量Bに対する出力可能パワー
Pを、次の式によって算出するのである。
【0071】
【数1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機能ブロック図。
【図2】上記の実施の形態の表示部の説明図。
【図3】上記の実施の形態のバッテリ残量表示の変化を
示す説明図。
【図4】本発明の第2の実施の形態のバッテリ残量表示
を示す説明図。
【図5】本発明の第3の実施の形態のバッテリ残量表示
を示す説明図。
【図6】本発明の第4の実施の形態の機能ブロック図。
【図7】上記の実施の形態のバッテリ残量表示を示す説
明図。
【図8】上記の実施の形態のバッテリ残量表示処理のフ
ローチャート。
【図9】本発明の第5の実施の形態のバッテリ残量表示
の説明図。
【図10】本発明の第6の実施の形態のバッテリ残量表
示の説明図。
【符号の説明】
1 表示部 2,2′ 出力可能パワー特性記憶部 3,3′ 表示制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載されているバッテリの出力可能パワ
    ー特性情報を、バッテリ残量を二次元座標軸の一軸にと
    り、出力可能パワーを二次元座標軸の他軸にとった二次
    元曲線にして表示すると共に、当該二次曲線上で現実の
    バッテリ残量に対応する出力可能パワーを表示する二次
    元表示手段を備えて成る電気自動車のバッテリ残量表示
    装置。
  2. 【請求項2】 車載されているバッテリの残量に対応し
    た出力可能パワー特性情報を保持する出力可能パワー特
    性情報保持手段と、 外部から入力されるバッテリ残量情報に対して、前記出
    力可能パワー特性情報を参照して出力可能パワーを求め
    る出力可能パワー演算手段と、 前記出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を二次元
    座標軸の一軸にとり、出力可能パワーを二次元座標軸の
    他軸にとった二次元曲線にして表示すると共に、前記現
    実のバッテリ残量に対応する出力可能パワーを当該二次
    元曲線上に表示する二次元表示手段とを備えて成る電気
    自動車のバッテリ残量表示装置。
  3. 【請求項3】 車載されているバッテリの残量とバッテ
    リ温度とに対応した出力可能パワー特性情報を保持する
    出力可能パワー特性情報保持手段と、 外部から入力されるバッテリ残量情報とバッテリ温度情
    報とに対して、前記出力可能パワー特性情報を参照して
    出力可能パワーを求める出力可能パワー演算手段と、 前記出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を二次元
    座標軸の一軸にとり、現実のバッテリ温度における出力
    可能パワーを二次元座標軸の他軸にとった二次元曲線に
    して表示すると共に、前記現実のバッテリ残量とバッテ
    リ温度とに対応する出力可能パワーを当該二次元曲線上
    に表示する二次元表示手段とを備えて成る電気自動車の
    バッテリ残量表示装置。
  4. 【請求項4】 前記二次元表示手段は、前記二次元曲線
    のうち、前記現実のバッテリ残量に対応する今後の出力
    可能領域を他の部分と異なった態様で表示することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気自動車の
    バッテリ残量表示装置。
  5. 【請求項5】 前記二次元表示手段は、前記出力可能領
    域をその広さに応じて複数種の異なった表示態様に変化
    させることを特徴とする請求項4の記載の電気自動車の
    バッテリ残量表示装置。
  6. 【請求項6】 前記二次元表示手段は、出力可能領域を
    出力可能パワーの大小に応じて複数種の小領域に分け、
    それぞれに異なった表示態様で表示することを特徴とす
    る請求項4の記載の電気自動車のバッテリ残量表示装
    置。
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