JPH10336351A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH10336351A
JPH10336351A JP9139589A JP13958997A JPH10336351A JP H10336351 A JPH10336351 A JP H10336351A JP 9139589 A JP9139589 A JP 9139589A JP 13958997 A JP13958997 A JP 13958997A JP H10336351 A JPH10336351 A JP H10336351A
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JP
Japan
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melody
information
signal
service center
telephone
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Application number
JP9139589A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kakigi
芳浩 柿木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信装置の低コスト化を図りつつ、通信装置
においてサービスセンターから提供される保留メロディ
等の各種情報の登録を行うことができるようする。 【解決手段】 ダウンロードが開始されると、ダウンロ
ード制御部111は保存してある保留メロディの情報を
情報フィールドのデータ部に格納し、ヘッダ、コマンド
コード、情報長、SUM値に適切な値をセットして16
進数のデータ列からなるコマンドを構成した後、このコ
マンドをDTMF信号に対応させて変換し、順次ダイヤ
ル回路104を駆動することによって電話機に送信する
一方、電話機においては、サービスセンターから電話回
線を通じて送られてきたDTMF信号からなるコマンド
がDTMFレシーバ回路208によって検出されると、
ダウンロード制御部224が順次送られてくるDTMF
信号から上記の逆変換を行い16進数のデータ列を得て
コマンドを復元解析し、このコマンドの情報フィールド
のデータ部をメモリ221の特定アドレスに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービスセンター
から送信される各種情報を保留メロディ等に使用する通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信回線を通じて各種通信を
行う通信装置においては、通信回線を通じて受信される
DTMF信号に基づいて各種制御を行う外線リモート機
能や、通信を開始する際において通信先の地域等に基づ
いて通信料金の安い通信会社の通信回線を自動的に選択
して使用するLCR機能等を備えたものがあり、このL
CR機能において必要となる地域や時間帯に対応する各
社の通信料金をテーブル化したLCRデータはサービス
センターから通信回線を通じモデム信号として送信され
ており、当該送信されたモデム信号を通信装置側におい
て受信してメモリに記憶するようになっていた。
【0003】又、このように、LCR機能を備えた通信
装置においては、保留メロディのデータを提供するサー
ビスセンターに電話をかけ、サービスセンターが提供す
る保留メロディを視聴し、その中から所望の保留メロデ
ィを指定することにより、サービスセンターから当該指
定された保留メロディのデータが通信回線を通じモデム
信号として送信される一方、当該送信されたモデム信号
を通信装置側において受信してメモリに記憶し、その
後、通話中に通信回線を保留するとき等保留メロディの
出力が必要になった際に、メモリに記憶された保留メロ
ディのデータに基づく保留メロディを送信するようにし
たものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、外線リモート機能のために通信回線から到来す
るDTMF信号を受信し処理する受信回路を、又LCR
機能や保留メロディの登録のために通信回線から到来す
るモデム信号を受信し処理するモデム回路をそれぞれ設
ける必要があるため、回路規模が増大しコストアップに
なるといった問題点があり、又このような問題点を解決
するために、LCRデータを送信する際においてモデム
信号を用いずにDTMF信号を用いるようにしたものが
近年採用されており、このようにLCRデータの送信に
DTMF信号を用いるものでは通信回線から到来するD
TMF信号を受信し処理する受信回路のみを設けること
によってLCR機能と外線リモート機能とを実現するこ
とができるものの、サービスセンターから提供される保
留メロディの登録を行うことができないといった問題点
があった。
【0005】本発明は、低コスト化を図りつつ、サービ
スセンターから提供される保留メロディ等の各種情報の
登録を行うことができる通信装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、通信装置において表示又は
放音等の処理が施される各種情報をサービスセンターか
ら送信する一方、そのサービスセンターから送信された
各種情報を通信装置において登録するようにした情報登
録方法において、上記サービスセンターは、上記各種情
報をDTMF信号に変換し通信回線を通じて送信する一
方、上記通信装置は、通信回線を通じて送信された上記
DTMF信号を受信して逆変換し登録すると共に、必要
に応じて当該登録した各種情報を加工処理し、文字、記
号、図形等の表示や、保留メロディ等の放音を行うもの
である。
【0007】請求項2記載の発明は、上記サービスセン
ターが、上記通信回線を通じて送信された上記通信装置
からの送信要求に応答して上記DTMF信号を送信する
ものである。
【0008】請求項3記載の発明は、上記サービスセン
ターが、上記DTMF信号を特定の期日或いは定期的に
自動送信するものである。
【0009】請求項4記載の発明は、DTMF信号を使
用して各種情報を提供するサービスセンターに通信回線
を介して接続される通信装置であって、上記サービスセ
ンターから送信されるDTMF信号を受信する受信手段
と、該受信手段によって受信されたDTMF信号を復調
する復調手段と、該復調手段によって復調された情報を
記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された情報を加
工処理し、文字、記号、図形等の表示や、保留メロディ
等の放音を行う処理手段とを備えたものである。
【0010】請求項5記載の発明は、上記処理手段が、
上記復調手段によって復調された情報が保留メロディ情
報と文字情報であるとき、上記保留メロディ情報を上記
記憶手段に記憶する際において、上記復調手段によって
復調される付加情報を加工処理して文字、記号、図形等
を表示するものである。
【0011】請求項6記載の発明は、上記処理手段が、
通信回線の保留を行うように指示された際において、上
記記憶手段に記憶された保留メロディ情報を加工処理し
保留メロディとして通信回線に送信すると共に、当該保
留メロディ情報と対をなす付加情報を加工処理して文
字、記号、図形等を表示するものである。
【0012】従って、請求項1記載の発明によれば、サ
ービスセンターと通信装置とが通信回線を通じて接続さ
れている状態において、サービスセンターが通信装置に
おいて表示又は放音等の処理が施される各種情報をDT
MF信号に変換して送信したとき、通信装置がそのDT
MF信号を受信して逆変換し登録することにより、以
後、必要に応じて当該登録した各種情報を加工処理し、
文字、記号、図形等の表示や、保留メロディ等の放音を
行うことができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、サービスセ
ンターと通信装置とが通信回線を通じて接続されてる状
態において、通信装置から各種情報の送信要求が成され
たとき、サービスセンターが通信装置において表示又は
放音等の処理が施される各種情報をDTMF信号に変換
して送信することにより、通信装置側が任意のタイミン
グにおいて各種情報を登録更新することができる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、特定の期日
となったときにサービスセンターが通信装置との通信回
線を通じた接続状態に移行させ、通信装置において表示
又は放音等の処理が施される各種情報をDTMF信号に
変換して送信することにより、サービスセンター側が任
意のタイミングにおいて通信装置の各種情報を登録更新
させることができる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、通信回線を
通じて接続されたサービスセンターからDTMF信号が
送信されると、その送信されたDTMF信号が受信手段
によって受信された後、復調手段によって元の各種情報
に逆変換して記憶手段に記憶することにより、その後、
所定のタイミングにおいて処理手段によって記憶手段に
記憶された各種情報を加工処理し、文字、記号、図形等
の表示や、保留メロディの放音等を行うことができる。
【0016】請求項5記載の発明によれば、通信回線を
通じて接続されたサービスセンターから送信されたDT
MF信号が受信手段によって受信され、復調手段によっ
て復調された各種情報が保留メロディ情報と付加情報で
あるとき、保留メロディ情報を記憶手段に記憶する際に
おいて、付加情報を加工処理して文字、記号、図形等を
表示することにより、如何なる保留メロディを登録して
いるのかを登録中において確認することができる。
【0017】請求項6記載の発明によれば、記憶手段に
サービスセンターからのDTMF信号に基づく各種情報
が記憶されてる状態において、通信回線の保留を行うよ
うに指示されたとき、処理手段が記憶手段に記憶された
保留メロディ情報を加工処理し保留メロディとして通信
回線に送信すると共に、当該保留メロディ情報と対をな
す付加情報を加工処理し文字、記号、図形等の表示を行
うことにより、サービスセンターから提供される複数の
保留メロディの中から任意のものを保留メロディとして
使用することができると共に、如何なる保留メロディが
送信されているのかを目視によって確認することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態であるサービ
スセンターの電気的構成を示す概略機能ブロック図、図
2は本発明の通信装置の一実施の形態である電話機の電
気的構成を示す概略機能ブロック図、図3は同サービス
センターにおける保留メロディ情報登録時の動作制御を
示すフローチャート、図4は電話機における保留メロデ
ィ情報登録時の動作制御を示すフローチャート、図5は
同電話機とサービスセンターとの制御シーケンスを示す
説明図、図6は同サービスセンターから送信される各種
情報のデータ構造を示す説明図である。
【0020】図1及び図2において、101はダウンロ
ード制御部111からの信号に応じて電話回線を閉結/
開放する回線捕捉回路、102電話回線からの呼出信号
を検出しダウンロード制御部111に信号を与える着信
検出回路、103はガイダンス制御部113からの信号
に応じてガイダンスを発生するガイダンス発声回路、1
04はダウンロード制御部111からの信号に応じてダ
イヤルパルスやDTMF信号を出力するダイヤル回路、
105は電話回線から送られてくるDTMF信号を検出
しダウンロード制御部111に信号を与えるDTMFレ
シーバ回路、106はサービスセンターが提供する各種
の情報とサービスセンターから情報を提供するときに使
用する電話番号等のデータが記憶されているデータバン
ク、107はメロディ制御部114からの信号に応じて
可聴音を出力するメロディ出力回路、110はサービス
センターの動作を制御する制御部であり、この制御部1
10はサービスセンターのダウンロード動作を制御する
ダウンロード制御部111と、サービスセンターが提供
する情報をデータバンク106から取り出してダウンロ
ード制御部111に送るデータ取出部112と、ダウン
ロード制御部111の信号に応じてガイダンス発声回路
103を駆動しダウンロードサービスのガイダンスを制
御するガイダンス制御部113と、ダウンロード制御部
111から試聴用としてメロディを演奏するためにメロ
ディ出力回路107に信号を与えるメロディ制御部11
4と、現在の日付時刻をカウントしている時計部115
とによって構成されている。
【0021】201はハンドセット204の上げ下げや
ダイヤル回路206からの信号によって電話回線を閉結
/開放したり又その状態を信号で電話制御部222に与
える回線捕捉回路、202は電話回線からの受話信号を
切換回路203に送ると共に、切換回路203からの送
話信号を電話回線に送出するスピーチネットワーク、2
03は電話制御部222からの信号の信号に応じてスピ
ーチネットワーク202、ハンドセット204、メロデ
ィ出力回路212からの各入力信号をスピーチネットワ
ーク202、ハンドセット204、スピーカ205、D
TMFレシーバ208へ出力するように信号経路の接続
を切り換える切換回路、204はハンドセット、205
はスピーカ、206は回線捕捉回路201を開閉させて
ダイヤルパルスを発生させたり、DTMF信号をスピー
チネットワーク202に出力させたりして電話回線に送
出するダイヤル回路、207は電話回線からの呼出信号
を検出し電話制御部222に信号を与える着信検出回
路、208は電話回線から送られてくるDTMF信号を
検出しダウンロード制御部224に信号を与えるDTM
Fレシーバ回路、209は電話番号の入力や各種機能の
起動を指示する操作パネル、210はLCD等で構成さ
れた表示部、211はサービスセンターからダウンロー
ドした各種の情報が格納されるメモリ、212はメロデ
ィ制御部225からの信号に応じて可聴音を出力するメ
ロディ出力回路、220は電話機の動作を制御する制御
部であり、操作パネル209を監視し電話制御部222
に信号を与える操作入力部221と、電話をかけたり受
けたりダイヤルしたりする動作を制御する電話制御部2
22と、メモリに格納されている情報を表示部210に
表示する表示制御部223と、サービスセンターとのダ
ウンロード動作を制御するダウンロード制御部224
と、メモリに格納されている情報からメロディを演奏す
るためにメロディ出力回路に信号を与えられるメロディ
制御部225とによって構成されている。
【0022】上記のように構成されたサービスセンター
と電話機とについて、保留メロディ情報と付加情報とを
電話機に登録するときの動作制御を図3及び図4に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0023】サービスセンターのダウンロード制御部1
11は時計部115を監視して特定の期日或いは定期的
にダウンロードを発信する日であるか否かを判定してお
り(ステップS1)、又着信検出回路102からの信号
を監視して電話がかかってきたか否かを判定している
(ステップS2)。
【0024】一方、電話機の電話制御部222は回線捕
捉回路201のフックスイッチの状態を監視してハンド
セット204が持ち上げられたかどうか、又は操作入力
部221を監視して図示しないスピーカボタンが操作さ
れたか否かを判定しており(ステップT1)、更に着信
検出回路207からの信号を目視して電話がかかってき
たか否かを判定している(ステップT2)。
【0025】ここで、まず電話機からサービスセンター
に電話をかけて保留メロディをダウンロードするときの
動作制御について説明する。
【0026】電話機のハンドセット204が持ち上げら
れるとフックスイッチがオフし、それに伴って回線捕捉
回路201が電話制御部222に信号を与える。尚、操
作パネル209にある図示しないスピーカボタンを操作
した場合にも操作入力部221がそれを検出して電話制
御部222に信号を与える。
【0027】そして、電話制御部222においては、こ
れら何れかの信号を受けたとき、ダイヤル回路206と
切換回路203に信号を与え、ダイヤル回路206にお
いて回線捕捉回路201による電話回線の捕捉を行わせ
(ステップT3)、且つ切換回路203においてハンド
セット204とスピーチネットワーク202又はスピー
カ205とスピーチネットワーク202とを接続させる
と共に、スピーチネットワーク202の受話信号の出力
をDTMFレシーバ回路208に接続させる。尚、ハン
ドセット204を持ち上げたときには既に回線捕捉回路
201による電話回線の捕捉が行われているが、ダイヤ
ル回路206が回線捕捉回路201による電話回線の捕
捉を行わせるように制御しても問題はない。
【0028】そして、電話回線と回線捕捉回路201、
スピーチネットワーク202、ハンドセット204又は
スピーカ205の信号経路がつながると、ハンドセット
204又はスピーカ205から電話回線からのダイヤル
トーンが聞こえ、この状態において使用者が操作パネル
209にある図示しないダイヤルボタンを操作してサー
ビスセンターに電話をかけると、操作されたダイヤルボ
タンが操作入力部221によって検出され電話制御部2
22に信号が送出され、電話制御部222がこの信号に
応じてダイヤル回路206に現在のダイヤルモードでダ
イヤルするように信号を送る。尚、現在のダイヤルモー
ドは図示しないダイヤルモード切換スイッチ或いは操作
パネル209の操作によって予め電話制御部222に登
録されているものであり、ダイヤル回路206は電話制
御部222からの信号に応じてパルスダイヤルなら回線
捕捉回路201のフックスイッチを開閉させてダイヤル
パルスを発生させ、又トーンダイヤルならDTMF信号
をスピーチネットワーク202に送出する。そして、こ
のダイヤルパルス又はDTMF信号が電話回線を通じて
交換局に送られ、全桁の電話番号が送られた時点でサー
ビスセンターに電話がかかる(ステップT4)。
【0029】一方、サービスセンターでは、交換局から
送られてくる着信信号を着信検出回路102が検出され
ダウンロード制御部111に信号が与えられたとき、ダ
ウンロード制御部111がこの信号に応じて電話回線を
捕捉するよう回線捕捉回路101に信号を与える(ステ
ップS3)と共に、それに応答して電話回線が捕捉され
たとき、ガイダンス1を発声するようガイダンス制御部
113に信号を与え、それに伴って、ガイダンス制御部
113がガイダンス発声回路103を駆動し、例えば
「こちらはサービスセンターです。保留メロディ1は○
○○○(曲名)、保留メロディ2は○○○○(曲名)、
‥‥‥です。ご希望の保留メロディの番号を押してくだ
さい。」というような意味のガイダンス1を発声し、こ
の発声した第1ガイダンスは回線捕捉回路101を通じ
て電話回線に送出され電話機に送られる(ステップS
4)。
【0030】電話機では、サービスセンターから電話回
線を通じて送られてきたガイダンス1が回線捕捉回路2
01、スピーチネットワーク202、切換回路203を
通じてハンドセット204又はスピーカ205から放音
され、この状態において、ガイダンス1を聞いた使用者
が操作パネル209にある図示しないダイヤルボタンを
使用して所望の保留メロディの番号を操作すると、この
操作が操作入力部221によって検出され電話制御部2
22に信号が与えられ、電話制御部222はこの信号に
応じてダイヤル回路206を駆動し操作されたダイヤル
ボタンにおDTMF信号を出すように指示する。
【0031】そして、ダイヤル回路206から出力され
たDTMF信号はスピーチネットワーク202に送られ
た後、回線捕捉回路201を通じて電話回線に出力さ
れ、サービスセンターに伝えられる。尚、ダイヤルモー
ドがパルスダイヤルであるときは、保留メロディの番号
を操作する前に操作パネル209にある図示しないダイ
ヤルボタンの「*」を操作してダイヤルモードをトーン
ダイヤルに変更しておく必要がある。
【0032】そして、サービスセンターでは、電話機か
らのDTMF信号の到来を監視しており(ステップS
5)、このとき、電話機から電話回線を通じてDTMF
信号がサービスセンターに送られてくると、DTMF信
号は回線捕捉回路101を通じてDTMFレシーバ回路
105に入力され、このDTMFレシーバ回路105に
おいて電話機からのDTMF信号が検出されダウンロー
ド制御部111に信号が与えられる。そして、ダウンロ
ード制御部111では検出されたDTMF信号が「1」
〜「9」以外であればその信号を無視して再び電話機か
らのDTMF信号の到来を監視し、又検出されたDTM
F信号が「1」〜「9」であればデータ取出部112に
信号を与え、電話機からのDTMF信号にて指定された
保留メロディのデータとその保留メロディの付加情報を
データバンク106から取り出させ、ダウンロード制御
部111において一時的に保存すると共に、その一時保
存した保留メロディのデータをメロディ制御部114に
送ると同時にそのデータに基づいて保留メロディを演奏
するよう信号を与え、メロディ制御部114による制御
によってメロディ出力回路107を駆動させ保留メロデ
ィを演奏させ、その演奏させた保留メロディを回線捕捉
回路101を通じて電話回線に出力させ、電話機に送る
(ステップS6)。
【0033】電話機では、サービスセンターから電話回
線を通じて送られてキた試聴用の保留メロディが回線捕
捉回路201、スピーチネットワーク202、切換回路
203を通じてハンドセット204又はスピーカ205
から放音され、使用者がこれを聞いてこの保留メロディ
のデータをダウンロードするか否かを決定する。
【0034】一方、サービスセンターでは、保留メロデ
ィの演奏が終了したときにおいてメロディ制御部114
からダウンロード制御部111に信号が送られ、ダウン
ロード制御部111はこの信号に応じてガイダンス2を
発声するようガイダンス制御部113に信号を与え、そ
れに伴って、ガイダンス制御部113がガイダンス発声
回路103を駆動し、例えば「この曲をダウンロードす
るには#を、他の曲を試聴するには1から9を押してく
ださい。」というような意味のガイダンス2を発声し、
この発声した第2ガイダンスは回線捕捉回路101を通
じて電話回線に送出され電話機に送られる(ステップS
7)。
【0035】電話機では、サービスセンターから電話回
線を通じて送られてきたガイダンス2が前述の通りハン
ドセット204又はスピーカ205から放音され、使用
者がこれを聞いて試聴した保留メロディのデータをダウ
ンロードするか又は他の保留メロディを試聴するかを決
定し、操作パネル209にある図示しないダイヤルボタ
ンを操作すると、この操作によって前述した通りDTM
F信号が電話回線に出力され、サービスセンターに送ら
れる。
【0036】そして、サービスセンターでは、電話機か
らのDTMF信号の到来を監視しており(ステップS
8)、このとき、電話機から電話回線を通じてDTMF
信号がサービスセンターに送られてくると、前述の通り
ダウンロード制御部111に信号が与えられ、ダウンロ
ード制御部111では検出されたDTMF信号が「1」
〜「9」であればステップS6に戻り再び指定された保
留メロディの演奏を開始し、又検出されたDTMF信号
が「#」であればガイダンス制御部113に第3ガイダ
ンスを発声するようガイダンス制御部113に信号を与
え、それに伴って、ガイダンス制御部113がガイダン
ス発声回路103を駆動し、例えば「ダウンロードを開
始します。」というような意味の第3ガイダンスを発声
し、この発声した第2ガイダンスは回線捕捉回路101
を通じて電話回線に送出され電話機に送られる(ステッ
プS9)。
【0037】そして、電話機では、サービスセンターか
ら電話回線を通じて送られてきた第3ガイダンスが前述
の通りハンドセット204又はスピーカ205から放音
され、その後、サービスセンターでは第3ガイダンスの
発声終了後においてガイダンス制御部113からダウン
ロード制御部111に信号が与えられ、ダウンロード制
御部111がこの信号に応じて保留メロディデータのダ
ウンロード動作を開始する(ステップS10)。
【0038】尚、このダウンロードは、図5に示す制御
シーケンスに基づいて実行されるものである。即ち、ダ
ウンロードが始まったときにサービスセンターでは、ダ
ウンロード制御部111がダイヤル回路104を駆動し
てダウンロードの起動信号(本実施例ではDTMF信号
の「D」と「A」を用いる)を出力させ、このダイヤル
回路104から出力された起動信号は回線捕捉回路10
1を通じて電話回線に出力され、電話機に送られる。
【0039】そして、電話機では、サービスセンターか
ら電話回線を通じて送られてきた起動信号(DTMF信
号の「D」「A」)は回線捕捉回路201、スピーチネ
ットワーク202、切換回路203を通じてDTMFレ
シーバ回路208に送られ、このDTMFレシーバ回路
208においてDTMF信号の「D」「A」を検出し、
ダウンロード制御部224に信号を送る。そして、ダウ
ンロード制御部224はDTMF信号の「D」「A」が
検出されたとき、それを起動信号と判断してダウンロー
ド動作を開始し(ステップT5)、電話制御部222に
信号を与える。そして、電話制御部222はこの信号に
応じて切換回路203を駆動しスピーチネットワーク2
02とハンドセット204又はスピーカ205との接続
を切断すると共に、表示制御部223に信号を与え、こ
の表示制御部223による制御により表示部210に例
えば「ダウンロード開始」というような意味のメッセー
ジを表示させ、その後、ダイヤル回路206を駆動して
ダウンロード動作の応答信号(本実施例ではDTMF信
号の「B」を用いる)を出力させ、このダイヤル回路2
06から出力された応答信号は回線捕捉回路201を通
じて電話回線に出力され、サービスセンターに送られ
る。
【0040】そして、サービスセンターでは、電話機か
らの応答信号を検出したときにおいて、前述の通り、ダ
ウンロード制御部111に信号が与えられ、ダウンロー
ド制御部111がその信号に応答してダウンロードを開
始する。
【0041】尚、このダウンロードされるコマンドは、
図6に示すように、ヘッダ、コマンドコード、情報フィ
ールド、SUM値から構成されるものであり、そのう
ち、ヘッダはコマンドの先頭を示すものであってサービ
スセンターから電話機に送られるコマンドとしてCDh
が、電話機からサービスセンターに送られるコマンドと
してDChが割り当てられたものであり、又コマンドコ
ードはコマンドの種類を示すものであって例えばこのコ
マンドが文字データを送信するものなのか、保留メロデ
ィを送信するものなのか、送信されたデータを正しく受
信できたかどうか等を示すもので、尚且つコマンドコー
ドの次に続く情報フィールドがあるか否か、情報フィー
ルドがある場合には何のデータが送られてきたのかが分
かるようにしたものであり、又情報フィールドは情報長
とデータ部とで構成されたものであってこのうちの情報
長は次に続くデータの個数を表し、データ部はこのコマ
ンドで送信されるデータが格納されるものであり、更に
SUM値はヘッダ、コマンドコード、情報フィールドを
加算した値の下位8ビットが格納されるものであってこ
のコマンドが正常に伝送されたか否かの検証に用いるも
のである。
【0042】そして、ダウンロードが開始されると、ダ
ウンロード制御部111は保存してある保留メロディの
付加情報を情報フィールドのデータ部に格納し、ヘッ
ダ、コマンドコード、情報長、SUM値に適切な値をセ
ットして16進数のデータ列からなるコマンド1を構成
した後、このコマンド1をDTMF信号に対応させて変
換し、順次ダイヤル回路104を駆動することにより、
コマンド1をダイヤル回路104から回線捕捉回路10
1を通じてDTMF信号で順次電話回線に出力し電話機
に送信する。尚、16進数のデータからDTMF信号へ
の変換は、例えば16進数の0hから9hまでをDTM
F信号の「0」から「9」に、AhからDhまでを
「A」から「D」に、EhとFhを「*」と「#」にそ
れそれ対応させることによって達成することができる。
【0043】一方、電話機においては、サービスセンタ
ーから電話回線を通じて送られてきたDTMF信号から
なるコマンド1が、前述の通り、DTMFレシーバ回路
208に送られ、それに伴って、DTMFレシーバ回路
208は順次DTMF信号を検出してダウンロード制御
部224に信号を送り、ダウンロード制御部224が順
次送られてくるDTMF信号から上記の逆変換を行い1
6進数のデータ列を得てコマンド1を復元する。
【0044】その後、ダウンロード制御部224は、復
元したコマンド1のヘッダ、コマンドコード、情報フィ
ールドを加算した値の下位8ビットがSUM値と一致す
るか検証する等してコマンド1が正常に受信されている
か否かを判定し、この判定の結果、正常に受信されてい
ないと判定されたときには、ダウンロード制御部224
は電話制御部222にNAKコマンドを送信するよう信
号を与え、又正常に受信されていると判定されたときに
は、ダウンロード制御部224は、コマンド1を解析
し、保留メロディの付加情報を伝送するコマンドである
と認識された時点においてコマンド1の情報フィールド
のデータ部をメモリ221の特定アドレスに書き込み、
その後、その書き込み終了後において表示制御部223
に保留メロディの付加情報を表示するよう信号を与え、
表示制御部223においてメモリ211から保留メロデ
ィの付加情報を読み出させ且つそのデータに基づいて表
示部210を駆動させることにより、例えば「ただ今、
○○○○(曲名)をダウンロード中です」というような
意味のメッセージを表示させると共に、電話制御部22
2にASKコマンドを送信するよう信号を与え、電話制
御部222においてASKコマンドをDTMF信号に変
換させ且つそのDTMF信号に基づいてダイヤル回路2
06を駆動させることにより、ASK信号をスピーチネ
ットワーク202、回線捕捉回路201を通じて電話回
線に出力させサービスセンターに送信させる。尚、ダウ
ンロード制御部224からの信号に応じて電話制御部2
22がNAK信号を送る場合も同様の動作制御によって
サービスセンターに送られる。
【0045】そして、サービスセンターでは、電話機か
らACKコマンド又はNAKコマンドが送られると、前
述の通り、ダウンロード制御部111に信号が与えら
れ、ダウンロード制御部111はその信号に基づいて電
話機から送られたコマンドがACKコマンドであるかN
AKコマンドであるかを判定し、その判定の結果、NA
Kコマンドであると判定されたときには、ダウンロード
制御部111はコマンド1が正常に伝送されなかったと
判断して再び前述の動作を繰り返しコマンド1の再送を
行い、又ACKコマンドであると判定されたときには、
ダウンロード制御部111は保存してある保留メロディ
のデータを情報フィールドのデータ部に格納し、ヘッ
ダ、コマンドコード、情報長、SUM値に適切な値をセ
ットして16進数のデータ列からなるコマンド2を構成
した後、このコマンド2をDTMF信号に対応させて変
換し、順次ダイヤル回路104を駆動することにより、
コマンド2をダイヤル回路104から回線捕捉回路10
1を通じてDTMF信号で順次電話回線に出力し電話機
に送信する。
【0046】一方、電話機においては、サービスセンタ
ーから電話回線を通じて送られてきたDTMF信号から
なるコマンド2が、前述の通り、DTMFレシーバ回路
208に送られ、それに伴って、DTMFレシーバ回路
208は順次DTMF信号を検出してダウンロード制御
部224に信号を送り、ダウンロード制御部224が順
次送られてくるDTMF信号から上記の逆変換を行い1
6進数のデータ列を得てコマンド2を復元する。
【0047】その後、ダウンロード制御部224は、復
元したコマンド2のヘッダ、コマンドコード、情報フィ
ールドを加算した値の下位8ビットがSUM値と一致す
るか検証する等してコマンド1が正常に受信されている
か否かを判定し、この判定の結果、正常に受信されてい
ないと判定されたときには、ダウンロード制御部224
は電話制御部222にNAKコマンドを送信するよう信
号を与え、又正常に受信されていると判定されたときに
は、ダウンロード制御部224は、コマンド2を解析
し、保留メロディの付加情報を伝送するコマンドである
と認識された時点においてコマンド2の情報フィールド
のデータ部をメモリ221の特定アドレスに書き込み、
その後、その書き込み終了後において電話制御部222
にASKコマンドを送信するよう信号を与え、電話制御
部222においてASKコマンドをDTMF信号に変換
させ且つそのDTMF信号に基づいてダイヤル回路20
6を駆動させることにより、ASK信号をスピーチネッ
トワーク202、回線捕捉回路201を通じて電話回線
に出力させサービスセンターに送信させる。尚、ダウン
ロード制御部224からの信号に応じて電話制御部22
2がNAK信号を送る場合も同様の動作制御によってサ
ービスセンターに送られる。
【0048】そして、サービスセンターでは、電話機か
らACKコマンド又はNAKコマンドが送られると、前
述の通り、ダウンロード制御部111に信号が与えら
れ、ダウンロード制御部111はその信号に基づいて電
話機から送られたコマンドがACKコマンドであるかN
AKコマンドであるかを判定し、その判定の結果、NA
Kコマンドであると判定されたときには、ダウンロード
制御部111はコマンド2が正常に伝送されなかったと
判断して再び前述の動作を繰り返しコマンド2の再送を
行い、又ACKコマンドであると判定されたときには、
ダウンロード制御部111はダウンロードの終了を意味
する正常終了コマンドをDTMF信号に変換し、順次ダ
イヤル回路104を駆動させることにより、正常終了コ
マンドをダイヤル回路104から回線捕捉回路101を
通じてDTMF信号で順次電話回線に出力し送信すると
共に、その正常終了コマンドの送信が終了したときに回
線捕捉回路101を駆動して電話回線を開放し、ダウン
ロード動作を終了する(ステップS11)。
【0049】一方、電話機においては、サービスセンタ
ーから電話回線を通じて送られてきたDTMF信号から
なる正常終了コマンドが、前述の通り、DTMFレシー
バ回路208に送られ、それに伴って、DTMFレシー
バ回路208は順次DTMF信号を検出してダウンロー
ド制御部224に信号を送り、ダウンロード制御部22
4は順次送られてくるDTMF信号から復元されたコマ
ンドが正常終了コマンドであると判定されると、電話制
御部222にダウンロードの終了を示す信号を与え、電
話制御部222による制御に基づき、表示制御部223
において表示部210を駆動させることにより「保留メ
ロディのダウンロードが終わりました」というような意
味のメッセージを表示させると共に、切換回路203に
おいて各信号経路を切断してアイドル状態にし、且つダ
イヤル回路206を通じて回線捕捉回路201を駆動し
て電話回線を開放させ(ステップT7)、電話機の保留
メロディのダウンロード動作を終了する。
【0050】従って、上記動作制御によれば、電話機側
の使用者の操作によって任意のタイミングにおいて新た
な保留メロディをサービスセンターから送信してもら
い、更新することができる。
【0051】次に、サービスセンターから特定の期日或
いは定期的に電話機に保留メロディをダウンロードさせ
るときの動作を説明する。
【0052】サービスセンターは、ダウンロード制御部
111において時計部115を監視しており、現在日時
が予め登録された特定の期日或いはダウンロード発信す
る日であると認識されたときにデータ取出部112に信
号を与え、データバンク106からダウンロード発信す
る電話番号、ダウンロードする保留メロディのデータ及
びその付加情報とを取り出し(ステップS12)、ダウ
ンロード制御部111においてそのデータ取出部112
によって取り出された保留メロディのデータとその付加
情報とを一時保存すると共に、回線捕捉回路101を駆
動し電話回線を捕捉させる(ステップS13)。
【0053】その後、ダウンロード制御部111はデー
タ取出部112によって取り出された電話番号に基づい
てダイヤル回路104を駆動して電話をかけると共に、
そのダイヤル後においてダイヤル回路104を駆動して
ダウンロード動作の起動信号を出力し且つ電話機からの
応答信号を監視し、このとき、数秒待って電話機からの
応答信号が確認されないときには、再びダウンロード制
御部111はダウンロード動作の起動信号を出力すると
いった動作を電話機からの応答信号が確認されるまで規
定回数繰り返す。尚、前期のダイヤル信号は電話回線を
通じて交換局に送られ、全桁の電話番号が送られた時点
で電話機に電話がかかる(ステップS14)。
【0054】一方、電話機においては、交換局から送ら
れてくる着信信号が着信検出回路207におって検出さ
れたとき、電話制御部222に信号が与えられ、電話制
御部222はこの信号に応じてスピーカ205からベル
音を鳴らすと共に、使用者がハンドセット204を持ち
上げたり、操作パネル209にある図示しないスピーカ
ボタンが操作されたか(ステップT8)、又は規定回数
着信が続くか(ステップT9)監視し、使用者がハンド
セット204を持ち上げたり、操作パネル209にある
図示しないスピーカボタンが操作されたとき、又はきた
い回数着信信号が続いたときにおいて電話制御部222
がダイヤル回路206を駆動して回線捕捉回路201に
よって電話回線を捕捉させる(ステップT10)と共
に、切換回路203を駆動してスピーチネットワーク2
02とDTMFレシーバ回路208を接続させる。尚、
使用者がハンドセット204を持ち上げた場合にはスピ
ーチネットワーク202とハンドセット204も接続さ
れ、又操作パネル209にある図示しないスピーカボタ
ンが操作された場合にはスピーチネットワーク202と
スピーカ205も接続される。
【0055】そして、電話回線の捕捉後において、サー
ビスセンターから電話回線を通じて送られてきた起動信
号がDTMFレシーバ回路208で検出され、ダウンロ
ード制御部224に送られると、ダウンロード制御部2
24は電話制御部222に信号を与え、電話機制御部2
22に基づき、切換回路203を駆動してスピーチネッ
トワーク202とハンドセット204又はスピーカ20
5の接続を切断させると共に、表示制御部223におい
て表示部210を駆動させることにより「ダウンロード
開始」というような意味のメッセージを表示させ、且つ
ダイヤル回路206を駆動してダウンロード動作の応答
信号を出力させサービスセンターに送信する。
【0056】そして、サービスセンターにおいては、電
話機からの応答信号が検出されたときに、上述と同様の
動作に基づいて保留メロディのデータとその付加情報と
をダウンロードし、又電話機においても上述と同様の動
作制御に基づいてダウンロードした保留メロディのデー
タとその付加情報とがメモリ211に記憶される。
【0057】従って、上記動作制御によれば、予め設定
したタイミングにおいて新たな保留メロディを電話機に
更新させることができる。
【0058】次に、サービスセンターからダウンロード
した複数の保留メロディの中から通話中において回線に
出力する保留メロディを選択するときの動作を説明す
る。
【0059】電話機において、使用者が操作パネル20
9を操作して保留メロディを選択する操作をすると、操
作入力部221がそれを検出して電話制御部222に信
号を与え、電話制御部222はこの信号に応じて切換回
路203を駆動してスピーカ205とメロディ出力回路
212を接続し、その後、表示制御部223に信号を与
え、表示制御部223においてメモリ211から現在使
用中の保留メロディの付加情報を読み出させ且つそのデ
ータに基づいて表示部210を駆動させることによって
表示部210に保留メロディの付加情報を表示させると
共に、メロディ制御部225に信号を与え、メロディ制
御部225においてメモリ211から現在使用中の保留
メロディのデータを読み出させ且つそのデータに基づい
て保留メロディ出力回路212を駆動することによって
保留メロディを演奏させる。尚、この演奏された保留メ
ロディは切換回路203を通じてスピーカ205に出力
され、外部に放音される。
【0060】この状態において、使用者が次の保留メロ
ディを演奏するよう操作パネル209を操作すると、上
記と同様に操作入力部221がそれを検出し、電話制御
部222が表示制御部223とメロディ制御部225に
信号を与え、次の保留メロディの付加情報を表示部21
0に表示させると共に、次の保留メロディをメロディ出
力回路212によって演奏させてスピーカ205より外
部に放音させる。
【0061】そして、この動作を繰り返し、使用者が使
用する保留メロディを決定するよう操作パネル209を
操作すると、上記と同様に操作入力部221がそれを検
出し、電話制御部222がそのとき演奏されている保留
メロディの番号を記憶し、その後、電話制御部222は
切換回路203を駆動してスピーカ205とメロディ出
力回路212の接続を切ると共に、表示制御部223と
メロディ制御部225に信号を与え、表示部210にお
ける保留メロディの付加情報の表示とメロディ出力回路
212における保留メロディの演奏を止めさせる。
【0062】従って、上記動作制御によれば、実際に電
話回線に出力される保留メロディを聴取すると共に、そ
の保留メロディに関する情報を目視しながら、使用する
保留メロディを決定することができる。
【0063】次に、上記動作制御によって選択決定され
た保留メロディを使用して通話の保留を行うときの動作
を説明する。
【0064】電話機において、使用者が電話回線を通じ
て通話を行っているときに、操作パネル209にある図
示しない保留ボタンを操作すると、操作入力部221が
それを検出して電話制御部222に信号を与え、電話制
御部222はこの信号に応じて切換回路203を駆動し
てスピーチネットワーク202とメロディ出力回路21
2を接続し、その後、その後、表示制御部223に信号
を与え、表示制御部223においてメモリ211から現
在使用中の保留メロディの付加情報を読み出させ且つそ
のデータに基づいて表示部210を駆動させることによ
って表示部210に保留メロディの付加情報を表示させ
ると共に、メロディ制御部225に信号を与え、メロデ
ィ制御部225においてメモリ211から現在使用中の
保留メロディのデータを読み出させ且つそのデータに基
づいて保留メロディ出力回路212を駆動することによ
って保留メロディを演奏させる。尚、この演奏された保
留メロディは切換回路203を通じてスピーチネットワ
ーク202に出力され、回線捕捉回路201を通じて電
話回線に出力され、相手側に送信される。
【0065】従って、上記動作制御によれば、使用者に
よって任意に選択された保留メロディを相手側に送信す
ることができると共に、その送信されている保留メロデ
ィの情報を使用者において認識することができる。
【0066】尚、上記実施の形態においては、保留メロ
ディのデータとその付加情報とをダウンロードし保留メ
ロディとして使用するする場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、ダウンロードさ
れた保留メロディを、着信時における呼出音や、アラー
ム機能におけるアラーム音等に用いるようにしても良
く、又保留メロディのデータに代えて天気予報や株式情
報等の各種情報をダウンロードするようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、通信装置において加工処理されて文字、記号、図
形等の表示や、保留メロディ等の放音が行われる各種情
報を、サービスセンターからのDTMF信号に基づいて
登録することができるため、通信回線から到来するDT
MF信号を受信し処理する受信回路のみを設けることに
よってLCR機能や外線リモート機能、及びサービスセ
ンターから提供される保留メロディの登録を行うことが
でき、その結果、サービスセンターから提供される保留
メロディ等の各種情報の登録を行うことができるように
する際における通信装置のコストアップを抑制すること
ができる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、通信装置側
の指示に基づいてサービスセンターからの各種情報を登
録することができるため、通信装置の使用者が任意のタ
イミングにおいて各種情報を更新することができる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、サービスセ
ンター側が任意のタイミングにおいて通信装置の各種情
報を登録更新させることができるため、通信装置側に定
期的なサービスを提供することができる。
【0070】請求項4記載の発明によれば、通信回線を
通じてサービスセンターから送信されるDTMF信号に
基づいて文字、記号、図形等の表示や、保留メロディ等
の放音が行われる各種情報を登録することができるた
め、比較的簡単な回路構成により達成することができ、
特にLCR機能や外線リモート機能を備えたものにおい
ては、コストアップを招くことなく達成することができ
る。
【0071】請求項5記載の発明によれば、通信回線を
通じてサービスセンターから送信されるDTMF信号に
基づいて保留メロディを登録更新する場合において、如
何なる保留メロディを登録しているのかを登録中におい
て確認することができるため、所望した保留メロディが
ダウンロードされているかが分かり、操作ミスによって
誤ってダウンロードしてしまった保留メロディに気づか
ずに放置されてしまうといったことを防止することがで
きる。
【0072】請求項6記載の発明によれば、サービスセ
ンターからのDTMF信号に基づいて登録した保留メロ
ディを使用する際において、如何なる保留メロディが送
信されているのかを送信中において目視によって確認す
ることができるため、保留時における使用者の使い勝手
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であサービスセンターの
電気的構成を示す概略機能ブロック図。
【図2】本発明の通信装置の一実施の形態である電話機
の電気的構成を示す概略機能ブロック図。
【図3】同電話機における保留メロディ情報登録時の動
作制御を示すフローチャート。
【図4】同サービスセンターにおける保留メロディ情報
登録時の動作制御を示すフローチャート。
【図5】同電話機とサービスセンターとの制御シーケン
スを示す説明図。
【図6】同サービスセンターから送信される各種情報の
データ構造を示す説明図。
【符号の説明】
101、201 回線捕捉回路 102、207 着信検出回路 103 ガイダンス発声回路 104、206 ダイヤル回路 105、208 DTMFレシーバ回路 106 データバンク 107、212 メロディ出力回路 110、220 制御部 202 スピーチネットワーク 203 切換回路 204 ハンドセット 205 スピーカ 209 操作パネル 210 表示部 211 メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置において表示又は放音等の処理
    が施される各種情報をサービスセンターから送信する一
    方、そのサービスセンターから送信された各種情報を通
    信装置において登録するようにした情報登録方法におい
    て、 上記サービスセンターは、上記各種情報をDTMF信号
    に変換し通信回線を通じて送信する一方、 上記通信装置は、通信回線を通じて送信された上記DT
    MF信号を受信して逆変換し登録すると共に、必要に応
    じて当該登録した各種情報を加工処理し、文字、記号、
    図形等の表示や、保留メロディ等の放音を行うことを特
    徴とする情報登録方法。
  2. 【請求項2】 上記サービスセンターは、上記通信回線
    を通じて送信された上記通信装置からの送信要求に応答
    して上記DTMF信号を送信することを特徴とする請求
    項1記載の情報登録方法。
  3. 【請求項3】 上記サービスセンターは、上記DTMF
    信号を特定の期日或いは定期的に自動送信することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の情報登録方法。
  4. 【請求項4】 DTMF信号を使用して各種情報を提供
    するサービスセンターに通信回線を介して接続される通
    信装置であって、 上記サービスセンターから送信されるDTMF信号を受
    信する受信手段と、 該受信手段によって受信されたDTMF信号を復調する
    復調手段と、 該復調手段によって復調された情報を記憶する記憶手段
    と、 該記憶手段に記憶された情報を加工処理し、文字、記
    号、図形等の表示や、保留メロディ等の放音を行う処理
    手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 上記処理手段は、上記復調手段によって
    復調された情報が保留メロディ情報と付加情報であると
    き、上記保留メロディ情報を上記記憶手段に記憶する際
    において、上記復調手段によって復調される付加情報を
    加工処理して文字、記号、図形等を表示することを特徴
    とする請求項4記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 上記処理手段は、通信回線の保留を行う
    ように指示された際において、上記記憶手段に記憶され
    た保留メロディ情報を加工処理し保留メロディとして通
    信回線に送信すると共に、当該保留メロディ情報と対を
    なす付加情報を加工処理して文字、記号、図形等を表示
    することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の通信
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000072554A1 (fr) * 1999-05-24 2000-11-30 Rohm Co., Ltd Telephone portable

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000072554A1 (fr) * 1999-05-24 2000-11-30 Rohm Co., Ltd Telephone portable
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