JPH10336188A - 伝送システム - Google Patents

伝送システム

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JPH10336188A
JPH10336188A JP9138866A JP13886697A JPH10336188A JP H10336188 A JPH10336188 A JP H10336188A JP 9138866 A JP9138866 A JP 9138866A JP 13886697 A JP13886697 A JP 13886697A JP H10336188 A JPH10336188 A JP H10336188A
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JP
Japan
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transmission
information
band
transmission system
bytes
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JP9138866A
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Inventor
Manabu Yoshino
學 吉野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送装置間の帯域の有効利用と、伝送装置内
でパケット再構成に必要なセル蓄積手段の負担を軽減
し、伝送されたセルが無駄になることを防止する。 【解決手段】 全情報源に対して最低単位の帯域を割り
当て、それに応じて伝送待ちの情報を保持する情報源が
伝送待ち情報量を帯域割当回路に伝送する。帯域割当回
路では、伝送された情報から伝送待ち情報量を読み取
り、伝送待ちの情報を保持する情報源にその伝送待ち情
報量に応じた帯域を割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報源で伝
送帯域を共用する伝送システムに関する。特に、複数の
情報源を収容する伝送装置において、伝送帯域を有効利
用するために可変長の帯域割当を行う帯域割当回路に関
する。なお、伝送帯域を共用する伝送システムとして
は、例えば局内の加入者線端局装置(以下「SLT」と
いう)とユーザ側の複数の網終端装置(以下「ONU」
という)が対向して双方向通信を行うポイント−マルチ
ポイント型のATM−PDS(Asynchronous Transfer
Mode - Passive Double Star) 伝送システムがあり、こ
のシステムではSLTに設けられる帯域割当回路がPD
S区間の伝送帯域を複数のONUに割り当てる。
【0002】
【従来の技術】複数の情報源の情報を伝送する伝送装置
は、各情報源に対して伝送帯域を割り当て、始まりの位
置等を示すオーバヘッドを付したセルと呼ばれる短く区
切られた情報を伝送する。このオーバヘッドの内容はシ
ステムにより異なり、ATM−PDS伝送システムでは
20ビットの自由設定領域が設けられるものがある。
【0003】このようなセルは、通常パケットと呼ばれ
るセルのまとまりの単位になって、初めてその伝送され
た情報の内容を把握できる。したがって、セル単位で情
報の伝送が成功しても、パケット単位の伝送が失敗すれ
ば、伝送されたセルは意味をなさないために廃棄される
か送り直されることになる。パケット単位で情報を伝送
する方法としては、例えばLAN等で用いられているC
SMA/CD方式がある。この方式は、伝送装置の伝送
帯域が他の情報源に占有されているか否かを各情報源で
把握できる必要があり、それを把握できない場合は伝送
帯域の使用効率が18%以下になり、実用的な方法と言え
ない。
【0004】また、トークンリング方式のように、各情
報源が伝送待ちのパケットを保有しているか否かの確認
をとる方式では、伝送装置から情報源に質問のセルを伝
送し、返事のセルが返ってくるまで伝送帯域の割り当て
ができない。そのため、返事待ちの時間分だけ伝送帯域
が無駄となり、伝送装置と情報源との伝送時間が大きい
場合にはその影響が大きい。例えば、ATM−PDS伝
送システムの場合には、1つのONUの返事待ち時間だ
けでも30セル分以上も必要であり、32のONUの情報を
伝送している場合には、1つのパケットを伝送するため
に 900セル以上もの伝送帯域を無駄に費やすことにな
り、これも実用的な方法と言えない。
【0005】そのため、ATM−PDS伝送システム等
では、CSMA/CD方式やトークンリング方式に類似
した手段を適用できないので、図5に示すようなパケッ
ト伝送形態をとる。図5において、伝送装置(例えばS
LT)50−1の帯域割当回路51に設けられた帯域割
当指示手段52は、各情報源(例えばONU)60にセ
ルに付した番号順に帯域を割り当てる。各情報源60が
保持するパケットは、セルに付した番号順に伝送装置5
0−1に伝送される。伝送装置50−1のセル蓄積手段
53は、各情報源60から伝送されたセルを蓄積し、パ
ケットに構成してから次の伝送装置50−2に伝送す
る。
【0006】なお、伝送装置でパケットに再構成せずに
セルのままで次に伝送する方法も考えられるが、パケッ
トを構成するセルの欠落が判定できない問題点がある。
また、ATMで標準化されているAAL5(ATM Ada
ptation Layer 5)では、単一パケットを構成するセル
の間に他のパケットのセルが挿入されてはならないこと
になっており、パケットに再構成せずに伝送できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す構成では、
伝送装置に、すべての情報源のパケットを再構成できる
蓄積量を有するセル蓄積手段が必要となる。さらに、伝
送装置は、各情報源からパケット最後のセルが到着する
まで、次の伝送装置への伝送帯域を遊ばせておき、各情
報源からパケット最後のセルが到着後に一斉に各パケッ
トを伝送する形態となる。これは、伝送装置間の帯域の
有効利用を妨げる要因となる。また、パケット出力が滞
った場合にセル蓄積手段の新規蓄積可能量が減少し、新
規に入力されるパケットのセルを最後まで受け入れられ
なくなると、そのパケットの既伝送セルが廃棄対象にな
る。
【0008】本発明は、伝送装置間の帯域の有効利用
と、伝送装置内でパケット再構成に必要なセル蓄積手段
の負担を軽減し、伝送されたセルが無駄になることを防
止できる伝送システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送システム
は、伝送待ちの情報を保持する情報源が伝送待ち情報量
を帯域割当回路に申告する。帯域割当回路では、申告さ
れた伝送待ち情報量を読み取り、伝送待ちの情報を保持
する情報源にその伝送待ち情報量に応じた帯域を割り当
てる。
【0010】ここで、伝送待ちの情報を保持する情報源
に割り当てる帯域として、情報源で送信する最長のパケ
ット長、または最長のパケット長の整数倍、または情報
源で1回ごとに伝送するセルの最大長であるウインドウ
サイズとすることにより、伝送装置間の帯域を有効に利
用しながら伝送装置におけるパケット再構成を容易にす
ることができる。また、パケット再構成にかかわるバッ
ファ容量を小さくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】情報源は、帯域割当回路に対して
例えばセルのオーバヘッドやOAMセルに伝送待ち情報
量を記載するものとする。伝送待ち情報量は、情報源が
有する総情報量、または総情報量を加工したもの、また
は情報源が有する伝送待ちの総パケット数と各パケット
の長さ、または先頭の数パケット分のパケット数と各パ
ケットの長さとし、セル単位、バイト単位、ビット単位
のいずれかで記載されるものとする。例えば、伝送待ち
情報量は、64バイトまたは64バイト以上のいずれか、
64バイト、64バイトから1500バイトの範囲、または15
00バイト以上のいずれか、1500バイト未満であれば実
際の伝送待ち情報量、1500バイト以上であれば一律に15
00バイト、8kバイト未満であれば実際の伝送待ち情
報量、8kバイト以上であれば一律に8kバイト、9180
バイト、12kバイト、64kバイトの形に加工して記載す
るとしてもよい。
【0012】帯域割当回路は、情報源から申告された伝
送待ち情報量がパケット数または各パケットの長さの場
合は、パケット単位で割り当て可能な帯域を各情報源に
割り当てる。情報源から申告された伝送待ち情報量が総
情報量の場合は、ハンドリング単位のパケットまたはウ
インドウの単位で割り当てるために、64バイトまたは15
00バイトまたは8kバイトで見分け、64バイト、1500バ
イト、8kバイト、9180バイト、12kバイト、64kバイ
トを割り当てる。この割り当て方は、情報源から上記に
例示したような形で加工した伝送待ちの総情報量を申告
した場合に特に適合する。この場合、申告に要する伝送
帯域の使用が低減される効果がある。
【0013】図1は、本発明の伝送システムにおける帯
域割当回路の実施形態を示す。図において、伝送待ち情
報量読出手段11は、伝送待ちの情報を保持する各情報
源から伝送されてきた伝送待ち情報量を読み取る。割当
帯域決定手段12は、伝送待ち情報量読出手段11で読
み取られた各情報源の伝送待ち情報量に応じて、各情報
源に割り当てる帯域を決定する。帯域割当指示手段13
は、伝送待ちの情報を保持する情報源に割当帯域決定手
段12で決定された帯域を割り当てる。また、パケット
別の情報量を申告された場合は、割当可能な帯域相当の
情報量になるようにパケット単位で割り当てる。なお、
この割り当て方に対して、情報源は割り当てられた帯域
に収まる帯域の単一または複数のパケットまたはウイン
ドウサイズ分の情報を伝送するとしてもよい。
【0014】図2は、本発明の伝送システムにおける帯
域割当回路の第1の制御例を示す。本制御例は、情報源
の総情報量をセルのオーバヘッドに記載して帯域割当回
路に申告する場合のものである。伝送待ち情報量読出手
段11は、通信開始時に伝送待ちの情報を保持する情報
源を認識していないので、割当帯域決定手段12は最低
単位の帯域を決定し、帯域割当指示手段13が情報を送
出する可能性のある全情報源にその帯域を割り当てる
(S1)。この最低単位の帯域とは、1セル分であって
もよいし、64バイト以上を意味する2セル分としてもよ
いし、最低保証帯域としてもよい。
【0015】この帯域割当により各情報源から送出され
たセルが到着すると(S2)、伝送待ち情報量読出手段
11はそのセルのオーバヘッドに記載されている伝送待
ち情報量を読み取る(S3)。割当帯域決定手段12
は、各情報源ごとに伝送待ち情報量が1500バイト以上か
否かを判断し(S4)、1500バイト以上の場合には割当
帯域を1500バイトとし、1500バイト未満の場合にはオー
バヘッドに記載の情報量に対応した割当帯域を決定し、
帯域割当指示手段13がそれぞれの帯域を割り当てる
(S5,S6)。伝送待ちの情報を保持する情報源が複
数ある場合は、それらの情報源に対して伝送待ち情報量
に対応する帯域を順次割り当てる(S7,S4,S5,
S6)。伝送待ちの情報を保持する情報源がなくなる
と、再度全情報源に対して最低単位の帯域を割り当てる
(S1)。ここで、各情報源に対して帯域を割り当てる
保証値である最低保証帯域が設定してあり、かつ最低単
位の帯域を最低保証帯域以下に設定した場合には、各情
報源の最低保証帯域が保てるように割り当ててもよい。
【0016】なお、伝送待ちの情報を保持する情報源が
複数ある場合に、各情報源に対する帯域割当を公平に行
うには、例えばそれまでの一定時間内に割当回数や割当
帯域が少ない情報源から帯域割当を行うようにしてもよ
いし、最低保証帯域を越える帯域の割り当てが少ない情
報源から帯域割当を行ってもよい。割当回数が同数の情
報源があった場合には、予め決めておいた優先順位に従
ってもよいし、その都度変更される優先順位に従っても
よい。また、割当回数と割当帯域の積に上限を設けても
よい。
【0017】また、情報源が割り当てられた帯域で情報
を伝送している最中に、伝送待ちの情報が増加して伝送
待ち情報量の記載を変更した場合には、増加した情報量
に対応する帯域を割り当ててもよいし、当初の割当帯域
は変更せずに次回の帯域割当時に対応するようにしても
よい。後者の場合は、情報源で伝送待ちの情報の発生速
度と割当帯域(伝送速度)に大差がなければ、情報源間
の公平性の点で優れている。
【0018】ところで、図2の制御例では、割当帯域と
してLAN等で用いられるパケットの最大長である1500
バイトを上限としたが、WWWアクセスのボタン押し下
げといったよく伝送されるコマンドの伝送量に相当する
64バイトか、それ以上で区分してもよい。また、割当帯
域はパケット単位とせず、コンピュータ等の情報源で1
回ごとに伝送するセルの最大長であるウインドウサイズ
としてもよい。例えば、一般的なパーソナルコンピュー
タでファイル転送する場合のウインドウサイズは8kバ
イトや12kバイトである。また、割当帯域は、すでに割
り当てたセルの分を引いたパケット長やウインドウ長に
してもよい。
【0019】具体的には、伝送待ち情報量読出手段11
が読み出した伝送待ち情報量が、64バイト以下であれ
ば64バイト相当とし、64バイトを越えていれば1500バイ
ト相当とする、64バイト以下であれば64バイト相当と
し、64バイトを越えていれば読み出した伝送待ち情報量
相当とする、64バイト以下であれば64バイト相当と
し、64バイトから1500バイトの範囲であれば1500バイト
相当とし、1500バイトを越えていれば8kバイト相当と
する、1500バイト未満であれば読み出した伝送待ち情
報量相当とし、1500バイト以上であれば1500バイト相当
とする、8kバイト未満であれば読み出した伝送待ち
情報量相当とし、8kバイト以上であれば8kバイト相
当とする。ここで、8kバイトの代わりに、他のウイン
ドウサイズである12kバイト、64kバイトや、他のプロ
トコルで用いられる9180バイトを用いて識別し、各々の
値相当としてもよい。
【0020】また、図2の制御例では、伝送待ちの情報
を保持する情報源に対する帯域割当が終わってから(S
7)、伝送待ちの情報を保持する可能性のある全情報源
に対して最低単位の帯域割当により探査を行っている
(S1)が、その際に前回最低単位以上の帯域を割り当
てた情報源から順に行うようにすれば、伝送残りの情報
を保持している情報源がある場合にその対応を早めるこ
とができる。また、情報を保持する可能性のある情報源
に対して、定期的に伝送待ちの情報を保持しているか否
かを探査し、その都度その情報源を加えて帯域割当を行
うようにしてもよい。これは、割当帯域が大きい場合に
有効である。
【0021】また、探査開始から探査結果が分かるまで
時間を要するので、複数の情報源に順に帯域割当を行っ
ている最中に、あるいは所定のタイミングで、帯域割当
のための探査を開始してもよい。これにより、例えばA
TM−PDS伝送システムの場合には、帯域割当してか
らセルが到着するまでの最大32セル分の帯域を有効に利
用することができる。この探査のためや、ある種のPD
S伝送システムで用いられるOAMセルのように、セル
位置が固定になっていたりして帯域割当を中断する必要
が発生した場合に、帯域割当を必要分のみ中断し、中断
の要因が解消した後に帯域割当を再開できるようにして
もよい。
【0022】ここで、図2の制御例に従う帯域割当回路
をATM−PDS伝送システムのSLTに用いた場合の
動作例を示す。ONUの数は32とし、伝送速度は150Mb
it/sとする。通信開始時に各ONUに対して1セルずつ
帯域を割り当てる。しかし、どのONUも伝送待ちの情
報を保持していない場合には、各ONUに再度1セルず
つ帯域を割り当てる。一方、すべてのONUが1500バイ
ト以上の情報を保持している場合には、各ONUに順に
1500バイトの帯域を割り当てる。この場合に、全ONU
に帯域割当が終了するのは約3ミリ秒後である。帯域可
変でないATM−PDS伝送システムでは、セル割当の
周期であるフレームは3m秒などの固定であるが、本発
明の帯域割当回路を用いた場合は、フレーム長の概念を
適用すると 0.1〜3ミリ秒のように可変長となる。
【0023】図3は、本発明の伝送システムにおける帯
域割当回路の第2の制御例を示す。本制御例は、情報源
の伝送待ち情報量を専用のセルに記載して帯域割当回路
に申告する場合のものである。基本的な制御手順は第1
の制御例と同様である。なお、申告値が各情報源の最低
保証帯域以下の場合は、最低保証帯域を割り当ててもよ
い。
【0024】図4は、本発明の伝送システムにおける帯
域割当回路の第3の制御例を示す。本制御例は、情報源
の伝送待ち情報量をOAMセルに記載して帯域割当回路
に申告する場合のものである。動作している情報源に
は、OAMセル等の管理のための帯域が情報セル帯域と
は別に割り当てられている。このOAMセル等の未使用
領域を利用して情報源から伝送待ち情報量を帯域割当回
路に申告する。情報源からOAMセルが到着すると(S
11)、伝送待ち情報量読出手段11はそのOAMセル
に記載されている伝送待ち情報量を読み取る(S1
2)。ここで、一部の活動状態の情報源から伝送待ち情
報量の申告がなければ、その情報源には帯域を割り当て
ないとしてもよいし、最低保証帯域があればそれを割り
当ててもよい。また、一部の活動状態の情報源から伝送
待ち情報量の申告が最低保証帯域以下であった場合に、
その情報源に最低保証帯域を割り当てるとしてもよい。
さらに、すべての活動状態の情報源から伝送待ち情報量
の申告がなければ、均等に帯域を割り当ててもよい(S
13)。
【0025】割当帯域決定手段12は、各情報源ごとに
伝送待ち情報量が1500バイト以上か否かを判断し(S1
4)、1500バイト以上の場合には割当帯域を1500バイト
とし、1500バイト未満の場合にはOAMセルに記載の情
報量に対応した割当帯域を決定し、帯域割当指示手段1
3がそれぞれの帯域を割り当てる(S15,S16)。
伝送待ちの情報を保持する情報源が複数ある場合は、そ
れらの情報源に対して伝送待ち情報量に対応する帯域を
順次割り当てる(S17,S14,S15,S16)。
伝送待ちの情報を保持する情報源がなくなると、情報源
からOAMセルの到着を待つ(S11)。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の伝送シス
テムは、帯域割当回路で伝送待ちの情報を保持する情報
源から伝送される伝送待ち情報量を読み取ることによ
り、その伝送待ち情報量に応じた帯域割当を可能にする
ことができる。これにより、伝送装置間の帯域を有効利
用できるとともに、伝送装置内のパケット再構成に必要
なセル蓄積手段の負担を軽減し、無駄セルの伝送を回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送システムにおける帯域割当回路の
実施形態を示すブロック図。
【図2】本発明の伝送システムにおける帯域割当回路の
第1の制御例を示すフローチャート。
【図3】本発明の伝送システムにおける帯域割当回路の
第2の制御例を示すフローチャート。
【図4】本発明の伝送システムにおける帯域割当回路の
第3の制御例を示すフローチャート。
【図5】ATM−PDS伝送システム等における従来の
パケット伝送形態を示す図。
【符号の説明】
11 伝送待ち情報量読出手段 12 割当帯域決定手段 13 帯域割当指示手段

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報源と、複数の情報源で共用す
    る伝送帯域を各情報源に割り当てる帯域割当回路を含む
    伝送装置とを備えた伝送システムにおいて、 前記情報源は、伝送待ち情報量を前記伝送装置の帯域割
    当回路に対して所定のタイミングで伝送する手段を備
    え、 前記伝送装置の帯域割当回路は、 伝送待ちの情報を保持する情報源から伝送された伝送待
    ち情報量を読み取る伝送待ち情報量読出手段と、 前記伝送待ち情報量読出手段で読み取られた伝送待ち情
    報量に応じて、前記伝送待ちの情報を保持する各情報源
    に割り当てる帯域を決定する割当帯域決定手段と、 前記伝送待ちの情報を保持する情報源に、前記割当帯域
    決定手段で決定された帯域を割り当てる帯域割当指示手
    段とを備えたことを特徴とする伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 情報源は、伝送待ち情報量を伝送装置の帯域割当回路に
    対して伝送する帯域の一部に記載する手段を備えたこと
    を特徴とする伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の伝送システムにおい
    て、 情報源は、伝送待ち情報量を伝送装置の帯域割当回路に
    対して伝送する帯域の一部であるセルのオーバヘッド、
    またはOAMセル、またはシステム管理用の帯域、また
    は専用のセルに、セル単位、バイト単位、またはビット
    単位のいずれかで記載する手段を備えたことを特徴とす
    る伝送システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の伝送シ
    ステムにおいて、 帯域割当回路の伝送待ち情報量読出手段は、伝送待ちの
    情報を保持する情報源の伝送待ち情報量をセルのオーバ
    ヘッド、またはOAMセル、またはシステム管理用の帯
    域、または専用のセルに代表される帯域の一部から読み
    取ることを特徴とする伝送システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の伝送システムにおいて、 伝送待ち情報量は、情報源が有する総情報量、または総
    情報量を加工したもの、または情報源が有する伝送待ち
    の総パケット数と各パケットの長さ、または先頭の数パ
    ケット分のパケット数と各パケットの長さであることを
    特徴とする伝送システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の割当帯域決定手段および帯域割当指示手
    段は、情報源の申告が情報セルに付随したセルのオーバ
    ヘッド等の領域を利用する場合に、全情報源の伝送待ち
    情報量を収集するために、全情報源に最低単位の帯域を
    割り当てる設定が可能なことを特徴とする伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の伝送システムにおい
    て、 最低単位の帯域は、情報源が情報セルの送出可能量とし
    て保証された最低保証帯域とする設定が可能なことを特
    徴とする伝送システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の割当帯域決定手段および帯域割当指示手
    段は、情報源の申告が情報セルに付随しない伝送領域を
    利用する場合に、情報源が情報セルの送出可能量として
    保証された最低保証帯域を割り当てる設定が可能なこと
    を特徴とする伝送システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の割当帯域決定手段および帯域割当指示手
    段は、伝送待ちの情報を保持する情報源が複数ある場合
    に、そのすべての情報源に対して所定の順番で帯域割当
    を行うことを特徴とする伝送システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の伝送システムにおい
    て、 伝送待ちの情報を保持する情報源に対する帯域割当の順
    番について、所定時間内の割当回数の少ない順、または
    所定時間内の割当回数と割当帯域の積の小さい順、また
    は優先順位、または以上の少なくとも2つの組み合わせ
    に従って決定することを特徴とする伝送システム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の割当帯域決定手段および帯域割当指示手
    段は、伝送待ちの情報を保持する情報源がない場合に、
    順に最低単位の帯域割当を行うことを特徴とする伝送シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の帯域割当指示手段は、伝送待ちの情報を
    保持する情報源に対して帯域割当を行っている途中に、
    セル位置固定のセルを伝送するために帯域割当を中断す
    る機能を有することを特徴とする伝送システム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、情報源で送信する最長のパケット長、または最長の
    パケット長の整数倍、または情報源で1回ごとに伝送す
    るセルの最大長であるウインドウサイズであることを特
    徴とする伝送システム。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、情報源で送信する最長のパケット長、または最長の
    パケット長の整数倍、またはウインドウサイズから、帯
    域割当指示手段が探査等のために既に帯域割当したセル
    の分を引いたサイズであることを特徴とする伝送システ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の伝送システムにおい
    て、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、情報源で送信する最長のパケット長、または最長の
    パケット長の整数倍、またはウインドウサイズに、帯域
    割当指示手段が申告や探査等によって既に帯域割当した
    セルの分を引いて新規に申告するためのセルを加えたサ
    イズであることを特徴とする伝送システム。
  16. 【請求項16】 請求項13ないし請求項15のいずれ
    かに記載の伝送システムにおいて、 ウインドウサイズは、8kバイトまたは12kバイトまた
    は64kバイトであることを特徴とする伝送システム。
  17. 【請求項17】 請求項2または請求項3に記載の伝送
    システムにおいて、 情報源は、伝送待ち情報量を64バイトまたは64バイト以
    上のいずれかで記載することを特徴とする伝送システ
    ム。
  18. 【請求項18】 請求項2または請求項3に記載の伝送
    システムにおいて、 情報源は、伝送待ち情報量を64バイト、64バイトから15
    00バイトの範囲、または1500バイト以上のいずれかで記
    載することを特徴とする伝送システム。
  19. 【請求項19】 請求項2または請求項3に記載の伝送
    システムにおいて、 情報源は、伝送待ち情報量が1500バイト未満であれば実
    際の伝送待ち情報量を記載し、1500バイト以上であれば
    1500バイトと記載することを特徴とする伝送システム。
  20. 【請求項20】 請求項2または請求項3に記載の伝送
    システムにおいて、 情報源は、伝送待ち情報量が8kバイト未満であれば実
    際の伝送待ち情報量を記載し、8kバイト以上であれば
    8kバイト、9180バイト、12kバイト、64kバイトのい
    ずれかで記載することを特徴とする伝送システム。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載の伝送システムにお
    いて、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、伝送待ち情報量読出手段が読み出した伝送待ち情報
    量が64バイト以下であれば64バイト相当とし、64バイト
    を越えていれば1500バイト相当とすることを特徴とする
    伝送システム。
  22. 【請求項22】 請求項17に記載の伝送システムにお
    いて、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、伝送待ち情報量読出手段が読み出した伝送待ち情報
    量が64バイト以下であれば64バイト相当とし、64バイト
    を越えていれば読み出した伝送待ち情報量相当とするこ
    とを特徴とする伝送システム。
  23. 【請求項23】 請求項18に記載の伝送システムにお
    いて、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、伝送待ち情報量読出手段が読み出した伝送待ち情報
    量が64バイト以下であれば64バイト相当とし、64バイト
    から1500バイトの範囲であれば1500バイト相当とし、15
    00バイトを越えていれば8kバイト、9180バイト、12k
    バイト、64kバイトのいずれか相当とすることを特徴と
    する伝送システム。
  24. 【請求項24】 請求項19に記載の伝送システムにお
    いて、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、伝送待ち情報量読出手段が読み出した伝送待ち情報
    量が1500バイト未満であれば読み出した伝送待ち情報量
    相当とし、1500バイト以上であれば1500バイト相当とす
    ることを特徴とする伝送システム。
  25. 【請求項25】 請求項20に記載の伝送システムにお
    いて、 帯域割当回路の割当帯域決定手段が決定する割当帯域
    は、伝送待ち情報量読出手段が読み出した伝送待ち情報
    量が8kバイト未満であれば読み出した伝送待ち情報量
    相当とし、8kバイト以上であれば8kバイト、9180バ
    イト、12kバイト、64kバイトのいずれか相当とするこ
    とを特徴とする伝送システム。
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