JPH1033590A - 漏れに対する側面の仕切りを持つ衛生吸収体製品 - Google Patents

漏れに対する側面の仕切りを持つ衛生吸収体製品

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JPH1033590A
JPH1033590A JP9114223A JP11422397A JPH1033590A JP H1033590 A JPH1033590 A JP H1033590A JP 9114223 A JP9114223 A JP 9114223A JP 11422397 A JP11422397 A JP 11422397A JP H1033590 A JPH1033590 A JP H1033590A
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tabs
tab
cover layer
liquid
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JP9114223A
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Roger Boulanger
ロジエ・ブーランジエ
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Johnson and Johnson Inc
Original Assignee
Johnson and Johnson Inc
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/47—Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • A61F13/475—Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means
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    • A61F13/4752—Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means the means preventing fluid flow in a transversal direction the means being an upstanding barrier
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体液を吸収し、そして保持する目的で装着者
の皮膚と接触して装着される、衛生ナプキン、ダイヤパ
ーまたは尿の保護製品のような衛生吸収体製品に関す
る。 【解決手段】 一般的に方形の本体、および使用者の下
着に製品を固定するために使用する本体から広がる２つ
のタブを有する、衛生吸収体品が提供される。透過性の
カバー、吸収系および仕切り層を含んで成る重層構造が
提供される。仕切り層は、タブが本来の場所に引かれた
時に、製品の本体とタブの間の境界に沿って液体回収ポ
ケットを形成するように、製品の縦方向の縁の回りで折
りたたまれ、そしてカバー層に結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、体液を吸収し、そ
して保持する目的で装着者の皮膚と接触して装着され
る、衛生ナプキン、ダイヤパーまたは尿の保護製品のよ
うな衛生吸収体製品、より詳細には装着者の下着に付け
るために、横に広がるタブを有する吸収体製品に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】羽を付けた、またはタブを付けた衛生ナ
プキン用の典型的なデザインには、中心の吸収体、およ
び下着の縁を巻き込み、そして製品を正しい位置に保持
するための２つのタブを含む。タブを持つ衛生ナプキン
の初期のデザインの問題は、タブが本来の位置に引かれ
る時、ナプキンの側面に沿った漏れを防ぐための効果的
な仕切りが無いことであった。タブを引くと、タブに隣
接する領域で使用者から傾斜した中央吸収体面も生じ、
これによりこの領域で側面の漏れがより起こり易くなり
得る。
【０００３】
【発明の構成】本発明の目的は、タブを持つ衛生吸収体
製品を提供することであり、この製品は側面の漏れに対
して増強された保護を提供することができる。
【０００４】本明細書で具現化され、そして広く記載さ
れるように、本発明は衛生吸収体製品を提供し、この製
品は： −最上層から底層に、液体に対して透過性のカバー層、
少なくとも１つの吸収体層および液体に対して不透過性
の仕切り層を含んで成る重層され、延長された本体、該
本体は２つの向かい合った縦方向の縁を有する； −該本体の縦方向の縁から横方向に広がり、そして下着
の又の部分を折り込むように適合された２つのタブ；お
よび −各タブに隣接し、体滲出液を集めることができるポケ
ット、該ポケットは該ポケット中に体滲出液を入れる手
段を提供する入口開口を含み、該ポケットはタブを装着
者の下着に付ける間に生じる、タブに対して適用される
外側横方向の張力に反応して、入口開口の大きさを増
し、これにより該ポケットが体滲出液を集める能力を増
大させる、を含んで成る。
【０００５】最も好適な態様では、本体の縦方向の周縁
部分は、本体の縦方向の縁に隣接するカバー層上に折り
たたまれ、そして液体回収ポケットが形成される場所の
タブ付近を除いて、本体の縦方向の縁の全長に沿ってカ
バー層に熱的に結合されている。このタブは折りたたみ
部分と連続している。タブを装着者の下着に付ける間に
生じる外側に向かった張力に供するとき、この張力はポ
ケットに伝わり、そしてポケットを開く。
【０００６】本明細書で具現化され、そして広く記載さ
れるように、本発明はさらに衛生ナプキンを提供し、こ
れは： −最上層から底層に、液体に対して透過性のカバー層、
少なくとも１つの吸収体層および液体に対して不透過性
の仕切り層を含んで成る重層され、延長された本体、該
本体は２つの向かい合った縦方向の縁および２つの向か
い合った側縁を有する、 −該本体から離れる方向で縦方向の縁から横に広がる２
つのタブ、該タブは該側縁の中間であり、各タブは該本
体の仕切り層と連続している仕切り層要素、および該本
体のカバー層と連続しているカバー層要素を含んで成
り、ならびに −本体の縦方向の縁上に折りたたまれ、そして該縦方向
の縁に沿って、該タブと該本体との交差点に近い４つの
領域で該本体に固定される該仕切り層の部分、各領域は
該本体と各々のタブの間の少なくとも交差線の部分を除
く、を含んで成り、これにより、該タブを下着に付ける
間に該タブに適用された横方向の力で、タブと本体との
間の境界に沿って、使用者から排泄され、そして横方向
に漏れるかもしれない液体を集めるためのウェルが形成
される。
【０００７】本明細書で具現化され、そして広く記載さ
れるように、本発明はさらに衛生吸収体製品の製造法も
提供し、該方法は： −２つの向かい合った縦方向の縁、および２つの向かい
合った側縁を有し、そして縦軸を有する吸収体層を切断
し； −液体透過性カバー層を提供するために、液体透過性の
柔軟シート材料を切断し、そして液体不透過性の仕切り
層を提供するために、液体不透過性の柔軟シート材料を
切断し、ここでカバー層および仕切り層は、各々の本体
部分および本体部分の側面から横方向に広がる２つのタ
ブを有し； −吸収体層をカバー層と仕切り層の間にはさみ； −カバー層を仕切り層に、それら各々の外周縁の回りで
付着させ、フランジを形成し； −本体の縦方向の縁の回りのフランジをカバー層上に折
りたたんで、一対の折りたたみ部分を形成し、そしてタ
ブと該本体の間の交差線を除き、各折りたたみ部分を、
該本体の各々の縦方向のすべての縁に沿ってカバー層と
結合させる、工程を含んで成る。
【０００８】始めに図１および２に関して、衛生ナプキ
ン１は２つの横方向に広がるタブ３を有する延長した本
体２を含んで成る。この本体２は、重層様式で作成され
ており、そして上から下にカバー層５、随意の輸送層
７、吸収体層９および仕切り層１０を含む。タブ３は、
本体２の仕切り層１０に連続している仕切り層１ａ、お
よび本体２のカバー層５に連続しているカバー層５ａを
有する。仕切り層１０は本体を使用者の下着に接着する
ために、２つの縦方向に伸びている接着バンド１４を提
供し、そして仕切り層１０ａには下着の表に面する衣類
にタブを固定するためにタブ３上に接着パッチ１５が提
供されている。都合よく、シリコン被覆紙（示さず）
が、接着ストリップ１４およびパッチ１５用の一時的な
保護カバーとして提供される。
【０００９】カバー層５は、液体透過性で製織または不
織ファイバーの柔軟層であり、そして装飾的なデザイン
を有してもよい。あるいは、カバー層５は穴のあるポリ
マー性フィルムで作成できる。
【００１０】カバー層の下であり、そしてセルロース、
２−成分ファイバーおよびその組み合わせからできてい
る随意の輸送層７は、迅速に液体を獲得できる高い排除
容量の多孔性構造である。カバー層から液体を迅速に吸
収する輸送層の能力により、体滲出液がカバー層にたま
ることを防ぎ、すなわち使用者の不快感を最小にする。
この特徴はまた、衛生ナプキンの側面の縁から体滲出液
が漏れることを減少する。輸送層７は、上のカバー層５
および下の吸収体層９に接着されている。
【００１１】セルロースパルプの毛羽、ミズゴケ粒子、
超吸収性ポリマー、合成ファイバー等、およびその組み
合わせで作成されることができる吸収体層９は、集めた
流体の実際の吸収を提供する。輸送層７は、吸収体層９
がよりゆっくりと輸送層から液体を獲得するまで、液体
が留まる場所であるナプキンの表面から迅速な液体の吸
収を提供する。液体は最初に液体が輸送層を通る場所付
近で吸収されるが、続いて液体自体で吸収体層９内に広
がる。
【００１２】任意の柔軟性の液体不透過性材料、そして
好ましくはポリエチレンで作成されることができる仕切
り層１０は、吸収体層９の下であり、そして液体を通さ
ない。したがって吸収体層９で集められた液体は、吸収
構造から使用者の下着へ出ることができない（示さ
ず）。
【００１３】ナプキン１の製造において、仕切り層１０
およびカバー層５は一般的に実質的に同じ大きさに切断
され、輸送層７および吸収体層９よりもわずかに幅広
く、かつ長く、そして上記のような２つの横に広がるタ
ブ３を持つ延長された本体領域を有する。ナプキン１は
縁の回りで、好ましくは仕切り層１０およびカバー層５
の間を連続的な熱結合１６を用いて密閉してフランジを
形成する。この結合は、本体２の外周縁に沿ってタブ３
の外辺部に沿って行われ、そして場合によっては本体と
タブの間で行われて、輸送層７および吸収体層９の囲り
に連続的な閉鎖線を形成する。本体の縦方向の周縁部を
ナプキンの縦方向の縁に沿ってカバー層側の上に折りた
たみ、本体２の端の角に近い点からタブ３が説明のよう
になる点まで走る不連続の、または連続的ないずれかの
延長された熱結合１８を用いて、カバー層５に結合させ
る。さらにタブ３が広がる場所に隣接するカバー層５の
領域では結合は行わず、すなわち仕切り層１０およびカ
バー層５は折りたたまれているが、このような場所で付
着していない。
【００１４】特に図２から、輸送層７および吸収体層９
は、その境界が重なった結合部位１６および１８により
規定される領域内で良く維持されていることに注目され
たい。変更態様（図面では示さず）では、輸送層７およ
び吸収体層９の幅を、結合１６および１８がもはや互い
に重ならないように増すことができる。この配置では、
連続結合線１６は、輸送層／吸収体層構造の縁近くまで
広がり、そして結合１８は内側へ置き換わり、そして輸
送層と重なる。図面に描いた態様では、本体上に折りた
たまれる縦方向の周辺部は、カバー層５および仕切り層
１０のみを含む。場合によっては、折り畳み部分は、輸
送層７または吸収体層９の一部を含んでもよい。
【００１５】上記に示すように、タブ３はタブが下着の
又の部分の縁の回りにまかれるとき、タブが下着の外側
に接着し、そしてこれによりさらにナプキン１の配置の
固定を提供するように、接着パッチを有する。仕切り層
１０のカバー層２への結合は、タブ３に隣接する領域中
では行われていないという事実から、タブに連続する流
体回収ポケット２０はタブ／本体界面に沿って形成す
る。図３に示すように、タグを外側に引っ張るとポケッ
ト２０が開き、体滲出液を途中で捕らえるポケットを能
力を増大するために、ポケットの入口の大きさを増大さ
せる効果を有する。従来の設計では、タブが本来の場所
に引かれたとき、主な吸収体はタブ付近で湾曲面断面と
なり使用者から傾き、これは幾らかの液体がナプキンの
縁へ流れることを引き起こす傾向にあり、漏れを生じ
る。本発明の本態様のポケット２０は、液体の回収およ
び保持能力を提供することにより、タブ３付近の縁に向
かって流れる液体の漏れを防止する傾向がある。
【００１６】ポケット２０の位置はタブと連続してお
り、そして一般的に実質的に対称的なナプキンの中心線
に直交しており、ここで体滲出液が沈着する。側面から
の漏れの危険性がこの領域ではより大きいので、これは
最適な配置を表している。
【００１７】液体阻止機能を提供するためのポケット２
０の能力は、ある程度、結合部位１８間の距離により規
定されるポケットの幅に依存する。当業者には、ポケッ
ト２０の幅は結合部位１８間の間隔を空けて調整するこ
とにより、種々の応用に適するように変更できることが
明らかであろう。
【００１８】ナプキンが使用される様式は、以下の通り
である。第一にシリコン被覆紙をナプキン１の本体２か
らはがして、接着ストリップ１４を露出する。次にナプ
キン１を使用者の下着の内側の又の領域に置き、そして
ここで接着バンド１４を用いて固定する。シリコン被覆
紙をタブ３からはがして、タブ３上の接着パッチ１５を
露出する。タブ３を折り曲げて、下着の又の領域の外面
に接着パッチ１５で固定する。タブはその長さに応じて
重なっても、重ならなくてもよい。タブ３を配置してい
る間、タブ３の外側横方向への張力によりポケットが開
く。使用者から滲出した液体は、カバー層上に沈積した
液体を迅速に取り込むように機能する輸送層７により最
初に回収される。次にほとんどの液体の吸収および続い
て保持が、吸収体層９により起こる。しかし急激に液体
が排泄されると、幾らかの液体は吸収されず、そしてナ
プキン１の側面に流れる傾向がある。これは通常、タブ
付近のナプキンの縦方向の中央付近で（ここがほとんど
の流れを生じる場所なので）起こるだろう。ナプキンの
側面へ向かうすべての液体を、タブ３に隣接して形成さ
れたポケット２０中に集め、これにより液体がナプキン
の縦方向の端を通って漏れ、そして続いて使用者の下着
が汚れることを防ぐ。
【００１９】図３では、主接着ストリップが取り付けら
れた後、しかし完全にタブ３を固定する前に見られるナ
プキンの配置を示している。本体２の湾曲は使用者の又
に従う。横方向に引っ張られたタブ３は、タブと本体２
との間の接触面に沿ってポケット２０を開ける。
【００２０】本発明の主な態様および特徴は、次の通り
である。
【００２１】１．衛生用吸収体製品であって、 −最上層から底層に、液体に対して透過性のカバー層、
少なくとも１つの吸収体層および液体に対して不透過性
の仕切り層を含んで成る重層され、延長された本体、該
本体は２つの向かい合った縦方向の縁を有する、 −２つのタブ、各々のタブは該本体の縦方向の縁から横
方向に広がり、そして装着者の下着の又の部分を折り込
むように適合されており、および −各タブに隣接し、横方向に流れ得る体滲出液を集める
ことができるポケット、該ポケットは該ポケット中に体
滲出液を入れる手段を提供する入口開口を含み、該ポケ
ットはタブを装着者の下着に付ける間に生じるタブに対
して適用される外側横方向の張力に反応し、ここで外側
横方向の圧力の適用は、入口開口の大きさの増大を生
じ、これにより該ポケットが体滲出液を集める能力を増
大させる、を含んで成る、上記衛生用吸収体製品。
【００２２】２．各タブが各々のポケットと連続してい
る、上記１に記載の衛生用吸収体製品。
【００２３】３．上記本体が、上記カバー層上に折りた
たまれた、向かい合った縦方向に伸びている周辺部を含
み、該縦方向に伸びている部分が、間隔を開けた関係で
２つの結合部位で該カバー層に固定されている、上記２
に記載の衛生用吸収体製品。
【００２４】４．上記結合部位が上記ポケットの末端部
分を構成する、上記３に記載の衛生用吸収体製品。
【００２５】５．上記結合部位が熱結合である、上記４
に記載の衛生用吸収体製品。
【００２６】６．上記タブが上記の縦方向に広がる周辺
部に連続している、上記１に記載の衛生用吸収体製品。
【００２７】７．上記の縦方向に広がる周辺部が、上記
本体の実質的な長さに沿って広がる、上記６に記載の衛
生用吸収体製品。
【００２８】８．各結合部位が、ポケットの一端から縦
方向に広がる周辺部の先端に向かって広がる連続的な密
閉線である、上記３に記載の衛生用吸収体製品。
【００２９】９．上記製品が衛生ナプキンである、上記
１に記載の衛生用吸収体製品。
【００３０】１０．衛生ナプキンであって、 −最上層から底層に、液体に対して透過性のカバー層、
少なくとも１つの吸収体層および液体に対して不透過性
の仕切り層を含んで成る重層され、延長された本体、該
本体は２つの縦方向に向かい合った縁および２つ向かい
合った側縁を有する、 −該本体の縦方向の縁から該本体から離れる方向に横に
広がる２つのタブ、該タブは該側縁の中間であり、各タ
ブは該本体の仕切り層と連続している仕切り層要素、お
よび該本体のカバー層と連続しているカバー層要素を含
んで成り、そして下着の又の部分を折り込むように適合
されており、ならびに −本体の縦方向の縁上に折りたたまれ、そして該本体の
縦方向の縁に沿って、該タブと該本体との交差点に近い
４つの領域で該本体に固定される該仕切り層の部分、各
領域の該本体と各々のタブの間の少なくとも交差線の部
分は除かれる、ここで、該タブを下着に付ける間に該タ
ブに適用される横方向の力で、各該タブと本体との間の
境界に沿って、使用者から排泄された液体を集めるため
のウェルが形成される、上記衛生ナプキン。
【００３１】１１．上記カバー層および上記仕切り層が
同一の広がりをもち、そして両層が一緒に該本体の該縦
方向の縁に沿って折りたたまれ、そして該４つの領域内
でカバー層上に固定される、上記１０に記載の上記衛生
ナプキン。
【００３２】１２．上記カバー層および上記仕切り層
が、上記本体の周辺部に沿って互いに結合されている、
上記１０に記載の上記衛生ナプキン。
【００３３】１３．各タブの上記カバー層要素および上
記仕切り層要素が、タブの周辺部に沿って互いに結合さ
れている、上記１０に記載の上記衛生ナプキン。
【００３４】１４．上記カバー層および上記仕切り層
が、上記本体の周辺部に沿って互いに熱的に結合されて
いる、上記１２に記載の上記衛生ナプキン。
【００３５】１５．各タブの上記カバー層要素および上
記仕切り層要素が、該タブの周辺部に沿って互いに熱的
に結合されている、上記１４に記載の衛生ナプキン。
【００３６】１６．本体の縦方向の縁上に折りたたまれ
た上記仕切り層の部分が、該領域で該本体に熱的に結合
されている、上記１１に記載の上記衛生ナプキン。
【００３７】１７．上記衛生ナプキンを装着者の下着に
固定させるために、上記仕切り層上に少なくとも１つの
接着ゾーンを含む、上記１０に記載の衛生ナプキン。
【００３８】１８．衛生用吸収体製品の製造法であっ
て、 −２つの向かい合った縦方向の縁、および２つの向かい
合った側縁を有し、そして縦軸を有する吸収体層を切断
し； −液体透過性カバー層を形成するために、液体透過性の
柔軟シート材料を切断し； −液体不透過性の仕切り層を形成するために、液体不透
過性の柔軟シート材料を切断し、ここで透過性カバー層
および不透過性仕切り層は、２つの向かい合った縦方向
の縁および２つの向かい合った側縁により規定される各
々の中央本体部分を有し、そしてさらにそれら各々の縦
方向の縁から横に広がる２つのタブを含んで成り； −吸収体層をカバー層と仕切り層の間にはさみ； −カバー層を仕切り層に周縁の回りで付着して、フラン
ジを形成し； −本体の周縁の回りのフランジを折りたたんで、一対の
折りたたみ部分を形成し、そして各タブと該本体の間の
少なくとも交差線の部分を除き、各折りたたみ部分を、
該本体の各々の縦方向のすべての縁に沿って各々のカバ
ー層に結合させる、工程を含んで成る上記方法。
【００３９】本発明を、これから添付の図面を参照する
ことにより、より詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は衛生ナプキンの平面図である。
【図２】図２は図１のＩＩ−ＩＩ線で切断した衛生ナプ
キンの断面図である。
【図３】図３は、使用者の会陰領域に適用した時と同様
の湾曲配置状態の図１の衛生ナプキンの図であり、下着
の縁を折り込む直前に見られるタブも表す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 衛生用吸収体製品であって、 −最上層から底層に、液体に対して透過性のカバー層、
    少なくとも１つの吸収体層および液体に対して不透過性
    の仕切り層を含んで成る重層され、延長された本体、該
    本体は２つの向かい合った縦方向の縁を有する、 −２つのタブ、各々のタブは該本体の縦方向の縁から横
    方向に広がり、そして装着者の下着の又の部分を折り込
    むように適合されており、および −各タブに隣接し、横方向に流れ得る体滲出液を集める
    ことができるポケット、該ポケットは該ポケット中に体
    滲出液を入れる手段を提供する入口開口を含み、該ポケ
    ットはタブを装着者の下着に付ける間に生じるタブに対
    して適用される外側横方向の張力に反応し、ここで外側
    横方向の圧力の適用は、入口開口の大きさの増大を生
    じ、これにより該ポケットが体滲出液を集める能力を増
    大させる、を含んで成る、上記衛生用吸収体製品。
  2. 【請求項２】 衛生ナプキンであって、 −最上層から底層に、液体に対して透過性のカバー層、
    少なくとも１つの吸収体層および液体に対して不透過性
    の仕切り層を含んで成る重層され、延長された本体、該
    本体は２つの縦方向に向かい合った縁および２つ向かい
    合った側縁を有する、 −該本体の縦方向の縁から該本体から離れる方向に横に
    広がる２つのタブ、該タブは該側縁の中間であり、各タ
    ブは該本体の仕切り層と連続している仕切り層要素、お
    よび該本体のカバー層と連続しているカバー層要素を含
    んで成り、そして下着の又の部分を折り込むように適合
    されており、ならびに −本体の縦方向の縁上に折りたたまれ、そして該本体の
    縦方向の縁に沿って、該タブと該本体との交差点に近い
    ４つの領域で該本体に固定される該仕切り層の部分、各
    領域の該本体と各々のタブの間の少なくとも交差線の部
    分は除かれる、ここで、該タブを下着に付ける間に該タ
    ブに適用される横方向の力で、各該タブと本体との間の
    境界に沿って、使用者から排泄された液体を集めるため
    のウェルが形成される、上記衛生ナプキン。
  3. 【請求項３】 衛生用吸収体製品の製造法であって、 −２つの向かい合った縦方向の縁、および２つの向かい
    合った側縁を有し、そして縦軸を有する吸収体層を切断
    し； −液体透過性カバー層を形成するために、液体透過性の
    柔軟シート材料を切断し； −液体不透過性の仕切り層を形成するために、液体不透
    過性の柔軟シート材料を切断し、ここで透過性カバー層
    および不透過性仕切り層は、２つの向かい合った縦方向
    の縁および２つの向かい合った側縁により規定される各
    々の中央本体部分を有し、そしてさらにそれら各々の縦
    方向の縁から横に広がる２つのタブを含んで成り； −吸収体層をカバー層と仕切り層の間にはさみ； −カバー層を仕切り層に周縁の回りで付着して、フラン
    ジを形成し； −本体の周縁の回りのフランジを折りたたんで、一対の
    折りたたみ部分を形成し、そして各タブと該本体の間の
    少なくとも交差線の部分を除き、各折りたたみ部分を、
    該本体の各々の縦方向のすべての縁に沿って各々のカバ
    ー層に結合させる、工程を含んで成る上記方法。
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