JPH10335305A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10335305A
JPH10335305A JP22974297A JP22974297A JPH10335305A JP H10335305 A JPH10335305 A JP H10335305A JP 22974297 A JP22974297 A JP 22974297A JP 22974297 A JP22974297 A JP 22974297A JP H10335305 A JPH10335305 A JP H10335305A
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毅 深田
Yoshitsugu Abe
▲よし▼次 阿部
Hiroshi Tanaka
浩 田中
Shiyouwa Karesue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エッチング面の角部を均一に面取りすることが
できる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】P型(100)面方位のシリコン基板2に
はその一面にN型エピタキシャル層3が形成されてい
る。PN接合を有するシリコンウェハ1の一方の面から
KOH水溶液14を用いて電気化学エッチングを行い、
シリコンウェハ1の一部領域にPN接合部を底面とする
凹部21を形成する。シリコン酸化膜のみを選択的にエ
ッチングできるフッ酸水溶液22を用いた電気化学エッ
チングを行って凹部21の底面21aのエッジ部を面取
りする。この時、エッチング面の角部が均一に面取りさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に係り、例えば、半導体圧力センサにおけるダイ
ヤフラムを形成する際に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭62−60270号公報に
示されているように、シリコン基板に異方性エッチング
によりダイヤフラムを形成した後、等方性エッチングに
よりダイヤフラムのエッジ部に面取りを施すことにより
応力集中を回避できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、面取りを施
す部位、つまり、ダイヤフラムの周囲においてアール
(曲率半径)にバラツキが生じたり、同一ウェハ内での
各ダイヤフラム毎にアール(曲率半径)にバラツキが生
じてしまう。つまり、等方性エッチング液として(HN
3 +HF+H2 O)を用いた場合において、エッチン
グ反応はエッチング液の供給が律速となることと発熱反
応であることから、均一なる供給環境や均一なる温度分
布を作ることができず、仮にバブリングやスターラ等に
よる攪拌を行ったとしても未だ不十分でありアールがば
らついてしまう。
【0004】そこで、この発明の目的は、エッチング面
の角部を均一に面取りすることができる半導体装置の製
造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、第1工程により、PN接合を有する半導体基板
の一方の面から異方性エッチング液を用いた電気化学エ
ッチングが行われ、半導体基板の一部領域にPN接合部
を底面とする凹部が形成される。そして、第2工程によ
り、等方性エッチング液を用いた電気化学エッチングが
行われ、凹部の底面のエッジ部が面取りされる。
【0006】つまり、第1工程での電気化学エッチング
により形成される凹部の底面において第2工程での通電
により酸化膜(陽極酸化膜)が形成されるとともに酸化
膜が溶解される。このエッチング反応はエッチング液の
供給が律速となっておらず、又、発熱反応でもないこと
から、均一なる膜厚の酸化膜(陽極酸化膜)が形成され
エッチング面の角部が均一に面取りされる。
【0007】ここで、請求項2に記載のように、半導体
基板としてシリコン基板を用い、前記第2工程に用いる
エッチング液としてフッ酸水溶液を用いると、実用上好
ましいものとなる。
【0008】また、請求項3に記載のように、前記半導
体基板の表面における、前記凹部の底面に対応する領域
の少なくとも一部に電極を配置した状態で、前記第2工
程での電気化学エッチングを行うようにすると、凹部の
底面のエッジ部において電流が集中することが回避され
る。つまり、電気化学エッチングのための電極を素子形
成領域の周辺部にのみ延設した場合には半導体基板の横
方向(基板の面方向)に電流が流れ凹部の底面のエッジ
部において電流が集中してしまうが、凹部の底面に対応
する領域の少なくとも一部に電極を配置することにより
半導体基板の縦方向(基板の厚さ方向)に電流が流れ凹
部の底面のエッジ部での電流集中が起こりにくくするこ
とができる。
【0009】このように電流集中が回避できるので、エ
ッジ部の面取りをより均一化できることとなる。また、
請求項4に記載の発明によれば、第1工程により、PN
接合を有する半導体基板の一方の面から異方性エッチン
グ液を用いた電気化学エッチングが行われ、半導体基板
の一部領域にPN接合部を底面とする凹部が形成され
る。そして、第2工程により、異方性エッチング液を用
い、凹部の内壁面の電位を反応ストップ電位以上とした
状態で電気化学エッチングが行われ、凹部の底面のエッ
ジ部が面取りされる。
【0010】このようにすると請求項1に記載の発明の
作用・効果に加え、エッジ部の面取りを行う際に第1工
程でエッチングされるP型領域の角部が削られことが防
止できる。
【0011】ここで、請求項5に記載のように、前記第
2工程において、半導体基板のP型領域とN型領域の両
方に所定の電圧を印加することにより、前記凹部の内壁
面の電位を反応ストップ電位以上にしてもよい。
【0012】あるいは、請求項6に記載のように、前記
第1工程において半導体基板のN型領域に電圧を印加
し、前記第2工程において、第1工程では印加しなかっ
た半導体基板のP型領域のみに所定の電圧を印加するこ
とにより、前記凹部の内壁面の電位を反応ストップ電位
以上にしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、この発明の第1の実施の形
態を図面に従って説明する。
【0014】本実施の形態はピエゾ抵抗層を用いた半導
体圧力センサに具体化したものである。図1には、半導
体基板としてのシリコンウェハ1にダイヤフラムを形成
するための電気化学エッチング装置の概略図を示す。
【0015】まず、シリコンウェハ1について説明す
る。P型(100)面方位のシリコン基板2にはその一
面にN型エピタキシャル層3が形成されている。N型エ
ピタキシャル層3にはP+ 型不純物拡散層4が形成さ
れ、このP+ 型不純物拡散層4が歪みを感知するための
ピエゾ抵抗となる。又、N型エピタキシャル層3にはN
+型不純物拡散層5が形成され、このN+ 型不純物拡散
層5によりN型エピタキシャル層3にオーミックコンタ
クトがとられる。さらに、N型エピタキシャル層3の表
面にはシリコン酸化膜6が形成されている。P+ 型不純
物拡散層4およびN + 型不純物拡散層5がアルミ電極
7,8にてシリコン酸化膜6の表面側に電気的に引き出
されている。
【0016】又、シリコン基板2におけるN型エピタキ
シャル層3の無い面において、ダイヤフラムを形成しな
い領域にマスク材9が形成されている。このようなシリ
コンウェハ1が用意されている。そして、このシリコン
ウェハ1は白金電極10を挟んだ状態にてセラミックス
製支持基板11に固定されている。シリコンウェハ1の
エッチングを行わない面(N型エピタキシャル層3形成
面)は樹脂ワックス12にて保護されている。又、白金
電極10はアルミ電極8と接触している。即ち、白金電
極10はアルミ電極8およびN+ 型不純物拡散層5を介
してN型エピタキシャル層3と電気的接触がとられ、電
気化学ストップエッチングが行われるようになってい
る。
【0017】一方、容器13の内部には3本のパイプP
1,P2,P3によりKOH水溶液、純水、フッ酸水溶
液が供給できるようになっている。つまり、バルブV
1,V2,V3の操作によりKOH水溶液、純水、フッ
酸水溶液が供給できる。又、容器13には排出パイプP
4が設けられ、バルブV4の操作により容器13内の液
を排出できるようになっている。
【0018】図1においては容器13内には異方性エッ
チング液としてのKOH水溶液(33wt%,82℃)
14が満たされている。容器13内のKOH水溶液14
には、前述したシリコンウェハ1が浸漬されるととも
に、このシリコンウェハ1と対向するように白金電極板
15が配置されている。
【0019】そして、シリコンウェハ1の白金電極10
と白金電極板15との間に、定電圧電源16と電流計1
7と押しボタンスイッチ(開閉接点)18とが直列接続
されている。そして、押しボタンスイッチ18の接点の
閉路により定電圧電源16にてシリコンウェハ1と白金
電極板15とに電位差が加えられる。このとき、電流計
17によりシリコンウェハ1から白金電極板15へ流れ
る電流が検出される。
【0020】このような装置を用いて以下の電気化学エ
ッチングが行われる。まず、KOH水溶液14を用いた
電気化学エッチングを行う。即ち、同エッチングを行う
べく、容器13内にKOH水溶液14を満たした状態に
おいて押しボタンスイッチ18の接点を閉路する。これ
により、定電圧電源16にてシリコンウェハ1と白金電
極板15とに電位差が加えられ、通電が開始される。
【0021】以後、所定時間、押しボタンスイッチ18
の接点が閉路状態に保持される。このとき、KOHとシ
リコンとの化学反応によりP型シリコン基板2のエッチ
ングが進行する。そして、シリコン基板2がエッチング
され、PN空乏層がKOH水溶液14に接触すると電流
が流れてシリコンが酸化される。このようにP型シリコ
ン基板2の電気化学反応により陽極酸化が進行する。
【0022】このようにして図1の凹部21が形成され
るとともにその底面21aがダイヤフラム形成部とな
る。その後、図1のバルブV4を開けKOH水溶液14
を容器13から排出し、さらに、バルブV2を開け容器
13内に純水を供給してシリコンウェハ1を水洗する。
そして、押しボタンスイッチ18の接点を開けて通電を
終了させる。
【0023】この状態では凹部21の底面21aのエッ
ジ部は尖った状態となっている。引き続き、フッ酸水溶
液を用いた電気化学エッチングを行う。まず、図1のバ
ルブV4を開け純水を容器13から排出し、さらに、バ
ルブV3を開け容器13内にフッ酸水溶液を供給する。
このようにして、図1の電気化学エッチング装置におけ
る容器13内にフッ酸水溶液22を満たす。その結果、
フッ酸水溶液22に前述したシリコンウェハ1が浸漬さ
れるとともに、このシリコンウェハ1と対向するように
白金電極板15が配置される。
【0024】そして、容器13内にフッ酸水溶液22を
満たした状態において押しボタンスイッチ18の接点を
閉路する。これにより、定電圧電源16にてシリコンウ
ェハ1と白金電極板15とに電位差が加えられ、通電が
開始される。
【0025】以後、所定時間、押しボタンスイッチ18
の接点が閉路状態に保持され電気化学エッチングが行わ
れる。このときの印加電圧はパッシベーション電圧(反
応ストップ電位)よりも高い電圧、即ち、シリコンに陽
極酸化膜が形成できる電圧とする。このシリコン酸化膜
のみを選択的にエッチングできるフッ酸水溶液22を用
いた電気化学エッチングにより凹部21の底面21aの
エッジ部が均一に面取りされる。
【0026】これは、次に述べる現象(メカニズム)に
よるものと考えられる。図2に示すように、シリコンウ
ェハ1に対しKOH水溶液を用いた電気化学エッチング
を行い、シリコンウェハ1の一部領域にPN接合部を底
面21aとする凹部21が形成される。そして、KOH
水溶液を用いた電気化学エッチングが終了した時におい
ては図3に示すように凹部21の底面にはシリコン酸化
膜23が形成されている。ここで、シリコン酸化膜23
の上面レベル(上面位置)をL1とし、シリコン酸化膜
23の下面レベル(下面位置)をL2とする。
【0027】この状態からフッ酸水溶液22にシリコン
ウェハ1を浸漬すると、図4に示すように、シリコン酸
化膜23が溶解し凹部21の底面が露出する。そして、
フッ酸水溶液22の浸漬下で通電を行うと、図5に示す
ように、凹部21の底面にシリコンの酸化膜(陽極酸化
膜)24が形成される。さらに、図6に示すように、シ
リコン酸化膜24がフッ酸水溶液22により溶解され
る。この陽極酸化と溶解とが繰り返される。
【0028】そして、所定時間での通電を終了すると、
図7に示すように、凹部21の底面21aのエッジ部が
面取りされ角部が丸くなっている。このとき、シリコン
酸化膜24の形成量(厚さ)tに比例して面取り部にお
ける曲率半径Rも大きくなる。
【0029】よって、特開昭62−60270号公報の
ようにシリコン基板に異方性エッチングによりダイヤフ
ラムを形成した後、等方性エッチング液として(HNO
3 +HF+H2 O)を用いてダイヤフラムのエッジ部に
面取りを施すと、エッチング反応はエッチング液の供給
が律速となることと発熱反応であることから、均一なる
供給環境や均一なる温度分布を作ることができずダイヤ
フラムの周囲においてアール(曲率半径)にバラツキが
生じたり、同一ウェハ内での各ダイヤフラム毎にアール
(曲率半径)にバラツキが生じてしまう。これに対し本
実施の形態では、フッ酸水溶液22を用いた電気化学エ
ッチングを行うことにより、反応はエッチング液の供給
が律速とならず、かつ、発熱反応でもないので、通電に
より均一な膜厚の酸化膜の生成および溶解が行われ、エ
ッチング面の角部を均一に面取りすることができる。
【0030】このように本実施の形態は、下記の特徴を
有する。 (イ)PN接合を有するシリコンウェハ1の一方の面か
ら異方性エッチング液を用いた電気化学エッチングを行
い、シリコンウェハ1の一部領域にPN接合部を底面と
する凹部21を形成し(第1工程)、シリコン酸化膜の
みを選択的にエッチングできるフッ酸水溶液を用いた電
気化学エッチングを行って凹部21の底面21aのエッ
ジ部を面取りした(第2工程)。この第2工程におい
て、凹部21の底面21aにおいて酸化膜(陽極酸化
膜)24が形成されるとともに酸化膜24が溶解され、
このエッチング反応はエッチング液の供給が律速となっ
ておらず、又、発熱反応でもないことから、均一なる膜
厚の酸化膜(陽極酸化膜)が形成されエッチング面の角
部を均一に面取りすることができる。
【0031】本実施の形態においては、異方性エッチン
グ液としてKOH水溶液を用いたが、水酸化テトラメチ
ルアンモニウム水溶液(TMAH:(CH3 4 NO
H)やエチレンジアミン等の他の異方性エッチング液を
用いてもよい。
【0032】又、SiO2 のみを選択的にエッチングす
るエッチング液は、上記実施の形態においてはフッ酸水
溶液を用いたが、フッ酸水溶液の代わりに、(HF+H
2 O+アルコール)の混合液を用いてもよい。この場合
には水の濡れ性の向上が図られる。
【0033】さらに、上記実施の形態では容器13にK
OH水溶液を入れて電気化学エッチングを行った後に容
器13にフッ酸水溶液を入れ換えて電気化学エッチング
を行ったが、KOH水溶液を入れた容器とフッ酸水溶液
を入れた容器とを用意し、KOH水溶液を用いた電気化
学エッチングを行った後にシリコンウェハ1を容器から
取り出してフッ酸水溶液を入れた容器にセットし面取り
のための電気化学エッチングを行ってもよい。
【0034】又、シリコンウェハ1は(100)面のも
のを用いたが、これに限るものではなく、(110)面
等であってもよい。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0035】本実施の形態は、梁構造を有する半導体加
速度センサに具体化したものである。図8には、半導体
加速度センサの平面図を示す。図9には、図8でのA−
A断面図を示し、図10には図8でのB−B断面図を示
す。
【0036】四角板状の単結晶シリコン基板(シリコン
チップ)30は、P型シリコン基板31と、その上面に
形成されたN型エピタキシャル層32とからなる。シリ
コン基板30には、上下に貫通する貫通溝33が形成さ
れ、その貫通溝33の外側に四角環状の枠部(厚肉部)
34が形成されている。又、貫通溝33の内側には、四
角形状の重り部(厚肉部)35が形成されている。重り
部35は長方形をなし、薄肉の梁部(薄肉部)36,3
7,38,39により枠部34と重り部35とが連結さ
れている。
【0037】梁部36,37,38,39はN型エピタ
キシャル層32からなり、梁部36,37,38,39
の表層部には歪みゲージ40,41,42,43が形成
されている。歪みゲージ40,41,42,43はP+
型不純物拡散層(ピエゾ抵抗層)よりなり、梁部36,
37,38,39に加わる歪みの大きさに応じて抵抗値
が変化する。このように本センサは、シリコン基板30
の一部に、加速度検出用歪みゲージ40,41,42,
43が配置された梁部36,37,38,39を有す
る。
【0038】そして、図9において、シリコン基板30
の表面に垂直な方向(Xにて示す)に加速度が加わる
と、この方向に重り部35が変位し、梁部36,37,
38,39に歪みが生じる。この歪み量に応じて歪みゲ
ージ40,41,42,43の抵抗値が変化して図9
中、X方向の加速度が検出される。
【0039】ここで、本実施の形態での半導体加速度セ
ンサは、第1の実施形態でのダイヤフラム式半導体圧力
センサに比べ、敏感な梁部36〜39を有するものであ
る。次に、半導体加速度センサの製造方法を図11を用
いて説明する。
【0040】まず、図11(a)に示すように、P型シ
リコンウェハ44の上にN型エピタキシャル層45を形
成して半導体基板としてのシリコンウェハ46とする。
そして、シリコンウェハ46の表面(上面)での酸化、
ホトエッチ、イオン打ち込み、拡散等を行って、歪みゲ
ージとなるP+ 型不純物拡散層47と素子形成領域の周
辺部のN+ 型不純物拡散層48とを形成する。さらに、
シリコンウェハ46の表面における素子形成領域の周辺
部にアルミ電極49を延設するとともに貫通溝33の形
成領域にアルミ電極50を形成する。アルミ電極49,
50により不純物拡散層47,48がシリコンウェハ4
6の表面側に引き出される。より詳しくは、図12,1
3,14に示すように、素子形成領域における周辺部に
アルミ電極49a,49b,49c,49dを延設する
とともに、貫通溝33の形成領域の上にも電気化学エッ
チング用のアルミ電極50a,50b,50c,50d
を配置し、配線部49e,49f,49g,49hにて
連結する。
【0041】このように、アルミ電極50(50a,5
0b,50c,50d)が、シリコンウェハ46の表面
における、凹部の底面(図11の符号53aで示す部
位)となる領域に対応する領域の一部に配置される。
【0042】又、図11(a)に示すように、シリコン
ウェハ46の上面(表面)での所定領域を表面マスク材
51で覆うとともに、シリコンウェハ46の下面(裏
面)での所定領域を裏面マスク材52で覆う。
【0043】次に、図11(b)に示すように、第1工
程として、電気化学エッチングによる異方性エッチング
を行う。詳しくは、図15に示すように、このウェハ4
6が前述のKOH水溶液14に漬浸するとともにウェハ
46と対向するように白金電極板15を配置する。異方
性エッチングは、第1の実施の形態と同様に、ウェハ4
6と白金電極15に電位差を印加し通電させることによ
り行う。これにより凹部53が形成される。
【0044】異方性エッチングの後、図11(c)に示
すように、第2工程として、等方性エッチングを行う。
ウェハ46に電圧印加を行うと、素子形成領域の周辺部
に延びるアルミ電極49から等方性エッチング液22へ
電流が流れる。このとき、貫通溝33の形成領域にアル
ミ電極50が無い場合においては、図16に示すよう
に、P型シリコンウェハ44とN型エピタキシャル層4
5との間の空乏層の存在により、電流はN型エピタキシ
ャル層45を横方向(エピタキシャル層45の面方向)
に流れ、凹部53の底面53aのエッジ部から等方性エ
ッチング液22、さらに白金電極板15へと流れる。そ
の結果、アルミ電極50が無い場合においては、長時間
エッチングを行うと、凹部53の底面53aのエッジ部
が集中的にエッチングされて、微小な溝が形成される。
この溝ができるとあまり強度は向上しない。
【0045】これに対し、本実施形態においては、図1
7に示すように、凹部53の底面53aに対応する領域
にも電気化学エッチング用アルミ電極50が配置されて
おり、アルミ電極50により、凹部53の底面53aの
エッジ部への電流集中が防止される。つまり、電流をエ
ピタキシャル層45の抵抗の小さい縦方向(エピタキシ
ャル層45の厚さ方向)に流すことにより凹部53の底
面53aでのエッジ部の電流集中を防ぎ、図11(c)
に示すように、凹部53の底面53aのエッジ部が均一
に面取りされる。
【0046】また、本実施の形態においては、第2工程
のエッチング液はフッ酸に加え、硝酸および酢酸の混合
液を用いている。つまり、図15に示すように、硝酸、
酢酸の供給用のパイプP11,P12およびバルブV1
1,V12を用い、フッ硝酸酢酸水溶液中で凹部53の
底面53aのエッジ部を均一に面取りしている。具体的
には、約1〜7%のフッ酸と約2〜13%の硝酸を含む
低濃度のフッ硝酸酢酸水溶液中で、光照射しながら約2
〜10ボルトの電圧を印加する。すると、シリコンとフ
ッ酸および硝酸が化学反応して酸化膜24(図5参照)
が形成される。この反応と同時にフッ酸により酸化膜2
4がエッチングされる。このエッチング反応によりエッ
ジ部の面取りができる。ただし、このエッチング液はウ
ェハ46を漬浸しただけではエッチングされないほど濃
度が低い。また、CH3 COOHの代わりにH2 Oを用
いてもよい。そして、エッチング液、印加電圧及びエッ
チング時間を調整することにより所望の曲率半径Rを得
ることができる。
【0047】この電気化学エッチングの後、図11
(d)に示すように、裏面マスク材52を除去し、さら
に、アルミ電極50をウェットまたはドライエッチング
によって除去する。そして、図11(e)に示すよう
に、貫通溝33の形成部分のシリコンを選択的にドライ
エッチングして貫通溝33を形成する。最後に、表面マ
スク材51を除去する。
【0048】このように本実施の形態は、下記の特徴を
有する。 (イ)シリコンウェハ(半導体基板)46の表面におけ
る、凹部53の底面53aに対応する領域の少なくとも
一部にアルミ電極50を配置した状態で、第2工程での
電気化学エッチングを行ったので、凹部53の底面53
aのエッジ部において電流が集中することが回避され
る。つまり、電気化学エッチングのための電極(49)
をシリコンウェハ46での素子形成領域の周辺部にのみ
延設した場合にはシリコンウェハ46の横方向に電流が
流れ凹部53の底面53aのエッジ部において電流が集
中してしまうが、凹部53の底面53aに対応する領域
の少なくとも一部にアルミ電極50を配置することによ
りシリコンウェハ46の縦方向に電流が流れ凹部53の
底面53aでのエッジ部において電流集中が起こりにく
くすることができる。その結果、エッジ部の面取りをよ
り均一化できることとなる。
【0049】なお、素子形成領域の周辺部にアルミ電極
49を配置するのみならず素子形成領域の内部領域にア
ルミ電極50を配置する手法は、前述した半導体加速度
センサを製造する際に特に有効ではあるが、半導体圧力
センサを製造する際に用いてもよい。特に、ダイヤフラ
ムに大きな力が加わる圧力センサ、例えば、油圧センサ
等において当該手法を用いることは有益である。また、
低圧用の圧力センサにも用いることができることは言う
までもない。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第2
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0050】本実施形態は、第2の実施形態と同様、梁
構造を有する半導体加速度センサに具体化したものであ
る。図18には、その半導体加速度センサの平面図を示
す。図19には、図18でのE−E断面図を示し、図2
0には図18でのF−F断面図を示す。
【0051】本実施形態での半導体加速度センサの製造
方法は、P型シリコン基板31にも電圧を印加しつつK
OH等の異方性エッチング液を用いて面取り用電気化学
エッチングを行うものであり、図18に示す如く電圧印
加用拡散層60,61,62,63を具備している。そ
の他の構成については図8〜図10と同じであり、同一
符号を付すことによりその説明は省略する。
【0052】図21を用いて詳細に説明する。図21
(a)〜(e)は図18でのG−G断面での製造工程説
明図である。まず、図21(a)に示すように、P型シ
リコンウェハ44の上にN型エピタキシャル層45を形
成して半導体基板としてのシリコンウェハ46とする。
そして、シリコンウェハ46の表面(上面)での酸化、
ホトエッチ、イオン打ち込み、拡散等を行って、歪みゲ
ージとなるP+ 型不純物拡散層47と導通用P+ 型不純
物拡散層60を形成する。導通用P+ 型不純物拡散層6
0は、図22に示すように、帯状をなし、重り部形成領
域Z1と四角枠部形成領域Z2とを連結するように延設
されている。また、図21(a)に示すように、シリコ
ンウェハ46の表面(上面)での酸化、ホトエッチ、イ
オン打ち込み、拡散等を行って、深いP + 型不純物拡散
層61,62,63を形成する。P+ 型不純物拡散層6
1,62は、図22に示すように、四角枠部形成領域Z
2に形成され、かつ、P+ 型不純物拡散層62は導通用
+ 型不純物拡散層60の一端部に形成されている。
又、P+ 型不純物拡散層63は重り部形成領域Z1にお
いて導通用P+ 型不純物拡散層60の他端部に形成され
ている。さらに、P+ 型不純物拡散層61,62,63
は図21(a)に示すようにP型シリコンウェハ44に
達している。
【0053】その後、図21(a)に示すように、P+
型不純物拡散層61の上にアルミ配線64を配置する。
又、シリコンウェハ46の上面(表面)での所定領域を
表面マスク材51で覆うとともに、シリコンウェハ46
の下面(裏面)での所定領域を裏面マスク材52で覆
う。
【0054】次に、図21(b)に示すように、第1工
程として、電気化学エッチングによる異方性エッチング
を行う。詳しくは、図15を用いて説明したように、ウ
ェハ46をKOH水溶液14に漬浸するとともにウェハ
46と対向するように白金電極板15を配置する。異方
性エッチングは、第1の実施の形態と同様に、ウェハ4
6と白金電極板15に電位差を印加し通電させることに
より行う。これにより凹部53が形成される。
【0055】異方性エッチングの後、図21(c)に示
すように、第2工程として、等方性エッチングを行う。
詳しくは、図23に示すように、このウェハ46をセラ
ミック板65に止着するとともにウェハ46での側面等
をワックス66にて覆い、これを異方性エッチング液6
7に漬浸するとともにウェハ46と対向するように白金
電極板15を配置する。また、N型エピタキシャル層4
5と白金電極板15との間に電源68を接続するととも
に、アルミ配線64(P+ 型不純物拡散層61)と白金
電極板15との間に電源69を接続する。そして、電源
68にてN型エピタキシャル層45に電圧を印加すると
ともに、電源69にてP+ 型不純物拡散層61〜P型シ
リコンウェハ44〜P+ 型不純物拡散層62〜導通用P
+ 型不純物拡散層60〜P+ 型不純物拡散層63を通し
て重り部形成領域でのP型シリコンウェハ44に電圧を
印加する。つまり、重り部形成領域および四角枠部形成
領域におけるP型シリコンウェハ44に閾値電圧以上
(反応ストップ電位以上)の電圧を印加する。即ち、凹
部53の内壁面の電位を反応ストップ電位以上にする。
【0056】具体例を例示すると、白金電極板15に対
し、N型エピタキシャル層45に電圧印加する電源68
での電圧値を「2.0ボルト」、また、P型シリコンウ
ェハ44に電圧印加する電源69での電圧値を、「2.
0ボルト」とする。つまり、凹部53の底面に約2ボル
トを印加し、凹部53の側面に約2.0ボルトを印加す
る。これらの電圧値は反応ストップ電位以上である。
【0057】このようにN型エピタキシャル層45およ
びP型シリコンウェハ44に電圧を印加すると、陽極酸
化膜形成とエッチング反応が起こり、丸めエッチングが
でき、かつ、重り部形成領域にも電圧が印加されている
ので重り部形成領域のP型シリコンウェハ44の表面が
エッチングされず重り部35の角落ちが防止される。つ
まり、異方性エッチング液でN型エピタキシャル層45
のみに電圧を印加した場合には、重り部の角部にエッチ
ングレートの速い面方位が存在するため重り部が削られ
てしまい所望の形状を維持することが困難となる場合に
おいても、P型シリコンウェハ44にも電圧を印加する
ことにより重り部が削られることなく所望の形状を維持
することができる。
【0058】なお、図示しなかったが、図23のN型エ
ピタキシャル層45もアルミ配線にて電源68と電気的
に接続される。この電気化学エッチングの後、図21
(d)に示すように、裏面マスク材52を除去し、さら
に、不要となったアルミ配線材をウェットまたはドライ
エッチングによって除去する。そして、図21(e)に
示すように、貫通溝33の形成部分のシリコンを選択的
にドライエッチングして貫通溝33を形成する。最後
に、表面マスク材51を除去する。
【0059】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)PN接合を有するシリコンウェハ(半導体基板)
46の一方の面から異方性エッチング液を用いた電気化
学エッチングを行い、シリコンウェハ46の一部領域に
PN接合部を底面とする凹部53を形成する(第1工
程)。そして、異方性エッチング液を用い、凹部53の
内壁面の電位を反応ストップ電位以上とした状態で電気
化学エッチングを行って凹部53の底面のエッジ部を面
取りする(第2工程)。つまり、シリコンウェハ46の
P型領域44とN型領域45の両方に所定の電圧を印加
することにより、凹部53の内壁面の電位を反応ストッ
プ電位以上にする。
【0060】このようにすると、第1,第2の実施形態
において述べたように第2工程での通電により酸化膜
(陽極酸化膜)が形成されるとともに酸化膜が溶解さ
れ、エッチング面の角部が均一に面取りされることに加
え、エッジ部の面取りを行う際において第1工程のエッ
チングにて形成される重り部35(P型シリコンウェハ
44)が削られることが防止できる。
【0061】本実施形態の応用例としては、前述した場
合にはシリコンウェハ46のP型シリコンウェハ44と
N型エピタキシャル層45の両方に所定の電圧を印加す
ることにより凹部53の内壁面の電位を反応ストップ電
位以上にしたが、第1工程においてシリコンウェハ46
のN型エピタキシャル層45のみを印加し、第2工程に
おいて、第1工程では印加しなかったP型シリコンウェ
ハ44のみに所定の電圧を印加することにより、凹部5
3の内壁面の電位を反応ストップ電位以上にしてもよ
い。つまり、第1工程においてシリコンウェハ46のP
型領域に電圧を印加し、第2工程において、第1工程で
は印加しなかったシリコンウェハ44の領域のみに所定
の電圧を印加することにより、凹部53の内壁面の電位
を反応ストップ電位以上にしてもよい。
【0062】具体例を例示すると、図23の白金電極板
15に対し、P型シリコンウェハ44に電圧印加する電
源69での電圧値を、「2.6ボルト」とし、N型エピ
タキシャル層45には電圧を印加しない。このようにし
ても、凹部53の底面に約2ボルトが印加され、凹部5
3の側面に約2.6ボルトが印加され、これらの電圧値
は反応ストップ電位以上である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における電気化学エッチング
装置の概略図。
【図2】フッ酸水溶液を用いた電気化学エッチング動作
を説明するための断面図。
【図3】フッ酸水溶液を用いた電気化学エッチング動作
を説明するための断面図。
【図4】フッ酸水溶液を用いた電気化学エッチング動作
を説明するための断面図。
【図5】フッ酸水溶液を用いた電気化学エッチング動作
を説明するための断面図。
【図6】フッ酸水溶液を用いた電気化学エッチング動作
を説明するための断面図。
【図7】フッ酸水溶液を用いた電気化学エッチング動作
を説明するための断面図。
【図8】第2の実施の形態における半導体加速度センサ
の平面図。
【図9】図8でのA−A断面図。
【図10】図8でのB−B断面図。
【図11】製造工程を説明するための断面図。
【図12】第2の実施の形態における製造工程を説明す
るための平面図。
【図13】図12でのC−C断面図。
【図14】図12でのD−D断面図。
【図15】製造工程を説明するための説明図。
【図16】製造工程を説明するための断面図。
【図17】製造工程を説明するための断面図。
【図18】第3の実施の形態における半導体加速度セン
サの平面図。
【図19】図18でのE−E断面図。
【図20】図18でのF−F断面図。
【図21】第3の実施の形態における製造工程を説明す
るための断面図。
【図22】製造工程を説明するための平面図。
【図23】製造工程を説明するための断面図。
【符号の説明】
1…半導体基板としてのシリコンウェハ、2…P型シリ
コン基板、3…N型エピタキシャル層、14…異方性エ
ッチング液としてのKOH水溶液、21…凹部、21a
…底面、22…フッ酸水溶液、44…P型シリコンウェ
ハ、45…N型エピタキシャル層、46…半導体基板と
してのシリコンウェハ、53…凹部、53a…底面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 彼末 将和 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PN接合を有する半導体基板の一方の面
    から異方性エッチング液を用いた電気化学エッチングを
    行い、前記半導体基板の一部領域にPN接合部を底面と
    する凹部を形成する第1工程と、 前記半導体基板を構成する半導体の酸化物のみを選択的
    にエッチングできるエッチング液を用いた電気化学エッ
    チングを行って前記凹部の底面のエッジ部を面取りする
    第2工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板はシリコン基板であり、
    前記第2工程に用いるエッチング液は、フッ酸水溶液で
    ある請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板の表面における、前記凹
    部の底面に対応する領域の少なくとも一部に電極を配置
    した状態で、前記第2工程での電気化学エッチングを行
    うようにした請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 PN接合を有する半導体基板の一方の面
    から異方性エッチング液を用いた電気化学エッチングを
    行い、前記半導体基板の一部領域にPN接合部を底面と
    する凹部を形成する第1工程と、 異方性エッチング液を用い、前記凹部の内壁面の電位を
    反応ストップ電位以上とした状態で電気化学エッチング
    を行って前記凹部の底面のエッジ部を面取りする第2工
    程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2工程において、半導体基板のP
    型領域とN型領域の両方に所定の電圧を印加することに
    より、前記凹部の内壁面の電位を反応ストップ電位以上
    にする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1工程において半導体基板のN型
    領域に電圧を印加し、前記第2工程において、第1工程
    では印加しなかった半導体基板のP型領域のみに所定の
    電圧を印加することにより、前記凹部の内壁面の電位を
    反応ストップ電位以上にする請求項4に記載の半導体装
    置の製造方法。
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