JPH103351A - 磁気駆動マウス - Google Patents

磁気駆動マウス

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Publication number
JPH103351A
JPH103351A JP8192674A JP19267496A JPH103351A JP H103351 A JPH103351 A JP H103351A JP 8192674 A JP8192674 A JP 8192674A JP 19267496 A JP19267496 A JP 19267496A JP H103351 A JPH103351 A JP H103351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
position detecting
mouse
magnet
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP8192674A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shibata
篤 柴田
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Individual
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Publication of JPH103351A publication Critical patent/JPH103351A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マウスの微妙な操作や急激な操作、又は異
物、塵等を巻き込んでも正確に動作する2軸座標入力装
置を得る。 【解決手段】 図aにおいて磁石で製作され回転自在
に配置されたボールを囲み押さえローラーと磁性体
で製作された2本の位置検出駆動ローラー、位置検出
ローラーが水平方向に移動可能なように長穴とされた支
点軸ベース(側面図a)から構成されている。又
は、図bにおいて内部を磁性体で構成され回転自在に配
置されたボールを囲み、押さえローラーと磁石を組
み込んだ2本の位置検出駆動ローラーa、位置検出駆
動ローラーは水平方向に移動可能なように長穴とした支
点軸ベース(側面図a)から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ーター等のカーソル座標の入力装置として用いられる一
般的に呼ばれるマウスに関する物である。
【0002】
【従来の技術】 図1図2は実開昭61−155954
号に示される従来の2軸座標入力装置の構成を示した構
成図である。図2において、ボール、2本の位置検出
駆動ローラーはボールの中心を通る水平線上において
ボールに接するように直行配置されており、押さえロー
ラーはボールを位置検出駆動ローラーに押しつけ
摩擦力を得るものである。はそれぞれ2組の発光素子
と受光素子で構成された透過型光結合気であり、位置検
出駆動ローラーのそれぞれ一端に設けられた放射状に等
間隔のスリットを有しそのスリットを通過する光の透過
と遮断を、電気信号に変換し2軸の移動量を出力する。
押さえローラーのスプリングを圧縮する方向、図2
で言えばマウスを右方向に過剰に早く移動した時、ボー
ルの中心が左上方向に移動すると、ボールと位置検
出駆動ローラーとの接触面が離れる方向に働き、ボー
ルの回転が位置検出駆動ローラーに伝達できない不具合
が発生していた。これを防止するために図3 特開平4
−296924が発明された。これは、同様の操作を行
いボールの中心が左上方向に変化した時、位置検出駆
動ローラーに ボールは追従するように押さえスプ
リングbcを組み込んでいる。今までマウスの移動量を
正確に表示するいろいろな考案がされてきた。しかしマ
ウスボードとボール、ボールと位置検出駆動ローラー間
の駆動は微妙な摩擦力のため、微少な移動量操作の検
出、又は曲線を描くとき、その他様々な条件の中で正確
に作動するマウスが少なく、又 満足のできる物は値段
が高く廉価で正確に作動するマウスが要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマウスは、マウ
スの移動量を検出するメカニズムは図1において説明す
るとマウスボードaとボール、又ボールから位置検
出駆動ローラー間の駆動はボールの重量と摩擦力で駆
動している。 そのため接触面の少しの環境変化及び、
操作条件により駆動力を失ってしまう。もし図6に於い
てマウスボードaとボールの間、又 図4においてボ
ールと位置検出駆動ローラーの間に埃や異物が入り
込み摩擦力が低下した場合マウス移動量を正確に位置検
出機器まで駆動できなくなってしまう。
【0004】本発明はこのような駆動不良を防止しマウ
スの移動量を正確に位置検出機器まで伝達することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図4において、磁石によ
り製作されたボールと磁性体で構成された2本の直行
配置された位置検出駆動ローラーとこれを支える、長
穴加工された支持プレート(側面図a)で構成され
従来の摩擦力に磁力を追加利用し摩擦駆動力を高めるも
のである。
【0006】
【作用】本発明を図4において説明すると、磁石によ
り製作されたボールにより位置検出駆動ローラーは
常時引きつけられており、マウスを移動するとマウスボ
ードと接触しているボールは摩擦により回転し、ボール
に磁力により引きつけられている位置検出駆動ローラ
ーも回転するがこの時、従来の摩擦抵抗による駆動力
に磁力による接触圧が追加されより強い接触圧が得ら
れ、より強力な駆動力を得る。
【0007】
【実施例1】図5は実施例で、ボールは磁性体(内部
は鉄材で表面はゴム質)で構成され、位置検出駆動ロー
ラーaはリング状の磁石にシャフトを差し込み組み込
んでいる。ボールは従来のように押さえローラーで
位置検出駆動ローラーに押さえ付けている。位置検出駆
動ローラーは支持プレートにより支えられており、支
持プレートの軸受け穴は支持プレート側面図aの様
に長穴とする。
【0008】次に動作について説明すると従来は押さえ
ローラーによりボールを位置検出駆動ローラーに押さえ
つけボール表面のゴム質により摩擦力を確保していた。
本発明の磁石を組み込んだことにより、ボール(磁性
体)と位置検出駆動ローラーとは引きつけあい磁気力に
よる接触圧が追加されより強い駆動力が得られマウスの
移動量を正確に位置検出駆動ローラーに伝える事が出来
る。 図6においてマウスを右方向に早く移動し押さえ
ローラーの押さえ力に打ち勝ちボールの中心が左方向に
移動した場合を説明すると押さえローラーのスプリン
グに打ち勝ちボールが左に移動し軸芯が広がる力が働
くが支持プレート穴が長穴のため磁力によりボールの移
動に追従し接触圧は確保され回転駆動力は得られる。
【0009】
【実施例2】図4はボールを磁石で製作したものであ
る。位置検出駆動ローラーは磁性体で製作され、支持
プレートは実施例1と同様の構造で製作されている。
ボールを磁石で製作することによる効果を図6に於いて
説明すると、ボール内部が磁石である為マウスボー
ドaの一部を磁性体dで構成する事により実施例1の効
果と同様、ボールと位置検出駆動ローラー間の接触力が
アップされる。又 マウス操作面の表面(パソコンデス
ク)に磁性体d(鉄板)を採用した物を選定すれば特別
にマウスボードを用意しなくても従来の摩擦力に加え、
磁力による接触圧が追加される。
【0010】
【実施例3】実施例1で説明したように、本発明に関わ
る2軸座標入力装置は磁力を利用し駆動している為、ト
ラックボールとしての使用に効果がある。これを図7に
おいて説明すればトラックボールのボールを直接手に
て操作するため、手の油分及び汚れ等によりボールと位
置検出ローラー間の摩擦力が変化し回転駆動力が安定せ
ず位置検出駆動ローラーまで正確に駆動力が伝わらない
事があった。又、トラックボールのボールの表面は硬質
材で製作されており摩擦力がマウスタイプに比較し小さ
い。これを防止するためにボールを磁石で構成し、位
置検出駆動ローラーを磁性体とする事により実施例1
と同様、ボールと位置検出駆動ローラー間の摩擦力が確
保されトラックボールとしての機能を果たすことが出来
る。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、マウスボード上にお
いてマウスを移動しボールを回転させるとき従来の摩擦
力に磁力を追加利用しているためボールから位置検出駆
動ローラーへの駆動力を高め確実に動作させる事ができ
る。駆動力が高まった為ボールの加工精度、位置検出駆
動ローラーの支点軸穴加工精度を緩くできる。又、図7
のように磁性体を組み込んだマウスボードを使用すれば
マウスボードとボール間の駆動はさらに安定させられ
る。又、実施例2で説明したようにパソコンデスクを鉄
材を利用したものを利用すれば、マウスボードは不必要
とすることができる。
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の2軸座標入力装置の側面透視図である。
【図2】従来の2軸座標入力装置の平面透視図である。
【図3】ボールの中心と位置検出ローラーの軸芯間の間
隔を安定させ駆動力を得るために位置検出ローラーに押
さえスプリングを組み込んだ2軸座標入力装置内部平面
図である。
【図4】本発明の一実施例のボールに磁石を利用した2
軸座標入力装置の内部平面図である。
【図5】本発明の一実施例の位置検出ローラーに磁石を
使用した2軸座標入力装置の内部平面図である。
【図6】本発明の一実施例のボールに磁石を利用した2
軸座標入力装置のマウスボードの一部に磁性体を組み込
みボールとマウスボード間の駆動力を増加させた例であ
る。
【図7】本発明の一実施例のトラックボールのボールに
磁石を使用した側面透視図である。
【符号の説明】 は ボール は ボール押さえローラー は のボール内部を磁石又は磁化された材質を使用
したボール断面 は 磁性体の位置検出駆動ローラー aはリング型磁石を組み込んだ位置検出駆動ローラー は 支持プレート平面図 aは支持プレート側面図 は の対面側支持プレート は 透過型位置検出器 は ボールと位置検出駆動ローラー軸との芯間距離 は トラックボールのボール支持ローラー aは マウスボード又はパソコン机 bは 位置検出駆動ローラー押さえスプリング cは 同 上 dは マウスボード又はパソコン机にセットした磁性体
(薄鉄板)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転自在なボールを磁石、又は磁性体で構成し、また位
    置検出駆動ローラーに磁石を組み込んだもの、又は磁性
    体で構成し、磁力を利用してボールの回転を位置検出駆
    動ローラーまで駆動する事を特徴とした2軸座標入力装
    置。(注 ここでの磁石は磁鉄鉱、磁化されたもの等の
    磁力を有する物を総称して表現する)
JP8192674A 1996-06-17 1996-06-17 磁気駆動マウス Pending JPH103351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192674A JPH103351A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 磁気駆動マウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8192674A JPH103351A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 磁気駆動マウス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH103351A true JPH103351A (ja) 1998-01-06

Family

ID=16295165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8192674A Pending JPH103351A (ja) 1996-06-17 1996-06-17 磁気駆動マウス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH103351A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100342316C (zh) * 2004-06-14 2007-10-10 精博科技股份有限公司 位移向量撷取装置

Cited By (1)

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