JPH10334365A - 炎感知器及び炎感知方法 - Google Patents
炎感知器及び炎感知方法Info
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- JPH10334365A JPH10334365A JP15595497A JP15595497A JPH10334365A JP H10334365 A JPH10334365 A JP H10334365A JP 15595497 A JP15595497 A JP 15595497A JP 15595497 A JP15595497 A JP 15595497A JP H10334365 A JPH10334365 A JP H10334365A
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Abstract
対象範囲である防護区域の大きさや形状等に合わせて、
火災を監視する領域である感知区域の大きさや形状等を
設計出来る炎感知器及び炎感知方法を提供する。 【解決手段】 遮光板40は、第1波長検知部3a及び
第2波長検知部3bの両視野角4a,4b(図示略)を
包含して遮光可能なようになっている。遮光板40の内
の一部には開口部16が設けられている。開口部16
は、第1波長検知部3aに対する側の所定部分が、正常
監視区域18の対応する所定部分(3辺A,B,C)と
相似形になるように開口されている。また、第2波長検
知部3bに対する側の所定部分は視野角4bより外側ま
で開口されている。
Description
方法に係わり、特に2波長検知炎感知器を採用したとき
に、消火対象範囲である防護区域の大きさや形状等に合
わせて、火災を監視する領域である感知区域の大きさや
形状等を設計出来る炎感知器及び炎感知方法に関する。
り、炎感知器1の検知部3を頂点とする円錐状の空間と
なり、感知区域7の形状・面積は、炎感知器1の設置角
度及び設置高さ等によって決まる。一方、図6に一例を
示す様に、消火対象範囲である防護区域9は、現実の消
火設備、消火能力に応じて複数の警戒区域(図6の例で
は警戒区域11a〜11c)に区分けされる。警戒区域
11a〜11cは建物の形状等により様々な形状・面積
となる。このため、炎感知器1の設置は、感知区域7a
〜7cに、警戒区域11a〜11cがそれぞれ包含され
るように配置していた。即ち、感知区域7a〜7cの形
状が円若しくは楕円であるのに対し、警戒区域11a〜
11cの形状は四角形であるためそのまま合わせること
が出来ず、感知区域7a〜7cを一部重複した形で警戒
区域11a〜11cを包含し、全体の防護区域9を覆う
様に炎感知器1を配置している。このように隣接した警
戒区域11a〜11cが存在する場合、感知区域7a〜
7cの形状が円若しくは楕円であるため重複部が大きく
ならざるを得なかった。このとき、放水の可能な領域で
ある放水区域13a〜13cは感知区域7a〜7cを完
全に包含する様に配設する必要がある。感知区域7a〜
7cの形状が円若しくは楕円であることは、警戒区域1
1a〜11cの境界線から見た感知区域7a〜7cの感
知性能保証視野角5一杯の距離が局所的ではあるが拡大
することに繋がっている。ここで、感知性能保証視野角
5はメーカーにより感知性能を保証された視野角であ
る。このため、放水区域13a〜13cもこの分広く取
らざるを得ず、放水設備的にも過度の余裕を持たせた設
計をせざるを得ない等の弊害があった。かかる弊害を防
止するには、例えば図7に示すように、炎感知器1の検
知部3と感知区域7の間に遮光板20を配設すると効果
的である。遮光板20は検知部3の視野角4(図示せ
ず)を包含して遮光可能な様になっている。ここに、視
野角4は、感知性能保証視野角5を含み、感知性能保証
視野角5を越えても僅かながら赤外線(紫外線)を検出
可能な感度領域を含む角度である。遮光板20の一部に
は感知区域7と相似な形状に開口部6が設けられてい
る。遮光板20が存在しない場合には、感知区域7は円
若しくは楕円状となるが、遮光板20を配設したことに
より開口部6と相似な形状になる。例えば、開口部6を
四角形に定めれば、感知区域7も四角形となる。即ち、
図6の感知区域7a〜7cは警戒区域11a〜11cの
大きさ及び形状に合わせることが出来る。従って、放水
区域13a〜13cは警戒区域11a〜11cを含む様
に少しだけ大きくする様に設計が出来る(図示略)。ま
た、感知区域7a〜7cが四角形で警戒区域11a〜1
1cと合わせられ容易に定まることから、放水区域13
a〜13cの設計も容易に行うことが出来る。
明した遮光板20を配設する手法を2波長式の検知方式
を採用する炎感知器に適用すると、次に述べるような弊
害を生ずる恐れがあった。2波長式の検知方式を採用し
た炎感知器として、図8に示す炎感知器31が知られて
いる。炎感知器31は、炎特有のCO2 共鳴放射帯から
の光(波長約4.3μm、以下「第1波長」という)を
検知する第1波長検知部3aと、CO2 共鳴放射帯とは
異なる放射帯からの光(例えば波長約4.0μm、以下
「第2波長」という)を検知する第2波長検知部3bを
備えている。図9に、第1波長と第2波長の関係を説明
するため各種分光放射強度を示す。図9より、高温物体
(1000°C)の場合は第2波長における相対強度が
第1波長における相対強度より大きいことが分かる。一
方、炎の場合はこれとは逆に、第1波長における相対強
度が第2波長における相対強度より大きい。従って、第
1波長と第2波長における各光量を測定し、その大きさ
を比較することで高温物体か炎かの区別をすることが出
来る。第1波長検知部3aと第2波長検知部3bは、構
造上所定間隔分(約10mm程度)離隔して配設されて
いる。第1波長検知部3aで火災の感知可能な感知区域
17aと第2波長検知部3bで火災の感知可能な感知区
域17bとは、図8に示すように、検知部の配列方向に
検知部の間隔分(約10mm)だけずれた2つの円にな
る。ここに、正常に火災監視ができる区域は、感知区域
17aと感知区域17bの重なり合った部分(以下、正
常監視区域8という)のみとなる。即ち、感知区域17
aから正常監視区域8を引いた残りの部分は第2波長を
感知出来ないため、高温物体等が存在する場合には炎と
誤判断(このとき、第1波長における光量>第2波長に
おける光量)される区域である(以下、非火災報判断不
可区域12という)。また、感知区域17bから正常監
視区域8を引いた残りの部分は第1波長を感知出来ない
ため、常に炎を感知出来ない区域である(以下、不作動
区域14という)。ここで、遮光板20を炎感知器31
の第1波長検知部3a、第2波長検知部3bと感知区域
17a、感知区域17bの間に配設すると、無視できな
い程大きな非火災報判断不可区域22及び不作動区域2
4が出現し問題となる。即ち、図10に示すように、遮
光板20を配設したことにより、幾何学的に第1波長検
知部3a、第2波長検知部3bから遮光板20までの距
離と遮光板20から感知区域17a、感知区域17bま
での距離の比に比例した形で、検知部の間隔(約10m
m)は増大される。例えば、第1波長検知部3a、第2
波長検知部3bから遮光板20までの距離を10cmと
し、遮光板20から感知区域17a、感知区域17bま
での距離を20mとすると、非火災報判断不可区域22
及び不作動区域24の幅は各々約2mになる。この場
合、不作動区域24は、監視区域外と見なすことができ
るが、非火災報判断不可区域22では誤報が多発する恐
れがある。但し、この点遮光板20を用いない場合は、
図8に示すように両区域の幅は10mm程度でありほと
んど問題とはならない。
されたもので、2波長検知炎感知器を採用したときに、
消火対象範囲である防護区域の大きさや形状等に合わせ
て、火災を監視する領域である感知区域の大きさや形状
等を設計出来る炎感知器及び炎感知方法を提供すること
を目的とする。
有のCO2 共鳴放射帯からの光を検知する第1波長検知
部と、該第1波長検知部で検知した光と比較することで
炎か否かを判定するため前記CO2 共鳴放射帯とは異な
る放射帯からの光を検知する第2波長検知部を有する炎
感知手段と、前記第1波長検知部及び第2波長検知部と
該第1波長検知部及び第2波長検知部が火災を監視する
所定領域である感知区域との間の所定の空間位置に前記
第1波長検知部及び第2波長検知部の両視野角を包含し
て遮光する遮光手段を備え、該遮光手段の一部は前記第
1波長検知部に対する側の所定部分を前記第1波長検知
部と第2波長検知部の属する平面及び前記遮光手段の属
する平面のいずれか少なくとも一方に平行な仮想平面に
投影された前記感知区域の所定部分と相似形になるよう
開口し、前記第2波長検知部に対する側の所定部分を前
記視野角より外側まで開口したことを特徴とする。炎感
知手段は、第1波長検知部及び第2波長検知部を備えて
いる。第1波長検知部は、炎特有のCO2 共鳴放射帯か
らの光を検知する。また、第2波長検知部は、CO2 共
鳴放射帯とは異なる放射帯からの光を検知し、第1波長
検知部で検知した光と比較することで炎か否かを判定す
る。第1波長検知部及び第2波長検知部と第1波長検知
部及び第2波長検知部が火災を監視する所定領域である
感知区域との間の所定の空間位置に、遮光手段を配設す
る。遮光手段は、第1波長検知部及び第2波長検知部の
両視野角を包含して遮光する。この遮光手段の内の一部
は開口されている。この開口の仕方を開口の第1波長検
知部に対する側と第2波長検知部に対する側に区分して
説明する。第1波長検知部及び第2波長検知部の属する
平面、遮光手段の属する平面及び感知区域の属する平面
が共に平行である場合の開口は、第1波長検知部に対す
る側の所定部分を感知区域の所定部分と相似形になるよ
うにし、また、第2波長検知部に対する側の所定部分を
視野角より外側まで開口する。
に対し斜めに取り付けた場合を考える。このときの遮光
手段に設ける開口の大きさ及び形状を求めるに際し、便
宜上仮想平面を想定する。仮想平面は、第1波長検知部
と第2波長検知部の属する平面及び遮光手段の属する平
面のいずれか少なくとも一方に平行であるように設定す
る。第1波長検知部と第2波長検知部の属する平面及び
遮光手段の属する平面のいずれか少なくとも一方に平行
としたのは、遮光手段が平面の場合もあるし、筒や筺体
等の場合もあるためである。今、第1波長検知部及び第
2波長検知部の属する平面と遮光手段の属する平面は平
行であると仮定する。このときの感知区域の所定部分を
仮想平面に投影する。そして、投影された形状と相似形
になるよう第1波長検知部に対する側の所定部分を開口
する。また、第2波長検知部に対する側の所定部分は、
視野角より外側まで開口する。このことにより、第1波
長検知部に対する側の所定部分は、防護区域の大きさや
形状等に合わせて、感知区域の大きさや形状等を設計出
来る。従って、この部分を利用して防護区域に適応した
形での最適な設計を行うことが出来る。また、第2波長
検知部に対する側の所定部分は視野角より外側まで開口
したため、面積の狭い不作動区域とすることが出来る。
なお、上述した仮想平面は、第1波長検知部及び第2波
長検知部の属する平面、遮光手段の属する平面及び感知
区域の属する平面が共に平行である場合には、感知区域
の属する平面と同一面とみなして考える。
有のCO2 共鳴放射帯からの光を検知する第1波長検知
部及び該第1波長検知部で検知した光と比較することで
炎か否かを判定するため前記CO2 共鳴放射帯とは異な
る放射帯からの光を検知する第2波長検知部と前記第1
波長検知部及び第2波長検知部が火災を監視する所定領
域である感知区域との間の所定の空間位置に前記第1波
長検知部及び第2波長検知部の両視野角を包含するよう
遮光手段を配設し、該遮光手段の一部は前記第1波長検
知部に対する側の所定部分を前記第1波長検知部と第2
波長検知部の属する平面及び前記遮光手段の属する平面
のいずれか少なくとも一方に平行な仮想平面に投影され
た前記感知区域の所定部分と相似形になるよう開口し、
前記第2波長検知部に対する側の所定部分を前記視野角
より外側まで開口することを特徴とする。
基づいて説明する。尚、図5乃至図10と同一要素のも
のについては同一符号を付して説明は省略する。本発明
の実施形態を示す図1において、遮光板40が炎感知器
31の第1波長検知部3a、第2波長検知部3bと感知
区域17b、感知区域27bの間の所定空間位置に配設
されている。遮光板40は、感知区域17b、感知区域
27bの属する平面と平行に配設されている。遮光板4
0は、第1波長検知部3a及び第2波長検知部3bの両
視野角4a,4b(図示略)を包含して遮光可能なよう
になっている。遮光板40の内の一部には開口部16が
設けられている。開口部16は、第1波長検知部3aに
対する側の所定部分が、正常監視区域18の対応する所
定部分と相似形になるように開口されている。また、第
2波長検知部3bに対する側の所定部分は視野角4bよ
り外側まで開口されている。
光板40を炎感知器31の第1波長検知部3a、第2波
長検知部3bと感知区域17b、感知区域27bの間の
所定空間位置に配設する。遮光板40は、第1波長検知
部3a及び第2波長検知部3bの両視野角4a,4bを
包含して遮光可能なように配設する。遮光板40の内の
一部には開口部16を設ける。開口部16は、第1波長
検知部3aに対する側の所定部分が、正常監視区域18
の対応する所定部分と相似形になるように開口する。図
1の場合には正常監視区域18の形状中の3辺A,B,
Cに相似となるように開口部16の対応する部分を開口
する。正常監視区域18の対応する所定部分と相似形に
なるように開口するのは、3辺A,B,Cを警戒区域に
合わせることで、防護区域に適応した形での最適な設計
を行うことが出来るようにするためである。3辺A,
B,Cを警戒区域に合わせて利用しても、感知区域27
bと正常監視区域18間の領域は不作動区域34であ
り、火災を感知しないため無視出来る。一方、第2波長
検知部3bに対する側の所定部分は遮光すると、図10
で説明したように、非火災報判断不可区域22を生じ誤
報を発する恐れがある。このため、第2波長検知部3b
に対する側の所定部分は視野角4bより外側まで開口す
る。このとき、感知区域17bと正常監視区域18間の
領域は、遮光板40が無いときと同じ状態になる。即
ち、非火災報判断不可区域は無くなり、不作動区域44
となり、その領域も遮光板40が無いときと同じに狭
い。
明する(図示略)。警戒区域が三角形の場合も上述した
四角形の場合と同様に設計が可能である。遮光板40に
配設する開口部16は、第1波長検知部3aに対する側
の所定部分(この場合は三角形中の2辺E,F、図示
略)が、正常監視区域18の対応する所定部分と相似形
になるように開口する。また、第2波長検知部3bに対
する側の所定部分は視野角4bより外側まで開口する。
このように、任意の警戒区域の形状、大きさに合わせた
形で第1波長検知部3aに対する側の所定部分を開口す
れば、2波長検知方式の炎感知器を採用したときでも、
防護区域の大きさや形状等に合わせて、自由に感知区域
の大きさや形状等を設計出来る。
び遮光板40が感知区域17b、感知区域27bの属す
る平面に対し、所定角度斜めに配設された場合を考え
る。このとき、遮光板40と平行に仮想平面50(図示
略)を想定する。そして、この仮想平面50上に正常監
視区域18の形状を投影する。投影図58は、投影され
た正常監視区域18の形状を所定倍縮小(若しくは拡
大)したものである。遮光板40に配設する開口部16
は、第1波長検知部3aに対する側を投影図58の所定
部分に相似になるように開口する。また、第2波長検知
部3bに対する側の所定部分は視野角4bより外側まで
開口する。以上により、炎感知器31及び遮光板40が
所定角度斜めに配設された場合でも、同様に防護区域の
大きさや形状等に合わせて設計出来る。
た例を図3に示す。図3において、防護区域19は消火
能力等により4つの防護区域19A,19B,19C,
19Dに分割されている。そして、各防護区域毎に炎感
知器31A,31B,31C,31Dが配設されてい
る。警戒区域47A,47B,47C,47Dは各々の
警戒区域が各防護区域を含むように設定される。警戒区
域47A等の形状(感知区域も同じになる)は、防護区
域19Aの形状に合わせることが出来る。即ち、図4に
示すように、第1波長検知部3aに対する側の所定部分
(この場合は、2辺G,H)を防護区域19Aの形状に
合わせる。第2波長検知部3bに対する側の所定部分
(この場合は、2辺G,Hを除く方向)は、防護区域1
9Aの形状に合わせる必要が無い部分なので、視野角4
bより外側まで開口する。このように、警戒区域47A
等は、防護区域19A等より僅かに大きく、また、放水
区域53A等(図示略)は、警戒区域47A等より僅か
に大きく設計出来るため、放水区域53A等の設計に無
駄が無い。このため、放水能力等も必要最小限に抑える
ことが出来る。
31の外部に配設するとして説明したが、炎感知器31
の内部に配設(図示略)することも可能である。更に、
遮光板40は平板として説明したが、炎感知器31の全
体を筐体22(図示略)で覆い、その一部に開口部16
を配設(図示略)することも可能である。また、第1波
長検知部3aに対する側の所定部分が防護区域の形状
(若しくは仮想平面に投影された投影図の形状)と相似
になるような遮光筒25を炎感知器31の周囲に配設
(図示略)してもよい。このとき、遮光筒25の高さを
調節するか、あるいは、遮光筒25の断面積を防護区域
方向に次第に絞ることで感知区域の面積を調節すること
が出来る。
に炎感知器31を設置し、第2層の天井の一部に開口部
16を配設することも可能である(図示略)。なお、炎
感知器31の特性は感知性能保証視野角5を越えても僅
かながら赤外線(紫外線)を検出する。このため、遮光
板40を配設しない場合には、感知性能保証視野角5の
外側で生じた火災であっても、火災源が強い赤外線(紫
外線)を発していると炎感知器31は動作し、誤報を出
す恐れがあった。しかし、非火災報判断不可区域22は
無くなり、感知性能保証視野角5の外側に存在する火災
を覚知することは無いため、検出精度及び信頼性が向上
する。
光手段は、第1波長検知部に対する側の所定部分を感知
区域(若しくは仮想平面に投影された感知区域の投影図
の形状)の所定部分と相似形になるように開口し、ま
た、第2波長検知部に対する側の所定部分を視野角より
外側まで開口したので、第1波長検知部に対する側の所
定部分は、防護区域の大きさや形状等に合わせて、感知
区域の大きさや形状等を設計出来る。従って、この部分
を利用して防護区域に適応した形での最適な設計を行う
ことが出来る。また、第2波長検知部に対する側の所定
部分は、面積の狭い不作動区域とすることが出来る。
に適用した例
間に遮光板を配設したときの様子を示す図
視空間
感知区域の間に遮光板を配設したときの様子を示す図
Claims (2)
- 【請求項1】 炎特有のCO2 共鳴放射帯からの光を検
知する第1波長検知部と、該第1波長検知部で検知した
光と比較することで炎か否かを判定するため前記CO2
共鳴放射帯とは異なる放射帯からの光を検知する第2波
長検知部を有する炎感知手段と、前記第1波長検知部及
び第2波長検知部と該第1波長検知部及び第2波長検知
部が火災を監視する所定領域である感知区域との間の所
定の空間位置に前記第1波長検知部及び第2波長検知部
の両視野角を包含して遮光する遮光手段を備え、該遮光
手段の一部は前記第1波長検知部に対する側の所定部分
を前記第1波長検知部と第2波長検知部の属する平面及
び前記遮光手段の属する平面のいずれか少なくとも一方
に平行な仮想平面に投影された前記感知区域の所定部分
と相似形になるよう開口し、前記第2波長検知部に対す
る側の所定部分を前記視野角より外側まで開口したこと
を特徴とする炎感知器。 - 【請求項2】 炎特有のCO2 共鳴放射帯からの光を検
知する第1波長検知部及び該第1波長検知部で検知した
光と比較することで炎か否かを判定するため前記CO2
共鳴放射帯とは異なる放射帯からの光を検知する第2波
長検知部と前記第1波長検知部及び第2波長検知部が火
災を監視する所定領域である感知区域との間の所定の空
間位置に前記第1波長検知部及び第2波長検知部の両視
野角を包含するよう遮光手段を配設し、該遮光手段の一
部は前記第1波長検知部に対する側の所定部分を前記第
1波長検知部と第2波長検知部の属する平面及び前記遮
光手段の属する平面のいずれか少なくとも一方に平行な
仮想平面に投影された前記感知区域の所定部分と相似形
になるよう開口し、前記第2波長検知部に対する側の所
定部分を前記視野角より外側まで開口することを特徴と
する炎感知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15595497A JP3957361B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 炎感知器及び炎感知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15595497A JP3957361B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 炎感知器及び炎感知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10334365A true JPH10334365A (ja) | 1998-12-18 |
JP3957361B2 JP3957361B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=15617169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15595497A Expired - Fee Related JP3957361B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 炎感知器及び炎感知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3957361B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075132A (ja) * | 1999-12-28 | 2009-04-09 | Hochiki Corp | 炎検出装置 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP15595497A patent/JP3957361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075132A (ja) * | 1999-12-28 | 2009-04-09 | Hochiki Corp | 炎検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3957361B2 (ja) | 2007-08-15 |
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