JPH10333926A - プログラム実行管理方法、装置、及び記録媒体 - Google Patents

プログラム実行管理方法、装置、及び記録媒体

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JPH10333926A
JPH10333926A JP14555697A JP14555697A JPH10333926A JP H10333926 A JPH10333926 A JP H10333926A JP 14555697 A JP14555697 A JP 14555697A JP 14555697 A JP14555697 A JP 14555697A JP H10333926 A JPH10333926 A JP H10333926A
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program
execution
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programs
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JP14555697A
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Yusaku Nakajima
雄作 中島
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N T T DATA KK
NTT Data Group Corp
Original Assignee
N T T DATA KK
NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の実行形式のプログラム、例えばアプ
リケーションプログラム(AP)の同時実行制限を行う
ことができるAP管理システムを提供する。 【解決手段】 プログラム毎に他のプログラムの同時実
行の制限条件が設定されたAP実行条件ファイル15を
用いてプログラムの実行管理を行う。例えば表示処理部
12は、AP実行条件ファイル15に非表示要求が設定
されている場合はAP実行中のメニューを非表示とし、
一方、マスク要求が設定されている場合は該当メニュー
項目をマスクして選択できなくする。AP実行終了後は
上記制限条件を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
で使用される複数のプログラムの実行管理を、例えばメ
ニュー・インタフェースを使用して効率良く行う手法に
関する。
【0002】
【従来の技術】利用者に対して実行形式のプログラム、
例えばアプリケーションプログラム(以下、AP)やユ
ーティリティプログラム(以下、AP等という場合もあ
る)を簡単な操作で起動させるためのユーザ・フレンド
リなインタフェースを提供する方式として、GUI(Gr
aphical User Interface)によるメニュー・プログラム
(ランチャー・アプリケーションとも呼ばれる)が知ら
れている。また、パーソナル・コンピュータ装置で使用
されるメニュー・プログラムとして著名なものでは、M
icrosoft社の「Windows 3.1」、あ
るいは「WindowsNT」の「ファイルマネージャ
ー」や「プログラムマネージャー」、「Windows
95」の「スタートメニュー」や「エクスプローラ」、
Symantec社の「Norton Utilit
y」等がある。
【0003】上記のOS(オペレーティングシステム)
はマルチタスク型のOSであるが、OSがマルチタスク
であるということは、当該OS上で複数のAP等を同時
に実行可能であることを意味する。具体的には、あるA
P‘A’が起動しているときに、表示メニューから別の
AP‘B’を選択すれば、AP‘B’も同時期に起動可
能となる。このように、マルチタスク型のOSで使用さ
れるメニュー・プログラムのもとでは、表示メニューを
通じて複数のプログラムの起動が容易に行えるようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
して表示メニューを通じてAP等を実行させる従来の方
式では、複数のAP等を同時に起動させると、個々のプ
ログラムの動作が不良ないし不安定になったり、処理速
度が低下してしまうことがよくある。例えば、電子メー
ルの送受信用APとデスクトップ会議システム用APと
を同じパーソナル・コンピュータ装置上で起動させる
と、例えば通信用デバイスドライバの競合や、お互いの
通信電文を破壊する等の不具合が発生する場合がある。
また、ビデオ・オン・デマンドシステムに接続して動画
の配信を受けて再生を行っているパーソナル・コンピュ
ータ装置上で、さらにもう1つのAPを起動させると、
動画の再生が停止したり、途切れたりする等の不具合が
生じる場合もある。これらの不具合は、コンピュータ装
置やソフトウェア等に関する知識を有する利用者であれ
ば、それを意識して注意することはできるが、上記知識
を持たない利用者にとっては、不具合のみが顕となり、
快適な使用ができなくなる問題があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、マルチタスク型
OS上で動作する複数の実行形式のプログラムの競合等
に伴う動作不安定を抑制することができる、改良された
プログラム実行管理方法を提供することにある。本発明
の他の課題は、コンピュータ装置やソフトウェア等の専
門知識を必要としない、エンドユーザ指向のシステム構
築を可能にするプログラム管理装置、及びこのプログラ
ム管理装置を汎用コンピュータ装置上で実現するための
記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が提供するプログ
ラム実行管理方法は、複数の実行形式のプログラムを同
時に選択して実行させることが可能なコンピュータ装置
における各プログラムの実行管理方法であって、プログ
ラムの同時実行を制限すべき他のプログラムの識別情報
とその制限条件とを個々のプログラム毎に予め設定して
おき、選択された一つのプログラムの実行中は当該プロ
グラムの実行が終了するまで前記設定された他のプログ
ラムの起動を前記制限条件に従って制限することを特徴
とする。
【0007】本発明が提供する他のプログラム実行管理
方法は、複数の実行形式のプログラムを同時に選択して
実行させることが可能なコンピュータ装置における各プ
ログラムの実行管理方法であって、所定のメニュー・イ
ンタフェース手段によって表示される複数のメニュー項
目のそれぞれに、前記プログラムの起動環境情報と同時
実行を制限すべき他のプログラムの識別情報及びその制
限条件とを対応付けておき、一つのプログラムが前記メ
ニュー項目を通じて起動されたときに、前記制限条件に
応じて前記他のプログラムの選択が制限されるように前
記メニュー項目の表示形態を変化させることを特徴とす
る。
【0008】また、他の課題を解決する本発明のプログ
ラム実行管理装置は、複数の実行形式のプログラムを同
時に選択して実行させることが可能なコンピュータ装置
において使用される装置であって、複数の実行形式のプ
ログラムを同時に選択して実行させることが可能なコン
ピュータ装置において使用される装置であって、選択可
能な前記プログラムの一覧をプログラム毎に割り当てら
れたメニュー項目を通じて表示するメニュー・インタフ
ェース手段と、前記表示されたメニュー項目毎に当該プ
ログラムの起動環境情報と同時実行を制限すべき他のプ
ログラムの識別情報及びその制限条件とを対応付ける手
段と、前記表示されたメニュー項目を通じて一つのプロ
グラムが起動されたときに、そのメニュー項目に対応付
けられた前記制限条件に基づいて他のプログラムの起動
を制限させる起動制御手段と、前記実行中のプログラム
の実行過程を監視するとともに当該プログラムの実行終
了を契機に前記実行制限を解除する手段と、を備えて成
る。
【0009】前記起動制御手段は、選択されたメニュー
項目に対応付けられた前記実行制限条件に非表示要求が
設定されている場合、該当プログラムの実行中は前記一
覧及びメニュー項目の表示を制限させ、一方、他のメニ
ュー項目のマスク要求が設定されている場合、該当プロ
グラムの実行中は前記設定された他のプログラムについ
てのメニュー項目を選択不能にさせるようにする。
【0010】また、他の課題を解決する本発明の記録媒
体は、複数の実行形式のプログラムを同時に選択して実
行させることが可能なコンピュータ装置に前記プログラ
ムの実行管理を行わせるための命令群を前記コンピュー
タ装置が読取可能な形態で記録した記録媒体であって、
前記命令群が、前記選択可能なプログラムの一覧をプロ
グラム毎に割り当てられたメニュー項目を通じて表示さ
せる処理、前記表示されたメニュー項目毎に当該プログ
ラムの起動環境情報と同時実行を制限すべき他のプログ
ラムの識別情報及びその制限条件とを対応付ける処理、
前記表示されたメニュー項目を通じて一つのプログラム
が起動されたときに、そのメニュー項目に対応付けられ
た前記制限条件に基づいて他のプログラムの起動を制限
させる処理、及び、前記実行中のプログラムの実行過程
を監視するとともに当該プログラムの実行終了を契機に
前記実行制限を解除する処理を、前記コンピュータ装置
に行わせるものであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を複数のAPの実行
管理に適用した場合の実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本実施形態によるAP管理システ
ムの構成例を示す機能ブロック図である。このAP管理
システム1は、本発明のAP管理装置10、マウスある
いはキーボード等の入力装置20、及び、CRTや液晶
ディスプレイ等の出力装置30を含み、複数のAP(#
1〜#n)41〜4nの実行を管理できるように構成さ
れる。なお、管理対象となる複数のAPは、それぞれ既
存のAPである。
【0012】AP管理装置10は、コンピュータ装置が
所定の命令群、すなわちコンピュータプログラム及び必
要なパラメータを読み込んで実行することにより形成さ
れる、入力処理部11、表示処理部12、AP起動処理
部13、AP監視処理部14、AP実行条件ファイル1
5、AP実行条件設定処理部16の各機能ブロックを具
備して構成される。表示処理部12は出力装置30にメ
ニュー項目を表示させるメニュー・インタフェース手段
として機能するものであり、入力処理部11及びAP起
動処理部12は、AP実行条件ファイル15の設定内容
に基づいてAPの起動実行を制御する起動制御手段とし
て機能するものである。なお、上記コンピュータプログ
ラム等は、通常、コンピュータ装置に内蔵されるハード
ディスク等の記憶手段に格納されて使用されるが、コン
ピュータ装置とは分離した形態で流通する記録媒体、例
えばCD−ROMやFD等に格納され、使用時に上記記
憶手段にインストールされるものであってもよい。
【0013】各機能ブロック11〜16の具体的な内容
は下記のとおりである。入力処理部11は、出力装置3
0において表示されるメニューから利用者が入力装置2
0を通じて選択したメニュー項目に対応する情報の入力
ないし転送処理等を行う。具体的には、利用者によりあ
るメニュー項目が選択されると、まず、選択されたメニ
ュー項目に対応したAPの起動環境情報、すなわちその
APの格納先である実行APパスをAP実行条件ファイ
ル15より取得してAP起動処理部13に送る。また、
利用者により選択されたメニュー項目に他のAPの制限
条件、例えばメニューの非表示要求、あるいは他のメニ
ュー項目のマスク要求が設定されている場合は、各々の
制限条件に対応したコマンドを表示処理部12に送る。
【0014】表示処理部12は、出力装置30にメニュ
ーを表示させるとともに、入力処理部11からのコマン
ドに基づいて、メニューの非表示処理またはメニュー項
目のマスク処理を行う。メニューの非表示処理とは、コ
マンドが非表示要求の場合にメニュー自体を表示させな
くする処理であり、項目のマスク処理とは、コマンドが
マスク要求のときに、メニューは表示するが、該当する
メニュー項目の選択をできなくする処理である。
【0015】AP起動処理部13は、入力処理部11よ
り送られた実行APパスに基づいて複数のAPから特定
のAPを選択して起動実行させるとともに、当該実行A
Pパスを含んだAP監視コマンドを作成し、これをAP
監視処理部14に送る。AP監視処理部14は、上記コ
ンピュータ装置のタイマ等を使用して、AP起動処理部
13より入力されたAP監視コマンドに基づいて起動し
ているAP(#1〜#n)41〜4nの実行状況の監視
処理を定期的に行う。また、監視中のAPの実行が終了
した場合、監視処理を終了するとともに、入力処理部1
1に対してAPの実行終了を通知する。上記タイマ等に
よる監視は、例えば、使用するコンピュータ装置のOS
に基づいたコールバック関数等を用いて当該OSに登録
し、APの実行終了後にOSからAP監視処理部14に
通知するように構成する。AP実行条件設定処理部16
は、AP実行条件ファイル15の作成、内容設定、その
更新を行う。このAP実行条件ファイル15の作成及び
内容設定は、通常、システム構築時にシステム管理者等
によって行われるが、事後的、例えばシステム運用中に
おいても可能である。
【0016】AP実行条件ファイル15は、複数のAP
のメニュー項目による選択と他のAPの同時実行の制限
とを可能にする属性情報を設定するためのものである。
このAP実行条件ファイル15の設定項目例を図4
(a)、具体的な設定情報例を図4(b)に示す。
【0017】図4(a)において、「項目番号」はメニ
ュー項目の識別情報の設定領域、「項目表示名称」は項
目番号に対応付けられ、実行可能なAPを識別するため
の文字列設定領域、「実行APパス」は実行対象となる
APの格納先を示すパスの設定領域、「メニュー非表示
要求」は該当APの実行中にメニューの表示を行わない
ようにするための他のAPの識別情報の設定領域、「マ
スク項目番号」は、当該項目番号が選択され該当APの
実行中にメニュー中でマスクしたい1つまたは複数のA
P、具体的にはそれに対応する項目番号の設定領域であ
る。この実施形態では、「メニュー非表示要求」に
‘0’が設定されていればメニュー表示を行ない、逆に
‘1’が設定されていればメニュー表示を行わないよう
にする。また、「マスク項目番号」には、該当APの実
行中に表示メニュー中でマスクしたい1つまたは複数の
項目番号を設定するものとする。
【0018】図4(b)は、6つのAP、すなわち‘電
子新聞’、‘電子図書館’、‘電子雑誌’、‘電子メー
ル’、‘テレビ会議システム’、‘電子決済’を設定し
た場合の例を示している。各メニュー項目のうち、項目
番号“6”の‘電子決済’では、メニュー非表示要求が
‘1’に設定設定されているため、このAPの起動実行
中は、メニュー自体が表示されなくなる。また、項目番
号“3”の‘電子雑誌’では、マスクしたい項目番号
に、“1”の‘電子新聞’、“4”の‘電子メール’、
“5”の‘テレビ会議システム’、が設定されているの
で、‘電子雑誌’が選択されて実行している間は、項目
番号“1”、“4”、“5”のAPについてはメニュー
には表示されるもののその選択が不可能にされる。他の
メニュー項目についても同様の見方をすることができ
る。
【0019】次に、本実施形態のAP管理装置10の動
作内容を図2及び図3を参照して具体的に説明する。な
お、AP実行条件ファイル15は、AP実行条件設定処
理部16で既に作成され、上述のような情報が設定され
ているものとする。
【0020】図2において、AP管理装置10が起動す
ると、表示処理部12はAP実行条件ファイル15を読
み込み(ステップS101)、出力装置30へのメニュ
ー表示を行う(ステップS102)。表示されるのは、
選択可能なAPの一覧情報である。利用者は、入力装置
20を用いてメニューから所望のAPが設定されたメニ
ュー項目を選択する(ステップS103)。選択された
メニュー項目についての情報は、入力処理部11に送ら
れる。入力処理部11は、AP実行条件ファイル15の
設定内容を読み込み、選択されたメニュー項目の対応A
Pについて非表示要求が設定されているかどうかを判定
する。設定されている場合は(ステップS104、Ye
s)、非表示コマンドを表示処理部12に対して発行す
る(ステップS105)。この非表示コマンドを受領し
た表示処理部12はメニューを全体を非表示とする(ス
テップS106)。入力処理部11は、また、選択され
た項目から、AP実行条件ファイル15から該当する実
行APパスを取得し(ステップS107)、これをAP
起動処理部13に送る。AP起動処理部13は、入力さ
れた実行APパスに該当するAPを読み出してそれを起
動実行させる(ステップS108)。同時に、実行AP
パスを含んだAP監視コマンドをAP監視処理部14に
送る。AP監視処理部14は、起動しているAPの実行
状態の監視を開始し(ステップS109)、APの実行
が終了したときは(ステップS110、Yes)、AP
の実行状態の監視を終了するとともに(ステップS11
1)、入力処理部11にAP終了の通知を行う(ステッ
プS112)。このAP終了の通知を受領した入力処理
部11は、メニューの非表示要求の解除コマンドを表示
処理部12に送る(ステップS113)。この通知を受
領した表示処理部12は、非表示処理を直ちに解除し、
メニューの再表示を行う。
【0021】なお、ステップS104で、入力処理部1
1で選択された項目にメニューの非表示要求が設定され
ていないと判定した場合は(ステップS104、N
o)、図3の処理に移行する。すなわち、該当APにマ
スク番号が設定されているかどうかをAP実行条件ファ
イル15から確認し、設定されている場合は(ステップ
S114、Yes)、1または複数の該当APについて
のマスク要求のコマンドを表示処理部12に発行する
(ステップS115)。入力処理部11は、また、選択
された項目に対応する実行APパスをAP実行条件ファ
イル15から取得し(ステップS116)、AP起動処
理部13にその実行APパスを送る。
【0022】AP起動処理部13では、入力された実行
APパスに該当するAPを選択してそれを起動させる
(ステップS117)。同時に、実行APパスを含んだ
AP監視コマンドをAP監視処理部14に通知する。A
P監視処理部14は、タイマ等で、起動しているAPの
実行状態の監視を開始し(ステップS118)、終了し
たAPがない場合は(ステップS119、No)、ステ
ップS102に戻り、ステップS115で通知されたメ
ニュー項目のマスク要求を反映させた表示処理を行わせ
る。AP監視処理部14において、終了したAPが検出
された場合(ステップS119、Yes)、そのAPの
実行状態の監視を終了し(ステップS120)、入力処
理部11に対して該当AP終了の通知を行う(ステップ
S121)。そのAPにおいて項目のマスク要求がなさ
れていない場合は(ステップS122、No)、ステッ
プS102に戻り、メニューの再表示を行わせる。一
方、そのAPで項目のマスク要求がなされていた場合
(ステップS122、Yes)、入力処理部11は、マ
スク解除コマンドを表示処理部12に発行する(ステッ
プS123)。このマスク解除コマンドを受領した表示
処理部12は、直ちにメニュー項目を解除し、ユーザに
よるそのメニュー項目の選択を可能にさせる。
【0023】図5は、本実施形態のAP管理装置10の
出力装置30の表示出力例を示す図である。この例で
は、図4(b)に例示したAP実行条件ファイル15の
設定内容が表示処理部12で読み込まれて表示されたメ
ニューの初期状態を示すものである。この場合、メニュ
ーには、各メニュー項目の対応ボタン41〜46毎に、
項目番号、項目表示名称、実行APパス、メニュー非表
示要求、マスク項目番号が、それぞれ割り付けられてお
り、ボタン41〜46のいずれかを選択すると、該当す
るAP実行条件ファイル15内の設定情報が獲得され、
それに対応するAPが起動するようになっている。メニ
ュー項目毎に、メニュー非表示化やボタン41〜46に
対応するメニュー項目のマスク処理が設定されている場
合には、その設定に基づいてメニューの表示形態が変化
するようになる。
【0024】このように、本実施形態のAP管理装置1
0によれば、メニュー形式のインタフェースを使用して
目的のAPを選択的に起動させることができ、また同時
実行の際に動作不良ないし不安定になる他のAPがある
場合にはメニュー全体の非表示または該当するメニュー
項目のマスク処理が行われるので、AP実行環境の競合
等の不具合に対する効果的な対処が可能になる。また、
APの実行状態を常時監視し、実行終了を検知したとき
はメニューの非表示またはメニュー項目のマスク処理が
自動的に解除されるので、利用者が複数のAPの実行状
態等を意識する必要がなくなり、操作性に優れた環境を
提供することが可能となる。
【0025】なお、本実施形態では、複数のAPの同時
実行を制限する場合の例について説明したが、本発明
は、この実施形態に限定されるものではなく、ユーティ
リティプログラム等、実行形式の他のプログラムにも同
様に適用できるものである。また、本実施形態のように
メニュー・インタフェースを通じてプログラムを起動な
いしその制限することは望ましいが、常にそのようにし
なくともよく、コンピュータ装置の内部処理にてそれを
実現するようにすることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ある実行形式のプログラムの実行が許容され
るときに制限条件に基づいて他のプログラムの起動が制
限されるので、複数のプログラムの実行環境の競合等に
伴う動作の不良ないし不安定や、処理速度の低下を抑え
ることが可能になる。また、利用者はメニュー形式のイ
ンタフェースを介して操作を行うだけで所望のプログラ
ムをコンピュータ装置上で不具合なく実行させることが
できるので、コンピュータ装置やソフトウェア等の専門
知識を必要としない、エンドユーザ指向のコンピュータ
システムを容易に構築することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をアプリケーションプログラムの実行管
理に適用した場合のAP管理システムの構成例と、AP
管理装置の機能ブロックを示した図。
【図2】AP管理装置における処理手順説明図。
【図3】AP管理装置における処理手順説明図。
【図4】(a)はAP実行条件ファイルの設定項目例、
(b)は具体的な設定内容例をを示す説明図。
【図5】AP管理装置による表示出力例を示す説明図。
【符号の説明】
1AP管理システム 10 AP管理装置 20 入力装置 30 出力装置 11 入力処理部 12 表示処理部 13 AP起動処理部 14 AP監視処理部 15 AP実行条件ファイル 16 AP実行条件設定処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の実行形式のプログラムを同時に選
    択して実行させることが可能なコンピュータ装置におけ
    る各プログラムの実行管理方法であって、 プログラムの同時実行を制限すべき他のプログラムの識
    別情報とその制限条件とを個々のプログラム毎に予め設
    定しておき、選択された一つのプログラムの実行中は当
    該プログラムの実行が終了するまで前記設定された他の
    プログラムの起動を前記制限条件に従って制限すること
    を特徴とするプログラムの実行管理方法。
  2. 【請求項2】 複数の実行形式のプログラムを同時に選
    択して実行させることが可能なコンピュータ装置におけ
    る各プログラムの実行管理方法であって、 所定のメニュー・インタフェース手段によって表示され
    る複数のメニュー項目のそれぞれに、前記プログラムの
    起動環境情報と同時実行を制限すべき他のプログラムの
    識別情報及びその制限条件とを対応付けておき、一つの
    プログラムが前記メニュー項目を通じて起動されたとき
    に、前記制限条件に応じて前記メニュー項目の表示形態
    を前記他のプログラムの選択が制限されるように変化さ
    せることを特徴とするプログラムの実行管理方法。
  3. 【請求項3】 複数の実行形式のプログラムを同時に選
    択して実行させることが可能なコンピュータ装置におい
    て使用される装置であって、 選択可能な前記プログラムの一覧をプログラム毎に割り
    当てられたメニュー項目を通じて表示するメニュー・イ
    ンタフェース手段と、 前記表示されたメニュー項目毎に当該プログラムの起動
    環境情報と同時実行を制限すべき他のプログラムの識別
    情報及びその制限条件とを対応付ける手段と、 前記表示されたメニュー項目を通じて一つのプログラム
    が起動されたときに、そのメニュー項目に対応付けられ
    た前記制限条件に基づいて他のプログラムの起動を制限
    させる起動制御手段と、 前記実行中のプログラムの実行過程を監視するとともに
    当該プログラムの実行終了を契機に前記実行制限を解除
    する手段と、 を備えて成るプログラム実行管理装置。
  4. 【請求項4】 前記起動制御手段は、選択されたメニュ
    ー項目に対応付けられた前記制限条件に非表示要求が設
    定されている場合、該当プログラムの実行中は前記一覧
    及びメニュー項目の表示を制限させることを特徴とする
    請求項3記載のプログラム管理装置。
  5. 【請求項5】 前記起動制御手段は、選択されたメニュ
    ー項目に対応付けられた前記実行制限条件に他のメニュ
    ー項目のマスク要求が設定されている場合、該当プログ
    ラムの実行中は前記設定された他のプログラムについて
    のメニュー項目を選択不能にさせることを特徴とする請
    求項3記載のプログラム管理装置。
  6. 【請求項6】 複数の実行形式のプログラムを同時に選
    択して実行させることが可能なコンピュータ装置に前記
    プログラムの実行管理を行わせるための命令群を前記コ
    ンピュータ装置が読取可能な形態で記録した記録媒体で
    あって、 前記命令群が、 前記選択可能なプログラムの一覧をプログラム毎に割り
    当てられたメニュー項目を通じて表示させる処理、 前記表示されたメニュー項目毎に当該プログラムの起動
    環境情報と同時実行を制限すべき他のプログラムの識別
    情報及びその制限条件とを対応付ける処理、 前記表示されたメニュー項目を通じて一つのプログラム
    が起動されたときに、そのメニュー項目に対応付けられ
    た前記制限条件に基づいて他のプログラムの起動を制限
    させる処理、及び、 前記実行中のプログラムの実行過程を監視するとともに
    当該プログラムの実行終了を契機に前記実行制限を解除
    する処理を、前記コンピュータ装置に行わせるものであ
    ることを特徴とする記録媒体。
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