JPH10333684A - 複合吸音シート及びそれを用いた吸音機能を有する流体管 - Google Patents
複合吸音シート及びそれを用いた吸音機能を有する流体管Info
- Publication number
- JPH10333684A JPH10333684A JP9139707A JP13970797A JPH10333684A JP H10333684 A JPH10333684 A JP H10333684A JP 9139707 A JP9139707 A JP 9139707A JP 13970797 A JP13970797 A JP 13970797A JP H10333684 A JPH10333684 A JP H10333684A
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- JP
- Japan
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- sound absorbing
- nonwoven fabric
- fibers
- absorbing sheet
- sheet
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- Pending
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低・中周波数域での吸音に優れた吸音シート
を提供すること、及び低・中周波数域における吸音に優
れた吸音機能を有する流体管を提供する。 【解決手段】 厚さ２０〜１００μｍのアルミニウム箔
と目付け１００〜５００ｇ／ｍ2 の不織布を貼り合わせ
たことを特徴とする複合吸音シート、及び上記複合吸音
シートを、不織布側を内側にして、厚みが８ｍｍ以上と
なるように多層に巻き付けたことを特徴とする吸音機能
を有する流体管。
を提供すること、及び低・中周波数域における吸音に優
れた吸音機能を有する流体管を提供する。 【解決手段】 厚さ２０〜１００μｍのアルミニウム箔
と目付け１００〜５００ｇ／ｍ2 の不織布を貼り合わせ
たことを特徴とする複合吸音シート、及び上記複合吸音
シートを、不織布側を内側にして、厚みが８ｍｍ以上と
なるように多層に巻き付けたことを特徴とする吸音機能
を有する流体管。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合吸音シート及
び吸音機能を有する流体管に関するものであり、さらに
詳しくは、住宅、集合住宅、マンション、オフィス、ホ
テル等の浴室、トイレ、台所等の配管部分あるいは通気
用、空調用、排煙用のダクト類等の流体管に好適に用い
られる吸音シート及びそれを用いた流体管に関するもの
である。
び吸音機能を有する流体管に関するものであり、さらに
詳しくは、住宅、集合住宅、マンション、オフィス、ホ
テル等の浴室、トイレ、台所等の配管部分あるいは通気
用、空調用、排煙用のダクト類等の流体管に好適に用い
られる吸音シート及びそれを用いた流体管に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】住宅関連の吸音材としては、グラスウー
ル、ロックウール、発泡ポリウレタンフォームが代表的
なものとして挙げられる。特に、軽量タイプの発泡ポリ
ウレタンフォームは、周波数が高くなるに従って吸音率
は次第に増加するが、低周波数域での吸音率は低いもの
である。また、繊維質材料は、一般的には吸音材として
用いられているが、吸音領域は中高周波数域である。こ
のように、中高周波数域での吸音に優れた吸音材は知ら
れているが、流体管に要求される低・中周波数域での吸
音に優れた吸音材は知られていない。一方、グラスウー
ル、ロックウール単体、あるいはアルミニウム箔を貼り
合わせたシートは、吸音材のみならず保温・断熱材とし
て広く使用されている。しかしながらガラス繊維の取扱
いが問題で、施工性、作業衛生上問題がある。
ル、ロックウール、発泡ポリウレタンフォームが代表的
なものとして挙げられる。特に、軽量タイプの発泡ポリ
ウレタンフォームは、周波数が高くなるに従って吸音率
は次第に増加するが、低周波数域での吸音率は低いもの
である。また、繊維質材料は、一般的には吸音材として
用いられているが、吸音領域は中高周波数域である。こ
のように、中高周波数域での吸音に優れた吸音材は知ら
れているが、流体管に要求される低・中周波数域での吸
音に優れた吸音材は知られていない。一方、グラスウー
ル、ロックウール単体、あるいはアルミニウム箔を貼り
合わせたシートは、吸音材のみならず保温・断熱材とし
て広く使用されている。しかしながらガラス繊維の取扱
いが問題で、施工性、作業衛生上問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低・中周波
数域での吸音に優れた吸音シートを提供すること、及び
低・中周波数域での吸音に優れた流体管を提供すること
を目的とするものである。
数域での吸音に優れた吸音シートを提供すること、及び
低・中周波数域での吸音に優れた流体管を提供すること
を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な課題を解決するために鋭意検討の結果、厚さ２０〜１
００μｍのアルミニウム箔と目付け１００〜５００ｇ／
ｍ2 の不織布を貼り合わせたシートが低・中周波数域で
の吸音に優れていることを見出し、また、上記シートを
不織布面を内側にして、厚みが８ｍｍ以上となるように
多層に巻き付けた流体管が、優れた吸音機能を有するこ
とを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、
厚さ２０〜１００μｍのアルミニウム箔と目付け１００
〜５００ｇ／ｍ2 の不織布を貼り合わせたことを特徴と
する複合吸音シート、及び上記複合吸音シートを、不織
布側を内側にして、厚みが８ｍｍ以上となるように多層
に巻き付けたことを特徴とする吸音機能を有する流体管
を要旨とするものである。
な課題を解決するために鋭意検討の結果、厚さ２０〜１
００μｍのアルミニウム箔と目付け１００〜５００ｇ／
ｍ2 の不織布を貼り合わせたシートが低・中周波数域で
の吸音に優れていることを見出し、また、上記シートを
不織布面を内側にして、厚みが８ｍｍ以上となるように
多層に巻き付けた流体管が、優れた吸音機能を有するこ
とを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、
厚さ２０〜１００μｍのアルミニウム箔と目付け１００
〜５００ｇ／ｍ2 の不織布を貼り合わせたことを特徴と
する複合吸音シート、及び上記複合吸音シートを、不織
布側を内側にして、厚みが８ｍｍ以上となるように多層
に巻き付けたことを特徴とする吸音機能を有する流体管
を要旨とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【０００６】本発明で使用するアルミニウム箔は、特に
限定されるものではないが、厚さは２０〜１００μｍの
ものを使用する。箔厚が２０μｍ未満では、本発明の複
合吸音シートを流体管に多層に巻き付け施工する際や取
扱いの際に破損することがあり、また、箔厚が１００μ
ｍを越える場合、得られた複合吸音シートのフレキシブ
ル性が低下し、扱い難いものとなることがある。
限定されるものではないが、厚さは２０〜１００μｍの
ものを使用する。箔厚が２０μｍ未満では、本発明の複
合吸音シートを流体管に多層に巻き付け施工する際や取
扱いの際に破損することがあり、また、箔厚が１００μ
ｍを越える場合、得られた複合吸音シートのフレキシブ
ル性が低下し、扱い難いものとなることがある。
【０００７】本発明で使用する不織布の素材としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、
ポリアミド類、ポリエステル類、ポリアクリル類、ビニ
ロン類等の合成繊維及び複合繊維、レーヨン、キュプラ
等の再生繊維、綿や羊毛等の天然繊維、耐熱繊維あるい
は難燃繊維が挙げられる。また、前記繊維を混合使用す
ることもできる。
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、
ポリアミド類、ポリエステル類、ポリアクリル類、ビニ
ロン類等の合成繊維及び複合繊維、レーヨン、キュプラ
等の再生繊維、綿や羊毛等の天然繊維、耐熱繊維あるい
は難燃繊維が挙げられる。また、前記繊維を混合使用す
ることもできる。
【０００８】不織布のタイプとしては、乾式不織布、湿
式不織布等が挙げられる。乾式不織布としては、浸漬
法、プリント法、スプレー法、粉と法、接着繊維法、機
械結合によるフェルト法、ニードルパンチ法、ステッチ
法等の接着法、スパンボンド法等の紡糸法等により得ら
れたものが挙げられる。湿式不織布シートとしては、抄
紙法により得られたものを、接着繊維法、熱圧法、溶剤
法、接着剤法等により処理したものが挙げられる。以上
の方法で作製した不織布シートが本発明に好適に使用で
きる。
式不織布等が挙げられる。乾式不織布としては、浸漬
法、プリント法、スプレー法、粉と法、接着繊維法、機
械結合によるフェルト法、ニードルパンチ法、ステッチ
法等の接着法、スパンボンド法等の紡糸法等により得ら
れたものが挙げられる。湿式不織布シートとしては、抄
紙法により得られたものを、接着繊維法、熱圧法、溶剤
法、接着剤法等により処理したものが挙げられる。以上
の方法で作製した不織布シートが本発明に好適に使用で
きる。
【０００９】本発明で使用する不織布の目付けは、１０
０〜５００ｇ／ｍ2 である。目付けが１００ｇ／ｍ2 未
満では、一定の吸音効果を得るための多層巻きの際、か
なり分厚く巻かなければならないことがあり、また、施
工性に劣ることがある。目付けが５００ｇ／ｍ2 を越え
る場合、アルミニウム箔との貼り合わせ加工後、シート
を紙管に巻き取る際に、アルミニウム箔に巻き皺が顕著
に現れ、箔が破損することがある。
０〜５００ｇ／ｍ2 である。目付けが１００ｇ／ｍ2 未
満では、一定の吸音効果を得るための多層巻きの際、か
なり分厚く巻かなければならないことがあり、また、施
工性に劣ることがある。目付けが５００ｇ／ｍ2 を越え
る場合、アルミニウム箔との貼り合わせ加工後、シート
を紙管に巻き取る際に、アルミニウム箔に巻き皺が顕著
に現れ、箔が破損することがある。
【００１０】次に、アルミニウム箔と不織布との貼り合
わせについて説明する。アルミニウム箔の片面に粘着剤
あるいは接着剤をエマルジョン塗布、溶剤塗布、ホット
メルト接着等の手法により付与し、必要に応じ乾燥後、
不織布を重ね合わせ、必要に応じて圧接したのちロール
状に巻き取る。上記の粘着剤あるいは接着剤は、使用す
る不織布の素材に依存するが、アクリル系、ポリエステ
ル系、エポキシ系、ポリウレタン系、あるいは変成ポリ
エチレン系、ポリエチレンー酢酸ビニル系の接着剤やゴ
ム系、ポリ酢酸ビニル系、ポリビニルブチラール系、ポ
リアクリル酸エステルまたはその共重合、シリコーン系
等の弾性体に粘着付与剤、可塑剤、充填剤、老化防止剤
を配合して成る粘着剤を使用することができる。
わせについて説明する。アルミニウム箔の片面に粘着剤
あるいは接着剤をエマルジョン塗布、溶剤塗布、ホット
メルト接着等の手法により付与し、必要に応じ乾燥後、
不織布を重ね合わせ、必要に応じて圧接したのちロール
状に巻き取る。上記の粘着剤あるいは接着剤は、使用す
る不織布の素材に依存するが、アクリル系、ポリエステ
ル系、エポキシ系、ポリウレタン系、あるいは変成ポリ
エチレン系、ポリエチレンー酢酸ビニル系の接着剤やゴ
ム系、ポリ酢酸ビニル系、ポリビニルブチラール系、ポ
リアクリル酸エステルまたはその共重合、シリコーン系
等の弾性体に粘着付与剤、可塑剤、充填剤、老化防止剤
を配合して成る粘着剤を使用することができる。
【００１１】上記のごとく得られた本発明の複合吸音シ
ートは、軽量かつフレキシビリティーがあり、施工性に
優れている。
ートは、軽量かつフレキシビリティーがあり、施工性に
優れている。
【００１２】本発明の複合吸音シートは、住宅、集合住
宅、マンション、オフィス、ホテル等の浴室、トイレ、
台所等の排水管部分あるいは通気用、空調用、排煙用の
ダクト管等の流体管に好適に用いることができる。本発
明の複合吸音シートの流体管への取付方法としては、例
えば、流体管壁に両面粘着テープを貼り、不織布側を内
側にして流体管壁に多層に巻き付け後、終端をアルミニ
ウム粘着テープ等でシールする方法が挙げられる。ま
た、あらかじめ本発明の複合吸音シートのアルミニウム
箔との貼り合わせ面と反対側の不織布面に粘着加工を施
したものを直接流体管に巻き付けてもよい。さらに、粘
着加工を施した後、複合吸音シートの粘着加工面に離型
紙を付与したものを作製し、流体管に巻き付ける際に、
離型紙を剥がし、直接流体管に巻き付けてもよい。
宅、マンション、オフィス、ホテル等の浴室、トイレ、
台所等の排水管部分あるいは通気用、空調用、排煙用の
ダクト管等の流体管に好適に用いることができる。本発
明の複合吸音シートの流体管への取付方法としては、例
えば、流体管壁に両面粘着テープを貼り、不織布側を内
側にして流体管壁に多層に巻き付け後、終端をアルミニ
ウム粘着テープ等でシールする方法が挙げられる。ま
た、あらかじめ本発明の複合吸音シートのアルミニウム
箔との貼り合わせ面と反対側の不織布面に粘着加工を施
したものを直接流体管に巻き付けてもよい。さらに、粘
着加工を施した後、複合吸音シートの粘着加工面に離型
紙を付与したものを作製し、流体管に巻き付ける際に、
離型紙を剥がし、直接流体管に巻き付けてもよい。
【００１３】多層に巻き付けた複合吸音シート厚みは、
８ｍｍ以上が必要である。これより薄いと、吸音性能が
不十分な場合がある。施工後のアルミニウム表面を保護
するため、ガードテープ類、樹脂製あるいは金属製の保
護カバー等を必要に応じ用いることができる。更に、他
の吸音材と組み合わせて施工してもよい。
８ｍｍ以上が必要である。これより薄いと、吸音性能が
不十分な場合がある。施工後のアルミニウム表面を保護
するため、ガードテープ類、樹脂製あるいは金属製の保
護カバー等を必要に応じ用いることができる。更に、他
の吸音材と組み合わせて施工してもよい。
【００１４】上記のごとく得られた本発明の吸音機能を
有する流体管は、低・中周波数域での吸音に優れてい
る。
有する流体管は、低・中周波数域での吸音に優れてい
る。
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
する。
【００１５】実施例１〜３、比較例１〜７ 表１に示した厚みのアルミニウム箔と目付けのポリエス
テル短繊維不織布を、それぞれを組み合わせ、変性アク
リル系エマルジョン接着剤を用いラミネート加工を行っ
てシートを得た。また、実施例２においては、ラミネー
ト加工後、得られたシートのアルミニウム箔との貼り合
わせ面と反対側の不織布面に粘着加工を行った。得られ
たシート（実施例１〜３、比較例１〜４）のラミネート
加工性、多層巻き付け施工性を評価した。次に、上記の
ごとく得られたシート（実施例１〜３、比較例１〜４）
と密度３５Ｋｇ／ｍ3 のポリウレタンフォーム（ポリエ
ステル型）（比較例５〜７）の吸音性能を、ＪＩＳ−Ａ
−１４０５「垂直入射吸音率測定法」により評価した。
測定に用いた各試料の厚さは表１に示すとおりである。
結果を表１に示す。
テル短繊維不織布を、それぞれを組み合わせ、変性アク
リル系エマルジョン接着剤を用いラミネート加工を行っ
てシートを得た。また、実施例２においては、ラミネー
ト加工後、得られたシートのアルミニウム箔との貼り合
わせ面と反対側の不織布面に粘着加工を行った。得られ
たシート（実施例１〜３、比較例１〜４）のラミネート
加工性、多層巻き付け施工性を評価した。次に、上記の
ごとく得られたシート（実施例１〜３、比較例１〜４）
と密度３５Ｋｇ／ｍ3 のポリウレタンフォーム（ポリエ
ステル型）（比較例５〜７）の吸音性能を、ＪＩＳ−Ａ
−１４０５「垂直入射吸音率測定法」により評価した。
測定に用いた各試料の厚さは表１に示すとおりである。
結果を表１に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】実施例１〜実施例３のシートは、アルミニ
ウム箔と不織布とのラミネート加工性が良好で、かつ低
周波数（ 250〜400Hz ）での吸音性能が良好であった。
また、実施例２のシートはアルミニウム箔との貼り合わ
せ面と反対側の不織布面に粘着加工を施したため、施工
性に優れていた。比較例１は、実施例１で用いたシート
を用い、巻き付け厚みのみを薄くしたケースであるが、
吸音率は実施例１と比較してかなり劣るものであった。
比較例２は、薄いアルミニウム箔と高目付の不織布をラ
ミネート加工したケースであり、ラミネート加工時、シ
ートを紙管に巻き取ったが、アルミニウム箔の皺が顕著
でアルミニウム箔の破損が懸念されるものであり、商品
として使用するには不十分なものであった。比較例３
は、厚いアルミニウム箔を使用したケースであり、ラミ
ネート加工性は問題なかったが、得られたシートの多層
巻き付け施工が困難であった。比較例４は、不織布のみ
を使用したケースであるが、低周波数での吸音性能が劣
るものであった。比較例５〜比較例７は、発泡ポリウレ
タンを使用したケースであり、同じ厚さの実施例のシー
トと比較して、低周波数域の吸音性能が劣るものであっ
た。以上の結果から、本発明のシートは優れた複合吸音
シートであり、また、本発明の流体管は優れた吸音効果
を有することが明らかである。
ウム箔と不織布とのラミネート加工性が良好で、かつ低
周波数（ 250〜400Hz ）での吸音性能が良好であった。
また、実施例２のシートはアルミニウム箔との貼り合わ
せ面と反対側の不織布面に粘着加工を施したため、施工
性に優れていた。比較例１は、実施例１で用いたシート
を用い、巻き付け厚みのみを薄くしたケースであるが、
吸音率は実施例１と比較してかなり劣るものであった。
比較例２は、薄いアルミニウム箔と高目付の不織布をラ
ミネート加工したケースであり、ラミネート加工時、シ
ートを紙管に巻き取ったが、アルミニウム箔の皺が顕著
でアルミニウム箔の破損が懸念されるものであり、商品
として使用するには不十分なものであった。比較例３
は、厚いアルミニウム箔を使用したケースであり、ラミ
ネート加工性は問題なかったが、得られたシートの多層
巻き付け施工が困難であった。比較例４は、不織布のみ
を使用したケースであるが、低周波数での吸音性能が劣
るものであった。比較例５〜比較例７は、発泡ポリウレ
タンを使用したケースであり、同じ厚さの実施例のシー
トと比較して、低周波数域の吸音性能が劣るものであっ
た。以上の結果から、本発明のシートは優れた複合吸音
シートであり、また、本発明の流体管は優れた吸音効果
を有することが明らかである。
【００１８】
【発明の効果】本発明の複合吸音シートは、低・中周波
数域での吸音に優れた吸音シートである。また、本発明
の吸音機能を有する流体管は、低・中周波数域における
吸音に優れている。
数域での吸音に優れた吸音シートである。また、本発明
の吸音機能を有する流体管は、低・中周波数域における
吸音に優れている。
Claims (3)
- 【請求項１】 厚さ２０〜１００μｍのアルミニウム箔
と目付け１００〜５００ｇ／ｍ2 の不織布を貼り合わせ
たことを特徴とする複合吸音シート。 - 【請求項２】 アルミニウム箔との貼り合わせ面と反対
側の不織布面に粘着加工を施したことを特徴とする請求
項１記載の複合吸音シート。 - 【請求項３】 請求項１記載の複合吸音シートを、不織
布側を内側にして、厚みが８ｍｍ以上となるように多層
に巻き付けたことを特徴とする吸音機能を有する流体
管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139707A JPH10333684A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 複合吸音シート及びそれを用いた吸音機能を有する流体管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139707A JPH10333684A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 複合吸音シート及びそれを用いた吸音機能を有する流体管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10333684A true JPH10333684A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15251555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9139707A Pending JPH10333684A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 複合吸音シート及びそれを用いた吸音機能を有する流体管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10333684A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007076024A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Asahi Sangyo:Kk | アルミ箔積層材料及びその製造方法 |
| US7694779B2 (en) | 2003-08-25 | 2010-04-13 | Takayasu Co., Ltd. | Sound absorbing material |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP9139707A patent/JPH10333684A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7694779B2 (en) | 2003-08-25 | 2010-04-13 | Takayasu Co., Ltd. | Sound absorbing material |
| JP2007076024A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Asahi Sangyo:Kk | アルミ箔積層材料及びその製造方法 |
| JP4686312B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2011-05-25 | 株式会社アサヒ産業 | アルミ箔積層材料の製造方法 |
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