JPH1033333A - 防食鏡 - Google Patents

防食鏡

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JPH1033333A
JPH1033333A JP7675797A JP7675797A JPH1033333A JP H1033333 A JPH1033333 A JP H1033333A JP 7675797 A JP7675797 A JP 7675797A JP 7675797 A JP7675797 A JP 7675797A JP H1033333 A JPH1033333 A JP H1033333A
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Kenichi Hayashi
健一 林
Yoshihisa Tamura
芳久 田村
Yutaka Mori
豊 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の鉛系顔料を有する裏止め塗膜を用いた
鏡は環境保護上問題となる。また鉛系顔料を有しない裏
止め塗膜を用いた鏡は防食機能において劣る。 【解決手段】 ガラス基材の少なくとも片面に銀鏡膜、
銅膜等の金属(A) の膜を形成し、該金属(A) 膜上に裏止
め皮膜を形成した鏡において、該裏止め皮膜は合成樹脂
ビヒクルに、アゾール系有機酸またはカルバミン酸もし
くはその置換体と前記金属(A) より大きいイオン化傾向
を有する金属との塩(B) と、塩基性を呈し前記金属(A)
の腐食部を中和し該金属(A) と結合するアゾール系また
はジアミン系化合物(C) を含有し、実質的に鉛成分を含
まない塗料組成物を塗布し、硬化してなる防食鏡。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は環境を汚染せず、か
つ化学的等の耐久性に優れ、特に有害な鉛分を含まない
防食鏡に関する。
【0002】
【従来技術とその解決すべき課題】従来鏡の裏止め塗料
組成物には、防食剤として例えば鉛丹、鉛白、塩基性硫
酸鉛、シアナミド鉛、鉛酸カルシウム等の鉛系顔料を配
合し、該鉛系顔料によるカチオン効果 (通常鏡に使われ
る銀、銅等の金属よりイオン化傾向の大きい鉛金属塩に
より、銀、銅等のイオン化、変質を抑制する) 、還元効
果 (金属膜との界面を還元雰囲気にすることにより、金
属膜の酸化を防止する) 、中和効果 (鉛系顔料から生じ
る塩基性物質で腐食部の酸度を中和し、金属膜の酸化を
防止する) 、アニオン効果 (鉛系顔料から溶出した陰イ
オン、例えばシアナミドと、金属膜における金属イオン
が反応して不動態皮膜を形成し、金属膜の腐食を抑止す
る) によって、縁シケ (鏡の縁部に発生する腐食、変
質) 、中シケ (前記鏡の縁部の縁シケに対し鏡の内部に
発生するスポット状の腐食、変質) の発生を防止してい
た。
【0003】このような鉛系顔料を含む裏止め塗料で製
鏡した鏡は、例えば米国環境保護局(EPA)で認定し
た特定の検査機関 (TCLP) での検査、分析による
と、鉛分が30〜60mg/L 検出され、同環境保護局の鉛分
の規制値5.0mg /L を大幅に超過し、同国においては土
壌や水源が汚染されると認定されて該鏡のカレットや加
工屑等の廃棄物は放棄できないことになる。我が国にお
いても近年、環境保護の動きが胎動しており、近々同様
な規制が施されることは必至であり、基本的には鉛分を
一切含まない鏡の開発が急務である。
【0004】特開平7-261007号には、裏止め塗料におい
てビスフェノール型エポキシエステル樹脂にベンゾトリ
アゾールあるいはその誘導体を配合した鏡が開示されて
いる。なお、その発明の詳細な説明に記載されるように
塗料中に鉛系顔料を用いているが、先述の如く鉛系顔料
を採用したものは環境保護上使用が抑えられ、さらに使
用できなくなる趨勢にあり、また仮に鉛系顔料を採用し
なかった場合はベンゾトリアゾール (誘導体) の単独で
の使用では従来の鉛系顔料を用いたものに比べ防食機能
において充分対抗し得ない。また特開平7-234306号に
は、銅保護膜と、従来公知の裏止め塗膜との間にベンゾ
トリアゾールあるいはその誘導体を塗布、形成するこ
と、それにより従来に比べ化学的耐久性を向上させるこ
とが開示されている。しかし従来の裏止め塗膜自体鉛分
を含むものであるから前記同様使用できなくなるもので
あり、また裏止め塗膜に鉛分を含まなければベンゾトリ
アゾール (誘導体) を単独で使用したところで防食機能
を満足し得ない。
【0005】本発明はこのような鏡業界の趨勢に鑑みて
鋭意検討の結果完成に達したものであって、鏡の加工性
(切断、面取り等) は勿論、化学的、機械的耐久性にお
いても、鉛系顔料を有する裏止め塗膜を採用した鏡と同
等の性能を有し、かつ鉛を含有することなく、従って環
境汚染を誘起することのない防食鏡を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1) ガラス基材の少なくとも片面に銀鏡膜、銅膜等の金
属(A) の膜を形成し、該金属(A) 膜上に裏止め皮膜を形
成した鏡において、該裏止め皮膜は合成樹脂ビヒクル
に、アゾール系有機酸またはカルバミン酸もしくはその
置換体と前記金属(A) より大きいイオン化傾向を有する
金属との塩(B) と、塩基性を呈し前記金属(A) の腐食部
を中和し該金属(A) と結合するアゾール系またはジアミ
ン系化合物(C) を含有し、実質的に鉛成分を含まない塗
料組成物を塗布し、硬化してなる防食鏡、 2) 前記塗料組成物における有機酸の金属塩(B) が、チ
アゾール系金属塩、ベンツイミダゾール系金属塩または
ジチオカルバミン酸塩系金属塩から選択される一種以上
の金属塩であり、塩基性のアゾール系またはジアミン系
化合物(C) がイミダゾール誘導体、チアゾール誘導体ま
たはフェニレンジアミン誘導体から選択される一種以上
の化合物であること、から構成される。
【0007】
【発明の実施の形態】通常鏡はガラス基材上に、銀鏡
膜、銅膜を順次スプレイ等の適宜膜形成手段で膜付けす
る。なお銀鏡膜は銀のみならず、適宜クロム、チタン等
の金属を混在させたものでもよい。銅膜は銀を保護する
金属膜として最も一般的であるが、勿論これに限らず、
化学的安定性が高く、銀鏡膜との密着性がよく、さらに
好ましくは銀鏡膜と同様な皮膜形成法(例えば無電解メ
ッキ法)により容易に膜形成し得る金属、例えばニッケ
ル、ニッケル合金、錫、錫合金等の各種金属を保護膜と
して採用できる。該銅膜 (保護金属膜) 上には、ローラ
ーコート、フローコート、スプレイ等の適宜手段で裏止
め塗料を塗布し、硬化させて鏡を完成する。
【0008】裏止め塗料に含まれる防食剤は、鉛系顔料
のように前記したカチオン効果、還元効果、中和効果、
アニオン効果を併せ持つものは稀であり、従って複数の
防食剤を混合させて総合的に防食機能を発揮させる必要
がある。
【0009】一つは前記鏡を構成する銀、銅等の金属
(A) よりイオン化傾向の大きい金属との塩で、しかも陰
イオンが銅イオン等と反応して不動態皮膜を形成するこ
とにより、直に接触する金属膜、すなわち銅膜等と裏止
め皮膜との密着性を良好とし、腐食性物質の浸透を抑制
する有機酸の金属塩(B) を採用する。該金属塩(B) とし
ては2-メルカプトベンゾチアゾール亜鉛、2-メルカプト
-4-メチルチアゾール亜鉛、2-メルカプト -4-エチルチ
アゾール亜鉛、2-メルカプト−5-メチルチアゾール亜
鉛、2-メルカプト -5-エチルチアゾール亜鉛、2-メルカ
プト -5-メチルベンゾチアゾール亜鉛、2-メルカプト -
5-エチルベンゾチアゾール亜鉛、ジメチルジチオカルバ
ミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジブチ
ルジチオカルバミン酸亜鉛、N-エチル-N−フェニルジチ
オカルバミン酸亜鉛、N-ペンタメチレンジチオカルバミ
ン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、2-メル
カプトベンツイミダゾール亜鉛、2-メルカプトメチルベ
ンツイミダゾール亜鉛、2-メルカプト -1-メチルベンツ
イミダゾール亜鉛、2-メルカプト−1-エチルベンツイミ
ダゾール亜鉛、2-メルカプト -5-メチルベンツイミダゾ
ール亜鉛、2ーメルカプト -5-エチルベンツイミダゾール
亜鉛、あるいはそれら化合物の亜鉛を鉄やテルルに置換
したものなど、チアゾール系金属塩、ベンツイミダゾー
ル系金属塩またはジチオカルバメート系金属塩等があ
る。ちなみにチアゾール系金属塩、例えば2-メルカプト
ベンゾチアゾール亜鉛の銅、銀との反応挙動を示せば下
記〔化1〕における式 (I)、式 (II) 、式 (III)に示す
如くなり、腐食性物質の浸透を抑制する。
【0010】
【化1】
【0011】上記有機酸の金属塩(B) 、好適にはチアゾ
ール系金属塩、ベンツイミダゾール系金属塩またはジチ
オカルバメート系金属塩は塗料固形分中1〜15wt%の範
囲で含有せしめるのが望ましい。すなわち 1wt%未満で
は皮膜と鏡を構成する金属 (A)との密着性、耐塩水噴霧
性、キャステスト等において効果が充分とはいえず、15
wt%を越えると塗料の保管、貯蔵に際して塗料粘度が上
昇し、顔料の沈降を起生する傾向が生ずる。さらに望ま
しくは 3〜11wt%の範囲で導入するのが好ましい。
【0012】なお裏止め塗料皮膜はガス分子に対し非透
過性のものではない。また銀鏡膜や銅膜等の金属(A) の
膜は一般的な金属膜と異なりコロイド粒子の集積体であ
ってガス分子を透過し易い。すなわち酸素や水等の腐食
性物質はそれら皮膜、銅膜、銀鏡膜を介してガラス基材
面まで達する。これに対し裏止め皮膜から溶出し易く、
腐食部を中和し銀イオン、銅イオン等との結合によって
腐食の進行を抑制する塩基性を呈するアゾール系または
ジアミン系化合物(C) も必要不可避の成分材料である。
【0013】該塩基性のアゾール系またはジアミン系化
合物(C) として、2-メチルイミダゾール、2-エチル-4−
メチルイミダゾール、2-ウンデシルイミダゾール、2-ペ
プタデシルイミダゾール、2-フェニルイミダゾール、2-
フェニル-4- メチルイミダゾール、1-ベンジル-2- メチ
ルイミダゾール、1-シアノエチル-2- メチルイミダゾー
ル、1-シアノエチル-2- エチル-4- メチルイミダゾー
ル、1-シアノエチル-2-ウンデシルイミダゾール、1-シ
アノエチル-2- フェニルイミダゾール、1-シアノエチル
-2- メチルイミダゾリウムトリメリテイト、1-シアノエ
チル-2- エチル-4- メチルイミダゾリウムトリメリテイ
ト、1-シアノエチル-2- ウンデシルイミダゾリウムトリ
メリテイト、1-シアノエチル-2- フェニルイミダゾリウ
ムトリメリテイト、2,4-ジアミノ-6- 〔2'- メチルイミ
ダゾリル-(1') 〕エチル-S- トリアジン、2,4-ジアミノ
-6- 〔2'- エチル-4'-メチルイミダゾリル-(1') 〕エチ
ル-S- トリアジン、2,4-ジアミノ-6- 〔2'- ウンデシル
イミダゾリル(1')〕エチル-S- トリアジン、2,4-ジアミ
ノ-6- 〔2'- メチルイミダゾリル(1')〕エチル-S- トリ
アジン・イソシアヌル酸付加物、2-メチルイミダゾール
イソシアヌル酸付加物、2-フェニルイミダゾールイソシ
アヌル酸付加物、2-フェニル-4,5- ジヒドロキシメチル
イミダゾール、2-フェニル-4- メチル-5- ヒドロキシメ
チルイミダゾール、1-シアノエチル-2- フェニル-4,5-
ジシアノエトキシメチルイミダゾール、2-フェニルイミ
ダゾリン、2-メルカプトベンツイミダゾール、2-メルカ
プトメチルベンツイミダゾール、2-メルカプトベンゾチ
アゾール・シクロヘキシルアミン、2-メルカプトベンゾ
チアゾール・ジシクロヘキシルアミン、m-フェニレンジ
アミン、p-フェニレンジアミン、 p-(p-トルエンスルフ
ォニルアミド) ジフェニルアミン、 N,N'-ジ-2- ナフチ
ル-p- フェニレンジアミン、 N,N'-ジフェニル-P-フェ
ニレンジアミン、3,5-ジアミノクロロベンゼン、3,5-フ
ェニレンジアミン酸、2,4-ジアミノトルエン、2,4-ジア
ミノフェノール、2,4-ジアミノジフェニルアミン、3,4-
ジアミノベンゾフェノン、2,4,6-トリメチル-1,3- フェ
ニレンジアミン、2,5-ジメチル-P- フェニレンジアミ
ン、 N,N'-ジメチル-P- フェニレンジアミン、N-メチル
-N'-エチル-P- フェニレンジアミン、N-メチル-N'-イソ
プロピル-P-フェニレンジアミン、 N,N'-ジイソプロピ
ル-P- フェニレンジアミン、N-フェニル-N'-イソプロピ
ル-P- フェニレンジアミン、N-フェニル-N'-(1,3- ジメ
チルブチル)-P-フェニレンジアミン等のイミダゾール誘
導体、チアゾール誘導体またはフェニレンジアミン誘導
体等が挙げられる。ちなみにイミダゾール誘導体のうち
2,4-ジアミノ-6- 〔2'- メチルイミダゾリル(1')〕エチ
ル-S- トリアジンと銅、銀との反応挙動を示せば下記
〔化2〕における式 (IV) 、式 (V) 、式 (VI) に示す
如くなり、腐食部を中和し、それら金属との結合により
腐食の進行を抑制する。
【0014】
【化2】
【0015】上記塩基性を呈するアゾール系またはジア
ミン系化合物(C) 、好適にはイミダゾール誘導体、チア
ゾール誘導体またはフェニレンジアミン誘導体は塗料固
形分中0.5 〜5wt%の範囲で含有せしめるのが望まし
い。すなわち0.5 wt%未満では耐塩水噴霧性、キャステ
スト等において充分効果を発揮し難く、5wt%を超えた
場合は耐温水性において塗膜中にブリスターが発生し易
い傾向が生ずる。さらに望ましくは1.5 〜3.5 wt%の範
囲で導入するのが好ましい。
【0016】本発明に使用する合成樹脂系ビヒクルは、
鏡用裏止め塗料を塗装する条件や鏡に要求される耐久性
グレードによって、熱可塑性または熱硬化性樹脂のなか
から選択することができる。すなわち、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、各種変成アルキッ
ド樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、ビ
ニール樹脂、ニトロセルローズ変成樹脂、フェノール樹
脂、アミノ変成樹脂、セルローズアセテートブチレート
変成樹脂等である。
【0017】本発明において、顔料(Pigm)の上記樹脂
(Bind) に対する重量比 (Pigm/Bind) は1〜3/1と
することが望ましく、Pigm/Bindが1未満であると皮膜
の硬度が不足し傷がつき易く、また耐温水性において劣
り皮膜中ブリスターが発生する傾向にある。またPigm/
Bindが3を越えると皮膜と鏡を構成する金属 (A)との密
着性が悪く、従って耐薬品性、耐候耐久性等においても
低下してフチシケ、中シケが発生し易い傾向にある。従
ってPigm/Bind=1〜3/1、さらに望ましくは 1.4〜
2.2/1の範囲とするのが好ましい。なお顔料(Pigm)
には、先述した防食剤、すなわち有機酸の金属塩
(B)、およびアゾールまたはジアミン系化合物(C)
も含まれる。以下に具体的実施例を例示して本発明を説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】
【実施例】 〔試料作製〕所定の塗料配合物についてガラスビーズを
混入したパールミルに投入し、撹拌後固形物粒径30μm
以下の塗料を作製した。ガラス基材 (サイズ150mm ×20
0mm ×5mm 厚) を用い、その上に通常の化学メッキ法で
銀鏡膜90nm、銅膜30nm厚みの膜を膜付けし、水洗、乾燥
後アプリケーター( ウエット膜厚 7ミル) により裏止め
塗料を塗布し、熱風乾燥機で雰囲気温度160℃、10分間
焼付け後、 2日間室温放置し、後段表1に示す評価基準
により評価した。
【0019】〔塗料配合組成例とその評価結果〕イミダ
ゾール誘導体として 2,4- ジアミノ-6- 〔2'- メチルイ
ミダゾリル- (1')〕エチル-S- トリアジン、 1- シアノ
エチル-2- フェニルイミダゾール、 2,4−ジアミノ-6-
〔2'- メチルイミダゾリル -(1')〕エチル-S- トリアジ
ン. イソシアヌル酸付加物を、チアゾール系金属塩とし
て 2- メチルカプトベンゾチアゾール亜鉛を、ジメチル
ジチオカルバミン酸系金属塩としてジメチルジチオカル
バミン酸亜鉛を、ベンツイミダゾール系金属塩として 2
- メルカプトベンツイミダゾール亜鉛を適宜選択、使用
した。体質顔料としてタルク、硫酸バリウム、炭酸カル
シウムを、着色顔料として弁柄を、乾燥剤としてナフテ
ン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛、皮張り防止剤としてメ
チルエチルケトオキシム、溶剤としてキシレンを採用し
た。表2・1および表2・2に実施例 (E1〜 E11) およ
び比較例 (Co.E1 〜Co.E3:防食剤として鉛化合物を使
用したものも含む) における塗料配合組成例を、また表
3・1および表3・2にそれらの表1にもとづく評価結
果を示す。
【0020】 〔表1〕評価基準 試験項目 測定方法 評価基準 膜厚 深さゲージによる厚み測定 50±3 μm 硬度 鉛筆による加傷 H 以上 付着性 1mm 碁盤目セロテープ剥離 100/100 耐酸性 5wt%HcL 25℃ 8時間浸漬 A 塗料皮膜 異状ないこと B 中シケ 異状ないこと C 縁シケ 1mm 以下 耐アルカリ性 5wt%NaOH25℃ 8時間浸漬 A 塗料皮膜 異状ないこと B 中シケ 異状ないこと C 縁シケ 異状ないこと 耐温水性 上水60℃ 10 日間浸漬 A 塗料皮膜 異状ないこと B 中シケ 異状ないこと C 縁シケ 1.5mm 以下 耐塩水噴霧性 JIS Z 2371による.480時間 A 塗料皮膜 異状ないこと 噴霧 B 中シケ 2〜5 コ以内 C 縁シケ 3mm 以下 キャステスト JIS D 0201による.120時間 A 塗料皮膜 異状ないこと 噴霧 B 中シケ 2〜5 コ以内 C 縁シケ 3mm 以下 塗料の貯蔵安定性 50℃で 7日間放置 粘度は初期の2倍以内* つぶ、泡等の発生がない こと *JIS K 5400に規定されるところのストーマー粘度計による粘度測定法で単 位はKUであらわされる。
【0021】〔表2・1〕塗料の配合組成 配合成分 実 施 例 (表中数値はwt% を表す ) E 1 E 2 E 3 E 4 E 5 E 6 E 7 合成樹脂液(注1) フェノール 変性アルキト" 樹脂 43.0 43.0 43.0 43.0 43.0 43.0 43.0 アクリル変性アルキト" 樹脂 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 熱硬化性アクリル樹脂 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- メラミン樹脂 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 2MZ-A (注2) 0.9 1.5 2.1 ---- ---- ---- ---- 2PZ-CN (注3) ---- ---- ---- 0.9 1.5 2.1 --- 2MA-OK (注4) ---- ---- ---- ---- ---- ---- 0.9 サンセラ-MZ (注5) 1.8 ---- ---- ---- ---- ---- 4.2 サンセラ-PZ (注6) ---- 4.2 ---- ---- 6.6 ---- ---- ノラックMBZ (注7) ---- ---- 6.6 ---- ---- 1.8 ---- 硫酸鉛 ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- タルク 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 沈降性硫酸バリウム 11.8 8.8 5.8 7.0 11.2 8.2 9.4 炭酸カルシウム 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 弁柄 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 6%ナフテン酸コバルト 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 8%ナフテン酸亜鉛 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 皮張り防止剤 (メチル- エチルケトオキシム) 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 n-ブタノール ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- キシレン 17.0 17.0 17.0 17.0 17.0 17.0 17.0 Pigm/Bind 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8塗料固形分 (wt%) 60 60 60 60 60 60 60 (注1)合成樹脂液 (いずれもキシレンまたはn-ブタノール溶媒.50wt%) (注2) 2,4- ジアミノ-6- 〔2'- メチルイミダゾリル -(1')〕エチル-S- トリ アジン 四国化成工業 (株) 製 (注3) 1- シアノエチル-2- フェニルイミダゾール 四国化成工業 (株) 製 (注4) 2,4- ジアミノ-6- 〔2'- メチルイミダゾリル -(1')〕エチル-S- トリ アジン. イソシアヌル酸付加物 四国化成工業 (株) 製 (注5) 2- メチルカプトベンゾチアゾール亜鉛 三新化学工業 (株) 製 (注6) ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛 三新化学工業 (株) 製 (注7) 2- メルカプトベンツイミダゾール亜鉛 大内新興化学工業 (株) 製 (次表2・2の注1 〜注7 も同様である.)
【0022】〔表2・2〕塗料の配合組成 (表2・1の続き) 配合組成 実 施 例 比 較 例 (表中数値はwt% を表す ) E 8 E 9 E 10 E 11 Co.E1 Co.E2 Co.E3 合成樹脂液(注1) フェノール 変性アルキト" 樹脂 43.0 43.0 ---- ---- 43.0 43.0 40.0 アクリル変性アルキト" 樹脂 ---- ---- 38.0 ---- ---- ---- ---- 熱硬化性アクリル樹脂 ---- ---- ---- 34.0 ---- ---- ---- メラミン樹脂 ---- ---- 5.0 9.0 ---- ---- ---- 2MZ-A (注2) ---- ---- ---- 1.5 ---- ---- ---- 2PZ-CN (注3) ---- ---- ---- ---- ---- ---- ---- 2MA-OK (注4) 1.5 2.1 1.5 ---- 1.5 ---- ---- サンセラ-MZ (注5) 6.6 ---- ---- 4.2 ---- ---- ---- サンセラ-PZ (注6) ---- 1.8 ---- ---- ---- ---- ---- ノラックMBZ (注7) ---- ---- 4.2 ---- ---- 4.2 ---- 硫酸鉛 ---- ---- ---- ---- ---- ---- 10.0 タルク 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 沈降性硫酸バリウム 6.4 10.6 8.8 8.8 13.0 10.3 6.0 炭酸カルシウム 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 弁柄 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 6%ナフテン酸コバルト 0.3 0.3 ---- ---- 0.3 0.3 0.3 8%ナフテン酸亜鉛 0.7 0.7 ---- ---- 0.7 0.7 0.7 皮張り防止剤 (メチル- エチルケトオキシム) 0.5 0.5 ---- ---- 0.5 0.5 0.5 n-ブタノール ---- ---- 5.0 5.0 ---- ---- ---- キシレン 17.0 17.0 13.5 13.5 17.0 17.0 18.5 Pigm/Bind 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 塗料固形分 (wt%) 60 60 60 60 60 60 60
【0023】〔表3・1〕評価試験結果 実 施 例 試験項目 E 1 E 2 E 3 E 4 E 5 E 6 E 7 膜厚 (μm) 49 51 50 48 49 50 50 硬度 H H H H H H H 付着性(n/100) 100 100 100 100 100 100 100 耐酸性 A ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 B ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 C 0.7mm 0.9mm 0.6mm 0.8mm 0.6mm 0.8mm 0.4mm 耐アルカリ性 A ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 B ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 C ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐温水性 A ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 B ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 C 0.8mm 1.0mm 0.7mm 1.3mm 1.0mm 1.2mm 0.7mm 耐塩水 A ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 噴霧性 B 2コ 3コ 2コ 4コ 3コ 4コ 1コ 〃 C 0.7mm 0.8mm 0.6mm 0.8mm 0.9mm 0.8mm 0.6mm キャステスト A ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 B 3コ 4コ 2コ 5コ 4コ 3コ 2コ 〃 C 1.2mm 1.7mm 1.0mm 1.4mm 1.6mm 1.6mm 0.8mm 貯蔵安定性 初期粘度(KU) 61 63 61 65 59 59 61 7日後粘度(KU) 75 81 85 76 74 80 83 つぶ泡の発生 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 鉛抽出量 (TCPL法) 0mg/L 0mg/L 0mg/L 0mg/L 0mg/L 0mg/L 0mg/L (注) 試験項目中A 、B 、C は表1のA 、B 、C に対応. 表中○印は異状のないことをあらわす. (次表3・2においても同様である. )
【0024】〔表3・2〕評価試験結果 (表3・1の続き) 実 施 例 比 較 例 試験項目 E 8 E 9 E 10 E 11 Co.E1 Co.E2 Co.E3 膜厚 (μm) 51 49 52 48 50 49 50 硬度 H H H H H H H 付着性(n/100) 100 100 100 100 90 100 100 耐酸性 A ○ ○ ○ ○ ブリスタ- ブリスタ- ○ 〃 B ○ ○ ○ ○ 無数 無数 ○ 〃 C 0.6mm 0.8mm 0.4mm 0.4mm 10.0mm 5.0mm 0.5mm 耐アルカリ性 A ○ ○ ○ ○ ブリスタ- ○ ○ 〃 B ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 C ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 耐温水性 A ○ ○ ○ ○ ブリスタ- ○ ○ 〃 B ○ ○ ○ ○ 無数 無数 ○ 〃 C 0.8mm 1.1mm 0.6mm 0.7mm 15.0mm 10.0mm 0.8mm 耐塩水 A ○ ○ ○ ○ ブリスタ- ○ ○ 噴霧性 B 3コ 4コ ○ ○ 無数 無数 1コ 〃 C 0.8mm 0.9mm 0.5mm 0.5mm 測定不可 15.0mm 0.5mm キャステスト A ○ ○ ○ ○ 剥離 1部剥離 ○ 〃 B 3コ 4コ 1コ 2コ 測定不可 測定不可 1コ 〃 C 1.5mm 1.5m 0.7mm 0.8mm 測定不可 40.0mm 0.8mm 貯蔵安定性 初期粘度(KU) 61 60 63 60 63 61 64 7日後粘度(KU) 77 79 82 85 79 78 81 つぶ泡の発生 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 鉛抽出量 (TCPL法) 0mg/L 0mg/L 0mg/L 0mg/L 0mg/L 0mg/L 40mg/L
【0025】以上のとおり本実施例においては、裏止め
塗料皮膜中の防食剤が銀鏡膜、銅膜等と反応して不動態
皮膜を形成するため密着性がよく、腐食物質の浸透を抑
制し、また適度な塩基性で銀鏡膜、銅膜等の腐食部を中
和して腐食の進行を防ぎ、かつ、銀、銅等よりイオン化
傾向の大きな金属である亜鉛が銀、銅等のイオン化を抑
制するため、中シケ、縁シケの発生が少なく、また耐酸
性、耐アルカリ性、耐温水性等の化学的耐久性や切断
性、面取り性、耐衝撃性、耐磨耗性等機械的特性にも優
れ、鉛の溶出がなく、環境汚染を回避できるという作用
効果を発揮するものである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、裏止め塗料皮膜中の防
食剤が銀鏡膜、銅膜等と反応して不動態皮膜を形成する
ため密着性がよく、腐食物質の浸透を抑制し、また適度
な塩基性で銀鏡膜、銅膜等の腐食部を中和して腐食の進
行を防ぎ、かつ、銀、銅等よりイオン化傾向の大きな金
属が銀、銅等のイオン化を抑制するため、中シケ、縁シ
ケの発生が少なく、また耐酸性、耐アルカリ性、耐温水
性等の化学的耐久性や切断性、面取り性、耐衝撃性、耐
磨耗性等の特性にも優れ、鉛の溶出がなく、環境汚染を
回避できるという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 豊 大阪府東大阪市玉串町東1−7−21−603

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基材の少なくとも片面に銀鏡膜、銅
    膜等の金属(A) の膜を形成し、該金属(A) 膜上に裏止め
    皮膜を形成した鏡において、該裏止め皮膜は合成樹脂ビ
    ヒクルに、アゾール系有機酸またはカルバミン酸もしく
    はその置換体と前記金属(A)より大きいイオン化傾向を
    有する金属との塩(B) と、塩基性を呈し前記金属(A)の
    腐食部を中和し該金属(A) と結合するアゾール系または
    ジアミン系化合物(C)を含有し、実質的に鉛成分を含ま
    ない塗料組成物を塗布し、硬化してなることを特徴とす
    る防食鏡。
  2. 【請求項2】塗料組成物における有機酸の金属塩(B)
    が、チアゾール系金属塩、ベンツイミダゾール系金属塩
    またはジチオカルバミン酸塩系金属塩から選択される一
    種以上の金属塩であり、塩基性のアゾール系またはジア
    ミン系化合物(C) がイミダゾール誘導体、チアゾール誘
    導体またはフェニレンジアミン誘導体から選択される一
    種以上の化合物であることを特徴とする請求項1記載の
    防食鏡。
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