JPH10333084A - 頭部搭載型ディスプレイ装置 - Google Patents

頭部搭載型ディスプレイ装置

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Publication number
JPH10333084A
JPH10333084A JP9136995A JP13699597A JPH10333084A JP H10333084 A JPH10333084 A JP H10333084A JP 9136995 A JP9136995 A JP 9136995A JP 13699597 A JP13699597 A JP 13699597A JP H10333084 A JPH10333084 A JP H10333084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
display unit
forehead
image display
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9136995A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyuki Suzuki
健之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9136995A priority Critical patent/JPH10333084A/ja
Publication of JPH10333084A publication Critical patent/JPH10333084A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着感を向上させるとともに容易に装着できる
頭部搭載型ディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】VR画像を両方の眼に表示させる映像表示
部2はフレーム3と頭当て部4によって支持される。フ
レーム3は可撓性を有する素材から略U字状に形成さ
れ、中央部3aが額に、両端部3bが両方の耳の上側に
それぞれ当接し、一方の側頭部から額を経て他方の側頭
部に到る頭部の部位を締め付けている。頭当て部4は一
方の耳の上側から頭頂部を経て他方の耳の上側に到る部
位と当接し、HMD1全体を上方へ押し上げる力を発生
させている。フレーム3の中央部3aには弾性を有する
クッション材5が着脱自在に取り付けられ、映像表示部
2の下縁には映像表示部2と顔面との間の隙間から外光
が入射するのを防止する遮光部材6が取り付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーチャル・リア
リティ(以下、VRと略す)技術に用いられる頭部搭載
型ディスプレイ装置〔以下、HMD(Head Mounted Dis
play)と略す〕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のHMDとしては、図6に示すよ
うに、VR画像を表示する映像表示部2と、映像表示部
2の両側から延設されたフレーム3,3と、両端がフレ
ーム3,3の端部に取り付けられた例えばゴムバンドの
ような可撓性を有するバンド部7と、映像表示部2と一
体に形成された額当て部8とから構成されるものがあっ
た。
【0003】このHMD1を装着する際は、フレーム
3,3を夫々両耳の上側と当接させた状態で額当て部8
を額に当て、一方の側頭部から後頭部を経て他方の側頭
部に到る部位をバンド部7で締め付けることによって、
額当て部8を後頭部側に引っ張ってHMD1を頭部に固
定していた。また、図7に示すように、上述のHMD1
のフレーム3,3に、一方の耳の上部から頭頂部を経て
他方の耳の上部に到る部位を締め付ける可撓性を有する
頭当て部4を取り付けたものもあり、バンド部7で額か
ら両側の側頭部を経て後頭部に到る部位を締め付けると
ともに、頭当て部4で一方の耳の上側から頭頂部を経て
他方の耳の上側に到る部位を締め付けることによって、
HMD1を頭部に固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のHMD1を
ユーザが装着する際には、映像表示部2に設けられた額
当て部8とフレーム3,3とバンド部7とで囲まれる空
間に頭部を入れるようにしなければならず、たとえバン
ド部7がフレーム3,3に対して着脱自在に取り付けら
れていても、映像表示部2によってユーザの視界が遮ら
れた状態でバンド部7を頭部に装着しなければならない
ため、装着しにくいという問題があった。
【0005】また、上述した前者のHMDでは映像表示
部2の重量をバンド部7の締め付け力だけでは支えきれ
ず、映像表示部2の下面が鼻付近に当たり、鼻付近で映
像表示部2の重量の一部を支えるため、装着感が良くな
いという問題もあった。本発明は上記問題点に鑑みて為
されたものであり、その目的とするところは、装着方法
を容易にするとともに、装着感を良くした頭部搭載型デ
ィスプレイ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、バーチャルリアリティ画像を
表示する映像表示部と、映像表示部を眼前に支持する支
持部とを備え、上記支持部が、一方の側頭部から額部を
経て他方の側頭部へ到る頭の部位を締め付ける第1の支
持部材と、一方の耳の上側から頭頂部を経て他方の耳の
上側に到る頭の部位と当接するとともに映像表示部を上
方に引き上げる力を発生させる第2の支持部材とからな
ることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、第1の支持部材の額と当接する部位に弾性を有す
るクッション材を着脱自在に取り付けて成ることを特徴
とし、請求項3の発明では、上記クッション材が吸湿性
を有する素材からなることを特徴とする。請求項4の発
明では、請求項1の発明において、映像表示部と顔面と
の間の隙間を塞ぐ弾性を有する遮光部材を映像表示部に
取り付けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施形態のHMDを後方から見
た斜視図を図1に、前方から見た斜視図を図2に示す。
本実施形態のHMD1は、両方の眼にそれぞれVR画像
を表示させる映像表示部2と、一方の側頭部から額部を
経て他方の側頭部に到る部位を締め付ける可撓性を有す
る第1の支持部材たるフレーム3と、一方の耳の上側か
ら頭頂部を経て他方の耳の上側に到る部位と当接する可
撓性を有する第2の支持部材たる頭当て部4とから構成
され、映像表示部2と頭当て部4はフレーム3に取り付
けられている。なお、フレーム3及び頭当て部4から支
持部が構成されている。
【0009】映像表示部2は両方の眼にそれぞれVR画
像を表示させるための液晶パネルや、液晶パネルを後方
から照射するためのバックライトや、液晶画面を拡大す
るための光学レンズや、液晶パネル及びバックライトを
駆動するための電子回路などから構成される。また、映
像表示部2の下縁には弾性を有する遮光部材6が取り付
けられており、映像表示部2と顔面との間の隙間を塞ぐ
ことによって、隙間から入射する外光を遮光し、VR画
像の臨場感や没入感を高めている。なお、遮光部材6は
弾性を有しているので、遮光部材6が顔面に当たって
も、使用者が違和感を感じることはない。
【0010】フレーム3は可撓性を有する材料から略U
字状に成形されており、フレーム3の額と当接する中央
部3aには映像表示部2が取り付けられており、両端部
3bは両方の耳の上側とそれぞれ当接するようになって
いる。中央部3aと額との間には、弾性を有するクッシ
ョン材5が着脱自在に取り付けられており、額と当接す
る部位の感触が柔らかくなるので、HMD1の装着感が
向上する。また、クッション材5は吸湿性を有している
ので、汗などを吸収することができ、HMD1の装着感
がさらに向上する。
【0011】頭当て部4の構造は、従来のステレオ・ヘ
ッドホンのスピーカ部分を取り除いたものと略同様であ
り、例えば図3(a)(b)に示すように略U字状の可
撓性を有する枠体4aを備え、枠体4aの内側には、頭
頂部と当接するパッド4bが可撓性を有するプラスチッ
クなどの合成樹脂から形成されたつなぎ部4c,4cを
介して枠体4aとフレーム3との接合部付近に取り付け
られている。そして、HMD1を頭部に装着する際に、
枠体4aが図3(b)中の矢印B,Cの方向に押し広げ
られるとともに、パッド4bが図3(b)中の矢印A方
向に押されてつなぎ部4c,4cが延びた状態で頭部に
固定される。この時、つなぎ部4c,4cの反力によっ
て枠体4a即ちHMD1全体を図4(c)中上方へ押し
上げる力が発生する。
【0012】なお、図4に示すように、VR画像の臨場
感や没入感を一層増すためにスピーカ9をフレーム3に
取り付けても良く、図5(a)(b)はこのHMD1を
装着した状態を示している。以下、上述のHMD1の装
着状態について説明する。HMD1を装着すると、フレ
ーム3が一方の側頭部から額部を経て他方の側頭部に到
る部位を締め付けるとともに、頭当て部4が一方の耳の
上側から頭頂部を経て他方の耳の上側に到る部位と当接
してHMD1全体を上側に押し上げる力を発生させてい
るので、映像表示部2の重量を十分支持することがで
き、映像表示部2がずり落ちて鼻付近に映像表示部2に
よる荷重が加わることがないため、HMD1の装着感が
向上する。また、本実施形態のHMD1には、両側の側
頭部から後頭部に到る部分を締め付けるバンド部がない
ので、HMD1を上方からかぶるだけで、HMD1を簡
単に装着することができ、HMD1を装着した際の解放
感がさらに向上するという利点がある。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、バー
チャルリアリティ画像を表示する映像表示部と、映像表
示部を眼前に支持する支持部とを備え、上記支持部が、
一方の側頭部から額部を経て他方の側頭部へ到る頭の部
位を締め付ける第1の支持部材と、一方の耳の上側から
頭頂部を経て他方の耳の上側に到る頭の部位と当接する
とともに映像表示部を上向きに引き上げる力を発生させ
る第2の支持部材とからなっており、第1の支持部材が
一方の側頭部から額部を経て他方の側頭部に到る部位を
締め付けるとともに、第2の支持部材が一方の耳の上側
から頭頂部を経て他方の耳の上側に到る頭の部位と当接
しているので、映像表示部の重量によって、HMD全体
がずりおちて映像表示部が鼻付近に当たって、鼻付近に
映像表示部の重みがかかることがなく、HMDの装着感
が向上するという効果がある。また、支持部には、両側
の側頭部から後頭部に到る部位と当接する部分がないの
で、HMDを上方からかぶるだけで容易に装着すること
ができるという効果もある。
【0014】請求項2の発明は、第1の支持部材の額と
当接する部位に弾性を有するクッション材を着脱自在に
取り付けているので、額と当たる部位の感触が柔らかく
なり、HMDの装着感がさらに向上するという効果があ
る。請求項3の発明は、上記クッション材が吸湿性を有
する素材からなっているので、汗などを吸収できるとい
う効果がある。
【0015】請求項4の発明は、映像表示部と顔面との
間の隙間を塞ぐ弾性を有する遮光部材を映像表示部に取
り付けているので、映像表示部と顔面との間の隙間から
外光が入射することがなく、VR画像の臨場感や没入感
をさらに高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の頭部搭載型ディスプレイ装置を示
す後方からみた分解斜視図である。
【図2】同上の頭部搭載型ディスプレイ装置を示す前方
から見た外観斜視図である。
【図3】同上の支持部材を示し、(a)は一部省略せる
斜視図、(b)は装着前の状態を示す正面図、(c)は
装着時の状態を示す正面図である。
【図4】同上の別の頭部搭載型ディスプレイ装置を示す
前方から見た外観斜視図である。
【図5】同上の装着時の状態を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図6】従来の頭部搭載型ディスプレイ装置を示す外観
斜視図である。
【図7】同上の別の頭部搭載型ディスプレイ装置を示す
外観斜視図である。
【符号の説明】
1 HMD 2 映像表示部 3 フレーム 3a 中央部 3b 端部 4 頭当て部 5 クッション材 6 遮光部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーチャルリアリティ画像を表示する映像
    表示部と、映像表示部を眼前に支持する支持部とを備
    え、上記支持部が、一方の側頭部から額部を経て他方の
    側頭部へ到る頭の部位を締め付ける第1の支持部材と、
    一方の耳の上側から頭頂部を経て他方の耳の上側に到る
    頭の部位と当接するとともに映像表示部を上向きに引き
    上げる力を発生させる第2の支持部材とからなることを
    特徴とする頭部搭載型ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】第1の支持部材の額と当接する部位に弾性
    を有するクッション材を着脱自在に取り付けて成ること
    を特徴とする請求項1記載の頭部搭載型ディスプレイ装
    置。
  3. 【請求項3】上記クッション材が吸湿性を有する素材か
    らなることを特徴とする請求項2記載の頭部搭載型ディ
    スプレイ装置。
  4. 【請求項4】映像表示部と顔面との間の隙間を塞ぐ弾性
    を有する遮光部材を映像表示部に取り付けたことを特徴
    とする請求項1記載の頭部搭載型ディスプレイ装置。
JP9136995A 1997-05-27 1997-05-27 頭部搭載型ディスプレイ装置 Pending JPH10333084A (ja)

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JP9136995A JPH10333084A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 頭部搭載型ディスプレイ装置

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JPH10333084A true JPH10333084A (ja) 1998-12-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010088296A3 (en) * 2009-01-27 2010-10-28 Thomson Chip E User-wearable video displays, systems, and methods
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JP2020507386A (ja) * 2017-02-01 2020-03-12 ルーティーヘルス,インク. 網膜撮影装置、及びそれを利用した網膜撮影方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010306