JPH10332849A - 電子時計 - Google Patents
電子時計Info
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- JPH10332849A JPH10332849A JP9147612A JP14761297A JPH10332849A JP H10332849 A JPH10332849 A JP H10332849A JP 9147612 A JP9147612 A JP 9147612A JP 14761297 A JP14761297 A JP 14761297A JP H10332849 A JPH10332849 A JP H10332849A
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Abstract
調整を行う可能性がある。 【解決手段】 電圧低下時には温度測定回路の動作を停
止させる。
Description
ける歩度の温度依存性の調整に関するものである。
う充電式電子時計について説明する。図２は従来の歩度
の温度依存性の調整を行う充電式電子時計の回路ブロッ
ク図であり、１は基準信号を発振する発振回路で、２は
発振回路１の信号を分周する分周回路である。３は分周
回路２の信号を用いてモータ駆動用信号を作成する波形
整形回路であり、４は波形整形回路３の信号を用いてモ
ータを駆動するためのモータ駆動回路であり、５はモー
タ駆動回路４により駆動するモータであり、６はモータ
５により動作する指針である。７は分周回路２の信号を
用いて温度測定するタイミングを作成する温度測定タイ
ミング作成回路であり、８は温度測定タイミング作成回
路７で作成されたタイミングで動作する温度測定回路で
あり、９は温度測定回路８で測定された温度データを元
に調整量を決定し歩度調整を行う歩度調整回路である。
１０は充電するためのソーラーセルであり、１１はソー
ラーセル１０のエネルギーを蓄電し時計を動作させるた
めの電源となる二次電池であり、１２は二次電池１１の
電圧を測定する電圧測定回路である。１３は回路をリセ
ットし、指針の時刻あわせをするリセット回路である。
充電式電子時計の動作を、図２を用いて説明する。まず
歩度の温度依存性の調整を行っている回路の説明をす
る。温度測定タイミング作成回路７は、分周回路２の信
号を用いて、例えば３０分信号を作成する。温度測定回
路８は温度測定タイミング作成回路７の３０分信号が入
力される度、温度測定を行う。歩度調整回路９は温度測
定回路８の温度データを元に、発振回路１の温度依存性
を計算し調整量を決定する。分周回路２は歩度調整回路
９の調整量によりデジタル的に歩度調整される。その結
果分周回路２の出力信号は発振回路１の温度依存性が調
整されており、分周回路２の信号を元に波形整形回路３
で作成されるモータ駆動用信号も温度依存性が調整され
ており、よってこの信号を元に動作するモータ５、指針
６も温度依存性が調整された歩度で動作する。次に充電
関係の回路の説明をする。ソーラーセル１０に発電した
エネルギーを二次電池１１に蓄電させ、電圧測定回路１
２は二次電池１１の電圧を測定し、電圧値の判定を行い
波形整形回路３に信号を送る。波形整形回路３は電圧測
定回路１２の判定により、モータ駆動を１秒に一度１ス
テップ運針する１秒運針、２秒に一度２ステップ運針す
る２秒運針の切り替えを行う。これによりユーザーにコ
ンデンサの蓄電量が少ないことを認識させることができ
る。
度依存性を調整する回路と電圧測定回路は無関係に動作
しており、電圧低下時、温度測定回路８の動作がその測
定結果の信頼性が疑わしくなる電圧低下時にも行われ、
また電圧低下時に温度測定回路８が動作することにより
さらに電圧が低下し、時計の動作寿命を縮めている場合
があった。また電圧増加時温度測定タイミング作成回路
７のタイミングまで温度測定回路８は温度測定を行わ
ず、電圧があるのにも関わらず温度依存性の調整を行わ
ない時間帯ができていた。また電圧低下時に発振が停止
した場合、指針が狂っているのにも関わらず、電圧増加
後時刻修正前に温度測定回路８が動作して、無駄に電力
を消費していた。本発明の目的は上記課題を解決しよう
とするもので、電圧低下時には温度測定回路８の動作を
停止させ、間違った調整をすることを防止し、同時に時
計の動作寿命を延命させ、電圧増加時には温度測定タイ
ミングに関わらず強制的に温度測定させ、すぐに温度依
存性の調整し、一度発振が停止した場合は時刻修正が行
われるまでは温度測定を行わず消費電力を最小限に押さ
える電子時計を提供することである。
の本発明の電子時計は、二次電池の電圧情報、発振回路
の発振停止情報、時刻修正を行ったかどうかの情報を温
度測定回路に反映させるための動作判定回路を設けたこ
とを特徴とする。
て説明する。図１は、本発明に係わる電子時計の回路図
ブロック図であり、図２と同じ要素には同じ番号を付し
て説明は省略する。１４は発振回路１の発振が停止した
ことを検出する発振停止検出回路であり、１５は電圧測
定回路１２、リセット回路１３、発振停止検出回路１４
の各情報によって温度測定回路８の動作を決定するため
の動作判定回路である。次に本発明の実施例の動作を図
１を用いて説明する。電圧測定回路１２によって二次電
池１１の電圧が低いと判定された場合、波形整形回路３
の波形が切り替わると同時に動作判定回路１５はその情
報を元に温度測定回路８の動作を停止させる。これによ
り低電圧時、温度センサの誤動作による誤補正を回避で
きるとともに、時計動作の持続時間の延命をはかること
ができる。この間の歩度調整回路９の調整量は、あらか
じめ決められたある一定値（具体的には発振周波数が最
も高くなるデータ）にしておくことにより、温度依存性
による歩度の誤差を最小限に押さえておく。その後電圧
測定回路１２によって二次電池１１の電圧が高いと判定
され、なおかつ発振停止検出回路１４が発振回路１の発
振停止を検出していない場合、波形整形回路３の波形が
切り替わると同時に動作判定回路１５は温度測定タイミ
ング作成回路７のタイミングとは無関係に強制的に温度
測定回路８を動作させる。これにより、電圧増加時直ち
に温度依存性の補正を行うことができる。その後は温度
測定タイミング作成回路７によるタイミング毎に温度測
定回路８を動作させる。また、電圧測定回路１２によっ
て二次電池１１の電圧が高いと判定され、発振停止検出
回路１４が発振回路１の発振停止を検出していた場合、
さらにリセット回路１３が一度も動作していない場合
は、時計の指針自体が狂っているため歩度の温度依存性
の補正を行う必要がないので、リセット回路１３が動作
するまで即ち時計の指針をあわせるまでは動作判定回路
１５は温度測定回路８を動作させない。リセット回路１
３が動作をしてはじめて温度測定回路８を動作させる。
リセット回路１３によってリセットが解除されたとき動
作判定回路１５は強制的に温度測定回路８を動作させ
る。温度測定回路８の動作を停止する電圧と、温度測定
回路８の動作を再開する電圧にヒステリシスを設けても
良い。温度測定回路８の動作の停止、再開する電圧と運
針形態の切り替わりは連動しなくても良い。
回路が誤測定する可能性のある電圧低下時には温度測定
を停止させることができ、誤測定における誤補正を回避
することができると同時に時計動作の延命をはかること
ができる。また電圧が十分あるにも関わらず温度依存性
の補正をしていない場合がなく、また指針が狂っている
のにも関わらず温度依存性の補正をして無駄に電力を消
費するようなことがなくなる。
ク図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項１】 温度依存性を持つ発振回路と、温度依存
性を補正する歩度調整手段と、歩度調整手段の調整量を
決定するために定期的に動作する温度測定手段と、温度
測定手段が動作する間隔を決定する温度測定タイミング
作成手段と、充電手段と、蓄電手段と、該蓄電手段の電
圧を測定するための電圧測定手段と、時刻を修正すると
同時に各手段をリセットするためのリセット手段を有す
る電子時計において、前記蓄電手段の電圧がある電圧値
より低下したときに温度測定手段を停止することを特徴
とする電子時計。 - 【請求項２】 前記電圧低下時後、蓄電手段の電圧があ
る電圧値より増加したときに温度測定手段を温度測定タ
イミング作成手段のタイミングに無関係に強制的に動作
させることを特徴とする請求項１記載の電子時計。 - 【請求項３】 前記電圧増加時でも、一度発振回路の発
振が停止した場合は、回路をリセットするまで温度測定
を行わないことを特徴とする請求項２記載の電子時計。 - 【請求項４】 前記電圧低下時に、歩度調整手段の調整
量を一定にすることを特徴とする請求項１記載の電子時
計。 - 【請求項５】 前記温度測定を停止するある電圧値と、
前記温度測定を強制的に行うある電圧値にヒステリシス
をもたせることを特徴とする請求項２記載の電子時計。 - 【請求項６】前記ある電圧値は運針の形態が変化する電
圧値であることを特徴とする請求項２記載の電子時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14761297A JP3753839B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14761297A JP3753839B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 電子時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332849A true JPH10332849A (ja) | 1998-12-18 |
| JP3753839B2 JP3753839B2 (ja) | 2006-03-08 |
Family
ID=15434270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14761297A Expired - Fee Related JP3753839B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 電子時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3753839B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002014959A1 (fr) * | 2000-08-15 | 2002-02-21 | Citizen Watch Co., Ltd. | Système d'horlogerie électronique et technique de commande de celui-ci |
| US7079451B2 (en) | 2002-06-12 | 2006-07-18 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device and method of controlling the time measurement device |
| JP2021018088A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | セイコーエプソン株式会社 | 時計および時計の制御方法 |
| JP2021018089A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | セイコーエプソン株式会社 | 電子制御式機械時計および電子制御式機械時計の制御方法 |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP14761297A patent/JP3753839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002014959A1 (fr) * | 2000-08-15 | 2002-02-21 | Citizen Watch Co., Ltd. | Système d'horlogerie électronique et technique de commande de celui-ci |
| US7079451B2 (en) | 2002-06-12 | 2006-07-18 | Seiko Epson Corporation | Time measurement device and method of controlling the time measurement device |
| JP2021018088A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | セイコーエプソン株式会社 | 時計および時計の制御方法 |
| JP2021018089A (ja) * | 2019-07-18 | 2021-02-15 | セイコーエプソン株式会社 | 電子制御式機械時計および電子制御式機械時計の制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3753839B2 (ja) | 2006-03-08 |
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