JPH10282263A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH10282263A
JPH10282263A JP9086183A JP8618397A JPH10282263A JP H10282263 A JPH10282263 A JP H10282263A JP 9086183 A JP9086183 A JP 9086183A JP 8618397 A JP8618397 A JP 8618397A JP H10282263 A JPH10282263 A JP H10282263A
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JP
Japan
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circuit
power
hand
state
time
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Application number
JP9086183A
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English (en)
Inventor
Satokatsu Nakamura
里克 中村
Shigeru Morokawa
滋 諸川
Yukio Otaka
幸夫 大高
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光発電式時計は無充電時の電池寿命が
充分ではないため、非使用状態が続くと電池が枯渇して
しまい、再使用のためには時刻合わせと再充電が必要で
あった。 【解決手段】 光発電素子101の発電状態を検知する
検知回路機構110、検知結果を記憶する記憶回路機構
109を備え、光発電素子101の発電量が所定値以下
の状態が検出された場合に記憶回路109に暗状態が記
憶されて秒運針が停止され、光発電素子101の発電量
が所定値以上の状態が検出された場合に記憶回路109
に明状態が記憶されて秒運針が再開されることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光照射によって起電
力を発生する光発電素子を備える光発電式の電子時計の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光発電素子と電力蓄積素子を備え蓄積電
力によって電子時計モジュールの駆動が行われる電子時
計、いわゆる光発電式時計が今日広く普及しはじめてい
る。これは電池交換の手間が不要になる利便性ととも
に、環境汚染防止という時代の要請との合致がユーザー
に指示されている結果である。
【0003】従来の技術における光発電式の電子時計の
構造を、図8の模式図を用いて説明する。従来技術の光
発電式時計の最も基本的な構成は、図8に示すように、
光発電素子101により発電された電力が、電力蓄積素
子102である大容量キャパシタもしくは2次電池に蓄
積され、この蓄積電力により電子時計モジュール810
の駆動が行われる。ダイオード103は電流逆流防止用
でありトランジスタスイッチによる代用も可能である。
【0004】さらに今日の市販されている光発電式時計
では使い勝手向上のための種々の機能が付加されてい
る。それらはたとえば蓄積電力が枯渇した状態でも光が
当たるとすぐに動作が開始されるクイックスタート機能
や、蓄積電力量があるレベルまで下がったことを知らせ
る充電警告機能や、電力蓄積素子の劣化防止のための過
充電防止機能などである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように種々の機
能が付加され使い勝手の向上が図られている光発電式時
計であるが、無充電時の電池寿命に関してはユーザーの
要求に応えられているとはいえない。光発電式時計が毎
日携帯使用されている場合には無充電状態が長期間継続
されるような事態は発生しないが、大多数のユーザーが
複数の時計を所有しTPOにあわせて使い分けている現
状においては、光発電時計がたとえば机の引出し等に長
期間放置される状況も往々にして発生する。
【0006】充分な電池寿命を備えていない従来の光発
電式時計ではこのような状況下で電池が枯渇してしま
い、再使用の度に再充電と時刻合わせというユーザーに
とって大変煩わしい作業が必要となっている。電池寿命
延長のため電力蓄積素子の体積増加が行われている市販
品も存在するが、時計本体の体積も同様に増加してしま
うこの手法は広く用いられるには至っていない。
【0007】〔発明の目的〕本発明の目的は、前述の課
題点を解決して、電池寿命の大幅な延長を図ることが可
能な光発電式の電子時計の構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電子時計は、光発電素子の発電状態を検知する
電気的検知回路機構、この検知回路による検知結果を記
憶する電気的記憶回路機構を備え、光発電素子の発電量
が所定値以下の状態が検知された場合に、記憶回路に暗
状態が記憶されて秒運針が停止され、光発電素子の発電
量が所定値以上の状態が検知された場合に、記憶回路に
明状態が記憶されて秒運針が再開されることを特徴とし
ている。
【0009】さらに別の構成として本発明の電子時計
は、電力蓄積素子に蓄えられている電力量を検知する電
気的検知回路機構、この検知回路による検知結果を記憶
する電気的記憶回路機構を備え、蓄積電力量が所定値以
下の状態が検知された場合に、記憶回路に電力消耗状態
が記憶されて秒運針が停止され、蓄積電力量が所定値以
上の状態が検知された場合に、記憶回路に電力正常状態
が記憶されて秒運針が再開されることを特徴としてい
る。
【0010】さらに別の構成として本発明の電子時計
は、電気回路機構駆動用電力および時分運針用電力を供
給する第1の電力蓄積素子と、秒運針用電力を専門に供
給する第2の電力蓄積素子を備えることを特徴としてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の電子時
計を実施するための最適な形態を説明する。
【0012】〔第1の実施形態:図1〕本発明の電子時
計の基本構造を図1に示す。光発電素子101の発電状
態が検知回路110によって常時もしくは間欠的にモニ
ターされ、光発電素子101への照射光量の判定が行わ
れる。光発電素子101の発電量が所定値以下の状態が
検知された場合、発電素子101への照射光量が少ない
暗状態であることが判定され、状態記憶回路109に暗
状態が記憶されて秒運針の停止が行われる。光発電素子
101の発電量が所定値以上の状態が検知された場合に
は明状態であることが判定され、記憶回路109に明状
態が記憶され秒運針が再開される。
【0013】すなわち照射光量の少ない暗状態を非使用
状態としてとらえ、この状態において見られる必要がな
い秒針が停止されることで、消費電力の大幅な削減を図
っている。現状の電子時計の消費電力はおよそ1マイク
ロワット程度であるが、その約8割はロータ、輪列、針
等の機械機構の駆動に費やされ、さらにその大部分は動
作頻度の大きい秒針駆動のために消費されているため、
秒針が停止されることによる省電効果は非常に大きなも
のである。
【0014】最初から秒針を省いた構成の2針式電子時
計も現存するが、ユーザー嗜好という点で2針式時計は
限定された商品としてのみしか受け入れられていないの
が現状である。本発明の電子時計は使用時には通常3針
式電子時計とまったく変わらぬ動作が行われる点で2針
式のものとは異なる構成である。
【0015】運針用モータは時分針用104と秒針用1
05とそれぞれ別のものを用いることで、時分針による
時刻表示には影響を与えずに秒運針停止および再開を行
うことが可能である。このような2モータ構成の場合に
は時分針は毎秒運針される必要はなく、それよりは遙か
に長い適当な時間間隔で駆動が行われればよい。30秒
や1分単位の比較的長い時間間隔の運針が行われる場合
には消費電力を低く押さえることが可能であり、20秒
や10秒といった比較的短い時間間隔にした場合はより
スムーズな運針が可能になる。
【0016】図1の構成の電子時計では秒針は停止され
た位置から補正されることなく運針再開がなされるため
に、秒針に関しては正確な時刻表示が成されない。通常
の使用においては、秒針は動作継続表示用もしくは短期
時間計測用として用いられることが一般的であるので、
上記事項は大きな問題にはならないと思われる。秒針補
正機構を備えた電子時計については後述する。また図1
の電子時計では秒運針停止機構は常時有効であるが、ユ
ーザーが有効・無効を設定するための操作手段を備えた
構成も可能である。
【0017】〔発電状態検知回路の説明:図2、図3〕
発電状態検知回路110としては、図2(a)に示すよ
うな光発電素子101の出力電圧を検知する構成と、図
3(a)に示すような光発電素子101の出力電流を検
知する回路構成が考えられる。図2(a)の回路構成に
ついて以下に説明する。
【0018】図2(a)に示すように、負荷一定の場合
の光発電素子101の照射光量に対する出力電圧の特性
は、一般に図2(b)の照射光量と出力電圧の関係に示
すように、照射光量の増加に対して出力電圧は非線形的
に増加する。このため、光発電素子101の出力電圧と
基準電圧発生回路203電圧との比較により照射光量の
判定が可能である。この構成の検知回路は電圧比較回路
204に高い入力インピーダンスをもったものを使用す
ることで、きわめて低い消費電力での動作が可能であ
る。
【0019】続いて図3(a)の回路構成について以下
に説明する。電圧一定の場合の光発電素子の照射光量に
対する出力電流の特性は、一般に図3(b)の照射光量
と出力電圧の関係に示すように、照射光量の増加に対し
て出力電流はほぼ線形的に増加する。光発電素子101
と電力蓄積素子102間に設けられた抵抗素子305の
両端の電位差を基準電圧発生回路303電圧と比較する
ことで照射光量の判定が行われる。損失を低く押さえる
ためには抵抗素子305の抵抗値はなるべく小さいもの
が望ましい。照射光量と出力電流の関係は線形であるた
め電圧検出に比べてより正確な判定が可能である。
【0020】図1の回路では秒運針停止および再開は検
知結果で直接行われず、一旦記憶回路に保存された情報
によって行われることを上述したが、これは結果である
秒運針停止および再開による、原因である光発電素子出
力電圧もしくは出力電流への影響を排除し、安定した制
御を行うためである。上記の要素への影響が大きく、な
お制御の安定が得られない場合には、基準電圧値にヒス
テレシス性を持たせ、暗状態認識電圧値より明状態認識
電圧値を高い値に設定を行う等の対策が必要になる。
【0021】図1に示した電子時計は発電量所定値以下
の状態が検知されると、ただちに秒運針停止が行われる
構成であるが、暗状態が所定時間継続された後に秒運針
停止が行われる構成も以下の理由により有効である。す
なわち実際の使用においては腕時計が袖下に隠された
り、ユーザーが消灯されている部屋に入る等の原因によ
る短時間の照射光量低下が往々にして発生し、この度毎
の秒運針停止および再開がユーザーに不快感を与える恐
れがあるためである。
【0022】上述した特徴をもつ電子時計の基本構成を
図4に示す。光発電素子101の発電量が所定値以下の
状態が検知回路110により検知された場合に計時回路
401による計時が開始され、この計時が所定時間以上
継続された場合に初めて状態記憶回路109に暗状態が
記憶されて秒運針停止が行われる。上記所定時間を適当
な値に設定することにより、一時的な照射光量低下と非
使用による長期の照射光量低下との判別が可能となる。
光発電素子101の発電量が所定値を越えた場合には、
計時回路401はリセットされ、記憶回路109に明状
態が記憶されて秒運針再開が行われる。
【0023】図1および図4に示した電子時計では秒運
針の停止、再開が行われた後には秒針は正確な時刻を示
さない。秒針位置の正確さを求める要求に対しては秒運
針再開時に秒針位置補正が必要である。この機能を備え
た電子時計の基本構成を図5に示す。秒運針停止の際に
は時刻記憶回路510に時刻(刻秒値)が記憶された後
秒運針停止が行われ、秒運針停止中も常時計時回路51
1による計時(計秒)は継続される。秒運針再開の際に
は時刻記憶回路510保持時刻と常時計時回路511保
持時刻が比較回路512によって比較され、この比較結
果に基づいて秒針駆動モータ105が加速運転もしくは
停止されることにより、秒針106位置が常時計時回路
511保持時刻に同期された後、通常秒運針が再開され
る。
【0024】時刻記憶回路510は秒針106と完全同
期駆動される第2の計時回路で置き換えることも可能で
ある。この第2の計時回路は通常は常時計時回路511
と同様に計時動作が行われ、秒運針停止時には秒針と同
期して、時刻(刻秒値)が保持された状態で停止される
ことで記憶回路としての働きが行われる。同じく時刻記
憶回路510は秒針106位置の機械的検知機構とこの
位置情報を時刻に変換する変換回路の組み合わせによっ
ても置き換えることが可能である。
【0025】なお図5では説明の都合上常時計時回路5
11を独立させて記述したが、これを時計用電子回路5
06内の計時回路と共通化させることも可能である。
【0026】時刻記憶回路510保持時刻と常時計時回
路511保持時刻との比較同期の方法としては順次比較
と差分析出の2通りが考えられる。順次比較は比較の後
1秒の加速運針もしくは待機を同期完了まで繰り返す手
法であり、差分析出は比較によって差分を求め、この差
分の値だけ加速運針もしくは停止を行う手法である。秒
針逆回転機構を備えた電子時計では、差分析出により正
逆回転時の移動量を求め、より移動量が少ない回転方向
を選択して同期を行うことも可能である。
【0027】〔第2の実施の形態:図6〕つぎに本発明
の第2の実施形態における電子時計の構成を説明する。
秒運針停止により時計モジュール消費電力の大幅な削減
が可能であることは上述したが、この秒運針停止機構を
電力蓄積素子の蓄積電力量がわずかである電力消耗状態
に適用することも非常に有効である。本発明の基本構成
を図6に示す。
【0028】蓄積電力量検知回路609によって電力蓄
積素子102の蓄積電力量が検知され、残電力量が所定
値以下の場合には、電力消耗状態が記憶回路109に記
憶されて秒運針の停止が行われる。蓄積電力量が再び所
定値を越えた場合には、電力正常状態が記憶回路109
に記憶され秒運針が再開される。
【0029】すなわち電力消耗状態において消費電力の
多い秒運針作業が停止され、最も重要な作業である計時
および時分針による時刻表示に残り電力が集中されるこ
とにより、上記重要作業である計時および時刻表示の継
続時間大幅延長が図られる。また電力消耗時の秒針停止
機能は充電警告機能の役割も兼ねることができる。
【0030】蓄積電力量検知回路609としては電力蓄
積素子102の出力電圧を検知する構成と、入力電流お
よび出力電流を測定する構成が考えられる。出力電圧検
知は電力蓄積素子102の出力電圧を電圧比較回路によ
って基準電圧と比較し、残電力量の検知を行う構成で回
路構成が比較的簡単である。電流測定は電力蓄積素子1
02の入力電流および出力電流を測定し、この電流の積
算によって残電力量検出を行う構成で、負荷変動の影響
を受けにくい、より正確な検出が可能である。
【0031】秒運針停止および再開の制御に関しては第
1の実施の形態での記述と同様であり、そこで述べた秒
針補正機構等を付加することも同様に可能である。また
本稿で述べた電力消耗時秒運針停止機構と第1の実施の
形態記載の暗状態秒運針停止機構をともに装備すること
も当然可能であり、より有効な省電力化が可能になる。
【0032】〔第3の実施の形態:図7〕つぎに本発明
の第3の実施形態における電子時計の構成を説明する。
第2の実施の形態で述べた、電力消耗時には消費電力の
大きい秒運針を停止させ、重要作業である計時および時
分針による時刻表示に残り電力を集中させるという考え
方は、以下に述べる構成によっても実現可能である。本
発明の基本構成を図7に示す。
【0033】図7に示すように、時計用電気回路706
駆動および時分運針用の電力を供給する第1の電力蓄積
素子702と、秒運針用電力を専門に供給する第2の電
力蓄積素子703とを備え、双方の電力蓄積素子702
および703は独立に充電され、各々指定された電力供
給先のみに電力を供給する。
【0034】各電力蓄積素子のサイズは設置スペースや
電力供給先の消費電力の関係から決められるが、第1の
電力蓄積素子702には充分な無充電電池寿命が確保さ
れるように設定される。すなわち第1の電力素子702
には電力消耗状態においてもなお電力が確保され、電力
が完全になくなる最後の瞬間まで電気回路駆動および時
刻表示が継続されるが、他方第2の電力蓄積素子703
には電力に余裕がある状態では電力が確保され秒運針が
行われるが、電力消耗状態では電力が自然に枯渇し秒運
針が停止される。本構成では電力蓄積素子が複数必要に
なるが、第2の実施の形態記載の構成に比べて蓄積電力
検出回路機構を省略することが可能になる。
【0035】双方の電力蓄積素子702および703の
充電は図7に示すように逆流防止ダイオード710およ
び711を介して完全並列に行う手段の他に、それぞれ
に電気スイッチを配して時分割で行う構成も考えられ
る。時分割手段の場合にはタイミング制御をおこなうこ
とで、たとえば電力消耗時には第1の電力蓄積素子を重
点的に充電するといった制御も可能である。
【0036】第3の実施形態の構成にたいしても第1の
実施の形態に述べた秒針位置補正機構を組み込むことが
でき、また本構成と暗状態秒運針停止機構をともに装備
することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光発電式時
計は暗状態および電力消耗状態において秒運針が停止さ
れることで、電池寿命の大幅な延長が図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における電子時計の構成を示
す図面である。
【図2】本発明の実施形態における電子時計を構成する
発電状態検知回路の構成と照射光量と出力電圧の関係を
示す図面である。
【図3】本発明の実施形態における電子時計を構成する
発電状態検知回路の構成と照射光量と出力電圧の関係を
示す図面である。
【図4】本発明の実施形態における電子時計の構成を示
す図面である。
【図5】本発明の実施形態における電子時計の秒針位置
補正機構を備える電子時計の構成を示す図面である。
【図6】本発明の実施形態における電子時計の構成を示
す図面である。
【図7】本発明の実施形態における電子時計の構成を示
す図面である。
【図8】従来技術における電子時計の基本構成を示す図
面である。
【符号の説明】
101 光発電素子 102 電力蓄積素子 103 逆流防止ダイオード 104 時分針駆動モータ 105 秒針駆動モータ 109 状態記憶回路 110 発電状態検知回路 401 計時回路 609 残電力量検知回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光発電素子と、電力蓄積素子と、時間基
    準信号発生機構と、時間基準信号から複数の計時単位信
    号を合成する電気回路機構と、計時単位信号に基づき間
    欠同期駆動される複数の電気機械エネルギー変換機構
    と、電気機械エネルギー変換機構機に結合される械的計
    数機構と、械的計数機構に結合される時刻表示機構と、
    保持時刻を修正あるいは入力するための操作手段を備え
    る光発電式の電子時計であって、 光発電素子の発電状態を検知する電気的検知回路機構
    と、検知回路による検知結果を記憶する電気的記憶回路
    機構を設け、 光発電素子の発電量が所定値以下の状態が検知された場
    合に記憶回路に暗状態が記憶されて秒運針が停止され、
    光発電素子の発電量が所定値以上の状態が検知された場
    合に記憶回路に明状態が記憶されて秒運針が再開される
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子時計であって、 発電状態検知回路は、基準電圧発生回路と電圧比較回路
    から構成され、 光発電素子の出力電圧と基準電圧とが比較されることに
    よって検知動作が行われることを特徴とする電子時計。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子時計であって、 発電状態検知回路は、光発電素子と電力蓄積素子の間に
    設けられた抵抗素子と基準電圧発生回路と電圧比較回路
    から構成され、 光発電素子の出力電流が抵抗素子を通過することによっ
    て発生する電位差と基準電圧とが比較されることによっ
    て検知動作が行われることを特徴とする電子時計。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子時計であって、 光発電素子の発電量が所定値以下の状態が検知された場
    合に計時が開始される電気的計時回路機構を備え、 計時回路による計時が所定時間を越えて継続された場合
    に記憶回路に暗状態が記憶されて秒運針が停止され、光
    発電素子の発電量が所定値以上の状態が検知された場合
    に計時回路はリセットされ、記憶回路に明状態が記憶さ
    れて秒運針が再開されることを特徴とする電子時計。
  5. 【請求項5】 光発電素子と、電力蓄積素子と、時間基
    準信号発生機構と、時間基準信号から複数の計時単位信
    号を合成する電気回路機構と、計時単位信号に基づき間
    欠同期駆動される複数の電気機械エネルギー変換機構
    と、電気機械エネルギー変換機構機に結合される械的計
    数機構と、械的計数機構に結合される時刻表示機構と、
    保持時刻を修正あるいは入力するための操作手段を備え
    た光発電式の電子時計であって、 電力蓄積素子に蓄えられている電力量を検知する電気的
    検知回路機構と、検知回路による検知結果を記憶する電
    気的記憶回路機構を設け、 蓄積電力容量が所定値以下の状態が検知された場合に記
    憶回路に電力消耗状態が記憶されて秒運針が停止され、
    蓄積電力量が所定値以上の状態が検知された場合に記憶
    回路に電力正常状態が記憶されて秒運針が再開されるこ
    とを特徴とする電子時計。
  6. 【請求項6】 請求項1もしくは請求項4もしくは請求
    項5記載の電子時計であって、 常時計秒が継続される電気的計時回路機構と、秒運針停
    止時の時刻を記憶する電気的記憶回路機構と、計時回路
    保持時刻と記憶回路保持時刻を比較する電気的比較回路
    機構を設け、 秒運針停止に際して記憶回路に時刻が記憶された後秒運
    針停止が行われ、秒運針再開に際して記憶回路保持時刻
    と計時回路保持時刻が比較回路によって比較され、この
    比較結果に基づいて秒針が計時回路保持時刻に同期され
    た後、通常秒運針が再開されることを特徴とする電子時
    計。
  7. 【請求項7】 光発電素子と、電力蓄積素子と、時間基
    準信号発生機構と、時間基準信号から複数の計時単位信
    号を合成する電気回路機構と、計時単位信号に基づき間
    欠同期駆動される複数の電気機械エネルギー変換機構
    と、電気機械エネルギー変換機構機に結合される械的計
    数機構と、械的計数機構に結合される時刻表示機構、保
    持時刻を修正あるいは入力するための操作手段を備えた
    光発電式の電子時計であって、 電気回路機構駆動用電力および時分運針用電力を供給す
    る第1の電力蓄積素子と、秒運針用電力を専門に供給す
    る第2の電力蓄積素子を設けることを特徴とする電子時
    計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002039197A1 (fr) * 2000-11-10 2002-05-16 Citizen Watch Co., Ltd. Compteur d'horloge electrique
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