JPH10332473A - 振動感知装置 - Google Patents

振動感知装置

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Publication number
JPH10332473A
JPH10332473A JP13995197A JP13995197A JPH10332473A JP H10332473 A JPH10332473 A JP H10332473A JP 13995197 A JP13995197 A JP 13995197A JP 13995197 A JP13995197 A JP 13995197A JP H10332473 A JPH10332473 A JP H10332473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arrowhead
rear end
hooked
box
long member
Prior art date
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Pending
Application number
JP13995197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nakamura
英夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
Priority to JP13995197A priority Critical patent/JPH10332473A/ja
Publication of JPH10332473A publication Critical patent/JPH10332473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単且つ低コストな振動感知装置を提供
する。 【解決手段】 箱体1と、箱体1の端壁から後端部が突
出した状態で箱体1内を移動可能に挿通配置され、後端
に把手4が取り付けられると共に先端に矢尻5が取り付
けられた板ばね2と、板ばね2を箱体1内で移動可能に
支持する支持板7と、板ばね2を後端側に付勢するばね
8と、把手4をばね8の付勢力に抗して押圧して板ばね
2を先端側に移動させた際に矢尻5に当接して矢尻5を
押し下げる傾斜面10を有すると共に、傾斜面10を通
過した後に板ばね2の弾性により上方に復帰した矢尻5
がばね8の付勢力によって後端側へ戻ろうとする際に矢
尻5の鰓5aが掛止して板ばね2の後端側への移動を規
制する被掛止部11を有する規制部材9と、矢尻5の上
方に振動時に落下可能に配置され、落下時に矢尻5に当
たる錘12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば地震等の振
動を感知する振動感知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の振動感知装置として、多
種の振動センサ類が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
振動感知装置は、構造が複雑で且つ高コストなものが多
い。
【0004】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、構造簡単且つ低コストな振動感知装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る振動感知装置は、箱体と、該箱体の
端壁から後端部が突出した状態で該箱体内を長手方向に
移動可能に挿通配置され、後端部に把手が取り付けられ
るとともに先端部に矢尻が取り付けられた弾性を有する
長尺部材と、該長尺部材を前記箱体内で長手方向に移動
可能に支持する支持部材と、前記長尺部材を該長尺部材
の後端側に付勢する付勢部材と、前記把手を前記付勢部
材の付勢力に抗して押圧して前記長尺部材を先端側に移
動させた際に前記矢尻に当接して該矢尻を押し下げる傾
斜面を有するとともに、該傾斜面を通過した後に前記長
尺部材の弾性により上方に復帰した前記矢尻が前記付勢
部材の付勢力によって後端側へ戻ろうとする際に該矢尻
の鰓が掛止して前記長尺部材の後端側へのそれ以上の移
動を規制する被掛止部を有する規制部材と、前記被掛止
部に掛止した状態の前記矢尻の上方に振動時に落下可能
に配置された錘とを備え、該錘が落下して前記矢尻に当
たることにより、該矢尻の鰓の前記被掛止部への掛止を
解除して前記長尺部材を前記付勢部材の付勢力によって
後端側へ移動させるようにしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1〜図10を参照して説明する。図1は本発明の実
施の形態の一例である振動感知装置を説明するための説
明的側断面図、図2は図1のII−II線断面図、図3
は振動発生時の振動感知装置の状態を説明するための説
明的側断面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5
は振動発生後の振動感知装置の状態を説明するための説
明的側断面図、図6は図5のVI−VI線断面図、図7
はリセット時の振動感知装置の状態を説明するための説
明的側断面図、図8は図7のVIII−VIII線断面
図、図9はリセット時の振動感知装置の状態を説明する
ための説明的側断面図、図10は図9のX−X線断面図
である。
【0007】図1及び図2において符号1は水平方向に
長い直方体状の箱体であり、該箱体1の内部には長尺な
板ばね(長尺部材)2が長手方向に移動可能に挿通配置
されている。板ばね2は後端部が箱体1の端壁に形成さ
れた穴3を通って外部に突出しており、該突出端には把
手4が取り付けられている。一方、板ばね2の先端部に
は三角柱状の矢尻5が取り付けられている。
【0008】箱体1内の長手方向の略中央部には、板ば
ね2が挿通する穴6を有して該板ばね2を移動可能に支
持する支持板(支持部材)7が設けられており、該支持
板7より後端側の箱体1内には板ばね2を後端側に付勢
する引張コイルばね(付勢部材)8が設けられている。
引張コイルばね8は一端部が板ばね2に固定され、他端
部が箱体1の端壁に固定されている。
【0009】支持板7より先端側の箱体1内には規制部
材9が設けられており、該規制部材9は、把手4を引張
コイルばね8の付勢力に抗して押圧して該板ばね2を先
端側に移動させた際に矢尻5に当接して該矢尻5を押し
下げる傾斜面10を有するとともに、該傾斜面10を通
過した後に板ばね2の弾性により上方に復帰した矢尻5
が引張コイルばね8の付勢力によって後端側へ戻ろうと
する際に該矢尻5の鰓5aが掛止して板ばね2の後端側
へのそれ以上の移動を規制する被掛止部11を有してい
る。被掛止部11に掛止した状態の矢尻5の上方には、
錘12が振動時に落下可能に配置されている。
【0010】錘12は箱体1の幅より若干短い円柱状を
なしており、その両端部には軸部13が同心に突出形成
されている。軸部13は箱体1の幅方向の両側壁に板ば
ね2の長手方向に沿って形成された横溝14に移動可能
に支持されており、これにより、被掛止部11に掛止し
た状態の矢尻5の上方に錘12が配置されている。軸部
13が横溝14に支持された状態においては、該軸部1
3は箱体1の側壁から突出するようになっている。ま
た、横溝14の端部には下方(鉛直方向)に延びる縦溝
15が連続して形成されており、該縦溝15は錘12の
落下時に軸部13を下方に案内するようになっている。
【0011】かかる構成の振動感知装置においては、図
1及び図2に示す状態で地震が発生して水平方向の振動
が生じると、錘12が板ばね2の後端側に移動して軸部
13が横溝14を縦溝15側に移動し、これにより、軸
部13が縦溝15に案内されて錘12が箱体1の底部に
落下する。この時、図3及び図4に示すように、錘12
が矢尻5に当たって矢尻5の鰓5aの被掛止部11への
掛止が解除され、これにより、図5及び図6に示すよう
に、板ばね2が引張コイルばね8の付勢力によって後端
側へ移動して振動が感知される。
【0012】リセットする場合には、箱体1の側壁から
突出する軸部13を操作して該軸部13を横溝14に戻
して錘12を元の位置にセットし、その後、図7及び図
8に示すように、把手5を引張コイルばね8の付勢力に
抗して板ばね2の先端側に押圧する。この時、図9及び
図10に示すように、矢尻5が傾斜面10に当接して押
し下げられるとともに、該傾斜面10を通過した後に板
ばね2の弾性により上方に復帰した矢尻5の鰓5aが被
掛止部11に掛止してリセットが完了する。
【0013】上記の説明から明らかなように、この実施
の形態においては、地震等が発生して錘12が落下する
と、該錘12が矢尻5に当たって該矢尻5の鰓5aの被
掛止部11への掛止が解除され、これにより、板ばね2
が引張コイルばね8の付勢力によって後端側へ移動して
振動を感知することができるので、簡単な構造で且つ低
コストな振動感知装置を提供することができる。
【0014】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、地震等が発生して錘が落下すると、該錘が矢
尻に当たって該矢尻の鰓の被掛止部への掛止が解除さ
れ、これにより、長尺部材が付勢部材の付勢力によって
後端側へ移動して振動を感知することができるので、簡
単な構造で且つ低コストな振動感知装置を提供すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である振動感知装置
を説明するための説明的側断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】振動発生時の振動感知装置の状態を説明するた
めの説明的側断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】振動発生後の振動感知装置の状態を説明するた
めの説明的側断面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】リセット時の振動感知装置の状態を説明するた
めの説明的側断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】リセット時の振動感知装置の状態を説明するた
めの説明的側断面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1…箱体 2…板ばね(長尺部材) 4…把手 5…矢尻 5a…鰓 7…支持板(支持部材) 8…引張コイルばね(付勢部材) 9…規制部材 10…傾斜面 11…被掛止部 12…錘 13…軸部 14…横溝 15…縦溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体と、該箱体の端壁から後端部が突出
    した状態で該箱体内を長手方向に移動可能に挿通配置さ
    れ、後端部に把手が取り付けられるとともに先端部に矢
    尻が取り付けられた弾性を有する長尺部材と、該長尺部
    材を前記箱体内で長手方向に移動可能に支持する支持部
    材と、前記長尺部材を該長尺部材の後端側に付勢する付
    勢部材と、前記把手を前記付勢部材の付勢力に抗して押
    圧して前記長尺部材を先端側に移動させた際に前記矢尻
    に当接して該矢尻を押し下げる傾斜面を有するととも
    に、該傾斜面を通過した後に前記長尺部材の弾性により
    上方に復帰した前記矢尻が前記付勢部材の付勢力によっ
    て後端側へ戻ろうとする際に該矢尻の鰓が掛止して前記
    長尺部材の後端側へのそれ以上の移動を規制する被掛止
    部を有する規制部材と、前記被掛止部に掛止した状態の
    前記矢尻の上方に振動時に落下可能に配置された錘とを
    備え、該錘が落下して前記矢尻に当たることにより、該
    矢尻の鰓の前記被掛止部への掛止を解除して前記長尺部
    材を前記付勢部材の付勢力によって後端側へ移動させる
    ようにしたことを特徴とする振動感知装置。
JP13995197A 1997-05-29 1997-05-29 振動感知装置 Pending JPH10332473A (ja)

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JP13995197A JPH10332473A (ja) 1997-05-29 1997-05-29 振動感知装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13995197A JPH10332473A (ja) 1997-05-29 1997-05-29 振動感知装置

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Publication Number Publication Date
JPH10332473A true JPH10332473A (ja) 1998-12-18

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ID=15257484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13995197A Pending JPH10332473A (ja) 1997-05-29 1997-05-29 振動感知装置

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JP (1) JPH10332473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103528662A (zh) * 2013-10-10 2014-01-22 车晋绥 检查机器运转声音的听棒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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