JPH10331790A - 流体輸送システムのポンプ保護装置 - Google Patents

流体輸送システムのポンプ保護装置

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JPH10331790A
JPH10331790A JP14275197A JP14275197A JPH10331790A JP H10331790 A JPH10331790 A JP H10331790A JP 14275197 A JP14275197 A JP 14275197A JP 14275197 A JP14275197 A JP 14275197A JP H10331790 A JPH10331790 A JP H10331790A
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JP
Japan
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valve
fluid
pump
transport pipe
pressure
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Application number
JP14275197A
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English (en)
Inventor
Yutaka Deki
裕 出来
Shigeru Hara
茂 原
Yoshio Maejima
佳夫 前嶋
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Mitsui Chemicals Inc
Mitsui Petrochemical Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Mitsui Petrochemical Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】流量計を使用せずに、戻り配管内の流量を自動
調節し、回転式ポンプに異常負荷をかけることのない流
体輸送システムのポンプ保護装置を提供する。 【解決手段】流体を回転式ポンプ3の吐出圧により輸送
配管2を介して輸送する流体輸送システムにおいて、回
転式ポンプ3の吐出側の輸送配管2bと接続し前記流体
を回転式ポンプ3の吸入側へ戻す戻り配管15と、この
戻り配管15の途中に設けられたリリース弁16と、回
転式ポンプ3の吸入側の輸送配管2aに設けられ輸送配
管2a内の前記流体の圧力値αを検出する第1の圧力計
11と、回転式ポンプ3の吐出側の輸送配管2bに設け
られ輸送配管2b内の前記流体の圧力値βを検出する第
2の圧力計12と、第1の圧力計11の圧力値αと第2
の圧力計12の圧力値βとの差分|α−β|を求める演
算部13と、この演算部13で求めた前記差分|α−β
|が所定値以上のときリリース弁16を開き所定値未満
の時に閉じるよう制御する弁制御部14とを備えている
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を回転式ポン
プの吐出圧により輸送配管を介して輸送する流体輸送シ
ステムのポンプ保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体(例えば、溶液)を入れた槽から溶
液を排出し、この排出した溶液を回転式ポンプ(例え
ば、遠心ポンプ)の吐出圧により輸送配管を介して次工
程に輸送する流体輸送システムがある。
【0003】例えば、かかる流体輸送システムは、図2
に示すように、槽1内の溶液を排出口1cから輸送配管
2へ排出し、この排出した溶液を遠心ポンプ3の吐出圧
により輸送配管2を介して次工程に輸送するものであ
る。なお、槽1は溶液を排出する一方で、前工程から供
給口1bを介して溶液を供給される。
【0004】そして、遠心ポンプ3の吐出側の輸送配管
2aは、その一端に弁の開閉により流量を調節する流量
調節弁5を設けている。なお、この流量調節弁5は、ポ
ンプ流量で制御されたり、槽1内の液面の位置で制御さ
れる。
【0005】例えば、槽1は、液面の位置を検出する液
面計1aを設けている。この液面計1aは、槽1内の溶
液量を所定量に維持するために液面を計測するものであ
る。そして、図示しない制御部は、液面計1aの液面計
測値に基づき流量調節弁5を開閉させて溶液の流量を調
節し、槽1内の溶液量を所定量に維持する。
【0006】また、輸送配管2は吐出側の輸送配管2b
に流量計4を設けている。この流量計4は、吐出側の輸
送配管2b内の溶液の流量を検出する。そして、輸送配
管2は、輸送配管2bから槽1の戻し口1dへ溶液を戻
す戻り配管7と接続している。そして、この戻り配管7
は輸送配管2bの流量により手動または自動のリリース
弁8を設けている。このリリース弁8は、通常閉じてお
り、遠心ポンプ3に異常な負荷が生じたとき、例えば、
流量調節弁5が閉となったりする時は、手動により開け
られたり、輸送配管2bが所定の流量となった時に開け
られる。このリリース弁8が開けられると、溶液は戻り
配管7から槽1の戻し口1dへ戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、流量調節弁
5が閉じ、流量調節弁5の閉めきり状態が長く続くと、
遠心ポンプ3に異常負荷がかかり故障してしまう。
【0008】そこで、流体輸送システムのオペレータ
(以下、作業者という)は、流量計4の値を監視してい
て、流量計4の値に基づきリリース弁8を手動で開閉
し、戻り配管7から槽1へ戻す溶液の流量を調節する。
【0009】しかしながら、流量計4の値を監視し、作
業者が手動で仕切り弁8を開閉して戻り配管7の流量を
調節する作業は、大変面倒であるとともに、操作内容に
個人差がでてしまうという問題がある。
【0010】また、輸送配管2bの流量で制御してもよ
いが、流量を制御する必要がない時は、別途流量計を設
置しなければならないという問題が生じる。更に、流体
の粘度が大きく変化し、最大粘度と最小粘度の比が50
以上の場合、例えば重合プロセスの場合、スタートアッ
プ時はその流体粘度は、0.1C.P から200C.P の範囲で著
しく変化する。そして、粘度が0.1C.P から200C.P の範
囲の変化に対応可能な流量計は非常に高価格かまたは適
切な流量計が得られないという問題がある。
【0011】本発明は、上記の事項に鑑みて改良を加え
たものである。即ち、本発明は、流量計を用いることな
く、戻り配管内の流量を自動調節し回転式ポンプに異常
負荷をかけることのない流体輸送システムのポンプ保護
装置を提供することを技術的課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を解決す
るために、本発明の流体輸送システムのポンプ保護装置
は、流体を回転式ポンプの吐出圧により輸送配管を介し
て輸送する流体輸送システムにおいて、前記回転式ポン
プの吐出側の前記輸送配管と接続し前記流体を回転式ポ
ンプの吸入側へ戻す戻り配管と、この戻り配管の途中に
設けられたリリース弁と、前記回転式ポンプの吸入側の
前記輸送配管に設けられ前記輸送配管内の前記流体の圧
力値αを検出する第1の圧力計と、前記回転式ポンプの
吐出側の前記輸送配管に設けられ前記輸送配管内の前記
流体の圧力値βを検出する第2の圧力計と、前記第1の
圧力計の圧力値αと前記第2の圧力計の圧力値βとの差
分(|α−β|)を求める演算部と、この演算部で求め
た前記差分(|α−β|)が所定値以上のとき前記リリ
ース弁を開き所定値未満の時に閉じるよう制御する弁制
御部とを備えていることを特徴とする。
【0013】また、前記流体の最大粘度と最小粘度との
比が50以上であることを特徴とする。以上の構成か
ら、前記第1の圧力計は前記回転式ポンプの吸入側の前
記流体の圧力値を検出し、前記第2の圧力計は、前記回
転式ポンプの吐出側の前記流体の圧力値を検出する。そ
して、前記演算部は、前記第1の圧力計の圧力値と前記
第2の圧力計の圧力値との差分を求める。そして、弁制
御部は、前記差分が前記回転式ポンプの前記所定値以上
のときは前記リリース弁を開いて、前記吐出側の輸送配
管から前記戻り配管に前記流体を逃し、閉めきり運転に
よる異常負荷から回転式ポンプを保護する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
流体輸送システムのポンプ保護装置を図面を参照して説
明する。
【0015】まず、本発明の流体輸送システムのポンプ
保護装置の構成を説明する。なお、ここでいう流体輸送
システムは、図1に示すように、流体(例えば、オレフ
ィン重合溶液、以下溶液という)を回転式ポンプ3の吐
出圧により輸送配管2を介して輸送するシステムであ
る。
【0016】そして、本発明の流体輸送システムのポン
プ保護装置は、回転式ポンプ3の吐出側の溶液を吸入側
へ戻す戻り配管15と、この戻り配管15の途中に設け
られたリリース弁16と、吸入側の輸送配管2a内の溶
液の圧力値αを検出する第1の圧力計11と、吐出側の
輸送配管2b内の溶液の圧力値βを検出する第2の圧力
計12と、第1の圧力計11の圧力値αと第2の圧力計
12の圧力値βとの差分(|α−β|)を求める演算部
13と、この演算部13で求めた差分(|α−β|)が
所定値以上のときリリース弁16を開き所定値未満の時
に閉じるよう制御する弁制御部14とを備えている。
【0017】そして、回転式ポンプ3は、羽根車の回転
によって流体(溶液)に運動エネルギーを与え、溶液を
圧送するもので、遠心ポンプ、斜流ポンプ、軸流ポンプ
等である。なお、この実施の形態の回転式ポンプ3は遠
心ポンプとして説明する。
【0018】そして、遠心ポンプ3は、羽根車を回転さ
せ羽根の間の溶液に遠心力によって運動エネルギーを与
え、溶液を外側に圧送するとともに排出するポンプであ
る。なお、遠心力によって生じるポンプの性能をポンプ
ヘッドといい、このポンプヘッドはポンプの吸込水位と
吐出水位との高さの差分である。
【0019】図3はかかる遠心ポンプ3のポンプ性能曲
線図である。このポンプ性能曲線図は、個々のポンプの
性能により予め決まっている。そして、図3は流量とポ
ンプヘッドとの相関関係を示し、流量が変化するとポン
プヘッドが放物線状に変化することを示している。
【0020】ところで、遠心ポンプ3の吸込側の圧力値
と吐出側の圧力値との差分に相当する水位は、遠心ポン
プ3のポンプヘッドにほぼ等しい。従って、吸込側と吐
出側の圧力値の差分により運転中のポンプヘッドを求め
ることができれば、図3に基づき、ポンプ流量も求める
ことができる。例えば、流体が粘度1c.p(実線)の水の
場合、前記差分に相当する水位が700mであれば、ポ
ンプ流量は30m3 /hである。
【0021】また、図3は、流体が粘度1c.pの水(実
線)の場合と粘度120c.pの溶液(破線)あるいは粘度20
0c.pの溶液(一点鎖線)の場合とでは、ポンプヘッドが
異なる(粘度が高くなるとポンプヘッドが低下する)こ
とを示している。そこで、溶液の粘度が200c.pまで(最
大粘度と最小粘度の比が50以上に)変化することを想
定し、この実施の形態の輸送配管2bのミニマムフロー
(遠心ポンプ3に極端に負荷をかけないポンプ流量)を
15m3 /hに設定すると、ポンプヘッドは700mで
ある。そして、この700mの水位に相当する圧力値が
この実施の形態の所定値Mである。
【0022】なお、粘度は溶液の組成や温度と相関関係
があるので、この実施の形態の所定値Mは、溶液の組
成、粘度、温度の関数により決定されたものである。そ
して、輸送配管2は、槽1の排出口1cから遠心ポンプ
3の吸入側に接続する輸送配管2aと、遠心ポンプ3の
吐出側から流量調節弁5を介して後工程の配管に接続す
る輸送配管2bとを備えている。
【0023】そして、輸送配管2aは、遠心ポンプ3の
吸入側に第1の圧力計11を設け、輸送配管2bは、遠
心ポンプ3の吐出側第2の圧力計12を設けている。そ
して、戻り配管15の一端は吐出側の輸送配管2bと接
続し、他端は槽1の上部に設けられた戻り口1dと接続
している。
【0024】そして、槽1は、前工程から供給された溶
液を一時貯溜して溶液の重合処理を行うとともに、溶液
を後工程に排出する槽である。この槽1は液面の位置を
検出する液面計1aを設けている。また、この槽1は、
排出口1cや戻り口1dの他に、溶液を前工程から供給
する供給口1bを設けている。
【0025】そして、液面計1aは、槽1の液面を計測
するものである。また、液面計1aは、流量調節弁5と
配線6を介して結線している。なお、液面計1aの計測
値は図示しない制御部に通知される。そして、前記制御
部は液面計1aの計測値に基づき、弁の開指令あるいは
閉指令を配線6を介して流量調節弁5に通知する。ま
た、この液面計1aは、槽1内の溶液量を所定量に維持
するために液面を計測するものである。そして、前記制
御部は、液面計1aの液面計測値に基づき流量調節弁5
を開閉させて溶液の流量を調節し、槽1内の溶液量を所
定量に維持する。
【0026】そして、流量調節弁5は、制御部の弁の開
指令あるいは閉指令により弁を開閉し輸送配管2bの流
量を調節する。そして、第1の圧力計11は演算部13
と配線11aを介して結線し、輸送配管2a内の溶液の
圧力値αを演算部13に通知する。また、第2の圧力計
12は演算部13と配線12aを介して結線し、輸送配
管2b内の溶液の圧力値βを演算部13に通知する。
【0027】そして、演算部13は、弁制御部14と配
線13aを介して結線し、求めた差分(|α−β|)を
弁制御部14に通知する。そして、弁制御部14は、リ
リース弁16と配線14aを介して結線している。ま
た、弁制御部14は、差分(|α−β|)が所定値Mを
越えない通常の場合は弁の閉指令を配線14aを介して
リリース弁16に通知している。しかし、差分(|α−
β|)が所定値Mを越えたとき、弁制御部14は、弁の
開指令を配線14aを介してリリース弁16に通知す
る。
【0028】そして、リリース弁16は、弁制御部14
の弁の開指令あるいは閉指令により弁を開閉し戻り配管
15の流量を調節する。次に、本発明の流体輸送システ
ムのポンプ保護装置の作用を説明する。なお、遠心ポン
プ3を保護するために、輸送配管2のミニアムフローを
15m3 /hとする。そして、弁制御部14が差分と比
較する所定値Mは700mの水位に相当する圧力値とす
る。
【0029】前工程から供給口1bを介して溶液が槽1
に供給される。すると、槽1は溶液を貯溜する一方で槽
内の溶液を排出口1cから輸送配管2へ排出する。そし
て、遠心ポンプ3は、排出された溶液を吐出圧により輸
送配管2を介して次工程に輸送する。
【0030】そして、第1の圧力計11は、吸入側の輸
送配管2aの圧力値αを検出し、配線11aを介して演
算部13に通知する。また、第2の圧力計12も、吐出
側の輸送配管2bの圧力値βを検出し、配線12aを介
して演算部13に通知する。
【0031】すると、演算部13は、吸入側の圧力値α
と吐出側の圧力値βとの差分(|α−β|)を求め、求
めた差分(|α−β|)を配線13aを介して弁制御部
14に通知する。
【0032】すると、弁制御部14は、差分(|α−β
|)と所定値Mとを比較する。そして、差分(|α−β
|)が所定値Mを越えていない場合、弁制御部14は弁
の閉指令を配線14aを介してリリース弁16に通知す
る。そして、リリース弁16は、弁制御部14の閉指令
に基づき、弁を閉める。リリース弁16が閉まると、戻
り配管15は溶液の輸送を停止する。
【0033】なお、通常、流量調節弁5は開いており、
溶液は輸送配管2bから後工程の配管へ輸送されるの
で、輸送配管2bの溶液の流量は20〜30m3 /hで
ある。従って、吸入側の圧力値αと吐出側の圧力値βと
の差分(|α−β|)は、所定値Mを越えることはな
い。
【0034】一方、槽1内の溶液量が減少し、液面計1
aの計測値に基づき流量調節弁5が閉じた場合や、輸送
配管2bあるいは後工程の配管が目詰まりした場合は、
輸送配管2bの溶液の流量はミニマムフロー(15m3
/h)を確保できなくなる。従って、吐出側の圧力値β
が大きくなり、吸入側の圧力値αと吐出側の圧力値βと
の差分(|α−β|)は、所定値Mを越える。
【0035】そして、差分(|α−β|)が所定値Mを
越える場合、弁制御部14は弁の開指令を配線14aを
介してリリース弁16に通知する。そして、リリース弁
16は、弁制御部14の開指令に基づき、弁を開ける。
リリース弁16が開くと、戻り配管15は、吐出側の輸
送配管2bから槽1へ溶液を逃す。
【0036】そして、輸送配管2bから戻り配管15側
へ溶液が逃げれば、輸送配管2b内の溶液の圧力値βは
下がるので、閉めきり運転による異常負荷から遠心ポン
プ3を保護することができる。
【0037】そして、本発明のポンプ保護装置は、例え
ば重合プロセスの場合のように、スタートアップ時の流
体粘度が、0.1C.P から200C.P の範囲で著しく変化し、
流体の最大粘度と最小粘度との比が50以上になる場合
でも適切に対応できる。
【0038】
【発明の効果】以上、本発明の流体輸送システムのポン
プ保護装置によれば、回転式ポンプの吸込側の圧力値と
吐出側の圧力値との差分に相当する水位(ポンプヘッ
ド)とポンプ流量との相関関係に着目し、吸込側と吐出
側の圧力値の差分に相当する水位に基づきポンプ流量を
判断する構成としたので、流量計を設ける必要がない。
【0039】また、本発明の流体輸送システムのポンプ
保護装置によれば、吸込側と吐出側の圧力値の差分が前
記回転式ポンプの前記所定値以上のとき、弁制御部がリ
リース弁を開いて、吐出側の輸送配管から戻り配管に流
体を逃す構成としたので、手動でリリース弁を操作する
ことなく、自動的に閉めきり運転による異常負荷から回
転式ポンプを保護することができる。
【0040】従って、本発明は、流量計を用いることな
く、戻り配管内の流量を自動調節し回転式ポンプに異常
負荷をかけることのない流体輸送システムのポンプ保護
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体輸送システムのポンプ保護装置の
配置図
【図2】従来の流体輸送システムの配置図
【図3】遠心ポンプのポンプ性能曲線図
【符号の説明】
1…槽 2…輸送配管 2a…吸入側の輸送配管 2b…吐出側の輸送配管 3…回転式ポンプ(遠心ポンプ) 5…流量調節弁 11…第1の圧力計 12…第2の圧力計 13…演算部 14…制御部 15…戻り配管 16…リリース弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前嶋 佳夫 千葉県市原市千種海岸3番地三井石油化学 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を回転式ポンプの吐出圧により輸送
    配管を介して輸送する流体輸送システムにおいて、 前記回転式ポンプの吐出側の前記輸送配管と接続し前記
    流体を回転式ポンプの吸入側へ戻す戻り配管と、 この戻り配管の途中に設けられたリリース弁と、 前記回転式ポンプの吸入側の前記輸送配管に設けられ前
    記輸送配管内の前記流体の圧力値αを検出する第1の圧
    力計と、 前記回転式ポンプの吐出側の前記輸送配管に設けられ前
    記輸送配管内の前記流体の圧力値βを検出する第2の圧
    力計と、 前記第1の圧力計の圧力値αと前記第2の圧力計の圧力
    値βとの差分(|α−β|)を求める演算部と、 この演算部で求めた前記差分(|α−β|)が所定値以
    上のとき前記リリース弁を開き所定値未満の時に閉じる
    よう制御する弁制御部とを備えていることを特徴とする
    流体輸送システムのポンプ保護装置。
  2. 【請求項2】 前記流体の最大粘度と最小粘度との比が
    50以上であることを特徴とする請求項1記載の流体輸
    送システムのポンプ保護装置。
JP14275197A 1997-05-30 1997-05-30 流体輸送システムのポンプ保護装置 Pending JPH10331790A (ja)

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