JPH10330564A - 難燃性とされたスチレンベースのポリマーおよびコポリマー組成物 - Google Patents

難燃性とされたスチレンベースのポリマーおよびコポリマー組成物

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JPH10330564A
JPH10330564A JP10038613A JP3861398A JPH10330564A JP H10330564 A JPH10330564 A JP H10330564A JP 10038613 A JP10038613 A JP 10038613A JP 3861398 A JP3861398 A JP 3861398A JP H10330564 A JPH10330564 A JP H10330564A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ハロゲンを全く含まずに難燃性とされたスチ
レンベースのポリマーおよびコポリマー組成物の提供。 【解決手段】 (A)スチレンベースのポリマー、スチ
レンベースのコポリマーまたはこれらの混合物、(B)
成分(A)100重量部あたり0.01−10重量部
の、周期律表の第IIおよびIII 族の金属の酸化物、水酸
化物および炭酸塩並びに酸性度を中和する薬剤、および
(C)成分(A)100重量部あたり1−25重量部
の、式 (上記式中、R1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は、ア
リール基であり、そしてnは0−5の整数である)のホ
スフェート類およびこれらの混合物から選択されたホス
フェート難燃剤を含むことを特徴とするスチレンベース
のポリマーおよびコポリマー組成物。この組成物は押出
および成形に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はハロゲンを全く含まずに難燃性と
されたスチレンベースの(スチレンを基剤とする)ポリ
マーおよびコポリマー組成物にかかわり、この組成物は
それから得られる物品の機械的特性を毀損することなく
IEC 65またはUL94基準による低い燃焼率を有する。スチ
レンベースのポリマーおよびコポリマー組成物は一般に
ハロゲン含有化合物例えば臭素および/または塩素含有
化合物特に有機化合物を添加して難燃性とされている。
【0002】ハロゲン含有難燃剤の使用は特に燃焼する
とハロゲン含有生成物を放出するために汚染の危険を余
儀なくするという不利がある。米国特許5,204,394 には
ポリカーボネートおよびスチレンコポリマーのブレンド
に対する難燃剤としてオリゴマー状のホスフェートまた
はオリゴマー状のホスフェートの混合物を使用すること
が記載されている。
【0003】ここに驚くべきことに、特定のホスフェー
トと酸性度を中和する薬剤の有効量とを組み合わせると
ハロゲンを全く含まずにスチレンベースのポリマーおよ
びコポリマー組成物に難燃性を付与することができるこ
とを見出した。本発明に従えば、(A)スチレンベース
のポリマー、スチレンベースのコポリマーまたはこれら
の混合物、(B)成分(A)100重量部あたり0.0
1−10重量部の、周期律表に分類される元素の第IIお
よびIII 族の金属の酸化物、水酸化物および炭酸塩並び
にこれらの混合物から選ばれる酸性度を中和する薬剤、
および(C)成分(A)100重量部あたり1−25重
量部の、式
【0004】
【化3】
【0005】(上記式中、R1 、R2 、R3 、R4 およ
びR5 は、互いに独立して、アリール基または1つ以上
のアルキル基および/またはヒドロキシル基で置換され
たアリール基であり、そしてnは0−5の整数である)
のホスフェート類およびこれらの混合物から選択された
ホスフェート難燃剤を含んだ、ハロゲンを全く含まない
組成物が提供される。
【0006】R1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は好ま
しくはC6 −C12アリール基特にフェニル基であるかあ
るいは1つ以上のC1−C5アルキル基および/またはヒ
ドロキシル基で置換された上記のアリール基である。R
1 、R2 、R3 、R4 およびR5 として特に推奨される
のはフェニルおよびオルトヒドロキシフェニル基であ
り、nは好ましくは0か1である。
【0007】本発明に使用することのできるスチレンベ
ースのポリマーおよびコポリマーはよく知られている。
本発明の組成物中に使用することのできるスチレンベー
スのポリマーおよびコポリマーの中には、スチレンホモ
ポリマー、アルキルスチレン例えばα−メチルスチレン
ホモポリマー、ハイインパクトポリスチレン(HIP
S)およびスチレングラフトポリマーを掲げることがで
きる。
【0008】本発明の組成物に使用することのできる推
薦される類のスチレンベースのポリマーはハイインパク
トポリスチレン(HIPS)である。高い衝撃強さを持
つこれらのポリマーは一般にはゴム質の骨格ポリマーの
存在下にスチレンと随意の1種以上の追加の共重合可能
なビニルモノマーとの混合物をグラフト重合することに
より調製される。
【0009】また類似の樹脂も硬質マトリックスポリマ
ーをグラフトされたゴム質骨格ポリマーと混合すること
により調製できる。スチレンベースの硬質コポリマーの
調製のためおよびグラフト用モノマーとして使用するた
めにスチレンと混合して使用することのできるコモノマ
ーにはエチルスチレン系、ビニルアルキルベンゼン例え
ばビニルトルエンおよびビニルキシレン、ブチルスチレ
ン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、メタクリ
ル酸の低級アルキルエステル並びにこれらの混合物から
選択されたモノマーが含まれる。高い衝撃強さを持つス
チレンベースの樹脂において、ゴム質の骨格ポリマーは
通常このグラフトポリマー全量の5−80%好ましくは
5−50%を構成しており、そしてポリブタジエン、ポ
リイソプレン、ゴム質スチレン−ジエンコポリマー、ア
クリルゴム、ニトリルゴムおよびオレフィンゴム例えば
PDMおよびPRから選ばれたゴム質コポリマーを包含
する。更に、本発明のブレンド組成物中には当業界に知
られたその他のスチレンベースのポリマー類を使用する
こともできる。
【0010】本発明の組成物中に使用することのできる
グラフトポリマーの特定の例としては、アクリロニトリ
ル/ブタジエン/スチレン(ABS)の乳化および塊状
重合体タイプの樹脂、メチルメタクリレート/ブタジエ
ン/アクリロニトリル/スチレン(MABS)樹脂、ス
チレン/ブタジエン(HIPS)グラフトポリマータイ
プの樹脂およびメチルメタクリレート/ブタジエン/ス
チレン(MBS)樹脂を掲げることができる。
【0011】本発明に使用できるスチレンポリマーおよ
びコポリマーの特定の例としては、ポリスチレン、およ
びスチレンコポリマー例えばスチレン/アクリロニトリ
ル(SAN)コポリマー、スチレン/メタクリル酸エス
テルコポリマー、スチレン/アクリロニトリル/無水マ
レイン酸(SAMA)ターポリマータイプの樹脂、スチ
レン/無水マレイン酸(SMA)コポリマータイプおよ
びN−フェニル置換及び別の置換を受けたマレイミド並
びにこれと類似のマレイミドを含んだ類似のポリマーの
樹脂、およびこれらの混合物を掲げることができる。更
に、スチレン/ブタジエン/スチレン(SBS)コポリ
マーおよび合成ブチルゴム(SBR)を使用することも
可能である。更に又、スチレンベースモノマー成分の一
部をα−メチルスチレンまたはビニルトルエンのような
他のスチレンベースモノマーで置換した類似のコポリマ
ー樹脂を使用することもまた可能である。上記スチレン
ベースのポリマーの混合物またはブレンドを使用するこ
ともできる。
【0012】本発明に使用することができるスチレンベ
ースのポリマーにはまたコア−シェル構造のポリマーも
包含される。スチレンベースのポリマーは一般に乳化、
塊状、塊状−乳化または塊状−懸濁による重合で調製さ
れる。本発明の組成物に対して特に推奨されるスチレン
ベースのポリマーはABS樹脂、殊に樹脂の合計重量に
対して1−80重量%のブタジエンを含有するABS樹
脂、およびABS樹脂とスチレン/アクリロニトリル
(SAN)コポリマーとのブレンドである。ABS樹脂
が粉末形態であるときには、ブタジエンが10−80重
量%含まれるのが好ましい。また、ABS樹脂が顆粒の
形態の時には、ブタジエンは好ましくは1−40重量
%、更に好ましくは1−30重量%含まれる。
【0013】本発明の組成物に対してとりわけ推奨され
るブレンドはABS樹脂5−80重量部およびSANコ
ポリマー95−20重量部を含有するABS/SANブ
レンドである。本発明の組成物に推薦される樹脂は好ま
しくはABS樹脂5−40重量部およびSANコポリマ
ー95−60重量部を含有するABS/SANブレンド
である。
【0014】本発明に使用できるアクリルおよびメタク
リルコポリマーのポリマーの中には、アクリル酸の誘導
体例えばアクリル酸エステルとスチレンとのコポリマ
ー、メタクリル酸の誘導体と酢酸のエステルとのコポリ
マーおよびポリ(アルキルメタクリレート)例えばポリ
(メチルメタクリレート)とポリ(アルキルアクリレー
ト)とのコポリマーを掲げることができる。
【0015】ビニルポリマーおよびコポリマーの中に
は、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(ビニルベンゼン)、エ
チレン−酢酸ビニルコポリマーおよびポリビニルアルコ
ールを掲げることができる。本発明による難燃性とされ
た組成物は、成分(A)100重量部あたり0.01−
10重量部、好ましくは0.05−6重量部、そして更
に好ましくは1−6重量部の、周期律表に分類される元
素の第IIおよびIII 族の金属の酸化物、水酸化物および
炭酸塩並びにこれらの混合物からなる群から選ばれる中
和剤(B)を含まねばならない。
【0016】本発明の範囲内においては、周期律表に分
類される元素の第IIおよびIII 族の金属の酸化物、水酸
化物および炭酸塩にはこれらの金属の単純な酸化物、水
酸化物および炭酸塩、並びに第IIおよびIII 族の金属の
1種以上のヒドロキシ炭酸塩のような混成された化合物
が包含される。推奨される中和剤の例にはMgOH、M
gO、Al23、Al(OH)3 、MgCO3 、CaC
3 、ZnO、ハイドロタルク石およびこれらの混合物
を掲げることができる。
【0017】特に推薦される薬剤はMgOおよびハイド
ロタルク石である。本発明による組成物は追加成分とし
て随意に成分(A)100重量部あたり0.1−2重量
部の潤滑剤を含むことができる。使用できる潤滑剤の中
には、アルキレン脂肪アミド例えばエチレンビスステア
ロアミドワックス、Mg;Zn;BaおよびNaステア
リン酸塩、ステアリン酸ブチル、グリセロールモノステ
アレート、ステアリルアルコール、ベヘン酸オクチル、
シリコーンオイル及びこれらの混合物を掲げることがで
きる。
【0018】難燃剤は式(I)のポリホスフェートから
選ばれる。推奨されるホスフェートは式
【0019】
【化4】
【0020】のホスフェートおよびこれらの混合物であ
る。式(II)の化合物は燐酸トリフェニル(TPP)、
式(III )の化合物はレゾルシノールビス(ジフェニル
ホスフェート)(RDP)そして式(IV)の化合物はレ
ゾルシノールモノ(ジフェニルホスフェート)である。
好ましいホスフェートはレゾルシノールビス(ジフェニ
ルホスフェート)、レゾルシノールモノ(ジフェニルホ
スフェート)およびこれらの混合物である。
【0021】上記に示したように、本発明の組成物は成
分(A)100重量部あたり1−25重量部、好ましく
は2−15重量部のホスフェート難燃剤を含む。本発明
による組成物は成分(A)100重量部あたり0−10
重量部、好ましくは0−5重量部の、燐酸硼素(BPO
4 )および燐酸亜鉛から選ばれた追加の難燃剤を更に含
むことができる。この無機燐酸塩の添加は本発明による
組成物の難燃性に関して相乗作用をもたらすことが分か
った。
【0022】本発明による組成物は又、例えば顔料、染
料、UV安定剤、酸化防止剤、静電防止剤、カップリン
グ剤、耐衝撃性改良剤および増量用および/または強化
用充填剤のような、スチレンベースのポリマーおよびコ
ポリマー組成物中に一般に使用されている助剤を通常の
量で含有してもよい。本発明の組成物中に使用できる慣
用の無機充填剤の中にはタルク、硫酸バリウム、マイカ
等を掲げることができる。
【0023】使用できる帯電防止剤の中にはエトキシル
化アミンおよびアルキルスルホネートを掲げることがで
きる。本発明の組成物はまた例えば酸化チタン、群青お
よびカーボンブラックのような染料および顔料を含有し
てもよい。以下の実施例により本発明を例示する。別段
の記述のない限り、実施例中の百分率および割合は全て
重量基準で表す。
【0024】比較例A;BおよびC並びに実施例1乃至
13 以下の表Iの組成物はインターナルミキサーまたは単軸
スクリューあるいは二軸スクリュー押出機によって15
0−300℃の温度で混合または熱間押出することによ
り調製した。組成物のホットメルトインデックスを測定
した。組成物を標準化された試験片に成形しそしてアイ
ゾット衝撃強さおよびビカット温度を測定した。また、
組成物はUL94試験に対しては1.6mmおよび2.4m
mの厚さそしてIEC 65試験に対しては3.1mmの厚さ
の標準化された試験片にも成形した。これらの結果を以
下の表Iに掲げる。
【0025】 表 I(組成:重量部) 比較例 実施例 A B C 1 2 3 4 5 スチレンヘ゛ースのホ゜リマー SAN 78 78 78 78 78 78 78 78 ABS 22 22 22 22 22 22 22 22難燃剤 レソ゛ルシノール テトラフェニル シ゛ホスフェート(I) 0 6 6 7 7 8 9中和剤 Al/Mgホ゜リ ヒト゛ロキシ 炭酸塩 0.05 5 0 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5潤滑剤 エチレン-ヒ゛ス ステアロアミト゛ ワックス 2.5 2.5 2.5 1.5 1 1 1 1静電防止剤 エトキシル化アミン -- -- -- -- -- -- -- -- ホットメルト インテ゛ックス (220℃/10Kg) g/分 -- -- -- 15.8 21.7 17.6 22.6 23.7 アイソ゛ット ISO 180 1/A KJ/m2 -- -- -- 7.6 7.8 10.3 8 8.7 ヒ゛カット 温度(℃) -- -- -- 89.2 88.5 88 86.3 85 IEC 65 (3.1mm) (燃焼速度 <40mm/分) 40 39 35 29 33 31 29 30 UL94 等級 燃焼 燃焼 燃焼 -- -- -- -- -- 表 I(組成:重量部)(続き) 実施例 6 7 8 9 10 11 12 13 スチレンヘ゛ースホ゜リマー SAN 78 78 78 78 78 78 78 78 ABS 22 22 22 22 22 22 22 22難燃剤 レソ゛ルシノール テトラフェニル シ゛ホスフェート(I) 9 7 6 8 6 6 6 7中和剤 Al/Mgホ゜リ ヒト゛ロキシ 炭酸塩 0.5 0.5 0.5 0.5 4 5 5 5潤滑剤 エチレン-ヒ゛ス ステアロアミト゛ ワックス 1 1 2.5 2.5 1.5 1.5 2.5 2.5静電防止剤 エトキシル化アミン 0.8 1.2 -- -- -- -- -- -- ホットメルト インテ゛ックス (220℃/10Kg) g/分 22.1 20.2 18.4 23.8 15.9 15.2 17.9 19.4 アイソ゛ット ISO 180 1/A KJ/m2 7.9 10.3 9 8.4 6 7 7.3 6.7 ヒ゛カット 温度(℃) 85.5 84.6 91.8 88 90.6 99.9 90.8 90 IEC 65 (3.1mm) (燃焼速度 <40mm/分) 31 31 -- -- -- -- -- -- UL94 等級 -- -- V2 V2 V2 V2 V2 V2 (1.6 (2.4 (1.6 (1.6 (1.6 (1.6 mm) mm) mm) mm) mm) mm) V2 (2.4 mm) 表Iの脚注:(I)Fyrolflex RDPという商標名でAkzo
Nobel Chemicals から市販されている製品。
【0026】上記実施例は本発明による中和剤およびホ
スフェート難燃剤を同時に使用すると、たとえ中和剤の
量が極めて少量の場合でも、如何なるハロゲン含有化合
物の不在下において、組成物の特に際だって著しい難燃
性が得られることを示している。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)スチレンベースのポリマー、スチ
    レンベースのコポリマーまたはこれらの混合物、 (B)成分(A)100重量部あたり0.01−10重
    量部の、周期律表に分類される元素の第IIおよびIII 族
    の金属の酸化物、水酸化物および炭酸塩並びにこれらの
    混合物から選ばれる酸性度を中和する薬剤、および (C)成分(A)100重量部あたり1−25重量部
    の、式 【化1】 (上記式中、R1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は、互
    いに独立して、アリール基または1つ以上のアルキル基
    および/またはヒドロキシル基で置換されたアリール基
    であり、そしてnは0−5の整数である)のホスフェー
    ト類およびこれらの混合物から選択されたホスフェート
    難燃剤を含むことを特徴とするいかなるハロゲンをも含
    まないスチレンベースのポリマーおよびコポリマー組成
    物。
  2. 【請求項2】 R1 、R2 、R3 、R4 およびR5 がC
    6 −C12アリール基または1つ以上のC1−C5アルキル
    基および/またはヒドロキシル基で置換されたC6 −C
    12アリール基であり、そしてnは0または1であること
    を特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ホスフェート難燃剤が式 【化2】 (上記式中、Phはフェニル基を表す)のホスフェート類
    およびこれらの混合物から選択されることを特徴とする
    請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 中和剤がMgOH、MgO、Al23
    Al(OH)3 、MgCO3 、CaCO3 、ZnO、ハ
    イドロタルク石およびこれらの混合物から選ばれること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】 成分(A)がホモポリスチレン、アルキ
    ルスチレンホモポリマー、ハイインパクトポリスチレン
    (HIPS)、スチレングラフトポリマーおよびコポリ
    マー並びにこれらの混合物から選ばれ、特にアクリロニ
    トリル−ブタジエン−スチレンコポリマー、スチレン−
    アクリロニトリルコポリマーまたはこれらの混合物であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    組成物。
JP10038613A 1997-02-24 1998-02-20 難燃性とされたスチレンベースのポリマーおよびコポリマー組成物 Withdrawn JPH10330564A (ja)

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