JPH10330347A - ジスチリルビフェニル化合物を製造する方法 - Google Patents
ジスチリルビフェニル化合物を製造する方法Info
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- JPH10330347A JPH10330347A JP10148200A JP14820098A JPH10330347A JP H10330347 A JPH10330347 A JP H10330347A JP 10148200 A JP10148200 A JP 10148200A JP 14820098 A JP14820098 A JP 14820098A JP H10330347 A JPH10330347 A JP H10330347A
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- C07C309/28—Sulfonic acids having sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
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- C07C309/72—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
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- C07C309/76—Esters of sulfonic acids having sulfur atoms of esterified sulfo groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton containing nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups, bound to the carbon skeleton
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】一般式1
(Rは水素、C1−C5アルキル、シアノ又はハロゲン;
Mは水素又は塩を形成する無色のカチオン;nは2であ
る)の化合物を一般式2 (R及びnは上記の意味を有し、M’は水素、塩を形成
する無色のカチオン又は置換されてもよいフェニルであ
る)の化合物を還元的に脱アミノ化し、置換されてもよ
いフェニル基M’を基Mに変換して製造する。また一般
式2の化合物の種々の製造方法及びそれに使用される種
々の新規中間体。 【効果】本化合物は蛍光増白剤として有用である。
Mは水素又は塩を形成する無色のカチオン;nは2であ
る)の化合物を一般式2 (R及びnは上記の意味を有し、M’は水素、塩を形成
する無色のカチオン又は置換されてもよいフェニルであ
る)の化合物を還元的に脱アミノ化し、置換されてもよ
いフェニル基M’を基Mに変換して製造する。また一般
式2の化合物の種々の製造方法及びそれに使用される種
々の新規中間体。 【効果】本化合物は蛍光増白剤として有用である。
Description
【0001】本発明は、ジスチリルビフェニル化合物を
製造するための新規な方法及び該新規な方法に使用され
る中間体化合物に関する。
製造するための新規な方法及び該新規な方法に使用され
る中間体化合物に関する。
【0002】ジスチリルビフェニル化合物は、編織物、
特に、綿、ポリアミド及びウールのような広範な被染色
物の蛍光増白用の又は紙の蛍光増白用の重要な蛍光増白
剤の一つである。ジスチリルビフェニル化合物は、被染
色物へ、例えば、洗剤、塗布液又は塗料によって施与さ
れることが出来る。
特に、綿、ポリアミド及びウールのような広範な被染色
物の蛍光増白用の又は紙の蛍光増白用の重要な蛍光増白
剤の一つである。ジスチリルビフェニル化合物は、被染
色物へ、例えば、洗剤、塗布液又は塗料によって施与さ
れることが出来る。
【0003】本発明の目的はジスチリルビフェニル化合
物の製造のための新規な方法を提供することである。
物の製造のための新規な方法を提供することである。
【0004】本発明の第1の面に依れば、式:
【化21】 (式中、Rは水素、C1−C5アルキル、シアノ又はハロ
ゲンであり;Mは水素又は塩を形成する無色のカチオン
であり;nは2である)を有する化合物の製造のための
方法が提供される。本方法は、式(2):
ゲンであり;Mは水素又は塩を形成する無色のカチオン
であり;nは2である)を有する化合物の製造のための
方法が提供される。本方法は、式(2):
【化22】 (式中、R及びnは上記の意味を有し、M’は水素、塩
を形成する無色のカチオン又は置換されていることが出
来るフェニルである)を有する化合物を還元的に脱アミ
ノ化し、置換されていることが出来るフェニル基M’す
べてを基Mに変換することからなる。
を形成する無色のカチオン又は置換されていることが出
来るフェニルである)を有する化合物を還元的に脱アミ
ノ化し、置換されていることが出来るフェニル基M’す
べてを基Mに変換することからなる。
【0005】基Rの例は、水素、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチル、ペンチル、シアノ、塩素及び臭素であ
り、水素、メチル、エチル、シアノ及び塩素が好まし
い。
ピル、ブチル、ペンチル、シアノ、塩素及び臭素であ
り、水素、メチル、エチル、シアノ及び塩素が好まし
い。
【0006】カチオンM又はM’の例にはアルカリ金属
カチオン、例えばナトリウム及びカリウム、及びアンモ
ニウムカチオン、例えばアンモニウム、モノ−、ジ−、
トリ−又はテトラ−C1−C4−アルキルアンモニウム、
モノ−、ジ−又はトリ−C1−C4−ヒドロキシアルキル
アンモニウム、又はC1−C4−アルキル及びC1−C4−
ヒドロキシアルキル基の混合物でジ又はトリ置換されて
いるアンモニウムがある。M’が置換されていることが
出来るフェニルである場合の例にはハロフェニル、好ま
しくはp−クロロフェニル、C1−C4アルキル−フェニ
ル、特にp−メチルフェニル又はC1−C4アルコキシ−
フェニルがあるが、置換されていないフェニルが特に好
ましい。
カチオン、例えばナトリウム及びカリウム、及びアンモ
ニウムカチオン、例えばアンモニウム、モノ−、ジ−、
トリ−又はテトラ−C1−C4−アルキルアンモニウム、
モノ−、ジ−又はトリ−C1−C4−ヒドロキシアルキル
アンモニウム、又はC1−C4−アルキル及びC1−C4−
ヒドロキシアルキル基の混合物でジ又はトリ置換されて
いるアンモニウムがある。M’が置換されていることが
出来るフェニルである場合の例にはハロフェニル、好ま
しくはp−クロロフェニル、C1−C4アルキル−フェニ
ル、特にp−メチルフェニル又はC1−C4アルコキシ−
フェニルがあるが、置換されていないフェニルが特に好
ましい。
【0007】式(2)の好ましい化合物は、式:
【化23】 (式中、Rは前記の意味を有し、好ましくは水素であ
り、M’は前記の意味を有し、好ましくは水素、ナトリ
ウム又はフェニルである)を有する化合物である。
り、M’は前記の意味を有し、好ましくは水素、ナトリ
ウム又はフェニルである)を有する化合物である。
【0008】本発明による還元的脱アミノ化工程は、例
えば、アミノ基を水素で直接置換することによって、式
(2)の化合物をヒドロキシアミノ−O−スルホン酸と
アルカリ条件下で反応させるか又はクロラミンの水溶液
と反応させることによって、JACS100(197
8),341に記載されている方法において行われるこ
とが出来る。
えば、アミノ基を水素で直接置換することによって、式
(2)の化合物をヒドロキシアミノ−O−スルホン酸と
アルカリ条件下で反応させるか又はクロラミンの水溶液
と反応させることによって、JACS100(197
8),341に記載されている方法において行われるこ
とが出来る。
【0009】しかし、式(2)の化合物を、式:
【化24】 (R、M’及びnは前記の意味を有する)を有する対応
ジアゾ化合物に転換し、別に又は好ましくは同時に個々
のジアゾ基を分解することによって本発明の脱アミノ化
工程を行うことが好ましい。続いて、すべての置換され
ていることが出来るフェニル基M’を基Mに換えること
が出来る。
ジアゾ化合物に転換し、別に又は好ましくは同時に個々
のジアゾ基を分解することによって本発明の脱アミノ化
工程を行うことが好ましい。続いて、すべての置換され
ていることが出来るフェニル基M’を基Mに換えること
が出来る。
【0010】従来のいずれの方法によってもジアゾ化を
行うことが出来る。
行うことが出来る。
【0011】還元は、エタノール及びCuO(Hel
v.9(1926)929);エタノール及び亜鉛(B
ull.Soc.Chim.Fr.1950,46
6);次亜燐酸(Synthesis 1991,46
9&JACS76(54)290);蟻酸(Bull.
Soc.Chim.Fr.1950,466);ホルム
アルデヒド/KOH(JACS61(1939)241
8);又はジメチルホルムアミド(J.Org.Che
m.1995,60,1713−1719)を使用して
行うことが出来る。
v.9(1926)929);エタノール及び亜鉛(B
ull.Soc.Chim.Fr.1950,46
6);次亜燐酸(Synthesis 1991,46
9&JACS76(54)290);蟻酸(Bull.
Soc.Chim.Fr.1950,466);ホルム
アルデヒド/KOH(JACS61(1939)241
8);又はジメチルホルムアミド(J.Org.Che
m.1995,60,1713−1719)を使用して
行うことが出来る。
【0012】他の還元剤はHouben−Weyl X
/3,115−144及びV2b,309−314に記
載され、更に、適当な溶媒にはメタノール、ベンジルア
ルコール、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、
1,2ージメトキシエタン、1,3−ジオキソラン及び
ジメチルホルムアミドがある。
/3,115−144及びV2b,309−314に記
載され、更に、適当な溶媒にはメタノール、ベンジルア
ルコール、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、
1,2ージメトキシエタン、1,3−ジオキソラン及び
ジメチルホルムアミドがある。
【0013】式(4)の化合物において、Rがシアノ又
はハロゲンである場合、各ジアゾ基は、銅及びシアノイ
オン又はハロイオンの存在においてサンドマイヤー反応
条件下で都合良く還元的に分解される。
はハロゲンである場合、各ジアゾ基は、銅及びシアノイ
オン又はハロイオンの存在においてサンドマイヤー反応
条件下で都合良く還元的に分解される。
【0014】式(4)の化合物において、M’が水素又
は塩を形成する無色のカチオンである場合、本発明の好
ましい脱アミノ化方法によるジアゾ基の還元的分解はア
ルコール溶媒、好ましくはC1−C4アルコール、特にエ
タノール又はベンジルアルコール中で好ましく行われる
ことが出来る。反応は好ましくは、触媒、とりわけ銅、
亜鉛、紫外線又は、特に、銅(I)−酸化物の存在で行
われる。一方、式(4)の化合物において、M’が置換
されていることが出来るフェニルである場合、本発明の
好ましい脱アミノ化方法によるジアゾ基の還元的分解は
次亜燐酸において好適に行われる。
は塩を形成する無色のカチオンである場合、本発明の好
ましい脱アミノ化方法によるジアゾ基の還元的分解はア
ルコール溶媒、好ましくはC1−C4アルコール、特にエ
タノール又はベンジルアルコール中で好ましく行われる
ことが出来る。反応は好ましくは、触媒、とりわけ銅、
亜鉛、紫外線又は、特に、銅(I)−酸化物の存在で行
われる。一方、式(4)の化合物において、M’が置換
されていることが出来るフェニルである場合、本発明の
好ましい脱アミノ化方法によるジアゾ基の還元的分解は
次亜燐酸において好適に行われる。
【0015】置換されていることが出来るフェニル基
M’は、アルカリ物質の使用のような公知の方法によっ
て、、例えばエチルセロソルブのような適当な溶媒中の
炭酸カリウムの使用によって、基Mに転換されることが
出来る。
M’は、アルカリ物質の使用のような公知の方法によっ
て、、例えばエチルセロソルブのような適当な溶媒中の
炭酸カリウムの使用によって、基Mに転換されることが
出来る。
【0016】好ましい式(4)の中間体は、式:
【化25】 (式中、Rは前記の意味を有し、好ましくは水素、シア
ノ又はクロロであり、M’は前記の意味を有し、好まし
くは水素、ナトリウム又はフェニルである)を有する化
合物である。
ノ又はクロロであり、M’は前記の意味を有し、好まし
くは水素、ナトリウム又はフェニルである)を有する化
合物である。
【0017】式(2)、(3)、(4)及び(5)の化
合物は新規化合物であり、それら自体が本発明の第2の
面を構成する。本発明の第1の面に依る方法の反応体と
してのそれらの用途に加えて、式(4)及び(5)の化
合物はまた、例えば染料の中間体としての用途を見い出
すことが出来る。
合物は新規化合物であり、それら自体が本発明の第2の
面を構成する。本発明の第1の面に依る方法の反応体と
してのそれらの用途に加えて、式(4)及び(5)の化
合物はまた、例えば染料の中間体としての用途を見い出
すことが出来る。
【0018】本発明の第1の面に依る方法は、特に、式
(1)の下記化合物を与える:
(1)の下記化合物を与える:
【化26】
【化27】
【0019】本発明の第3の面に依れば、式:
【化28】 (R、M’及びnは前記の意味を有する)を有する化合
物を還元することからなる式(2)を有する化合物の製
造のための方法が提供される。
物を還元することからなる式(2)を有する化合物の製
造のための方法が提供される。
【0020】式(6)の化合物の還元はそれ自体公知の
方法によって行われることが出来るが、選ばれる方法は
M’の性質によって変えることが出来る。例えば、式
(6)の化合物において、M’が水素又は塩を形成する
無色のカチオンである場合、還元は好ましくは、鉄及び
酢酸又はHCl中のSnCl2を使用して行われること
が出来る。一方、式(4)の化合物において、M’が置
換されていることが出来るフェニルである場合、還元は
好ましくは、シクロヘキサノン中の鉄を使用して行われ
ることが出来る。他の可能な還元系には、両方の方法の
変形として、塩酸中の亜鉛又は錫のような他の金属触
媒、接触水素化の使用又は還元剤としてのヒドラジンの
使用がある。
方法によって行われることが出来るが、選ばれる方法は
M’の性質によって変えることが出来る。例えば、式
(6)の化合物において、M’が水素又は塩を形成する
無色のカチオンである場合、還元は好ましくは、鉄及び
酢酸又はHCl中のSnCl2を使用して行われること
が出来る。一方、式(4)の化合物において、M’が置
換されていることが出来るフェニルである場合、還元は
好ましくは、シクロヘキサノン中の鉄を使用して行われ
ることが出来る。他の可能な還元系には、両方の方法の
変形として、塩酸中の亜鉛又は錫のような他の金属触
媒、接触水素化の使用又は還元剤としてのヒドラジンの
使用がある。
【0021】式(6)の化合物は新規であって、それ自
体で本発明の更なる第4の面を構成する。
体で本発明の更なる第4の面を構成する。
【0022】好ましい式(6)の化合物は、式:
【化29】 (式中、Rは前記の意味を有し、好ましくは水素であ
り、M’は前記の意味を有し、好ましくは水素、ナトリ
ウム又はフェニルである)を有する化合物である。
り、M’は前記の意味を有し、好ましくは水素、ナトリ
ウム又はフェニルである)を有する化合物である。
【0023】本発明の第5の面に依れば、式:
【化30】 を有する化合物の1モルを、式:
【化31】 (式中、R及びM’は前記の意味を有する)を有する化
合物の2モルと反応させることからなる式(6)の化合
物の製造のための方法が提供される。式(8)及び
(9)の化合物は公知の化合物であって、それ自体公知
の方法によって製造されることが出来る。
合物の2モルと反応させることからなる式(6)の化合
物の製造のための方法が提供される。式(8)及び
(9)の化合物は公知の化合物であって、それ自体公知
の方法によって製造されることが出来る。
【0024】好ましい式(9)の化合物は、式:
【化32】 (式中、Rは前記の意味を有し、好ましくは水素であ
り、M’は前記の意味を有し、好ましくは水素、ナトリ
ウム又はフェニルである)を有する化合物である。
り、M’は前記の意味を有し、好ましくは水素、ナトリ
ウム又はフェニルである)を有する化合物である。
【0025】本発明の第5の面に依る方法は従来の塩基
で触媒されたクネベナゲル縮合であり、その一般的な反
応図式は、例えば、K.D.Becker,synth
esis 1983,341−368に記載されてい
る。この場合においてもまた、選ばれる縮合条件はM’
の性質によって変化する。例えば、式(9)の化合物に
おいて、M’が水素又は塩を形成する無色のカチオンで
ある場合、縮合反応は好ましくは、溶媒としてジメチル
スルホキシド及び塩基としてピロリジンを使用して行わ
れる。一方、式(9)の化合物において、M’が置換さ
れていることが出来るフェニルである場合、縮合反応は
好ましくは、溶媒としてエチルセロソルブ及び塩基とし
てピペリジンを使用して行われる。使用することが出来
る他の溶媒にはジメチルホルムアミド及びトルエンがあ
り、代替できる塩基はピロリジンである。
で触媒されたクネベナゲル縮合であり、その一般的な反
応図式は、例えば、K.D.Becker,synth
esis 1983,341−368に記載されてい
る。この場合においてもまた、選ばれる縮合条件はM’
の性質によって変化する。例えば、式(9)の化合物に
おいて、M’が水素又は塩を形成する無色のカチオンで
ある場合、縮合反応は好ましくは、溶媒としてジメチル
スルホキシド及び塩基としてピロリジンを使用して行わ
れる。一方、式(9)の化合物において、M’が置換さ
れていることが出来るフェニルである場合、縮合反応は
好ましくは、溶媒としてエチルセロソルブ及び塩基とし
てピペリジンを使用して行われる。使用することが出来
る他の溶媒にはジメチルホルムアミド及びトルエンがあ
り、代替できる塩基はピロリジンである。
【0026】反応は高温で、例えば100〜200℃の
範囲、好ましくは130〜180℃の範囲の温度で都合
良く行われる。必要に応じて、フェニル基M’を水素又
はナトリウム基M’にけん化することが出来る。
範囲、好ましくは130〜180℃の範囲の温度で都合
良く行われる。必要に応じて、フェニル基M’を水素又
はナトリウム基M’にけん化することが出来る。
【0027】本発明はまた第6の面として、式:
【化33】 (式中、Rは水素、C1−C5アルキル又はハロゲンであ
り;Mは水素又は塩を形成する無色のカチオンであり;
そしてnは2である)を有する化合物の製造のためのス
トレート法(straight−through pr
ocess)を提供する。この方法は下記工程からな
る: A)式:
り;Mは水素又は塩を形成する無色のカチオンであり;
そしてnは2である)を有する化合物の製造のためのス
トレート法(straight−through pr
ocess)を提供する。この方法は下記工程からな
る: A)式:
【化34】 を有する化合物の1モルを、式:
【化35】 (式中、R及びM’は前記の意味を有する)を有する化
合物の2モルと反応させて、式:
合物の2モルと反応させて、式:
【化36】 (式中、R、M’及びnは前記の意味を有する)を有す
る化合物を製造し; B)工程A)で得られた式(6)の化合物を還元して、
式:
る化合物を製造し; B)工程A)で得られた式(6)の化合物を還元して、
式:
【化37】 (式中、R、M’及びnは前記の意味を有する)の化合
物を製造し;そして C)式(2)の化合物を還元的に脱アミノ化するが、好
ましくは、工程(B)で得られた式(2)の化合物を先
ずジアゾ化して、式:
物を製造し;そして C)式(2)の化合物を還元的に脱アミノ化するが、好
ましくは、工程(B)で得られた式(2)の化合物を先
ずジアゾ化して、式:
【化38】 (式中、R、M’及びnは前記の意味を有する)を有す
る化合物を製造した後、得られた式(4)の化合物を還
元して式(1)の化合物を得る。
る化合物を製造した後、得られた式(4)の化合物を還
元して式(1)の化合物を得る。
【0028】上記したように、本発明によって得られる
式(1)のジスチリルビフェニル化合物は編織物及び紙
のような広い範囲の被染色物の蛍光増白用に有用であ
り、その化合物は洗剤、塗布液又は塗料によって被染色
物に施与されることが出来る。この目的で、その化合物
は通常、更なる補助剤又は水の添加によって特定の適用
のために最適な濃度に希釈される。
式(1)のジスチリルビフェニル化合物は編織物及び紙
のような広い範囲の被染色物の蛍光増白用に有用であ
り、その化合物は洗剤、塗布液又は塗料によって被染色
物に施与されることが出来る。この目的で、その化合物
は通常、更なる補助剤又は水の添加によって特定の適用
のために最適な濃度に希釈される。
【0029】得られた希釈組成物もまた、通例の配合助
剤、例えば分散剤、ビルダー、保護コロイド、安定化
剤、保存剤、香料、顔料、酵素及び金属イオン封鎖剤を
含むことが出来る。
剤、例えば分散剤、ビルダー、保護コロイド、安定化
剤、保存剤、香料、顔料、酵素及び金属イオン封鎖剤を
含むことが出来る。
【0030】使用される分散剤は、非イオン性の、例え
ば、脂肪アルコール、脂肪アルコール又は脂肪酸のエト
キシル化成生物;又はアニオン性の、例えば、芳香族ス
ルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物、例えばジ
トリルエーテルのスルホン酸ベースの又はナフタレンス
ルホネートベースの縮合生成物、又はリグニンスルホネ
ートベースの縮合生成物が好ましい。
ば、脂肪アルコール、脂肪アルコール又は脂肪酸のエト
キシル化成生物;又はアニオン性の、例えば、芳香族ス
ルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物、例えばジ
トリルエーテルのスルホン酸ベースの又はナフタレンス
ルホネートベースの縮合生成物、又はリグニンスルホネ
ートベースの縮合生成物が好ましい。
【0031】ビルダー又は保護コロイドの例は、セルロ
ース又はヘテロポリサッカライドから誘導された変性ポ
リサッカライド、例えばキサンタン又はカルボキシメチ
ルセルロース;又は珪酸アルミニウム又は珪酸マグネシ
ウムである。
ース又はヘテロポリサッカライドから誘導された変性ポ
リサッカライド、例えばキサンタン又はカルボキシメチ
ルセルロース;又は珪酸アルミニウム又は珪酸マグネシ
ウムである。
【0032】添加することが出来る更なる補助剤の例
は、安定化剤として、エチレングリコール、プロピレン
グリコール及び更に分散剤である。
は、安定化剤として、エチレングリコール、プロピレン
グリコール及び更に分散剤である。
【0033】保存剤の例には1,2−ベンゾイソチアゾ
リン−3−オン、ホルムアルデヒド及びクロロアセトア
ミドがある。
リン−3−オン、ホルムアルデヒド及びクロロアセトア
ミドがある。
【0034】
【実施例】本発明を下記の実施例によって更に説明す
る。実施例1
る。実施例1
【化39】 4−ニトロトルエン−2−スルホン酸のナトリウム塩2
56g及びビフェニル−4,4’−ジアルデヒド110
gをジメチルスルホキシド600ml中に分散し、窒素
下にピロリジン20gで処理し、93〜94℃で4時間
攪拌する。ピロリジン20gを更に添加した後、混合物
を93〜94℃で更に4時間攪拌する。次ぎに、ピロリ
ジン10mgを更に加え、その混合物を105℃で更に
4時間攪拌する。反応混合物を冷却させた後、イソプロ
パノール1000mlを反応混合物に25℃で流し込
み、混合物を1時間攪拌しそして濾過する。オレンジ色
の沈殿をイソプロパノール600mlで洗い、真空中6
0℃で乾燥する。得られた乾燥オレンジ色紛を90℃の
脱イオン水に溶解し、50℃に冷却し、塩化ナトリウム
280gの添加によって塩析し、10%塩化ナトリウム
水溶液で洗う。濾過し、真空中60℃で乾燥した後、式
(101)の化合物275gをオレンジ色粉として得
る。1 H−NMR(MeOD):δ(ppm)=8.73
(d,2H,芳香族性),8.18(dd,2H,芳香
族性),8.13(2H,−CH=CH−),8.00
(d,2H,芳香族性),7.68(d,4H,芳香族
性),7.63(d,4H,芳香族性),7.37
(d,2H,−CH=CH−)
56g及びビフェニル−4,4’−ジアルデヒド110
gをジメチルスルホキシド600ml中に分散し、窒素
下にピロリジン20gで処理し、93〜94℃で4時間
攪拌する。ピロリジン20gを更に添加した後、混合物
を93〜94℃で更に4時間攪拌する。次ぎに、ピロリ
ジン10mgを更に加え、その混合物を105℃で更に
4時間攪拌する。反応混合物を冷却させた後、イソプロ
パノール1000mlを反応混合物に25℃で流し込
み、混合物を1時間攪拌しそして濾過する。オレンジ色
の沈殿をイソプロパノール600mlで洗い、真空中6
0℃で乾燥する。得られた乾燥オレンジ色紛を90℃の
脱イオン水に溶解し、50℃に冷却し、塩化ナトリウム
280gの添加によって塩析し、10%塩化ナトリウム
水溶液で洗う。濾過し、真空中60℃で乾燥した後、式
(101)の化合物275gをオレンジ色粉として得
る。1 H−NMR(MeOD):δ(ppm)=8.73
(d,2H,芳香族性),8.18(dd,2H,芳香
族性),8.13(2H,−CH=CH−),8.00
(d,2H,芳香族性),7.68(d,4H,芳香族
性),7.63(d,4H,芳香族性),7.37
(d,2H,−CH=CH−)
【0035】実施例2
【化40】 鉄削り屑160gを脱イオン水700ml中に分散し、
酢酸7g及び酢酸ナトリウム10gで処理し、99℃で
30分間攪拌する。次ぎに、この混合物に脱イオン水1
000ml中の実施例1で得られた式(101)の化合
物256g及び酢酸2gの懸濁液を少しづつ加える。懸
濁液の半分を90分かけて添加した後、混合物を95℃
で60分間攪拌し、その後、懸濁液の残りを180分か
けて加える。鉄40gを更に加えた後、反応混合物を1
00℃で更に1時間攪拌する。反応混合物のpHを15
%炭酸ナトリウム水溶液で9.2〜9.4に調整し、反
応混合物を熱濾過する。濾過残渣を脱イオン水3000
ml中pH10で95℃に加熱し、熱圧吸引フィルター
を通して濾過し、温水500mlで洗う。冷却した後で
一緒に集めた濾液を濾過し、式(102)を有する化合
物170gを黄色粉として得る。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=5.9
3(d,2H,−CH=CH−),5.57(d,4
H,芳香族性),5.51(d,2H,芳香族性),
5.48(d,4H,芳香族性),5.12(d,2
H,芳香族性),4.84(d,2H,−CH=CH
−),4.70(dd,2H,芳香族性)
酢酸7g及び酢酸ナトリウム10gで処理し、99℃で
30分間攪拌する。次ぎに、この混合物に脱イオン水1
000ml中の実施例1で得られた式(101)の化合
物256g及び酢酸2gの懸濁液を少しづつ加える。懸
濁液の半分を90分かけて添加した後、混合物を95℃
で60分間攪拌し、その後、懸濁液の残りを180分か
けて加える。鉄40gを更に加えた後、反応混合物を1
00℃で更に1時間攪拌する。反応混合物のpHを15
%炭酸ナトリウム水溶液で9.2〜9.4に調整し、反
応混合物を熱濾過する。濾過残渣を脱イオン水3000
ml中pH10で95℃に加熱し、熱圧吸引フィルター
を通して濾過し、温水500mlで洗う。冷却した後で
一緒に集めた濾液を濾過し、式(102)を有する化合
物170gを黄色粉として得る。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=5.9
3(d,2H,−CH=CH−),5.57(d,4
H,芳香族性),5.51(d,2H,芳香族性),
5.48(d,4H,芳香族性),5.12(d,2
H,芳香族性),4.84(d,2H,−CH=CH
−),4.70(dd,2H,芳香族性)
【0036】実施例3
【化41】 4−ニトロトルエン−2−スルホン酸フェニルエステル
148g及びビフェニル−4,4’−ジアルデヒド50
gを窒素下にエチルセロソルブ400ml中で100℃
に加熱する。この混合物にピペリジン19gエチレング
リコール12gを加え、全化合物を135℃で14時間
加熱する。冷却した後、混合物を濾過し、沈殿を少量の
エタノールで洗い、真空中70℃で乾燥する。得られた
オレンジ色粉をアセトン600ml中で煮沸し、混合物
を熱濾過する。冷却した後、沈殿を濾別し、真空中60
℃で乾燥する。式(103)を有する化合物を140g
オレンジ色粉として得る。式(103)を有しかつ実験
式C40H28N2S2O10を有する化合物の元素分析は下記
の通りである: 理論% C63.15;H3.71;N3.68;S
8.43;O21.03 分析% C63.01;H3.77;N3.80;S
8.21;O21.10
148g及びビフェニル−4,4’−ジアルデヒド50
gを窒素下にエチルセロソルブ400ml中で100℃
に加熱する。この混合物にピペリジン19gエチレング
リコール12gを加え、全化合物を135℃で14時間
加熱する。冷却した後、混合物を濾過し、沈殿を少量の
エタノールで洗い、真空中70℃で乾燥する。得られた
オレンジ色粉をアセトン600ml中で煮沸し、混合物
を熱濾過する。冷却した後、沈殿を濾別し、真空中60
℃で乾燥する。式(103)を有する化合物を140g
オレンジ色粉として得る。式(103)を有しかつ実験
式C40H28N2S2O10を有する化合物の元素分析は下記
の通りである: 理論% C63.15;H3.71;N3.68;S
8.43;O21.03 分析% C63.01;H3.77;N3.80;S
8.21;O21.10
【0037】実施例4
【化42】 鉄削り屑90gを脱イオン水600ml中に分散し、酢
酸6gで処理し、99℃に加熱する。温シクロヘキサノ
ン600mlを添加した後、この混合物に実施例3で得
られた式(103)の化合物140gを2時間かけて少
しづつ加える。更に鉄90g、酢酸6g及び酢酸ナトリ
ウム4gを反応混合物に加え、98℃で更に2時間攪拌
する。炭酸ナトリウム30gを加えた後、反応混合物を
熱濾過し、シクロヘキサノン200ml及び水500m
lで洗う。濾液の有機相を分離し、塩化ナトリウム25
0gを加えた後、水相をシクロヘキサノンで抽出する。
一緒に集めた有機相を水蒸気蒸留し、残渣を濾過し、真
空中70〜80℃で乾燥し、式(104)を有する化合
物127.8gをオレンジ色粉として得る。1 H−NMR(アセトン−d6):δ(ppm)=8.0
1(d,2H,−CH=CH−),7.85(d,2
H,芳香族性),7.75(d,4H,芳香族性),
7.65(d,4H,芳香族性),7.35(t,4
H,芳香族性),7.27(t,2H,芳香族性),
7.21(d,2H,−CH=CH−),7.16
(d,2H,芳香族性),7.09(d,2H,芳香族
性),7.03(dd,2H,芳香族性)
酸6gで処理し、99℃に加熱する。温シクロヘキサノ
ン600mlを添加した後、この混合物に実施例3で得
られた式(103)の化合物140gを2時間かけて少
しづつ加える。更に鉄90g、酢酸6g及び酢酸ナトリ
ウム4gを反応混合物に加え、98℃で更に2時間攪拌
する。炭酸ナトリウム30gを加えた後、反応混合物を
熱濾過し、シクロヘキサノン200ml及び水500m
lで洗う。濾液の有機相を分離し、塩化ナトリウム25
0gを加えた後、水相をシクロヘキサノンで抽出する。
一緒に集めた有機相を水蒸気蒸留し、残渣を濾過し、真
空中70〜80℃で乾燥し、式(104)を有する化合
物127.8gをオレンジ色粉として得る。1 H−NMR(アセトン−d6):δ(ppm)=8.0
1(d,2H,−CH=CH−),7.85(d,2
H,芳香族性),7.75(d,4H,芳香族性),
7.65(d,4H,芳香族性),7.35(t,4
H,芳香族性),7.27(t,2H,芳香族性),
7.21(d,2H,−CH=CH−),7.16
(d,2H,芳香族性),7.09(d,2H,芳香族
性),7.03(dd,2H,芳香族性)
【0038】実施例5
【化43】 実施例4で得られた式(104)の化合物25gを温ア
セトン250mlに溶解し、得られた溶液を酢酸(80
%)150gに加える。アセトンをロータリーエバポレ
ータを用いて除去し、残渣を塩酸(32%)25gで処
理し、5℃に冷却する。次ぎに、この酸性にした残渣に
5〜8℃で45分かけて亜硝酸ナトリウム水溶液(46
%)12mlを加える。得られた赤色溶液を8℃で4時
間攪拌した後、次亜燐酸(50%)100mlで処理す
る。窒素が更に遊離されない場合、混合物を脱イオン水
500mlで希釈し、水500mlで洗う。真空中で乾
燥した後、淡青黄色物質24.9gを得る。この粗生成
物をトルエン700ml中で環流まで加熱し、フラー土
及び活性炭を使用して精製する。このようにして、透明
な淡いオレンジ色の溶液が得られ、溶媒を除去し、真空
中で乾燥すると、式(105)を有するオレンジ色粉
9.5gが得られる。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=8.2
0(d,2H,芳香族性),7.96(d,2H,−C
H=CH−),7.90−7.82(m,8H,芳香族
性),7.74(d,4H,芳香族性),7.58
(d,2H,−CH=CH−),7.52(t,2H,
芳香族性),7.40(t,4H,芳香族性),7.3
1(t,2H,芳香族性),7.06(d,4H,芳香
族性)
セトン250mlに溶解し、得られた溶液を酢酸(80
%)150gに加える。アセトンをロータリーエバポレ
ータを用いて除去し、残渣を塩酸(32%)25gで処
理し、5℃に冷却する。次ぎに、この酸性にした残渣に
5〜8℃で45分かけて亜硝酸ナトリウム水溶液(46
%)12mlを加える。得られた赤色溶液を8℃で4時
間攪拌した後、次亜燐酸(50%)100mlで処理す
る。窒素が更に遊離されない場合、混合物を脱イオン水
500mlで希釈し、水500mlで洗う。真空中で乾
燥した後、淡青黄色物質24.9gを得る。この粗生成
物をトルエン700ml中で環流まで加熱し、フラー土
及び活性炭を使用して精製する。このようにして、透明
な淡いオレンジ色の溶液が得られ、溶媒を除去し、真空
中で乾燥すると、式(105)を有するオレンジ色粉
9.5gが得られる。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=8.2
0(d,2H,芳香族性),7.96(d,2H,−C
H=CH−),7.90−7.82(m,8H,芳香族
性),7.74(d,4H,芳香族性),7.58
(d,2H,−CH=CH−),7.52(t,2H,
芳香族性),7.40(t,4H,芳香族性),7.3
1(t,2H,芳香族性),7.06(d,4H,芳香
族性)
【00039】実施例6
【化44】 実施例5で得られた式(105)の化合物8gをエチル
セロソルブ200ml中に分散し、135℃に加熱し、
炭酸カリウム2.5gで処理する。混合物を135℃で
2時間攪拌し、活性炭で処理した後、ロータリーエバポ
レータ上で乾燥まで濃縮する。黄色残渣をエタノール中
に取り、濾過する。エタノールで洗い、真空中で乾燥す
ると、式(106)の黄色粉5.7gが得られる。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=8.1
0(d,2H,−CH=CH−),7.82(d,2
H,芳香族性),7.80(d,2H,芳香族性),
7.71(d,4H,芳香族性),7.65(d,2
H,芳香族性),7.44(t,2H,芳香族性),
7.30(t,2H,芳香族性),7.15(d,2
H,−CH=CH−)
セロソルブ200ml中に分散し、135℃に加熱し、
炭酸カリウム2.5gで処理する。混合物を135℃で
2時間攪拌し、活性炭で処理した後、ロータリーエバポ
レータ上で乾燥まで濃縮する。黄色残渣をエタノール中
に取り、濾過する。エタノールで洗い、真空中で乾燥す
ると、式(106)の黄色粉5.7gが得られる。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=8.1
0(d,2H,−CH=CH−),7.82(d,2
H,芳香族性),7.80(d,2H,芳香族性),
7.71(d,4H,芳香族性),7.65(d,2
H,芳香族性),7.44(t,2H,芳香族性),
7.30(t,2H,芳香族性),7.15(d,2
H,−CH=CH−)
【0039】実施例7
【化45】 脱イオン水60ml中の濃塩酸(32%)20gを5℃
に冷却し、亜硝酸ナトリウム溶液(46%)12mlで
処理し、脱イオン水で180mlに希釈する。この溶液
に、脱イオン水130ml中の実施例2にしたがって製
造された式(102)の化合物を5〜8℃で90分かけ
て少しづつ加える。混合物を一晩中攪拌した後、濾過す
る。分離した沈殿を脱イオン水50mlで洗い、次ぎ
に、エタノール200ml中に分散する。この分散液
に、Cu2O4gを25℃で少しづつ加える。このと
き、各添加と共に、かなりの量のガスが発生する。得ら
れた混合物を環流条件下で1時間加熱し、脱イオン水3
00mlで希釈し、15%アルコール性ソーダ溶液を用
いてpH8.5に調整する。活性炭を加えて、溶液を環
流条件下で1時間加熱し、多孔質珪藻土によって熱時透
明にする。冷却後、塩化ナトリウム150gの添加によ
って溶液を塩析し、50%塩化ナトリウム溶液で洗い、
吸引しながら濾過し、濾過ケークを真空中60℃で乾燥
する。化合物(107)の12gが黄色粉として得られ
る。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=8.2
0(d,2H,−CH=CH−),7.85(d,2
H,芳香族性),7.82(d,2H,芳香族性),
7.75(d,4H,芳香族性),7.67(d,2
H,芳香族性),7.42(t,2H,芳香族性),
7.29(t,2H,芳香族性),7.19(d,2
H,−CH=CH−)
に冷却し、亜硝酸ナトリウム溶液(46%)12mlで
処理し、脱イオン水で180mlに希釈する。この溶液
に、脱イオン水130ml中の実施例2にしたがって製
造された式(102)の化合物を5〜8℃で90分かけ
て少しづつ加える。混合物を一晩中攪拌した後、濾過す
る。分離した沈殿を脱イオン水50mlで洗い、次ぎ
に、エタノール200ml中に分散する。この分散液
に、Cu2O4gを25℃で少しづつ加える。このと
き、各添加と共に、かなりの量のガスが発生する。得ら
れた混合物を環流条件下で1時間加熱し、脱イオン水3
00mlで希釈し、15%アルコール性ソーダ溶液を用
いてpH8.5に調整する。活性炭を加えて、溶液を環
流条件下で1時間加熱し、多孔質珪藻土によって熱時透
明にする。冷却後、塩化ナトリウム150gの添加によ
って溶液を塩析し、50%塩化ナトリウム溶液で洗い、
吸引しながら濾過し、濾過ケークを真空中60℃で乾燥
する。化合物(107)の12gが黄色粉として得られ
る。1 H−NMR(DMSO−d6):δ(ppm)=8.2
0(d,2H,−CH=CH−),7.85(d,2
H,芳香族性),7.82(d,2H,芳香族性),
7.75(d,4H,芳香族性),7.67(d,2
H,芳香族性),7.42(t,2H,芳香族性),
7.29(t,2H,芳香族性),7.19(d,2
H,−CH=CH−)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 309/46 C07C 309/46 309/48 309/48 309/59 309/59 309/61 309/61 (72)発明者 ロバート ホッホベルグ ドイツ国,79100 フライブルグ,ゲーテ シュトラーセ 13 (72)発明者 オリヴァー ベッチェラー ドイツ国,79739 シュワルスタット,ハ ウプトシュトラーセ 76エー (72)発明者 レインハルト ヴェイグマン ドイツ国,79500 カンデルン,ガルテン シュトラーセ 5
Claims (33)
- 【請求項1】 式(1): 【化1】 (式中、Rは水素、C1−C5アルキル、シアノ又はハロ
ゲンであり;Mは水素又は塩を形成する無色のカチオン
であり;nは2である)を有する化合物の製造方法にお
いて、 式(2): 【化2】 (式中、R及びnは上記の意味を有し、M’は水素、塩
を形成する無色のカチオン又は置換されていることが出
来るフェニルである)を有する化合物を還元的に脱アミ
ノ化し、置換されていることが出来るフェニル基M’を
基Mに変換することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 式(2)の化合物が式: 【化3】 (式中、R及びM’は請求項1で定義したとおりであ
る)を有する請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 Rが水素、シアノ又はクロロであり、
M’が水素、ナトリウム又はフェニルである請求項2に
記載の方法。 - 【請求項4】 最初に、式(2)の化合物を式: 【化4】 (R、M’及びnは請求項1で定義したとおりである)
を有するジアゾ化合物にジアゾ化し、次ぎに、それぞれ
のジアゾ基を還元的に分解し、置換されていることが出
来るフェニル基M’を基Mに変換する請求項1〜3の何
れか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 式(4)の化合物において、M’が水素
又は塩を形成する無色のカチオンであり、ジアゾ基の還
元的分解が溶媒としてのアルコール又はジメチルホルム
アミドの存在においてかつ触媒としての銅、鉄、亜鉛又
は紫外線の存在において行われる請求項4に記載の方
法。 - 【請求項6】 アルコール溶媒がC1−C4アルコール又
はベンジルアルコールである請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 ジアゾ基の還元的分解がCuO/エタノ
ールの存在で行われる請求項5に記載の方法。 - 【請求項8】 式(4)の化合物において、M’が置換
されていることが出来るフェニルであり、ジアゾ基の還
元的分解が次亜燐酸の存在で行われる請求項4に記載の
方法。 - 【請求項9】 式: 【化5】 (式中、Rは水素、C1−C5アルキル又はハロゲンであ
り、nは2であり、M’は水素、塩を形成する無色のカ
チオン又は置換されていることが出来るフェニルであ
る)を有する化合物。 - 【請求項10】 式: 【化6】 (R及びM’は請求項9で定義したとおりである)を有
する請求項9に記載の化合物。 - 【請求項11】 Rが水素であり、M’が水素、ナトリ
ウム又はフェニルである請求項10に記載の化合物。 - 【請求項12】 式: 【化7】 (R、M’及びnは請求項1で定義したとおりである)
を有する化合物。 - 【請求項13】 式: 【化8】 (R及びM’は請求項1で定義したとおりである)を有
する請求項12に記載の化合物。 - 【請求項14】 式: 【化9】 (R、M’及びnは請求項1で定義したとおりである)
を有する化合物を還元することを特徴とする式(2)を
有する化合物の製造方法。 - 【請求項15】 式(6)の化合物において、M’が水
素又は塩を形成する無色のカチオンであり、還元が、鉄
及び酢酸又はHCl中のSnCl2を使用して行われる
請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】 式(4)の化合物において、M’が置
換されていることが出来るフェニルであり、還元が、シ
クロヘキサン中の鉄を使用して行われる請求項14に記
載の方法。 - 【請求項17】 式: 【化10】 (R、M’及びnは請求項1で定義したとおりである)
を有する化合物。 - 【請求項18】 式: 【化11】 (R、及びM’は請求項1で定義したとおりである)を
有する請求項17に記載の化合物。 - 【請求項19】 Rが水素であり、M’が水素、ナトリ
ウム又はフェニルである請求項18に記載の化合物。 - 【請求項20】 式: 【化12】 を有する化合物の1モルを、式: 【化13】 (R及びM’は請求項1で定義したとおりである)を有
する化合物の2モルと反応させることを特徴とする式
(6)の化合物の製造方法。 - 【請求項21】 使用される式(9)の化合物が、式: 【化14】 (R及びM’は請求項1で定義したとおりである)を有
する化合物である請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】 Rが水素であり、M’が水素、ナトリ
ウム又はフェニルである請求項21に記載の製造方法。 - 【請求項23】 式(9)の化合物において、M’が水
素又は塩を形成する無色のカチオンであり、縮合反応
が、溶媒としてジメチルスルホキシド及び塩基としてピ
ロリジンを使用して行われる請求項20〜22の何れか
1項に記載の方法。 - 【請求項24】 式(9)の化合物において、M’が置
換されていることが出来るフェニルであり、縮合反応
が、溶媒としてエチルセロソルブ及び塩基としてピペリ
ジンを使用して行われる請求項20〜22の何れか1項
に記載の方法。 - 【請求項25】 100〜200℃の温度でかつ不活性
溶媒の存在において行われる請求項20〜24の何れか
1項に記載の方法。 - 【請求項26】 フェニル基M’が水素又はナトリウム
基Mに変換される請求項20〜25の何れか1項に記載
の方法。 - 【請求項27】 式(1): 【化15】 (式中、Rは水素、C1−C5アルキル又はハロゲンであ
り;Mは水素又は塩を形成する無色のカチオンであり;
nは2である)を有する化合物の製造方法において、 A)式: 【化16】 を有する化合物の1モルを、式: 【化17】 (R及びM’は前記の意味を有する)を有する化合物の
2モルと反応させて、式: 【化18】 (R、M’及びnは前記の意味を有する)を有する化合
物を製造し; B)工程A)で得られた式(6)の化合物を還元して、
式: 【化19】 (R、M’及びnは前記の意味を有する)の化合物を製
造し;そして C)工程B)で得られた式(2)の化合物を還元的に脱
アミノ化して式(1)を有する化合物を製造し、そして
置換されてていることが出来るフェニル基M’を基Mに
転換することを特徴とする方法。 - 【請求項28】 工程(C)において、工程(B)で得
られた式(2)の化合物を先ずジアゾ化して、式: 【化20】 (R、M’及びnは前記の意味有する)を有する化合物
を製造し、次ぎに、得られた式(4)の化合物のジアゾ
基を還元的に分解して式(1)の化合物を得る請求項2
7に記載の方法。 - 【請求項29】 式(4)の化合物において、M’が水
素又は塩を形成する無色のカチオンであり、ジアゾ基の
還元的分解が溶媒としてのアルコール又はジメチルホル
ムアミドの存在においてかつ触媒としての銅、鉄、亜鉛
又は紫外線の存在において行われる請求項28に記載の
方法。 - 【請求項30】 アルコール溶媒がC1−C4アルコール
又はベンジルアルコールである請求項29に記載の方
法。 - 【請求項31】 ジアゾ基の還元的分解がCu2O/エ
タノールの存在で行われる請求項29に記載の方法。 - 【請求項32】 式(4)の化合物において、M’が置
換されていることが出来るフェニルであり、ジアゾ基の
還元的分解が次亜燐酸の存在で行われる請求項28に記
載の方法。 - 【請求項33】 前記請求項の何れか1項に記載の方法
によって製造された請求項1で定義される式(1)を有
する化合物。
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