JPH10330244A - 環境ストレス防止外用組成物 - Google Patents

環境ストレス防止外用組成物

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JPH10330244A
JPH10330244A JP9675598A JP9675598A JPH10330244A JP H10330244 A JPH10330244 A JP H10330244A JP 9675598 A JP9675598 A JP 9675598A JP 9675598 A JP9675598 A JP 9675598A JP H10330244 A JPH10330244 A JP H10330244A
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JP
Japan
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environmental stress
acid
composition
skin
sulfur
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Application number
JP9675598A
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English (en)
Inventor
Mariko Egawa
麻里子 江川
Tetsuo Sakamoto
哲夫 坂本
Yoshiyuki Kono
善行 河野
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Sogo Pharmaceutical Co Ltd
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Sogo Pharmaceutical Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気中に漂う浮遊微粒子による、特に皮膚に悪
影響を与えるストレスである「環境ストレス」を防止し
て、強度の環境ストレスがかかる「ストレス環境」にお
いても肌を健やかに保つ手段を提供すること。 【解決手段】特定の抗酸化物質、具体的には、含硫アミ
ノ酸,含硫アミノ酸の代謝中間体,タンニン又はビタミ
ンC類を配合した外用組成物を提供することで、環境ス
トレスから肌を効果的に防御し得ることを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外用組成物に関す
る技術分野の発明である。より具体的には、浮遊微粒
子、特に人為的に発生して空気中に漂う浮遊微粒子に起
因する環境ストレスにより、皮膚が受ける種々の悪影響
を除去することができる外用組成物に関する発明であ
る。
【0002】
【従来の技術】現代社会において、我々は人為的に発生
して空気中に漂う浮遊微粒子に晒される機会が非常に多
い。例えば、オフィス等の人間同士が過密な状態で接触
する機会が多い閉鎖された空間においては、喫煙による
タバコの煙による浮遊微粒子に晒される機会が多い。す
なわち、オフィス等の人間が過密に集う環境にヘビース
モーカーが1人でも居れば、「分煙」や空気清浄機の設
置等,何も積極的な措置を採らなければそこに居る人間
は直接的にしろ間接的にしろ、タバコの煙と高い頻度で
接触することになる。
【0003】また、都市部や主要幹線道路の近くでは、
自動車の排気ガスによる浮遊微粒子や、窒素酸化物(N
X )に晒される機会が多い。また、この窒素酸化物等
によりオゾンが生成し、これがいわゆるナイトスモッグ
として問題となっている。さらに、化学工場、火力発電
所、休廃止鉱山、産業廃棄物等の近くでは、これらの環
境から生じるばい煙や重金属微粒子等の浮遊微粒子に晒
される機会が多い。このような浮遊微粒子に晒される環
境においては、この浮遊微粒子と皮膚との接触により、
そこに居る人間に種々のストレスがかかることになる。
例えば、タバコの煙は、発ガン,肺気腫等の原因の一つ
となる等、人間に対してさまざまな悪影響を与えること
が知られているが、その他に皮膚にシワを生じさせる
等,肌の状態を悪化させることが知られている。
【0004】確かに、人間は一面においてはストレスに
よって適度の緊張感を保っていることもまた事実である
が、上述のような浮遊微粒子よるストレスは「百害あっ
て一利なし」であり、この種のストレスを除去する手段
が求められている。この種の皮膚状態に悪影響を及ぼす
浮遊微粒子によるストレスは、ある意味では人間生活を
する上で常に存在するものであるが、上述のオフィス
や、工場や幹線道路の周辺等(以下、これらを「ストレ
ス環境」ということもある)においては、特に顕著に存
在するものである。
【0005】例えば、夏の浜辺や冬山等では紫外線量が
多くなり,これらの環境においては「紫外線防止手段」
が必要であり、それに対応して「紫外線防止組成物」が
作出されているように、上述のストレス環境が現に存在
する現代社会においては「環境ストレスから肌を守る手
段」を具体的に作出する必要がある。
【0006】
【発明が解決するべき課題】本発明は、空気中に漂う浮
遊微粒子による、特に皮膚に悪影響を与えるストレス
(本発明においては、「環境ストレス」ともいう)を防
止して、ストレス環境においても肌を健やかに保つ手段
を提供することを、その課題とする。
【0007】この環境ストレスは、例えば、浮遊微粒子
と皮膚との接触により惹起される酸化反応等の様々な化
学的及び/又は物理的要因によって起こることが推測さ
れるストレスである(さらには浮遊微粒子と接触するこ
と自体に起因する不快感による心理的ストレス等の心理
的な要因による影響もあり得る)。いずれにしても、こ
の環境ストレスは、例えば、太陽からの紫外線の長期曝
露による皮膚の光老化等のように、ほぼ一義的にその要
因が特定できるものではなく、複数の要因が複雑に絡ま
り合うことによって起きる、皮膚状態に深く関連するス
トレスであると考えられる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題の
解決に向けて鋭意検討を行った。その結果、特定の抗酸
化物質に、環境ストレスにより肌上に現れる悪影響を効
果的に防御する作用があることを見出し、これらの抗酸
化物質を配合した外用組成物(このような外用組成物
を、「環境ストレス防止外用組成物」という)を提供す
ることで、環境ストレスから肌を効果的に防御し得るこ
とを見出して、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は含硫アミノ酸,含硫ア
ミノ酸の代謝中間体,タンニン及びビタミンC類からな
る群の成分から選ばれる1種又は2種以上の成分を含
む、環境ストレス防止外用組成物(以下、本発明環境ス
トレス防止外用組成物という)を提供する。
【0010】なお、本発明環境ストレス防止外用組成物
においては、上記含硫アミノ酸がグルタチオンであり、
かつ含硫アミノ酸の代謝中間体がチオタウリン又はヒポ
タウリンであることが好ましい。また、本発明環境スト
レス防止外用組成物において、この組成物中にさらにヒ
ドロキシカルボン酸類を配合することも可能である。
【0011】上述のように、本発明において「環境スト
レス」とは、人間関係の複雑化等に伴う精神上の内因的
ストレスとは異なり、上記のオフィスにおけるタバコの
煙や工場のばい煙等の浮遊微粒子のように、主に人間文
明と共に存在する化学的及び/又は物理的な外因的なス
トレスの範疇に入るものである。そして、本発明環境ス
トレス防止外用組成物は、ストレス環境において、この
ような環境ストレスによる悪影響から皮膚を防御し、肌
を健やかに保つための外用組成物である。
【0012】なお、「環境ストレス」を与える原因とな
る「浮遊微粒子」とは、例えばタバコの煙,自動車の排
気ガス(ガソリンエンジンのみではなく、ディーゼルエ
ンジンに起因する排気ガスも含む),化学工場や火力発
電所のばい煙等の、主に人為的な原因(例えば、噴火に
よるばい煙等の自然現象を原因とするものも含む)によ
り、凡そ大気中(室外,室内を問わない)に少なくも一
定時間浮遊して、人間の皮膚に接触し、何らかの影響を
与え得る微粒子のことを意味するものである。
【0013】よって、二酸化炭素等の、常温で大気中に
は存在するが、人間の皮膚に接触しても、何らかの影響
を与えることのない気体は、この「浮遊微粒子」からは
除外されるが、大気中に浮遊して人間の皮膚に接触する
ことによって皮膚に何らかの影響を与え得る、NOx
3 等の汚染物質等の分子自体も「浮遊微粒子」に含ま
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明環境ストレス防止外用組成物は、そ
の必須配合成分として、チオタウリン,ヒポタウリン,
タンニン及び/又はビタミンC類を配合した組成物であ
る。本発明環境ストレス防止外用組成物中に配合され得
る含硫アミノ酸としては、例えばメチオニン,シスチ
ン,システイン,グルタチオン等を挙げることができ
る。
【0015】これらの含硫アミノ酸の中でもグルタチオ
ンを選択して本発明環境ストレス防止外用組成物中に配
合することが好ましい。また、本発明環境ストレス防止
外用組成物中に配合され得る含硫アミノ酸の代謝中間体
としては、例えばホモシステイン,スルフィン酸,シス
テイン酸,チオシステイン,タウリン,ジエンコール
酸,シスタチオニン,S−アリルシステイン,ランチオ
ニン,エチオニン等を挙げることができる。
【0016】さらに各種のアミノエチル化合物を、上記
含硫アミノ酸の代謝中間体として挙げることも可能であ
り、中でも式 NH2CH2CH2X で表されるアミノエチル化合物において、Xが−SO2
SH、すなわちチオスルホン酸基であるチオタウリン
や、同Xが−SO2H、すなわちスルフィン酸基である
ヒポタウリンを、含硫アミノ酸代謝中間体として本発明
環境ストレス防止外用組成物中に配合することが好まし
い。
【0017】これらのチオタウリン及びヒポタウリン
は、共にヒトを含め多くの哺乳類の主要臓器、例えば心
臓,脳,肝臓等に含有されるものである。また、皮膚に
対する刺激,痒み,かぶれ等の副作用も報告されておら
ず、極めて安全性に優れたアミノエチル化合物である。
なお、チオタウリン及びヒポタウリン共に、システイン
等の入手が容易なチオ化合物から通常公知の方法で製造
して用いることが可能であり、市販品を本発明環境スト
レス防止外用組成物中に配合することも可能である。
【0018】本発明環境ストレス防止外用組成物中に配
合され得るタンニンは、タンニン酸ともいい、広く植物
界に分布する多数のフェノール性ヒドロキシル基を有す
る複雑な構造の芳香族化合物の総称である。タンニン
は、通常フラバノール骨格が重合した縮合型タンニン及
び芳香族有機酸と糖がデプシド結合した加水分解型タン
ニンとに大別されるが本発明環境ストレス防止外用組成
物においては、これらのいずれの型のタンニンをも配合
することがである。
【0019】本発明環境ストレス防止外用組成物に配合
され得るタンニンは、その出所も特に限定されず、例え
ば茶,五倍子,没食子,カキ等をその出所として挙げる
ことができるが、これらの出所に配合可能なタンニンが
限定されるものでもない。上記のタンニンを、通常公知
の方法により抽出製造したものを本発明環境ストレス防
止外用組成物中に配合することも、市販品を用いること
も可能である。
【0020】本発明環境ストレス防止外用組成物中に配
合され得るビタミンC類は、L−アスコルビン酸をはじ
め、アスコルビン酸ナトリウム等のアスコルビン酸塩;
L−アスコルビン酸アルキルエステル,L−アスコルビ
ン酸リン酸エステル,L−アスコルビン酸硫酸エステ
ル,L−アスコルビン酸グルコシド等のアスコルビン酸
誘導体を挙げることが可能である。
【0021】さらに具体的には、例えば、上記L−アス
コルビン酸アルキルエステルとしては、パルミチン酸L
−アスコルビル,イソパルミチン酸L−アスコルビル,
ジパルミチン酸L−アスコルビル,ジイソパルミチン酸
L−アスコルビル,ステアリン酸L−アスコルビル,イ
ソステアリン酸L−アスコルビル,ジステアリン酸L−
アスコルビル,ミリスチン酸L−アスコルビル,イソミ
リスチン酸L−アスコルビル,ジミリスチン酸L−アス
コルビル,ジイソミリスチン酸L−アスコルビル,2−
エチルヘキサン酸L−アスコルビル,ジ2−エチルヘキ
サン酸L−アスコルビル,オレイン酸L−アスコルビ
ル,ジオレイン酸L−アスコルビル等を挙げることがで
きる。
【0022】また、例えば、上記L−アスコルビン酸リ
ン酸エステルとしては、L−アスコルビン酸−2−リン
酸エステル,L−アスコルビン酸−3−リン酸エステ
ル,DL−α−トコフェロール−2−L−アスコルビン
酸リン酸ジエステル等を挙げることができる。
【0023】また、例えば、上記のL−アスコルビン酸
硫酸エステルとしては、例えばL−アスコルビン酸−2
−硫酸エステル,L−アスコルビン酸−3−硫酸エステ
ル等を挙げることができる。
【0024】さらに本発明環境ストレス防止外用組成物
においては、これらのアスコルビン酸誘導体の塩も配合
可能であり、例えば上記アスコルビン酸誘導体のナトリ
ウム塩,カリウム塩,カルシウム塩,マグネシウム塩等
のアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩等を挙げること
ができる。
【0025】上記のビタミンC類は、通常公知の方法に
より抽出製造したものを本発明環境ストレス防止外用組
成物中に配合することも、市販品を配合することも可能
である。このように本発明環境ストレス防止外用組成物
中には、必須配合成分として、含硫アミノ酸,含硫アミ
ノ酸の代謝中間体,タンニン又はビタミンC類が配合さ
れるが、これらの成分を各々単独で配合することも、2
種以上を適宜組み合わせて配合することも可能である。
【0026】本発明環境ストレス防止外用組成物におけ
る、上述の必須成分の配合量は、まず含硫アミノ酸又は
含硫アミノ酸の代謝中間体は、それぞれ外用組成物全体
に対して0.001重量%以上,5.0重量%以下であ
る。そして、タンニンは、外用組成物全体に対して0.
0001重量%以上,5.0重量%以下である。さら
に、ビタミンC類は、外用組成物全体に対して0.00
1重量%以上,10.0重量%以下である。
【0027】また、これらの成分を組み合わせて配合す
る場合には、その具体的な組み合わせに応じて、上記の
それぞれの成分の配合量を参酌して配合量を選択するこ
とができる。このようにして上記成分を配合した本発明
環境ストレス防止外用組成物は、ストレス環境において
人間の皮膚が被る悪影響を効率良く除去することができ
る。
【0028】さらに、上述の本発明環境ストレス防止外
用組成物に、さらにヒドロキシカルボン酸類を配合する
ことにより、ストレス環境における悪影響に対する防御
効果を一層向上させることができる。上述の本発明環境
ストレス防止外用組成物中に配合するヒドロキシカルボ
ン酸類としては、例えばヒドロキシカルボン酸又はその
エステル,ラクトン,塩等を挙げることができる。
【0029】具体的には、例えばグリコール酸,ベンジ
ル酸,トロバ酸,乳酸,リンゴ酸,クエン酸,イソクエ
ン酸,シトラマル酸,タルトロン酸,酒石酸,グルコン
酸,ガラクトン酸,α−ヒドロキシイソ酪酸,フェニル
乳酸,マルデン酸,アトロラクチン酸,グルコノラクト
ン,ガラクトノラクトン,リボン酸,リボノラクトン,
パントイン酸,パントラクトン,パントテイン酸,α−
ヒドロキシ酪酸,β−ヒドロキシ酪酸,キナ酸ピルビン
酸,フェニルピルビン酸,ピルビン酸メチル,ピルビン
酸エチル,ベンゾイルギ酸,ベンゾイルギ酸メチル,ベ
ンゾイルギ酸エチル等を挙げることができる。
【0030】これらのヒドロキシカルボン酸類の中で
も、特にグリコール酸,乳酸,リンゴ酸又はクエン酸
を、本発明においては好適に用いることができる。な
お、上記ヒドロキシカルボン酸類は、それぞれを単独で
上述の本発明環境ストレス防止外用組成物中に配合する
ことも可能であるが、2種以上を必要に応じて組み合わ
せて本発明環境ストレス防止外用組成物中に配合するこ
とができる。
【0031】本発明環境ストレス防止外用組成物におけ
る、上記ヒドロキシカルボン酸類の配合量は、上述の含
硫アミノ酸等の配合量や組み合わせ等に応じて適宜選択
するべきであり、特に限定されるものではないが、概ね
外用組成物全体に対して0.001重量%以上,1.0
重量%以下である。
【0032】「環境ストレスによる皮膚における悪影響
の除去」という、本発明の所期の効果を目的とする限
り、敢えて他の成分を本発明環境ストレス防止外用組成
物中に配合する必要性はないが、その成分が一般的に奏
する効果を本発明環境ストレス防止外用組成物に付与す
る目的で、かつ本発明の所期の効果を損なわない限り配
合することを妨げるものではない。
【0033】この意味において、紫外線吸収剤,紫外線
遮断剤,保湿剤,ビタミンC類以外のビタミン類,抗炎
症剤,タンニンを除く各種の植物抽出物,皮膚賦活剤等
を本発明環境ストレス防止外用組成物中に配合すること
ができる。
【0034】また、本発明環境ストレス防止外用組成物
は、あらゆる皮膚外用剤(化粧料,医薬品,医薬部外
品)としての形態を採ることが可能であり、具体的に
は、化粧水,乳液,クリーム,軟膏,パック,エアゾ
ル,水−油二層系剤.水−油−粉末三層系剤,美容液,
ジェル,ファンデーション,口紅,シャンプー,リンス
等に適用することが可能である。
【0035】これらの具体的な形態に応じて、種々の基
剤成分等、具体的には液体油脂、固体油脂、ロウ類、エ
ステル油、炭化水素油、シリコーン樹脂、シリコーン、
陰イオン性界面活性剤、アニオン系界面活性剤、陽イオ
ン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性
剤、低級アルコール、ステロール類、水溶性高分子、金
属イオン封鎖剤、中和剤、pH調整剤、抗菌剤、香料、
色素等を、本発明の所期の効果を損なわない範囲で本発
明環境ストレス防止外用組成物中に配合すること可能で
ある。
【0036】これらの基剤成分等は所望する形態に応じ
た処方に従い、適宜組み合わせて本発明環境ストレス防
止外用組成物中に配合される。本発明環境ストレス防止
外用組成物の具体的処方については、後述する実施例に
おいて記載する。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例等により、さらに具体
的に説明するが、この実施例等により本発明の技術的範
囲が限定的に解釈されるべきものではない。
【0038】〔試験例〕 A.浮遊微粒子が皮膚状態に及ぼす影響についての試験 タバコの煙や排気ガスに高頻度で曝露されるストレス環
境において、浮遊微粒子が皮膚状態に及ぼす影響を皮膚
上の現象としてとらえるために、以下の試験を行った。
【0039】A−1.角層水分量に対する影響について
の試験 第1図に示す浮遊微粒子の曝露装置10を用いて、この
曝露装置10における浮遊微粒子の排出口14に、被験
者の前腕内側を接近させて、この排出口14から排出さ
れるタバコ(タール24mg,ニコチン2.4mg)の煙、
又は自動車のエンジンの排気口から採取した排気ガス微
粒子に、被験者の皮膚1日10分間,3ヵ月間継続して
晒した〔曝露装置10は、三つ首フラスコ11を利用し
た装置である。すなわち、三つ首フラスコ11の一つの
首を空気流入口12として,他の首の一つをタバコの煙
等の浮遊微粒子の流入口13として,残りの首を浮遊微
粒子の排出口14として用い、浮遊微粒子の流入口13
から三つ首フラスコ11内に流入したタバコの煙等の浮
遊微粒子を、空気流入口12から流入させた空気の流れ
により、開放された浮遊微粒子の排出口14から排出さ
せて、この排出口14に接近させた対象物に、タバコの
煙等の浮遊微粒子を曝露することができる。〕。
【0040】そして、上記の3ヵ月間継続して、タバコ
の煙又は排気ガス微粒子を曝露した場合の角層水分量の
変化を、CorneometerTM(Courage and Khazaka,Germany)
を用いて調べた。角層水分量は、肌状態を表す指標の
一つで、角層中の水分量を特定し得る指標であることが
知られている。すなわち、肌荒れを起こしていると、角
層中の水分量が少なく、この角層水分量の値が高いほ
ど、肌状態が良好であることを示している。
【0041】上記試験の結果、タバコの煙を曝露した群
においては、角層水分量が、約20%以上の減少が認め
られ、排気ガスを曝露した群においては、角層水分量
の、約10%以上の減少が認められ、両曝露群共、明ら
かに角層水分量が減少し、肌状態の増悪が認められるこ
とが明らかになった。また、タバコの煙又は排気ガスを
曝露した群においては、スケーリング等の外見上の肌状
態の増悪が認められた。
【0042】この試験により、ストレス環境において、
皮膚と浮遊微粒子とが、比較的長期間にわたり接触する
ことにより、肌状態に悪影響を与えることが明確になっ
た。上記の試験により、「環境ストレス」が生じている
場合には、皮膚が浮遊微粒子と高頻度で接触するスト
レス環境下に晒されていること、皮膚上に肌荒れ,く
すみ,発赤等の外見上の増悪変化や、角層水分量の減少
等の何らかの悪影響が認められることが明らかになっ
た。
【0043】A−2.皮膚上の酸化反応についての試験 本試験においては、ストレス環境下での皮膚上における
酸化反応についての検証を行った。「喫煙者は非喫煙者
に比べてしわが多く,肌状態が悪い」という疫学的報告
(Donald P.Kaudunce,MD et al.,;Annals of Internal
Medicine;114:840-844(1991))と、タバコの煙には多く
のラジカルが含有されている(William A.Pryor eta
l.,;Environmental Health Perspectives;64:111-126(1
985))という報告に基づき、ヘビースモーカーがいるオ
フィスのように、衆人がタバコの煙に接触する機会が極
めて多い環境においては、肌上にラジカルによる酸化反
応が認められるか否かについての試験を行った。
【0044】人間を含めて生体には、「極微弱発光(Ul
traweak chemiluminescence:CL)」という現象が皮膚
上において伴うことがあることが知られている。そし
て、この極微弱発光は、電子の励起状態から基底状態へ
の放射失活過程において発生することが知られている。
【0045】また、この極微弱発光の原因となる生体内
発光物質として、例えば、一重項酸素,励起炭酸,励起
カルボニル等の酸化反応種が知られている。つまり、こ
の極微弱発光をモニターすることができれば、人間の皮
膚において起こっている酸化反応を、的確に特定するこ
とができる。そこで、本試験においては、この原理に基
づき、タバコの煙によって人間の皮膚の維持に大切な役
割を演じているヒト皮膚線維芽細胞における、上記の極
微弱発光の発生の程度を特定し、ストレス環境下におけ
る、皮膚上の酸化反応について検証した。
【0046】具体的には、35mmシャーレ内でヒト皮膚
線維芽細胞(NB1RGB)を、サブコンフルエントに
なるまで、培養培地としてMEM培地を用いて、常法に
より前培養を行った。そして、系の培地を、同じ組成の
新たなMEM培地で置換した後、前培養と同じ条件で、
ヒト皮膚線維芽細胞の培養を一晩行った。
【0047】培養終了後、培地を取り除いてPBS
(−)に置換し、シャーレの底に付着している上記ヒト
皮膚線維芽細胞からの極微弱発光を,ケミルミネッセン
スディテクター(model CLD-110:東北電子産業株式会社
製)で10分間測定し、この間発生した光電子数を電圧
に換算して、極微弱発光のブランク値を測定した。
【0048】次いで、第1図に示す浮遊微粒子の曝露装
置を用いて、シャーレ内のヒト皮膚線維芽細胞に、排出
口14からのタバコ(タール24mg,ニコチン2.4m
g)の煙を90秒間曝露し、曝露30秒後に同様にケミ
ルミネッセンスディテクターで、細胞から発せられる極
微弱発光を30分間にわたり測定した。
【0049】この結果、タバコの煙と接触させない対照
群においては、極微弱発光は殆ど認められなかったが、
タバコの煙と接触させた群においては、通常より多くの
極微弱発光が認められた。この事実は、本発明者がはじ
めて見出した事実である。
【0050】なお、上記試験において用いた第1図の浮
遊微粒子の曝露装置を、タバコの代わりに、自動車のエ
ンジンの排気口から採取した排気ガス微粒子を通じて、
上記と同様の試験を行ったところ、上記のタバコの煙と
同様に、ヒト皮膚線維芽細胞において通常より多くの極
微弱発光が認められ、過剰の酸化反応が進行することが
認められた。
【0051】B.環境ストレスの抑止試験 B−1.角層水分量の減少の抑止試験 ヒトの前腕内側部に、1)α−トコフェロール,2)β−カ
ロテン,3)チオタウリン(相互薬工株式会社製),4)ヒ
ポタウリン(相互薬工株式会社製),5)グルタチオン,
6)タンニン,7)ビタミンC誘導体〔L−アスコルビン酸
リン酸エステル(マグネシウム)〕,8)チオタウリン+
リンゴ酸,9)ヒポタウリン+リンゴ酸,10) グルタチオ
ン+リンゴ酸の各々の1.0重量%水溶液(リンゴ酸を
組み合わせる場合は,リンゴ酸も抗酸化剤と同様に1.
0重量%含まれている)を塗布して、各々について、角
層水分量のブランク値を測定した。なお対照としては
「薬剤無塗布群」と、タバコの煙も排気ガスも曝露しな
い「非曝露群」を用いた。
【0052】次いで、上記の第1図に示したタバコの煙
の曝露装置を用いて、タバコの煙又は排気ガスを、上記
の成分を塗布したヒトの前腕内側に、3ヵ月間にわた
り、1日10分間曝露し、その部分の角層水分量を検討
した。
【0053】この結果を第2図に示す。この第2図によ
り、本来は、タバコの煙又は排気ガスの曝露によって増
悪する肌状態が、特定の抗酸化剤、具体的には、3)チオ
タウリン(相互薬工株式会社製),4)ヒポタウリン(相
互薬工株式会社製),5)グルタチオン,6)タンニン,7)
ビタミンC誘導体〔L−アスコルビン酸リン酸エステル
(マグネシウム)〕により、効果的に防止されることが
明らかになった。
【0054】なお、1)α−トコフェロール,2)β−カロ
テンは、本来抗酸化作用が非常に強い物質であることが
知られているが、それにもかかわらず、タバコの煙又は
排気ガスの曝露による肌状態の増悪は殆ど抑制すること
ができないことが明らかになった。
【0055】また、これらの抗酸化剤に加えてヒドロキ
シカルボン酸を配合することにより、一層この角層水分
量の減少の抑止効果が向上することが明らかになった。
このようにして、特定の抗酸化剤が、環境ストレスの抑
止に非常に有効であることが明らかになった。
【0056】B−2.酸化抑制試験 ヒトの前腕内側部に、チオタウリン(相互薬工株式会
社製),ヒポタウリン(相互薬工株式会社製),グ
ルタチオン,タンニン及びビタミンC誘導体〔L−
アスコルビン酸リン酸エステル(マグネシウム塩)〕の
各々の1.0重量%水溶液を塗布して、各々について、
その試料室をヒトの腕用に改造したケミルミネッセンス
アナライザー(model OX-7: 東北電子産業株式会社製)
で10分間測定し、これらの極微弱発光のブランク値を
測定した。なお対照としては、α−トコフェロールの
1.0重量%溶液を用いた。
【0057】次いで、上記の皮膚の角層水分量を指標と
する、環境ストレス抑止試験と同様に、第1図の浮遊微
粒子の曝露装置に前腕内側を装置に接近させて、タバコ
の煙を、上記の成分を塗布したヒトの前腕内側に90秒
間接触させ、接触後60秒後にその曝露部分の極微弱発
光を30分間上記と同様に測定した。
【0058】その結果を第3図に示す。第3図におい
て、縦軸は極微弱発光の強度〔無塗布のブランク値を1
00とした場合の相対値(%)〕を表し、横軸は試験を
行った本発明環境ストレス防止外用組成物の各必須配合
成分を表す。なお、この必須配合成分のうち、ビタミン
C誘導体とは、上記L−アスコルビン酸リン酸エステル
(マグネシウム塩)を示す。
【0059】この結果より、本発明環境ストレス防止外
用組成物における各必須配合成分は、皮膚上の極微弱発
光を有意に減少させることが明らかになった。すなわ
ち、上記の各成分は、皮膚上における酸化反応を効果的
に抑制することが明らかになった。
【0060】特に、グルタチオン及びチオタウリンの極
微弱発光の減少が著しく、その有用性が示唆された。こ
のように、ストレス環境において、浮遊微粒子との接触
によって発生し、少なくとも皮膚老化等の悪影響を及ぼ
すであろう、肌上の酸化反応を、特定の抗酸化剤によっ
て抑制することができることが明らかになった。
【0061】ただし、この酸化抑制試験と、上述の角層
水分量における検討の結果とは、必ずしも合致していな
い。例えば、この酸化抑制試験においては、余り顕著な
抗酸化効果を示さなかった、タンニンやビタミンC類に
おいても、環境ストレスによる現実の悪影響の抑制の度
合いを直接的に示す、角層水分量についての試験におい
ては好結果を示していた。
【0062】また、本酸化抑制試験の対照として用い
た、α−トコフェロールそれ自体は、本試験で試験品と
して用いた他の抗酸化剤と同等か、それ以上の優れた抗
酸化剤として知られているにもかかわらず、皮膚上にお
ける酸化反応を効果的に抑制し得なかった。
【0063】以下、本発明環境ストレス防止外用組成物
の処方例を実施例として記載する。なお、これらの本発
明環境ストレス防止外用組成物に対して、上記試験と同
じ試験をしたところ、全ての外用組成物において、肌状
態の増悪(角層水分量の増加)が有意に抑制されてい
た。
【0064】 〔実施例1〕 化粧水 (配合成分) 配合量 (外用組成物全体に対する重量%,以下同様) (1)酢酸トコフェロール 0.01 (2)グリセリン 4.0 (3)1,3−ブチレングリコール 4.0 (4)チオタウリン 0.1 (5)エタノール 7.0 (6)ポリオキシエチレン(18) オレイルアルコールエーテル 0.5 (7)メチルパラベン 0.2 (8)クエン酸 0.05 (9)クエン酸ナトリウム 0.1 (10)香料 0.05 (11)精製水 残 余
【0065】<製法>精製水に、クエン酸,クエン酸ナ
トリウム,グリセリン、1,3−ブチレングリコールを
溶解した(水相)。これとは別にエタノール,ポリオキ
シエチレン(18)オレイルアルコールエーテル,酢酸
トコフェロール,香料,メチルパラベンを溶解し、これ
を前記水相に加えて可溶化し、濾過して、上記化粧水を
得た。
【0066】 〔実施例2〕 クリーム (配合成分) 配合量(重量%) (1)セトステアリルアルコール 3.5 (2)スクワラン 40.0 (3)ミツロウ 3.0 (4)還元ラノリン 5.0 (5)エチルパラベン 0.3 (6)ポリオキシエチレン(20)ソルビタン モノパルミチン酸エステル 2.0 (7)ステアリン酸モノグリセリド 2.0 (8)N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.5 (9)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 1.0 (10)チオタウリン 0.1 (11)香料 0.05 (12)1,3−ブチレングリコール 5.0 (13)精製水 残 余
【0067】<製法>(1)〜(10)を加熱溶解し、7
0℃に加温した(11)〜(13)に攪拌しながら添加し
た。これをホモミキサー処理を施し乳化粒子を細かくし
た後、攪拌しながら急冷し、上記のクリームを得た。
【0068】 〔実施例3〕 乳液 (配合成分) 配合量(重量%) (1)ステアリン酸 1.5 (2)セチルアルコール 0.5 (3)ミツロウ 2.0 (4)ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 1.0 (5)メトキシケイ皮酸オクチル 2.0 (6)チオタウリン 0.1 (7)トリエタノールアミン 0.75 (8)グリセリン 7.0 (9)エチルパラベン 0.3 (10)香料 0.03 (11)精製水 残 余 <製法>
【0069】精製水にチオタウリン,グリセリン,トリ
エタノールアミンを加えて70℃に保った(水相)。ま
た、他の成分を混合して、加熱溶解して70℃に保った
(油相)。水相に油相を添加して予備乳化を行い、ホモ
ミキサーで均一に乳化した。その後、攪拌しながら急冷
して、上記の乳液を得た。
【0070】 〔実施例4〕 フォームパック (配合成分) 配合量(重量%) (1)チオタウリン 0.1 (2)1,3−ブチレングリコール 5.0 (3)グリセリン 7.0 (4)メチルパラベン 0.1 (5)水酸化カリウム 0.15 (6)ステアリン酸 0.5 (7)ミリスチン酸 1.0 (8)バチルアルコール 1.5 (9)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 3.0 (10)香料 0.05 (11)液化石油ガス 6.0 (12)ジメチルエーテル 3.0 (13)精製水 残 余
【0071】<製法>(13)に(1)〜(5)を加えて
70℃で加熱溶解し、その中に(6)〜(10)を75℃
に加熱攪拌したものを加え、十分に攪拌した後冷却し
た。これを容器に充填し、最後に(11)(12)を噴射剤
として充填し、上記のフォームパックを得た。
【0072】 〔実施例5〕 軟膏 (配合成分) 配合量(重量%) (1)チオタウリン 0.1 (2)酢酸トコフェロール 1.0 (3)ステアリルアルコール 18.0 (4)モクロウ 20.0 (5)ポリオキシエチレン(20)モノオレイン酸エステル 0.25 (6)グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3 (7)ワセリン 40.0 (8)精製水 残 余
【0073】<製法>精製水に、チオタウチンを加えて
溶解し、70℃に保った(水相)。残りの成分を70℃
で混合溶解した(油相)。前記水相にこの油相を加え、
ホモミキサーで均一に乳化後、冷却して、上記軟膏を得
た。
【0074】 〔実施例6〕 パウダリーファンデーション (配合成分) 配合量(重量%)粉体 タルク 20.3 マイカ 35.0 カオリン 5.0 二酸化チタン 10.0 雲母チタン 3.0 ステアリン酸亜鉛 1.0 ベンガラ 1.0 黄酸化鉄 3.0 黒酸化鉄 10.2 ナイロンパウダー 10.0結合剤 スクワラン 6.0 酢酸ラノリン 1.0 ミリスチン酸オクチルドデシル 2.0 ジイソオクタン酸ネオペンチルアルコール 2.0 モノオレイン酸ソルビタン 0.5その他 チオタウリン 0.1 防腐剤,酸化防止剤 適 量 香料 適 量
【0075】<製法>上記パウダリーファンデーション
は、常法によって調製した。
【0076】
【発明の効果】本発明により、空気中に漂う浮遊微粒子
によるストレスのうち、特に皮膚に悪影響を与えるスト
レスを除去し得る外用組成物が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】タバコの煙の曝露装置の概略図である。
【図2】各有効成分の角層水分量の減少を抑制する効果
を検討した図面である。
【図3】各有効成分の皮膚上での極微弱発光を抑制する
効果を検討した図面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/18 ADA A61K 31/18 ADA 31/195 31/195 31/375 31/375 // A61K 7/035 7/035 C07D 307/62 C07D 307/62 (72)発明者 河野 善行 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】含硫アミノ酸,含硫アミノ酸の代謝中間
    体,タンニン及びビタミンC類からなる群の成分から選
    ばれる1種又は2種以上の成分を含む、環境ストレス防
    止外用組成物。
  2. 【請求項2】含硫アミノ酸がグルタチオンであり,かつ
    含硫アミノ酸の代謝中間体がチオタウリン又はヒポタウ
    リンである、請求項1記載の環境ストレス防止外用組成
    物。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の環境ストレス
    防止外用組成物において、この組成物中にさらにヒドロ
    キシカルボン酸類が配合されている、環境ストレス防止
    外用組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024600A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Naris Cosmetics Co Ltd アクロレイン付加体形成阻害剤、及びそれを含有する皮膚抗老化外用剤および抗老化飲食品
CN110799828A (zh) * 2017-07-28 2020-02-14 巴斯夫欧洲公司 一种城市污染环境模拟装置

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