JPH10330058A - 昇降装置および昇降搬送装置 - Google Patents

昇降装置および昇降搬送装置

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JPH10330058A
JPH10330058A JP13668697A JP13668697A JPH10330058A JP H10330058 A JPH10330058 A JP H10330058A JP 13668697 A JP13668697 A JP 13668697A JP 13668697 A JP13668697 A JP 13668697A JP H10330058 A JPH10330058 A JP H10330058A
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JP
Japan
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drive gear
rail
gear
locking portion
driving
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Pending
Application number
JP13668697A
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English (en)
Inventor
Masami Mochizuki
政美 望月
Nobutoshi Morita
信稔 守田
Susumu Makigami
進 巻上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMOE DENKI KOGYO KK
Original Assignee
TOMOE DENKI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】速かつ安定走行を実現でき、しかも、騒音を抑
えることができて、低コストで構成することができる昇
降装置および昇降搬送装置を提供する。 【解決手段】昇降するための走行装置100と、昇降範
囲内に設置されて走行装置を案内する軌条3とを有す
る。走行装置100は、駆動用の駆動ギア120と、こ
の駆動ギア120を駆動する機構とを備える。軌条3
は、駆動ギア120とかみ合う係止部321を上記駆動
ギア120のピッチに対応して一定ピッチで配列した係
止部配列体320を備える。走行装置100および軌条
3は、上記駆動ギア120の係止部配列体320に対す
るかみ合い深さが予め設定した範囲となるように規制す
る駆動ギア案内機構4を備える。駆動ギア案内機構4
は、軌条側に設けられる規制部材430と、駆動ギア1
20側に設けられ、規制部材430に接して転動する転
動部材410とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直ないし急勾配
を走行するための昇降装置、および、垂直ないし急勾配
の状態で資材等を搬送するための昇降搬送装置に係り、
特に、高速安定走行が可能な昇降装置およびそれを用い
た昇降搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高層建築物、鉱山の縦坑および斜坑、傾
斜面等において、資材等を搬送するために、種々の昇降
搬送装置が設けられている。例えば、エレベータ、ケー
ブルカー等が設けられている。エレベータ、ケーブルカ
ーは、いずれもケーブルを用いるものであって、ケーブ
ルの巻き上げ・巻下げによって昇降搬送を行なう。その
ため、ケーブルの巻き上げ・巻下げのための設備が必要
である。エレベータは、垂直搬送に好適であり、一方、
ケーブルカーは、傾斜面での搬送に適している。ただ
し、いずれもケーブルの長さで昇降範囲が決定される。
【0003】このようなケーブル式の昇降装置には、次
のような問題がある。すなわち、例えば、高層建築物の
ように、建物の高さが延びるような場合、鉱山の坑道が
延びる場合等のように、対象の延びと共に昇降装置の昇
降範囲が長くならざるを得ない。また、工事箇所が段階
的に移動する場合、それに伴って、昇降範囲も移動せざ
るを得ない。
【0004】このような場合、エレベータ、ケーブルカ
ーは、いずれもケーブルの巻き上げ・巻下げのための設
備の移設が必要となり、そのための工事が必要となる。
また、ケーブルの交換等も必要となるという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、ラック
・ピニオンを用いて昇降を行う昇降装置が考えられる。
すなわち、搬送領域に設置されたラックに、ピニオンを
かみ合わせ、このピニオンを駆動して昇降搬送を行なう
昇降搬送装置が考えられる。この装置は、ラックの長さ
を延長することで、昇降範囲を容易に延長することが可
能である。また、ラックの設置位置を変更することで、
昇降範囲を容易に移動することができる。
【0006】しかし、ラックとピニオンのかみ合い深さ
を一定にすることが容易でないという問題がある。特
に、高速で昇降させる場合、ラックとピニオンのかみ合
い深さが望ましい位置に保持されないと、ピニオンの回
転が円滑に行えず、走行安定性に欠けることとなる。そ
れに伴って、騒音が発生したり、高速に搬送できなくな
るという問題が発生する。特に、工事現場に設置される
昇降搬送装置の場合、仮設であるため、コスト上昇につ
ながる遮音対策等が施されないため、騒音の問題は無視
できない。ビル工事の場合、環境対策を考慮すると、コ
ストを上昇せずに騒音を低減することが望まれる。
【0007】本発明の目的は、高速かつ安定走行を実現
でき、しかも、騒音を抑えることができて、低コストで
構成することができる昇降装置および昇降搬送装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様によれば、昇降するための走行
装置と、昇降範囲内に設置されて走行装置を案内する軌
条とを有する昇降装置において、上記走行装置は、駆動
用の駆動ギアと、この駆動ギアを駆動する機構とを備
え、上記軌条は、駆動ギアとかみ合う係止部を上記駆動
ギアのピッチに対応して一定ピッチで配列した係止部配
列体を備え、かつ、上記走行装置および軌条は、上記駆
動ギアの係止部配列体に対するかみ合い深さが予め設定
した範囲となるように規制する駆動ギア案内機構を備
え、上記駆動ギア案内機構は、上記軌条側に設けられる
規制部材と、上記駆動ギア側に設けられ、上記規制部材
に接して転動する転動部材とを有し、上記規制部材は、
転動部材の変位を規制するものであることを特徴とする
昇降装置が提供される。
【0009】また、本発明の第2の態様によれば、搬送
物を積載するための搬送架台と、上記搬送架台に少なく
とも1台設けられ、該搬送架台を昇降するための走行装
置と、昇降範囲内に設置されて走行装置を案内する軌条
と、上記軌条を支持する塔とを有し、間に上記搬送架台
を移動自在の間隔で挟むように配置され、それぞれで上
記軌条を支持する二つの塔とを備え、上記走行装置は、
駆動用の駆動ギアと、この駆動ギアを駆動する機構とを
備え、上記軌条は、上記二つの塔に少なくとも一つずつ
設置され、かつ、駆動ギアとかみ合う係止部を上記駆動
ギアのピッチに対応して一定ピッチで配列した係止部配
列体を有し、上記走行装置および軌条は、上記駆動ギア
の係止部配列体に対するかみ合い深さが予め設定した範
囲となるように規制する駆動ギア案内機構を備え、上記
駆動ギア案内機構は、上記軌条側に設けられる規制部材
と、上記駆動ギア側に設けられ、上記規制部材に接して
転動する転動部材とを有し、上記規制部材は、転動部材
の変位を規制するものであることを特徴とする昇降搬送
装置が提供される。
【0010】上記昇降装置および昇降搬送装置におい
て、上記駆動ギアは、2個設けられると共に、それぞれ
の回転面が同一平面上に位置する構成とすることができ
る。
【0011】また、上記係止部配列体は、上記2個の駆
動ギア対応に2列設けられる構成とすることができる。
【0012】さらに、上記駆動ギアと上記係止部配列体
とは、上記係止部配列体が上記二つの駆動ギアの間に置
かれ、かつ、二つの駆動ギアの対向面でそれぞれ対応す
る係止部配列体とかみ合う向きに配置されることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の昇降装置およびそ
れを用いた昇降搬送装置の実施の形態について、図面を
参照して説明する。
【0014】図7〜図10に、上記昇降装置を用いて昇
降搬送装置の一例の構成を示す。これらの図を参照し
て、まず、昇降搬送装置について説明する。
【0015】図7に示す昇降搬送装置は、平行に並ぶ二
つの塔5、5と、これらに挟まれて昇降する移動体1と
で構成される。塔5、5は、例えば、高層ビル等の建築
現場において、ビルに併設して構築され、ビルが高くな
るに伴って、これらの塔5も順次延長されて高くなるよ
うに構成される。これは、ビル構築用の各種資材、機材
を供給するためのものである。これらの塔5、5は、建
設されるビルの高さにあわせて、例えば、数十メートル
から数百メートルの長さとすることができる。なお、図
7の例では、塔5、5は、鉛直に設置される。ただし、
本発明は、これに限定されない。また、図7に示す昇降
搬送装置は、ビル工事の期間のみ設置され、工事が完了
した時点で、取り外される。すなわち、仮設の装置であ
る。
【0016】塔5、5には、互いに対向する面に、軌条
3が上下方向に延びるようにそれぞれ設置されている。
この軌条3は、図8に示すように、2本のレール部材3
10を有する。また、同図に示すように、本実施の形態
では、軌条は、それぞれの塔5、5に1組ずつ設置され
る。これは、約8トンの荷重を搬送架台200に積載し
て乗降するための装置として構成されている。ただし、
各塔5、5に二組以上の軌条3を設けてもよい。その場
合には、負荷を分担させることができるので、荷重のさ
らに大きな積み荷を昇降させることが可能となる。
【0017】図7および図9に示すように、移動体1
は、二つの塔5、5の間に、昇降可能に位置する搬送架
台200と、各塔5、5の軌条3に沿って走行し、上記
搬送架台200を昇降させる2台の走行装置100とを
有する。図7に示すように、走行装置100は、搬送架
台200の下部に設置されている。図7には、移動体1
が塔5、5の上方と下方の2箇所に位置しているが、こ
れは、上下に移動することを示すためであって、本実施
の形態では、移動体1の設置台数は1台である。なお、
移動体を2台またはそれ以上設けることもできる。
【0018】走行装置100と軌条3とで、昇降装置が
構成される。走行装置100は、図10に示すように、
レール部材310に走行装置100が装着された状態で
レール部材310に沿って自走して昇降する。走行装置
100に昇降は、図示していない制御装置によって制御
される。また、図示していないが、走行装置100に対
する給電を行なうための給電線および集電器が設けられ
る。また、制御信号を伝達するための情報伝達手段も設
けられる。情報伝達手段は、例えば、無線通信手段を利
用することができる。
【0019】搬送架台200は、図7に示すように、荷
重を支持するための支持構造体210と、その上に設け
られ、積み荷が載置される荷台220と、荷台220の
周囲に設けられる枠230とを有する。なお、荷台22
0には、軌道を走行する搬送台車をそのまま載置できる
ように、軌道を設けてもよい。
【0020】次に、図1〜図6に示す本発明の昇降装置
の走行装置および軌条について、説明する。
【0021】上述したように、昇降装置は、走行装置1
00と軌条3と、駆動ギア案内機構4とで構成される。
軌条3は、2本一組のレール部材310で構成される。
走行装置100は、2本のレール部材310に対応し
て、二組の走行系を共通のベース上に対称的に配置した
構造となっている。駆動ギア案内機構4は、走行装置の
走行系と2本一組のレール部材310との位置関係を適
切に保持するための機構であって、本例では、レール部
材310側に設けられる要素と、走行装置100側に設
けられる要素とで構成される。
【0022】まず、軌条3の構造について説明する。軌
条3は、図4に示すように、レール部材310と、この
レール部材310を塔5に固着するレール固定体330
と、レール部材310に取付けられるピン配列体320
とで構成される。
【0023】レール部材310は、二つの平行部311
とこれに挟まれる垂直部313とで断面I字形をなすI
形材を用いて構成される。I形材としては、例えば、I
形鋼等が用いられる。平行部311の一方は、塔5への
取付部として機能する。平行部311の他方は、走行装
置100が軌条3から脱落することを防止するため、後
述する第1ガイドローラ160が外れないように規制す
る規制部材として機能する。また、このレール部材31
0は、数メートル、例えば、3m単位で形成され、順次
つなげることにより、レールを延長することができる。
【0024】レール固定体330は、図4に示すよう
に、塔5側のフレーム500に固着された取付座板33
1と、2本のレール部材310を固定するための基板3
33と、これらを固定するためのボルト335およびナ
ット337とを有する。レール部材310は、上述した
取付座板331および基板333を通して突出されたボ
ルト315を、平行部311に設けられた孔319に通
して、ナット317により固着される。レール部材31
0は、2本一組が平行に配置される。なお、取付座板3
31は、予め塔5のフレーム500に、溶接等の手段で
固定される。また、レール部材310も、基板333に
溶接等の手段で固定してもよい。
【0025】ピン配列体320は、後述する駆動ギア1
20とかみ合って、駆動ギア120を相対移動させるた
めのものであって、駆動ギア120とかみ合う係止部を
上記駆動ギア120のピッチに対応して一定ピッチで配
列した係止部配列体を構成する。すなわち、この係止部
配列体は、ラック・ピニオンのラックのように機能す
る。上記ピン配列体320は、係止部として機能するピ
ン310を有する。このピン310は、例えば、円柱材
で形成され、ラックの歯のように一定ピッチで1列に配
置される。ピッチは、例えば、100mm程度に設定す
ることができる。もちろん、これに限定されない。ま
た、この実施の形態では、ピンを用いたが、同様に機能
するものであれば、これに限られない。もちろん、ラッ
クを用いることもできる。ただし、ピン配列体は、製作
が容易であり、長尺の軌条を構成することに好適であ
る。また、コストの面でも、ピン配列体は、安価に製作
できて好ましいといえる。特に、仮設の昇降装置の場
合、コスト面での利点は、重要である。
【0026】このピン配列体320は、具体的には、図
4および図6に示すように、ピン321と、その両端で
このピンを支持するピン支持体323と、このピン支持
体323を上記レール部材310の垂直部313に取り
付けて固定するための取付板325と、この取付を行う
ボルト327およびナット329とで構成される。ピン
321は、ピン支持体323に、例えば、溶接で固着さ
れる。ピンが複数個、ピン支持体323に取付けられる
ことで、ピン配列体320は、梯子状の構造となる。こ
の場合、ピン321の配列ピッチは、これとかみ合う駆
動ギア120のピッチと一致するように決められる。
【0027】上記ピン配列体320は、図2および図4
に示すように、2本平行に並ぶレール部材310の垂直
部313の非対向面に取付けられている。すなわち、図
2に示すように、二つの駆動ギア120で挟まれる位置
関係となるように、二つの駆動ギア120の内側で、か
つ、二つのレール部材の垂直部313の外向き面に配置
される。具体的には、垂直部313に取付部325を重
ね、ボルト327およびナット329で締め付けて固着
する。
【0028】上述したように、ピン配列体320は、上
記ピン支持体323によってピンが梯子状に支持され
る。ただし、本実施の形態では、ピン支持体323は、
駆動ギア案内機構4の構成要素の一部でもある。詳細に
ついては後述する。
【0029】次に、走行装置100について説明する。
走行装置100は、図3に示すように、同一の構成を有
し、ベース110上に対称的に配置された二つ一組の走
行系で構成される。これらの走行系は、駆動ギア120
と、該駆動ギア120を駆動するための減速機130お
よびモータ140と、ブレーキ150とからなる駆動機
構と、第1ガイドローラ160と、第2ガイドローラ1
70とからなる走行案内機構とを有する。
【0030】ベース110は、図1、図2、図3および
図5に示すように、チャネル材で構成される支持部材1
11と、この支持部材に固着された駆動ギア支持部材1
13と、第1ガイドローラ支持部材115と、第2ガイ
ドローラし辞部材117および119とを有する。ベー
ス110は、これらの図に示すように、チャネル材を横
向きに配置して構成される。このベース110は、図示
を省略しているが、搬送架台200と連結されている。
【0031】駆動ギア120は、ラック・ピニオンのピ
ニオンに相当するギアであって、減速機130を介して
モータ140で駆動され、走行装置を走行させるための
ものである。二つの駆動ギア120は、それらの回転面
が同一平面に位置し、互いに逆方向に回転して、同方向
に昇降駆動するための推進力を出力する。この駆動ギア
120は、後述する減速機130によって回転駆動され
る駆動軸123の一端側に固定される。駆動軸123
は、駆動軸支持部材113に軸受け125を介して支持
される。軸受け125は、ベアリングを有し、駆動軸1
23を回動自在に受ける。駆動軸123の他端側には、
減速機130が連結される。
【0032】駆動ギア120は、図1および図2に示す
ように、刃先121がピン配列体320のピン321と
かみ合うように配置される。すなわち、二つの駆動ギア
120は、それぞれの回転面が二つのレール部材310
が配置されている面と平行となると共に、それらの間
に、レール部材310が位置し、かつ、二つの駆動ギア
120の対向面側で上記ピン配列体320とかみ合うよ
うに配置される。また、駆動ギア120は、そのピッチ
サークルとピン配列体320のピッチサークル(半径無
限大)とが一致するように位置決めされる。この位置の
維持は、後述する駆動ギア案内機構4によってなされ
る。このように駆動ギア120とピン配列体320のピ
ッチサークルを一致させるように位置決めすることによ
り、駆動ギア120とピン配列体320とが適切な深さ
でかみ合うこととなり、駆動ギア120が円滑に回動で
きて、安定に走行することができる。また、騒音も低減
される。
【0033】減速機130は、モータ140の回転を減
速して、必要な速度で走行できるようにすると共に、昇
降に必要なトルクを出力する。また、この減速機130
は、二つの入力軸を有し、一方の軸にモータ140が連
結され、他方の軸には、ブレーキ150が連結されてい
る。モータ140とブレーキ150とを入れ替えること
もできる。
【0034】モータ140は、例えば、サーボモータで
構成され、図示していない制御装置の制御によって駆動
される。二つの駆動ギア120対応の二つのモータ14
0は、制御装置によって同期して運転され、走行装置1
00を円滑に走行させることができる。また、図示して
いない制御装置には、図示していないセンサからの信号
が入力される。例えば、位置センサ、速度センサ、荷重
センサ等が接続され、走行装置をそれらの信号を参照し
て駆動制御する。また、モータ140は、発電機として
も機能し、発電制動、回生制動等によって電気的に制動
が行えるようになっている。
【0035】ブレーキ150は、減速機130に連結さ
れ、走行装置100の制動、および/または、停止時に
停止状態を維持するために用いられる装置である。例え
ば、電磁ブレーキで構成され、通電時にブレーキを開放
し、非通電時にブレーキを作動させる、いわゆる、負作
動ブレーキを用いることができる。ブレーキ150も、
二つの走行装置100対応に2台存在し、これらは同期
して動作するよう、制御装置(図示せず)によって制御
される。なお、本実施の形態では、このブレーキ150
を減速機130に連結しているが、本発明は、これに限
定されない。例えば、モータに直接連結してもよい。ま
た、他の駆動部に設けてもよい。
【0036】第1ガイドローラ160は、ベース110
の中央部の前後(上部および下部)にそれぞれ設けられ
る。上部および下部の第1ガイドローラ160は、同一
の構造及び機能を有するため、まとめて説明する。この
第1ガイドローラ160は、図3および図6に示すよう
に、二つのレール部材310に対応して二つ設けられて
いる。ローラ161と、ベアリング163と、ベアリン
グ163を介してローラ161を回動自在に支持する支
軸165と、支軸165を支持する支軸支持部材167
と、支軸支持部材167を第1ガイドローラ支持部材1
15に取り付けるための取付板169とを有する。ここ
で、支軸165と、支軸支持部材167と、取付板16
9とは、本実施の形態では、二つの第1ガイドローラ1
60において共用される構造となっている。もちろん、
それぞれ別個独立に設ける構造としてもよい。
【0037】ローラ161は、図3、図5および図6に
示すように、レール部材310の二つの平行部311、
311間に位置し、走行装置100の走行と共に転動す
る。それによって、走行装置100がレール部材310
から外れないように案内する。このローラ161は、例
えば、金属等によって形成することができる。
【0038】第2ガイドローラ170は、ベース110
の下部の左右に設けられる。また、第2ガイドローラ1
70は、上記駆動ギア120に対応するもので、駆動ギ
ア120と同様に、二つのレール部材310の外側に位
置する。この第2ガイドローラ170は、ローラ171
と、ベアリング173と、ベアリング173を介してロ
ーラ171を回動自在に支持する支軸175とを有す
る。支軸175は、118、119…支軸固定部材で固
定され、第2ガイドローラ支持部材117によってベー
ス110に支持される。
【0039】ローラ171は、図6に示すように、ピン
配列体320のピン支持体323の先端面に接して、走
行装置100の走行と共に転動する。それによって、走
行装置100がレール部材310から横ずれしないよう
に案内する。このローラ171は、例えば、鋼鉄等の金
属によって形成することができる。なるべく摩擦の小さ
いものが好ましい。
【0040】駆動ギア案内機構4は、走行装置100側
の要素と、軌条3側の要素とで対をなして構成される。
すなわち、走行装置100側の要素として、駆動ギア1
20のボス122に嵌め込まれた滑りリング420と、
その滑りリング420の外側に、滑動自在に嵌め込まれ
たガイドホイール410とが備えられる。これらは、駆
動ギア120の両面に装着され、キャップ124および
126でそれぞれ外れないように支持される。一方、軌
条3側の要素として、一端が上記ガイドホイール410
と接してガイドホイール410の半径方向の変位を規制
する規制部材430が備えられる。
【0041】この駆動ギア案内機構4は、二つの駆動ギ
アと共に、対称的に配置される。すなわち、一方の駆動
ギア120のガイドホイール410および規制部材43
0と、他方の駆動ギア120のガイドホイール410お
よび規制部材430とが対称的に配置される。
【0042】ガイドホイール410は、転動しつつ、上
記規制部材430の端部、すなわち、規制端431と接
触して、駆動ギア120が、その駆動軸123と平行な
方向への変位を阻止するように規制する。つまり、駆動
ギア120の刃先121と、ピン配列体320のピン3
21とのかみ合い深さが変化しないように維持する。こ
のかみ合い深さの設定は、ガイドホイール410の外径
と、規制部材430の規制端431の位置とで決めるこ
とができる。ガイドホイール410は、例えば、摩擦の
少ない金属で形成される。
【0043】滑りリング420は、駆動ギア120のピ
ッチサークルの半径とガイドホイールの半径とに差があ
ることによる周速差を吸収するためのものである。すな
わち、ガイドホイール410が滑りリング420に対し
て滑ることにより、ガイドホイール410が駆動ギア1
20とが同じ周速となるように転動することが可能とな
る。この滑りリング420としては、ガイドホイール4
10との関係で、摩擦が少なく、滑りやすい材料が好ま
しい。例えば、ナイロン製ブッシュ等を用いることがで
きる。
【0044】ここで、規制部材430は、本実施の形態
の場合、図4に示すように、ピン支持部体323によっ
て構成されている。すなわち、規制部材430をピン支
持部材323と兼用している。これにより、少ない部材
で、駆動ギア案内機構4を構成することができる。その
ため、規制部材430、すなわち、ピン支持体323
は、その位置、すなわち、ピン320を挟む間隔を、上
記ガイドホイール410の間隔と一致するように決めら
れる。なお、規制部材430は、ピン支持体323とは
別に設けることもできる。
【0045】また、ガイドホイール410も、駆動軸1
23の変位を規制すること、すなわち、駆動ギア120
とピン配列体320とのかみ合い深さを一定に保持する
ことができるのであれば、駆動ギア120に装着する構
造としなくてもよい。ただし、ガイドホイール410を
駆動ギア120のボス122に装着することにより、ガ
イドホイール410を駆動ギア120と同軸は位置する
ことが容易になること、および、回動する駆動ギア12
0側の要素の構造を簡単化することができる。
【0046】さらに、滑りリング420も、同様に機能
するものであれば、他の部材とすることもでき、本実施
の形態のものに限られない。例えば、ベアリングとする
ことも可能である。ただし、構造的には、滑りリング4
20は、簡単な構造体であり製作が容易であり、かつ、
安価に製作することができる。また、メンテナンス、交
換等も簡単である。
【0047】次に、上記のように構成された本実施の形
態の昇降装置および昇降搬送装置の動作について説明す
る。
【0048】ここでは、図7に示す昇降搬送装置を駆動
させることについて説明する。この昇降搬送装置では、
2台の走行装置100を有するので、この2台の走行装
置100を協調して動作させる。説明を簡単にするた
め、以下では、1台の走行装置100についての動作と
して説明するが、常に、2台の走行装置が同じように動
作していることは言うまでもない。
【0049】本実施の形態の昇降搬送装置は、図示して
いない制御装置から走行指示、例えば、上昇の指示を受
けると、二つのモータ140が回転し、モータ140の
それぞれの回転が減速機130を介して駆動ギア120
に伝達される。これと共に、ブレーキ150を解除す
る。これにより、各駆動ギア120は、それぞれの歯先
121が、ピン配列体320で順次並ぶピン321に順
次かみ合って、回動する。これにより、走行装置100
は、上昇を開始する。
【0050】この時、駆動ギア120に装着されている
二つのガイドホイール410は、ピン配列体320のピ
ン支持部材323、すなわち、規制部材430の規制端
431と接して、駆動ギア120と同じ周速で転動す
る。一方、滑りリング420は、駆動ギア120のボス
122と共に回動する。この滑りリング420の外周の
周速は、駆動ギア120の周速より小さい。ここで、滑
りリング420外周とガイドホイール410の内周との
間で滑りが生じて、この周速差が吸収される。このた
め、ガイドホイール410が駆動ギア120と同じ周速
で転動できるので、駆動ギア120に対する走行抵抗を
増大させることを防いでいる。
【0051】ガイドホイール410は、規制部材430
と接触するため、ガイドホイール410の半径と、規制
部材430の高さとで一定の間隔が規定され、駆動ギア
120とピン配列体320とのかみ合い深さが深くなる
こが阻止される。一方、二つの駆動ギア120は、共に
共通のベース110に接地されているので、二つの駆動
ギア120の駆動軸123は、平行に配置された状態が
保持される。しかも、二つの駆動ギア120について、
それぞれのガイドホイール410と規制部材430とに
よるかみ合い深さの規制は、一方の駆動ギア120につ
いて、かみ合い深さが浅くなる方向に変位が生じると、
他方の駆動ギア120について、かみ合い深さが深くな
る方向の変位となる。そのため、二つの駆動ギア120
についてのガイドホイール410と規制部材430とに
よるかみ合い深さの規制は、互いに逆向きになる。従っ
て、二つの駆動ギア120は、かみ合い深さが深くなる
方向、および、浅くなる方向のいずれもが規制されるの
で、かみ合い深さが一定の位置に維持される。これは、
高速性能と低騒音に寄与する。
【0052】また、第1ガイドローラ160は、ベース
110の上部側および下部側の各々一対設けられるの
で、走行装置100を安定に走行させるためのガイドと
して機能する。その際、ローラ161がレール部材31
0の平行部311、311との間に挟まれて転動する。
このローラ161は、平行部311、311で規制され
るため、走行装置100が軌条3から外れることが防止
される。さらに、ベース110が軌条3に対して遠ざか
ったり、近づいたりすることも制限される。
【0053】一方、第2ガイドローラ170は、ローラ
171が規制部材430の規制端431に接して転動す
る。この第2ガイドローラ170についても、上述した
ガイドホイール410の場合と同様に、二つの第2ガイ
ドローラによって、互いに逆向きの変位が規制されるの
で、ベース110が横ぶれすることを防止している。
【0054】これらの第1ガイドローラ160と第2ガ
イドローラ170とにより、図7に示す搬送荷台200
が、二つの塔5、5間で揺れることが防止される。これ
により、昇降が安定に行える。また、揺れに伴う接触/
非接触の繰返しが低減され、それによって生じる騒音も
低減される。
【0055】次に、図示しない制御装置から停止の指示
を受けると、モータ140は、制動状態に移行し、目標
位置に向けて減速を開始する。目標位置に達した時点
で、ブレーキ150が作動され、その位置で、走行装置
100は停止する。
【0056】以上に述べた実施の形態は、高層建築、特
に、ビル建築現場に適用する昇降搬送装置の例を述べた
が、本発明は、これに限定されない。例えば、鉱山の縦
坑、斜坑等に設置することができる。また、斜面に設置
することもできる。さらに、上述した実施の形態では、
工事現場に仮設する例を述べたが、本発明は、これに限
定されない。恒久的な設定であってもよい。例えば、重
量物昇降搬送用のエレベータとして設置するこができ
る。
【0057】また、上述した実施の形態では、昇降装置
の要素としてピン配列体を用いているが、本発明はこれ
に限定されない。すなわち、駆動ギアが回動自在にかみ
合うことができて、それによって、駆動ギアが相対移動
することができるものであればよい。
【0058】
【発明の効果】本発明は、駆動ギアと係止部配列体との
かみ合い深さが望ましい位置に保持できて、ピニオンの
回転が円滑に行なうことができて、高速かつ安定走行を
実現でき、しかも、騒音を抑えることができて、低コス
トで構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の昇降装置の走行装置および
軌条の構成の一例を示す平面図。
【図2】 図2は、図1に示す昇降装置の走行装置およ
び軌条のA−A線断面図。
【図3】 図3は、図1に示す昇降装置の走行装置のA
−A線断面図。
【図4】 図4は、図1に示す昇降装置の軌条のA−A
線断面図。
【図5】 図5は、走行装置のおよび軌条の一部を示す
拡大断面図。
【図6】 図6は、図1に示す昇降装置の走行装置およ
び軌条のB−B線断面図。
【図7】 図7は、上記昇降装置を有する昇降搬送装置
の全体を示す正面図。
【図8】 図8は、上記昇降搬送装置の塔を内側からが
見た側面図。
【図9】 図9は、上記昇降搬送装置の上面を示す上面
図。
【図10】 図10は、上記昇降搬送装置の架台と塔と
の関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…移動体、100…走行装置、110…ベース、11
1…支持部材、113…駆動軸支持部材、114…減速
機支持部材、115…第1ガイドローラ支持部材、11
7…第2ガイドローラ支持部材、118、119…支軸
固定部材、120…駆動ギア、121…歯、123…駆
動軸、125…軸受け、127…ベアリング、130…
減速機、140…モータ、150…ブレーキ、160…
第1ガイドローラ、161…ローラ、163…ベアリン
グ、165…支軸、167…支軸支持部材、169…取
付板、170…第2ガイドローラ、171…ローラ、1
73…ベアリング、175…ローラ軸、200…搬送架
台、210…支持構造体、220…荷台、230…枠、
3…軌条、310…レール部材、311…平行部、31
3…垂直部、315…ボルト、317…ナット、320
…ピン配列体、321…ピン、323…ピン支持体、3
25…取付板、327…ボルト、329…ナット、33
0…レール固定体、331…取付座板、333…基板、
335…ボルト、337…ナット、4…駆動ギア案内機
構、410…ガイドホイール、420…滑りリング、4
30…規制部材、431…規制端、5…塔、500…フ
レーム
フロントページの続き (72)発明者 巻上 進 静岡県駿東郡小山町棚頭字高天秤224番地 12 トモエ電機工業株式会社富士小山事業 所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降するための走行装置と、昇降範囲内
    に設置されて走行装置を案内する軌条とを有する昇降装
    置において、 上記走行装置は、駆動用の駆動ギアと、この駆動ギアを
    駆動する機構とを備え、 上記軌条は、駆動ギアとかみ合う係止部を上記駆動ギア
    のピッチに対応して一定ピッチで配列した係止部配列体
    を備え、かつ、 上記走行装置および軌条は、上記駆動ギアの係止部配列
    体に対するかみ合い深さが予め設定した範囲となるよう
    に規制する駆動ギア案内機構を備え、 上記駆動ギア案内機構は、上記軌条側に設けられる規制
    部材と、上記駆動ギア側に設けられ、上記規制部材に接
    して転動する転動部材とを有し、上記規制部材は、転動
    部材の変位を規制するものであることを特徴とする昇降
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の昇降装置において、 上記駆動ギアは、2個設けられると共に、それぞれの回
    転面が同一平面上に位置し、上記係止部配列体は、上記
    2個の駆動ギア対応に2列設けられ、 上記駆動ギアと上記係止部配列体とは、上記係止部配列
    体が上記二つの駆動ギアの間に置かれ、かつ、二つの駆
    動ギアの対向面でそれぞれ対応する係止部配列体とかみ
    合う向きに配置されることを特徴とする昇降装置。
  3. 【請求項3】 搬送物を積載するための搬送架台と、 上記搬送架台に少なくとも1台設けられ、該搬送架台を
    昇降するための走行装置と、 昇降範囲内に設置されて走行装置を案内する軌条と、 上記軌条を支持する塔とを有し、 間に上記搬送架台を移動自在の間隔で挟むように配置さ
    れ、それぞれで上記軌条を支持する二つの塔とを備え、 上記走行装置は、駆動用の駆動ギアと、この駆動ギアを
    駆動する機構とを備え、 上記軌条は、上記二つの塔に少なくとも一つずつ設置さ
    れ、かつ、駆動ギアとかみ合う係止部を上記駆動ギアの
    ピッチに対応して一定ピッチで配列した係止部配列体を
    有し、 上記走行装置および軌条は、上記駆動ギアの係止部配列
    体に対するかみ合い深さが予め設定した範囲となるよう
    に規制する駆動ギア案内機構を備え、 上記駆動ギア案内機構は、上記軌条側に設けられる規制
    部材と、上記駆動ギア側に設けられ、上記規制部材に接
    して転動する転動部材とを有し、上記規制部材は、転動
    部材の変位を規制するものであることを特徴とする昇降
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の昇降搬送装置におい
    て、 上記駆動ギアは、2個設けられると共に、それぞれの回
    転面が同一平面上に位置し、上記係止部配列体は、上記
    2個の駆動ギア対応に2列設けられ、 上記駆動ギアと上記係止部配列体とは、上記係止部配列
    体が上記二つの駆動ギアの間に置かれ、かつ、二つの駆
    動ギアの対向面でそれぞれ対応する係止部配列体とかみ
    合う向きに配置されることを特徴とする昇降搬送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110182602A (zh) * 2019-07-05 2019-08-30 刘长林 一种高层户外货物升降投递装置
CN110424706A (zh) * 2019-07-15 2019-11-08 上海市建筑装饰工程集团有限公司 一种塔桅结构升降机构
RU2725993C1 (ru) * 2019-11-22 2020-07-08 Павел Владимирович Корчагин Система и способ механизированной эвакуации людей из здания в случае чрезвычайной ситуации

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