JPH10329758A - 自動車の可変車体構造 - Google Patents

自動車の可変車体構造

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JPH10329758A
JPH10329758A JP14164597A JP14164597A JPH10329758A JP H10329758 A JPH10329758 A JP H10329758A JP 14164597 A JP14164597 A JP 14164597A JP 14164597 A JP14164597 A JP 14164597A JP H10329758 A JPH10329758 A JP H10329758A
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JP
Japan
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rotating member
vehicle body
main body
vehicle
assembled state
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JP14164597A
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Yukinori Tsuchida
行▲徳▼ 土田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セダン形状とバン形状とに容易に切り替える
ことができかつ美観に優れた自動車の可変車体構造を提
供する。 【解決手段】 メインボディ1のルーフパネル2の後縁
部にはヒンジ8を介して第1回動部材12が取り付けら
れ、リヤパネル6の上端後端部には連結部材を介して第
2回動部材13が取り付けられている。ここで、第1回
動部材12はヒンジ8を回動中心として上下方向に回動
することができ、第2回動部材13は連結部材を回動中
心として上下方向に回動することができるようになって
いる。そして、第1回動部材12と第2回動部材13と
が第1の組立状態にセットされたときには、車体はバン
形状となり、第2の組立状態にセットされたときにはセ
ダン形状となる。ここで、バン形状とセダン形状の切り
替えは極めて容易であり、また車体はバン形状及びセダ
ン形状のいずれにおいても美観に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体をセダン形状
とバン形状とに容易に切り替えることができる美観に優
れた自動車の可変車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車としてはセダンタイプの
ものが普及しているが、普通のセダンタイプの乗用車で
は、大型荷物あるいは長い物品を積載するのが困難であ
るといった問題がある。かくして、大型荷物等を積載す
る機会が多い場合は、バンタイプ(ステーションワゴン
タイプ)の乗用車を購入するといった対応が考えられる
が、バンタイプの乗用車は一般には商用車的なイメージ
が強いので、バンタイプの乗用車の購入にはなかなか踏
み切れない場合が多い。
【0003】そこで、車体を適宜セダン形状とバン形状
に切り替えることができるようにした可変車体構造が提
案されている。例えば、特開昭57−4475号公報に
は、車体の後部を取り外し可能な構造とした上で、セダ
ン形状のカバーを装着するか、バン形状のカバーを装着
するかによって、車体をセダン形状とバン形状に切り替
えることができるようにしたものが開示されている。ま
た、実開昭63−28586号公報には、車体の後部の
一部をなし、前後方向に移動することができる可動リヤ
アッパボディユニットを設け、該可動リヤアッパボディ
ユニットが前側に位置するときにはセダン形状となり、
後側に位置するときにはバン形状となるようにした可変
車体構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
57−4475号公報に開示された従来の可変車体構造
では、車体の形状を切り替える際には、一方のカバーを
取り外し、他方のカバーを取り付けるといった作業が必
要であるので、該切り替え作業に多大な労力を要すると
いった問題がある。さらには、取り外されている方のカ
バーを収納する場所を必要とするといった問題もある。
また、実開昭63−28586号公報に開示された従来
の可変車体構造では、可動リヤアッパボディユニットが
メインボディを覆う形状となっているので、該可動リヤ
アッパボディユニットがメインボディよりも大柄なもの
となり、車体の各部の一体感ないしは整合感がなくな
り、見栄えが悪くなるといった問題がある。また、車体
がセダン形状のとき、すなわち可動リヤアッパボディユ
ニットが前側に配置されているときには、該可動リヤア
ッパボディユニットとメインボディとが重複するので、
搭乗者が違和感をもつといった問題もある。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、セダン形状とバン形状とに容
易に切り替えることができる美観に優れた自動車の可変
車体構造を提供することを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべく
なされた本発明にかかる自動車の可変車体構造は、メイ
ンボディのルーフパネルの後縁部に取り付けられ、該後
縁部近傍において車体幅方向に伸びる直線を回動軸とし
て上下方向に回動することができるようになっている第
1回動部材と、メインボディのリヤパネルの上端後端部
に取り付けられ、該上端後端部近傍において車体幅方向
に伸びる直線を回動軸として上下方向に回動することが
できるようになっている第2回動部材とが設けられ、第
1回動部材の幅がルーフパネルの幅とほぼ同じ寸法に設
定されるとともに、第2回動部材の先端部の幅が第1回
動部材の幅とほぼ同じ寸法に設定され、第1回動部材が
後方に向かって水平に伸びるように配置される一方、第
2回動部材が所定の傾斜角で前方に向かって上向きに伸
びるように傾斜配置される第1の組立状態においては、
第1回動部材の先端部と第2回動部材の先端部とが係合
してバン形状の車体を形成し、第1回動部材が所定の傾
斜角で後方に向かって下向きに伸びるように傾斜配置さ
れる一方、第2回動部材が前方に向かって水平に伸びる
ように配置される第2の組立状態においては、第1回動
部材の先端部と第2回動部材の先端部とが係合してセダ
ン形状の車体を形成するようになっていることを特徴と
するものである。
【0007】この自動車の可変車体構造においては、第
1回動部材と第2回動部材とを回動させて車体を第1の
組立状態にすれば車体がバン形状となり、第2の組立状
態にすればセダン形状となる。したがって、非常に簡単
な操作で、車体をバン形状とセダン形状に切り替えるこ
とができる。そして、車体がバン形状及びセダン形状の
いずれにあるときでも、第1回動部材及び第2回動部材
は、メインボディよりも大柄となることはなく、かつメ
インボディとは重複状態にならない。このため、バン形
状及びセダン形状のいずれにおいても、車体の各部の一
体感ないしは整合感が得られ、車体の美観が良好とな
る。
【0008】上記可変車体構造においては、車体が上記
第1の組立状態にあるときに、メインボディと第1回動
部材と第2回動部材とによって車体側部に形成される窓
部にガラスを挿入し又は撤去することができるガラス着
脱機構が設けられているのが好ましい。このようにすれ
ば、車体がバン形状にあるときに、車体側部に形成され
る窓部へのガラスの着脱が極めて容易となり、かつ該窓
部(ガラス)を自在に開閉することができる。
【0009】また、上記可変車体構造においては、ルー
フパネルの車体幅方向の寸法がリヤパネルの車体幅方向
の寸法よりも小さく設定されているのが好ましく、この
場合は、車体が上記第2の組立状態にあるときに、メイ
ンボディと第1回動部材と第2回動部材とによって車体
上部に形成される間隙部を閉止する閉止部材が設けられ
る。すなわち、一般に乗用車の車体においては、上部の
方が下部よりも車体幅方向の寸法が小さくなっている。
そして、このような形状の場合、第1回動部材と第2回
動部材とを第2の組立状態にすると、メインボディと両
回動部材との間には必然的に間隙部(隙間)が生じるこ
とになる。そこで、この間隙部を閉止する閉止部材が必
要となる。なお、この閉止部材にメインボディないしは
両回動部材と同一の外装を施しておけば、該閉止部材と
メインボディとの境界部、ないしは該閉止部材と両回動
部材との境界部がほとんど目立たなくなるので、車体の
一体感ないしは整合感が非常に良好となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1(a)〜(c)に示すように、本発
明にかかる可変車体構造を備えた自動車のメインボディ
1は、実質的に、ルーフパネル2と、ロアパネル3と、
サイドパネル4と、リヤパネル6とで構成されている。
ここで、このメインボディ1の側部には、ドア25(図
8、図9参照)を取り付けるためのドア用開口部5と、
タイヤハウス用切欠部7とが形成されている。そして、
このメインボディ1は、その上半部では上側ほど車体幅
方向の寸法が小さくなり、したがってルーフパネル2の
幅が最も短くなるといった形状となっている。すなわ
ち、図1(c)から明らかなとおり、このメインボディ
1の上半部は、後面立面視では、左右対称の略台形形状
をなしている。なお、一般に、普通の乗用車では、美観
的に好ましくかつ安定性も高いので、メインボディの形
状はこのような略台形形状とされている。
【0011】そして、ルーフパネル2の後縁部には、後
で説明する第1回動部材12(図2参照)を取り付ける
ためのヒンジ8(2個)が設けられている。また、リヤ
パネル6の上端後端部には、後で説明する第2回動部材
13(図2参照)を取り付けるための連結部材9(2
個)が設けられている。さらに、このメインボディ1に
は、該車体がバン形状となったときに形成される窓部2
1(図2参照)にガラス20(図2参照)を挿入し又は
撤去(抜去)するためのガラス着脱機構10と、後で説
明するように車体の下半部後面を開閉するためのロアゲ
ート11とが設けられている。
【0012】図2(a)〜(c)に示すように、ルーフ
パネル2の後縁部には、左右の2つのヒンジ8を介して
第1回動部材12が取り付けられている。ここで、第1
回動部材12は、左右のヒンジ8を通って車体幅方向に
伸びる直線を回動軸(回動中心)として、両矢印X1
2で示すように上下方向に回動することができるよう
になっている。他方、リヤパネル6の上端後端部には、
左右の2つの連結部材9(図1参照)を介して第2回動
部材13が取り付けられている。ここで、第2回動部材
13は、左右の連結部材9(図1参照)を通って車体幅
方向に伸びる直線を回動軸(回動中心)として、両矢印
1、Y2で示すように上下方向に回動することができる
ようになっている。
【0013】第1回動部材12は、その幅(車体幅方向
の寸法)がルーフパネル2の幅(車体幅方向の寸法)と
ほぼ等しくなるような形状に形成され、したがってこの
第1回動部材12の広がり面は略長方形となっている。
そして、この第1回動部材12にはこれを厚み方向に貫
通する略長方形の窓空き部14が設けられ、この窓空き
部14にガラス15がはめ込まれている。
【0014】第2回動部材13は、連結部材9(図1参
照)と連結される側の端部ではその幅がリヤパネル6の
幅とほぼ等しくなり、他方先端部ではその幅が第1回動
部材12の幅(すなわちルーフパネル2の幅)とほぼ等
しくなり、これらの端部間ではその幅が直線的に変化す
るような形状に形成され、したがってこの第2回動部材
13の広がり面は左右対称略台形となっている。そし
て、この第2回動部材13にはアッパゲート用切欠部1
6が設けられ、このアッパゲート用切欠部16には、後
で説明するように開閉可能なアッパゲート17が装着さ
れている。また、アッパゲート17にはこれを厚み方向
に貫通する略台形の窓空き部18が設けられ、この窓空
き部18にはガラス19がはめ込まれている。
【0015】そして、この自動車においては、第1回動
部材12が、ルーフパネル2との接続部から後方に向か
って水平に伸びるように配置される一方、第2回動部材
13が、サイドパネル4の後端面の傾斜角とほぼ同一の
傾斜角で、リヤパネル6との連結部から前方に向かって
上向きに伸びるように傾斜配置された状態(以下、これ
を「第1の組立状態」という)では、第1回動部材12
の先端部(後端部)と第2回動部材13の先端部(上端
部)とが係合(当接)して、バン形状の車体を形成する
ようになっている。他方、第1回動部材12が、上記傾
斜角で、ルーフパネル2との接続部から後方に向かって
下向きに伸びるように傾斜配置される一方、第2回動部
材13が、リヤパネル6との連結部から前方に向かって
水平に伸びるように配置された状態(以下、これを「第
2の組立状態」という)では、第1回動部材12の先端
部(下端部)と第2回動部材13の先端部近傍部(前端
近傍部)とが係合(当接)して、セダン形状の車体を形
成するようになっている。
【0016】図2(a)〜(c)は、第1回動部材12
と第2回動部材13とが第1の組立状態にセットされて
車体がバン形状となった状態を示している。この第1の
組立状態においては、車体の側部には、メインボディ1
(サイドパネル4及びリヤパネル6)と第1回動部材1
2と第2回動部材13とによって略ひし形の窓部21が
形成される。そして、この窓部21には、前記のガラス
着脱機構10(図1参照)によってガラス20が挿入さ
れ、又はこのガラス20が撤去(抜去)されるようにな
っている。
【0017】図3(a)〜(b)に示すように、車体が
バン形状となっているときには、アッパゲート17は、
その上端部近傍において車体幅方向に伸びる直線を回動
軸として、両矢印A1、A2で示すように上下方向に回動
することができるようになっている。ここで、アッパゲ
ート17は、A1位置にあるときには全開状態であり、
2位置にあるときには全閉状態である。また、ロアゲ
ート11は、その下端部近傍において車体幅方向に伸び
る直線を回動軸として、両矢印B1、B2で示すように上
下方向に回動することができるようになっている。ここ
で、ロアゲート11は、B1位置にあるときには全開状
態であり、B2位置にあるときには全閉状態である。か
くして、アッパゲート17とロアゲート11とを開閉す
ることにより、車体の後端面を開閉することができ、こ
れにより荷物の積み降ろしあるいは乗員の乗降が容易と
なる。なお、図2(a)〜(c)ではアッパゲート17
及びロアゲート11が全閉された状態が示され、図3
(a)〜(b)ではアッパゲート17及びロアゲート1
1が全開された状態が示されている。
【0018】図4(a)〜(c)は、第1回動部材12
と第2回動部材13とが第2の組立状態にセットされて
車体がセダン形状となった状態を示している。前記した
とおり、この自動車のメインボディ1は、その上半部で
は上側ほど車体幅方向の寸法が小さくなる形状、すなわ
ち後面立面視では左右対称の略台形となる形状となって
いるので、この第2の組立状態においては、メインボデ
ィ1(サイドパネル4及びリヤパネル6)と両回動部材
12、13との間には、必然的に間隙部22(隙間)が
生じることになる。
【0019】すなわち、図5に示すように、左右の2つ
の斜線を付した部分が間隙部22となる。そこで、この
左右の間隙部22を、それぞれ、図6に示すような左右
の閉止部材23で閉止するようにしている。この閉止部
材23にはメインボディ1ないしは両回動部材12、1
3と同一の外装が施されている。図7(a)〜(c)
は、左右の間隙部22にそれぞれ閉止部材23を装着し
た状態を示している。この状態においては、メインボデ
ィ1と両回動部材12、13と閉止部材23とは同一の
外装が施されているので、メインボディ1と閉止部材2
3との境界部、ないしは両回動部材12、13と閉止部
材23との境界部はほとんど目立たない。このため、車
体がセダン形状となっているときにおける車体の各部の
一体感ないしは整合感が非常に良好となる。
【0020】このように、車体がセダン形状となってい
るときには、第2回動部材13の下側はトランクルーム
となる。ここで、アッパゲート17を、バン形状となっ
ている場合と同様に開閉することにより、該トランクル
ームを開閉することができる。また、この場合において
もロアゲート11を開閉することができ、トランクルー
ムへの荷物等の出し入れが容易となる。なお、図7
(b)から明らかなとおり、車体がセダン形状にあると
きには、トランクルームの上端面には、窓ガラス19が
位置し、したがってトランクルームの上端面が透明とな
る。そこで、車体がセダン形状となっているときには、
第2回動部材13(アッパゲート17)の窓空き部18
ないしはガラス19を覆う被覆部材を設けて、トランク
ルーム内が見えないようにしてもよい。
【0021】かくして、本発明にかかる可変車体構造に
おいては、第1回動部材12と第2回動部材13とを回
動させて車体を第1の組立状態にすれば車体がバン形状
となり、第2の組立状態にすればセダン形状となる。し
たがって、非常に簡単な操作で、車体をバン形状とセダ
ン形状に切り替えることができる。
【0022】図8に、本発明にかかる可変車体構造を備
えた自動車がバン形状となっている状態を示す。なお、
図8に示す自動車では、ドア用開口部5にドア25が装
着され、またタイヤ26が装着されている。図8から明
らかなとおり、このバン形状となっている状態において
は、メインボディ1と両回動部材12、13とが非常に
滑らかにないしは自然につながっており、車体の各部の
一体感ないしは整合感が高められている。したがって、
自動車(車体)の美観が極めて良好である。
【0023】また、図9に、上記自動車がセダン形状と
なっている状態を示す。図9から明らかなとおり、この
ようにセダン形状となった状態においても、メインボデ
ィ1と両回動部材12、13とが非常に滑らかにないし
は自然につながっており、車体の各部の一体感ないしは
整合感が高められ、その美観が極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明にかかる可変車体構造を備え
た自動車の車体のメインボディの側面図であり、(b)
は(a)に示すメインボディの平面図であり、(c)は
(a)に示すメインボディの後面立面図である。
【図2】 (a)はバン形状となった状態における車体
の側面図であり、(b)は(a)に示す車体の平面図で
あり、(c)は(a)に示す車体の後面立面図である。
【図3】 (a)はアッパゲート及びロアゲートが開い
た状態における図2(a)と同様の図であり、(b)は
アッパゲート及びロアゲートが開いた状態における図2
(c)と同様の図である。
【図4】 (a)はセダン形状となった状態における車
体の側面図であり、(b)は(a)に示す車体の平面図
であり、(c)は(a)に示す車体の後面立面図であ
る。
【図5】 セダン形状なった状態における車体の斜視図
である。
【図6】 閉止部材の斜視図である。
【図7】 (a)は閉止部材を装着した状態における図
4(a)と同様の図であり、(b)は(a)に示す車体
の平面図であり、(c)は(a)に示す車体の後面立面
図である。
【図8】 本発明にかかる可変車体構造を備えた自動車
のバン形状となった状態における斜視図である。
【図9】 図8に示す自動車のセダン形状となった状態
における斜視図である。
【符号の説明】
1…メインボディ、2…ルーフパネル、3…ロアパネ
ル、4…サイドパネル、5…ドア用開口部、6…リヤパ
ネル、7…タイヤハウス用切欠部、8…ヒンジ、9…連
結部材、10…ガラス着脱機構、11…ロアゲート、1
2…第1回動部材、13…第2回動部材、14…窓空き
部、15…ガラス、16…アッパゲート用切欠部、17
…アッパゲート、18…窓空き部、19…ガラス、20
…ガラス、21…窓部、22…間隙部、23…閉止部
材、25…ドア、26…タイヤ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインボディのルーフパネルの後縁部に
    取り付けられ、該後縁部近傍において車体幅方向に伸び
    る直線を回動軸として上下方向に回動することができる
    ようになっている第1回動部材と、 メインボディのリヤパネルの上端後端部に取り付けら
    れ、該上端後端部近傍において車体幅方向に伸びる直線
    を回動軸として上下方向に回動することができるように
    なっている第2回動部材とが設けられ、 第1回動部材の幅がルーフパネルの幅とほぼ同じ寸法に
    設定されるとともに、第2回動部材の先端部の幅が第1
    回動部材の幅とほぼ同じ寸法に設定され、 第1回動部材が後方に向かって水平に伸びるように配置
    される一方、第2回動部材が所定の傾斜角で前方に向か
    って上向きに伸びるように傾斜配置される第1の組立状
    態においては、第1回動部材の先端部と第2回動部材の
    先端部とが係合してバン形状の車体を形成し、 第1回動部材が所定の傾斜角で後方に向かって下向きに
    伸びるように傾斜配置される一方、第2回動部材が前方
    に向かって水平に伸びるように配置される第2の組立状
    態においては、第1回動部材の先端部と第2回動部材の
    先端部とが係合してセダン形状の車体を形成するように
    なっていることを特徴とする自動車の可変車体構造。
  2. 【請求項2】 車体が上記第1の組立状態にあるとき
    に、メインボディと第1回動部材と第2回動部材とによ
    って車体側部に形成される窓部にガラスを挿入し又は撤
    去することができるガラス着脱機構が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載された自動車の可変車
    体構造。
  3. 【請求項3】 ルーフパネルの車体幅方向の寸法がリヤ
    ーパネルの車体幅方向の寸法よりも小さく設定されてい
    て、 車体が上記第2の組立状態にあるときに、メインボディ
    と第1回動部材と第2回動部材とによって車体上部に形
    成される間隙部を閉止する閉止部材が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載された自
    動車の可変車体構造。
JP14164597A 1997-05-30 1997-05-30 自動車の可変車体構造 Pending JPH10329758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102910215A (zh) * 2012-10-25 2013-02-06 大连理工大学 三杆式三厢变两厢轿车

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102910215A (zh) * 2012-10-25 2013-02-06 大连理工大学 三杆式三厢变两厢轿车

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