JPH10329628A - 車両搭載コンピュータシステム - Google Patents

車両搭載コンピュータシステム

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JPH10329628A
JPH10329628A JP9142263A JP14226397A JPH10329628A JP H10329628 A JPH10329628 A JP H10329628A JP 9142263 A JP9142263 A JP 9142263A JP 14226397 A JP14226397 A JP 14226397A JP H10329628 A JPH10329628 A JP H10329628A
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vehicle
computer
computer means
communication
communication means
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JP9142263A
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Inventor
Akito Yahara
昭人 矢原
Takahiro Ono
卓宏 小野
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の制御に直接関係する処理を行う第1の
コンピュータ手段と、パーソナルコンピュータなど車両
の制御に直接関係しない第2のコンピュータ手段とを効
果的に通信可能とする車両搭載コンピュータシステムを
提供する。 【解決手段】 第1のコンピュータ手段300と第2の
コンピュータ手段400との間を、たとえば、Ethe
rnetを用いたLAN方式、または、赤外線光を用い
た無線方式で相互通信可能とする。第2のコンピュータ
手段400は、電子メールなどパーソナルコンピュータ
自体の処理の他に、第1のコンピュータ手段300の制
御パラメータを修正などする場合に使用する。第2のコ
ンピュータ手段400は車両に搭載された移動電話機を
介して車両の外部装置とも無線通信可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両搭載コンピュー
タシステムに関するものであり、特に、本発明は車両の
動作に直接関係する制御処理を行う第1のコンピュータ
と、車両の動作には直接関係しないが第1のコンピュー
タの種々の支援処理、その他の処理を行う第2のコンピ
ュータと、これらのコンピュータ相互を通信させる通信
手段を有する車両搭載コンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗用車等の車両は、安全性の向
上、燃費の向上、排気ガスの最小化などの観点から、内
燃機関、操舵系統、制動系統などの車両の主要な装置の
高度な制御を行うため電子制御が進められている。また
最近は、車両の操作を簡単にし、よりよい乗車感および
良好な居住性を提供するため空調設備、照明器具などの
補助的な装置を高機能化するためこれら補助的な装置の
電子制御が試みられている。これら電子制御には通常、
コンピュータを用いている。また、GPSを用いたナビ
ゲーションシステム、移動電話機、テレビジョン装置な
ども車両に搭載されており、車両の電子情報機器の適用
が進んでいる。
【0003】また、ノート型パーソナルコンピュータに
代表される携帯用パーソナルコンピュータの高性能化、
小型化、低価格化等が進み、携帯用パーソナルコンピュ
ータが広く普及しており、そのような携帯用パーソナル
コンピュータを、必要に応じて、車両に搭載して、種々
の用途に使用可能にすることが試みられている。たとえ
ば、車両に搭載したパーソナルコンピュータから、直
接、コンピュータ・ネットワークを介して遠隔地にある
コンピュータと情報を交換することができる移動体電子
メールの普及が試みられており、そのような場合、車両
は移動する書斎または移動する作業空間となる。また、
車両の電子化が進むと、電子制御を行うマイクロコンピ
ュータなどの動作条件設定変更などが必要となるが、そ
のような設定変更にも携帯用パーソナルコンピュータの
使用が検討されている。
【0004】このように、最近の車両は、単なる輸送手
段の役割から安全でより一層の快適な走行を可能にする
輸送手段である他に、移動可能な居住空間、移動可能な
作業空間、趣味を行う空間の役割も持っている。そのた
め、上述した主要な装置、補助的な装置を制御するコン
ピュータ(このコンピュータを以下、第1のコンピュー
タ手段という)に加えて、携帯用コンピュータ、たとえ
ば、パーソナルコンピュータ(このコンピュータを以
下、第2のコンピュータ手段という)などを車両に搭載
可能にする電脳型車両の開発が試みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1のコンピュータ手
段は車両用に専用化されて車両のエンジンルームなどに
収容されており、それ自体、マンマシンコミュニケーシ
ョン手段を有しないから、たとえば、車両の運転条件の
変更などがあった場合、車両に第1のコンピュータ手段
を搭載したままでは、第1のコンピュータ手段に記憶し
て制御変数、運行パラメータなどを変更することができ
なかった。そのような場合、車両の製造会社に持ち込
む、あるいは、保守サービスを行う会社などに車両を持
ち込んで、第1のコンピュータ手段のメモリ内の必要な
パラメータなどを変更していた。そこで、第2のコンピ
ュータ手段を独立したパーソナルコンピュータとして使
用するばかりでなく、車両の運転条件の変更などのため
に第1のコンピュータ手段に設定されている種々の変数
などを第2のコンピュータ手段を用いて変更、修正など
をしたいという要望が出ている。しかしながら、これま
で、第1のコンピュータ手段と第2のコンピュータ手段
とのリンケージ(相互通信)を行う有効な方法が提案さ
れていない。勿論、2つのコンピュータ手段相互を相互
通信する手段は非常に多く提案されているが、車両に搭
載した状態での第1のコンピュータ手段と第2のコンピ
ュータ手段との相互接続(相互通信)を有効に行う方法
またはシステムはまだ提案されていない。
【0006】また、携帯用パーソナルコンピュータ(第
2のコンピュータ手段)を用いて電子メールを遂行する
には、車両に搭載している携帯電話機などの通信経路を
活用することが現実的であるが、これまで、携帯用パー
ソナルコンピュータと携帯電話機との接続は行われてい
ない。
【0007】したがって、本発明の目的は、電子制御式
車両において、車両の運行(動作)に直接関係する制御
処理を行う第1のコンピュータ手段と、車両の動作には
直接関係する処理は行わないが、第1のコンピュータ手
段の種々の変数の確認、変更などに使用する他、車両に
おいて種々の演算処理を行う第2のコンピュータ手段を
搭載可能にし、かつ、第1のコンピュータ手段と第2の
コンピュータ手段とを相互に通信可能にする車両搭載コ
ンピュータシステムを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、第2のコンピュータ
手段と外部の通信系統とを通信可能にする車両搭載コン
ピュータシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するため、本発明によれば、車両に搭載され車両の動作
時車両の動作に関する制御処理を行う第1のコンピュー
タ手段と、車両に搭載され前記第1のコンピュータ手段
で算出した車両の動作に関する情報または前記第1のコ
ンピュータ手段で使用するパラメータの変更あるいは条
件設定および前記車両の動作に直接関係しない情報を処
理する第2のコンピュータ手段と、前記第1のコンピュ
ータ手段と前記第2のコンピュータ手段とを相互に通信
する通信手段とを有する車両搭載コンピュータシステム
が提供される。
【0010】前記通信手段は無線通信手段を有する。無
線通信手段としては、好適には、赤外線による通信手段
を含み、前記第2のコンピュータ手段はキーボードおよ
びキーボードの操作結果を赤外線光として出力する赤外
線キーボードを有し、前記第1のコンピュータ手段は赤
外線受光手段および該赤外線受光手段で受光した光を電
気信号に変換する光電変換手段を有する。
【0011】前記通信手段は有線通信手段を有する。前
記通信手段は好適には、Ethernet通信手段を有
含み、前記第1のコンピュータ手段はEthernet
との接続端子を有し、前記第2のコンピュータ手段はE
thernetとの接続端子を有する。
【0012】好適には、前記第2のコンピュータ手段は
車両に搭載された移動電話装置に接続され、該移動電話
装置を介して車両外部の通信系統と接続される。
【0013】好適には、前記第2のコンピュータ手段の
本体は、助手席の前面のグローブボックス内に収容さ
れ、前記グローブボックスには、前記第2のコンピュー
タ手段と前記第1のコンピュータ手段との間を前記通信
手段が接続する装置が設けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両搭載コンピュ
ータシステムの実施の形態について図面を参照して説明
する。図1は本発明の車両搭載コンピュータシステムの
実施例の構成図である。図2は車両の内部の前面部の概
略図である。図3は本発明の第2のコンピュータ手段と
してのパーソナルコンピュータおよび関連する装置の具
体的な構成を示す図である。図1において、車両搭載コ
ンピュータシステムは、第2のコンピュータ手段である
パーソナルコンピュータ側に対して車両側に設けられた
インタフェースである車両インタフェース(車両I/
F)100を有する。車両I/F100は、多重通信手
段を介して、内燃機関、操舵系統、制動系統などの制御
を行う複数のマイクロコンピュータ、および、空調設
備、照明系統など補助装置の制御を行う複数のマイクロ
コンピュータ(代表例として、1台のマイクロコンピュ
ータ300を例示する)が接続されている。上述した車
両の走行制御など車両の動作制御処理を行う複数のマイ
クロコンピュータを第1のコンピュータ手段300とい
う。これらマイクロコンピュータは、内燃機関などの近
傍に配置される。車両には、図2に図示したように、助
手席の前方のグローブボックス285内には第2のコン
ピュータ手段としてのパーソナルコンピュータ400が
収容される。パーソナルコンピュータ400の詳細は図
3を参照して後述する。車両搭載コンピュータシステム
は、車両I/F100と多重通信手段を介して第1のコ
ンピュータ手段としてのマイクロコンピュータ300に
接続されたインパネメータ用パーソナルコンピュータ
(PC)104を有する。
【0015】図1および図2に図解した車内の装備につ
いて述べる。車両には、インパネメータ用PC104に
接続され車両の走行に関する種々の情報を表示するイン
パネ表示器106とを有するインパネ表示装置102が
搭載されている。カラーで図形表示、ディジタル数値表
示、種々の表示が可能で高解像度のインパネ表示器10
6にはインパネメータ用PC104から車両のドライバ
が車両の操作(運転)に必要な情報が表示される。イン
パネ表示器106に表示すべき情報は、インパネメータ
用PC104がインパネ表示装置102を介して第1の
コンピュータ手段300としての複数のマイクロコンピ
ュータから受信する。車両にはさらに、ドライバの正面
のフロントガラスに装着されているヘッドアップディス
プレー(HUD)108が搭載されており、このヘッド
アップディスプレー(HUD)108とインパネメータ
用PC104が車両の動作に関する情報を表示する。ヘ
ッドアップディスプレー(HUD)108は、この例で
は、図1に例示したように、走行速度のディジタル表
示、車両の方向指示状態など、重要な情報を表示してい
る。ドライバは、フロントガラス204を通して前方を
見ながら、ヘッドアップディスプレー(HUD)108
に表示された情報を認識できるから、ステアリングホイ
ール202を通してインパネ表示器106の情報を見な
いでも走行速度、方向指示の状態などを容易に認識でき
る。また車両には、車両I/F100と多重通信手段を
介して接続されたセンタークラスタパーソナルコンピュ
ータ(PC)110と、このセンタークラスタPC11
0からの情報を表示するセンタークラスタ表示器112
を有する。センタークラスタ表示器112には、たとえ
ば、液晶表示器であり、車両に搭載している空調設備の
状態、ラジオ、ヘッドランプなど補助装置の状態、操作
指示情報などが表示される。センタークラスタ表示器1
12はGPSを用いたナビゲーションシステムのTV表
示器としても使用できる。車両I/F100は多重通信
手段を介して切替器422に接続されており、切替器4
22は、センタークラスタパーソナルコンピュータ11
0、インパネパーソナルコンピュータ104、パーソナ
ルコンピュータ400、マイクロコンピュータ300、
ビデオ信号変換器432(図6参照)およびナビゲーシ
ョン装置433(図6参照)からの信号を切り換えて、
センタークラスタ表示器112、インパネ表示器10
6、ヘッドアップディスプレー108に選択的に表示す
る。
【0016】センタークラスタ表示器112の周囲に
は、空調設備、ラジオなど補助操作スイッチが配設され
ている。ドライバ席にステアリングホイール(操舵輪)
202が配設されている。ステアリングホイール202
の中央部には左右に複数の機能スイッチが設けられてお
り、これらの機能スイッチを操作すると、車両の種々の
状態を設定できる。たとえば、機能スイッチの1つを操
作して方向指示を行う。あるいは、他の機能スイッチを
操作してワイパーを動作させる。ステアリングホイール
202の下方に、アクセルペダル220、ブレーキペダ
ル222が配設されている。
【0017】上述した装置、機器の制御動作を第1のコ
ンピュータ手段としての複数のマイクロコンピュータ3
00が行う。なお、インパネメータ用PC104および
センタークラスタPC110と第2のコンピュータ手段
としてのグローブボックス285に収容されるパーソナ
ルコンピュータ400とは直接接続関係にないから、以
下、これらインパネメータ用PC104およびセンター
クラスタPC110については言及しない。
【0018】センタークラスタ表示器112の下部に、
ギア切替え部114と携帯電話機(移動電話機)210
が配設されている。上述したように、助手席の前方のグ
ローブボックス285内には携帯可能なノート型パーソ
ナルコンピュータ400が収容されている。図3を参照
して、第2のコンピュータ手段としての携帯可能なノー
ト型パーソナルコンピュータ400の詳細について述べ
る。図3に図解した構成例は、グローブボックス285
に収容したパーソナルコンピュータ400の構成要素と
しては最大規模の構成要素と、グローブボックス285
に収容したパーソナルコンピュータ400に接続可能な
種々の装置を例示しているが、目的および用途に応じて
任意のものを除去できる。以下、図3に図解した全ての
構成要素について述べる。
【0019】パーソナルコンピュータ400は、中央演
算ユニット(CPU)403、リードオンリーメモリ
(ROM)404、ランダムアクセスメモリ(RAM)
405、キーボードインタフェース406、マウスイン
タフェース407、ビデオRAM(VRAM)408、
CRT制御回路409、変復調装置(MODEM:モデ
ム)410、プリンタインタフェース411、通信イン
タフェース412、入出力インタフェース413、ハー
ドディスク装置417、CD−ROM装置418、マイ
クロフォンインタフェース419およびスピーカインタ
フェース20を有しており、これらは携帯用パーソナル
コンピュータ400本体の筐体内に収容されている。パ
ーソナルコンピュータ400本体には、通常は、液晶デ
ィスプレイ402a、キーボード402b、マウス40
2cおよびスピーカ402dが一体化されている。
【0020】CPU403は、各種の演算を行う。たと
えば、CPU403は内燃機関、操舵系統、制動系統な
どの車両の主要な装置自体への直接的な制御処理などは
行わず、主要な装置を制御する第1のコンピュータ手段
300としてのマイクロコンピュータ、補助的な装置を
制御するマイクロコンピュータなどで使用する各種パラ
メータの変更、ステアリングホイール202の機能スイ
ッチの条件設定または条件変更などの補助的な動作を行
う他、車両の制御処理などには全く関係のない種々の処
理を行う。後者の処理としては、たとえば、車両走行中
に助手席または後部座席に搭乗している人がパソコン通
信して各種の電子メールの授受を行う処理とか、車両の
停止中に、普通のパーソナルコンピュータとして使用す
るなど種々の利用方法がある。ROM404は、CPU
403において行う各種の演算プログラムが記憶された
メモリである。RAM405は、CPU403での各種
の演算結果を記憶するためのメモリである。キーボード
インタフェース406は、赤外線キーボード416から
入力されるデータをCPU403へ転送制御を行う回路
である。マウスインタフェース407は、マウス402
Cから入力されるデータをCPU403へ転送制御を行
う回路である。VRAM408は、CPU403から出
力される画面上に出力すべき文字コードやグラフィック
データを記憶するためのメモリである。CRT制御回路
409は、VRAM408の出力データを、例えば色信
号に変換する等の制御を行う回路である。モデム410
は、CPU403をRS232Cなどの多重通信手段に
接続し、通信回線を通じてデータ受信し、これを復調し
てCPU403に入力し、CPU403から出力された
データを変調してこれを通信回線に出力するための変複
調回路である。なお、本実施形態では、モデム410が
パーソナルコンピュータ400本体に内蔵されている
が、モデム410をパーソナルコンピュータ400本体
に内蔵せずに、車室内に設けられた自動車用移動電話、
携帯電話あるいはPHS461に直接接続した構成とす
ることも可能である。プリンタインタフェース411
は、CPU403とプリンタ装置471との接続を行
い、CPU403からのデータに応じてプリンタ装置4
71の制御を行う回路である。通信インタフェース41
2は、多重通信モジュール規格の外部機器とのデータの
通信制御を行う回路である。入出力インタフェース41
3は、プリンタやキーボード等の入出力装置以外の外部
入出力装置とCPU403とのデータの入出力制御を行
う回路である。ハードディスク装置417は、CPU4
03からのデータを記憶する外部記憶装置である。CD
−ROM装置418は、CD(コンパクト・ディスク)
に記憶されたデータを再生し、CPU403に出力する
データ再生装置である。マイクロフォンインターフェー
ス419は、車室内に設けられたマイクロフォン434
から音声信号データをCPU403へ入力する回路であ
る。スピーカインタフェース420は、音声信号をスピ
ーカ451に出力するための回路である。
【0021】第2のコンピュータ手段400として携帯
用パーソナルコンピュータを設けたことで、種々の情報
の表示をより効率的に表示可能にするため、液晶表示装
置またはCRT表示装置を車内の任意の位置、たとえ
ば、赤外線キーボード416の近傍の後部座席に置くこ
とができる。それにより、作業者は、表示画面を見なが
ら、赤外線キーボード416を操作して任意の作業を行
うことができる。すなわち、車内において、通常の室内
と同様のパーソナルコンピュータの操作が可能である。
【0022】車室内のグローブボックス285内にパー
ソナルコンピュータ400本体を収容する。グローブボ
ックス285内には、上記した各種機器が配線接続され
たコネクタCN2が所定の位置に設けられており、パー
ソナルコンピュータ400本体をグローブボックス28
5に収容するとこのコネクタCN2とパーソナルコンピ
ュータ400の筐体に設けられたコネクタCN1とが接
続される。その結果、グローブボックス285内に固定
されたコネクタCN2とパーソナルコンピュータ400
本体の筐体に固定されたコネクタCN1とが接続され、
パーソナルコンピュータ400に電源281が接続さ
れ、パーソナルコンピュータ400が動作可能となる。
同時に、後部座席に配置したTV表示器等の各機器は、
コネクタCN1およびCN2を介してパーソナルコンピ
ュータ400本体と接続される。
【0023】車両には、さらにパーソナルコンピュータ
(第2のコンピュータ手段)400の外部装置として、
送受信装置414、送受信装置415、赤外線キーボー
ド416、TVチューナ431、ナビゲーション装置4
33、切換器422、図2に示したセンタークラスタ表
示器112、スピーカ451、切換器453、車両に搭
載されたラジオ、CDなどのオーディオ装置452、移
動用携帯電話機210などの自動車用電話、携帯電話あ
るいはPHS、および、プリンタ471が搭載できる。
センタークラスタ表示器112は、切換器422によっ
て、車両のインパネ表示器またはナビゲーション用表示
器として選択的に使用できる。
【0024】車内の任意の場所に、この例では後部座席
に、赤外線キーボード416が置かれている。赤外線キ
ーボード416は利用者が操作をするのに便利な任意の
位置におくことができる。赤外線キーボード416は、
パーソナルコンピュータ400に組み込まれている通常
のキーボード402b同様の目的に使用できるが、車内
外の任意の位置から赤外線キーボード416からの信号
を送受信装置415を介して赤外線光信号として、バッ
クミラー226の上部の車内の天井に配設されているリ
モート信号受信部228に送信し、パーソナルコンピュ
ータ400に信号を伝送する。リモート信号受信部22
8は、キーボードインターフェース406およびマウス
インターフェース407に接続されている。これによ
り、パーソナルコンピュータ400はキーボード402
bを用いずに、車両内外からパーソナルコンピュータ4
00のキーボード作業ができる。
【0025】本実施例において、赤外線を用いて第2の
コンピュータ手段400に対するキーボード操作を可能
にした第1の理由は、赤外線光は、TV番組のリモート
制御などに広く活用されている技術であるから、安全で
低価格で実現が容易であるためである。第2の理由は、
第2のコンピュータ手段400などの車両に搭載した電
子装置に極力電波妨害を与えないためである。なお、電
波妨害を与えないため光通信が可能であるが、紫外線は
人体に悪影響を及ぼす可能性があるから、本時事例にお
いては、赤外線を使用している。
【0026】なお、図2に図解したように、車内には、
さらに赤外線光を射出するリモートコントローラ224
が設けられており、このリモートコントローラ224か
ら、第1のコンピュータ手段300に指令を与えること
ができる。すなわち、本実施例の車両は、リモートコン
トローラ224からの操作指示により種々の要求が可能
な車両である。
【0027】パーソナルコンピュータ400を用いて、
車両の外部装置と無線方式で電子メールの送受信を行う
場合には、パーソナルコンピュータ400と移動用携帯
電話機210の電話回線とを接続し、ハードディスク4
17等に記憶されたメールソフトを起動させることによ
り電子メールの送受信が可能となる。
【0028】第1のコンピュータ手段と第2のコンピュ
ータ手段との第1の通信手段図3を参照して第1の通信
手段の例を述べる。携帯用パーソナルコンピュータ40
0は、車両の走行に直接関係する複数のマイクロコンピ
ュータ(第1のコンピュータ手段)のように、通常は車
両の主要な装置および補助的な装置への処理は行わない
が、これらの制御処理を行う上記複数のマイクロコンピ
ュータの制御情報の変更、確認、その他の支援を行うた
め、および、その他の車両と無関係な情報処理を行う。
第1のコンピュータ手段300と第2のコンピュータ手
段400との車両内での通信を可能にする第1の方法と
して、Ethernetなどに代表されるLAN(Loca
l Area Network) を車両内に敷設する。本実施例におい
て、エンジンルームに配置された第1のコンピュータ手
段300としてのマイクロコンピュータの1つまたは複
数と、グローブボックス285内に配置された第2のコ
ンピュータ手段400としてのパーソナルコンピュータ
とを、LANのケーブルに接続する。LANのケーブル
としては銅線でもよいし、光ファイバであってもよい。
複数のマイクロコンピュータからなる第1のコンピュー
タ手段と、第2のコンピュータ手段としてのパーソナル
コンピュータとを相互に接続する場合、LANケーブル
に、たとえばEthernet方式などの通信方式で接
続することが望ましい。
【0029】LANをEthernet方式で実現する
場合、図3に示したパーソナルコンピュータ300の通
信インタフェース412に、端子CN1、CN2を介し
てEthernet用通信モジュール500を接続す
る。このEthernet用通信モジュール500がL
ANケーブル510を介したエンジンルームに配設され
た第1のコンピュータ手段300(複数のマイクロコン
ピュータ)に接続される。第1のコンピュータ手段30
0側においても、Ethernet用通信モジュール5
00に相当する通信モジュール(図示せず)を配置し、
第1のコンピュータ手段300に通信インタフェース4
12に相当するインタフェースを設置しておく。それに
より、第1のコンピュータ手段300と第2のコンピュ
ータ手段400とがコンピュータ相互間が接続でき、E
thernetに基づいた通信が可能になる。
【0030】第1のコンピュータ手段300と第2のコ
ンピュータ手段400とがLANケーブル510を介し
て通信を行うのは、通常、車両の停止時、上述した第1
のコンピュータ手段300における制御情報などの修正
・変更などであるが、車両の停止時に限らず、車両の走
行時、走行状態の運転データを第1のコンピュータ手段
300が保持し、その結果をLANケーブル510を介
して第2のコンピュータ手段400に送信し、第2のコ
ンピュータ手段400で保存する場合などにも使用でき
る。第2のコンピュータ手段400には、たとえば、ハ
ードディスク417のように大容量メモリを有している
から、第2のコンピュータ手段400が第1のコンピュ
ータ手段300の運転データの保存手段としても活用で
きる。
【0031】また、第2のコンピュータ手段400は、
上述したように、移動用携帯電話機210を介して車両
の外部の装置と通信可能であるから、第1のコンピュー
タ手段300に対する制御パラメータの変更・修正を車
両の外部装置からの指示に基づいて行うこともできる。
たとえば、第1のコンピュータ手段300が表示するイ
ンパネ表示装置106、センタークラスタ表示装置11
2、ヘッドアップディスプレー108の表示内容を、車
両の外部装置から変更など第2のコンピュータ手段40
0に指示し、第2のコンピュータ手段400はLANケ
ーブル510を介して第1のコンピュータ手段300の
表示データを変更する指示を送出する。また同様に、車
両の外部装置から携帯電話機210を介して第1のコン
ピュータ手段400に制御パラメータの修正を指示し、
LANケーブル510を介して第1のコンピュータ手段
300に修正を行わせることもできる。さらに、逆に、
第1のコンピュータ手段300で採取したデータを第2
のコンピュータ手段400に送出した後、第2のコンピ
ュータ手段400は携帯電話機210を介して車両の外
部の装置に送信することができる。
【0032】第1のコンピュータ手段と第2のコンピュ
ータ手段との第2の通信手段 図4に図解したように、第2の通信手段として、変復調
装置(モデム)502を用いる。すなわち、第2のコン
ピュータ手段400としてのパーソナルコンピュータに
おける通信インタフェース412としてモデムインタフ
ェースを用い、モデムインタフェース412に変復調装
置502を接続する。この変復調装置502にグローブ
ボックス285とエンジンルームとの間を布線した通信
ケーブル512に接続する。同様に第1のコンピュータ
手段300の1つのマイクロコンピュータにモデムイン
タフェースを設け、エンジンルームまだ布線されている
通信ケーブル512に変復調装置(図示せず)を接続
し、この変復調装置とマイクロコンピュータ側のモデム
インタフェースとを接続する。この状態において、パー
ソナルコンピュータとマイクロコンピュータとの間でパ
ソコン通信を行う。変復調方式は1対1通信であるか
ら、パーソナルコンピュータ400と第1のコンピュー
タ手段300の1台のマイクロコンピュータとを接続す
る。変復調方式を用いて第1のコンピュータ手段300
の1つのマイクロコンピュータと第2のコンピュータ手
段400としてのパーソナルコンピュータとの通信内容
は第1の通信方式と同様である。もちろん、変復調方式
の通信規約は周知のものを使用する。なお、上記第2通
信手段を用いた場合も、携帯電話機210を介して外部
装置との通信は可能である。
【0033】第1のコンピュータ手段と第2のコンピュ
ータ手段との第3の通信手段 第3の通信手段として、赤外線光を用いる。すなわち、
図5に図解したように、車内の前面の天井の対向する位
置に、第1の発光素子522と第1の受光素子524を
有する第1のリモート信号送受信部520と、第2の発
光素子532と第2の受光素子534を有する第2のリ
モート信号送受信部530とを設ける。第1の発光素子
522から出射された赤外線光は第2の受光素子534
で受光できるように配設され、第2の発光素子532か
ら出射された赤外線光は第1の受光素子524で受光で
きるように配設されている。第1のリモート信号送受信
部520の第1の発光素子522および第1の受光素子
524は第1のコンピュータ手段300としてのマイク
ロコンピュータに接続されている。マイクロコンピュー
タと第1のリモート信号送受信部520との間の配線は
ケーブルファーナスとしてエンジンルームとインパネと
の間を車両内をケーブルで布線されている。第2のリモ
ート信号送受信部530の第2の発光素子532および
第2の受光素子534は第2のコンピュータ手段400
としてのパーソナルコンピュータに接続されている。パ
ーソナルコンピュータと第2のリモート信号送受信部5
30との間のケーブル接続は、上述したリモート信号受
信部228とパーソナルコンピュータとの接続と同様、
グローブボックス285の内部と第1のリモート信号送
受信部530の設置部分との間をケーブルファーナスと
して車両内をケーブルが布線されている。
【0034】図6は図3と類似しているが、通信インタ
フェース412に接続されるEthernet用通信モ
ジュール500は設けられていない。ただし、図3に図
解したリモート信号受信部228に代えて、第2のリモ
ート信号送受信部530が設けられている。第1のコン
ピュータ手段300のマイクロコンピュータも、第1の
リモート信号送受信部520と通信インタフェース41
2に相当する通信インタフェースとの接続関係は、図6
と同様の構成を有する。なお、第2のリモート信号送受
信部530における第2の受光素子534に対して、リ
モートコントローラ224および赤外線キーボード41
6からアクセス可能であることは、上記実施例と同様で
ある。
【0035】第1のコンピュータ手段300のマイクロ
コンピュータは第2のコンピュータ手段400としての
パーソナルコンピュータとの間で、第1のリモート信号
送受信部520と第2のリモート信号送受信部530を
介して送受信する。これら相互の通信規約はたとえば、
リモートコントローラ224とリモート信号受信部22
8との間の通信規約、および、赤外線キーボード416
とリモート信号受信部228との通信規約と同様とす
る。第1のコンピュータ手段300と第2のコンピュー
タ手段400との間で通信する内容は上記実施例と同様
である。また、第2のコンピュータ手段400が携帯電
話機210を介して車両の外部装置と通信可能なことは
本実施例においても同様である。
【0036】本実施例において、赤外線を用いて第1の
コンピュータ手段300と第2のコンピュータ手段40
0とを接続可能にした理由は、上述した理由と同様であ
る。
【0037】本発明の実施に際しては上述した実施態様
に限定されず、種々の変形態様をとることができる。ま
た、本発明の実施形態のコンピュータとしては、グロー
ブボックス285に収容したパーソナルコンピュータ4
00に限らず、その他のコンピュータを用いることがで
きる。さらにそのコンピュータの収納場所はグローブボ
ックス285に限らない。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、車
両の動作制御に使用する第1のコンピュータ手段と、パ
ーソナルコンピュータなどの第2のコンピュータ手段と
を効率よく通信方式により接続できる。
【0039】また、本発明によれば、第2のコンピュー
タ手段を介して車両の外部装置と第1のコンピュータ手
段とが交信可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の車両搭載コンピュータシステム
の実施形態としての構成図である。
【図2】図2は図1に例示した車両搭載コンピュータシ
ステムが搭載される車両のインパネ部分の図である。
【図3】図3は本発明の車両搭載コンピュータシステム
におけるパーソナルコンピュータの構成と第1の通信手
段を示す構成図である。
【図4】図4は本発明の車両搭載コンピュータシステム
におけるパーソナルコンピュータの構成と第2の通信手
段を示す構成図である。
【図5】図5は本発明の車両搭載コンピュータシステム
におけるパーソナルコンピュータの第3通信手段を示す
図である。
【図6】図6は図5に示した本発明の車両搭載コンピュ
ータシステムにおけるパーソナルコンピュータの構成と
第3の通信手段を示す構成図である。
【符号の説明】 100・・車両I/F 224・・リモートコントローラ 300・・制御用マイクロコンピュータ(第1のコンピ
ュータ手段) 400・・パーソナルコンピュータ(第2のコンピュー
タ手段) 412・・通信インタフェース 416・・赤外線キーボード 500・・Ethernet用通信モジュール 510・・LANケーブル 502・・変復調装置 512・・通信ケーブル 520・・第1のリモート信号送受信部 522・・第1の発光素子 524・・第1の受光素子 530・・第2のリモート信号送受信部 532・・第1の発光素子 534・・第1の受光素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載され、車両の動作時車両の動作
    に関する制御処理を行う第1のコンピュータ手段と、 車両に搭載され、前記第1のコンピュータ手段で算出し
    た車両の動作に関する情報または前記第1のコンピュー
    タ手段で使用するパラメータの変更あるいは条件設定お
    よび前記車両の動作に直接関係しない情報を処理する第
    2のコンピュータ手段と、 前記第1のコンピュータ手段と前記第2のコンピュータ
    手段とを相互に通信する通信手段とを有する車両搭載コ
    ンピュータシステム。
  2. 【請求項2】前記通信手段は有線通信手段を有する請求
    項1記載の車両搭載コンピュータシステム。
  3. 【請求項3】前記通信手段はEthernet通信手段
    を有し、 前記第1のコンピュータ手段はEthernetとの接
    続端子を有し、 前記第2のコンピュータ手段はEthernetとの接
    続端子を有する請求項2記載の車両搭載コンピュータシ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記通信手段は無線通信手段を有する請求
    項1記載の車両搭載コンピュータシステム。
  5. 【請求項5】前記通信手段は赤外線による通信手段を有
    し、 前記第2のコンピュータ手段はキーボードおよびキーボ
    ードの操作結果を赤外線光として出力する赤外線キーボ
    ードを有し、 前記第1のコンピュータ手段は赤外線受光手段および該
    赤外線受光手段で受光した光を電気信号に変換する光電
    変換手段を有する請求項4記載の車両搭載コンピュータ
    システム。
  6. 【請求項6】前記第2のコンピュータ手段は車両に搭載
    された移動電話装置に接続され、該移動電話装置を介し
    て車両外部の通信系統と接続される請求項1〜5いずれ
    か記載の車両搭載コンピュータシステム。
  7. 【請求項7】前記第1のコンピュータ手段は車両のエン
    ジンルームに配設され、 前記第2のコンピュータ手段の本体は助手席の前面のグ
    ローブボックス内に収容され、 前記グローブボックスには前記第2のコンピュータ手段
    と前記第1のコンピュータ手段との間を前記通信手段が
    接続する装置が設けられている請求項1〜6いずれか記
    載の車両搭載コンピュータシステム。
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