JPH1032944A - 設備監視システム - Google Patents

設備監視システム

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JPH1032944A
JPH1032944A JP20317496A JP20317496A JPH1032944A JP H1032944 A JPH1032944 A JP H1032944A JP 20317496 A JP20317496 A JP 20317496A JP 20317496 A JP20317496 A JP 20317496A JP H1032944 A JPH1032944 A JP H1032944A
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JP20317496A
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English (en)
Inventor
Shunichi Matsuda
俊一 松田
Takafumi Maeda
隆文 前田
Rei Takahashi
玲 高橋
Kiyoshi Kodama
清 児玉
Seiichiro Hiraoka
誠一朗 平岡
Takeshi Ono
猛 小野
Makoto Sato
真 佐藤
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 状変発生によって大量に発生した動作情報や
故障情報を視認性よく画面表示する。 【解決手段】 保護制御装置側には、事故によって保護
装置が動作したときその動作情報を記憶装置に記憶し、
当該保護装置に対して伝送要求があったとき、文字コー
ドを使用して前記記憶装置内にある装置動作詳細情報を
送出するようにする。監視制御装置側には、事故発生情
報を受けたとき保護装置に対して運転員の操作によりキ
ャラクター伝送要求を送信し、所定時間後に保護装置か
らの装置動作詳細情報を受信したとき、ここで受信した
キャラクターコードを加工することなくそのまま文字表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝達にキャラ
クターコードを組み込んだ設備監視システムに係り、特
に電力系統の各設備毎に設けた複数の保護・制御装置の
装置状変(状態変化)発生時の情報を監視制御装置へ伝
送し、CRT画面表示する設備監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電気所全体の監視制御を行なう監視制御
装置と電力系統の各設備毎に設けた複数の保護・制御装
置において、装置動作,装置故障の詳細内容を監視制御
装置へ伝送するが、この場合の情報は、ビット単位に各
種情報を割付、送信されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の監視制
御装置では、前記情報をCRT画面に文字表示するため
には対応するデータベースを作成する必要があった。
又、1つの系統現象状変に対して、これらの状変に係る
当該保護・制御装置が夫々動作することとなるため、多
量の詳細情報を同時に送信しなければならず、その結果
前記監視制御装置のCRT画面に表示される情報量が非
常に多くなり、監視制御装置の運転員が、状変発生時の
一次対応に必要な重要度の高い情報と、その他の情報と
を容易に判別できないという欠点があった。
【0004】更に、システムが複数製造メーカーによる
装置から構成されている場合、各詳細情報内容が夫々製
造メーカーに依存し、前記監視制御装置内のデータベー
スの標準化,保守が困難となっている。又、近年のディ
ジタル技術の進歩により、保護・制御装置の装置故障時
の不良部位診断には、AIを応用した推論処理が適用さ
れるようになってきた。
【0005】その結果は装置故障の不良モードにより一
義的に決まらないため、従来のビット単位で割付ける方
式では、前記不良部位の推論処理結果を送信することが
困難となってきた。又、電気所外の電力所などの上位装
置,関連部署に対する情報連絡は、電話等の人手による
処理を必要とした。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、状変発生に際し大量に発生する動作情報
や故障情報を当面必要とするものと詳細情報とに分けて
効率的な情報処理を可能とした設備監視システムを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
設備監視システムは、電気所全体の監視制御を行なう監
視制御装置と電力系統の各設備毎に設けた複数の保護制
御装置とがネットワークを介して、各装置間相互に情報
伝送を行なう設備監視システムにおいて、前記保護制御
装置には、事故によって当該保護装置が動作したとき事
故検出を監視制御装置に伝送する手段と、その装置動作
詳細情報を記憶する記憶手段及び当該保護制御装置に対
してキャラクター伝送要求があったときキャラクターコ
ードを使用して記憶手段に記憶される装置動作詳細情報
を送出する手段を備え、前記監視制御装置には、所望の
保護制御装置に対してキャラクター伝送要求を送信する
手段,該当保護制御装置から装置動作詳細情報を受信す
る手段及び受信した前記装置動作詳細情報を表示する表
示手段を備えた。
【0008】請求項1では電気所内の状変発生時、電力
系統の各設備毎に設けた複数の保護・制御装置の動作・
故障情報の一次判断対応が可能な集約表示情報を、発生
時に監視制御装置へ送信し、監視制御装置の運転員側で
当該装置の動作・故障情報を詳しく知りたい場合(装置
不良部位診断等の二次判断)、当該保護・制御装置に対
して要求し、この要求を受信した当該保護・制御装置
は、キャラクターコードを使用して装置動作詳細情報,
装置故障詳細情報を、監視制御装置へ送信する。
【0009】本発明の請求項2に係る設備監視システム
は、電気所全体の監視制御を行なう監視制御装置と電力
系統の各設備毎に設けた複数の保護制御装置とがネット
ワークを介して、各装置間相互に情報伝送を行なう設備
監視システムにおいて、前記保護制御装置には、事故に
よって当該保護装置が動作したときその装置動作詳細情
報をキャラクターコードを使用して監視制御装置に送出
する手段を備え、前記監視制御装置には、前記保護制御
装置から送出される装置動作詳細情報を受信する手段,
受信した装置動作詳細情報を記憶する記憶手段及びこの
記憶手段に記憶された所望の保護制御装置の装置動作詳
細情報を表示する表示手段を備えた。
【0010】本発明の請求項3に係る設備監視システム
は、電気所全体の監視制御を行なう監視制御装置と電力
系統の各設備毎に設けた複数の保護制御装置とがネット
ワークを介して、各装置間相互に情報伝送を行なう設備
監視システムにおいて、前記保護制御装置には、当該保
護制御装置の自動監視を行なう自動監視手段,この自動
監視手段が装置故障を検出したときその装置故障詳細情
報を記憶する記憶手段及び当該保護制御装置に対してキ
ャラクター伝送要求があったときキャラクターコードを
使用して記憶手段に記憶される装置故障詳細情報を送出
する手段を備え、前記監視制御装置には、所望の保護制
御装置に対してキャラクター伝送要求を送信する手段,
該当保護制御装置から装置故障詳細情報を受信する手段
及び受信した前記装置故障詳細情報を表示する表示手段
を備えた。
【0011】本発明の請求項4に係る設備監視システム
は、電気所全体の監視制御を行なう監視制御装置と電力
系統の各設備毎に設けた複数の保護制御装置とがネット
ワークを介して、各装置間相互に情報伝送を行なう設備
監視システムにおいて、前記保護制御装置には、当該保
護制御装置の自動監視を行なう自動監視手段及びこの自
動監視手段が装置故障を検出したときその装置故障詳細
情報をキャラクターコードを使用して監視制御装置に送
出する手段を備え、前記監視制御装置には、前記保護制
御装置から送出される装置故障詳細情報を受信する手
段,受信した装置故障詳細情報を記憶する記憶手段及び
この記憶手段に記憶された所望の保護制御装置の装置故
障詳細情報を表示する表示手段を備えた。
【0012】本発明の請求項5に係る設備監視システム
は、請求項1又は請求項3において、前記監視制御装置
から保護制御装置に送信するキャラクター伝送要求に要
求種別識別信号を付加し、これを受信した保護制御装置
がこの要求種別識別信号に対応する種別の装置動作詳細
情報あるいは装置故障詳細情報を送信する。
【0013】本発明の請求項6に係る設備監視システム
は、請求項1ないし請求項4において、前記保護制御装
置から前記監視制御装置に送信する装置動作詳細情報あ
るいは装置故障詳細情報の情報量が多い場合、装置動作
詳細情報あるいは装置故障詳細情報を分割して伝送す
る。
【0014】本発明の請求項7に係る設備監視システム
は、請求項1又は請求項3において、前記保護制御装置
に、当該保護制御装置の記憶手段に装置動作詳細情報あ
るいは装置故障詳細情報が記憶されていない場合、監視
制御装置にキャラクターコードを使用して装置動作詳細
情報あるいは装置故障詳細情報がない旨のメッセージを
送出する手段を付加し、前記監視制御装置に、前記保護
制御装置から受信した装置動作詳細情報あるいは装置故
障詳細情報がない旨のメッセージを表示する表示手段を
付加する。
【0015】本発明の請求項8に係る設備監視システム
は、請求項1ないし請求項3において、前記監視制御装
置に、保護制御装置にキャラクター伝送要求を送信して
から所定時間以内に該当保護制御装置から装置動作詳細
情報あるいは装置故障詳細情報の受信がないとき、無回
答である旨のメッセージを表示する表示手段を付加す
る。
【0016】本発明の請求項9に係る設備監視システム
は、請求項1ないし請求項4において、前記保護制御装
置に、前記保護制御装置から監視制御装置に装置動作詳
細情報あるいは装置故障詳細情報を送出中に装置動作詳
細情報あるいは装置故障詳細情報の伝送処理より優先順
位の高い制御指令が送出された場合、装置動作詳細情報
あるいは装置故障詳細情報の送出を中断し、中断した旨
のメッセージをキャラクターコードを使用して監視制御
装置に送出する手段を付加し、前記監視制御装置に、保
護制御装置から受信した装置動作詳細情報あるいは装置
故障詳細情報を中断した旨のメッセージを表示する表示
手段を付加する。
【0017】本発明の請求項10に係る設備監視システ
ムは、請求項1ないし請求項9において、前記装置動作
詳細情報あるいは装置故障詳細情報を送出する際、送信
データにデータチェックコードを付加し、このデータチ
ェックコードをチェックし異常の場合、再度装置動作詳
細情報あるいは装置故障詳細情報の送出要求を送信する
手段を監視制御装置に備えた。
【0018】本発明の請求項11に係る設備監視システ
ムは、請求項1ないし請求項10において、前記監視制
御装置が収集した保護制御装置の装置動作詳細情報ある
いは装置故障詳細情報を指定の関連部署に自動送信す
る。
【0019】本発明の請求項12に係る設備監視システ
ムは、請求項1又は請求項3において、前記保護制御装
置に、前記監視制御装置から記憶手段に記憶された情報
を消去させる消去信号を受信したとき当該記憶手段に記
憶された情報を消去する記憶情報消去手段を備え、前記
監視制御装置に、所望の保護制御装置に記憶された情報
を消去させる消去信号を送信する手段を備えた。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の設備監視システム
の実施の形態を示す構成図であり、各所に分散した保護
装置3-1 ,3-2 ,…,3-n の装置動作詳細情報をキャラ
クターコードでそのまま監視制御装置5のCRT画面7
へ表示する設備監視システムの構成図であり、これによ
って説明する。
【0021】送電線等の複数の各設備1-1 ,1-2 ,…,
1-n に対応して制御装置2-1 ,2-2,…,2-n 及び保護
装置3-1 ,3-2 ,…,3-n を分散配置し、これらの各保
護・制御装置と電気所全体の監視制御を行なう監視制御
装置5とはLAN4を介して接続し、設備監視システム
を構成している。
【0022】又、電気所全体の監視制御のために監視制
御装置5には、系統監視盤6、CRT画面7、入力装置
8、プリンタ9などのマンマシンインターフェースが接
続されている。更に、電気所外のインターフェース装置
として伝送中継装置12を設置し、WAN10を介して電気
所外の夫々の関連部署の端末11-1,11-2,…,11-nへ接
続されている。
【0023】図1の監視制御装置5と電力系統の各設備
毎に設けた複数の保護制御装置(保護装置3-1 ,3-2 ,
…,3-n 及び制御装置2-1 ,2-2 ,…,2-n )とがLA
N4を介して、各装置間にて相互に情報伝送を行なう設
備監視システムにおいて、保護装置3-1 が動作した場
合、当該保護装置3-1 はその動作情報を装置内メモリに
記憶している。
【0024】監視制御装置5が当該保護装置3-1 からの
集約動作情報(少なくとも事故検出情報)を受信する。
次に、当該保護装置3-1 の装置動作詳細情報の確認を行
なう場合、監視制御装置5の運転員が当該保護装置3-1
に対して、キャラクター伝送要求を送出する。これを受
けた当該保護装置3-1 は、監視制御装置5に対してキャ
ラクターコードを使用して装置動作詳細情報を送出し、
前記監視制御装置5のCRT画面7にキャラクターコー
ドを加工することなくそのまま文字表示する。
【0025】図2を参照し、下り情報,上り情報につい
て説明する。図2(A)はキャラクター伝送下り情報の
伝送フォーマットであり、キャラクター伝送要求とは監
視制御装置が保護装置の集約動作情報を受信した際に、
前記監視制御装置にて運転員が詳細情報の確認を行なう
場合、当該保護装置に対して送出する信号である。
【0026】又、キャラクター伝送要求20の中に要求ビ
ットを1ビット設ける。前記した要求ビットの意味とし
ては、次の通りである。
【0027】図2(B)はキャラクター伝送上り情報の
伝送フォーマットであり、装置動作詳細情報21とは当該
保護装置がキャラクター伝送要求20を監視制御装置より
受信した場合、開始コード22+キャラクターコードの文
字行23-1,23-2,…,23-m+終了コード24で送信する文
字データである。又、前記送信データは他の情報も含め
た全データのデータ長の制約から、12byte単位に区
切って送信する。
【0028】次に、図3と図4とから処理内容を説明す
る。なお、図3は装置動作詳細情報の処理の流れを示
し、図4は監視制御装置の処理内容を、図5は保護装置
の処理内容を示すフローチャートである。
【0029】例えば電気所内の設備1-1 の系統で事故が
発生した場合を考える。監視制御装置5側の処理として
は、例えば該当する保護装置3-1 が動作し(ステップS
51)、前記保護装置3-1 より集約動作情報が制御装置2-
1 を中継してLAN4を経由して送信され、監視制御装
置5で受信する(ステップS52)。
【0030】次に、監視制御装置5にて動作した保護装
置の装置動作詳細情報21が必要な場合(ステップS5
3)、前記監視制御装置5は運転員の操作により保護装
置3-1 に対して、キャラクター伝送要求20を送出する
(ステップS54)。
【0031】一定時間後、監視制御装置5は当該保護装
置3-1 内で記憶している装置動作詳細情報21をキャラク
ターコードにて受信すると(ステップS55)、CRT画
面にて受信したキャラクターコードを加工することなく
そのまま文字表示する(ステップS56)。
【0032】又、当該保護装置3-1 側の処理としては、
設備1-1 の系統で事故により保護装置3-1 が動作する
(ステップS60)。前記保護装置3-1 はこの装置動作情
報をメモリへ記憶しておき(ステップS61)、集約動作
信号を監視制御装置へ送出する(ステップS62)。
【0033】次に、監視制御装置より装置動作詳細情報
の要求として、キャラクター伝送要求20を受信すると
(ステップS63)、装置内メモリに記憶している装置動
作詳細情報21をキャラクターコードで送出する(ステッ
プS64)。
【0034】本実施の形態によれば、各設備機器の事故
に際しては機器側の事故発生を、とりあえず監視装置で
受けた後、運転員による操作によって詳細情報の送信要
求をすれば、メモリに記憶されている集約動作信号を監
視制御装置へ送信することができる。
【0035】図6は他の実施の形態を示す図であり、こ
の図は要求種別を付加したキャラクター伝送下り情報
(A)と、キャラクター伝送上り情報(B)とを示す。
本実施の形態では、監視制御装置から要求種別フラグを
付加したキャラクター伝送要求時のみ、保護装置の装置
動作詳細情報をキャラクターコードを使用して伝送する
ことにより、監視制御装置のCRT画面に表示するよう
にしたものである。
【0036】そこで装置動作詳細情報のキャラクター伝
送要求処理は、対象とする装置の選択と送られてくる情
報がどの装置からのものかを判定する必要がある。その
ため、監視制御装置では保護装置に対して対象装置,情
報種別を判別する要求種別フラグを付加して送信し、そ
れに該当する装置が該当する装置動作詳細情報を、同じ
要求種別フラグを付加して監視制御装置に対して返送す
る。この返送された要求種別フラグを監視制御装置が判
別し、確かにリクエストした情報であることを認識して
CRT画面にキャラクターコードを加工することなくそ
のまま文字表示を行なう。
【0037】図6(A)は要求種別フラグを付加したキ
ャラクター伝送下り情報の伝送フォーマットであり、前
記キャラクター伝送要求30は監視制御装置が対象とする
装置の選択を確実に行なうために、対象とする回線番号
31と、キャラクター伝送要求20と、対象とする装置番号
32とから構成される。
【0038】同様にして図6(B)は要求種別フラグを
付加した上り情報伝送フォーマットであり、装置動作詳
細情報21においては、前記下り情報の場合と同様にキャ
ラクター伝送要求20に対して、対象とする回線番号31
と、装置番号32とを付加して装置の選択と、送られてく
る情報とを明確にしている。
【0039】したがって全体の動作を図1を用いて説明
すると、監視制御装置5が保護装置3-1 に対して要求種
別フラグを付加したキャラクター伝送要求を送信する
と、監視制御装置5は送信したキャラクター伝送要求を
認識しておき、保護装置3-1 より要求種別フラグが付加
した装置動作詳細情報が送信されたとき、要求種別フラ
グが送信,受信とも一致していれば、CRT画面7に対
して装置動作詳細情報を文字表示する。
【0040】本実施の形態によれば、装置動作詳細情報
が大きい場合など本当に確認したい情報を指定し表示で
きるので、伝送効率もよくかつ画面表示も確認したい情
報に限定しているので確認しやすい。又、監視制御装置
が対象装置に対して要求種別フラグを付加して送信し、
これに該当する装置からの装置動作詳細情報を同じフラ
グを付加してあるかによって確認して、確かにリクエス
トしたものである場合のみ表示することができる。
【0041】更に他の実施の形態を図1を用いて説明す
る。本実施の形態では、保護装置側で状変があった場
合、監視制御装置からのキャラクター伝送の要求がなく
ても、状変時に自動伝送するようにしたものである。
【0042】この場合、監視制御装置は保護装置の動作
情報を記憶する手段を備えており、保護装置側で装置動
作等の状変があった場合、保護装置は監視制御装置に対
して、状変した装置動作詳細情報をキャラクターコード
で送出し、その内容を前記監視制御装置内のメモリに記
憶しておく。
【0043】前記監視制御装置内のメモリに記憶されて
いる装置動作詳細情報は監視制御装置の運転員の操作に
より、必要な装置動作詳細情報を任意に選択してCRT
画面にキャラクターコードを加工することなくそのまま
文字表示する。
【0044】以下、図1を用いて説明すると、電力系統
の各設備毎に設けた複数の保護装置3-1 ,3-2 ,…,3-
n が動作した場合、前記保護装置3-1 ,3-2 ,…,3-n
は監視制御装置5に対してキャラクターコードを使用し
た装置動作詳細情報を送出する。
【0045】監視制御装置5は記憶するメモリを備え、
運転員による入力装置8の操作により、必要な装置動作
詳細情報を任意に選択し、CRT画面7にキャラクター
コードを加工することなくそのまま文字表示する。本実
施の形態によれば、電気所内の状変に対する動作情報が
自動的に1個所に集まることにより、保守対応が迅速に
かつ確実に行なうことができる。
【0046】図7は更に他の実施の形態を示す図であ
り、この図は装置動作詳細情報画面切り換えイメージ図
である。本実施の形態では、図1の構成において装置動
作詳細情報の伝送量が多い場合、データを分割して監視
制御装置に送信し、これを受けた監視制御装置ではCR
T画面を分割して表示するようにしたものである。
【0047】先ず、保護装置3-1 側では最新情報を記憶
する手段を備えていることから、情報が蓄積されていく
可能性がある。これにより多量の情報を伝送することと
なり、1回の伝送時間も長くなってしまう。これを防ぐ
ため、装置が3回動作した場合を例にとり説明すると、
保護装置3-1 では1回の装置動作詳細情報を1画面情報
とみなし、最新の装置動作詳細情報(1/3)21を1画
面目として装置動作3回分画面(1/3,2/3,3/
3)を分けて記憶している。
【0048】監視制御装置5の運転員からキャラクター
伝送要求20を受信した時は、この最新の1画面分の装置
動作詳細情報(1/3)21を送出し、繰り返し前記監視
制御装置5の運転員からキャラクター伝送要求20がきた
場合は、次画面の装置動作詳細情報(2/3)21を送信
する。又、最終画面の装置動作詳細情報(3/3)21ま
で進んだ後、更にキャラクター伝送要求20があった場合
には、又1画面目の装置動作詳細情報(1/3)21から
送出する。
【0049】前記過程において、画面を途中まで送信後
に新たな状変(装置動作)26が発生した場合、次のキャ
ラクター伝送要求20に対しては、最初に戻り最新の1画
面目の装置動作詳細情報(1/4)21から送信する。
【0050】又、1画面分の装置動作詳細情報を送信
中、新たな状変(装置動作)27が発生した場合、送りか
けた画面分の装置動作詳細情報(2/4)21は全て送信
し、新たなキャラクター伝送要求20にて最新の1画面目
の装置動作詳細情報(1/5)21から送信し直す。上記
画面切り換え機能を付加することにより、1状変(装置
動作)に対して1画面に分割でき、伝送時間短縮が可能
となる。
【0051】更に他の実施の形態を図1を用いて説明す
る。本実施の形態では、監視制御装置側に送る装置動作
詳細情報がない場合、「情報ありません」の文字をキャ
ラクターコードで送出するようにした。
【0052】保護装置が動作していない場合又は記憶し
ている情報がない場合、監視制御装置が当該保護装置に
対して、キャラクター伝送要求を送出すると、これを受
信した当該保護装置は、前記監視制御装置に対してキャ
ラクターコードを使用して「動作情報ありません」と言
うメッセージを送出する。
【0053】これを受信した監視制御装置は、キャラク
ターコードをCRT画面にそのまま文字表示する。上記
の結果より、監視制御装置ではキャラクター伝送要求を
送出した当該保護装置からの詳細データがないことに対
する理由/原因を確認できる。
【0054】図8は更に他の実施の形態を示す図であ
り、伝送系の障害時の監視制御装置の処理内容を示すフ
ローチャートである。本実施の形態では、保護装置がキ
ャラクター伝送要求を受信し、監視制御装置に対して装
置動作詳細情報を返送する時、伝送系の障害等により装
置動作詳細情報の返送がなかった場合、前記監視制御装
置は一定時間の待ち時間後、無応答であることをCRT
画面に表示するようにしたものである。
【0055】図4において既に説明した通り、監視制御
装置5側の処理としては、例えば該当する保護装置3-1
が動作し(ステップS51)、この保護装置3-1 より集約
動作情報が制御装置2-1 を中継してLAN4を経由し、
監視制御装置5で受信する(ステップS52)。
【0056】次に、監視制御装置5の運転員が動作した
保護装置3-1 の装置動作詳細情報21の確認を行なう場合
(ステップS53)、前記監視制御装置5より保護装置3-
1 に対してキャラクター伝送要求20を送出する(ステッ
プS54)。
【0057】前記キャラクター伝送要求後、一定時間待
った後、伝送用光コードの断線やコネクターのはずれ等
の伝送路障害により、監視制御装置に装置動作詳細情報
21が届かない(ステップS55)場合、前記監視制御装置
はキャラクター伝送要求をリセット(ステップS70)
し、前記監視制御装置は無応答である旨、「応答タイム
アウト」と言うメッセージを用意(ステップS71)し、
これをCRT画面7に表示(ステップS56)する。
【0058】更に他の実施の形態を図1を用いて説明す
る。本実施の形態では、監視制御装置に対して装置動作
詳細情報の送出時、他の上位装置(電力所)より優先順
位の高い指令がきた場合、送出を途中でキャンセルして
前記指令を優先し、かつ装置動作詳細情報送出をキャン
セルした旨、キャラクターコードを使用して「途中終了
しました」と言うメッセージを送出し、監視制御装置の
CRT画面に文字表示するようにした。
【0059】本システムでは制御装置と保護装置間でキ
ャラクター伝送要求と制御指令とが伝送フォーマット上
で、同一エリアを使用している。したがってキャラクタ
ー伝送要求と制御指令との識別コードを設ける必要があ
るが、本システムではキャラクター伝送要求よりも制御
指令の方が優先度を高くしている。
【0060】本発明の実施の形態による監視制御装置か
らキャラクター伝送要求中の電気所外の電力所などの上
位装置から制御指令があった場合の処理について、実施
の形態を以下の2つのケースについて説明する。
【0061】最初に、制御実行中に監視制御装置の運転
員より、保護装置に対してキャラクター伝送要求を行な
った場合、キャラクター伝送要求を中継している制御装
置が制御を優先し、そのまま前記制御指令を継続し、キ
ャラクター伝送要求を保護装置には送信しない。又、監
視制御装置に対しては、制御装置より制御実行中である
旨、キャラクターコードを使用して「現在制御中です」
と言うメッセージを送出し、前記監視制御装置のCRT
画面にそのまま文字表示する。
【0062】次に、キャラクター伝送要求中に電力所な
どの上位装置より保護装置に対して制御指令があった場
合、キャラクター伝送要求を中継している分散制御装置
がキャラクター伝送要求をキャンセルし、制御指令を保
護装置に送信する。
【0063】又、監視制御装置に対しては、制御装置よ
りキャラクター伝送要求を打ち切った旨、キャラクター
コードを使用して「途中制御指令が入りました」と言う
メッセージを送出し、前記監視制御装置のCRT画面に
そのまま文字表示する。又、前記2ケースにおいて、制
御完了後もキャラクター伝送要求が継続していれば、キ
ャラクター伝送要求を保護装置に送信する。
【0064】更に他の実施の形態を図1を用いて説明す
る。本実施の形態では、装置動作詳細情報を送出する
際、キャラクターコードのデータ内容の信頼性を高める
ため、チェックコードを送信データへ付加し、データ内
容の異常の有無をチェックするようにした。
【0065】既に図1で述べた通り、装置動作詳細情報
をキャラクターコードを使用して監視制御装置へ送出す
る。そこで、キャラクターコードの文字化けが発生しな
いように、保護装置は装置動作詳細情報データの最後に
サム値(全データの加算値)データをつけて送出する。
【0066】一方、監視制御装置は受信した装置動作詳
細情報データの加算値が、最後に付いてきたサム値とイ
コールであれば、データ内容に異常なしと判断し、CR
T画面に文字表示する。又、チェック結果、異常であれ
ば監視制御装置は再キャラクター伝送要求を行ない、装
置動作詳細情報を再度要求する。
【0067】本実施の形態によれば、保護装置から送出
される装置動作詳細情報のキャラクターコードは、監視
制御装置CRT画面に表示出力される前に文字化けをチ
ェックできる。よって、運転員がCRT画面の文字表示
確認時、不要メッセージの出力を防止できる。
【0068】更に他の実施の形態を図9を用いて説明す
る。本実施の形態では、電気所外の電力所などの上位装
置に電子メール送信手段を設け、保護装置の装置動作詳
細情報を関連部署に自動送信を行なうようにした。
【0069】即ち、広域に広がっている電力系統の運用
は、地方制御所を複数設置し、担当エリアを決めて行な
われている。しかし、連携する管轄間では互いの情報の
受け渡しは、電話連絡等の手段で行なわれている。又、
電力系統の運用を行なう部署から関連する部署への情報
連絡も必要である。
【0070】しかるに既に説明した設備監視システムで
は、監視制御装置に保護装置の装置動作詳細情報を表示
するのみであるため、関連部署への連絡は、電話等の人
手による処理を行なわなければならない。そこで、保護
装置の装置動作詳細情報を関連部署に自動送信する。
【0071】図9は本発明の実施の形態を示す図であ
り、電気所外の電力所などの上位装置の構成例を示す図
で、図1と同一部分は同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる部分について述べる。
【0072】電子メール送信手段41は電気所内外をイン
ターフェースしている伝送中継装置12内に装備されてい
るもので、図示しない保護装置3-1 の装置動作詳細情報
を関連部署に自動送信を行なう。送信先設定手段40は電
子メール送信手段41にて自動送信する関連部署を設定す
るものである。
【0073】WAN10は関連部署に電子メールを送信す
るための伝送媒体で、関連部署には電子メールを受信で
きるパーソナルコンピュータ等の端末11-1,11-2,…,
11-nが設置されている。
【0074】本実施の形態によれば、キャラクターコー
ドで取り込んだ保護装置の装置動作詳細情報を、送信先
設定手段により予め設定してある関連部署に向けて、電
子メール送信手段にて自動送信を行ない、関連部署では
端末により保護装置の装置動作詳細情報を確認すること
ができる。したがって、関連部署への連絡を電話等の人
手による処理を介さずに、迅速かつ確実に行なうことが
可能となる。
【0075】更に他の実施の形態を図10を用いて説明す
る。本実施の形態では、電気所外の電力所などの上位装
置にfax送信手段を設け、保護装置の装置動作詳細情
報を関連部署に自動fax送信を行なうようにした。
【0076】即ち、広域に広がっている電力系統の運用
は、地方制御所を複数設置し、担当エリアを決めて行な
われている。しかし、連携する管轄間では互いの情報の
受け渡しは、電話連絡等の手段で行なわれている。又、
電力系統の運用を行なう部署から関連する部署への情報
連絡も必要である。
【0077】しかるに既に説明した設備監視システムで
は、監視制御装置に保護装置の装置動作詳細情報を表示
するのみであるため、関連部署への連絡は電話等の人手
による処理を行なわなければならない。そこで、保護装
置の装置動作詳細情報を関連部署に自動fax送信す
る。
【0078】図10は本発明の実施の形態を示す図であ
り、電気所外の電力所などの上位装置の構成例を示す図
で、図1と同一部分は同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる部分について述べる。
【0079】fax送信手段42は電気所内外をインター
フェースしている伝送中継装置12内に装備されているも
ので、図示しない保護装置3-1 の装置動作詳細情報21を
関連部署に自動fax送信を行なう。送信先設定手段40
はfax送信手段42にて自動fax送信する関連部署を
設定するものである。
【0080】WAN10は関連部署に電子メールを送信す
るための伝送媒体で、関連部署には電子メールを受信で
きるパーソナルコンピュータ等の端末11-1,11-2,…,
11-nが設定されている。
【0081】本実施の形態によれば、キャラクターコー
ドで取り込んだ保護装置の装置動作詳細情報を、送信先
設定手段により予め設定してある関連部署に向けて、f
ax送信手段にて自動fax送信を行ない、関連部署で
は端末により保護装置の装置動作詳細情報を確認するこ
とができる。したがって、関連部署への連絡を電話等の
人手による処理を介さずに、迅速かつ確実に行なうこと
が可能となる。
【0082】更に他の実施の形態を図11を用いて説明す
る。本実施の形態では、電気所外の電力所など上位装置
にTV会議接続手段を設け、保護装置の装置動作詳細情
報をTV会議を通じて確認することができるようにし
た。
【0083】即ち、広域に広がっている電力系統の運用
は、地方制御所を複数設置し、担当エリアを決めて行な
われている。しかし、連携する管轄間では互いの情報の
受け渡しは、電話連絡等の手段で行なわれている。又、
電力系統の運用を行なう部署から関連する部署への情報
連絡も必要である。そして、関連部署間で協議して電力
系統の運用を行なう場合もある。
【0084】しかるに既に説明した設備監視システムで
は、監視制御装置に保護装置の装置動作詳細情報を表示
するのみであるため、関連部署への連絡及び協議は電話
等の人手による処理を行なわなければならない。そこ
で、保護装置の装置動作詳細情報をTV会議に接続す
る。
【0085】図11は本発明の実施の形態を示す図であ
り、電気所外の電力所などの上位装置の構成例を示す図
で、図1と同一部分は同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる部分について述べる。
【0086】TV会議接続手段43は伝送中継装置12内に
装備されているもので、保護装置の装置動作詳細情報を
電気所外の関連部署のTV会議用の端末経由でモニタ13
-1,13-2,…,13-nに表示を行なう。関連部署にはTV
会議用の端末11-1,11-2,…,11-nが設置されている。
WAN10は関連部署のTV会議に装置動作詳細情報を送
信するための伝送媒体である。
【0087】本実施の形態によれば、キャラクターコー
ドで取り込んだ保護装置の装置動作詳細情報を、TV会
議接続手段によりTV会議用の端末経由でモニタに表示
を行なうことができる。したがって、保護装置の装置動
作詳細情報をTV会議用のモニタでお互い確認しながら
電力系統の運用に関する協議が、迅速かつ確実に行なう
ことが可能であり、電力供給の安定供給に寄与すること
ができる。
【0088】更に他の実施の形態を説明する。本実施の
形態では、保護装置がキャラクターコードを使用した装
置動作詳細情報を送出し、監視制御装置側で装置動作詳
細情報を確認した後、必要なくなった装置動作詳細情報
は前記監視制御装置側から遠隔表示復帰を行ない、記憶
消去ができるようにした。
【0089】監視制御装置は保護装置からの装置動作詳
細情報をCRT画面に確認した後、運転員が保護装置の
動作内容を認識したら、前記監視制御装置から前記装置
動作詳細情報の表示を復帰をできるようにする。したが
って、電気所内の設備近傍に設置してある各装置の所ま
で人間(運転員)が行かなくても、遠隔から装置動作詳
細情報の表示復帰及び記憶消去ができる。そのため本例
は既に説明した全ての構成に適用可能である。
【0090】更に他の実施の形態を説明する。本実施の
形態では、保護・制御装置の装置故障詳細情報も同様
に、監視制御装置に対してキャラクターコードを使用し
て送出し、前記監視制御装置のCRT画面に表示するよ
うにした。電気所内の保護・制御装置に故障が発生した
場合、図1と同様の方法で監視制御装置から該当する設
置に対して、キャラクター伝送要求を送出する。
【0091】次に、該当装置が前記キャラクター伝送要
求を受信したら、前記該当装置の装置故障詳細情報をキ
ャラクターコードを使用して、監視制御装置に対して送
出する。そして、監視制御装置がキャラクターコードを
使用した装置故障詳細情報を受信したら、CRT画面に
キャラクターコードを加工することなく、そのまま文字
表示する。
【0092】本実施の形態により、電気所内の分散配置
された装置故障の詳細情報を監視制御装置のCRT画面
上記で容易に、又、詳しく情報を得ることができる。そ
の結果、分散配置された装置の保守,点検を迅速に行な
うことができる。なお、本例は既に説明した全ての構成
に適用できる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果を挙げることができる。 (イ)複数の保護装置の装置動作時、保護・制御装置の
装置故障時、集約表示情報と詳細情報(キャラクターコ
ード使用)を分けることで、監視制御装置のCRT画面
表示の視認性が向上した。 集約表示情報…1次判断対応が、迅速にかつ容易に可
能。 詳細情報…要求方式により、2次診断対応(不良部位診
断等)が容易に可能。 (ロ)詳細情報をキャラクターコード化することによ
り、推論処理結果の表示も容易に可能となり、装置故障
時の不良部位診断が、迅速にかつ容易になり、保守性が
向上した。 (ハ)詳細情報をキャラクターコード化することによ
り、監視制御装置のデータベースレス化を実現し、保守
性が向上した。 (ニ)他の装置製造メーカーとの装置結合時、検出方
式,表示方式が変わっても、キャラクターコードを使用
した表示としているため、データ受信側(監視制御装
置)の対応は不要となり、システムの汎用性を高め、シ
ステムのオープン化が実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による設備制御システムの実施の形態を
示す構成図。
【図2】図1のキャラクター伝送下り,上り情報の伝送
フォーマット図。
【図3】図1のキャラクター伝送信号の流れを示す図。
【図4】図1の監視制御装置の処理内容を示す図。
【図5】図1の当該保護装置の処理内容を示す図。
【図6】他の実施の形態で適用する要求種別を付加した
キャラクター伝送下り,上り情報の伝送フォーマット
図。
【図7】他の実施の形態で適用する装置動作詳細情報画
面切り換えイメージ図。
【図8】他の実施の形態で適用する伝送系の障害時の監
視制御装置の処理内容を示す図。
【図9】他の実施の形態を示す構成図。
【図10】他の実施の形態を示す構成図。
【図11】他の実施の形態を示す構成図。
【符号の説明】
1 設備 2 制御装置 3 保護装置 4 LAN(ローカルエリアネットワーク) 5 監視制御装置 6 系統監視盤 7 CRT画面 8 入力回路 9 プリンタ 10 WAN(ワイドエリアネットワーク) 11 端末 12 伝送中継装置 13 モニタ 20 下り情報(キャラクター伝送要求) 21 上り情報(装置動作詳細情報) 22 開始コード 23 文字コード(キャラクターコード) 24 終了コード 30 要求種別を付加した下り情報(キャラクター伝送
要求) 31 回線番号 32 装置番号 40 送信先設定手段 41 電子メール送信手段 42 fax送信手段 43 TV会議接続手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 玲 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 児玉 清 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 平岡 誠一朗 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 小野 猛 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 佐藤 真 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気所全体の監視制御を行なう監視制御
    装置と電力系統の各設備毎に設けた複数の保護制御装置
    とがネットワークを介して、各装置間相互に情報伝送を
    行なう設備監視システムにおいて、前記保護制御装置に
    は、事故によって当該保護装置が動作したとき事故検出
    を監視制御装置に伝送する手段と、その装置動作詳細情
    報を記憶する記憶手段及び当該保護制御装置に対してキ
    ャラクター伝送要求があったときキャラクターコードを
    使用して記憶手段に記憶される装置動作詳細情報を送出
    する手段を備え、前記監視制御装置には、所望の保護制
    御装置に対してキャラクター伝送要求を送信する手段,
    該当保護制御装置から装置動作詳細情報を受信する手段
    及び受信した前記装置動作詳細情報を表示する表示手段
    を備えたことを特徴とする設備監視システム。
  2. 【請求項2】 電気所全体の監視制御を行なう監視制御
    装置と電力系統の各設備毎に設けた複数の保護制御装置
    とがネットワークを介して、各装置間相互に情報伝送を
    行なう設備監視システムにおいて、前記保護制御装置に
    は、事故によって当該保護装置が動作したときその装置
    動作詳細情報をキャラクターコードを使用して監視制御
    装置に送出する手段を備え、前記監視制御装置には、前
    記保護制御装置から送出される装置動作詳細情報を受信
    する手段,受信した装置動作詳細情報を記憶する記憶手
    段及びこの記憶手段に記憶された所望の保護制御装置の
    装置動作詳細情報を表示する表示手段を備えたことを特
    徴とする設備監視システム。
  3. 【請求項3】 電気所全体の監視制御を行なう監視制御
    装置と電力系統の各設備毎に設けた複数の保護制御装置
    とがネットワークを介して、各装置間相互に情報伝送を
    行なう設備監視システムにおいて、前記保護制御装置に
    は、当該保護制御装置の自動監視を行なう自動監視手
    段,この自動監視手段が装置故障を検出したときその装
    置故障詳細情報を記憶する記憶手段及び当該保護制御装
    置に対してキャラクター伝送要求があったときキャラク
    ターコードを使用して記憶手段に記憶される装置故障詳
    細情報を送出する手段を備え、前記監視制御装置には、
    所望の保護制御装置に対してキャラクター伝送要求を送
    信する手段,該当保護制御装置から装置故障詳細情報を
    受信する手段及び受信した前記装置故障詳細情報を表示
    する表示手段を備えたことを特徴とする設備監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 電気所全体の監視制御を行なう監視制御
    装置と電力系統の各設備毎に設けた複数の保護制御装置
    とがネットワークを介して、各装置間相互に情報伝送を
    行なう設備監視システムにおいて、前記保護制御装置に
    は、当該保護制御装置の自動監視を行なう自動監視手段
    及びこの自動監視手段が装置故障を検出したときその装
    置故障詳細情報をキャラクターコードを使用して監視制
    御装置に送出する手段を備え、前記監視制御装置には、
    前記保護制御装置から送出される装置故障詳細情報を受
    信する手段,受信した装置故障詳細情報を記憶する記憶
    手段及びこの記憶手段に記憶された所望の保護制御装置
    の装置故障詳細情報を表示する表示手段を備えたことを
    特徴とする設備監視システム。
  5. 【請求項5】 前記監視制御装置から保護制御装置に送
    信するキャラクター伝送要求に要求種別識別信号を付加
    し、これを受信した保護制御装置がこの要求種別識別信
    号に対応する種別の装置動作詳細情報あるいは装置故障
    詳細情報を送信することを特徴とする請求項1又は請求
    項3記載の設備監視システム。
  6. 【請求項6】 前記保護制御装置から前記監視制御装置
    に送信する装置動作詳細情報あるいは装置故障詳細情報
    の情報量が多い場合、装置動作詳細情報あるいは装置故
    障詳細情報を分割して伝送することを特徴とする請求項
    1ないし請求項4記載の設備監視システム。
  7. 【請求項7】 前記保護制御装置に、当該保護制御装置
    の記憶手段に装置動作詳細情報あるいは装置故障詳細情
    報が記憶されていない場合、監視制御装置にキャラクタ
    ーコードを使用して装置動作詳細情報あるいは装置故障
    詳細情報がない旨のメッセージを送出する手段を付加
    し、前記監視制御装置に、前記保護制御装置から受信し
    た装置動作詳細情報あるいは装置故障詳細情報がない旨
    のメッセージを表示する表示手段を付加したことを特徴
    とする請求項1又は請求項3記載の設備監視システム。
  8. 【請求項8】 前記監視制御装置に、保護制御装置にキ
    ャラクター伝送要求を送信してから所定時間以内に該当
    保護制御装置から装置動作詳細情報あるいは装置故障詳
    細情報の受信がないとき、無回答である旨のメッセージ
    を表示する表示手段を付加したことを特徴とする請求項
    1又は請求項3記載の設備監視システム。
  9. 【請求項9】 前記保護制御装置に、前記保護制御装置
    から監視制御装置に装置動作詳細情報あるいは装置故障
    詳細情報を送出中に装置動作詳細情報あるいは装置故障
    詳細情報の伝送処理より優先順位の高い制御指令が送出
    された場合、装置動作詳細情報あるいは装置故障詳細情
    報の送出を中断し、中断した旨のメッセージをキャラク
    ターコードを使用して監視制御装置に送出する手段を付
    加し、前記監視制御装置に、保護制御装置から受信した
    装置動作詳細情報あるいは装置故障詳細情報を中断した
    旨のメッセージを表示する表示手段を付加したことを特
    徴とする請求項1ないし請求項4記載の設備監視システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記装置動作詳細情報あるいは装置故
    障詳細情報を送出する際、送信データにデータチェック
    コードを付加し、このデータチェックコードをチェック
    し異常の場合、再度装置動作詳細情報あるいは装置故障
    詳細情報の送出要求を送信する手段を監視制御装置に備
    えたこを特徴とする請求項1ないし請求項9記載の設備
    監視システム。
  11. 【請求項11】 前記監視制御装置が収集した保護制御
    装置の装置動作詳細情報あるいは装置故障詳細情報を指
    定の関連部署に自動送信することを特徴とする請求項1
    ないし請求項10記載の設備監視システム。
  12. 【請求項12】 前記保護制御装置に、前記監視制御装
    置から記憶手段に記憶された情報を消去させる消去信号
    を受信したとき当該記憶手段に記憶された情報を消去す
    る記憶情報消去手段を備え、前記監視制御装置に、所望
    の保護制御装置に記憶された情報を消去させる消去信号
    を送信する手段を備えたことを特徴とする請求項1又は
    請求項3記載の設備監視システム。
JP20317496A 1996-07-12 1996-07-12 設備監視システム Pending JPH1032944A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215823A (ja) * 2001-01-24 2002-08-02 Furukawa Co Ltd 遠隔地サービス業務の管理支援システム
JP2003240318A (ja) * 2003-02-12 2003-08-27 Hitachi Ltd 監視装置
CN1316713C (zh) * 1999-12-28 2007-05-16 东芝株式会社 电力系统监控装置及其设备信息生成装置
JP2008228903A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2010253323A (ja) * 2010-08-20 2010-11-11 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2019118211A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御指令システム

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