JPH10329344A - ラインサーマルヘッド印字装置 - Google Patents

ラインサーマルヘッド印字装置

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JPH10329344A
JPH10329344A JP17877297A JP17877297A JPH10329344A JP H10329344 A JPH10329344 A JP H10329344A JP 17877297 A JP17877297 A JP 17877297A JP 17877297 A JP17877297 A JP 17877297A JP H10329344 A JPH10329344 A JP H10329344A
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JP
Japan
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printing
thermal head
line thermal
film
moving
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JP17877297A
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Masuo Sogabe
真寿男 曽我部
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Taisei Kikai Co Ltd
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Taisei Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印字対象が印字箇所で停止又はある速度以下に
なる事態がおこってもその印字箇所に所期どうりの奇麗
な印字を行えるようにしたラインサーマルヘッド印字装
置を提供する。 【解決手段】移動する印字対象物に対して、静置された
ラインサーマルヘッドによって印字を行う装置におい
て、ラインサーマルヘッドの所に印字対象物の印字箇所
が来た時点で印字対象物の移動が停止又はある速度以下
になると、ラインサーマルヘッドが移動されて、その印
字箇所に対する印字を完了させる。これによって、印字
対象物を再起動させたときに、印字がずれるのを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動する印字対象
物上の所定間隔毎の印字箇所に対して、静置されたライ
ンサーマルヘッドに通電することによって印字を行うよ
うにした印字装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、包装物に対しては製造年月日、賞
味期限、製造連番など印字対象物毎に異なる文字や記号
を表示することが求められる事が多い。このような場
合、ラインサーマルヘッドを用いて印字対象物に印字を
行うことが広く行われている。ラインサーマルヘッドを
用いて印字対象物上に印字を行う場合は、微小ヒータの
集合体であるラインサーマルヘッドの或る特定ドットに
通電し発生する熱で印字を行う。
【0003】ラインサーマルヘッドを用いて印字対象物
上に印字を行う印字装置には、印字対象物が停止してい
る間にラインサーマルヘッドを動かして印字を行う間欠
型と呼ばれる装置と、ラインサーマルヘッドを静置して
印字対象物の移動に合わせて印字を行う連続型と呼ばれ
る装置とがある。
【0004】間欠型の装置では、印字対象物が停止して
いる間に印字するため、印字装置の設置場所と印字対象
物が停止した所が印字位置となるように、どちらか一方
を調節して位置合わせを行なわなければならない。
【0005】一方、連続型の装置においては、フィルム
継ぎなどのために印字対象フィルムの移動が停止したと
きに、印字装置の設置場所と印字位置とが重ならないよ
うにする機構が必要になる。なぜならば、もしも印字装
置の設置場所と印字位置とが合致した位置で印字対象フ
ィルムの移動が停止すると、フィルム継ぎなどのために
印字対象フィルムに変位が生じ、フィルムが再移動を始
めて印字を開始したときに印字位置がずれてしまうとい
う問題を生ずるからである。
【0006】また、連続型において、端面型やコーナエ
ッジ型ラインサーマルヘッドを使用した印字装置で、熱
時剥離タイプの熱転写リボンテープを使用すると、ある
速度以下では、鮮明な印字ができなかった為、印字位置
での印字速度が、ある速度以下になると、その位置も印
字位置としては不適当な所となり、避けなければならな
かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前項で説明したよう
に、従来のラインサーマルヘッドを用いた連続型の印字
装置では、印字対象フィルムの移動が停止又はある速度
以下になったときに、印字装置の設置場所と印字対象フ
ィルム上の印字位置とが重ならないようにする機構が必
要になる。
【0008】本発明は、従来のラインサーマルヘッドを
用いた連続型の印字装置において、印字対象フィルムの
移動が停止又はある速度以下になったときに、印字装置
の設置場所と印字対象フィルム上の印字位置とが重なら
ないようにする機構を必要としないように構成したサー
マルヘッドを用いた印字装置を提供することを課題とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明による印字装置では、印字対象物上の印字箇
所が前記ラインサーマルヘッドの静置位置に来た位置で
印字対象物が停止又はある速度以下になると、ラインサ
ーマルヘッドを移動させて印字を行うようにした構成を
採用する。
【0010】本発明による印字装置では、前記したよう
に印字対象物が停止又はある速度以下の位置で印字対象
物上の印字箇所とラインサーマルヘッドの静置位置とが
合致しているときは、ラインサーマルヘッドを移動させ
て印字を行うように構成されていて、その印字箇所に対
する印字を完了してしまうので、そのあと印字対象物が
変位されても印字には全く影響を生じない。
【0011】このように本発明によれば、従来のよう
に、印字対象物の移動が停止又はある速度以下になった
ときに印字装置の設置場所と印字対象物上の印字位置と
が重ならないように、印字信号に合わせて機構的に印字
位置を調整する機構を必要としない構造簡単な印字装置
が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による印字装置を図
示した実施形態により具体的に説明する。先ず図1に示
す本実施形態による装置の構成について説明する。図1
において、1は所定位置に印字を行うべき包材フィルム
を示している。
【0013】2は、熱転写リボンテープを示し、原反軸
3から巻き戻されて巻取り軸4に巻き取られる。この熱
転写リボンテープ2はプラテン板5の上で包材フィルム
1と重ねられて必要量だけ走行される。6はインクリメ
ント型ロータリエンコーダで、熱転写リボンテープ2の
移動量を検出する。
【0014】7はラインサーマルヘッドを示し、このラ
インサーマルヘッド7は、移動されている包材フィルム
1に対して静置された状態で印字を行う静置型として構
成されているが、前後駆動8と上下移動9を行わせるこ
とができる機構によって支持されている。
【0015】10は、インクリメント型ロータリエンコ
ーダで、包材フィルム1の移動量を検出するために配設
されている。ロータリエンコーダ10で検出された包材
フィルム1の移動量に基づいて熱転写リボンテープ2の
移動量が制御されるよう構成されており、リボンテープ
2の移動量はロータリエンコーダ6でフィードバックさ
れる。
【0016】図1に示した装置は以上の構成を有してお
り、その作動を図2により説明する。前記したようにこ
の印字装置は、移動されている包材フィルムに静置状態
で印字を行う静置型であり、包材フィルムが移動してい
る通常の状態では、次のように印字が行われる。
【0017】ロータリエンコーダ10からの情報により
包材フィルムが移動していると判断すると、その検出移
動速度と同じになるようにロータリエンコーダ6の移動
速度を監視しながら熱転写リボンテープ2の巻取軸4を
回転させる。こうして包材フィルム1の移動と熱転写リ
ボンテープ2の送りを同期させたあと、ラインサーマル
ヘッド7を上下移動9によりプラテン板5に対して印字
に十分な加圧をし、通電制御を行って熱転写印字を行
う。
【0018】次に、何らかの原因で包材フィルム1の印
字箇所が、ラインサーマルヘッド7の設置位置に来た状
態で、包材フィルム1の移動が停止ないしは停止に近い
状態になってそれをロータリエンコーダ10からの情報
により判断すると、熱転写リボンテープ2の巻取軸4の
回転を停止させ、熱転写リボンテープ2の原反軸3によ
って熱転写リボンテープ2にバックテンションをかけ、
ラインサーマルヘッド7を包材フィルム1の進行方向と
逆へ移動させながらラインサーマルヘッド7に通電を行
って熱転写印字を行う。
【0019】印字が終了したら、ロータリエンコーダ6
で熱転写リボンテープ2の移動量を検出しながらその印
字に必要だったテープ量を巻取軸4によって熱転写リボ
ンテープ2を巻取り次の印字を行える状態にする。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の印字装置によれ
ば、印字対象物が停止又はある速度以下の位置で印字対
象物上の印字箇所とラインサーマルヘッドの静置位置と
が合致しているときは、ラインサーマルヘッドを移動さ
せて印字を行うように構成されていて、印字箇所に対す
る印字を完了してしまうので、そのあと印字対象物が変
位されても印字には全く影響を生じない。
【0021】従って、本発明によれば、印字対象物の移
動が停止ある速度以下になったときに印字装置の設置場
所と印字対象物上の印字位置とが重ならないように、印
字信号に合わせて機構的に印字位置を調整する機構を必
要としない構造簡単な印字装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印字装置の実施の一形態例を示す
説明図。
【図2】図1に示した印字装置における制御系の構成を
示す系統図。
【符号の説明】
1 包材フィルム 2 熱転写リボンテープ 3 原反軸 4 巻取軸 5 プラテン板 6 ロータリエンコーダ 7 ラインサーマルヘッド 8 前後移動 9 上下駆動 10 ロータリエンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する印字対象物上の所定間隔毎の印字
    箇所に対し、静置されたラインサーマルヘッドによって
    印字を行うように構成した印字装置において、前記印字
    箇所が前記ラインサーマルヘッドの静置位置に来た位置
    で前記印字対象物が停止又はある速度以下になると、前
    記ラインサーマルヘッドを移動させて印字を行うように
    構成したことを特徴とするラインサーマルヘッド印字装
    置。
JP17877297A 1997-06-02 1997-06-02 ラインサーマルヘッド印字装置 Expired - Lifetime JP3669817B2 (ja)

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JPH10329344A true JPH10329344A (ja) 1998-12-15
JP3669817B2 JP3669817B2 (ja) 2005-07-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1598277A3 (de) * 2004-05-18 2006-01-04 Hans Wolf Durchlaufsiegelgerät

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1598277A3 (de) * 2004-05-18 2006-01-04 Hans Wolf Durchlaufsiegelgerät

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