JPH10328829A - オシレート溶接方法 - Google Patents

オシレート溶接方法

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Publication number
JPH10328829A
JPH10328829A JP13957897A JP13957897A JPH10328829A JP H10328829 A JPH10328829 A JP H10328829A JP 13957897 A JP13957897 A JP 13957897A JP 13957897 A JP13957897 A JP 13957897A JP H10328829 A JPH10328829 A JP H10328829A
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JP
Japan
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torch
welding
groove wall
groove
arc
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Application number
JP13957897A
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English (en)
Inventor
Tokuji Maruyama
徳治 丸山
Tadashi Muneyuki
正 宗行
Fusaki Koshiishi
房樹 輿石
Hajime Uchiyama
肇 内山
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上側開先壁40aにおけるアンダーカット5
2の発生および下側開先壁40bにおける融合不良の発
生を防止する。 【解決手段】 上側開先壁40aおよび下側開先壁40
bを上下に位置させた横向き姿勢の母材4に対してトー
チ1を周期的に揺動させながらアーク溶接を行うもので
ある。上側開先壁40aおよび下側開先壁40bを溶接
電流や溶接電圧等の溶接要素により検出しながら開先幅
方向にトーチ1を移動させ、上側開先壁40aまたは下
側開先壁40bを検出したときに、所定距離だけ開先4
0の中央側に下側方向や上側方向に反転移動させて停止
し、所定時間の経過後に反転移動方向の移動を再開する
動作を繰り返すことによって、トーチ1を周期的に揺動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トーチを周期的に
揺動させながらアーク溶接を行うオシレート溶接方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】アーク溶接により突き合わせ溶接や隅肉
溶接を行う場合には、溶接金属を平坦に形成して欠陥を
少なくするため、通常、溶接電極を備えたトーチを周期
的に揺動させながら溶接するオシレート溶接方法が採用
される。このオシレート溶接方法において、開先を自動
的に倣う従来の自動溶接技術では、溶接電圧等の溶接要
素を基にして一方側の開先壁を検出したときのトーチの
位置を揺動の最終端とし、最終端における開先壁の溶け
込みを確保するために、最終端に到達したときに揺動を
停止し、開先壁の溶け込みが十分に行われたと考えられ
る所定時間の経過後に揺動を再開するように動作手順が
設定されることによって、融合不良の発生の防止が図ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、最終端で揺動を停止しながら開先壁の溶け
込みを行う方法では、開先壁を上下に位置させた横向き
姿勢で溶接する場合、溶融金属に働く重力の影響により
下記の問題が生じることになる。
【0004】即ち、図10に示すように、上側の開先壁
51aにおいては、開先壁51aの溶融した部分が溶け
落ちてアンダーカット52が発生することになる。ま
た、下側の開先壁51bにおいては、アーク力および重
力により溶融金属の垂れが促進されることによって、ア
ークが開先壁51bへ届き難くなり、開先壁51bの溶
け込みが不十分になって融合不良が発生することにな
る。
【0005】従って、本発明は、上側の開先壁51aに
おけるアンダーカット52の発生および下側の開先壁5
1bにおける融合不良の発生を防止することができるオ
シレート溶接方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、開先壁を上下に位置させた横向
き姿勢の母材に対してトーチを周期的に揺動させながら
アーク溶接を行うオシレート溶接方法であって、前記開
先壁を溶接要素により検出しながら開先幅方向に前記ト
ーチを移動させ、前記開先壁を検出したときに、所定距
離だけ開先中央側に反転移動させて停止し、所定時間の
経過後に前記反転移動方向の移動を再開する動作を繰り
返すことによって、前記トーチを周期的に揺動させるこ
とを特徴としている。
【0007】これにより、上側の開先壁において、開先
壁を検出した直後にトーチを開先中央側に反転移動させ
るため、開先壁を検出した位置で溶接する場合よりも、
開先壁のアークによる溶融量を減少させることができ
る。また、トーチを溶融金属の端部よりも下側に停止さ
せた状態で溶接を行うため、トーチよりも上側に存在す
る溶融金属をアーク力により持ち上げることができる。
従って、開先壁のアークによる溶融量の減少に加えて、
この溶融金属の溶け落ちをアーク力により防止すること
ができるため、上側の開先壁におけるアンダーカットの
発生を防止することが可能になる。また、下側の開先壁
において、開先中央側に反転移動された位置での溶接と
なるため、開先内の溶融金属の垂れを防止することがで
きる。従って、アークを下側の開先壁に十分に届かせて
深い溶け込みを得ることが可能になるため、下側の開先
壁における融合不良の発生を防止することが可能にな
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のオシレ
ート溶接方法であって、前記アーク溶接時に溶接電圧を
一定とするように前記トーチを前記母材の板厚方向に移
動させる自動電圧制御を行っており、前記開先壁を検出
したときに、前記自動電圧制御を停止し、前記所定時間
の経過後に前記自動電圧制御を再開することを特徴とし
ている。
【0009】これにより、トーチを開先中央側に反転移
動させる際に、自動電圧制御を継続していれば、開先壁
付近でアーク長が一瞬長くなり、溶接電流が一定で溶接
電圧が瞬間的に増大するという現象が生じることによっ
て、開先壁への入熱量の急激な増加により溶融金属の溶
融量を増大させることになるが、自動電圧制御が停止さ
れていると、このような現象を生じることがない。従っ
て、開先壁の溶融量の増大が防止されることによって、
下側の開先壁においては溶融金属の垂れを防止すること
が可能になり、上側の開先壁においてはアンダーカット
の発生や拡大を防止することが可能になる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のオシレート溶接方法であって、前記トーチが下側の開
先壁の検出後に停止した期間中、前記アーク溶接の溶接
電流を増大させることを特徴としている。
【0011】これにより、溶接電流を増大させて一層深
い溶け込みを得ることによって、下側の開先壁における
融合不良の発生を一層確実に防止することが可能にな
る。
【0012】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1項に記載のオシレート溶接方法であって、フィ
ラワイヤを送給しながら溶融させる非消耗電極式のアー
ク溶接を行うものであり、前記トーチが下側の開先壁の
検出後に停止した期間中、前記フィラワイヤの送給量を
減少させることを特徴としている。
【0013】これにより、フィラワイヤの送給量の減少
によりフィラワイヤを溶融させるのに要する熱量を減少
させることによって、深い溶け込みを得て融合不良の発
生を確実に防止することが可能になると共に、フィラワ
イヤの送給量の減少によって、溶融金属の垂れを確実に
低減させることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図9に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係るオ
シレート溶接方法は、図1に示すように、上側開先壁4
0aおよび下側開先壁40bの開先40を有するように
横向き姿勢に設定された母材4に対してアーク溶接する
非消耗電極式のオシレート溶接装置において実施される
ようになっている。オシレート溶接装置は、装置本体4
1と制御装置42とを有している。装置本体41は、母
材4との間でアーク2を生成する溶接電極を備えたトー
チ1を有している。トーチ1は、板厚方向トーチ駆動機
構23に設けられており、板厚方向トーチ駆動機構23
は、トーチ位置検出器を内蔵した板厚方向駆動モータ5
を有している。そして、板厚方向駆動モータ5は、板厚
方向トーチ駆動機構23を駆動することによって、トー
チ1を母材4の板厚方向に進退移動させるようになって
いると共に、所定の進退移動量ごとに位置検出パルスを
出力するようになっている。
【0015】また、板厚方向トーチ駆動機構23は、開
先幅方向トーチ駆動機構24に支持されている。開先幅
方向トーチ駆動機構24は、図2に示すように、先端部
に板厚方向トーチ駆動機構23が接続され、開先幅方向
に対して傾斜された進退移動部材9を有している。進退
移動部材9の後端部には、トーチ位置検出器を内蔵した
開先幅方向駆動モータ6が設けられている。そして、開
先幅方向駆動モータ6は、進退移動部材9を駆動するこ
とによって、板厚方向トーチ駆動機構23を介してトー
チ1を開先幅方向に所定の角度で進退移動させるように
なっていると共に、所定の進退移動量ごとに位置検出パ
ルスを出力するようになっている。
【0016】上記の開先幅方向トーチ駆動機構24は、
図1に示すように、走行台車8に設けられている。走行
台車8は、開先方向に対して並行に配置されたレール7
に移動自在に設けられている。レール7の下端には、ラ
ックギヤ7aが設けられており、ラックギヤ7aには、
走行台車8に設けられた走行モータ19の図示しない走
行ギヤが噛合されている。そして、走行台車8は、走行
モータ19の回転によりレール7に沿いながら移動する
ことによって、トーチ駆動機構24・23を介してトー
チ1を開先方向(溶接方向)に移動させるようになって
いる。
【0017】また、走行台車8には、フィラワイヤ20
を繰り出し可能なフィラワイヤ送給機構37が設けられ
ている。フィラワイヤ送給機構37は、フィラワイヤ2
0の送給方向をトーチ1の先端方向に設定する送給部材
37aと、送給信号に応じた送給速度でフィラワイヤ2
0を繰り出す繰り出し部材37bとを有している。
【0018】上記のように構成された装置本体41は、
制御装置42に接続されている。制御装置42は、電源
部43と送給部44と開先幅位置制御部45と開先壁検
出部46と板厚位置制御部47とを有している。電源部
43は、トーチ1の溶接電極に対して電力を供給する溶
接電源部31と、溶接電源部31に対して通常の溶接電
流を設定する溶接電流設定部32と、溶接電流設定部3
2の溶接電流以上の溶接電流を溶接電源部31に設定す
る下側停止時溶接電流設定部33と、これらの電流設定
部32・33と溶接電源部31とを切り換え可能に接続
する第1切換部34aとを有している。そして、電源部
43は、後述の開先方向トーチ位置制御部22からの切
換信号により第1切換部34aの接続状態が切り換えら
れることによって、開先40の下側でトーチ1が停止し
たときに、下側停止時溶接電流設定部33による溶接電
流を溶接電源部31から出力させるようになっていると
共に、それ以外のときに、溶接電流設定部32による溶
接電流を溶接電源部31から出力させるようになってい
る。
【0019】また、送給部44は、上述のフィラワイヤ
送給機構37における繰り出し部材37bに対して送給
信号を出力するフィラワイヤ送給制御部28と、フィラ
ワイヤ送給制御部28に対して通常の送給速度を設定す
る送給速度設定部29と、送給速度設定部29の送給速
度以下の送給速度をフィラワイヤ送給制御部28に設定
する下側停止時送給速度設定部30と、これらの速度設
定部29・30とフィラワイヤ送給制御部28とを切り
換え可能に接続する第2切換部34bとを有している。
そして、送給部44は、後述の開先方向トーチ位置制御
部22からの切換信号により第2切換部34bの接続状
態が切り換えられることによって、開先40の下側でト
ーチ1が停止したときに、下側停止時送給速度設定部3
0による送給速度の送給信号を溶接電源部31から出力
させるようになっていると共に、それ以外のときに、送
給速度設定部29による送給速度の送給信号をフィラワ
イヤ送給制御部28から出力させるようになっている。
【0020】また、開先幅位置制御部45は、開先幅方
向駆動モータ6を作動させる開先幅方向トーチ位置制御
部22を有している。開先幅方向トーチ位置制御部22
には、トーチ1が上側開先壁40aを検出してから開先
中央側へ反転する際の戻し距離を有した上側戻し距離設
定部15と、トーチ1が下側開先壁40bを検出してか
ら開先中央側へ反転する際の戻し距離を有した下側戻し
距離設定部16と、上側開先壁40aにおける停止時間
を有した上側停止時間設定部17と、下側開先壁40b
における停止時間を有した下側停止時間設定部18とが
接続されている。尚、上記の戻し距離は、開先角度や溶
接電流、溶接電圧等の条件により異なるが、0.4〜
2.0mmの範囲である。また、停止時間は、開先幅方
向の揺動幅や揺動速度、溶接速度により異なるが、0.
1〜1.0秒の範囲である。
【0021】また、開先壁検出部46は、開先幅方向駆
動モータ6からの位置検出パルスを計数する開先幅方向
トーチ位置計数部12と、板厚方向駆動モータ5からの
位置検出パルスを計数する板厚方向トーチ位置計数部1
1と、上側判定値および下側判定値を記憶した開先壁検
出位置記憶部14と、開先壁検出判断部13とを有して
いる。そして、開先壁検出判断部13は、両計数部12
・11における計数値と判定値とを基にして上側開先壁
40aおよび下側開先壁40bに到達したか否かを判定
し、判定結果を開先幅方向トーチ位置制御部22に出力
するようになっている。
【0022】また、板厚位置制御部47は、トーチ1お
よび母材4間の溶接電圧を検出する溶接電圧検出部25
と、電圧設定値を有した溶接電圧設定部26と、溶接電
圧検出値と電圧設定値とを比較して差分を出力する溶接
電圧比較部27と、板厚方向トーチ位置制御部21とを
有している。そして、板厚方向トーチ位置制御部21
は、溶接電圧比較部27における差分を解消するように
板厚方向駆動モータ5を駆動することによって、トーチ
1を母材4の板厚方向に移動させる自動電圧制御を行う
ようになっていると共に、開先幅方向トーチ位置制御部
22から停止信号が入力されたときに、再開信号が入力
されるまで自動電圧制御を停止するようになっている。
【0023】上記の構成において、オシレート溶接装置
の図3のオシレート溶接動作を通じてオシレート溶接方
法について説明する。
【0024】先ず、母材4が横向き姿勢にセットされ、
裏面側に裏当て銅板36が当接される。この後、開先幅
方向トーチ位置制御部22から第1および第2切換部3
4a・34bに対して切換信号が送信され、溶接電源部
31と溶接電流設定部32とが接続状態にされると共
に、フィラワイヤ送給制御部28と送給速度設定部29
とが接続状態にされる。また、開先幅方向トーチ位置制
御部22から再開信号が送信され、板厚方向トーチ位置
制御部21が動作状態に設定される。そして、このよう
な各種の設定が行われることによって、アーク2による
フィラワイヤ20の溶融が開始されると、レール7に沿
った走行が開始されると同時に、開先幅方向トーチ駆動
機構24によるトーチ1の下側方向への移動が開始され
る(S1)。
【0025】開先幅方向駆動モータ6の駆動によりトー
チ1が下側方向に移動すると、開先幅方向駆動モータ6
に内蔵されたトーチ位置検出器から位置検出パルスが出
力され、開先幅方向トーチ位置計数部12に入力され
る。そして、開先幅方向トーチ位置計数部12において
計数された位置検出パルスの計数値が開先方向位置W
(t)として開先壁検出判断部13に出力される。
【0026】また、トーチ1の移動中においては、トー
チ1および母材4間の溶接電圧が溶接電圧検出部25に
より検出されている。溶接電圧検出部25が検出した溶
接電圧検出値は、溶接電圧比較部27に入力され、溶接
電圧設定部26の溶接電圧設定値と比較される。そし
て、溶接電圧検出値と電圧設定値との差分が板厚方向ト
ーチ位置制御部21に出力されることによって、板厚方
向トーチ位置制御部21が差分を解消するように、板厚
方向駆動モータ5を駆動してトーチ1を板幅方向に移動
させる自動電圧制御が行われる。具体的には、溶接電圧
検出値が電圧設定値よりも小さな状態の差分であれば、
トーチ1を母材4から遠ざける方向に移動させる一方、
溶接電圧検出値が電圧設定値よりも大きな状態の差分で
あれば、トーチ1を母材4に近づける方向に移動させ
る。そして、このようにして板厚方向駆動モータ5が駆
動されて自動電圧制御が行われると、板厚方向駆動モー
タ5に内蔵されたトーチ位置検出器から位置検出パルス
が板厚方向トーチ位置計数部11に入力されることによ
って、位置検出パルスの計数値が板厚方向位置H(t)
として開先壁検出判断部13に出力される。
【0027】上記のようにして開先幅方向トーチ位置計
数部12および板厚方向トーチ位置計数部11から開先
方向位置W(t)および板厚方向位置H(t)がそれぞ
れ開先壁検出判断部13に入力されると、板厚方向位置
の増分dH(t)を開先方向位置の増分dW(t)によ
り除算して除算値dH(t)/dW(t)が算出された
後、この除算値dH(t)/dW(t)が開先壁検出位
置記憶部14の下側判定値Adよりも大きな値であるか
否かが判定される(S3)。除算値dH(t)/dW
(t)が下側判定値Ad以下であれば(S3,NO)、
上述のS2を再実行し、新たな除算値dH(t)/dW
(t)が下側判定値Adと比較される。一方、除算値d
H(t)/dW(t)が下側判定値Adよりも大きな値
であれば(S3,YES)、下側開先壁40bを検出し
たとしてトーチ1の移動が停止される(S4)。そし
て、開先幅方向トーチ位置制御部22から板厚方向トー
チ位置制御部21に停止信号が出力されることによっ
て、自動電圧制御が一時的に停止される(S5)。
【0028】この後、下側戻し距離設定部16で設定さ
れた下側戻し距離だけトーチ1が開先40の中央側に反
転移動される。この際、図4に示すように、自動電圧制
御を継続していれば、下側開先壁40b付近でアーク長
が一瞬長くなり、溶接電流が一定で溶接電圧が瞬間的に
増大するという現象が生じることによって、下側開先壁
40bへの入熱量の急激な増加により溶融量が増大して
溶融金属3の垂れを助長することになるが、図5に示す
ように、自動電圧制御が停止されていると、このような
現象を生じることがない。従って、下側開先壁40bの
溶融量の増大が防止されることによって、溶融金属3の
垂れが防止されることになる。
【0029】また、図6に示すように、開先40の中央
側の位置で溶接が継続されると、下側開先壁40bに対
するアーク2の照射角度が反転移動される前よりも直角
に近づくため、電流密度の増加により深い溶け込みが得
られることになる。また、フィラワイヤ20を溶融する
位置が中央側となって溶融金属3の垂れが防止されるた
め、アークが下側開先壁40bに十分に届いて深い溶け
込みが得られることになる。そして、これらの動作で得
られた深い溶け込みによって、融合不良の発生が防止さ
れることになり、特に初層において安定した裏波溶接を
可能にさせることになる(S6)。
【0030】次に、フィラワイヤ20の送給速度が下側
停止時送給速度設定部30により通常の送給速度以下の
速度に設定されると共に、溶接電流が下側停止時溶接電
流設定部33により通常の溶接電流以上の電流に設定さ
れる。これにより、フィラワイヤ20の送給量の減少に
よりフィラワイヤ20の溶融に必要な熱量が減少される
と共に、溶接電流が増大されることによって、一層深い
溶け込みが得られることになる。さらに、フィラワイヤ
20の送給量の減少によって、溶融金属3の垂れが一層
低減されることになる(S7)。
【0031】この後、下側停止時間設定部18で設定さ
れた所定時間が経過すると(S8)、開先幅方向トーチ
位置制御部22から再開信号が板厚方向トーチ位置制御
部21に送信され、自動電圧制御が再開される(S
9)。そして、フィラワイヤ20の送給速度が送給速度
設定部29により通常の送給速度に設定されると共に、
溶接電流が溶接電流設定部32により通常の溶接電流に
設定された後(S10)、トーチ1の上側方向(反転移
動方向)への移動が開始される(S11)。
【0032】トーチ1が上側方向に移動すると、上述の
S2における動作と同様の動作によって、開先幅方向ト
ーチ位置計数部12および板厚方向トーチ位置計数部1
1から開先方向位置W(t)および板厚方向位置H
(t)がそれぞれ開先壁検出判断部13に入力される
(S12)。そして、板厚方向位置の増分dH(t)を
開先方向位置の増分dW(t)により除算した除算値d
H(t)/dW(t)が開先壁検出位置記憶部14の上
側判定値Auよりも大きな値であるか否かが判定される
(S13)。除算値dH(t)/dW(t)が上側判定
値Au以下であれば(S13,YES)、上述のS13
を再実行し、新たな除算値dH(t)/dW(t)が上
側判定値Auと比較される。一方、除算値dH(t)/
dW(t)が上側判定値Auよりも大きな値であれば
(S13,YES)、上側開先壁40aを検出したとし
てトーチ1の移動が停止される(S14)。そして、開
先幅方向トーチ位置制御部22から板厚方向トーチ位置
制御部21に停止信号が出力されることによって、自動
電圧制御が停止される(S15)。
【0033】この後、図7に示すように、上側戻し距離
設定部15で設定された上側戻し距離だけトーチ1が開
先40の中央側に反転移動される。これにより、トーチ
1が溶融金属3の端部3aよりも下側に停止された状態
で溶接が行われるため、トーチ1よりも上側に存在する
溶融金属3がアーク力により持ち上げられて溶け落ちが
防止され、アンダーカットの発生が防止されることにな
る。また、上側開先壁40aを検出した直後にトーチ1
が中央側に反転移動されるため、上側開先壁40aを検
出した位置で溶接する場合よりも、上側開先壁40aの
アーク2による溶融量が減少したものになる。さらに、
図8に示すように、自動電圧制御を継続していれば、溶
接電流が一定で溶接電圧が瞬間的に増大するという現象
が生じることによって、上側開先壁40aへの入熱量の
急激な増加により溶融を促進させることになるが、図7
に示すように、自動電圧制御が停止されていると、この
ような現象を生じることがないため、上側開先壁40a
の溶融量が確実に減少したものになる。従って、トーチ
1の上側に存在する溶融金属3が少ないため、溶融金属
3の溶け落ちが十分に防止されると共に、たとえ溶け落
ちが生じた場合であっても、アンダーカットが最小限の
大きさに低減されることになる(S16)。
【0034】この後、上側停止時間設定部17で設定さ
れた所定時間が経過すると(S17)、開先幅方向トー
チ位置制御部22から再開信号が板厚方向トーチ位置制
御部21に送信され、板厚方向トーチ位置制御部21に
おける駆動制御が再開される(S18)。そして、上述
のS1が再実行されることによって、トーチ1の下側方
向の移動が開始されることになり、このようなS1〜S
18の一連の動作が繰り返されることによって、図9に
示すオシレート軌跡でもって溶接が行われることにな
る。
【0035】以上のように、本実施形態のオシレート溶
接方法は、図1に示すように、上側開先壁40aおよび
下側開先壁40bを上下に位置させた横向き姿勢の母材
4に対してトーチ1を周期的に揺動させながらアーク溶
接を行うものであって、これら上側開先壁40aおよび
下側開先壁40bを溶接電流や溶接電圧等の溶接要素に
より検出しながら開先幅方向にトーチ1を移動させ、上
側開先壁40aまたは下側開先壁40bを検出したとき
に、所定距離だけ開先40の中央側(開先中央側)に下
側方向や上側方向に反転移動させて停止し、所定時間の
経過後に反転移動方向(下側方向や上側方向)の移動を
再開する動作を繰り返すことによって、トーチ1を周期
的に揺動させる構成にされている。
【0036】これにより、上側開先壁40aにおいて、
検出直後にトーチ1を開先40の中央側に反転移動させ
るため、上側開先壁40aを検出した位置で溶接する場
合よりも、上側開先壁40aのアーク2による溶融量を
減少させることができる。また、図7に示すように、ト
ーチ1を溶融金属3の端部3aよりも下側に停止させた
状態で溶接を行うため、トーチ1よりも上側に存在する
溶融金属3をアーク力により持ち上げることができる。
従って、上側開先壁40aのアーク2による溶融量の減
少に加えて、この溶融金属3の溶け落ちをアーク力によ
り防止することができるため、上側開先壁40aにおけ
るアンダーカットの発生を防止することが可能になる。
【0037】また、下側開先壁40bにおいては、図6
に示すように、開先40の中央側に反転移動された位置
での溶接とすることによって、溶融金属3の垂れを防止
するができると共に、アーク2を下側開先壁40bに十
分に届かせて深い溶け込みを得て融合不良の発生を防止
することができる。
【0038】また、本実施形態においては、アーク溶接
時に溶接電圧を一定とするようにトーチ1を母材4の板
厚方向に移動させる自動電圧制御を行っており、上側開
先壁40aや下側開先壁40bを検出したときに、自動
電圧制御を停止し、所定時間の経過後に自動電圧制御を
再開する構成にされている。
【0039】これにより、図4に示すように、トーチ1
を開先40の中央側に反転移動させる際に、自動電圧制
御を継続していれば、開先壁40a・40b付近でアー
ク長が一瞬長くなり、溶接電流が一定で溶接電圧が瞬間
的に増大するという現象が生じることによって、開先壁
40a・40bへの入熱量の急激な増加により溶融金属
の溶融量を増大させることになるが、自動電圧制御が停
止されていると、このような現象を生じることがない。
従って、開先壁40a・40bの溶融量の増大が防止さ
れることによって、下側開先壁40bにおいては溶融金
属の垂れを防止することが可能になり、上側開先壁40
aにおいてはアンダーカットの発生や拡大を防止するこ
とが可能になる。
【0040】また、本実施形態においては、トーチ1が
下側開先壁40bの検出後に停止した期間中、アーク溶
接の溶接電流を増大させる構成にされている。これによ
り、溶接電流を増大させて一層深い溶け込みを得ること
によって、下側開先壁40bにおける融合不良の発生を
一層確実に防止することが可能になる。
【0041】また、本実施形態においては、フィラワイ
ヤ20を送給しながら溶融させる非消耗電極式のアーク
溶接を行うものであり、トーチ1が下側開先壁40bの
検出後に停止した期間中、フィラワイヤ20の送給量を
減少させる構成にされている。これにより、フィラワイ
ヤ20の送給量の減少によりフィラワイヤ20を溶融さ
せるのに要する熱量を減少させることによって、深い溶
け込みを得て融合不良の発生を確実に防止することが可
能になると共に、フィラワイヤ20の送給量の減少によ
って、溶融金属3の垂れを確実に低減させることが可能
になる。
【0042】尚、本実施形態におけるオシレート溶接方
法は、非消耗電極式のアーク溶接に適用した場合につい
て説明しているが、これに限定されるものではなく、消
耗電極式のアーク溶接に適用することもできる。また、
本実施形態においては、制御装置42の各機能をブロッ
ク化してハードウエア的に構成した場合について説明し
ているが、開先幅方向トーチ位置制御部22や開先壁検
出判断部13のような演算処理を行う機能をプログラム
中のステップに置き換えることによって、ソフトウエア
的に構成することもできる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明は、開先壁を上下に位置
させた横向き姿勢の母材に対してトーチを周期的に揺動
させながらアーク溶接を行うオシレート溶接方法であっ
て、前記開先壁を溶接要素により検出しながら開先幅方
向に前記トーチを移動させ、前記開先壁を検出したとき
に、所定距離だけ開先中央側に反転移動させて停止し、
所定時間の経過後に前記反転移動方向の移動を再開する
動作を繰り返すことによって、前記トーチを周期的に揺
動させる構成である。
【0044】これにより、上側の開先壁において、開先
壁を検出した直後にトーチを開先中央側に反転移動させ
るため、開先壁を検出した位置で溶接する場合よりも、
開先壁のアークによる溶融量を減少させることができ
る。また、トーチを溶融金属の端部よりも下側に停止さ
せた状態で溶接を行うため、トーチよりも上側に存在す
る溶融金属をアーク力により持ち上げることができる。
従って、開先壁のアークによる溶融量の減少に加えて、
この溶融金属の溶け落ちをアーク力により防止すること
ができるため、上側の開先壁におけるアンダーカットの
発生を防止することが可能になる。また、下側の開先壁
において、開先中央側に反転移動された位置での溶接と
なるため、開先内の溶融金属の垂れを防止することがで
きる。従って、アークを下側の開先壁に十分に届かせて
深い溶け込みを得ることが可能になるため、下側の開先
壁における融合不良の発生を防止することが可能になる
という効果を奏する。
【0045】請求項2の発明は、請求項1記載のオシレ
ート溶接方法であって、前記アーク溶接時に溶接電圧を
一定とするように前記トーチを前記母材の板厚方向に移
動させる自動電圧制御を行っており、前記開先壁を検出
したときに、前記自動電圧制御を停止し、前記所定時間
の経過後に前記自動電圧制御を再開する構成である。
【0046】これにより、トーチを開先中央側に反転移
動させる際に、自動電圧制御を継続していれば、開先壁
付近でアーク長が一瞬長くなり、溶接電流が一定で溶接
電圧が瞬間的に増大するという現象が生じることによっ
て、開先壁への入熱量の急激な増加により溶融金属の溶
融量を増大させることになるが、自動電圧制御が停止さ
れていると、このような現象を生じることがない。従っ
て、開先壁の溶融量の増大が防止されることによって、
下側の開先壁においては溶融金属の垂れを防止すること
が可能になり、上側の開先壁においてはアンダーカット
の発生や拡大を防止することが可能になるという効果を
奏する。
【0047】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のオシレート溶接方法であって、前記トーチが下側の開
先壁の検出後に停止した期間中、前記アーク溶接の溶接
電流を増大させる構成である。
【0048】これにより、溶接電流を増大させて一層深
い溶け込みを得ることによって、下側の開先壁における
融合不良の発生を一層確実に防止することが可能になる
という効果を奏する。
【0049】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1項に記載のオシレート溶接方法であって、フィ
ラワイヤを送給しながら溶融させる非消耗電極式のアー
ク溶接を行うものであり、前記トーチが下側の開先壁の
検出後に停止した期間中、前記フィラワイヤの送給量を
減少させる構成である。
【0050】これにより、フィラワイヤの送給量の減少
によりフィラワイヤを溶融させるのに要する熱量を減少
させることによって、深い溶け込みを得て融合不良の発
生を確実に防止することが可能になると共に、フィラワ
イヤの送給量の減少によって、溶融金属の垂れを確実に
低減させることが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】オシレート溶接装置のブロック図である。
【図2】開先幅方向トーチ駆動機構の配設状態を示す説
明図である。
【図3】オシレート溶接動作の手順を示すフローチャー
トである。
【図4】アーク溶接の状態を示す説明図である。
【図5】アーク溶接の状態を示す説明図である。
【図6】アーク溶接の状態を示す説明図である。
【図7】アーク溶接の状態を示す説明図である。
【図8】アーク溶接の状態を示す説明図である。
【図9】オシレート軌跡を示す説明図である。
【図10】従来のオシレート溶接方法による溶接状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 トーチ 2 アーク 4 母材 20 フィラワイヤ 22 開先幅方向トーチ位置制御部 23 板厚方向トーチ駆動機構 24 開先幅方向トーチ駆動機構 40 開先 40a 上側開先壁 40b 下側開先壁 41 装置本体 42 制御装置 43 電源部 44 送給部 45 開先幅位置制御部 46 開先壁検出部 47 板厚位置制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 輿石 房樹 神奈川県藤沢市宮前字裏河内100番1 株 式会社神戸製鋼所藤沢事業所内 (72)発明者 内山 肇 神奈川県藤沢市宮前字裏河内100番1 株 式会社神戸製鋼所藤沢事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開先壁を上下に位置させた横向き姿勢の
    母材に対してトーチを周期的に揺動させながらアーク溶
    接を行うオシレート溶接方法であって、 前記開先壁を溶接要素により検出しながら開先幅方向に
    前記トーチを移動させ、前記開先壁を検出したときに、
    所定距離だけ開先中央側に反転移動させて停止し、所定
    時間の経過後に前記反転移動方向の移動を再開する動作
    を繰り返すことによって、前記トーチを周期的に揺動さ
    せることを特徴とするオシレート溶接方法。
  2. 【請求項2】 前記アーク溶接時に溶接電圧を一定とす
    るように前記トーチを前記母材の板厚方向に移動させる
    自動電圧制御を行っており、 前記開先壁を検出したときに、前記自動電圧制御を停止
    し、前記所定時間の経過後に前記自動電圧制御を再開す
    ることを特徴とする請求項1記載のオシレート溶接方
    法。
  3. 【請求項3】 前記トーチが下側の開先壁の検出後に停
    止した期間中、前記アーク溶接の溶接電流を増大させる
    ことを特徴とする請求項1または2記載のオシレート溶
    接方法。
  4. 【請求項4】 フィラワイヤを送給しながら溶融させる
    非消耗電極式のアーク溶接を行うものであり、 前記トーチが下側の開先壁の検出後に停止した期間中、
    前記フィラワイヤの送給量を減少させることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載のオシレート
    溶接方法。
JP13957897A 1997-05-29 1997-05-29 オシレート溶接方法 Pending JPH10328829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139058A (ja) * 2013-04-15 2013-07-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クラッド溶接方法およびクラッド溶接構造
US9024225B2 (en) 2008-12-05 2015-05-05 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Clad welding method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9024225B2 (en) 2008-12-05 2015-05-05 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Clad welding method
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